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住宅地における居住環境の意識調査に関する分析 [ PDF

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Academic year: 2021

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(1)     住宅地における居住環境の意識調査に関する分析                                山川 智帆   1 . はじめに. (2)高層住宅地の概要. 1-1研究の背景と意義.  面積、世帯密度、規模はほぼ同で5階建ての住棟が.  今日の大都市圏における集合住宅についての問題は. 一定間隔で並ぶ住棟構成である。. 広い範囲に及ぶ複雑な大きな課題であることが認識さ れている。 居住者のニーズなどに応じて、 いかに良質な 住宅かつ、居住者自身が住みよい居住環境を意識して. 3. アンケート方法. いるかどうかといった評価することを試む必要性は高. 方式により行った。. 3-1.アンケート調査の概要 調査は 3 月 8 日から 10 日までの 3 日間で聞き取り. まっている。したがってその評価手法も重要な課題と なっている。居住者の意識を把握する最も一般的なも. 3-2. 調査内容. のとしてアンケート票を用いて、より快適な居住環境. アンケート票は、 以下の大きく4つの内容から構成さ. のあり方について検討するために、今までの低層住宅. れる。. 及び高層住宅の居住環境を比較しながらそれぞれの長 所及び短所を把握する必要がある。.  ①対象者属性. 1-2 研究の目的. 性(居住期間、以前の住居形態、今後移転すると仮定.  居住者が住宅において評価する際の対象(評価項目). した場合の移転希望理)からなる。. は何としているかを「利便施設」、 「交通施設」 「居住環 、.  ②利便施設の利用について. 境」 の3つの側面から見、それについての満足度を、評. 食料品購入(店種、場所、平均) 、服や靴などの購入. 価を行なう際の観点と定義する。そこで本研究は意識. 年齢、職業、家族構成(家族人数、居住期間)住居属. (店種、場所、平均)の 2 つからなる。. 面を考慮した環境心理評価において、その手法のため.  ③通勤の利用について. の基礎的知見をえるため、特徴を調べ理解することを. 通勤属性(交通、職場位置、通勤時間) 、通勤外交通. 目的とする。. 機関(自家用車、バス、地下鉄、タクシー)からなる。. 1-3 研究のフロー.  ④居住環境評価.  アンケート票により、 居住環境に対する評価項目を、. 住環境を総合的な居住環境に関する項目を、 満足度の. いくつかの評価観点から評価させた。そのデータを用. 評価観点から評定させた。 評価項目は室内環境に関す. いて、 単純集計により評価の傾向を得、 次に数量化Ⅱ類. る項目(住宅、安全性、近所づきあい、騒音)の 4 つ. により住環境の満足するための条件を把握する。. と室外環境に関する(買い物、交通、緑地及び公園、. 2調査対象地の概要. 教育環境、図書館等公共施設、騒音)6 つである。. 2-1 対象地の特徴.  .  本研究の対象地として図 1 で示す。福岡市都心部の ベットタウンとして多くの団地の開発がおこなわれて いる西区と早良区のアクセス条件の異なる低層住宅地2 つ中高層住宅地2つ計4箇所を調査対象地として選定 している。 (1)低層住宅地の概要  面積規模はことなるが人口、 世帯密度、 は比較的同で 2階建ての住棟が一定間隔で並ぶ住棟構成である。 表 1 対象地の概要 23&45) 789: ?@(?) ?@/&45) ABC(AB) ABC/&45) DC. !"#$%&'() !"*$%&'() '(+, -.$%&/() 01*$%&/() /(+, 40.4 67.4 28.9 69.6 69.2 69.2 ;<='(9: ;<='(9: ;<=>/(9: ;<=>/(9: 3875.0 6389.0 2632.0 7255.0 4598.0 5926.5 95.9 79.8 87.9 379.8 239.5 309.7 6603.0 520.0 866.5 2034.0 2354.0 2694.0 27.3 29.9 28.6 606.5 622.6 664.5 6603.0 520.0 866.5 57.0 50.0 53.5. 4-1. 図 1 .

