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「情報処理学会論文誌:数理モデル化と応用」の編集にあたって

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Academic year: 2021

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(1)Vol. 48. No. SIG 19(TOM 19). 情報処理学会論文誌:数理モデル化と応用. Dec. 2007. 「情報処理学会論文誌:数理モデル化と応用」の編集にあたって 城. 和 貴†. 栄 輔(ゲスト・エディタ)††. 北. 複雑系科学を提唱したサンタフェ研究所が 1984 年. 般の投稿論文と同等もしくは少し低い採択率となりま. に設立されて以来,複雑系科学に関する研究は数学. す.この特集の発刊によってこの分野の研究がますま. や物理学,化学,生物学などの分野から,コンピュー. す活発になり,それが社会における多くの問題解決に. タを用いた計算機科学,遺伝子情報,社会科学などへ. 活用されることにつながれば幸甚です.. 拡張されています.特に,最近ではコンピュータハー. 最後になりましたが,本シンポジウムの開催にあ. ドウェアの長足の進歩に基づいて,ニューラルネット. たって大変お世話になった,21 世紀 COE「計算科学. ワーク,進化的計算,セル・オートマトンなどのシミュ. フロンティア」の皆様,情報処理学会数理モデル化と. レーション技術に関する研究と,それら技術のバイオ. 問題解決研究会の運営委員の皆様,情報処理学会「ナ. インフォマティクスや社会・経済などへの適用に進ん. チュラル・コンピューティング」研究グループ(当時). できました.複雑系科学は理学,工学,経済学,社会. の皆様,名古屋大学の構成員の皆様に厚くお礼を申し. 学などの多様な分野の研究者によって研究され発展し. 上げます.また,論文誌の発刊に際しては,論文誌編. てきました.そのために,異なる分野の研究者が一堂. 集委員会の編集長である城和貴先生はじめ編集委員の. に会して,その成果を披露し,議論を深める機会はあ. 皆様やシンポジウムのプログラム委員の皆様にたいへ. まり多くはありませんでした.「MPS シンポジウム 2006——複雑系の科学とその応用」は,様々な分野の. んお世話になりました.ここに記して心より感謝の意 を表します.. TOM19 には,シンポジウム特集以外にも,オリジ. 研究者が一堂に会して,複雑系科学について議論する. ナル論文として 2006 年 12 月の MPS62(東京)から. ために企画されました. 願いしました.この中には,マルチエージェントと社. シンポジウムでは,国内から 3 件の招待講演をお. 2 本,2007 年 3 月の MPS63(松島)から 1 本,2007 年 5 月の MPS64(大阪)から 3 本の計 6 編を掲載. 会科学,DNA 計算,行動ファイナンスについての講. しています.TOM19 に関する MPS62,63,64 の研. 演が含まれています.一般セッションに対しては,理. 究会連動投稿の採録論文数/投稿論文数は 2/2,1/1,. 学,工学を中心に多様な分野から講演申込みがありま. 3/3 で,採択率は 67%となります.また,これに関す. した.一般講演の講演件数は 31 件で,これらは 8 の. る担当編集委員は,伊藤実,上田修功,北上始,品野. セッションに編成されました.これらの発表はいずれ. 勇治,城和貴,渡邊真也となっています. 配布部数は 900 部を予定しております.なお,論文. も非常に興味深く,かつ重要な研究ばかりで,多数の 参加者を交えて活発な論議が繰り広げられました.. 誌の定期購読制度もありますので,ぜひ,こちらもご. こうして開催されたシンポジウムで発表された研究. 利用ください.また,研究会開催記録,研究会登録案. に対して,論文の投稿をお願いしました.本特集号に. 内,投稿案内などに関する最新の情報はすべて WWW. は,最初 14 件の投稿申込みがあり,その後関連分野. ページ上に掲載しております.すべての情報は研究会. における優れた研究者によって厳しい査読が行われま. ウェブページ(http://www.ipsj.or.jp/sig/mps/)よ. した.この過程を経て一般論文として採択された 7 件. りたどることができますので,MPS 研究会および論. と,事例紹介論文として採択された 1 件をまとめて,. 文誌 TOM に関しては,そちらをご参照くださいます. 今回の特集が完成しました.採択率は 57%となり,一. よう,お願い申し上げます.. † 情報処理学会論文誌「数理モデル化と応用」編集長/奈良女子大 学理学部情報科学科 †† シンポジウム・プログラム委員長/名古屋大学大学院情報科学研 究科. i.

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