麻 疹 並 び に ジ ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 感 染 細 胞 の 細 胞 化 学 的 研 究
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(2) 722. 柴. 田. 得 られ た結 果 に つ い て 報 告 す る次 第 で あ る.. 醇. 細 胞様 変 化 は ウイル ス接 種 後1な. い し2日 目頃 よ り. げ. 出現 した. MDCKの 第1章. 実験材料及び方法. 1)ウ イ ル ス:使 用 したDVは,日. 場 合, CPEの. 合 よ り も遅 くウ イル ス接 種 後5な. 本 生 物 科学 研. 研究 所 の 本 橋 博 士 よ り分 与 して い た だ い たHokkaido. 出 現 はCSの. 場. い し7日 目頃 で あ. つ た. DV感. 染 細胞 に形 成 さ れ るCPEは,犬. 腎細胞を. 株 で 犬 腎 細 胞 に よ り継 代中 の もの で あ る. MVは,. 用 い た組 織 培 養 にお い て は 細 胞 質 内 及 び 核 内 封 入 体. 同 じ く犬 腎 細 胞 で 継 代 中 のEdmonston株. の 出現 が 主 で あ り,多 核 巨 大 細 胞 は 形 成 され るけ れ. 2)培 CK細. で あ る.. 養 細 胞:使 用 した 犬 腎 細 胞 は 固定 株 のMD. ど も核 の 数 は10個 位 い の ものが 多 くMVの. 胞 及 び 当教 室 で 分 離 継 代 して い る 犬 腎細 胞(. 以 下CSと. 略 記)を 用 い た.. 3)細 胞 培 養 液:第1編 20%に. 線 維 芽 細 胞 様 変 化 も初 期 は あ ま り著 明 で な か つ た.. と同 じで あ り 略 述 す る.. 牛 血 清 を 加 え たYLE溶. %に 牛 血 清 加YLE溶. 液 を 増 殖 用 と し, 5. 液 を 維 持 用 と して 用 い た.. 4)細 胞 培 養 及 び ウ イル ス接 種:第1編 あ り略 述 す る. 0.02%EDTA及. 色 を行 な つ た 場 合, MV感. Trypsin. 従 つ て, MV及. びDV感. 単 層 培 養 した.細 胞 が1.5な. よ り も遅 れ る こ と,又,. い し2.0×105. 及 び103.5 TCID50のDV浮. cell/cc. 游 液 を0.1cc. 游 液 を0.1ccそ. れぞれ. 接 種 し以 後培 養 液 を3な い し4日 目毎 に交 換 しな が. 下HE染. マ メ キ シ リン ・エ オ ジ ン染 色(以. 色 と略記),ギ. と略 記),フ. ー ムザ 染 色(以 下Gi染. 色. ォイル ゲ ン反 応(以 下F反 応 と略 記),. メ チル グ リー ン ・ピ ロ ニ ン染 色(以 下MgP染 略記)及. 色と. び ア ク リジ ン ・オ レ ンジ染 色(以 下AO染. 出現 がDVに. お い て はMVの DVに. それ. お いて は核 内封 入体. の 出現 が 細 胞 質 内封 入 体 の 出 現 と殆 ん ど 同 時 ない し 少 し早 期 に 出現 す る点 に お い て 異 な る.以 下,各 染 色 法 に よ り得 た 結 果 を順 に詳 述 す る(表 工参 照). 1) HE染. ら培 養 を続 け た.. 染 細 胞 に形 成 され る封 入. 体 を比 較 した 場 合,そ の 性状 は 全 く同一 で あ る けれ ど も, CPEの. に増 加 した時, 103 TCID50のMV浮. 染 細 胞 に形. 成 され る小 さい 赤 い 螢 光 を 発 す る顆 粒 は 全 く認 め ら れ な か つ た.. と 同 じで. び0.25%. 更 に, AO染. に よ り分 散 した細 胞 を 試 験 管 内 カバ ー ス リップ上 に. 5)染 色 方 法:ヘ. 場合の. よ う に40な い し50個 に 及 ぶ もの は 稀 で あ つ た.又,. 色DV感. 染CS細. 胞 に おい て は,細. 胞 質 内封 入 体 の 存 在 は 早 い もの で は ウ イル ス接種 後 14日 目頃 よ り観 察 され は じめ た.し か し,通 常観 察 さ れ る よ うに な つ た の は ウイ ル ス接 種 後16日 目頃 か ら であ つ た. MVの. 場 合 と同様 にハ ローを 持 つ た小. さ い 円形 な い し楕 円形 の エ オ ジ ン好 性 の もので あつ. 色 と略記)を 行 な い,更 に,リ ボ ヌ ク レア ー ゼ(以. た.感 染 の進 行 と と もに 細胞 質 内封 入 体 は,次 第 に. 下RNaseと. 大 き くな り,円 形 化縮 小 した細 胞 の細 胞 質 全 体 を 占. 略 記)に. 