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こどもの発達

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Academic year: 2021

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(1)

子どもの発達のみかた

~そのみちすじと支援について~

(2)

発達とは

• 乳児期と幼児期の間に急速に発達し、そ

の後も児童期や青年期を過ごしながら、さ

らに成長していきます。

(3)

こどもの発達は関わる人や環境から

• 心情 • 意欲 相互 ⇔ 作用 • 態度 発達とは • 何かに興味関心を持ってやってみたいと思うこと • できるようになるまでのプロセス・・・発達

(4)

成長するこどもの心

• 認知・思考・記憶

• 自己信頼と他者信頼

• 人格の個体化と自立

• 感情

• 意思・意志・自己・自我

(5)

自己信頼・他者信頼 = 愛着

• 自分

何かできる 大丈夫だろう

• あの人は信頼できる、あてになる、人はそ

んなに悪くない

(6)

愛着 信頼から自立への課程

1 出生から4か月 親や人への関心 2 4か月から6・7か月 お世話をしてくれる人への関心 後追い 3 6・7か月から2・3歳 母親などへの愛着 人見知り 4 3歳以降 母の必要性 /一方で離れて遊べる

(7)

表象力の発達

イメージ

(8)

乳児期後半 10か月

頭の中に起こる変化 1 イメージの誕生・・・見立て遊び、延滞模倣 2 記憶し思い出せるようになる・・・ 大脳辺縁系の海馬のネットワーク化 3 物の同一性認識⇔物は見えなくなっても存在す るという認識…包み込み

(9)

共同行為(Joint Action)

人はどのようにして人と何かをするようになるのだろうか? • 身体の動きと情動の共有(通常0から9か月) • 目標と知覚の共有=相手が何をしようとしている か?(通常9か月から12か月) • 意図(プラン)と注意の共有=相手がどうしようと しているか?(通常1から2歳)

(10)

意図と注意との共有

=プラン(どうやろうとしているのか?)

互いに相手の意図(プラン)を理解し自分自身 の意図に相手の意図を協応させていく。 =「意図の共有」 1 三項関係への能動的参加 2 相互に独立した役割であることの理解 3 共同活動がこの時期の特徴的な行動。自閉症 では一定の意図の理解はできるが、意図の共有 に大きな困難を示すことが指摘されている。

(11)

共同行為の成り立ち

• 意図と注意の共有

• 目標と知覚の共有

• 行動と情動の共有

発達 社会的参照をする子、しない子 母子で遊ぶ…突然驚く・・・母の顔を見上げる子、見 上げない子 1歳半になると・・・母のもとに駆け寄る

(12)

シンボル

• そこにないものを表現する働き 初語 マンマ、ブーブー • 現前しないものを表現する働き ある種の意味を 持つことば • しかし、ことばの条件を持つかどうか不明 • ボール遊び コミュケーション 体験を共有しあ う。 • 体験を頭の中にイメージする。

三項関係とシンボル

(13)

指さしの時期

1 相手の指示するものを見る

2 欲しいものを指させる段階

3 ○○はどれ?への応答での指さしができ

る状態

※ただし質問の答えに眼差しをおくるなどの評価も ※身体各部の指さし・・・・自分では見えないが相手へ指さし

4 もう一つの○○はどれ?対の認識

(14)

1歳半の頃

• 見えないものとの見比べ 心の中でイメージできる。だだこね~対の心を育てよう。 • 失敗しても葛藤してその事実を受け止め、乗り越える力を育てる。できたことを誉めて もらいたい。自分の!エネルギー。 指さしについて • 共同注意が確立される 大人の指先を見る • 指示性の理解 • 1歳半頃 表象が働く大人の指さしに対して後ろのほうを見る • 模倣の指さし→大人が指さすとこどももまねる • こどもが指さしたほうを大人がラベリング • 初語 語彙3語 発達スタイル いくつかのスタイルがある • フレーズで入る子 • 名詞で入る子 • プロセスは違うが、3歳頃で同一となる。

(15)

人格の固体化と自立

• 親から離れて動けることが増えてくること

の大切さ

• 親子密着型の時期を大切に経験した後に

自立の関係につながる。

• 青年期の自立に向かうこととつながる

(16)

感情発達

感情を知ること 情動・・・身体の情緒的反応 感情・・・情緒の状態 恐い、悲しい、嬉しいの体験

発達の方向性

情動 ⇒ 情緒 子どものうちに見られる情動を理解し相手をしなが ら情緒を体験して感情となる発達を助ける

(17)

1歳半の感情の体験

• 「おいしい」「恥ずかしい」「怒った、ぷんぷ

ん」

• 自覚していなくてもなんだかもやもやした

気持ち

• 微細な表現は、もっと後からになるが、絵

本などにより感情の発達が深まる

(18)

感情が芽生える

• 子どもは、2歳までに大人が持っている感

情と同じ種類の感情を持つ

• 愛情や嫉妬は、愛着が形成されないと出

現しない。恥ずかしいは?

