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自己受容の基底因 W Berger’s scaleの再検討

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(1)

茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)289−308       289

自己受容の基底因 W

Berger s scaleの再検討

吉田昭久・.澤野有香**.服部智・・*1

(1991年9月13日)

Basal Factors of  Acceptance of Self Vl:

Reconsideration of Berger s scale

Teruhisa YosHIDA*・Yuka SAwANo**and Satoshi HATroR1***

(Received September 13,1991)

は じ め に

前論文二編1}2)においては,Berger s scaleの全体構造に関する因子分析的検討の結果を示し,

さらに,その二つの下位scale,「自己受容」及び「他者受容」scaleのそれぞれに関する因子分析の 結果に基づいてその構造的特徴を明示し,併せて両者の関連について検討を加えた。

本論文では,これらの結果を踏まえ,主としてBerger s scaleにおける「自己受容」及び「他者 受容」の各視点についての再検討を行ない,自己及び他者の「受容」を測定する際の基本的な視点 の位置付けと,自己及び他者の「受容」というダイナミックな心理現象を,質問紙法により同次元 的に捉える方略とについての提案を試みたい。

なお,本論文構成の概要を示せば以下の通りである。

I Berger, E, M.の定義に関する再検討

1−1 自己受容に関する検討 1−2 他者受容に関する検討

H Acceptance of Self and Others Scaleに関する再検討 H−1 Acceptance of Self Scaleの検討

H−2 Acceptance of Others Scaleの検討 皿 大学生を対象とした質問紙調査

皿一1 「自己・他者受容」に関する調査視点の構造化と質問項目の選定 皿一2 質問紙調査の実施とその結果

* 茨城大学教育学部学校教育講座教育臨床心理学研究室(〒310 茨城県水戸市文京2丁目1−1).

** ?骭ァ北相馬郡利根町立新館中学校(〒270−12 茨城県北相馬郡利根町横須賀1277).

*** ?骭ァ水海道市立水海道小学校(〒303 茨城県水海道市天満町2516−1).

(2)

290       茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)  ・

I Berger, E. M.の定義に関する再検討

1−1 自己受容に関する検討

バーガー(Berger, E. M)が,九つの視点から自己受容について定義していることについては既 に述べた3)。そこで示す内容に関して,バーガーの意図を忠実に汲んだ受け取りをすることが,自 己受容としてバーガーが挙げている心理現象を,日本人に適用する項目として作成する際の前提条

件となる。

そこで,先行研究で示した自己受容に関するバーガーの定義の翻訳4)を再度検討することを通し て,バーガーの自己受容に関する受け取りを忠実に汲んだ現象記述となる,具体的質問項目を再度 作成することにした。先行研究の翻訳を比較検討する際には言語学的観点を重視し,今回もまた,

本学部英語教育講座英語学担当教官に検討を依頼した。

表1に,バーガーの原文,先行研究での翻訳,本研究における修正,修正の論拠を一覧表にして 示した。修正に際しては,なるべく先行研究の翻訳を活かすようにした。なお,それぞれの定義の 主語は,The self−accepting personである。

1−2 他者受容に関する検討

バーガーは他者受容についても自己受容と同様に七つの視点から定義している5㌔自己受容の定 義に関する再検討と同一の視座から,先行研究の他者受容に関するバーガーの定義の翻訳6)を再度

検討し直した。

表2は,バーガーの他者受容の定義に関して,表1と同様に整理したものである。なお,主語は,

おのおの The person who is accepting of othersである。

H Acceptance of Self and Others Scaleに関する再検討

H−1 Acceptance of Self Scaleの検討

バーガーのAcceptance of Self Scaleに関する翻訳も,既に先行研究において試されているが7),

定義に関する再検討を踏まえて検討し直した。Acceptance of Self Scale 36項目についての言語 学的検討を行ない一覧表に整理したものを,表3−1〜表3−3に示した。

H−2 Acceptance of Others Scaleの検討

Acceptance of Self Scaleの再検討と同様の視座から, Acceptance of Others Scale 28項目に関 して検討し直し一覧表に示したものが,表4−1〜表4−2である。

(3)

吉田他:自己受容の基底因V[      291

表1 自己受容する人(The self−accepting person)

※修正の欄において空欄の箇所は先行研究の修正のないことを示す

No Berger, E. M. 先  行  研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

(1) :Relies primarily upon 自分の行動を導くものとし 自分の行動のガイドとして, internalizedは,受け身の意 internalized  values  and て,外的圧力よりはむしろ 外部の圧力よりも自己の内 味なので厳密に言えば, 「内 standards ratber than on

??狽?窒獅≠戟@pressure  as  a

№浮奄р?@for hs behavior.