酸 に よ る脱RNA反. よ る消 化 試験 及 び10%過. 塩素. 応 を 行 なつ た.. め るよ うな もの も多 く観 察 され た.. 各 染 色法 及 び対 照 の と り方 につ い て は 第1編 じで あ り省 略 す る.尚, A反. と同. 応 は, Erickson23)の 報 告 に 従 つ て 行 な つ た.. 即 ち, PBSで. 洗 つ た カバ ー ス リ ップ をCaraoy液. 5分 間 固定 した後10%過. 塩 素 酸 を4℃. で. で24時 間 作. 用 させ た.そ の後 は常 法 通 り にAO染. 色を行なつて. 観 察 した.対 照 と して は蒸 溜 水 中 で4℃. 多 核 巨大 細 胞 は, 4な い し5核 の もの は対 照 にお い て も観 察 され,は つ き り ウイ ル ス感 染 に よ る もの. 10%過 塩 素 酸 に よ る脱RN. に24時 間. と同定 で き る よ うな 多 核 巨大 細 胞 は接 種 後12な い し 13日 目頃,即. ち,封 入 体 の 出現 しは じめ る頃 か らで. あ つ た.核 の 数 は,多 い もの で15な い し16個 で あ り, 10個 程 度 の もの が 多 くMVの. な かつ た.そ の 形 状 は,淡 赤 色 の細 胞 質 を 囲 ん で環 状 に核 が 配 列 し,そ の 外 周 部 に 細胞 質 内封 入 体が 存. 作 用 させ た カバ ー ス リップ を 観 察 した.. 在 した.こ の点 はMV感 第2章. 実. 験. 結. 場 合 の よ う に多 くは. 果. 染 細 胞 の もの と 同様 であ. つ た. 核 内封 入 体 の 出現 は, MV感. 麻 疹 ウ イル ス感 染 細 胞 に 形 成 され るCPEは,多. 染 細 胞 の場 合 細胞 質. 核 巨大 細 胞,細 胞 質 内 封 入 体,核 内 封 入 体 及 び線 維. 内封 入 体 の 出現 に 数 日遅 れ る けれ ど も, DV感. 芽 細 胞 様 変 化で あ る.こ れ ら のCPEは,. 胞 の場 合殆 ん ど同 時 に観 察 され るよ うにな つ た.即. の 場 合 細 胞 質 内 封 入 体 は, MV接 目頃 よ り,核 内 封 入 体 はMV接. CS細. 胞. 染細. 種 後3な い し4日. ち,核 内 に小 さ い 円形 な い し楕 円形 の好 酸 性 の封 入. 種 後5な い し7日. 体 と して 出現 した.数 は初 期 には1な い し2個 であ. 日頃 よ り 出現 し始 め,多 核 巨 大 細 胞 形成 及 び 線 維 芽. り感染 の進 行 と と も に増 加 した.こ の 核 内封 入体 は.
(3) 麻 疹 並 び に ジス テ ンパ ー ウイ ル ス感 染 細 胞 の細 胞 化 学 的 研 究 表1. 723. 麻 疹 ウ イル ス及 び ジス テ ンパ ー ウイ ル ス感 染細 胞*に お け る 細胞質内封入体及び核内封入体の比較. *. 組織培養には犬腎細胞を使用. 細胞質内封入 体 と同 じよ うに 多 核 巨大 細胞 に或 い は. 対 照 の細 胞 は,一 様 に メチ ル グ リー ンの緑 色を 呈 し. 個々の細胞 に も等 し く認 め られ た.. てF反 応 が正 確 に行 な わ れ て い る こ とを確 認 した.. 2) Gi染 色Gi染 細胞 のCPEの. 色 に よ り観 察 され るDV感. 染. 特 徴 は,核 内 封 入 体 の 出現 が 細胞 質. この 結 果 は,動 物 実 験 に お け る結 果 で は あ る けれ ど も組 織 切片 中 の細 胞 に み られ る細 胞 質 内封 入 体 はF. 内封入体 の 出現 よ り も早 期 に始 ま る こ とで あ る.即. 反 応 陰性 で あ る とい うMoulton13)の. ち, MV感. る.. 染 細 胞 に お いて は核 内封 入 体 は 一 部赤 紫. 色を呈 す るもの を除 いて 非 染 色 の もの が 多 か つ た. しか し,そ の 出現 はHE染. 色 の 結 果 と 同 様 に細 胞. 質 内封 内体の 出現 よ り も遅 れ て い た. DVの. 場 合,. 4) MgP染. 色. 報 告 と一 致 す. ウイ ル ス接 種 後10, 15, 20及 び25. 日 目の 細 胞 を染 色 し観 察 した. MgP染 MVの. 色 の 結果 も. 場 合 と同様 に核 は メチ ル グ リー ン好 性 で あ り,. ウイル ス接 種 後12な い し14日 目頃 よ り核 内 に 円形 の. 両 封 入 体,核 小 体 及 び細 胞質 は ピ ロニ ン好 性 で あ つ. 非染 色性 の部 分 が観 察 され る よ う にな り,そ れ に続. た. 10日 目の もの にお い て は封 入 体 は観 察 され な か. いて14な い し16日 目頃 よ り細 胞 質 内 に非 染 色 の部 分. つ た.. が認 め られ るよ うにな つ た.