(2) 3-3アンケート対象者の周囲環境状況  アンケート対象者の職業地までの距離およ び利便施設までの直線距離、半径1K内の学 校数の数、スーパー、コンビニの数、団地内 の公園数は表3のとおりである。 (1)対象低層住宅の特徴  職場までの距離は南区を除く福岡市内まで の距離は概ね似通っている。 商業地までの距 離もまた同様である。 敷地内に小学校などの 教育施設があり、 スーパーコンビニの数は半 径1k内においては少ない。 (2)対象高層住宅の特徴  職場までの距離は城南区、 特に西区までの 距離や商業地までの距離は西区、 姪浜までの 距離が比較的近い。半径1k内における学校 施設の数が多く位置してい、スーパー、コン ビニの数も比較的多く位置している。 3-4アンケート対象者の属性 アンケート対象者の属性、 利便施設の利用に 関するもの及び交通施設の利用状況、 全体的 な居住環境に関する項目における単純集計結 果は表2-1及び、表2-2に示すとおりである。   ①対象者の属性  職業は低層住宅では専門事務 (34.5%) 、 が 多い。 高層住宅では販売、 サービス (21.2%) 、 に次いで技能労務(20.4%)、の順に多い。世 帯主の年齢は平均年齢は高層区域52.5歳低 層区域54歳で家族数は低層区域平均3.6人、 高層区域 2.6人となっている。  仮に移転するとき希望する理由では低層住 宅今よりもっと広い家(20.3%)  ,高層住 宅(27.4%)、と今よりもっと都心低層住宅 (33.1%) ,高層住宅(31.9%) 、と共通し て多い。 また今と同じ家は両区域で反応数が ほとんどない  さらに世帯主の職業と今後の移転希望理由 についての特徴を見るためクロス集計を行 なった。  (1)低層住宅 今より郊外を求めるタイプと今より都心でか つ人が多く生活に便利を求めるといった2つ. 表 2-1 単純集計結果 E F LMNO ABSTUV. PNQR WXYZ [XYZ 4XYZ 5XYZ 6XYZ ABST\] ^_] ` abcd e fghd i jklmnop q rTs t uvIJ wx yzT{ 2ABuv 3ABuv rTs |}~• 6U€• 2‚3U 3‚5U 5U€ƒ €„T}…†‡ '(}… /(}… ˆ‰Š‹Œ•Ž••‘’“”TŠ‹•–— ˆ˜™š›Žœ• ˆ˜™š›ŽžŸ ˆ˜™? ¡¢!£¤¥¦§Ž¨© ˆ˜™š›Žª«¬^-®¯ °•Ž¨© ˆ˜™±²u ˆŽ³´u µ¶·¸¹š¡¢º»Œ•¼= pn½n ¾¿oÀ Á½nÂÃÄż rTs µ¶·¸º»Œ•“Æ Ç¢T¼ ÈÉÃœ•T¼ ÊËÃÌœ•T¼ rTs µ¶·¸º»Œ•+,C ͤÎÏ Í¤2Ï ¦ ͤ3Ï ¥ ͤ4Ï€ƒ Ð ÑÒÓ¸¹š¡¢º»Œ•¼= pn½n Ô ¾¿oÀ T Õ¼Ö Á½nÂÃÄż ¦ 7 rTs ¤ ÑÒÓ¸º»Œ•“Æ Ç¢T¼ × ÈÉ ² ÊË Ø ÙÚ rTs ÑÒÓ¸º»Œ•+,C ͤÎÏ€ƒ Û¤6ÏÜÝ 2-3Û¤6ÏÜÝ U¤6Ï€• ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲 å怟¬¦7Œ•%•çTèÝ àŽáâéê ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲 å怟¬¦7Œ•ëìínTèÝ àŽáâéê ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲 å椦7Œ•îåïð ^u7ñ òMì òp óñô˜õ%•ç ^‹ñ ö÷ åæiT\“øù >ú9 Ê9 û9 üý9 ý9 þÿ!Ÿ rTs åæ"• 60#$% å 20#$% æ 30#$% Ð 40#$% Ô 50#$% T 6"•$% ¦ 6"•€& 7 å怟¬¦7Œ•^u7ñTèÝ àŽáâéê ¤ ͤ[ÞßÏ × Í¤6Þ2Ï ² ÎÛ¤6-2Ï Ø àŽáâã䧲 å怟¬¦7Œ•òpTèÝ àŽáâéê ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲 å怟¬¦7Œ•%•çTèÝ àŽáâéê ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲 å怟¬¦7Œ•ëìínTèÝ àŽáâéê ͤ[ÞßÏ Í¤6Þ2Ï ÎÛ¤6-2Ï àŽáâã䧲. '( /( GHC IJK GHC IJK 648? 