主として内圧化した価値と 譓? 信頼する。

面における諸価値や諸基準

,最も基本的なものとし ト信頼する。

在化された」であるが,日本 黷ナは,「内在化した」でよ

「。 「自己の内面における」

とした方がこなれている。

:Has faith in his capacity 人生を生きぬいていくため 人生を生きぬいていく自分 capacity to doは, 「〜する

to cope with life. の自分の可能性を信頼する。 の能力を信頼する。 能力」であって, 「〜のため

の」という目的を表すのでは

ない。

(3> :Assumes responsibility 自分自身の行動の結果に責 for and accepts t}1e con一 任を負い,そしてそれを受 sequences of his own be−

?≠魔奄盾秩D   け容れる。

(4) :Accepts praise or crit一 他人からの賞賛や批判を客 icism from others objec一 観的に受け容れる。

tively.

(5) :Does not attempt to

g・・y・・dl・t・rt・・y feel−1ngS・mOtiVeS, hmitatiOnS,abilities   or   favorablequahties which he sees inhimself,  but  ratber

自分自身の中に見出す何ら ゥの感情,動機,限界,能 ヘや有望な性質を否定した 閨C歪曲したりしようとし ネいで,むしろ自己非難せ

自分自身について見い出す エ情,動機,限界,能力,

]ましい性質を否定したり,

c曲したりしようとしない ナ,むしろ,自己非難する

favorabie qualities を「有望 ネ性質」ではなく,「望まし

「性質」とする。

accepts all without se豆f_ ずにすべてを受け容れる。 ことなしにすべてを受け容

condemnation. れる。

(6)

: Considers himself a 他人と同じ程度に価値のあ 他人と同じ水準で自分自身 on an equa聖plane wit』OtLer person of worth on an る人間として自分自身を尊 を価値ある一人の人間だと persons lま, a person of

equal P丑ane witb other 重する。 思える。 worthではなく,むしろ,

persons. considersを修飾する。

(7) :Does not expect o止ers 自分を拒否する何らかの理 to reject him whether he 由を他人に与えようと与え giVeS tbem any reaSOn tO まいと,他人が自分を拒否 relect bim or not.

することを予期しない。

(8) :Does not regard himself 自分の反応が,他人と全く 自分自身を,他人と全く違 totally different from others as totally different from 違っていて,ひどく奇妙だ っているとか 「変わり者」 と  queer  とgenerany others,    queeゼ   , or

№?獅?窒≠撃撃凵@abnormal in bis 窒?≠モ狽奄盾獅刀D

ったり,また概して異常だ ニ自分自身をみなさない。

だとか,自分の反応におい ト概して異常だとか,みな

abnormal in his reactionカ㍉

盾窒ナ結ばれnotで否定される

さない。 べきである。

(9) : Is  not shy  or self一 内気や自意識過剰(人目を 内気でも,自意識過剰でも notの後のorは,「〜でも〜で

consciOUS. 気にする)でない。 ない。 もない」の意味である。

(4)

292       茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)

表2 他人を受容する人(The person who is accepting of others)

※修正の欄において空欄の箇所は先行研究の修正のないことを示す

No Berger, E. M. 先  行  研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

(1) :Does not reject hate, or 他人の行動や基準が自分の 他人の行動や基準が自分自 reject, hate, pass ladgment pass  ludgment  against もつものと相反していると 身のもつものと相反してい againstの3つの共通の目的 oth3r persons when their

b?b≠魔奄盾秩@ or  standards 思える時でも,他人を拒否 ると思える時でも,他人を 語がother personsである。

seem to him to be contra一 したり,憎んだりせず,ま 拒否したり,憎んだり,否 againstは,「〜に反対の,

dictory his OW【L た他人に対して判断を下さ 定的な判断を下さない。 一に否定的な」の意味である。

ない。

(2) :Does not attempt tげ 他人を支配しようとしない。

dominate others.

(3) :Does not attempt to 他人のために責任を負おう assume responsibility for としない。

others.

(4) :Does not deny the worth 自分と同じ人間としての他 他人の価値を否定しないし,

of others or their equaレ 人の価値や平等さを否定し 人間として他人が自分と平 ity as persons with him.

shis does not imply ない。このことは,特定の 等であることを否定しない。

equality in regard to spe一 業績に関しては平等という ただし,このことは,特定 cific achievements. He

???トs neither above nor b?撃盾浴@ tbe  people  he

意味を含まない。彼は,自 ェが出会う人たちより上だ

の業績については,平等だ ニいうことを意味するわけ

meets. とも下だとも(優れている ではない。自分が出会う人

とも劣っているとも)感じ 々に対して優っているとも

ない。 劣っているとも感じない。

(5) :Shows a desire to serve 他人に奉仕したいという願 他人の役に立ちたいという shows a desireは,強い願い

others. いを示す。 強い願いを示す。 を示すとする。

(6) :Takes an active interest 他人に旺盛な興味を持ち, 他人に旺盛な興味を持ち, shows a desireは,強い願い in others and shows a de一 他人とお互いに満足のいく 他人とお互いに満足のいく を示すとする。

sire tO Create mutually

ratiSfaCtOry  relatiOnS 関係を築きたいという願い 関係を築きたいという強い

with them. を示す。 願いを示す。

(7) :In attempting to advance 自分自身の幸福を増進しよ 自分自身の幸福の向上を図 advance his own welfare を his own welfare, be is うとする時,他人の権利を ろうとするときに,他人の 幸福の向上と名詞的に訳す。

careful not to infringe on

狽b?@rightS Of OtherS. 侵害しないように気をつけ 権利を侵害しないように気 his own welfareは, his own

る。 をつける。 lifeとして考えられる。

(5)

吉田他:自己受容の基底因M       293      .