細 胞 質 内 封入 体 は,初 期一部 淡 青色 を呈 す る もの も観 察 され た け れ ど も,. 5) AO染. 色. ウイ ル ス 接 種 後2,. 4,. 6,. 8,. 10, 12, 18, 24, 36及 び48時 間 目 の もの,そ れ 以. 次第 に赤 色調 を 増 して ゆ き完 成 され た もの は赤 紫 色. 後 は26日 目の もの まで 連 日的 に観 察 した. CS及. を呈す るよ うに な つ た.細 胞 質 内封 入 体 が非 染 色性. MDCK細. の もの か ら次 第 に赤 色 を 帯 び て ゆ く点 はMVの. そ. 胞 にMVを. し18時 間 目頃 よ り核 小 体 は 大 き くな り赤 色 の螢 光 を. れ と同 じであ つ た. Gi染 色 の場 合 ハ ロ ー は 殆 ん ど. 増 し,同 時 に,核. 観察 され なか つ た.. した.し か し, CS及. 3) F反 応. ウ イル ス接 種 後10, 15, 20及 び25日. び. 接 種 した 場 合,接 種 後12な い. も大 き くな り黄 緑 色の 螢 光 を増 強 びMDGK細. 胞 にDVを. 接種. した場 合,接 種 後48時 間 目頃 ま で の細 胞 は対 照 の細. 目の細 胞 を染 色 し観察 した.そ の結 果 は, 10日 目で. 胞 と殆 ん ど変 りな く,接 種 後3な い し4日 目頃 の細. は封 入体 が存 在 しな い場 合 を 除 い てMVの. 胞 の 中 に大 きな 明 るい赤 色 の 螢 光 を 発 す る核 小 体 を. 場 合と. 同様 に ウイル ス接 種後 の培 養 日 数の 多 少 に 拘 わ ら ず,. もつ 細 胞 が 少 数観 察 され た.一 般 に は核 及 び 核 小体. 細 胞質 内 及 び核 内 封入 体 はい ず れ も共 染 色 に 用 い た. の変 化はMVの. メチル グ リー ンの緑 色 を 呈 しF反 応 陰性 で あ つ た.. 様 に 核酸 代謝 に お い て著 しい 亢. もの ほ ど 著 明 で は な かつ た.こ の が 認 め られ な い こ.
(4) 724. 柴. とはCPEの. 田. 出現 の遅 い こと と 関 係 す る もの と推 定. され る.し か し, CPEが. 醇. 青 白色 を 呈 した.核 の オ レ ン ジ色 は, Kurnick24)及. 充 分 に 認 め ら れ る時 期 に. びPollister25)ら. が 述 べ て い る よ う に酸 加 水 分 解 に. お い て も核 及 び核 小 体 の変 化 は あ ま り著 明 で はな か. よ り低 重 合DNAが. 生 じた た め と解 釈 され る.対 照. つ た.即. の 細 胞 は全 く正 染 性 で あ つ た.. ち, MV感. 染 細 胞 の場 合,淡 緑 色 の核 内 に. あ ざや か な 赤 色 の核 小 体 を もつ 細 胞,或 い は,黄 色 第3章. の 螢 光 の強 い核 を もつ 大 小 様 々な 細 胞 な ど多 彩 な 変 化 を 呈 して い た.一 方, DVの. 場 合 に は 核 は対 照 の. 細 胞 に比 較 して そ の螢 光 に差 位 を認 めず,又,大. 小. 不 同 もな く単 調 な細 胞 の集 団 で あつ た. 又, MV感. DV感. 総括並びに考按. 染 細 胞 にみ られ るCPEの. zon19)及 びBussel22)ら. 染 細 胞 の 細 胞質 内 に は感 染 の時 期 を 問. 記 載 に つ い て は,. 前 述 した 如 く培 養 細胞 を 用 いてRockborn13),. Kar. が報 告 して い る.そ れ らは. 多 核 巨 大 細 胞 で あ り,細 胞 質 内封 入 体 で あ り,或 い. わ ず 帽針 頭 大 ま で の赤 色 の螢 光 の 強 い 顆 粒 … …HE. は円 形 化 縮 小 化 で あ つ た.こ の実 験 に お い て も同 じ. 染 色 で 後染 色 す ると ヘ マ トキ シ リニ好 性 で あつ た … … が 散見 され た け れ ど も , DV感 染 細 胞 の な か に は. よ うな結 果 を 得 た.. 全 く観 察 され な か つ た.. 内 封 入 体 の 出現 の時 期 は異 な る けれ ど も,各 種 核酸. AO染. 色 の場 合 もGi染. 色 と 同様 に まず 核 内封 入. さて, DV感. 染 細 胞 に形 成 され る細 胞 質 内及 び 核. 染 色 法 に よ り得 た結 果 はMVの. 結 果 と 同 じで あ つ. 体 が観 察 され始 め た.ウ イ ル ス接 種 後, 12な い し14. た.従 つ て,各 染 色 法 につ いて の検 討 は第1編 に お. 