臟 器 相 開 ニ 對 ス ル 實 驗 的 研 究 612.11.45.015.21:612.015.349
全文
(2) 1659. 臟 器 相 關 ニ對 スル 實驗 的研 究. 肝 靜 脈 ヲ切斷 シ,一 方 下 行 大 動 脈 ヨ リ冷 タ キ生理. (第1報). 的 食 鹽 水(一 定壓一 定 量)ニ テ 充 分血 液 ヲ洗滌 ス.. 生 體 内 ニ於 ケル「メチル アル コ. 一 方 又 此灌 流 中 ニ上 記 組 織 細 片 ヲ體 温 ノ存 スル間. ホル」浸 出性溶 血 物 質 ニ就 テ. ニ手 早 ク切 リテ 固定 液 中 ニ投 ズ.灌 流 セル臟 器 ヲ 無 菌 低 温 ノ 下 ニ取 出 シ,細 ニ テ 磨 碎 シ,肝,腎. 第1章. 緒. 截 シ乳鉢 ニ テ精 製 海 砂. ニハ6倍. ノ 「メ チ ル ア ル コ ホ. 言 ル 」 ヲ,脾,膵,膽. 溶 血現 象 トシテハ 抗元,抗 體,補 體 ノ3要 素 關 與 ニ ヨル所 謂血 清 學 的溶 血 作 用 ノ他 ニ,熱,寒. 嚢 ニ ハ30cc「. ル 」 ヲ加 ヘ タ リ.以. メチ ル ア ルコ ホ. 上 ハ 死 後 ノ 變 性 ヲ避 ル タ メ,. 冷. 無 菌,低. 温 及 ビ 迅 速 ノ注 意 ヲ以 テ,開. 腹 ヨ リ 「メ. 光 線 等 ノ物 理學 的 影 響,又 ハ 機械 的,或 ハ 無機 有 チ ル ア ル コ ホ ル 」 注 加 迄15‑20分. 以内ニ完了セ. リ.又. ノ場 合 ニ ハ 頸. 機 化學 的 物 質 等 ニテモ起 ルハ 周 知 ノ事 實 ナ リ.等 張 ノMedium中. ニ 於 テ モ,酸,「. 一 部 ノ 實 驗 ニ ハ 犬 ヲ用 ヒ,コ. ア ル カ リ」,脂 肪 動 脈 ヨ リ充 分 失 血 セ シ メ ル ニ 止 メ,灌. 酸,諸. 流 ヲ避 ケ タ. 種 「コ ロ イ ド」等 ニ コ ル 溶 血 反 應 ノ研 究 モ 亦 リ.. 旺 ナ リ(Landsteiner. u. Jagie1),宮. 川2), Eisner 上 述 ノ臟 器 粥 「メ チ ル ア ル コ ホ ル 」混 液 ヲ小 瓶 ニ. u. Friedmann3),豐. 島4),齋 藤5)).生 體 臟 器 内 ノ 溶 入 レ密 閉 シ,37℃,12時. 血 物 質 ノ發 見 ハ1899年Metschnikoff6)ニ. 間 ヨ リ振 盪 シ,後. 數時間. 始 ル.其 氷 室 ニ 入 レ,岡 崎 氏16)ノ 變 法 ニ ヨ リ テ 數 囘 濾 過 シ,. ノ 後Tarassewitsch7),. Shibayama8),. Klein10),. u.. Korschun. Doemeay9),. Morgenroth11)等. 陸續. 次 ニ48℃. ニ 加 熱 シ 煽 風 器 ニ テ 蒸 發 ヲ助 ケ 乾 燥 ス.. 此 乾 燥 物 ニ, トシ テ 發 表 相 踵 ギ,或 ヲ論 ジ タ レ ドモ,結. ハ 血 清 内 ノ 溶 血 素 トノ 異 同 局sog.. Organhamolysine. (Friedimann)ハMetschnikoff, 等 ノ 舊 説 ニ 反 シ テ,胃. 肝,腎. ハ. 臟 器 ト同 量 ノ,. 脾. ハ. 臟 器 重 量 ノ5倍. 膽嚢. ハ. 臟 器 重 量 ノ20倍. ノ,. Tarassewitsch ノ生理的食鹽水 ヲ. 及 ビ 空 腸 ノ粘 膜 以 外 ニ ハ 生 加 ヘ,之. ヲ第1表A部. ニ 於 ケ ル 原 液 ト ナ シ,Aノ. 體 臟 器 内 ニ 於 テ 認 ム ル 能 ハ ズ(Friedmann12),澁. 如 キ 稀 釋 ヲ ナ シ,之 谷13),. Piek14)等),生. ヲBノ. 如 ク 略 記 ス.. 體 内 及 ビ死 後 ノ 自家 融 解 ニ ヨ. 一 方 犬 ヨ リ採 取 セ ル 新 鮮 ナ ル 血 液 ヲ脱 纎 維 シ, リ テ 初 メ テ 生 ズ ル ヲ知. レ リ(Levaditi16),澁. 谷13),. 充 分 生 理 的 食 鹽 水 ニ テ 洗 ヒ,血 Pick14),. Korschun. u. Morgenroth,. 清 ヲ去 リ(血. 清 ノ. Friedmann).. 溶 血 阻 止 作 用 ハ 周 知 ノ 事 實 ナ リ.増 永17) Kahn18), 此 定 説 ヨ リ逆 ニsog.. Organhamolysineハ. 自家 融 Liebermann19),澁. 解 ノ 示 標 トナ サ ル ル ニ 至 レ リ.余. 谷13),大. 野20)其. ノ 他 多 數),カ. ハ 生體 内諸 臟 器. ニ 變 調 ヲ與 ヘ,各. 場 合 ニ 於 ケ ル 自家 融 解 諸 種 組 織. 的 所 見 ヲ檢 シ,生. 體 内 諸 臟 器(主. 膵,脾,膽. 間 ノ相 關 性(Korrelation)ヲ. ク シ テ 血 清 除 去 セ ル 血 球 ヲ10%食. 鹽水浮遊液 ト. ナ シ,之 ヲ 上記 「エ キ ス」稀 釋 試 驗 管 列 ニ 夫 々0.2cc トシ テ肝,腎, 宛 加 フ.對 嚢)ノ. 照 トシ テ 食 鹽 水1cc,. 0.2ccヲ ン ト欲 ス.. 加 ヘ タ ル 試 驗 管3本. 判 定 法:上 2時 間 放 置 シ,後. 第2章. 使 用材 料 及 ビ 實驗 方 法. 以 下各 編 ニ於 ケ ル供試 家 兎 ハ 固 定臺 ニ仰 臥 固 定 シ,胸 腹壁 ヲ開 キ テ,夫 々必 要 ニ癒 ジ肝 臟,腎 臟, 脾 臟 ノ小 片 ヲ一 定 部 位 ヨリ採 取 後,下 空靜 脈 及 ビ 43. 10%血. 球浮遊液. 見 ヲ 使 フ.. 述 ノ試 驗 管 列 ヲ38℃ ノ重 湯煎 ニ ヨ ク 振 盪 シ 之 ヲ 氷 室 ニ10時. 間置. キ 判 定 ス(増 永17)亦 本 法 ニ テ 充 分 ナ リ トナ セ リ). 余 ハ 更 ニ 特 殊 目 的 ノ モ ノ ニハ,更 間 後 再 ビ判 定 セ リ.. ニ 振 盪 シ テ20時.