表3−l Acceptance of self

※修正の欄において空欄の箇所は先行研究の修正のないことを示す

Berger, E. M. 先  行  研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

1†S:1 d董ike蓋t if I could 私は, 分の個人的な悩み どのよう

find  someone  wbo に解決したらよいか,教えてくれる誰 WOUId tell me bOW tO かがいればいいのにと思う。

so豆ve my persona蓋 problems.

2S:Idon t question my 私は,たとえ人がどう思おうと, 分 私は,人間としての自分の価値を疑わ others doは, ot』ers worth as a person, even

奄?@I think others do.

の人間としての価値を疑わない。 ない。たとえ,他の人が疑っていると ォでも。

qUeStiOn my wOrth aS a 垂?窒唐盾獅ナある。

6†S:When peoPle say 人が私のこと 良く言う時,私は彼ら nice things about me,1 が本当にそう言っているのかどうかな find it difficult to be一 かなか信じられず,私をからかってい heve they really mean るのではないか,うそを言っているの it. I tbink  maybe ではないかと思う。

they,re kidding me or just aren,t being sin一

cere.

7†S:If there is any crit− .     ,1Clsm or anyone says もし私に対して何か批判があったり,

Nかが何かを言ったりしたら,私はそ

私に対して何か批判があったり,誰か ェ何かを言ったりした場合,私はそれ

if節を「〜場合」と訳す。

anything about me,1 れを受け容れることができない。 を受け容れることができない。

iust can t take it.

8†S:Idon t say much at もし間違ったこ を言ったら,人が私 social affairs  because を非難したり笑ったりするのではない 1,m afraid tbat peoPle かと心配なので,私は社会問題につい will criticize me or てあまり口にしない。

laugh  if  I  say  the wrong thing.

9†S:Irealize tbat rm 私は,あまり  に暮らしていないと 私は,あまり有意 に生活していない ・effectively  よ,r  。、  こ」

not living very effec一 いうことはわかっているのだが,より ということは分かっているが,より良 の方が適切である。

よい方に自分のエネルギーを使おうと ヘ思わない。

い方法で,私のエネルギーを使うこと ェできるとは思わない。

・rve got it in me to use

@… 1ま, I am capable of

1n me tO USe my ener−

№奄?刀@in better ways。 using…の意味である。

11S:1100k on most of 私は, 分が人々に対してどんな感情 私は,人々に対して自分が抱く感情と Ihave toward peopleを 抱 the feelings and im一 と衝動を抱いても,そのほとんどは全 衝動の大部分を,ごく自然で認められ いても」と訳すのではなく,

pulses I bave toward く自然で許せるものだと思う。 るものだと思う。 「抱く〜を」と訳す。

peoPle as being quite natural and acceptable.

12†S: Something inside

@me just woガt let me be

私の中の何かが, 分のやったどうい

、仕事にも満足させない。一もし仕事 satisfied with any job がうまくいったとしても,これは私に 1,ve done−if it turns out ふさわしくないとか,このぐらいで満 Wel1, I get a Very SmUg 足すべきではないとか,これは私を正 feeling that this is be一 しく評価していないなどと思ってひと

neath me, I shouldn,t be

唐≠狽奄唐?奄?п@with this, this りよがりになる。

isn,t a fair  test.

13†S: I feel dif釜erent

@from otber peoPle. rd

@like to have the feeling of security that。omes

私は,人と違っているように思えるの ナ,人とそんなに違わないということ

知って安心したい。

from knowing I,m not too  different  from others.

14†S:rm afraid for peo−

@ ple tbat l hke to find

人ががっかりすると思うので,私は自 ェが本当に好きなことがまだ見つから

私の好 な人々にがっかりされるのは

「やだから,彼らに私の真の姿を知ら

・t』at I hke  lま,people轟こカ、

ゥる。

out what I m really ず,今見つけ出したいと思っていると れてしまうのがこわい。 ・whad m really likeは,

1ike, for fear they d be いうことを,人に知られるのが心配で 「私が本当はどういう人間で

disapPointed in me. ある。 あるか」という意味である。

(6)

       

294       茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)

表3−2

Berger, E. M. 先  行  研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

15†s: I am frequently 私は,よく劣 感に悩まされることが bOthered by feelingS Of ある。

inferiority.