日 目頃 よ り核 内 に 小 さい 円形 の非 染 色部 分 が数 個 出. い て 述 べ た の で今 回 は省 略す る.. 現 した.こ れ をHE染. 色 で 後 染 色 す る と,こ の 非. 細 胞質 内封 入 体 はF反 応 陰 性 で あ りDNAの. 染 色 部分 は 赤 色 を 呈 し核 内封 入体 と 同定 され た.こ. は 否 定 され よ う. RNAの. の 結 果 はMVの. 色 の結 果 ピロ ニ ン好 性 で あ る こ と,又,. 場 合 と 同 様 で あ る.細 胞 質 内封 入. 存在. 存 在 に つ い て は, MgP染 RNase抵. 抗. 体 は核 内封 入 体 よ り数 日遅 れ て観 察 され は じめ る こ. 性 のRNAの. とが 多 い.こ の様 に封 入 体 の 出現 の 時 期 は, MVと. 26)),封 入体 の 中 の1つ の 成 分 と して 存 在 す る こと. DVと. の 間 に相 違 が認 め られ る けれ ど も,封 入 体 自. 身 の性 状 は ほ ぼ 同 一 と考 え られ る.即 ち, DV感. 染. 存 在 も報 告 さ れて い るか ら(Gomatos. は考 え られ よ う. AO染. 色 の 結 果 は,酸 性 粘 液多 糖. 質 の 存在 も推 定 され,更. に,こ れ らの結 果 を 総 合 し. 細 胞 の細 胞質 内封 入体 は,青 色 な い し淡 緑 色 を 呈 し,. て み て塩 基 性 蛋 白の 存 在 を 否 定 す る こ と も 出来 な. 小 さ い封 入 体 が細 胞質 内 に散 在 す る も の,或 い は,. い.. 細 胞 質 の大 半 を 占 め る よ うな 大 きな 封 入 体 も観察 さ れ, MVの. そ れ と殆 ん ど相 違 を認 め る こ とが で きな. か つ た. AO染. MV,. DV及. びRVの. い て は, Bernhard27)が. 合 成場 所 及 び 合成 様 式 につ 総 説 に お い て 述 べ て い るよ. う に現 在 の 所 明 で な い. DVに 色 に よ るDV感. 染細胞 の 多 核 巨大細胞に. つ い て は,ウ. は,前 述 した よ う に核 の数 は少 な い けれ ど も形態 は. fin16), Liu15)及 びMoulton13)ら. MVの. して い る. CoffinはDV感. そ れ と全 く同 じで あつ た.又,カ. プ よ り脱 落 して ゆ く過 程 もMVの. バ ー ス リッ. そ れ と著 しい 相. イル ス. 素 材 の1つ で あ る ウイ ル ス蛋 白 の合 成 につ い てCof が興 味 あ る報 告 を. 染 後 死 亡 した 実 験 動物. い た ち の膀 胱 上 皮 細 胞 を 螢 光 抗 体 法 に よ り観 察 した.. 違 は な か つ た.た だ し,前 述 した よ う に線 維 芽細 胞. そ の結 果, Seller染 色 に よ り好 塩 基性 の 封 入 体 は特. 様 変 化 はMVの. 異 螢 光 を 認 め抗 原 性 が あ り,感 染 後期 に観 察 され る. もの ほ ど著 明 で な く 円 形 化 縮小 化. Shorr染 色 に よ り好 酸 性 の封 入 体 は 抗 原 性 が な い と. して ゆ く傾 向が 強 か つ た. 6) RNaseに. よ る消 化試 験MVの. 両 封 入 体 はRNase抵 処 理 後MgP染. 場 合 と同様 に. 抗 性 で あ つ た.即. ち, RNase. 色 を行 な つ た 場 合,封 入体 は依 然 と. して ピ ロニ ン好性 で あ り, RNase処. 理 後AO染. 色. 述 べ てい る. Moultonも を認 め る部 分 はSeller染. 螢光 抗 体法 に よ り特 異螢 光 色によ り後 染 色 を行なう. と封 入 体 と同 定 され る こ とを 報告 して い る.し か し, Liuの 報 告 はや や 異 な り,い た ちを使 つ た動 物 実験. を行 な つ た 場 合,細 胞 質 内 封 入 体 は 青 緑 色 を呈 し,. に お いてHE染. 核 内 封 入 体 は非 染 色 の ま まで あ つ た.. 染 ま る部 分 に も ウ イル ス抗原 は 認 め られ る と述 べて. 7) 10%過. 塩 素 酸 に よ るRNA除. 核 小 体 は, 10%過. 塩 素 酸 処 理 後AO染. 去試 験. 核及 び. 色 を 行なつ. た場 合 に オ レ ンジ 色 を呈 し,両 封 入 体 及 び細 胞 質 は. 色 及 びShorr染. 色 に よ り 好 酸性 に. い る. MV感. 染 細 胞 に対 して 螢光 抗 体 法 を 行 な つ た唐. 木28)及 び長 浜29)ら は,細 胞 質 内封 入 体 と一 致 して.
