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有馬富士公園で子育て支援☆~公園を好きなママになってもらおう!~ 共生のひろば 12号 兵庫県立 人と自然の博物館(ひとはく)

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Academic year: 2018

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共生のひろば 12 号(2017)

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有馬富士公園で子育て支援☆

~公園を好きなママになってもらおう!~

山本梨香(子育て支援グループ キララ)

はじめに

私たち“キララ”は平成 年に三田市の子育て支援者養

成講座を受講した有志で結成したグループです。

“キララ”という名は、小さな子どもをかかえて知り合

いも居ない三田に来て子育てに苦しい思いをしたメンバー

が、ママたちに“キラキラ笑って子育てをしてもらいたい”

との思いから名付けられたものです。

活動内容は、ママのストレスが発散できるようなイベン

トや講座・講演会を託児付きで開催、依頼があれば 時間

年中無休でお子さんの託児を行っています。三田市委託の 子育て広場や企業・行政などのゼミナー開催時の託児も行 っています。

メンバーは幼稚園や保育所の先生、助産師、授産施設の 職員、主婦などです。そのような活動の中で「虫嫌いのマ マが多く、虫が好きな子どもが怒られている。」という場

面に出会うことが多々ありました。アンケートを取ると虫 嫌いの人たちは自然全般に興味がなく、子どもに体験させ

ることもないし、させたいとも思わないということがわかりました。自分自身が自然に触れ合

って楽しかったという思い出が少ないことも合わせて分かりました。

“せっかく自然に興味を持ち始めた子どもたちの関心の目を摘まないようにできないだろう

か?”、“ママを虫好きにできないだろうか?”と考えたことが出発点でした。

方法

そこでそれまで利用していた市民センターで活動するこ

とを減らし、“有馬富士公園”で活動してみることにしま した。

当時の有馬富士公園の担当者から有馬富士公園には“夢 プログラム”という2人以上のグループが公園で来園者に 提供するプログラムをサポートするシステムがあることを

教わり、部屋代がかからない等小さなグループにはありが たい利点が多いこと、自然学習センターが同じ敷地にある ことから公園を利用することにしました。

自然豊かな公園で一見、公園とは関係ないようなママの 興味を引く手芸などを託児付きで開催します。最近はヨガ

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共生のひろば 12 号(2017)

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結果と考察

予想外に有馬富士公園を知らなかった人が多いことに驚きました。小学生になると学校から 遠足等で訪れるのですが就学前の子どもの親は公園が大きすぎて近所の公園で十分だと興味 がなかったようです。

まずは有馬富士公園を知ってもらうきっかけとして役に立ったようでした。そして講座の時

間設定を午前中にしたことで終了時刻にはママも子どももお腹が空きます。公園にはレストラ ンはありません。お弁当を持ってくる人が増えました。

お弁当を食べたら「時間もあるし公園を散歩しようか?」と出かける人が現れました。散策 するだけではなく予想通り、自然学習センターに行って各種イベントを楽しむ人が出てきまし た。学習センターの周知にもつながりました。

ママは午前中に子どもと離れてリフレッシュしているので子どもに優しくなっています。子 どもにも楽しい時間を持たせようと思ってくれているようです。

そのうちに友達を誘ってくるようになり、講座の後はお弁当を食べて公園で遊んで帰るよう

になりました。中には土日にパパや家族を連れて公園に来る人が出てきました。

パパが一緒に来ると虫を子どもと一緒に追いかけたり、芝生で走り回ったり、少し距離のあ

る場所まで出かけたりと一日公園で楽しく過ごす人も増えました。 キララの作戦、大成功です!

子ども連れの人は公園の中でも遊具のある所で遊ぶ家族が多い中、キララのリピーターは遊

具のない所から公園に触れているので、のんびり自然を子どもと楽しめるようになっています。

虫嫌いが全くなくなった人ばかりではありませんが、自然を楽しむ事ができるようになった人 は多くなりました。葉っぱを拾ってママに見せても「汚いから捨てなさい!」と叫ぶようなマ

マはいなくなりました。

日常的にゆったり子育てすることは難しい時代ですが、今後もキララの講座をきっかけに公 園で楽しめる人が少しでも増えるように、企画を練っていきたいと思います。

また有馬富士公園の“夢プログラム”のシステムを沢山の人に知ってもらって、自然あふれ る公園で一緒に子育て支援をしてくれる仲間作りも頑張りたいと思います。

参照

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