16†s:Because of other

@people, 1 haven,t      been

@able to achieve as much

ほかの人のせいで,私は 分がするべ ォだったことを成し遂げられなかった。

ほかの人のせいで,私は 分がするべ ォだったことを十分成し遂げられなか チた。

十分 muc 」を補足する。

as I shOUld have.

  s:Iam quite shy and17† self_conscious in socia蓋 私はとても内気で,大勢の人の前では l目が気になる。

私は,大勢の人の前では,とても内気 ノなり,自意識過剰になってしまう。

S』yとself−consciOUSは,並列 ニ考える。

 ■昌 rltuatlons.

18†s: In  order to  get

@along・and be liked, I

@tend to be what peoPle

私は,人 っまくやってい ,人に好 ゥれるようにするために,人の期待に サうような自分でいようとする。

私は,人 っまくやってい ,人に ゥれるようにするために,何よりも人 フ期待にそうような自分でいようとす

 何よりも rather山an

≠獅凾狽?奄獅〟@else)を補足する。

expect me to be rather る。

than anything else.

20s:Iseem to have a real

@ inner strengtb in han−

@dling things. rm on a

@pretty solid foundation

私は,かなりしっかりした基礎の上に

「て,そのことが私自身をとても信頼 ナきるものにしているので,私は物事 揩オていく真の力を内に秘めてい

私は,かなりしっかりしたよりどころ ェあり,それは,私に自信を与えてく 黷驍フで,私は物事を処理する真の力

内に秘めているように思える。

fou隅dationを「よりどころ」

ニ訳す。

and it makes me pretty るように思う。

sure of myself.

24†s:   I   fee雇   self−

@COnSCiOUS When rm

私は,職場や子 で 分より地位の

「人たちと一緒の時,人目が気になっ

私は,職場や学校で 分より地位の高

「人たちと一緒にいると,人目が気に

w』enを「〜時」ではなく,「一 ニいると」とした方がこなれ with peOPle who bave a て落ち着かない。 なって落ち着かない。 ている。

superior  position  to mine in business or at school.

28†s:Itbink I,m neurotic

@or something.

私は,ノイローゼか何かになっている 謔、に思う。

31†s:Very often I don t

@try to be friendly with

私は,人に好かれないと思うので,め チたに人と仲良くしようとしない。

people because I think they won t like me.

34s:IfeelthatI mape卜

@son of worth, on an

私は,ほかの人と同じくらい価値のあ

髏l間だと思う。        馳

equal Plane  with

otbers.

35†s:Ican t avoid feehng

@gu董1ty about the way I

@feel toword  ce『tain

私は,生活の中で,ある人たちに対し ト自分が悪いことをしているという気 ェしてならない。

私は,生活の中である人々に対する感 カ方が,その人々に対して悪いなとい

、気がしてならない。

peOPle in my life。

37s:rm not af田id of

@meeting new people. I

@feel that I,m a worth一

私は,価値のある人間であり,人が私 嫌うような理由など何もないと思う ゚で,見知らぬ人たちに会うのはこわ whle  person  and くない。

there s no reason wby they sbould dislike me.

38†s:Isort of only half−

@believe in myself.

私は,なんだか自分 身について半信 シ疑である。

40†s: rm very sensitive.

@People say things and I

@have  a  tendency  to

@tbink theゾre criticizing

@me or inSU監ting me in

私は,すぐ気に むたちなので,あと ナ思い返すと彼らは全くそんなつもり ナはなかったのかもしれないと思うこ ニでも,人に何か言われた時は,彼ら ェ何らかの方法で私を非難したり侮辱

私は,傷つきやすいのであとで思い返 キと彼らは全くそんなつもりではなか チたのかもしれないと思うことでも,

lに何か言われた時は,彼らが何らか フやり方で私を非難したり,侮辱した

・1 mvery sensitive を「傷つきやすい」と訳す。・in some wayを「何らかの

竄阨禔vと訳す。

some way and later したりしていると思うことが多い。 りしていると思うことが多い。

when l think of it, they

may not have meant anything like tbat at

all.

(7)

吉田他:自己受容の基底因Vl       295

表3−3

Barger, E. M. 先  行 、研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

41†s:I think I have cer_

@tain ab罐ities and other

私は, る 力を っていると思うし lもまたそう言うのだが,私は自分で

beyond what they deserveは,「それらの能力にふさわしい

people say so too, but I

翌nnder if I,m nOt giVing出em  an importance

その能力を必要以上には重要視して炉 ネいのではないかと思う。

程度を越えて」の意味である。

way beyond what they deserve.

42s:I feel confident that

@I can do something a−

@bout the problems that

私は,これから先直面するかもしれない問題に何とか対処していけるという

ゥ信がある。

私は,将来起こるかもしれない問題に スとか対処していけるという自信があ 驕B

may arise in future を「将

?Nこるかもしれない」と訳 may arise in the future. キ。

45†s:I guess I put on a 私は,人を印象付けるためにふりをし 私は,人に 分を印象づけるようにわ show to impress peo一 ていると思う。しかし私は,実際には ざとふるまっていると思う。本当はそ Ple. I know rm not the 自分が人前で装っているような人間で のような人間ではないということを自 person I pretend to be. はないということを知っている。 分でもよく分かっている。

48s:ldo not worry or

@condemn myself if

@other people pass judg_

@ment against me.