(5) 麻疹 並 び に ジ ス テ ンパ ー ウ イル ス感 染 細 胞 の細 胞 化学 的研 究. 725. 特 異螢 光 を認 め る場 合 も少 数 な が ら観 察 さ れ る と報. と全 く同 じで あ りF反 応 陰性, MgP染. 告 して い る.し か し, Rapp30), Enders31), Toyoshi. ピ ロニ ン好 性,及 びRNase抵. ma32)及 びPalacios33)ら は,特 異螢 光 は細 胞 質 内 に. 染 色 に お い て は,細 胞 質 内封 入 体 は 青色 な い し青 緑. 瀰 漫性 に 認 め られ,限 局 しな い と報 告 して い る.こ. 色 で あ り,核 内封 入 体 は非 染 色 で あ つ た.こ の 結 果. の点, DVとMVと. よ り細胞 質 内封 入 体 は, RNA,酸. は 異 な つ た 増殖 様 式 を もつ こ. 色 に おいて. 抗 性 で あ つ た. AO. 性 粘 液 多糖 質 或 い. とも考 え られ る. Coffinの 見 解 に従 え ば,加 藤34)35). は 塩 基性 蛋 白質 な どの 存 在が 考 え られ,核 内封 入 体. が報告 してい るポ ッ クス ・ウ イル ス グル ー プ と同 じ. は核 酸 成 分 を 含 ま な い と推 定 され た.. よ うな 増殖 態 度 を示 す よ う に考 え られ る.こ の実 験. 4) Gi染 色及 びAO染. 色 に よ り観 察 した場 合, M. におい て は,各 種 核 酸 染 色 法 を 行 な つ た結 果 で は少. Vの 場 合 と異 な り核 内封 入 体 の 出現 は細 胞 質 内封入. な くと もCoffinが. 休 の 出現 よ り も早 いか,或 い は 同 時 で あつ た.. 述 べ て い る よ う に2種 類 の封 入. 5) AO染. 体を観察 す る こと はで きな か つ た. 核 内封入 体 に つ いて は, AO染. 色 に お い て殆 ん ど. のものが非 染色 で あ る と い う 結 果 よ りMVの. 場合. と同様 に核 酸 は存 在 しな い もの と考 え られ る.. 色 に よ り観 察 し た 場 合, MV感. 染細胞. の 細 胞質 内 に は赤 い 帽 針 頭 大 ま で の顆 粒 が 認 め られ た け れ ど も, DV感. 染 細 胞 の 中 に は全 く観 察 され な. か つ た.. 電子 顕徴 鏡観 察 によ る 田島36)の報告 に よれ ば,細. 6) AO染. 色 に よ る と核,核 小 体 の 大 き さ 及 び螢. 胞質 内封入 体 に一 致 して 電 子 密 度 の高 い微 細 顆 粒 状,. 光 の 強 さ は,対 照 の細 胞 と比 較 して著 しい相違 が 認. フィラメ ン ト状 な い し線 維 様物 質 が 認 め られ る と述. め ら れな か つ た.従 つ て, MVの. べ,更 に,一 部 の もの は40mμ. の電 子 密 度 の 高 い 粒. しい核 酸 代 謝 の亢 進 は認 め られ な い とい う結 果 を得. 子 を含むけれ ど も これ がDV粒. 子 と は 速 断 で きな. た.. い と述 べてい る. Tawara37)は,. DV感. 染 い た ちの. 細胞質 内及 び核 内封 入 体 に 一 致 してMVと. 全 く同. 7)結 局, DV感 化 は, MVの. じ糸状構 造物 を認 め る と報 告 して い る.そ れ らの意. られ るCPE発. 義 につ いて も尚 明 らか で な い 現 状 で あ る.. の で あ つ た.. 第4章 1) DV感. 結. 語. においてMVの. 封入 体及 び 核 内封 入 体 が 主 で あ り, MVに. 見 られ る. 線維芽細 胞 様 変 化 は それ 程 著 明 で な か つ た.. 日本 細 菌学 会 中 国四 国 支. 部 総 会 にお い て発 表 した.. それ. 文 1) Waterson,. 昇,石. A. P. and Cruickshank, J. G.: Vi. 京,. 寿 太 郎助 教 授. に 深 甚 の感 謝 を捧 げ,本 研 究 に対 し ジス テ ンパー ウ. 士 に 心 よ り感 謝 い た しま す.. Exp. Biol. Med. 96, 240, 1957. 8) Imagawa, D. T., Yoshimori, M., Wright,. Nature 193, 1163, 1962.. 田 名 香 雄:ウ. 栄 教 授 並 び に俵. 献. rology 15, 379, 1961. 2) Waterson, A. P.:. 指 導 を賜 つ た 村上. イル ス を御 分与 下 さつ た 日本 生物 科 学研 究所 本 橋 博. 3) 核 酸 染色 に よ る封 入 体 の 性 状 は, MVの. 書 店,東. 現 の時 間 的 差 異以 外 は全 く同 様 な も. 稿 を終 るに あ た り,こ の 実 験 に終 始 御 懇 篤 な る御. 2) 細胞変 性 と し て は,多 核 巨大 細 胞,細 胞質 内. 東. そ れ と比 較 して,ウ イル ス接 種 後 にみ. そ れ よ り も遅 く ウィ ル ス接 種 後12. な い し14日目頃 よ り観 察 さ れ は じめ た.. 3). 染細 胞 に み られ る 細 胞 化学 的 変. 本 論 文の 要 旨は,第18回. 染細 胞 の細 胞 変 性 の 出 現 は,犬 腎 細 胞. 場 合 と異 な り,著. イ ル ス 学,. 754,朝. W. and Adams. J. M.: Proc. Soc. Exp. Biol. 倉. 1964.. Med. 87, 2, 1954, 9) Karzon, D. T.: Pediatrics 16, 809, 1955.. 4) Brandt. C.D.: Virology 14, 1, 1961. 5) Pinkerton, H., Smiley, W. L. and Anderson, A.D.: Amer. J. Path. 21, 1, 1945. 6) Adams, J. M.: Pediatrics 11, 15, 1953. 7) Adams,J. M. and Imagawa, D. T,:. S.. Proc. Soc.. 10) Karzon, D.T.:. Ann. N.Y. Acad. Sci. 101,. 527, 1962. 11) Carlstrom, G.:. Acta Pediat. 45, 180, 1956.. 12) Imagawa, D. T., Goret, G. and Adams, J. M.: Proc. Nat, Acad. Sci. 46, 1119, 1960..
