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学生の正課外の経験が卒業後の職場適応に及ぼす影響~「世間」との関わりの視点から~ [ PDF

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Academic year: 2021

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目次 1.研究の目的と背景 1.1 研究の目的 1.2 研究の背景 2.先行研究 2.1 ライフキャリア・ワークライフバランスに関 する研究 2.2 学校から職業への移行・職場の人とのつなが りの研究 2.3 「世間」の中でいかに生きるかの研究 2.4 経験資本と学習についての研究 3.仮説の設定及び研究方法 3.1 研究の意義 3.2 仮説の設定 3.3 「世間の定義」 3.4 研究方法 3.5 研究対象の概要 3.6 調査の内容 4.各類型の調査結果と分析 類型1 正課外の経験あり/昇格グループ 類型2 正課外の経験あり/昇格遅れ、転職グループ 類型3 正課外の経験なし/昇格グループ 類型4 正課外の経験なし/昇格遅れ、転職グループ 5.考察 6.今後の課題と展望 1.研究の目的と研究背景 1.1研究目的 本研究の目的は、研究一筋だった理系学生が技術開発 の職場に溶け込めず研究成果を発揮できないケース、文 系学生で勉強もせず遊んでばかりいた学生が職場をマネ ジメントする業務に適応するケースなどに見られる現象 を、学生時代の正課外のコミュニティの中で生じた「世 間」との関わりと関連付けて考察し、職場での適応・不 適応の要因を探っていくものである。職場での適応・不 適応が、正課で求められる知識の有無や、社会人スキル だけでは説明がつかない現実を踏まえ、根底に世間との 関わり方あるいは、社会の中での身の処し方についての 経験の有無・大小が大きく関わっていると仮定し、世間 との関わりの視点から要因を明らかにする。 1.2研究背景 政府が「人生100 年時代構想」を展開する中、経済産 業省労働推進室〈2018〉によれば「新・社会人基礎力」 は、これまで以上に長くなる個人の企業・組織・社会と の関わりの中で、ライフ ステージの各段階で活躍し続け るために求められる力と定義され、社会人基礎力の3つ の能力(12 の能力要素)を内容としつつ、能力を発揮 するにあたって、目的、学び、組合せのバランスを図る ことが、自らキャリアを切りひらいていく上で必要とさ れている。社会人の多くは、様々な政策の中にあっても 将来展望や老後の社会保障、先行きに対して不安を払拭 できていないと考えられる。昨今では、所得を確保して いく必要性から焦燥や不安も高まっておりいかに職場に 適応していくかが問われている。就職後も成長し続ける 人材の育成に向けて、文部科学省(2013)は「大学等に おけるインターンシップは、大学における学修と社会で の経験を結びつけることで、学生の大学等における学修 の深化や新たな学習意欲の喚起につながるとともに、学 生が自己の適正や将来設計について考える機会となり、 主体的な職業選択や高い職業意識が図られる有益な取 組」であるとしている。若者たちは、その取組を職場に 適応する貴重な経験ととらえ、能力を発揮する足がかり として臨んでいるものの、就職後に生じる労働社会にお ける対人の軋轢の中で職業不適応を起こしているケース は少なくない。 2.先行研究 2.1ライフキャリア、ワークライフバランスに関する 研究 山口(2009)は人々が多様なライフスタイルやライフ プランニングの選好を持つに至った現代社会の中で、ワ ークライフバランスのキーワードは「多様性」「柔軟性」 「時間の質」だと考えている。「多様性」は人々の多様性 を積極的に評価し、多様な人々の選好を活かし、それに