人が私に対してどのよっな判断を下し トも,私はそれで気に病んだり,自分

非 オたりしない。

人が,私に対して否疋的な判断を下し スとしても,私はそれで気に病んだり,

ゥ分を非難したりしない。

pass ludgment againstは,「否定的な判断を下す」とい

、意味である。

51†s: I don t feel very 私は,あま  分を 通だと心じない norma1, but I want to ので普通だと感じたい。

feel normaL

52†s:When rm in a 私は,集団の中にいる時,間違ったこ 私は,集団の中にいる時,間違ったこ 訊_ 入れる。

group I usually don t とを言うのをおそれてたいていあまり とを言うのをおそれて,たいていあま say much for fear of 話さない。 り話さない。

Saying the WrOng thing.

53†s:Ihave a tendency to 私は,自分の問題を避ける傾向がある。

sidestep my problem.

58†s:Even when people

@do think well of me, I

@feel sort of guilty be−

@cause I know I must be

もし私が本当の私自身でいるとしたら,

lに良く思われないだろうから,私は lをだまして本当の自分を隠している フだが,人に良く思われている時でさ

もし私が本当の自分でいたら,人によ ュ思われないだろう。人が私のことを {当によく思っているときでも,私は ゙らをだましているのに違いないとわ

先行研究は,意訳としては優 黷トいるが,あまりに複雑な カになってしまう。

fooling them−tbat if I 翌?窒?@really to be my−

唐р?C they wouldn t

狽?奄獅求@well of me.

えも,私は彼らをだましているという

アとがわかっているので,なんだか悪いような気がする。

かっているので,かなり罪悪感を感じ 驕B

59s:Ifeehhat rm on the 私は,ほかの人と同じレベルにいるの 私は,ほかの人と同じレベルにいると t』atは,代名詞であってI fee監 same  監evel  as  other で,人と良い関係を築きやすいのだと 感じており,そのことが人と良い人間 that…のt』atとは異なる。

people an{丑 that helpsto estabhsh good rela一 思う。 関係を築くのに役立っていると思う。

tions with them.

61†s: I feel that peoPle 私は,人が私以外の人には普通の態度 私は,人が他の人に普通とる態度とは are apt to react dif一 をとるのに,私には違った態度をとる 異なった態度を私にとることが多いよ

ferendy to me than ことが多いと思う。 うに感じる。

they would normally

react to other peopie.      一

62†s:11ive too much by

@other  people,s  stand一

私は, まりにもほかの人の 準で生 ォている。

私は,あまりにもほかの人の 準に嚇 チて生きている。

ards.

63†s:When I have to 私は,大勢の人たちに話をしなければ 私は,大勢の人々に話かけなければな address a group, I get ならない時,自意識過剰になって物事 らない時,自意識過剰になって上手に self■conscious and bave をなかなかうまく話せない。 物を言えなくなる。

difficulty saying things

.wen.

64†s:If I didn t always

@have such bard luck, rd

@accomplisb much more

@than I have.

私は,そんなに運が悪くなければ,

ェのしたことよりもっと多くのことが ャし遂げられただろう。

 は,いつでもこんなに運が悪いので ネければ,自分のしたことよりももっ ニ多くのことを成し遂げられるだろう。

1 d(wou且d)は,仮疋 過去形 ナある。ということは,現在 ノおける事実と異なることを シ定している。

注)※S………self

※†・・………・…Negative項目

(8)

296       茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)

       .

@       ●

ヲ4−1 Acceptance of others

※修正の欄において空欄の箇所は先行研究の修正のないことを示す

Berger, E. M. 先  行  研  究 本研究での修正 修  正  論  拠

30:Ican be comfortab監e

@ with all varieties of

@ people−from the highest

私は,地位の い人から低い人まで,

ヌのような人たちと一緒にいても気が yである。

to the lowest.

40: I can become so

@ absorbed in the work

私は, 分のしている仕 に大  中 ノなれるので,親しい友達がいなくて 1 mdoing that it doesn t も悩むようなことはない。

botber me not to have any intimate friendS。

5†o: I dOn曾t approve of

@spending   time   and

私は,自分の家族と自分  により目 ッて,人は人で自力でやらせてお energy in doing things けばよいと思うので,人のために何か for ot』er peopie. I be−

Pieve in 皇ooking to myfamily and myself more をすることに時間とエネルギーを費や キのには賛成しない。

and亘e髄ing otherS S』ift fo『themse昼ve5。

     I don,t approve of10†o:

@doing favors for people.

@If you,re too agreeable

@ they 11 ta1{e advantage

@ of yOU.

