子どもの発達のみかた
~そのみちすじと支援について~
発達とは
• 乳児期と幼児期の間に急速に発達し、そ
の後も児童期や青年期を過ごしながら、さ
らに成長していきます。
こどもの発達は関わる人や環境から
• 心情 • 意欲 相互 ⇔ 作用 • 態度 発達とは • 何かに興味関心を持ってやってみたいと思うこと • できるようになるまでのプロセス・・・発達成長するこどもの心
• 認知・思考・記憶
• 自己信頼と他者信頼
• 人格の個体化と自立
• 感情
• 意思・意志・自己・自我
自己信頼・他者信頼 = 愛着
• 自分
何かできる 大丈夫だろう
• あの人は信頼できる、あてになる、人はそ
んなに悪くない
愛着 信頼から自立への課程
1 出生から4か月 親や人への関心 2 4か月から6・7か月 お世話をしてくれる人への関心 後追い 3 6・7か月から2・3歳 母親などへの愛着 人見知り 4 3歳以降 母の必要性 /一方で離れて遊べる表象力の発達
イメージ
乳児期後半 10か月
頭の中に起こる変化 1 イメージの誕生・・・見立て遊び、延滞模倣 2 記憶し思い出せるようになる・・・ 大脳辺縁系の海馬のネットワーク化 3 物の同一性認識⇔物は見えなくなっても存在す るという認識…包み込み共同行為(Joint Action)
人はどのようにして人と何かをするようになるのだろうか? • 身体の動きと情動の共有(通常0から9か月) • 目標と知覚の共有=相手が何をしようとしている か?(通常9か月から12か月) • 意図(プラン)と注意の共有=相手がどうしようと しているか?(通常1から2歳)意図と注意との共有
=プラン(どうやろうとしているのか?)
互いに相手の意図(プラン)を理解し自分自身 の意図に相手の意図を協応させていく。 =「意図の共有」 1 三項関係への能動的参加 2 相互に独立した役割であることの理解 3 共同活動がこの時期の特徴的な行動。自閉症 では一定の意図の理解はできるが、意図の共有 に大きな困難を示すことが指摘されている。共同行為の成り立ち
• 意図と注意の共有
• 目標と知覚の共有
• 行動と情動の共有
発達 社会的参照をする子、しない子 母子で遊ぶ…突然驚く・・・母の顔を見上げる子、見 上げない子 1歳半になると・・・母のもとに駆け寄るシンボル
• そこにないものを表現する働き 初語 マンマ、ブーブー • 現前しないものを表現する働き ある種の意味を 持つことば • しかし、ことばの条件を持つかどうか不明 • ボール遊び コミュケーション 体験を共有しあ う。 • 体験を頭の中にイメージする。三項関係とシンボル
指さしの時期
1 相手の指示するものを見る
2 欲しいものを指させる段階
3 ○○はどれ?への応答での指さしができ
る状態
※ただし質問の答えに眼差しをおくるなどの評価も ※身体各部の指さし・・・・自分では見えないが相手へ指さし4 もう一つの○○はどれ?対の認識
1歳半の頃
• 見えないものとの見比べ 心の中でイメージできる。だだこね~対の心を育てよう。 • 失敗しても葛藤してその事実を受け止め、乗り越える力を育てる。できたことを誉めて もらいたい。自分の!エネルギー。 指さしについて • 共同注意が確立される 大人の指先を見る • 指示性の理解 • 1歳半頃 表象が働く大人の指さしに対して後ろのほうを見る • 模倣の指さし→大人が指さすとこどももまねる • こどもが指さしたほうを大人がラベリング • 初語 語彙3語 発達スタイル いくつかのスタイルがある • フレーズで入る子 • 名詞で入る子 • プロセスは違うが、3歳頃で同一となる。人格の固体化と自立
• 親から離れて動けることが増えてくること
の大切さ
• 親子密着型の時期を大切に経験した後に
自立の関係につながる。
• 青年期の自立に向かうこととつながる
感情発達
感情を知ること 情動・・・身体の情緒的反応 感情・・・情緒の状態 恐い、悲しい、嬉しいの体験発達の方向性
情動 ⇒ 情緒 子どものうちに見られる情動を理解し相手をしなが ら情緒を体験して感情となる発達を助ける1歳半の感情の体験
• 「おいしい」「恥ずかしい」「怒った、ぷんぷ
ん」
• 自覚していなくてもなんだかもやもやした
気持ち
• 微細な表現は、もっと後からになるが、絵
本などにより感情の発達が深まる
感情が芽生える
• 子どもは、2歳までに大人が持っている感
情と同じ種類の感情を持つ
• 愛情や嫉妬は、愛着が形成されないと出
現しない。恥ずかしいは?
• 「見られて恥ずかしい 」1歳半 • 「そんなことをして恥ずかしい」 それ以降 ・・・自己概念とプライドが関与共感・思いやること
• 周りの大人から共感されて心地よい体験
が必要
• 共感するためには、自分の気持ちを感情と
して体験できていること
• 他の人の気持ちを理解できていること
• 2歳頃・・・味覚の共有体験
• 4歳頃・・・思いやり行動
感情コントロール
• 乳児期、1~2歳頃は、まず感情を表現
• 焦らず・・・対処行動の伝達
• 大人の役割・・・気持ちを知るのを助ける
興奮を鎮めることを教える
意識の発達
自己感 • 乳児の自己感の発達3か月 • いらない・・・2か月 うそ泣き・・・4か月 • 子どもの感覚や主体的な意思を尊重した自己感 (一方で、合わせる自己 偽りの自己感) 認知的自己感・・・自己概念の育ち • 1歳半過ぎ、自分の名前や鏡の自分に気づく 「自己」 「自分」意識社会性の発達
• 社会性とは人との付き合い