• 「見られて恥ずかしい 」1歳半 • 「そんなことをして恥ずかしい」 それ以降 ・・・自己概念とプライドが関与

(19)

共感・思いやること

• 周りの大人から共感されて心地よい体験

が必要

• 共感するためには、自分の気持ちを感情と

して体験できていること

• 他の人の気持ちを理解できていること

• 2歳頃・・・味覚の共有体験

• 4歳頃・・・思いやり行動

(20)

感情コントロール

• 乳児期、1~2歳頃は、まず感情を表現

• 焦らず・・・対処行動の伝達

• 大人の役割・・・気持ちを知るのを助ける

興奮を鎮めることを教える

(21)

意識の発達

自己感 • 乳児の自己感の発達3か月 • いらない・・・2か月 うそ泣き・・・4か月 • 子どもの感覚や主体的な意思を尊重した自己感 (一方で、合わせる自己 偽りの自己感) 認知的自己感・・・自己概念の育ち • 1歳半過ぎ、自分の名前や鏡の自分に気づく 「自己」 「自分」意識

(22)

社会性の発達

• 社会性とは人との付き合い

(23)

知的能力の発達

• 知的能力

原因と結果の関係がわかる

• がらがら

振る=音が鳴るもの

• 乳児期後期の「調べ行動」(探索遊び)

• 大人が興味を持って一緒に応援する

(24)

知能の発達段階 ピアジェ

(1)感覚・運動的知能の段階(出生後から2歳) 感覚と運動を使いながら直接観て聴いて触れて (2)前操作的知能の段階(2から7歳) 過去未来、遠方、言語とイメージを持って、絵を描く ことができる (3)具体的操作の知能の段階(7から11歳)

(25)

知覚・認知・ことば について

• 泣き • 喃語 • 手差し・指差し • 「わかる」から「いえる」 • 2語文の登場 • ことばの広がり

(26)

乳幼児期から・・・

• 1歳の頃・・・ 三項関係 • 2歳の頃まで・・・自己認知(自分の名前・自分のも の) 「・・・ちゃんの(だからだれにもかさない)」 • 2歳から4歳・・・思い出し、心に描く能力(イメージ・ 象徴機能)の発達。見立てることへの遊び。自己中 心性がありつつも、仲間関係の発達へ。

(27)

1歳半から 自我の育ち

• 要求の方向 • いやっ! • 聞き覚えた言葉の連発(ばーか) • 相手との中で言葉が飛躍的に増加 • 快の感情が甘えに分化 • 認知・情緒・社会性の発達

(28)

2歳の頃 ことばの概念

大きい(小さくない)自分をもとめる心 ことばで伝え合おうとする、一連の行動の仕方が記憶に内在される。 内的イメージには偏りが見られる時期。現実と非現実が混在。 見立てること お母さんのように道具をもっと使いたい。 つもりになること 友だちの様子を見る。 ○○してから○○しよう! 見通す力の発達。 プライド(自尊心)の芽生え、ほめられると得意顔 自分のものから相手にも分ける トラブルは続くが友達と自分との関係を意識し始め る。共感し合う。かして、いれて、まぜて、ごめんね

(29)

3歳頃の自我の成長

発達の特徴 自己中心性 • 好奇心いっぱいで知りたがり屋。やりたがり屋。(誰もが主 人公になれるように、小さくても主人公)自分の力を知る! →大小の認識 • 心ゆれながらももっと大きくなりたいと願う。 • 友達と比べて「できるーできない」上手、下手失敗にとても 敏感になる。 • 仲間とのいざこざも増え・・・ • 人から見られている自分を意識する。 ⇓ とても不安定な自分(駄々もこねたい)

(30)

幼児期の急激な成長

• 急激な知的発達と運動能力の発達。 • ブランコ・三輪車・はさみの上達・衣服の着脱 • 集団活動 • 聴覚的記名力 • 自分の体を自分の意思でコントロールするちから の育ち。○○しながら○○する。 • 自我の揺れ動きはまだ続きながらも前向きにな れる。 • 自己に気づき、ことばを通して社会と自己を知る。

(31)

彡仲間関係の重要性

• 集団生活を通して、同性同年齢の仲間は ますます魅力的な存在になります。 • 他者と自己の違いを認識し、相手の特性を踏まえて 感情や意図を推察できる力が育ちます。 • 「園のルールを守る」「いやなことでも我慢する」「友だ ちに譲る」[順番を待つ」が順調に発達します。

(32)

彡自己への気づき

• 年長期になると自分について、外面的特長ばか りではなく、内面的特長もとらえられるようになり ます。 • 自分にとって魅力的な仲間や年上のこども。信 頼できる同姓の大人は、モデルとして学び、レ パートリーを広げていきます。新たな自分の形成 につながっていきます。

(33)

彡メタ認知の育ち

• 4から5歳になると自分の行動や考えについ て客観的にモニタリングできる力が育ちます。 • 正しさや有効性の振り返り • 自分の考え方とは異なるお友だちや先生の 存在を意識し、相手の立場で物を考えていく 心の状態を推察していくことが出来始めます。 • 自己主張と自己抑制は大切な2側面です。

(34)

飛躍

・・・

抽象的思考段階へ

○ 形態・色・性別等、物事の分類整理 ○ 時間(昨日・今日・明日)の概念 ○ より発達した象徴機能 想像の世界をみんなで創出 物語の創造・・・創造から独自のストーリーへ お友達と一緒に想像の世界が展開されていきます。 一方で秩序立った思考・・・・間違いや矛盾に気づけ る力が育ちます。

(35)

まとめ

• 相手の問いかけの中身を理解し、適切な応答が 可能となる。 • 思考力と聴覚的記銘力の育ち。 • 自分を律する力。(自制心の育ち)ルールに添う。 時間に沿った流れや集団活動の獲得。 • 自分たちのことは自分たちで! • 年長児としての自覚と誇り。思いやりの心。 • 小学校への期待と不安。

(36)

ことばを通して社会と自己を知ること

• 物語る能力の発達により、日常の生活の様子を親 子の会話に登場させていきます。時間的・因果関連 的に話すことにより知ったことや経験したことが知識 として定着します。 • 仲間とのいざこざを親に伝えることで、物事のルー ルを意識し、体験として身につけていきます。 • 過去の出来事、現在の状況、未来への思いを語る

参照

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