(3) 勝. 1660. 第1表. 山. 榮. 諸臟 器 「エ キ ス」原 液 ノ稀釋 列 作製 法,犬 血 球 浮 遊 流 添 加 法 及 ビ之 等 ノ略 記 法. 【注 意】 1). 燐 皮 下 注 射,手. 記. 術 等 ノ後,食. 慾 ヲ害 スル モ. ノ ト然 ラ ザ ル モ ノ トア ル ヲ 以 テ,其. ノ 影 響 ヲ少 ク. スル タ メ,出 2). 第3章. 來 得 ル モ ノ ハ 絶 食 セ シ メ タ リ.. 第1節. コホ ル」 浸 出 性 溶 血 物 質(以 下 溶. チ 「エ チ ル ア ル コ ホ ル 」浸 出 液 ハ 乾 燥 後 生 理. 的 食 鹽 水 ヲ加 フル 時 ハ,濃 止 セ ラル ル 傾 向 多 シ(之 リ).(成. 績略. ス).又. ク溷 濁 シ,溶 ハPickモ. 血反應阻. 認 メ タル所 ナ. 「メ チ ル ア ル コ ホ ル 」 ハ 乾 燥. 早 キ 點 モ 有 利 ナ リ.. テ 充 分 ナ ル ヲ知 レ リ.15時. 血 性 物 質 ト略 記 ス). 余 ハ先 ヅ健 康 家 兎 ノ新 鮮 ナ ル諸臟 器 ノ溶 血 性 物 質 ヲ檢 シ タ リ.其. 間前 後 ニ. 間 浸 出 ノ モ ノ モ24時. ノ結 果 ハ,第2表. 即 チ 之 ニ ヨ リ,健 脾 臟,膽. 多 數實 驗 ニ ヨ リ浸 出時 間 ハ15時. 實 驗成 績. 正常家 兎各臟器 内ノ 「メチル アル. 「メチ ル ア ル コ ホ ル 」 ヲ 最 適 ノ 浸 出 劑 ト認. ム.即. 3). ス.. ノ如 シ. 臟,腎. 臟,. 嚢 ニ ハ 原 則 トシ テ 溶 血 性 物 質 ナ シ.サ. 康 家 兎 ニ 於 テ ハ,肝. レ. ド例 外 トシ テ 時 ニ 溶 血 性 物 質 ヲ有 ス ル コ トア レ ド 極 稀 レ ナ リ.膵. 抽 出 液 ハ,20例. 中 少 ク トモ4例. ニ. 間 浸 出 スル モ溶 血 物 質 ノ含 有量 同 ジ.又「メチ ル ア. 於 テ 相 當 度 ノ 溶 血 反 應 ヲ示 ス.之. ル コ ホ ル 」 浸 出 中 ニ テ ハ 自家 融 解 ハ 殆 ド起 ラ ズ.. 臟 中 ニ 混 入 セ ル 脂 肪 ニ ヨ ル モ ノ ナ リ ヤ,又. 0℃. 自 身 ニ ヨ ル モ ノ ナ リ ヤ 不 明 ナ リ.從. ツテ此 結 果 ヨ. リ,家. 兎 膵 臟 ハ 本 實 驗 ニ 不 適 當 ナル. ヲ知 レ ル ヲ以. テ,爾. 後 ノ 實 驗 ニ 於 テ ハ,之. 37℃. ニ テ 浸 出 シ 自 家 融 解 ノ オ ソ レ ナ キ モ ノ ト. 同 時 間 浸 出 ノ モ ノ トハ 溶 血 度 同 ジ.(成. 績省. 略). 4). 以 後 成 績 ヲ表 示 ス ル ニ ハ 第1表Bノ. 如 ク略. 膵 液 及 ビ家 兎 膵 ハ膵 臟. ヲ除 外 ス ル コ ト トセ. リ.. 44.
(4) 臟 器 相 關 ニ對 スル實驗 的 研究. 第2表. 45. 正 常 家 兎 各 臟 器 内 ノ溶 血 性 物 質. 1661.
(5) 1662. 勝. 第2節. 山. 榮. 生體 内及 ビ死後 ニ於 ケル 自家融 解. 人 體 内 ニ於 テ 生 存 中 ニsog.. 及 ビ腐 敗 ニ ヨル溶 血 性 物 質 ノ消長. 發 見 セ シ ハ 古 クBard21),. 1頭 ノ家 兎 ノ肝 臟 ヲ無 菌 的 ニ取 出 シ之 ヲ3分 シ,. Donati u.. Organhamolysineヲ Engels,. Micheli23)等. Kullmann22),. ガ 崩壞 シ ツ ツ アル 惡 性 腫. 37℃ ニ於 テ2時 間 自家 融 解(無 菌),24時 間 自家 融. 瘍 ニ 就 テ 之 ヲ證 明 セ ル ニ 始 マ ル.此. 解,24時. モ 明 カ ナ ル如 ク 自 家 融 解 ヲ見 タ ル 後 初 メ テ 溶 血 性. 間 後 腐 敗 セ ル モ ノ ニ就 テ 檢 ス.又. 頭 ノ 雄性 家 兎 ニ4mg/kg黄 130時 間 後 及 ビ52時. 他 方2. 燐 「オ レ ー フ 油 」投 與 シ. 間 後 ニ 殺 シ テ 肝 ヲ採 取 シ,溶 血. 實 際 ノ例 ヨ リ. 物 質 ヲ生 ズ ル ナ リ.. 第3節. 溶 血性 物 質 ノ本 態 ニ就 テ. 自家 融 解 ヲ起 セ ル諸 臟 器 内 ノ溶 血 性 物 質 ニ就 テ. 反 應 ヲ檢 セ リ.. 第3表. 或 ハ「アル コホ ル」,「エ ー テ ル」,「ア セ トン」ノ溶. 家 兎肝臟各種崩壞 作用 ニヨル溶血物質成生. 解 性 ニ就 キ,或 ハ 血清 内溶 血 素 ト ノ異 同 ヲ論 ジ テ, 其 ノ本 態 ニ 就 テ 賛 否 未 ダ 決 セ ズ.即 Tallqvist24),野. 口25), Faust等. チLevaditi,. ハ 夙 ニ脂 肪 酸 又 ハ. 其 ノ 鹸 化 物 ニ ヨ ル 溶 血 説 ヲ 出 シLiebermann26) 亦 之 ニ 左 袒 シPickハ ヲ論 ズ.抑. 「油 酸 ナ ト ロ ン」 トノ 異 同. 々 油 脂 又 ハ 其 ノ 鹸 化 物 ノ 溶 血 作 用 ヲ有. ス ル ハ 既 知 ノ 事 實 ニ シ テ,Kahn u. Kahn18)等. ガNatrium. Petroff18),. Oleat及. ビOlein酸. 添加. 等 ヲ併 用 シ テ癌 血 清 反 應 ヲ論 ジ タ ル モ 油 脂 及 ビ 其 ノ 分 解 物 ノ 溶 血 作 用 ヲ利 用 セ ル ナ リ.増. 永 民17)ハ. 動 植 鑛 物 性 各 種 油 脂 ノ 溶 血 性 ヲ檢 シ,植 物 性 油,特. ニ植 物 性 揮 發 油 ガ最 モ 強 キ溶 血 反 應 タ呈 シ,魚 類 脂 肪 及 ビ鑛 物 性 脂 肪 ニ ハ 溶 血 性 ナ シ ト報 告 セ リ. 上 記 ノ 説 ニ 對 シ,Lecithide(例 ノ如 シ)ガ. バLysolecithin. 溶 血 反 應 ノ本 態 ナ リ トナ ス説 ハ,主. ト. シ テ 「コ ブ ラ」毒 ノ 溶 血 性 ノ研 究 ニ 其 ノ源 ヲ發 シ, Flexner27),野. 第3表. Ludecke32),. ニ見 テ. 其 ノ結 果 第3表. ニ掲 出 スル如 ク,2時. 自家 融 解 ニ テ ハ 原 液 ノ0.6稀 融 解 ニ テ ハ0.0063稀 ニ テ ハ0.0032稀. 釋 マ デ,24時. 釋 度 迄,24時. ,特. ニ24時. 間. 強 溶 血 ヲ示 ス.又 燐 中 毒 ニ. ヨ ル 生 體 内 自 家 融 解 ニ テ モ,30時 0.8稀 釋 迄,52時. 間 自家. 間腐 敗 後 ノ モ ノ. 釋 マデ完 全溶 血 シ. 腐 敗 ニ於 テ ハ0.0004迄. 間無 菌 的. 間 中 毒 ノ モ ノハ. 間 中 毒 ノ モ ノハ0.1稀. 釋迄 完 全 溶. 血 ヲ示 ス. 即 チ 生體 ノ 内 外 ヲ 問 ハ ズ,自. 口28),. Calmette29),. Delezene33)34)ノ. fanti35)36)ハLecithinaseノ. 溶 血 性 物 質 ノ 量 ト並 行 ス ト見 做 シ ウ ル モ ノ ナ リ.. 説 ヲ本. ト シBel‑. タ メ生 體 内Lecithin. ガ 分 解 サ レ テ 生 ズ ルLysolecithinガ 原 因 ナ リ ト ノ説 ヲ 出 セ リ.又. 之 ガ溶血 ノ. 之 ニ 關 聯 シ テ.膵. 中 ノ「リ バ ー ゼ」其 ノ 他 ノlipolytische. 液. Fermenfe. ニ ヨ リ テ 生 體 内 ニLecithideヲ. 生 ジ 溶 血 ヲ起 ス ト. ノ 説 モ ア リ(Friedmann).特. ニ臟 器 自家 融 解 時. ノ 淋 血 性 ニ就 テ ハ,加. 賀 谷37)氏 ハ 脂 肪 酸(「 エ ー テ. ル 」可 溶)トLysolecithin(「 家 融 解 ノ 程 度 ト,. Kyes30)31),. 者 ニ ヨ ル ト主 張 ス.細. エ ー テ ル 」不 溶)ノ. 谷,谷,田. 中28) 3氏. 兩. モ 「ハ. ブ 」 毒 ヲ鷄 卵 卵 黄 ニ 作 用 セ シ メ タ ル 實 驗 ニ 於 テ,. 46.