600% 663? 600% 2 6.4% 7 6.2% 68 62.2% 22 69.5% 66 46.2% 23 20.4% 54 36.5% 28 24.8% 63 8.8% 27 23.9% 63 8.8% 66 64.2% 56 34.5% 23 20.4% 33 22.3% 60 8.8% 66 60.8% 24 26.2% 35 23.6% 40 35.4% 2 6.4% 5 4.4% 664 77.0% 74 65.5% 26 64.2% 20 67.7% 6 4.6% 6 5.3% 5 3.4% 8 7.6% 4 2.7% 8 7.6% 8 5.4% 66 9.7% 23 65.5% 68 65.9% 663 76.4% 76 67.3% 62 46.9% 64 62.4% 86 58.6% 99 87.6% 49 33.6% 36 36.9% 24 66.2% 6 5.3% 37 25.0% 66 9.7% 26 67.6% 69 66.8% 30 20.3% 36 27.4% 0 0 60 0.0% 623 83.6% 605 92.9% 4 2.7% 3 2.7% 2 6.4% 3 2.7% 69 62.8% 2 6.8% 626 85.6% 96 85.0% 3 2.0% 6 5.3% 2 6.4% 4 3.5% 64 9.5% 7 6.2% 64 9.5% 9 8.0% 42 28.4% 20 67.7% 44 29.7% 37 32.7% 45 30.4% 47 46.6% 26 64.2% 28 24.8% 3 2.0% 2 6.8% 5 3.4% 22 69.5% 608 73.0% 58 56.3% 8 5.4% 3 2.7% 26 64.2% 23 20.4% 92 62.2% 40 35.4% 69 62.8% 36 36.9% 8 5.4% 9 8.0% 5 3.4% 5 4.4% 8 5.4% 5 4.4% 40 27.0% 32 28.3% 86 58.6% 58 56.3% 66 7.4% 68 65.9% 5 3.4% 6 5.3% 60 6.8% 50 44.2% 69 62.8% 26 68.6% 602 68.9% 30 26.5% 5 3.4% 2 6.8% 6 4.6% 3 2.7% 22 64.9% 32 28.3% 35 23.6% 27 23.9% 80 54.6% 49 43.4% 4 2.7% 4 3.5% 2 6.4% 3 2.7% 60 6.8% 7 6.2% 38 25.7% 26 68.6% 94 63.5% 78 69.0% 96 66.5% 53 46.9% 7 4.7% 64 62.4% 29 69.6% 29 25.7% 67 66.5% 2 6.8% 3 2.0% 9 8.0% 6 0.7% 6 5.3% 59 39.9% 36 27.4% 26 64.2% 25 22.6% 66 7.4% 5 4.4% 2 6.4% 27 23.9% 9 6.6% 2 6.8% 22 64.9% 5 4.4% 24 66.2% 68 65.9% 7 4.7% 7 6.2% 60 6.8% 22 69.5% 35 23.6% 68 65.9% 35 23.6% 36 27.4% 26 64.2% 62 60.6% 68 62.2% 66 64.2% 22 64.9% 7 6.2% 49 33.6% 20 67.7% 24 66.2% 30 26.5% 54 36.5% 39 34.5% 3 2.0% 5 4.4% 68 62.2% 69 66.8% 62 8.6% 6 5.3% 5 3.4% 6 5.3% 60 6.8% 50 44.2% 69 62.8% 26 68.6% 602 68.9% 30 26.5% 5 3.4% 2 6.8% 6 4.6% 3 2.7% 22 64.9% 32 28.3% 35 23.6% 27 23.9% 80 54.6% 49 43.4% 4 2.7% 4 3.5% 2 6.4% 3 2.7% 60 6.8% 7 6.2% 38 25.7% 26 68.6% 94 63.5% 78 69.0%. のタイプに分かれた。. く生活に便利といった 3 つのタイプに分かれた。両.  (2)高層住宅 今と同じ家、今より郊外、今より静かでかつ人が多. 区域ともばらつきが大きいことがいえる。しかしな. 4-2. がら今と同じ家のしめる割合が少ないことが言える。.