私は,人にあまり従いすぎるとだまさ 黷驍ニ思うので,人の頼みをきいてあ ーようとは思わない。

私は,人にいい顔ばかりしすぎるとつ ッこまれると思うので,人の頼みをき

「てあげようとは思わない。

agreeableというのは,「従

、」というよりも「頼まれた アとを何でもいいですよと引 ォ受ける」というぐらいの意

。である。

19†o:Iusually ignore the

@feelingS Of OtherS W}肥n

@rm accomplishing some

私は,何か 要な目的を し遂げよう ニしている時,ほかの人の感情を無視 キることが多い。

私は,四か重要な目的を し遂げよう ニしている時,ほかの人の感情をたい トい無視する。

1usuany ignore を たいて

「無視する」と訳す。

important end。

21†o:There s no sense in

@ compromising. When

@ people have values I

@ don t hke, l lust don t

妥協することには意味がない。人が私 フ好まない価値を持っている時,私は ゙らに全く我慢がならない。

妥協することには意味がない。人が私 フ好まない価値をもっている時,私は ゙らとあまりつきあいたいとは思わな

「o

Ilust care to have much to р潤@with themを「私は彼らと

?ワりつきあいたいとは思わ ネいdと訳す。

care to have much to do with t』em.

22†o: The person you

@ marry may not be per−

@ fect, but I believe in

@ trying tO get him(Or

@ her)to change      along

結婚相 は完全ではないかもしれない ェ,私は彼(彼女)を望ましく変えよ

、とするのはよいと思う。

結婚相手は完壁な人ではないかもしれ ネいが,私はその人を望ましく変えよ

、と努力することが大事だと思う。

behve in …は, 〜 の価 l)を信じる」といった意味 ナあるから, 「〜のはよいと vう」よりももっと強い意味 ナある。

desirable lines.

23†o:lsee no oblection

@ to  stepping  on  otber

@ people,s toes a little if

@ it 11 he監P get me what I

私は,人生において 分の望むことを セる助けになるなら,少しぐらいほか フ人の感情を害してもよいと思う。

P

want in life.   .

25†o:I try to get peoP13  to do what I want them 私は,何とかして私のしてほしいこと 人にさせようとする。

tO dO, in One Way Or another.

26ォ竃。」溜蜜ム。稽゜唱: 私は,人が決定を下すのに困っている 栫C何をなすべきか教えることが多い。

when they re having

trouble in making a de一

 曾     ・

blSlon.

27†o:Ienloy myself most

@ wben I m alone, away

私は,人から離れて一入でいる時が一 ヤ楽しい。

from other peOPle.

290:I feel neither above

@ nor below tbe people I

私は, 分が 五う人たちより,人間 ニして優れているとも劣っているとも

meet. 思わない。

300: Sometimes people

@ misunderstand me when

@ Itry tO keep them frOm       that  making mistakes

私は,人に時々誤解されることがあっ トも,人生に重大な影響をもたらすよ

、な誤ちを人にさせないように努めた

「と思う。

他の人々の人生に重大な影響をもたら キような過ちをさせないように努めて

「るとき,誤解されることがときどき

?驕B

when以下の文を先に訳す.

could have an important effect on their hves.

32†o:There are very few

@ times wben I compli一

私は,その能力ややった仕 に対して,

lをほめたことがめったにない。

ment people for their

狽≠撃?獅狽刀@or jobs they ve done.

(9)

吉田他:自己受容の基底因W       297

表4−2

Berger, E. M. 先  行  研  究 、  本研究での修正 修  正  論  拠

330: I enjoy doing little

@favors for peoPle even

私は,たとえよく知らない人たちでも,

lのためにちょっとしたお世話をする 私は,たとえよく知らない人々のため ナも,ちょっとした親切をするのが楽

favorsを「親切」と訳す。

if I don,t know them のが楽しい。 しい。

we1監.

36†o:Iprefer to be alone

@rather than have close

私は, 分のまわりのμ人かの人たち ニ親しく交わるよりも,むしろ一人で friendships with any・f

狽??@peoPle around me.

いる方が好きだ。

390:Iseldom・worry a−

@bout other peoPle. rm reaHy   pretty   self_ 私は,真に人間として独立しているの

ナ,めったにほかの人を気にしない。 私は,とても自己中心的なので,他人 フことをめったに心配しない。

self−centerdを「自己中心的」

ニ訳す。

43†o:I believe that peo一 人は業績をあげて自分の評価を高める 私は,他人がその仕事の功績を認めら 前半部分は,修正の訳の方が

Ple sbould get creditfor tbe壼r accomplish−

高?獅狽刀C but I very se1−

р盾香@come across work

ようなことをするべきだと思うのだが,

рヘそのような賞賛を受けるにふさわ オい仕事には,ほとんど出会わない。

れるべきだと信ずるが,私は賞賛に値 キる仕事にめったに出会わない。

適切である。

that deserves praise.