(6) 726. 柴. 田. 醇. 13) Moulton, J. E. and Brown, C. H.: Proc. Soc. Exp, Biol. Med. 86 , 99, 1654. 14) Moulton, J. E.:. Nat. Acad. Sci. 35, 111, 1950. 26) Gomatos, P. J. and Tamm, I.:. Proc . Soc. Exp, Biol, Med.. Proc Nat. Cad.. Sci. 49, 707, 1963.. 91, 460, 1956. 15) Liu, C. and Coffin , D. L.: Virology 3, 115, 1957.. 27) Bernhard, B.: Cellular injury 209, Churchill, 28). 唐 木 利 郎:日. 16) Coffin, D. L. and Liu. C.: Virology 3, 132, 1957.. 29). 長 浜 斉,中. 村 健,藤. 作:第11回. 日本 ウ イ ル ス 学 会 総 会 記 録.. 17) Adams. J. M., Jmagawa, D. T., Yoshimori, M.. 30) Rapp, F., Gordon, I. and Baker, R. F. : J.. and Huntington,. London, 1964.. R. W.: Pediatrics , 18, 888,. 31) Enders, J. F.:. 18) Rockborn, G.:. Arch.. Virusforsch . 8,. 485,. Amer. J. Med. Sci. 231, 622,. 33) Palacias, O.: Arch. Virusforsch. 34). J. Comp. Path . 69, 78,1959. 22) Bussell, R. H. and Karzon , D. T.: Virology 18,. 24) Kurnick, N. B.:. 加 藤 四 郎,亀 志 郎,釜 75,丸. 589, 1962. 23) Erickson, R. O., Sax, K. B . and Ogur, M. Science 110, 472, 1.949.. 35). 36). J. Gen. Physiol . 33, 243,. 1950.. 養 後15日. 目.ウ. 47,丸. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後21日 は い ず れ も エ オ ジ ン 好 性 で あ る. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後14日. 疹 ウ イ ル ス 感 染MDCK細. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後12日 染 色 の 部 分 が 出 現 す る(黒 Gi染. 照 の 細 胞 の 中 に も時 と して 写 真 の 如 き 多核. HE染. 色. 矢 印)及. び 核 内 封 入 体(白. Gi染. 目 のCS細. 色 に よ る 細 胞 質 内 封 入 体.細. を 示 す(黒. 矢 印).白. 矢 印).封. 入体. ×400. ロ ー を 持 つ た 封 入 体(黒. イ ル ス 接 種 後16日. 色. 及 び 白 矢 印). ×800.. 目.白. 矢 印 は 細 胞 質 内封 入. ×800. 目 のCs細. 矢 印).. 色 に よ る 細 胞 質 内 封 入 体.出. パ ー ウ イ ル ス 接 種 後18日 図7.. 色. Virology 14, 410, 1961.. ×400.. 目 の 犬 腎 細 胞(MDCK).ハ. HE染. 193,. 明. 胞 に 認 め ら れ る 封 入 体.ウ. 矢 印 は 核 内 封 入 体.. 12,. J., Goodman, J. R., Imagawa, D. T.. 及 び 多 核 巨 大 細 胞 の 形 態 は 麻 疹 ウ ィ ル ス の そ れ と 全 く 同 じ で あ る. HE染. 体,黒. 胞 化 学 シ ン ポ ジウ ム. 1962.. 京,. 11,. 1962.. 胞 化 学 シ ン ポ ジ ウ ム.. 説. 色. 胞.. 京,. 田 島 正 典:細. 目 の 細 胞 質 内 封 入 体(黒 CS細. 胞 化 学 シ ン ポ ジ ウ ム.. 洞 醇 太 郎:細 善,東. 居. 1961.. and Adams, J. M.:. 真. HE染. 京,. 16, 83, 1965. 瀬 正 臣,新. 丸 善,東. ィ ル ス 無 接 種 の 対 照 犬 腎 細 胞(CS).対. 巨 大 細 胞 が 観 察 さ れ る こ とが あ る.. 田 隆 穗,岩. 洞 醇 太 郎:細 善,東. 37) Tawara,. 写. 山 達,柳. 加 藤 四 郎,釜 12,. 25) Pollister, A. W. and Leuchtenberger, C.: Proc.. 図6.. 島豊. 1960.. 21) Hopper, P. K.:. 図5.ジ. 村 明 義,川. ki, T. and Okuno, Y. : Biken's J. 3, 241,. Proc. Soc. Exp. Biol. Med. 100, 551, 1959.. 図4.麻. 井 良 知,川. 1965.. 32) Toyoshima, K., Hata, S., Takahashi, M., Mi. 19) Karzon, D. T. and Bussel, R. H.: Science 130, 1708, 1959. 20) Cabasso, V. J., Kiser, K. and Stebbins , M. R.. 図3.ジ. 445,. 1956.. 1958.. 図2.ジ. 38,. Biophysic. Biochem. Cytol. 7, 43, 1960.. 1962.. 図1.培. 伝 染 会 誌.. Gi染. 色. 胞.. Gi染. 現 初 期 の も の は(黒 胞 . Gi染. 色 を 行 な う と12な. い し14日. 色. 矢 印)非. 染 色 な い し 淡 青 色 を 示 す.