(3) 表 2-2 アンケート対象者の属性. 特徴を見るために通勤交通と職場位置のクロスをかけ E F. | } ® ® ¯ 3 4. '( /( GHC IJK GHC IJK 648? 600% 663? 600% 0 0.0% 0 0.0% 626 85.6% 83 73.5% 20 63.5% 29 25.7% 2 6.4% 6 0.9% 60 6.8% 6 0.9% 667 79.6% 96 80.5% 26 64.2% 26 68.6% 0 0.0% 0 0.0% 8 5.4% 7 6.2% 667 79.6% 84 74.3% 23 65.5% 22 69.5% 0 0.0% 0 0.0% 6 0.7% 5 4.4% 49 33.6% 57 50.4% 87 58.8% 50 44.2% 66 7.4% 6 0.9% 0 0.0% 0 0.0% 68 45.9% 90 79.6% 80 54.6% 23 20.4% 0 0.0% 0 0.0% 2 6.4% 2 6.8% 87 58.8% 90 79.6% 57 38.5% 20 67.7% 2 6.4% 6 0.9% 0 0.0% 0 0.0% 60 40.5% 69 66.6% 78 52.7% 39 34.5% 60 6.8% 5 4.4% 62 8.6% 9 8.0% 96 64.9% 76 67.3% 37 25.0% 24 26.2% 3 2.0% 4 3.5% 0 0.0% 0 0.0% 2 6.4% 7 6.2% 629 87.2% 96 80.5% 67 66.5% 65 63.3%. LMNO PNQR &'23)$%(T)*t¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'24)}…¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'25)/%0õ12¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'26)î宯¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'27)5²6®¯¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'28)78®¯¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'29)9:;Ã1<ÐԤײØT%+Ý,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'30)=>§â1?¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+ &'36)ÇÆ@A°²¤×²ØT%+Ý ,-¤%+ %+ .%+ ,-¤.%+. ②利便施設 低層住宅高層住宅共に食料品購入は週3∼4回が最も 多く服や靴などの生活雑貨等を購入する平均数は23月に1回程度が最も多い。 食料品を購入する場所は 天神が最も多く次いで近くの店、 西新という順になっ ている。   ③通勤施設 (1)低層住宅  通勤手段についてみてみると表2-1に示すように低 層区域では自家用車(61.5%)で次いでバスが(19.6 %)となっている。 (2)高層住宅  自家用車(46.9%)が低層区域に比べて低くなって いるがバスが比較的(25.7%)と多い。これは高層の 団地内のバス停があるため、 通勤手段に大きな要因を. ると全区域的に見ても、 自家用車で通う数が多く中央 区、西区となってい、次にバスで通勤する数が多い 4.数量化Ⅱ類による住環境の満足度条件  まず前章より分かった今と同じ家が移転希望理由に ないことから全体的に見た住環境の満足するための条 件を左右する何らかの要因があると考えられる。 本章 では、 住環境をつかさどる上での満足度を把握するた めに、 住環境においての居住環境を全体的に評価した 住環境についての満足、 不満足を準じ外的基準として 数量化Ⅱ類分析を行なった。 計算結果に表れたものを 表 4 に示す。    各調査項目の回答形式は”非常に満足”から”非常に 不満足”までの4段階評価であるが、各サンプル数の ばらつきを少なくするため用意した選択肢に対する4 段階評価を2段階評価になおし、 結果を表している 4-1 ①全体的に評価した住環境満足 (1)低層においての特徴  低層における相関比は0.20と低い数値を表すこと から回答に対するばらつきが多いことがいえる。  