学生の正課外の経験が就職後の職業適応に及ぼす影響

~世間との関わりの視点から~

キーワード:世間,共通の時間意識,贈与・互酬の関係,長幼の序,身分,職階 所 属 教育システム専攻 氏 名 古橋 章秀

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より皆が生き生きと働き、また充実した個人や家庭生活 を送れるようにしたいという趣旨であり、主なワークラ イフバランスのひとつであるとしている。しかし、社会 との相互関係を保ちつつ「多様性」を評価し、皆が生き 生きと働けるべき職場において充実感を味わえず、仕事 と生活の調和が上手くとれない若者も多い。前田(2010) は、若者の学生生活において、知識の獲得のみならず、 人と人との関係性の構築、出会いなどがその後のキャリ ア形成に大きな影響力を持っているのであり、同時にそ のような「出会い」の可能性の格差が若者の間で生じ始 めていると述べている。 2.2学校から職業への移行・職場の人との職場のつな がりの研究 小杉(2010)は、学校と労働市場との接点が重要であ り、ここでの失敗によって彼らを孤立化させないために は、学校段階からの相談体制や対人関係の基本的トレー ニングを含む多様な体験機会が必要ではないかと述べて いる。また、無業になり社会関係を失う前に社会のメン バーとしての関係性を築いておく必要がある。いったん 孤立化してしまうと、そのことがさらに対人関係力を低 下させる悪循環も起こり得るとしている。 また原田(2017)は社会的ネットワークと孤独感の関 連について、同居家族や親族ではなく、恋人や親しい仕 事仲間、隣人、友人といった選択的なネットワークの存 在が、孤独感の低さにつながっていたとしている。 内閣府(2008)の職場の人とのつながりに対する意識 調査では、職場の人との「全面的つきあい」の割合は1970 年代から減少の一途をたどっており、逆に「部分的つき あい」と「形式的つきあい」の割合が増加している。特 に1995 年を分岐点として「全面的つきあい」と「部分 的つきあい」の割合が逆転している。玄田(2005)は個 性重視や個人の選択の中による自己責任を当然とする風 潮のなか、たしかにそんな潮流にうまく乗って努力を続 けられる人もいる。しかしその一方で立ち尽くす若者は けっして少数ではない。現代では相当多くの若者が、個 性や自己責任を要求する社会の雰囲気に疲れきってしま っていると述べている。また、自己実現への理解にして も、最初に自分らしさを求めようとするのではなく、働 く経験のなかでこそ、本来の自分、あるべき自分が発見 されるものだという反論がなされたとしている。 2.3「世間」の中でいかに生きるかの研究 阿部(1997)は学校教育の中では建前としての西欧風 教育がなされ、存在していない西欧風個人があたかも実 在しているかの如き幻想の中で全ての教育がなされてき たのである。小学校から中学、高校などの教科書もすべ て西欧風個人を前提として書かれており、実生活におい てはほとんど役に立たないものであったと述べている。 2.4経験資本と学習についての研究 下村(2016)は、大学時代の多種多様な経験がその後 の人生の豊かな経験資本となると言った時、そこに含意 されているのはどういう事柄であろうかという問いに対 し経験資本とキャリア概念の類似点として「継続的」「回 顧的」「不可逆的」であるという三つの特徴を指摘した。 若いうちは何でも経験してみるのが良いとする漠然と した経験資本の蓄積にも効用があろうかと思われるが、 類似の体験でなければ、容易に般化して拡がっていかな い経験資本の性質というものを念頭に置いたとき、改め て、経験資本の蓄積の仕方を考える余地があると述べて いる。また吉本(2004)によれば、卒業後一定期間にわ たって大学教育の効用が持続し、特に初期キャリアの後 の段階になって、効用が顕在化するという「遅効性」を 持った「キャリア効果」がみられることを明らかにして いる。先行研究では、選抜制に関わらず「対人スキル」 が職業生活に入る以前から学生間で差がみられること、 就職後対人関係を構築することが難しいことが明らかと なった他、学生から職業への移行におけるつまずきの要 因も示されている。また、小学校から中高大へ経験の連 鎖性があることや、類似の体験でなければ、容易に般化 して拡がっていかない経験資本の類似性も指摘されてい る。学生時代のコミュニティの中での経験が、「経験とし ての世間とのつながり」が職場での対人関係にどのよう に影響を及ぼし連鎖しているかの分析は少ない、ゆえに 本研究では、学生の正課外の経験の中における「世間」 とのつながりに焦点をあてたい。 3.仮説の設定及び研究方法 3.1研究の意義 本研究により、職場の中で生きがいを感じる職業人や、 職場に生きづらさを抱える職業人から、学生期における 正課外での「世間との関わり」についての経験をインタ ビューすることにより、生きがいを感じる要因、あるい は疎外感、生きるリアリティを崩壊させる要因を文脈の 中に読み取り言語化し、自分らしい生き方の展望を拓く 糧とする。 3.2仮説の設定 (1)学生時代に参加するコミュニティにおいて世間と のつながりがあった場合 就職後に与えられた職場環境の中ではコミュニティの 場の提供が約束されておらず、職場で孤立化するおそれ がある。職場適応の個別要因は、個々人のライフストー リーの中で発生しており、それは学生の正課とは別の次