(6) 1663. 臟 器 相 關 ニ對 スル實 驗 的 研 究. 溶 血 性 物 質 ノ一 元 説 ヲ否定 シ,相 當 強 キ稀 釋度 迄,. 時 間浸 出 シ,其. 殆 ド瞬 間 的 ニ溶 血 作 用 ヲ 示 スLysolecithin(「. 更 ニ「ア セ ト ン」ニ テ7‑8時. ー テ ル」可 溶 「ア セ ト ン」可 溶)ノ 他 ニ,徐 シ極 限 ニ 達 ス ル 迄 ニ數10數. エ. 々ニ 作 用. 時 間 ヲ要 ス レ ドモ,其. ノ 「エ ー テ ル 」可 溶 部 ヲ乾 燥 シ テ, 間 浸 出 シ,「 ア セ ト ン」. 可 溶 物 質 ト「ア セ ト ン 」非 可 溶 物 質 ニ就 キ,型. ク 各 部 ノ 溶 血 作 用 ヲ觀 察 セ ル ニ,「 メ チ ル ア ル コ ホ. ノ 溶 血 度 ニ於 テ 遙 ニ前 者 ヲ凌 グ 強 力 ナ ル 不 飽 和 脂. ル 」浸 出 性 溶 血 物 質 ハ 悉 ク 「エ ー テ ル 」 ニ移 行 シ,. 肪 酸(「 エ ー テ ル 」可 溶,「. 其 ノ 中 「ア セ ト ン」可 溶 部 ハ10時. アセ ト ン 」不 溶)ノ2大. 要. 血 性 ヲ示 セ ド モ,ソ. 素 ア ル ヲ發 表 セ リ. 此 處 ニ於 テ 余 ハ 本 問 題 解 決 ノ タ メ,更. ニ次 ノ實. 實 驗:第4表 取 出 シ,37℃. ニ示 ス如 ク家 兎 肝臟 ヲ無 菌 的 ニ ニ テ6‑7時. 間 自 家 融 解 セ シ ム ル カ,. 黄 燐 經 口 投 與 ニ ヨ リ生 體 内 自 家 融 解 ヲ惹 起 セ シ タ. 績 ニ到 達 シ,略. 間後 ニハ 強 ク溶. レ以 後 進 行 セ ズ.「 エ ー テ ル 」. 可 溶 「ア セ ト ン」 不 溶 部 ハ20時 血 作 用 ヲ示 シ,其. 驗 ヲ行 ヘ リ.. 間 後 初 メ テ強 ク 溶. ノ程 度 ハ 遙 ニ 前 者 ヲ凌 グ ト ノ 成 ボ 細 谷 氏 等 ノ 成 績 ニ 一 致 セ リ(但. シ本 實 驗 ニ 於 テ 溶 血 反 應 ノ進 行 オ ソ キ ハ 夾 雜 部 存 在 セ ル ニ ヨル ナ ラ ン).. タ ル 肝 臟 ノ溶 血 性 物 質 ヲ,「 エ ー テ ル 」 ニ テ7‑8. 第4表. 家 兎肝 臟 ノ「メチ ル ア ル コホル 」浸 出性溶 血 物質 ノ「エー テ ル」 不 溶 部(1)「 エ ーテ ル」可溶 「ア セ トン」不溶 部(2)「 エ ー テル 」 「ア セ トン」共 可溶 部(3)ノ 溶 血 性. 47. ノ如.
(7) 勝. 1664. 山. 即 チ生 體 内 ノ溶血 物 質 ノ本 態 モ亦 決 シ テ單 一 ノ 物 ニ非 ズ數 種 物 質 ノ混 合 ニ ヨル ナル 可 ク,以 下 各 編 ニ於 テSudan. 榮. 第5表. A犬(日 本 犬)B犬(洋 犬)血 液 ノ溶血 素 ニ對 スル抵 抗. III染 色 セ ル脂 肪 ノ量 ト溶 血 性 物. 質 ノ量 ノ必 ズ シモ 並行 セ ザ ル モ亦 溶面 物 質 ノ單 純 ナル モ ノニ 非 ル ヲ知 ル ニ足 ル可 シ. 第4節. 諸 種 動 物血 球 ノ溶 血 性 物 質 ニ對 ス ル抵 抗 力 ノ差. 多 數 文 獻 ノ示 ス如 ク脂 肪 酸 及 ビ其 ノ 他 ノ溶 血 物 質 ニ 對 シ テ 諸 種 動 物 ノ 血球 ハ 抵 抗 ヲ異 ニ シ,大 ニ 於 テ犬,海 羊,牛. 〓 ニ 強 ク,猫,豚. ハ 溶 血 シ 難 シ(例. ス).余. 之 ニ 衣 ギ,兎,山. ヘ バ 増 永 氏 報 告 モ 之 ヲ示. 亦 多 數 實 驗 ニ ヨ リ犬,海. ノ 中 前2者. 體. 甚 ダ 強 ク 溶 血 シ家 兎,山. 〓,山. 羊,家. 兎. 羊 ノ溶血 シ難. キ ヲ見 タ リ(表 示 略 ス).更. ニ余 ハ 余 ノ用 ヒ シ日本. 犬(A犬)ト. ノ 間 ニ著 明 ナ ル 差 ア ル. 洋 犬(B犬)ト. ヲ知 レ リ(第5表). 即 チ 共 ニ健 康 ナ ル 雄 性 犬 ナ ルニ カ カ ハ ラ ズ,犬 ノ種 類 ニ依 リ,抵. 抗 力 ニ 著 明 ノ差 ア ル ヲ知 レ リ.. 余 實 驗 中 初 メA犬 ル タ メ洋 犬Bニ. ヲ用 ヒ タ レ ド,中 途 逃 亡 シ タ. 代 フ.A犬. ヲ 用 ヒ シ ハ 大 體 第1報,. 48.
(8) 1665. 臟器 相 關 ニ對 スル 實 驗 的研 究. 第2報,第6報,第7報. ニ シ テ,B犬. ハ 第3報,第4報,第5報. Lecithideノ. ヲ用 ヒ タル. ナ リ.. 第4章. 點 加 賀 谷,細. 第5章. ナ ル 雄 性 家 兎 ノ 肝 臟,腎. 臟,脾. 自 家 融 解 ニ ヨ リ テ,溶. 1.. ニ健 康. シ,且 自家 融解 ノ度 ハ 溶 血 物 質 ノ量 ニ比 例 ス.. ヨル 溶 血 トオ ボ. シ キ モ ノ モ 瞬 間 溶 血 ヲ見 ル コ トナ カ リ シ ハ,方 簡 單 ナ ル タ メ夾 雜 物 ヲ混 ジ,又 分 ナ ル ニ ヨ ル カ.サ. 法. 3.. 此 溶 血 物 質 ハ 悉 ク 「エ ー テ ル 」 ニ テ 抽 出 シ. 得,其. ノ 中 「ア セ ト ン」可 溶 部 ハ 迅 速 ニ シ テ稍 々 弱. キ溶 血 反應 ヲ,「 ア セ ト ン」非可 溶 部 ハ遲 延 性 ナ レ. ハ 除 蛋 白稍 々不充. レ ドFriedmannノ. ドモ強 カ ナ ル溶 血 反 應 ヲ呈 ス.. 云 フ如 ク. 純 「ア ル コ ホ ル 」 不 溶 「ニ ー テ ル 」可 溶 性,乃. 至ハ. 云 フ 如 キ 「エ ー テ ル 」,「 ア セ ト ン 」,「 ア ル. 4.. 間,12時. 間,22時. ニ ワ タ リ時 間 經 過 ヲ追 フ テ 觀 察 ス レバ,彼 フ如 ク 單 純 ナ ル モ ノ ニ非 ズ.脂. Jagic 3,. u.. S. 63,. Landsleiner, 1903.. 2). 等 ノ云. 肪 分 解 酵 素,「. 第8年,第10號.3). Wien. 宮 川,北. klin.. 擱 筆 スル ニ當 リ,終 始 御懇 篤 ナル御 指導 ヲ. レ. 賜 リ シ,恩 師柿 沼 教授 竝 ニ御 校 閲 ヲ辱 ウセ ル 恩 師 北 山 教 授 ニ深 謝 ス.. f. Immunitatsf.,. XXI,. 島,北. 海 道 醫 學 會 雜 誌,第8年,第1號.5). 520,. Annal. de. Institut. Woch.,. 1903.. Zeit‑. 1914.. 4). 豐. 齊 藤,. 北 海 道 醫 學 會 雜 誌,第11年,第3‑9號.6) schnikoff,. 獻. 海 道 醫 學 會 雜 誌,. Eisner u. Friedmann,. schr.. Met‑ Pasteur,. 羊,家 兎)ノ 血 球 ハ. 間). 文 1). 〓,山. ニ犬 及 ビ海 〓 ノ血 球 ハ溶 血 シ易 シ.. チ チ ナ ー ゼ 」 其 ノ他 ニ ヨ リ テ 生體 内 ニ 脂 肪 酸 又 ハ. Nr.. 各 種 動 物(犬,海. 上 記 溶血 物 質 ニ依 リ異 レル程 度 ノ溶 血 ヲ受 ケ,特. コ ホ ル 」 ニ 悉 ク 溶 解 ス ト ナ ス説 ハ 一 半 ヲ物 語 ル ニ 當 長 時 間(2時. 摘 出肝 臟 ノ腐 敗,無 菌 的 自家融 解 又 ハ 燐投. 與 ニ ヨル生 體 内 自家融 解 ニ ヨ リテ溶 血物 質 ヲ生成. モ. 其 ノ 成 分 ハ 唯 一 種 ノ モ ノ ニ 非 サ ル ヲ思 ハ シ ム.而 シ テ 余 ノ 實 驗 ニ於 テLecithideニ. 論. 正 常 家兎 ノ肝 臟,腎 臟,脾 臟 及 ビ膽 嚢 ニハ. 2.. 種. 血 性 物 質 ノ生 成 ヲ 見,而. 結. 溶 血 物 質 ヲ證 明 セ ズ.. 臟 及 ビ膽 嚢 ニ ハ,. 「メ チ ル ア ル コ ホ ル 」浸 出 性 溶 血 物 質 ナ キ モ,各. ス ギ ズ.相. 谷 氏 等 ト同 樣 ナ ル 見 解 ニ 立 ツ.. 總 括 及 ビ考 按. 斯 ク シ テ 余 ハ 次 ノ 諸 項 ヲ 知 リ 得 タ リ.眞. Pickノ. 生 ゼ ル 跡 ヲ充 分 ウ カ ガ ヒ 得 ベ シ.此. 1899.. 16). 岡 崎,岡. 醫 雜,昭. 和6年7月.17). 増 永. 北 海 道 醫 學 會 雜 誌,第9年,1250頁.18) Petroff, 1922;. Zeitschr. Kahn. Liebermann, 20). 