ジ. ステ ン. ×800.. 胞 質 内 封 入 体 は 次 第 に 赤 味 を 増 し て ゆ き,完. 矢 印 は 核 内 封 入 体.ジ. 目 頃 よ り核 内 に 非. ×400.. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後21日. 成 され た も の は 赤 紫 色 目 のCS細. 胞,. Gi染. 色. ×800, 図8.麻. 疹 ウ ィ ル ス 接 種 後 のMDCK:細 白 矢 印 は 核 内 封 入 体.. 図9.ジ. Gi染. 色. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後20日 ×800,. 胞.赤. 紫 色 の 細 胞 質 内 封 入 体 は(黒. 矢 印)細. 胞 質 周 辺 部 に 偏 在 す る.. ×400. 目 の 核 内 封 入 体(黒. 矢 印),フ. ォ イ ル ゲ ン 反 応 陰 性 で あ る,. F反. 応.
(7) 麻 疹 並 び に ジ ス テ ンパ ー ウ イ ル ス感 染 細 胞 の細 胞 化 学 的 研 究. 図10.ジ. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後25日 数 の 多 少 に 拘 わ らず 常 にF反. 図11.ジ. イ ル ス 接 種 後12日. F反. 色. MgP染. 色. 図16.麻. 疹 ウ イ ル ス 感 染MDCK細. AO染. 胞.. 目 のCS細. 胞.. 目 のCS細. MgP染. MgP染. 目. AO染. も大 き く な る.し. 胞.. RNase処. 色. か し,ジ. 色.ウ. イ ル ス 接 種 後15日. 胞.核. 目 のCS細. の 点MVの. 養14日. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後14日. 色. ピロ. 色 を 行 つ た場 合 も依 然 と して RNase処. 理後. 色. 矢 印)及. ×600. は 黄 緑 色 の 螢 光 を 発 す.. 胞.核. 小 体 は 赤 色 の 輝 き を 増 し 大 き くな り,又,核. 目 のMDCK細. 胞.. AO染. 胞.. AO染 し て,. 色. 自身. の 様 な変 化 は 稀 で 対 照 の細 胞 と殆 色. ×600.. ×800. 色 に お い て も 核 内 封 入 体(白. Gi染. 矢 印)の. 出現. 色 と 同 じ よ うに 非 染 色性 の もの が 多. ×800.. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後18日 矢 印)は,麻. 細 胞 をHE染. り後 染 色 す る と核 内 封 入 体(白. HE染. RNase処. 理 後AO染. 胞 で,細. 胞 質 内 封 入 体(黒. 目 の 細 胞 質 内 封 入 体.核. 内 封 入 体(白. 矢 印)に. 遅 れ て出 現す る細 胞. 疹 ウ ィ ル ス の 場 合 と 同 じ く青 色 な い し青 緑 色 を 示 す.. 色Kよ. 定 す る こ とが で き る.. 図24.麻. 矢 印)も. 目 の 細 胞 質 内 封 入 体(黒. MgP染. 場 合 と 異 な る. AO染. 目 の ウ イ ル ス 無 接 種 の 対 照MDCK細. 質 内 封 入 体(黒. 色. 胞 質 内 封 入 体(白. 小 体 及 び 細 胞 質 は 赤 色 の,核. は 細 胞 質 内 封 入 体 の 出 現 よ り も 早 い 場 合 が 多 い.そ. AO染. ピロ. 理 後MgP染. ス テ ン パ ー ウ ィ ル ス 感 染 細 胞 の 場 合,こ. 図20.ジ. 図23.. 矢 印)は. ×400.. 図19.培. 図22.図21の. 内 封 入 体(白. 真 は 核 内 封 入 体 の 場 合 を 示 す.. ず れ も ピ ロ ニ ン 好 性 で あ る.. ん ど差 位 の な い も の が 多 い.こ. 図21.ジ. 色 の 結 果.核. 色 の 結 果,細. 抗 性 で あ る.写. 胞 のMgP染. 矢 印).い. ス テ ン パ ー ウ ィ ル ス 接 種 後5日. い. AO染. 入 体 は と も にE反. ×500.. 色 に お け る ウ ィ ル ス 無 接 種 対 照CS細. 培 養 後5日 図18.ジ. 矢 印)封. ×600.. び 核 内 封 入 体(白 図17.. び 核 内(白. ×800.. ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 接 種 後20日. 色. 矢 印)及. ×400.. 封 入 体 は ピ ロ ニ ン 好 性 を 示 しRNase抵 MgP染. 胞 は 一 様 に 共 染 色 に 用 い た メ チル グ リー ン. 応.×800.. 胞 質 内(黒. 応. 胞 質 内 及び 核 内封 入 体 は培 養 日. 応.×800.. 目 のMRCS細. ス テ ス バ ー ウ イ ル ス 接 種 後20日 ニ ン 好 性 で あ る.. 図15.ジ. 目.. F反. 応.細. ス テ ンバ ー ウ イ ル ス 接 種 後25日. F反. 矢 印).細. 応 の 対 照.細. 矢 印 は 細 胞 質 内 封 入 体.. ニ ン好 性 で あ る . MgP染 図14.ジ. 目 のF反. 疹 ウ イ ル ス 感 染 細 胞 に 対 す るF反 応 陰 性.ウ. 図13.ジ. 応 陰 性 で あ る.. ス テ ン バ ー ウ イ ル ス 接 種 後25日 の 緑 色 を 呈 す.黒. 図12.麻. 目 の 細 胞 質 内 封 入 体(黒. 727. 色. 矢 印)及. AO染. 色. び 細 胞 質 内 封 入 体(黒. ×800.. 矢 印)と. 同. ×400.. 色 を 行 つ た ジ ス テ ン パ ー ウ イ ル ス 感 染 細 胞.ウ 矢 印)及. び 核 内 封 入 体(白. 矢 印)はRNase抵. イ ル ス 接 種 後23日. 目 のMRCK細. 抗 性 で あ る. RNase処. 理後. ×400.. 疹 ウ イ ル ス感 染 細 胞 のAO染 染 色 性 の も の が 多 く,細. 色.ウ. イ ル ス 接 種 後10日. 胞 質 内 封 入 体(黒. 矢 印)は. 目 のCS細. 胞 で,核. 内 封 入 体(白. 青 白 色 な い し 青 緑 色 を 示 す.. AO染. 色. 矢 印)は ×800.. 非.