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元で生じている。孤立しそうになっても、学生時代に参 加したコミュニティの中で学生期に偶然の「出会い」が あり相談にのってくれた人が存在した経験や、誰かが手 を差し伸べて「世間」とのつながりを保持する手助けを してくれた経験がある場合は、人の手を借りて対人関係 を保持したり、別のコミュニティを模索・構築する手立 てを講じることで孤立化を防ぎ、専門外の職場であって も適応する可能性が高い。 (2)学生時代に参加するコミュニティがなかった場合 コミュニティの中で社会的ネットワーク(世間とのつ ながり)を構築した経験が少ないと、職場での希薄化し た関係性から抜け出すことができず孤立化し、「世間」と の関わりの不足により利害関係者との関係構築が困難に なったり、逆に過度に組織に拘泥するなどして安定した 居場所を築けずに適応しにくくなる能性が高い。 3.3「世間」の定義 A 共通の時間意識 斉藤(2004)阿部(2001)は、「世間」の中で人は「共 通の時間意識」を生きていると述べており、人々が日本 語のごくありふれた挨拶である、「先日はありがとうご ざいました」と「今後ともよろしくおねがいします」と いう表現が、「世間」の中で人々がこの「共通の時間意識」 をあらわしているという。 B 贈与・互酬の関係 阿部(1997)は「世間」を構成している人々の間には 年賀状やお中元お歳暮の交換という義務があるが、この 義務の背後には互いに何らかの世話をするということが ある。同じ会社に属している場合には引き立ててもらっ たり、有利な条件で関係を持つことができることもある と述べている。 C 長幼の序・身分・職階 斉藤(2004)は相手との関係が目上であるか目下であ るか、先輩であるか後輩であるかによって膨大な敬語を つかい分けなければならない。敬語の使いかたを誤れば、 相手に「世間知らず」ということになる。しかしこれが 出来るためには、相手と自分が「世間」のなかでどうい う身分にあるかを知らなくてはいけないと述べている。 3.4研究方法 仮説の検討を行うために、福岡に本社を置く地元金融 機関の文系営業職に就く正社員を中心にした以下の11 名に対し個別に半構造化インタビューを行った。 3.5研究対象の概要 調査対象となる文系営業・事務正社員の多くは九州を 営業基盤に持つ大手地方金融グループに在籍。対象者の 年齢は、吉本(2004)の大卒ホワイトカラーは30歳前 後まで「一人前」のホワイトカラーの前段階としての初 期キャリア段階を経験するとする「30歳社会的成人」 を参考に30歳前後(29歳~34歳/平均年齢30. 9歳)とした。