大 野,東. Semaine. f.. ges.. Kahn. exp.. Klin.. Woch.,. 49,. Deuts.. med.. Woch.,. Med.,. 29,. 224,. 1923. Nr.. 京 醫 事 新 誌,第2290號.21). medicale, 1901.. 22). 43. ,. u. 169. ,. 19) , 1921. Bard,. Kullmann. , Berl.. 7) Tarassewitsch, Annal de InstitutPasteur, klin. Woch., Nr. 8, 1904; Zeits. f . kl. Med., 1902. 8) Shibayama, Zeitschr. f.Bakter., Bd. Bd. 58, 1904. 23) Donati u . Michel, Reform 30,S.760. 9) Doemeny,Wien. klin.Woch., med.,Nr.38,1903. 24) Tallqvist, Zeitschr. f. Nr.40,1902. 10)Klein,Wien. klin.Woch., klin.Med.,61,1907. 25) Noguchi, Journ. of Nr.52,1901. 11) Korschun u. Morgenroth, Berl. Pathol. and Bact., 8, 379, 1900; Bioch . Zeits., klin. Woch., Nr. 37, 1902. 12) Friedmann Bd. 6, 1907. 26) Liebermann , , Berl.klin. Arch. f. Hygien., Bd. 69, 1909. 13) 澁 谷,北 海 Woch.,Nr.38u.Nr.39,1907. 27) Flexneru. 道 醫 學 會 雜 誌,第14卷,595頁,昭 和11年.14) Noguchi,Journ.exp.Med.,6, 1902. 28) No‑ Pick, Zeitschr. f. exp. Path. u. Ther., 7, 1910 . guchi, Bioch.Zeitschr., 4,99,1907. 29) Cal‑ 15)Levaditi, Annal de Institut Pasteur,S.187, mette,C.R. Acad. Sci.,P. 134, 1902; (cit. n. 49.
(9) 1666. 勝. Hosoya).. 山. 30) Kyes, Berl. klin. Woch., Nr. 38. u. Nr. 39, 1907.. 31) Kyes, Berl. klin. Woch.,. 榮. 15,. 412,. Acad.. 1914. Sci.,. 34). Delezenne 1912.. et. 155,. 1101,. 35). 154,. 148‑166,. 1924.. Ledebt,. Nr. 40 u.Nr. 98, 1903. 32) Ludecke, Die Chemie. Zeitschr.,. der Cerebroside u. Phosphatide von H. Thier‑. Zeitschr.. f. Immunitatsf.,. 44,. felder und E. Klenk, Julius, Springer, Berlin,. 加 賀 谷,澁. 谷 ニ ヨ ル.38). 細 谷,谷,田. S. 110, 1930, (cit.n. Hosoya).. 醫 學 雜 誌,第18卷,674頁,昭. 33) Delezenne. et Fourneau, Bull. Soc. Chim. de France, 5,. Hugo,. Bioch.. 36) 347,. 210,. 85,. 1924.. 37). 中,實. 驗. Magistris 1929.. 余 ハ 家 兎 ニ於 ケ ル 腎 剔 出 ノ 肝,脾,膽. (第2報). Bioch. Belfanti,. 和9年.39). Zeitschr.,. C.R.. Belfanti,. 嚢,諸. 臟. 器 ニ及 ボ ス變 調 ヲ 知 ラ ン ト欲 シ 以 下 ノ實 驗 ヲ 企 テ. 腎臟 ト他 臟 器 トノ關 係. タ. リ.. (其 ノ1)(續) 第1章. 緒. 言. 第2章. 腎 肝 相 關 性 ニ 關 スル 文 獻 ハ 極 メ テ 多 ク,熊 Kube,. Takao,. Machita. Siengalewicz. S.u.. W,. and. Mitsui2),. 川 氏5)ハ. モ ン 」方 面 ヨ リ,松. 尾6)水. ルHepatosenale. Erkrankungen説. 關 ヲ 唱 フ.事. Schilling‑. Bieloszabski3),三. 等 ハ 血 清 學 上 ノ 見 地 ヨ リ,宮. 田7)8)等. 谷1),. 田 氏4) 「自 家 ホ ル. ハ其 ノ唱 道 ス ヨ リ肝 腎 相. 實 子 癇 及 ビ尿 毒 症 ニ於 テ,腎. 臟變化. ト共 ニ肝 臟 モ 亦 機 能 的 及 ビ病 理 解 剖 的 變 化 ヲ示 ス モ ノニ シ テ,溷. 濁 腫 脹,脂. 認 ム ル ハ 定 説 ナ リ.橋 子 癇 ニ 就 テ 腎 臟,肝 腎 臟,肝. 肪 變 性 出 血 及 ビ壞 死 ヲ. 爪 氏9)ハ 惡 阻,妊. 臟,心. 臟,脾. 臟 ノ變 化,特. 臟 ニ甚 シ キ 病 變 ヲ 毎 常 認 メ,今. 子 癇 ニ於 ケ ル 肝,腎. 娠 腎 炎,. ノ 關 與 ヲ設 ケ リ.原. ニ. 井 氏10)亦 氏11),藤. 森 氏12)等 ハ 實 驗 的 尿 毒 症 ニ於 テ 肝 腎 ノ 機 能 障 碍 ヲ 證 明 シ タ リ.Hoffmann, Julius. Anselmino13)ハ. 於 ケ ル 肝,甲. 状 腺,腦. Friedrich. and. 1). 兩 側 腎臟 ヲ全別 出 シ,之. 臟,脾. ヲ此 ママ 供 試 シ,又 ハ 所. 要 時 日經 過後,右 大 腿 内面 部 ニ黄 燐「オ レー フ油」 3mg/kgヲ 2). 皮 下 注 射 ス.. 肝 臟 内 ノ脂 肪 竝 エGolgi氏 裝 置 ヲ ミル タ メ. 組 織標 本 ハHamatoxylin‑Sudan Cajal氏. III染 色 及 ビ. 鍍 銀 法 ニ 對 スル 出 射16),大. 森 氏17)變 法 ニ. 依 レ リ. 3). 使 用 犬 血 ハA犬(日. 本 犬)ヨ. リ採 取 ス.. 4). 尚 ホ 本 實 驗 ニ於 テ ハ 溶 血 反 應 弱 キ タ メ,原. 法 ノ外 ニ 次 ノ 便 法 ヲ モ 併 用 セ リ.即. チ 「メチ ル ア. ル コ ホ ル 」 浸 出 液 ヲ乾 燥 ス ル コ トナ ク,其 ト生 理 的 食 鹽 水4容 テ 第1編. 第1表ノ. ヲ ヨ ク 混 合 シ,之 型 ノ 如 ク 稀 釋,檢. ノ1容. ヲ原 液 トシ 査 セ リ.. Karl. 下垂 體 後 葉 ノ關 與 ヲ 唱 ヘ, 臟,心. 驗 方法. 1群 ノ健 康 雄 性 家 兎 ノ背 面 ヨ リ後 腹 膜 的 ニ. 妊 婦 ノ肝 疾 患 又 ハ 子 癇 ニ. 櫟 本 氏14)ハ 子 癇 ニ於 ケ ル 肝 臟,腎. 使 用 材 料,實. 臟,. 腦 下 垂 體 ノ關聯 ヲ圖説 ス.斯 ノ如 ク見來 ラバ,腎. 第3章 第1節. 實驗成績. 兩側腎剔出後 ノ家兎各臟器 内 ノ溶 血性物質 ノ量及 ビ脂肪量. 各 臟 器 内 ノsog.. Organhamolysineハ. 「メ チ ル. 臟 ノ變 調 ハ 唯 ソレ 自身 ニ止 ラズ,頗 ル廣 大 ナル 變. アル コ ホル」 浸 出 液 ヲ乾 燥後 生 理 的 食 鹽 水 ニ溶 解. 調 ヲ生體 内 ニ惹 起 ス可 ク,畑 氏15)ノ補 體 結 合 反應. シ テ 行 フ ヲ常 ト ス レ ドモ,肝. ニ ヨ ル 腎,肺,肝,葡. キ タ メ 本 法 ニ テ ハ 不 充 分 ナ リ.從. 萄 膜 .脾,水. 晶 體,硝. 子 體,. 臟 ニ於 テ ハ溶 血 度 弱 ツ テ 第2章4ニ. 腦 髓,心 臟 トノ緊 密 關 係 ラ見 ル モ充 分 了解 シ得 ル. 述 ベ タ ル 如 キ便 法 ヲ 用 ヒ,對. 處 ナ リ.. 釋 セ ル 「メ チ ル ア ル コ ホ ル 」食 鹽 水 稀 釋 液 及 ビ食 鹽. 照 トシ テ ハ5倍. ニ稀. 50.