寄与率の大きな原因として近所づきあい (23.7%) 、 買い物(19.7%)住宅(18.4%)が挙げられる。これ らのことから全体的に見た住環境にとってこれらのア イテムが居住空間に最も影響を及ぼしていることがい える。逆に寄与率の小さいのは、つまり居住環境に とってあまり問題とならないとみなせる要因は、騒音 (0.5%)、教育施設1.8%)であった。サンプルスコア の平均値が、 住環境における満足に対してプラスの値 を示していることから、 カテゴリースコアがプラスの 要因を表しているものが住環境を利用する際の要因と なる。. 与えていることが分かる。  . 表 3  アンケート対象者の周囲環境状況. \“B¬TCD&EF) þÿ!. >ú9 Ê9 û9 üý9 ý9 þÿ!Ÿ GHI! JKL! Õ]%B¬TCD&EFþÿ! ÈÉ ÊË ÙÚ MN&OÎE)C PMN >MN /N pn½n pn½n ¾¿oÀ ¾¿oÀ&OÎE)C $%(12C. !"#$%&'() !"*$%&'() '(+, -.$%&/() 01*$%&/() /(+, 60.3 9.6 60.0 8.7 5.9 7.3 3.3 6.2 2.3 2.4 4.6 3.2 65.6 63.8 64.5 63.5 66.6 62.6 8.2 8.6 8.4 6.7 3.8 5.3 62.7 62.7 62.7 66.5 8.6 60.6 26.3 26.9 26.6 69.3 67.7 68.5 64.5 64.4 64.5 62.7 66.6 62.2 60.6 9.8 60.2 9.8 6.9 8.4 9.2 8.8 9.0 5.4 5.3 5.4 3.7 2.3 3.0 4.7 3.3 4.0 2.0 6.0 6.5 3.0 5.0 4.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 6.0 2.0 0.0 6.0 0.0 6.0 0.5 6.0 0.0 0.5 3.0 3.0 3.0 6.0 0.0 0.5 2.0 2.0 2.0 5.0 2.0 3.5 4.0 5.0 4.5. 4-3.

(4) 表 4 全体的に評価した住環境満足を外的基準とした数量化Ⅱ類の結果 WX. PNQRn. ÝC. )*t. %+ .%+ %+ .%+ /%0õ12 %+ .%+ îå %+ .%+ 5²6 %+ .%+ 78®¯ %+ .%+ 9:;à %+ .%+ => %+ .%+ ÇÆ@A°² %+ .%+ m¿[\p¾LT+, ]\n[Î&%+) ]\n[2&.%+) ^ðK }…. 648 626 22 626 22 625 23 50 98 68 80 89 59 60 88 608 40 64 84. CQRSTTUV '( p¾L Y¿Z &_`a) 0.69 6.3 (6.08) 67.6% 0.68 6.4 (6.02) 68.4% 0.07 0.43 (0.38) 5.7% 0.45 0.74 (0.23) 9.7% (0.83) 6.5 0.76 69.7% 0.05 0.64 (0.07) 6.8% (0.09) 0.25 0.06 3.3% 0.06 0.04 (0.03) 0.5% 0.96 6.8 (0.74) 23.7% 0.67 -6.66 0.2. ÝC 663 83 30 92 26 96 22 64 49 90 23 92 26 69 44 85 28 98 65. CQRSTTUV /( p¾L Y¿Z &_`a) 0.20 0.75 (0.55) 66.9% 0.26 6.6 (0.96) 24.9% 0.05 0.27 (0.22) 6.0% 0.26 0.49 (0.28) 66.6% (0.04) 0.26 0.67 4.7% (0.06) 0.05 0.04 6.6% 0.23 0.60 (0.36) 63.4% 0.26 0.86 (0.64) 69.2% (0.02) 0.62 0.60 2.6% 0.27 -6.64 0.45. 表 5  全体的に評価した利便施設における満足を外的基準とした数量化 Ⅱ類の結果 WX µ¶·¼=. PNQRn. pn½n ¾¿oÀ Á½nÂÃÄż rTs µ¶·“Æ Ç¢T¼ ÈÉÃœ•T¼ ÊËÃÌœ•T¼ rTs µ¶·+,C ͤ2Ï€• ͤ3Ï Í¤4Ï€ƒ ÑÒÓ¼= pn½n ¾¿oÀ Á½nÂÃÄż rTs ÑÒÓ“Æ Ç¢T¼ ÈÉ ÊË ÙÚ rTs ÑÒÓ+,C Û¤6Ï€• 2-3Û¤6ÏÜÝ U¤6Ï€• m¿[\p¾LT+, ]\n[Î&%+) ]\n[2&.