対象者を、正課外の経験の濃淡で分類し、 更に職場でのチームワークが評価される人事考課が良好 な昇格組と、そうでない昇格遅れ・転職組に細分化した 後に、以下の4類型/11名にインタビューを行い理論 的飽和状態に達したので調査を終了した。 表1 研究対象者一覧 職種 役職 金融 主任 流通 主任 金融 主任 金融 課長代理 金融 課長代理 金融 主任 金融 課長代理 金融 主任 金融 課長代理 金融 課長代理 金融 主任 30.1.4 性別 法学部 私立大学 経済学部 私立大学 大学 学部 国立大学 法学部 私立大学 K氏 私立大学 女 11年 32歳 栄養学科 29歳 国立大学 文学部 30.12.29 私立大学 法学部 I氏 女 7年 役職は30歳転職時 30.12.22 C氏 女 8年 30歳 法学部 H氏 女 12年 34歳 30.12.13 D氏 女 10年 31歳 J氏 私立大学 男 10年 31歳 政治経済学部 B氏 私立大学 男 10年 31歳 G氏 男 7年 29歳 № F氏 私立大学 男 10年 31歳 教育学部 E氏 男 10年 34歳 法学部 勤続年数 年齢 A氏 私立大学 社会学科 男 6年 28歳 31.1.6 30.12.24 30.12.23 類型4 正課外の経験なし/昇格遅れ、転職グループ 備考 面接日 結婚退職時30歳 役職は32歳退職時 外部企業出向中 類型1 正課外の経験あり/昇格グループ 類型2 正課外の経験あり/昇格遅れ、転職グループ 類型3 正課外の経験なし/昇格グループ 30.12.27 30.12.20 31.1.3 3.6調査の内容 半構造化された質問項目にもとづく個別インタビュー 調査(1時間半程度)。 4.各類型の調査結果と分析 類型1 正課外の経験あり/昇格グループ (A氏)仕事を円滑に進めるには、まず仕事が自分一人 ではできることではないので周囲の人に仕事を頼めるよ うな状況にしている。例えば、女性の先輩が書類のチェ ックで自分の間違いを発見したら、ただ謝るだけではな く周囲の人に聞こえるような声で「先輩のおかげで未然 に減点を防ぐことができた、本当にありがとうございま す。」と意図的に持ち上げることを忘れてはいけない。そ うすることで女性の先輩はまるで仕事での手柄を周囲に 認められたような気になり、その後も、良好な関係を維 持できる。とにかく、それの繰り返し。 <分析>学生時代は高校大学を通じて強豪柔道部の合宿 所生活を経験しており、不条理な先輩に抵抗がない。た だ謝るだけでなく相手を持ち上げることを忘れないこと で、仕事の協力体制を維持継続することに成功している。 類型2 正課外の経験あり/昇格遅れ、転職グループ (F氏)悩みを聞き出そうとしてくる上司がいるが、何 か相談したとしても状況は何も改善されないし、むしろ 悩みを話すだけ人間関係は悪化していくものと今はわか