(10) 1667. 臟 器 相 關 ニ對 スル 實 驗 的 研 究. 水 ノ2ツ. ニ 就 テ行 ヒ タ リ.第1表. 内 ニ ハ 溶 血 物 質 ヲ 生 ゼ ズ.然. ニ見 ル 如 ク 脾 臟. ル ニ肝 臟 及 ビ膽 嚢 内. 物 ニ ヨ ル モ ノ ナ ル 可 ク,「 メ チ ル ア ル コ ホ ル 」ノ 爲 ニ 非 ル コ トハ 同 量 ノ 「メチ ル ア ル コ ホ ル 」 ノ 殆 ド. ニ ハ 可 成 リ不 規 則 ニ(サ レ ド肝,膽 嚢 ハ 並 行 ヲ保 チ. 溶 血 作 用 ヲ示 サ ザ ル ニ 徴 シ テ モ 明 カ ナ リ.脂. ツ ツ)溶. Sudan. 血 性 物 質 ノ増 生 ヲ證 明 ス.サ. レ ド之 ガ 兩. III染. 色 ニ ヨ リ,極. 肪ハ. 微 細 ナ ル モ ノ ガ肝 細 胞. 側 腎 別 出 後 ノ時 間 的 經 過 ト ノ關 係 ハ 明 瞭 ナ ラ ズ.. 内 及 ビ星 芒 細 胞 内 ニ 少 量 存 ス ル モ ノ ア レ ド モ 量 的. 強 ヒ テ 云 ハ バ,術 後2‑3目. 後 ニ稍 々 量 少 キ ヤ ヲ思. ニ 問 題 視 シ テ,溶. ハ シ ム ル モ ノ ノ如 シ.肝. ノ溶 血 反 應 ハ 殆 ド肝 浸 出. 第1表. 51. 血 作 用 トノ 關 係 ヲ云 爲 スル ニ 足. ラ ズ.. 兩 側 腎臟 剔 出家 兎臟 器 内溶 血 物 質,肝 臟 脂 肪 及 ビGolgi氏 裝 置.
(11) 1668. 勝. 第2節. 山. 榮. 正 常 家 兎 及 ビ腎 剔 出家 兎 ノ黄 燐 「オ レフ油」溶 液 注 射 ニ對 スル態 度(3mg/kg黄. 第2表. 正 常 家 兎 及 ビ兩 側 腎 剔 出 家 兎 ニ3mg/kg黄. 本 表 ヲ見 ル ニ,黄 燐 ヲ投 與 シ タル場 合 ニ,兩 側 腎臟 剔 出家 兎 中,手 術 後1‑2日. 迄 ノ者 ハ,正 常 家. 兎 ニ比 シ テ遙 ニ肝 臟 内 溶血 性物 質少 ク,又 手 術 後 3日 ノ モ ノハ0.4稀 釋 迄 強 溶 血 ヲ示 セ ドモ,正. 常. 家 兎 ニ於 テ0.05乃 至0.025稀 釋 迄 強 溶 血ヲ見 ル ニ. 比 ス レバ,猶. 燐 皮 下 注射 セル場 合. ホ 遙 ニ溶 血 物 質 少 シ.換. 腎 家 兎 ハ 燐 中 毒 ニ ヨ リ,自 術 後1‑2日. 燐). 言 ス レバ 剔. 家 融 解 起 リ難 ク,特. ニ. 迄 ノ者 ニ 於 テ 然 リ.. 膽嚢 ニ就 テ ハ對 照 ト腎剔 出家 兎 間 ニ一 定 ノ差 ヲ 見 ズ. 52.
(12) 1669. 臟 器 相 關 ニ對 スル 實驗 的 研 究. 群 臟 内 中性 脂 肪 ハ 手術 ト同時 ニ黄 燐 注射 ヲナ セ ル モ ノ ニ於 テハ 正 常家 兎 きノ差 明 カ ナ ラザ ル モ, 手 術後 日 ヲ經 テ黄 燐 注射 スル ニ從 ツテ,稍 々量 少 キ ニ非 ズヤ ト思 ハ ル.其. ノ量 ヲ第2表 中 ニ略 記 セ. リ.. ク 寧 ロ 正 常 家 兎 ヲ凌 グ ノ 形 勢 ヲ示 ス モ ノ モ ア リ. 腎 剔 出 後4日:家. 兎184號. 大 又 ハ ソ レ ヨ リ小 ナ ル,稍. ノ肝 臟 ニ於 テ ハ 正 常 々 不 正 球 状 ノGolgi氏. 裝 置 ハ 多 數 而 モ 規 則 正 シ ク 細 胞 境 界 部 ニ 集 積 ス. 中 ニ 少 數 ノ 顆 粒 ガ細 胞 内 特 ニ核 附 近 ニ 存 ス ル モ ノ. 兩 側腎 剔 出後 ノ家 兎肝 臟 内Golgi. モ ア レ ド,大 體 正 シ ク配 置 セ ラ ル.家. 氏裝 置 ノ消長. 亦 大 體184號. 第3節. 正 常 家兎 肝臟 ニ於 ケルGolgi氏 裝 置 ハ略 ボ 同大. ニ 同 ジ キ モ,顆. テ稍 々變 形 シ,中. ニ2, 3融. 粒ハ大部分大形 ニシ 合 セ ル カ ノ 觀 ヲ呈 セ ル. ノ黒褐 色球 形顆 粒 ヨ リ成 リ,細 胞 周邊 部 ニ シテ肝. モ ノ モ ア リ,數. 細 胞 對 向面 側 ニ集 リテ帶 状 ニ配 列 ス.. 於 テ ハ 正 常 ヨ リ小 ナ ル 美 球 形 ナ ルGolgi氏. 腎臟 剔 出後1日(例. ヘ バ家 兎211號)ノ. モ ノハ. ハ184號. 兎156B號. ヨ リ少 シ.家. 粒 ガ 少 數 細 胞 邊 縁 部 ニ ア リ,更. Golgi氏 裝 置 ノ大 サ正 常 大 ニシ テ,中 ニ稍 々小 ナ. テ ハ 少 數 不 定 位 置 ニ ア レ ドモ,消. ル モ ノヤ太 キ桿 菌状 ノモ ノモ ア リ.略 ボ細 胞 境 界. テ 多 シ.. 面 ニ 沿 ヒ テ存 スル モ稍 々 其 ノ數 多 キ 如 シ.第2日 ノ モ ノ ハ(例 Golgi氏 シ,其. ヘ バ 家 兎176號)輪. 廓 美 シキ球 状 ノ. ノ數 稍 々 正 常 時 ニ リ多 キ カ 少 ク きモ 同 數 存 ニ於 テ ハ 粉 塵 樣 微 細 ナ ル 顆 粒 ヲ認. メ少 數 ノ大 顆 粒 ヲ認 ム ル ノ ミ.即 チ 剔 腎 後1‑2日 ノ モ ノ ノGolgi氏. 後:家. 兎156號. ニ 家 兎208號. ニ於. 失 セル モ ノ極 メ. 裝置モ. ノ如 ク異 常 ニ ヨ ク保 存 セ ラ. ル ル モ ノ モ ア リ,一. 律 的 ニ 論 ジ 得 ズ.. 腎 剔 出 後5日:家. 兎148號. ニ於 テ ハ 肝 毛 細 血. 管 ガ 擴 大 セ ル タ メ細 胞 ハ 稍 々 細 長 ニ シ テ,其. ノ細. 胞 内ニ 可 成 リ 雜 然 ト小 顆 粒 ガ 少 數 存 在 ス ル モ,極. 裝 置 ハ 正 常 家 兎 ノ夫 レ ヨ リ稍 々. ヨ ク 發 育 ス.3日. 家 兎156B號,181號. ニ. 裝置顆. 要 ス ル ニ マ ス マ ス退 歩 ノ 傾 ア ルGolgi氏. 裝 置 顆 粒 極 メ テ 多數 細 胞 對 向面 ニ 配 列. 在 ス.家 兎212號. 兎150號. ニ於 テ ハ 極 メ テ. メ テ 微 細 ナ ル モ ノ ハ 少 シ. 腎 臟 剔 出後6日:家. 兎151號. ニ於 テハ 中 心靜. 大 ナ ル 球 形 又 ハ 桿 菌 状 ノ モ ノ ヨ リ微 細 ノ モ ノ マ デ. 脈 ノ近 ク ノ肝 細 胞 ニハ正 常 大 ノGolgi氏 裝 置 顆 粒. 多 數 ノGolgi氏. ガ 存 在 シ,小 葉 周邊 部 ニ於 テ ハ其 ノ大 サ 正 常 ノ2. 裝 置 顆 粒 存 在 シ,其. 常 家 兎 ニ劣 ラ ズ,其 ノ 多 ケ レ ド モ,不 ヲ見 ル.家. 