%+) ^ðK. ÝC 648 623 4 2 69 628 3 2 65 57 45 46 22 3 660 63 22 93 69 8 6 49 88 66. CQRSTTUV '( p¾L Y¿Z 0.02 3.5 6.8 (6.7) (0.33) 68.8% 0.09 7.7 (2.6) (7.6) 0.58 46.3% 0.64 0.53 (0.36) 0.67 2.9% 0.50 0.53 6.3 (0.26) (0.56) 2.9% 0.67 3.2 0.62 (0.37) (0.49) (2.5) 67.6% 0.66 3.2 (0.09) (0.00) 67.6% 0.66 -6.03 0.67. ÝC. (2)高層における住環境満足  同様に行なった高層住環境の満足するための条件を 把握すると、相関比は 0.45 で、住環境を全体的にみ た評価に影響を与えるもの、 寄与率の大きいものは住 宅(24.9%)と最も高い値を示し、騒音(19.2%)、安 全性(16.9%)となっている。  逆にあまり影響を示さないものとなっているものに は教育施設、 近所づきあいとなっている。  プラス要因を顕著に表しているものとして図書館施 設、交通に対する満足である。マイナス要因を表して いるものとして住宅、安全性の不満足である。 (3)住環境満足における低層と高層の比較 .  住宅に満足を与える要因を与えるものとして低層高 層ともともに寄与率の大きなものとして安全性と住宅 の室内的空間が挙げられる。 と同時に寄与率の小さい ものとして教育環境、 緑地及び公園の室外的空間が挙 区域ではスーパー、コンビニの数が(R1k)以内にて 0.5 と少ないこと、商業地(天神、西新)までの距離 が遠いことが考えられる。. 4-4. 663 605 3 3 2 96 6 4 7 29 37 47 28 2 58 25 23 40 36 9 5 37 58 68. CQRSTTUV /( p¾L Y¿Z (0.06) 2.5 2.6 (0.36) 0.76 24.3% 0.60 2.5 (6.93) (0.55) 0.62 24.7% (0.54) 0.94 (0.08) 0.40 9.6% 0.63 6.5 (0.05) 0.09 (0.96) 64.9% (0.08) 6.6 (0.29) 0.40 0.56 (6.07) 65.3% 0.03 6.2 0.27 (0.92) 66.5% 0.2 -6.2 0.24. 4-3.利便施設の利用から見 た満足要因  4.1 で抽出した住環境満 足についてのマイナス要因 を最も謙虚に有していたも のの1つに利便施設に関す る満足が挙げられ、全体的 な利便環境に関する満足の 要因同を 4.1 同様に数量化 Ⅱ類にかけたを表 5 にあら わす。と相関比は低層住宅 が 0.17で、高層住宅が0.24 と低い値をしめすことから 調査対象地における対象者 のばらつきが大きいことが いえる。寄与率の大きいも のとして食料品の購入場所 および店が満足をきめる際 の要因であるといえる。  同時にあまり満足をきめ る要因とならないもの寄与 率の低いものとして挙げら れるものに服や靴の購入平 均および店が挙げらた。こ のことは低層住宅地及び高 層住宅地の両区域において いえることが分かる。. 4-4.2 章の空間からの考察 ここでは買い物環境の満足度に影響を与え、 低層住宅 地では不満足に近づいている要因として考えられるも のとして簡単2章で挙げた対象地の周囲環境を踏まえ た上での特徴を挙げると、 低層区域ではスーパー、 コ ンビニの数が(R1k)以内にて0.5と少ないこと、商 業地(天神、西新)までの距離が遠いことが考えられ る。 5. まとめ  全体的な住環境を満足する要因として以下のことが 言える。  ①安全性、 住宅といった室内環境が住環境に対する 満足度を決める際の大きな要因である。  ②住環境満足度にあまり問題のないとみなせるもの に教育施設に関する項目となっている。  ③買い物環境といった利便施設に満足していると全 体的住環境ではプラス要因を及ぼす。  一連の分析及び考察を通じ対象地の居住者が住環境 においての満足かどうかの評価で安全性及び住宅につ いて不満足であるといえる。  .

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