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る。相談するだけ組織に反抗する人と思われるだけであ る。どうすれば昇格するのか明確に教えて欲しい。 <分析>学生時代は、自由な寮生活やサークル活動を送 っていたが上下関係の軋轢は無く、自分に対する「評価」 は示されたことがない。職場で上司と反目関係にある。 類型3 正課外の経験なし/昇格グループ (G氏)パフォーマンスを見て白々しいと感じるが、自 分が根本的にグループから外れるのは嫌なので最低限の ことはやるという意識があった。一応昇格するグループ に入っていようと考えた。 <分析>学生時代に集団における上下関係の付き合いは 乏しいが、排除されそうな状況では、パフォーマンスと はいえ利害関係のある上司と最低限の付き合いをするこ とで昇格グループにとどまっている。 類型4 正課外の経験なし/昇格遅れ、転職グループ (J 氏)収益を掴む為に全力で仕事をやろうとすればす るほど、社内のキーマンにすり寄っていかなければなら ないし、顧客にも芸者のようにすり寄っていかなければ いけない。自分に利益を及ぼす可能性のある人にはすり 寄っていくことが大きな収益、自己の利益につながるこ とを当然のことと認識している。 <分析>学生時代には、汗を流す程度にスポーツする程 度で、バイト経験も無く正課外の経験は乏しいが前職場 で『職場の「世間」』と接した経験を活かし社内のキーマ ンにすり寄っていく意識で自己の利益を掴んでいる。 5.考察 本研究では、類型1の調査結果から学生時代に正課外 の経験の中で厳しい部活動や飲み会の中で『職場の「世 間」』と類似したコミュニティで過ごした経験がある場合 は、職場に適応しやすくなる可能性が高くなることが明 らかになった。反面、類型2の調査結果より『職場の「世 間」』と類似した経験があっても、「世間」との付き合い に「迷い」や「ためらい」があれば職場に適応しにくい ことがわかった。また類型4の調査結果から学生時代に 『職場の「世間」』と類似した経験が無く、就職後も「世 間」との距離を置いたり、拒絶したりする場合は職場に 適応しにくくなることが明らかになった。さらに類型3 の調査結果からは、『職場の「世間」』と類似した経験が 無くても、就職後に求められた雑務や飲み会などの「世 間」との付き合いを「昇格する為」「収入を増やす為」な どの理由から柔軟に実践する姿勢があれば職場に適応し やすくなることも明らかになった。 いずれの類型の場合も学生時代のアルバイトや部活動 という正課外の経験が、就職後の「世間」との窓口にな っており、学生時代に予備的に経験しておく段階を経由 しなければ職場に適応しにくい素地を生むこともわかっ た。調査対象者全てが「会社から賃金をもらっている以 上、仕方のないこと」として「世間」との関わりを捉え ており、長期的かつ安定的に賃金を獲得する為に「世間」 との関わりは避けては通れないという認識であった。 今後の課題と展望 今回の調査では、『職場の「世間」』の視点から30歳 前後の成人にインタビューを行ったが、調査対象が文系 大学出身者に集中したため、理系大学出身者が感じる『職 場の「世間」』については不明のままである。また、その 地域独特の「世間」があることも予想されるため、調査 対象を広範にした場合、違った結果にならないとは限ら ない。また、職業人生を通してみると職業階層によって 異なる「世間」が展開していくことが予想され初期キャ リア形成時から定年に至るまで「世間」との出会いの幅 に格差が生じることが予想される。今後、業務のデジタ ル化が進んで行くと同時に、業務の中に介在していた人 間関係が消滅した時、「世間」がどのような形で残るのか わからない。過度の集団主義から個人化する労働社会は、 労働者コミュニケーションを「希薄化」させている。変 化する『職場の「世間」』との狭間で自分の位置を確認し、 どのように行動すべきかという意味を見いだしていく作 業により、疎外感から力強く抜け出し、生きがいを見い だして行くことが大切であろう。 主要参考文献 阿部謹也(1995)『「世間」とは何か」』講談社現代新書 阿部謹也(1997)『「教養」とは何か』』講談社現代新書 阿部謹也(2001)『学問と「世間」』岩波新書 岩崎久美子 下村英雄 柳沢文敬 伊藤素江 村田維沙 堀一樹(2016)『経験資本と学習』-首都圏大学生 949 人 の大規模調査結果-明石書店 小杉礼子(2009)『叢書・働くということ⑥若者の働き かた』 ミネルヴァ書房 小杉礼子(2010)『若者と初期キャリア「非典型」から の出発のために』 勁草出版 佐藤直樹(2011)『なぜ日本人はとりあえず謝るのか 「ゆるし」と「はずし」の世間論』 佐藤直樹(2004)『世間の目 なぜ渡る世間は「鬼ばか り」なのか』 原田 謙(2017)『社会的ネットワークと幸福感 計量 社会学で見る人間関係』 勁草書房 前田信彦(2010)『仕事と生活―労働社会の変容―』ミ ネルヴァ書房 吉本圭一(2004)「30歳社会人成人」と「大学教育の 遅効性」『高等教育研究紀要』pp246-247

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