兎149號. ノ數 決 シ テ 正. ノ配 列 ハ細 胞 界 近 ク ニア ル モ 定 位 ニ 細 胞 内 ニ 雜 然 ト散 在 ス ル ニ於 テ モ 球 形 大 型 ノ顆 粒 ガ 大. 體 細 胞 界 部 近 ク ニ 規 則 正 シ ク 並 列 セ ル モ,其 多 カ ラ ズ.尚 一 般 ニGolgi裝. 置 ノ發 育 ハ小 葉 間 結締 織 近 キ小 葉. 周 邊 部 ニ 多 ク見 ラ ル.家 レ ドモ,顆. 兎160號. モ 亦190ニ. 粒 ハ 正 常 ヨ リ小 ナ ル モ ノ 多 ク,少. 大 形 ナ ル モ ノ 之 ニ 混 リ テ 存 在 ス.裝 部 ニ 多 ク集 ル.家 置 ガ 少 數,細. ノ數. ホ 此 他 ニ 小 ナ ル 顆 粒 モ 少 數 存 在 ス.. 兎182號,微. 似 タ 數 ノ. 置 ハ細 胞 境 界. 細 ナ ルGolgi氏. 胞 内 不 定 位 ニ ア リ,1細. 裝. 胞 ニ數 箇 ノ. 後 ノGolgi氏. ノ 大 サ 及 ビ 數 ニ於 テ 低 下 ス.サ. 53. ス.其. 裝 置 ガ 多 數 細 胞 内 ニ 雜 然 ト存 在. ノ他 小 葉 中 心 部 及 ビ 中 間 帯 ニ ハ 粉 塵 樣 ノ微. 細 ナ ルGolgi氏. 裝 置 ガ 可 成 リ存 在 ス.家. ニ於 テ ハ 小 ナ ルGolgi氏 位 宛 存 在 ス レ ド モ,缺. 兎210號. 裝 置 ガ,細 胞 内ニ1‑3箇 如 セ ル モ ノ 亦 多 シ.. カ ク シ テ5, 6日 後 ニ於 テ モ 極 メ テ 著 明 ニGolgi 氏 裝 置 ヲ認 ム ル モ ノ ア リ.. 腎臟 剔 出後7日:家. 兎209號. ハ 肝毛 細 血 管稍. 稍 擴 大 セ ル タ メ細 胞 稍 々細 長 ナ レ ドモ,割 合規 則 正 シク細 胞 ノ中 間帶ニ 並 ベ ル,略 ボ正 常 大 又 ハ 稍 稍 大 ナ ルGolgi氏. 裝 置 ノ 顆 粒 ヲ可成 リ多 數 ニ認. ム.顆 粒 ノ形 ハ稍 々變 形 セ リ.. 小 顆 粒 ア ル ニ過 ギ ズ. 要 ス ル ニ 一 般 ニ剔 腎3日. 倍 以 上 ノGolgi氏. 裝置 ハ 其. レ ド家 兎156ノ. 如. カ ク シテGolgi氏. 裝 置 ハ 其 ノ大 サ及 ビ數 ニ於 テ. 必 ズ シモ 一 定 ノ經 過 ヲ取 ラザ ル ヲ知 ル.サ. レ ド之.
(13) 勝. 1670. 山. 榮. 等 例外 ヲ除 カ バ或 ハ 腎 剔 出後 一 定 ノ退 行現 象 ヲ認. シ得 ト云 フ.サ レ ド水 田氏 等 ノ報 告 ニ於 テ,肝 臟. メ得 ン カ.. 剔 出後 ノ肝臟 機 能 亢進 ハ ヤ ガ テ正 常 又 ハ 夫 レ以 下 ニ低 下 シ,(各 種肝 機 能 別 ニ ヨ リテ差 ア レ ドモ)腎 第4章. 總 括及 ビ考 按. 以 上 ノ實驗 ヨ リ,家 兎 ノ腎臟 ヲ全 剔 出 セバ,肝. 剔 出後3‑4日. ニ シ テ 尚ホ 機 能 亢 進 セ ル モ ノ極 メ. テ少 シ ト.然 ル ニ第2表. ニ於 テ手 術 後2日 黄 燐 注. 臟 及 ビ膽嚢 ニハ「メチル アル コ ホ ル」浸 出性 溶 血 物. 射,36時. 質 ノ増 生 セル ヲ認 メタ レ ド,之 ト腎 剔 出後 經 過 時. 而 モ尚 ホ正 常 家 兎ニ 比 シ大 ナ ル抗 力 ヲ示 スハ 代 償. 間 トノ關 係 ハ 明 瞭 ナ ラズ.唯 腎臟 剔 出後 ノ肝 臟 ガ. 性 肝 機 能 亢 進 説 ノ ミニテ ハ解 シ難 シ.即 チ腎 剔 出. 輕 度 乍 ラ自家 融 解 ニ陷 ル ヲ知 ル ノ ミ.. 後 ノ肝 臟 ノ示 セル 抵抗 増 大 ハ 勿 論能 働 的,受 働 的. 次 ニ黄 燐 皮 下 注射 實 驗 ノ戌 績 ヲ見 ル ニ,賢 剔 出. 間 中毒 即 チ剔 腎 手術 施 行 後31/2日 ニ於 テ. ノ代 償 的肝 機 能 亢 進 ニ モ依 ル 可 ケ レ ドモ,其. ノ他. ヲ ナ サ ザ ル 燐 中 毒 家 兎 ノ肝 臟 ニ於 テ ハ 溶 血 性 物 質. ニ燐 中毒 時 ニ於 ケ ル腎 臟 ノ存 在,即 チ換 言 ス レバ. ノ 産 生 多 量 ナ ル ニ 反 シ,腎. 燐 中 毒 群臟 ニ對 スル燐 中毒 腎臟 ノ存 在 夫 レ自身 ガ. 肝 臟 ニ於 テ ハ,少 尠 ナ ク,剔. 剔 出 セル 燐 中毒 家兎 ノ. ク モ 腎 剔 出 後2日. 腎 後3日. ヨ リ,認. 間 ハ 其 ノ産 出. ム可 キ 溶 血 物 質 ヲ産. 寧 ロ大 ナル關 係 ヲ有 スル ナル 可 シ.即 チ 相 似 性 ヲ 有 スル 腎 肝 兩 臟 器(三. 田,熊. 谷 … …)ノ 間 ニ於 テ,. 出 セ ル モ,猶. ホ 其 ノ程 度 ハ 正 常 家 兎 燐 中 毒 時 ヨ リ. 腎 細 胞 毒 ハ 肝 細 胞 ヲ,肝 細 胞 毒 ハ腎 細 胞 ヲ夫 々著. 強 カ ラ ズ,次. ニSudan. 明 ニ 障 碍 スル(三田)モ. III染. 色 ニ ヨ ル 脂 肪 量 ト溶. ノ ト解 ス可 シ.又. 宮川教授. 血 物 質 ノ關 係 モ一 定 セ ズ.腎 剔 出 ト同時 ニ黄 燐 溶. ニ ヨ レバ 死 滅 細 胞 ヨ リ生 ズ ル 「ア ウ トホ ル モ ン 」ハ. 液 注射 ヲナ セル モ ノハ正 常 家 兎 黄 燐 注射 時 ト脂 肪. 適 量 ハ 自 己 細 胞 ヲ刺 戟 シ,過. 量 ニ大 差 ナ ク,剔 腎後2‑3日. シ メ.且. ノ家 兎 ハ正 常 家 兎 ヨ. リモ 燐 中毒 時 ノ肝臟 脂肪 量 稍 々少 シ. 肝 細 胞 内Golgi氏. 裝 置 ハ 第3日. 少 ノ 路 ヲ 辿 レ ドモ 時ニ 異 常ニヨ ノ モ ア リ,第7日ニ ノ モ ア リ.之ト. 後 頃 ヨ リ漸 次 減 ク保 存 セ ラル ル モ. 於 テ 尚ホ ヨ ク 保 持 セ ラル ル モ. 溶 血 物 質 トノ關 係 モ 一 律 的 ニ述 ベ. 難 シ.. リ(草 野19),木. 較 的 抵 抗 大 ナ ル 日 本 犬(A)ノ. 實 驗 ニ於 テ ハ 比. 村20)).燐. 中 毒 時 肝 及 ビ 腎 ノ各 々 ニ. 1次 的 及 ビ2次. 的 等 ノ退 行變 性 ア ル タ メニ生 ズ ル. ナ ラ ム肝 ―,腎. ― 「ア ウ トホ ル モ ン」ガ 過 量 ニ シ テ,. 腎 「ア ウ トホ ル モ ン」ノ 過 量 ガ 肝 ニ 不 利 ニ 作 用 ス 可 キ 可 能 性 ノ存 否 ニ 關 シ テ ハ,余 明 ナ リ.タ. 上 記 ノ 總 括 事 項 ヲ考 察 セ ン.本. 量 ハ 退 行 變 性 ヲ來 サ. 「ア ウ トホ ル モ ン」ニ於 テ モ 肝 腎 相 似 性 ア. ノ實 驗 ニ於 テハ 不. トヘ 之 ガ 成 立 ス ル トナ ス モ,要. ハ燐中. 