(8) 728. 柴. The. cytochemical with. Part. II.. studies measles. A comparative measles. 田. virus. on. the. virus. tissue. and. study and. 醇. culture. distemper. virus. infected. virus. on dog kidney. distemper. cells. cultured. cells of. infection.. By. Jun. SHIBATA. Department of Microbiology, Okayama University Medical School, Okayama, Japan (Chief: Prof. S. Murakami) (Director: Ass. Prof. J. Tawara) Author's. abstract. The morphological changes observed in dog kidney cultured cells infected with distemper virus (Hokkaido strain) were compared cytochemically with those of measlea virus (Edmonston strain). The results were as follows. 1) Twelve to fourteen after inoculation the CPE was first observed in dog kidney cells infected with distemper virus. The appearance of the CPE was seven to ten days later than that of measles virus. 2) The CPE of the distemper virus infected cells, cytoplasmic inclusion bodies, and intranuclear measles virus infected cell.. cells was the same multinucleated inclusion bodies as those observed. giant in the. 3) Both the inclusion bodies in the distemper virus infected cells also showed Feuglen negative, red staining with methylgreen pyronine, RNase resistent, and the cytoplasmic inc lusion bodies blue to bluish green, otherwise the intranuclear inclusion bodies unstainable with acridine orange. This indicates that as with measles virus infection the cytoplasmic inclusion bodies have RNA, acid mucopolysacchrides and basic proteins, the intranuclear inclu sion bodies no nucleic acids. 4) In the tissue culture cells inoculated with distemper virus the intranuclear inclusion bodies appeared at the same time or a few days earlier than the cytoplasmic inclusion bodies when stained with Giemsa or acridine orange. 5) The red particles in the cytoplasma of the measles virus infected cells were not dete pted in the cells inoculated with distemper virus when stained with acridine orange. 6) With acridine orange staining there were no differences of largeness and brightness of the nuclei and nucleoli between the distemper virus infected cells and the control cells. Then it seemed seldom to be an increased metabolism of nucleic acids. 7) Summing up, the morphorogical changes in the tissue culture cells infected with me asles virus and distemper virus were quite the same except for the appearance of the CPE after virus inoculation..
(9) 麻 疹 並 び に ジ ス テ ンパ ー ウ イル ス感 染 細 胞 の 細 胞 化 ヒ学 的 勺研究. 柴. 田. 論. 文. 附. 図. 729.
(10) 730. 柴. 柴. 田. 田. 論. 醇. 文. 附. 図.
(11) 731. 柴. 田. 論. 文. 附. 図.
(12)
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