440:When someone asks 私は,誰かが個人的な問題について助 fOr adViCe abOUt SOme 言を求める時,何をするべきかを教え personal prob蓋em, rm るよりも,むしろ「決めるのは,あな

most like監y to      say,

@ lt,s up to you to de−

モ奄р?C rather tban tell

たの責任であり義務ですよ」と言うだ

?、。

hm wbat he should do.

46†o: I feel that for the

@most part one has to

私は,それがほかの人を傷つける結果

ノなっても,人は生涯を通じて道を切 私は,人はたいていの生涯を通じて Jして自分の道を切り開かなければな figbt his Way thrOりgh り開かなければならないと思う。 らないと思う。だから,邪魔になる人 1ife. That means that を傷つけても仕方がない。

peoPle who stand in tbe 7

way will be hurt.

47倹キ訊譜1監痔欝 私は, 分の知っているほとんどの人 スちよりも,人間として優れている(劣 to most of the peoPle I

汲獅nW.

っている)ように思えてならない。

49†o: I don t besitate to 私は, 分の持つ高い  によって 私は, 分が つのと同じ岡い  に to hve …の不疋詞は目的を

urge peoPle to live bythe same bigh set of

魔≠撃浮?刀@which I have for

分と同じように生きることを,人に強 vするのをためらわない。

よって生きることをほかの人に強制す 驍アとをためらわない。

表すのではなく,urge people 狽潤@liveとつながる。

myself.

500: I can be friendly 私は,間違いだと私が えることをす

with peoPle wbo do る人と仲良くやっていける。

things which I consider W「ong・

54†o:If people are weak

@and inefficient I,m in_

私は,もし弱くて無力な人だったらそ フ人を利用したいと思うので,自分の

人が弱くて無力ならば,私は,そうい

、人に付け込みたくなる。人は,自分 clined to take advan_ 目標を達成するためには,人に利用さ の目標を達成するために強くなければ tage of them. I believe れないように強くなければいけないと ならないと信じる。

yOU mUSt be StrOng tO 思う。

acbieve your goals.

55†o:1 m easily irr三tated

@by people who argue witb me.

私は,私と議論する人たちにいらいら オやすい。

私は,私と言い いをする人たちにい 轤「らしやすい。     ・

argue wit』を 言い っ」と す。

56†o:When i m deahng 私は,年下の人たちと行動をともにし 私は,年下の人とつきあう時,彼らに dea璽wit』 を「つきあう」と with younger persons,1 ている時,彼らが私の言う通りにする 私の言う通りにしてもらいたレ㌔ 訳す。

expect them to do wbat ことを期待する。

Itell them.

57†o:I don t see much 人があとで私に何か良いことをしてく 人があとで何か良いことをしてくれる muc』pointを「利点」と訳す。

point to doing things れなければ,私は人のために何かする のでなければ,私は人のために何かす for others unless they ことには,あまり利益を見い出すこと ることには,あまり利点があるとは思 can do you some good はできない。 わない。

later on.

60†o:If someon61know

@is having difficulty in

@WOrking thingS OUt fOr

私は,言か っている人が一人でμか キるのに困っているとしたら,

サの人に何をするべきか教えたい。

私は,毒か っている人が一人で何か 成し遂げるのに困っていたら,何を キるべきか教えたい。

working things outを   し 汲ーる」と訳す。

himse蓋f, I hke to tel1 him what to do.

注)※o…………others

※†………−Negative項目

(10)

298       茨城大学教育学部紀要(教育科学)41号(1992)

田 大学生を対象とした質問紙調査

皿一1 「自己・他者受容」に関する調査視点の構造化と質問項目の選定

前論文8)において,Berger s scaleと「日常行為に表出する自己・他者の受容」との関連性を検 討し,噛己受容」と「他者受容」とは不可分な関連性を持つことを明らかにしたが,本研究にお いては,「受容(Acceptance)」という心理現象を,ダイナミックな視座からより適切に把握するた めの方略を模索して,因子分析法を用いた先行研究の成果を基に,「自己・他者受容」に関する新 たな構造化を試みた。

Berger s scaleのscale全体に関する因子分析の結果9),及賦「自己受容」scaleと「他者受容」

scaleそれぞれの因子分析の結果1°)は, 「自己受容」の下部構造の特徴として,自己確信性,自己 信頼性,自己中心性,自己不確実性,他者依存性,他者志向性の六つを抽出し,また,「他者受容」

の下部構造の特徴としては,自己信頼性,自己中心性,孤立性,他者指示性,同調性の五つの特徴 を抽出している。

また,「日常行為に表出する自己・他者の受容」の因子分析の結果11)は,自己と他者との間に分 化を示さず,「自己・他者の受容」といった視点の必要性を示唆する特徴を示し,自己中心性,自 己規制,自己不確実性,他者尊重の四つの下部構造を抽出している。