毒 腎 臟 ノ存 否 ガ 主 要 因 子 ナ ル ハ 明 白 ノ事 實 ナ リ.. 血 液 ヲ以 テ判 定 セル. 要 之,燐. 中 毒 時 ニ ハ 肝 及 ビ 腎 ハ 夫 々1次. 的變 化 ノ. タ メ溶血 度 弱 カ リシ ト雖 モ,腎 臟 剔 出 ハ 明 カニ肝. 他 ニ,之. 等 障 碍 セ ラ レ タ ル 肝 及 ビ 腎 臟 ハ 相 互 ニ損. 臟 ノ 自家 融 解 ヲ來 サ シ ムル ヲ示 スモ ノ ナ リ.稻 田. 傷 シ合 フ モ ノ ナ ル 可 ク,腎. 氏 亦 腎臟 剔 出後 ノ肝臟 自家融 解 ヲ説 カル.腎 臟 剔. 次 的 崩 壞 作 用 ヲ受 ク ル コ トナ キニ ヨ リ肝 臟 ノ 自 家. 出後 肝臟 糖 原 質 ノ著 明 ナル 減 少,又 ハ 消失 モ定説. 融 解 少 シ ト解 ス可 キ ナ ラ ン.. ナ リ.カ ク不利 ナル 情 勢 ノ下ニ 於 テ,而 モ尚 ホ 剔. 剔 出 家 兎 ニ於 テ ハ 此2. 次 ニ正 常 時 溶 血 物 質 ヲ有 セ ザ ル膽 嚢 ガ 腎 剔 出後. 腎 家 兎 ノ肝 臟 ガ黄 燐 注 射 ニ ヨ リ 自家融 解 ヲ惹 起 シ. 溶 血 物 質 ヲ作 ル理 由如 何 ト考 フル ニ,此 時 膽嚢 ハ. 難 キ理 由如 何.吉 田16),村 上17),松 浦18氏 等 ニ ヨ. 高 度 ニ膨 滿 シ之 ヲ切 開 シ膽 汁 ヲ出 シ注 意 シ テ膽嚢. レバ,腎 臟 疾 患 又 ハ諸 種 臟 障 碍 時 ニ於 テ,血 中 ヨ. 壁 ヲ洗 フモ,尚 ホ稍 々黄 緑 色 ニ着 染 シ膽 汁 ノ壁 内. リ肝 臟 諸 機 能 ノ亢 進作 用 ア ル物 質 ヲ分 離 シ得,之. 浸 入 ヲ示 ス.膽 汁 ガ強 力 ナル溶 血 作 用 ヲ有 スルハ. ハ 腎剔 出後3‑4日. 余 亦 實 驗 シ(成 績 略)文 獻 亦明記 スル 處 ナ リ.サ. ノ家 兎血 液 中 ニ モ 著 明 ニ證 明. 54.
(14) 1671. 臟 器 相 關 ニ對 スル實 驗 的 研 究. レバ 膽 汁 ノ 稍 々浸 入 セ ル 膽 嚢 壁 内 ノ溶 血 性 物 質 ハ 膽 汁 ナ ラ ン ヤ ノ疑 亦 少 カ ラ ズ,且 壁 ニ 關 ス ル 文 獻 ナ ク,且 リ シ タ メ,確. 腎 剔 出 後 ノ膽 嚢. 余 モ組 織 的 追究 ヲナ サザ. 實 ナ ル 論 據 ナ キ モ.寧. ロ膽 嚢 壁 ノ 變. 性 ニ ヨ ル コ ト大 ナ リ ト論 ジ テ 可 ナ ラ ン(膽. 亦 多 ク,且Golgi氏 一 致 セ ズ .即 ル モ,尚. 思 ハ シ ム.. 第5章 1). 血 物 質 ハLecithide,脂. ノ ニ ヨ ル ナ ル 可 シ,此. ニ述 ベ タ ル 肪 酸 其 ノ他 ノ モ. 處 ニ 於 テ 肝 ノ溶 血 物 質 ト脂. 肪 量 トノ 關 係 ヲ見 タ ル ニ,一. 定 關 係 ヲ 認 メ ズ.即. チ 脂 肪 量 多 ク 而 モ 溶 血 物 質 少 キ モ ノ.又. 裝 置ト 關 係 ア. 嚢壁 ニ. 以 テ ナ リ).. 如 ク,溶. チ 溶 血 物 質 ハGolgi氏. ホ 他 ノ 因 子 トモ 關 係 ス ル 所 深 カ ル 可 キ ヲ. 膽 汁 浸 入 スル ノ ミニ テ ハ 溶 血 性 物 質 極 メテ 少 キ ヲ. 脂 肪 量 ト溶 血 現 象 ノ 關 係:第1報. 裝 置 ト溶 血 物 質 ノ 關 係 ハ 稍 々. ハ脂 肪 量. 結. 論. 健 康 雄 性 家 兎 ノ 兩 側 腎 臟 ヲ剔出. セ バ,肝. 及 ビ膽 嚢 ニ「 メ チ ル ア ル コ ホ ル 」浸 出 性 溶 血 物 質 ヲ 生 ズ 、 但 シ 此 物 質 ノ量 ト,腎. 剔 出經 過 後 日數 トノ. 關 係 ハ 不 明 ナ リ. 2). 兩 側 腎 臟 剔 出 家 兎 ニ 燐 皮 下 注 射 後,肝. ニ 生 成 セ ル 溶 血 物 質 ノ量 ハ,腎. 兎 ノ黄 燐 皮 下 注 射 時 ノ夫 レ ニ 比 シ テ 少 ク,特. 臟 器 内 溶 血 性 物 質 ガ唯 脂 肪 特 ニ不 飽 和 脂 肪 酸 ノ ミ. 差 異 ハ,手. 裝 置 ノ本 態 ニ就 テ ハParat, and. Scott,. 究 ア リ,米. Rumjantzew,. Nassonov,. ダ 一 定 説 ナ ケ レ ドモ 細 胞 機 能,變. 等 ト一 定 關 係 ヲ保 チ ツ ツ,數,大 化 ス(三 田村 教 授21)).肝 ニ,白. 小,位. 細 胞 内Golgi裝. 裝 置 ハ,多. 少 ノ 例 外 ハ ア レ ドモ,. 大 體 ニ 於 テ 溶 血 物 質 ト反 比 例 シ,溶. 坂 及 ビ小 林24)ハ 含 水 炭 素 新 陳 代 謝 特 ニ. ハ 白 坂 ノ説 ヲ否 定 シ,肝. Galgi氏. 量 トハ 大 體 並 行 ス.. ヲ擧 ゲ ン. 肝 臟 糖 原 質 ト一 定 ノ關 係 ア ル ヲ證 明 セ リ.今. 3). 粒子. 坂22)氏 ハ 膽 汁 分 泌 機 能 ト關 係 深 キ ヲ唱 ヘ,. 白 坂23),白. 後 ニ燐 注 射 ヲ ナ. ノ研. 置 等 ヲ變. 臟 ニ就 テ1, 2例. 後,2日. ニ此. セ ル 場 合 ニ 著 明 ナ リ.. Covell. Guilliermond等. 術 同 日,1日. 臟内. 剔 出 ヲナ サ ザ ル 家. 少 ク シ テ 而 モ 強 ク 溶 血 作 用 ヲ呈 ス ル モ ノ ア リ.之. ニ ヨル ニ 非 ザ ル 點 ト對 照 シ テ興 味 深 シ.Golgi氏. 臟. 井25). 置ハ糖原. 4). 肝 臟 内Golgi氏. 迄 ハ 發 育 良 好,夫. 血 物 質 ト脂 肪. 裝 置 ハ 腎 剔 出 後1日,20. レ以 後 ハ 減 少 ス ル モ ノ ナ レ ド,. 例 外 トシ テ 剔 腎 後6日,7日. ニ 於 テ モ ヨ ク存 續 ス. ル コ トア リ. 5). 脾 臟 ニ ハ ス ベ テ ノ場 合 ニ 溶 血 性 物 質 ヲ作 ラ. ズ.. 質 ト直 接 關 係 ナ ク 肝 機 能 ト並 行 シ テ變 動 シ 腎 剔 出 後2日. ニ於 テ著 明 ナ ル 發 育 ヲ遂 ゲ,後. ニ 腎 剔 出4. 日後 ニ於 テ ハ 甚 シ キ 減 弱 ヲ認 ム ト云 フ,此 ノ溶 血 作 用,Golgi裝. 置 ニ 關 スル 成 績 ハ 稍 々 似 タ. ル 所 ナ キ ニ非 ザ レ ドモ,嚴. 55. 説 ト余. 格 ナル意 味 ニ於 テ例外. 終 リ ニ臨 ミ,終 始 御 懇 切 ナル 御 指 導 ヲ賜 リ シ恩 師 柿 沼 教授 竝 ニ御 校 閲 ノ勞 ヲ賜 リシ恩 師 北 山教 授 ニ滿 腔 ノ感 謝 ヲ表 ス..
(15) 第1圖 腎剔 出 後4日. ノ家 兎. 肝臟 内 ノGolgi氏裝 置,可. 成 リ 良 好ニ 存. ス ル ヲ示 ス. 續. (家 兎184號). 第2圖 腎剔 出 後6日. ノ家 兎. 肝臟 内 ノGolgi氏裝 置,例. 外 的ニ 可 成リ. 良 ク 存續 セ ラルmg 置 ヲ見 ル. 裝. (家 兎151號). 第3圖 腎剔 出 後7日. ノ家 兎. 肝臟ニ モ 尚 ホGolgi 氏裝 置 ノ存 在 セ ル ヲ 見ル (家 兎209號).
(16) 1673. 臟 器 相 關 ニ對 スル實 驗 的研 究. 文 1) 熊 谷 岱 藏,醫 3年.2) Med.. 事 新 聞,第1239號,1049頁,昭. Kubo, Takao, Mitsui, World,. wicz, S. u.. 9, 43, 1929.. tatsf., 73, 31, 1931.. 處 方,昭. &. 3). W. Bielozabski,. 於 ケ ル新 知 見,昭. 獻. 4). Zeitschr.. 15). 畑 文 平,日. 清學 領 域 ニ 療及. 松 尾 巖,實. 驗消. 18) 松 浦 辰 雄,實 頁,昭 和9年.. 學 會 雜 誌,第21卷,129頁.8). 水 田 信 夫,日. 本 内科. 第1號,昭. 事 新 聞,第1076號,. 正10年,11年.10) 1921,日. 科 學 會雜 誌,第15卷,第3號.11). 原,東. 雜 誌,第35卷,第12號,大. 正10年,中. 第1030號,第1031號,大. 醫 學 會雜 誌,第35卷,第12號,大 Friedrich. u. K.J.. der Med.. Univ.. 驗 消 化 器 病 學,第 村 上 克 已,. 坂 正 吉,岡. 和11年,. 驗 醫 學 雜 誌,第20卷,. 木 村 次 郎,實. 驗 醫 學 雜 誌,. 正11年;第7卷,第10號,大 和7年.21). 正12年;. 三 田 村 篤 志 郎,細. Shirasaka,. z. Okayama, Bd. 1.. Arb.. S. 484,. a.d.. 1930.. 24). H.. 昭 和5年.25). 白 坂,小. 林,岡. 胞. Med. 23). 醫 雜,第42年,第1號,141頁,昭. 京. Gynakol.,. Klinik. 和11年.20). 體 ノ有 形 形 質.22). 京醫學會. 正10年.13). Anselmino, Archiv f.. Aus. 本婦人. 藤 森,東. 和11年,. 驗 消 化 器 病 學,第9卷,第7號,1314. 第16卷,第10號,昭. 外 醫 事 新 報,. 正12年.12). 櫟 本 憲 孝,. 和10年.17). 19) 草 野 與 平,實. 第6卷,第6號,大. 今 井,. 東 京 帝 國 大 學 醫 學 部 紀 要,XXV,. 14). 實 驗 消 化 器 病 學,第11卷,第1號,115頁,昭. 本 内科. 第1077號,第1085號,大. 吉 田 哲 夫,實. 10卷,第6號,868頁,昭. 水 田 信 夫,日. 橋 爪,醫. 1931.. 本 眼 科 學 會 雜 誌,第29卷,第12號, 16). 化 器 病 學,第2卷,第1號.7). 學 會 雜 誌,第23卷.9). 147, 604,. 1426‑1509.. 宮 川 米 次,治 號.6). 1931;. 産 科 ト婦 人 科,第3卷,第11號,890頁,昭. f. Immuni‑. 三 田 定 則,血. 號,2月. Jap.. Schilling‑Siengale‑. 和11年.5). 和11年1月. 147, 645,. 和. Machita,. 白. 和5年.. 醫 雜,第42年,第8號,1959頁, 今 井,實. 驗 消 化 器 病 學,第9卷,. 2154頁.. der Medizinischen Fakultat. Okayama. (Vorstand: Prof. Dr. K. Kakinuma u. Prof. Dr. K. Kitayama). Beitrage zur experimentellen. Untersuchung. der. Organkorrelation. .. (I. Mitteilung) Uber diemethylalkohol‑loslichen hamolytischen Substanzen im Organismus. Von Dr. Sakae. Katsuyama. .. Eingegangen am 27. September 1938 .. chen. Nachden maneingesundes (bzw. verschiedenerweise behandeltes) mannliches Kanin‑ mit kalter physiologischer Kochsalzlosung durchspult und s eine Organe. reinigtem alkohol. Seesand hinzu.. in. ausgefuhrt. (Diese. der. werden,. um. Behandelung eine. zerriebene Masse in und. 57. extrahiert. Schale zerrieben. postmortale. hat, fugt ma mu ??. moglichst. n eine reichliche schnell , langstens verhuten.) D ann. Aulyse zu. eine Flasche, die sofort verschlossen bei. 37℃. 15. Stunden lang.. Der auf. wird. diese. Wei. se. Man gewonnene. mit. Menge in. 15. ge‑. Methyl. ‑. Minuten,. bringt schuttelt Extrakt. man sie. die gut wird.
(17) 1674. 勝. 山. 榮. getrocknet. Dann fugt man zu diesem eine gewisse Menge physiologischer Kochsalz‑ Ioaung und untersucht die hamolytische Wirkung seiner Verdunnungsreihe auf die Erythrozyten des Hundes. 1. Die hamolytischen Substanzen, die sich in der Leber,Niere, Milz und Gallenblase des gesunden mannlichen Kaninchens nicht vorfinden,entwickeln sich durch intravitale oder postmortale Autolyse bzw. durch Faulnis,wahrend das Vorhandensein von methyl‑ alkohonoslichen 2. lichen. Diese aber. hamolytischen Substanzen. azetonunioslichen. lytische Wirkung Prozess;. Substanzen. bestehen. aus. als Merkmal ather‑und. Komponenten.. ; dabei. kommt. Die. es zu den. ersteren. anderen. schliesslich aber ubertrifft die hamolytische. bei weitem.. der Autolyse. azeton‑loslichen zeigen. gelten. kann.. sowie. aus. eine. ein langsamerer. atherlos‑. rasche. hamo‑. hamolytischer. Kraft der letzteren die der ersteren. (Autoreferat). (2. Mitteilung.) Die Wechselbeziehung zwischen Niere und anderen Organen (I.Teil). Von Dr. Sakae Katsuyama. Eingegangen am 27. September 1938.. Was die Untersuchung der hamolytischenSubstanzen mit der zuvor mitgeteilten Methode (etwasmodifiziert), des Fettgehalts mittels der Sudan III‑Farbung und des GolgischenApparats mit der von Omori und Idei modifiziertenCajalschen Methode betrifft, so gelangteichdamit zufolgendenResultaten:. 1. Obwohl bekanntistda ?? in der Leber undGallenblase einesKaninchens,dessen beiderseitige Nieren exstirpiert wurden,eine PoduktionhamolytischerSubstanzen stattfindet, istdas Verhaltniszwischenihrem zeitlichen Verlaufund der Hamolyse unklar. 2. Bei dem Kaninchen,dessenbeiderseitige Nierenexstirpiert wurden,sinddie hamolytischen Substanzen, die infolgesubkutanerInjektionvon gelbem Phosphor in Olivenollosung (3mg pro1kg) in der Leberentstehen, am TagederExstirpation und bis 1 oder2 Tage danachgeringer als diejenigen, die sichdurch subkutaneInjektion von gelbem Phosphor inderLeberdesgesundenKaninchensentwickeln. 3. Die Menge derhamolytischen Substanzenverhaltsich zumGolgischen Apparat umgekehrtproportional; der Fettmengeistsiegewohnlichproportional , jedoch nicht immer. (Autoreferat). 58.
(18)
関連したドキュメント
Die Versuche uber das Warmestrahlungsvermogen der Kleidungsstoffe stellte Ver fasser mittels des Warmestrahlungsmessers nach Cobet & Bramigk sowie des Schleifen galvanometers
Syntropan ubt einen Einfluss weder auf die erregende wirkung des Adrenalins am und Trigonum der.. auf
Aus der Chirurgischen Klinik der Medizinischen Fakultat Okayama Vorstand:Prof.. Lipase
Dasselbe gilt& auch die infolgeder Phosphorvergiftung uberall in der Leber auftretendeFettablagerung,die sich vom PeripherischenTeil des Lappchens
Zu bemerken ist, dass Adrenalon in der hemmenden Wirkung auf den Bronchial muskel und Rattenuterus Adrenalin ubertrifft, und dass Ephedrin bei alien Organen starker ist,
Die oben erwahnten Veranderungen kommen auch bei der Injektion von art fremden Eiweissen zum Vorschein; daher mochte ich behaupten, dass these Verander - ungen nicht direkt auf
Es handelte sich um einen 62 jahrigen Mann, bei dem ein Gallenstein von 1,0cm Quer- und 1,6cm Langsdurchmesser beim Heruntergleiten transitorisch in der Papilla 0,8cm Quer- und
Die wichtigsten Resultatederselben beim Kaninchen sindfolgende: 1 An den Epithelzellen der gewundenen Harnkanalchen,besondersim Bereichdes Hauptstuckes,wurde im spaterenStadium