このような, 「自己受容」及び「他者受容」に共通する下部構造の特徴は, 「自己受容」, 「他 者受容」の双方において,自己の感情や思い,考えを中心として,あるいは,基本に置いて「受容」

するのか,他者の感情や思い,考えに中心を置くか,あるいは,配慮して「受容」するのか とい った視点が重要であることを示唆している。

即ち,「受容」という内的世界のダイナミックな心理現象を捉えるには,そのガイドとなる心理 現象との関連を押さえることが必要となる。

そこで,この「受容」のガイドとしての意識や感情の側面を,本研究における構造化の一つの次 元として配置することとした。

バーガーは,「自己受容」の定義の第一に,「自分の行動のガイドとして,外部の圧力よりも自 己の内面における諸価値や諸基準を,最も基本的なものとして信頼する」を置いており(表1参照),

「行動のガイド」の視点を重要視するとともに,「外部の圧力(external pressuer)」と,「内面 における諸価値(internalized values)」との間の相克を重視している。このことから,この次元 の下部構造を,自己の意識や感情を基にして自己や他者に対する,「内在化志向(internalized orientation)」と,他者の意識や感情を基に自己や他者に対する,「外在化志向(externalized orientation)」とに分化した。

ここで言う志向(orientation)とは, Fromm, Eの言うところのOrientationである。

もう一方の次元は必然的に受容の対象であり,その対象は「自己」と「他者」とに分化される。

このようにして構造化した本研究の構造枠に,Berger s scaleに関する因子分析で得られた因子 名と, 「日常行為に表出する自己・他者の受容」の因子分析の結果から得られた因子名のそれぞれ を,二つの次元との関連を踏まえて位置付けたものが,表5である。

このように配置した因子名のそれぞれを考慮して,Berger s scaleと,「日常行為に表出する自 己・他者の受容」とで用いた項目を再検討して配置する際の,具体的質問項目視点を設定した。

(11)

吉田他:自己受容の基底因V【       299

表5に示すように, 「内在化志向」と「自己」との関連を示す具体的質問項目視点としては,

「自己信頼にもとつく自己確実性」,「内在化志向」と「他者」との関連に関しては「他者不信頼 をともなう自己中心性」とし,「外在化志向」と「自己」との関連を示す具体的質問項目視点は,

「他者との比較をともなう自己不確実性」,「外在化志向」と「他者」との関連は,「他者尊重に もとつく他者指示性」とした。

表5 因子名をいれた構造表及び「自己・他者受容」の具体的質問項目視点

  b 自       己 他       者

B−3 将来展望をともなう自己確信性 A−2 親との対時に表出する自己中心性 B−9他者との心理的距離をともなう B−1 他者非尊重にもとつく自己中心性

自己信頼性 B−5 他者回避をともなう孤立性 C−1 将来展望をともなう自己確信性 B−6 他者不信感をともなう自己中心性 Cつ 自律感にもとつく自己信頼性 B−7 他者支配をともなう他者指示性

D−6 他者との心理的距離を志向する B−8 他者不承認にもとつく自己中心性

自己信頼性 B−10優越感情をともなう自己中心性

D−8 他者との心理的距離の尊重に C−5 他者不信感をともなう自己中心性 もとつく自己中心性 D−1 他者不承認を志向する自己中心性

D−2 他者回避を志向する孤立性

D−3 他者不信頼にもとつく自己中心性 D−5 他者侵害を志向する自己中心性

D−7 他者支配を志向する自己中心性

〔自己信頼にもとつく自己確実性〕 〔他者不信頼をともなう自己中心性〕

A−1 親との対立回避のための自己規制 A−3 友人との対立時における他者尊重 A−4 他者の不承認による自己不確実性 D−4 善意にもとつく他者指示性

A−5 友人との対立回避のための自己規制 D−9他者尊重にもとつく同調性 B−2 劣等感情にもとつく自己不確実性

B−4 場面緊張感にもとつく自己不確実性 C−2 自責感をともなう自己不確実性 C−3 自己倭小感をともなう他者依存性

C−4 自己虚飾感をともなう自己不確実性 C−6 集団圧力感にもとつく自己不確実性 C−7 場面緊張感にともなう自己不確実性 C−8 対人違和感にもとつく他者志向性 C−10 自己逃避をともなう自己不確実性

〔他者との比較をともなう自己不確実性〕 〔他者尊重にもとつく他者指示性〕

注)a;受容のガイドとしての意識・感情 b:対象

A:日常行為に表出する自己・他者の受容の因子 B:Berger s scale全体の因子

C:Berger s scaleの自己受容スケールの因子 D:Berger s scaleの他者受容スケールの因子

〔 〕は「自己・他者受容」の具体的質問項目視点を示す

この具体的質問項目視点に基づき,Berger s scaleの修正した質問項目と, 「日常行為に表出す る自己・他者の受容」の質問項目とを,おのおのの因子分析の結果,及び,質問項目内容を考慮し て,本研究における構造枠に割り付けたものが,表6である。

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