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F ・ ○ ・ B ・ 契 約 に 於 け る 費 用 の 負 憺     大     谷     敏     治

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(1)

F・○・B・契約に於ける費用の負憺  大  谷  敏  治

(2)

五四   一  _

  一  

  一繭嚇 費用の資塘 引渡に關する薯干の疑問 F︒0・君・翼約の本質 問題の提寵 麗  塞

(3)

醐 問題の提出

 外乱貿易取引に於いて船積書類の鑓懇鑓σq魯窪ヨ雷雲と呼ばる玉ものは︑普通にインボイス・爲替手形・船荷

誰鹸及び保瞼芝煮の四つより成る①︒ 右の内灘替手形︒船荷誰雰及び保瞼誰︷券の三者は煮れそれ遅滞誰券とし

て法律上の嚴単なる規定と意義とを有つ要式讃雰たるものではあるが③︑篭れ等に先き立ちて輸出手盛の勢頭

第一に作成せられ︑他の三者を取得し虞諭するに轟くぺからざるものとさるΣインボイスは︑一般には唯︑依

って以って引渡並びに諸掛りを露量κするところの導の讐霞碧象溝たる商業上の機能を有するにすぎすとせら

る製①④◎

 然しながら費買継當事者を隔つるものが︑轡に轟々際涯なき海波たるのみならす︑互に風俗習慣を異にする

下灘聞に於て製造業者自ら輸出商として立つこと極めて稀に︑或ひは海外の輸入商の爲に自己の名に於いてす

る8鑓嵐鼠$夷①葺或ひは國内製造業者叉は商人より積塗せらる玉貨物を受取り改装輸出するところの臨︒暑錠争

貯㈹薦①簿等の介在を容認するのみならす寧ろ怠れ等をその華々しき立役者とする外國貿易取引にあっては︑軍

書に代債を記載し諸費用を明細ならしむるインボイスとても自から國内貿易取引ーー例へば製造業者と卸費業

者卸費業者と小費業者との聞ーーに於けるものとは異り︑複難且つ重要のものとならざるを得ない⑤⑲︒のみな

らす或る場合には︑インボイスの存在は外國貿易取引に於いて絶封に必要とせらる玉①︒例へば我が關税法によ

     F◎0︒お・㎝契約に於ける費田川の資据      山ハ一一一一

(4)

      六Mご噺

れば︑﹁貨物ノ輸出ヲナサントスル姦曲必ズ輸出ノ申告ヲナスベシ﹂と命ぜられ︑而して﹁輸出申告書ニハ仕入

書ヲ添附スベシしとある紛︒ 從ってインボイスの形式並びに内容の研究は︑外野貿易取引の第一線に立つ愚の

として少なからず重要のものとなる︒

 ◎︒霊筈窪︒・霧は嘗ってインボイスの記載内容を概括して次の如く示した⑰︒

    鰹鴨§§踏営ら簿譜賊蝕中勘魯

◎騨←(ρρ押 男話㎡窪● 国×℃o誹ご黒メ ピ○鈴象轟σqOプ貧㈹窪. Uo集6財㌶σ登霧・ 6登︾霞鑓鴨εω欝ユ○鐸 属曽欝鐸鋤9葺賊O鴇ω℃銘OO●

Q◎●

圃P

囲押 回雛萄陰賃裡拶づO① ピ霧傷ぎ槻9郵茜霧ぎ男窪︒齢瓢Oo捷書蔓● 8㌶蕊℃◎講6甥ρ諮窪8節⇔伽げ嘱◎ゆ冨餓8◆       評 ピ8$︸ご飢凶くの曙Oび幾びq③m. 09つ彦尉匂R陣9猛・

 以上の記載内容のうち幾何がインボイスに書き出されて︑重手よゆ買手に講漏せらる製かインボイスの内容

と明細とは︑全く貿易契約の種類及び憂憤決定の條件等によって定まる働︒

 Qリ ガウ海上保瞼︑椎名幾三郎羅第二版大正十二年刊第嚇頁︒

 ②船荷識券ぼ要説竃雰にあらずとする設もある︒商法六ニニ條の命ずる法定事項の詑載M二を鋏くも︑船荷謹雰と見得る

   隈り無敷とすべ長に薫ずと云ふなり○其の理由其の他に就いては田申誠二︒海商法揚要大正十五年刊二六五頁◎然し題

   観ば要式謹呈なりと云ふ︵松本蒸治・海∵蘭語大正十ご年刊瞬瀧四頁︑松波仁一郎︒噺本海商法大正六年刊七二七頁︶o

(5)

(4) (3)

(6) (5)

(xo) (9)(8) (7)

︾.8鷺◎戯鵯︒ジQQ︸臨℃噂ぎ㈹Oo2ヨg欝ピ8鎌§矯M鷺蝋矯℃6い.

然しながらイy瀞イスも法律上の意義と重要さな有六ぬでばない◎其の法律上の意義煎びに商業上の機能に就いては

︾.い麟◎舟︒・8矯護籍O冨℃﹂.弓冨冒ぎ陣8の項馨照◎

︾︸●鴇&びQω§㍉鑑2℃℃.ひーメ

從って筆者に︑外幽貿易取引に於いてイン潔イxな漏して逡駅と云ふな探らない◎イン瀞イスに曹瀧に逡駿と邦課ぜら

る玉︑例へば︑○§m鶏姦ぎく鉱ooを領事⁝送駅と云ふ○佛蘭西語6躊く○団①凶溝﹁逡ろ﹂の意味なろこと蕊課すれば當然の課語

なるべ告も︑我が國の習慣にて逡歌とは︑警標貨物の薫習︒名樽・籔量・繊再入︒荷受入・襲逡年月縫︒蓮逡入及び蓮

賃稀な明細に認めれる斎蔵明細書にすぎず︑費主・貨物の愚闇・考量︒代金・爲替手鍛料等ぼ︑樹に仕切状なるものあ

作姦して買主に逡附すうが常であろ︒叢に云ふイン鍵イスとば逡駅兼仕切駅ぐあって︑從って逡駿と撫すぷ嚇に禦ろイ

ン瀞イスと原諮のまレに用みる方︑外國貿易手綴に於ける其の重要性な明かにして︑愛急電らずとぜずや◎我沸國税閣

ば仕切書なる藷な用ふ︵關税法第・三二條一第一頂︶o

イン潔イスの作成ば然しながら︑常に必ずしも羅覇的に必要とさる\ものではない︒例へばO◎嘗凱⑳甑霊は︑讐題にイ

ン瀞イス常格の幾パーセントと契約計算ぜらる㌧が︑然し︾σ簸③暮ば縦令ひ﹁イン澄イス儂絡に基きて﹂ii書膨ぎざ⑦

男臨8−1−と翼約するも︑イy瀞イス葎作成することなく叉イン澄イスに基くことなくして積荷の概算債絡な示すこと

を得ろハ守く葬搾O繋箭へ図◎︒いQ¢︶乙Ωや峯¢㈱○評︾◎8口a翰○望笹葬ワN♂︒け出○冨ご

爾税法第壼ご一條︑鐙びにω俸ど搾茜色が国ω鴇白馬蝕⑳◎hH導Φ認属鉱◎欝鋤↓冨伽①v質量⑦伽遥累①≦︿鶏ぎ回戯訓

8︒峰審讐ぐ・髪88ぽま謹脚篭傷鶏&津簿︒瓢8◎h9蓉壽§臓b巳︒拶矯雲譲毬も●い戯.

︸轡麟&號象しび鑓.℃6メ

 刃60︒勒⑳︒賜駕紬﹃に於け﹀る費⁝用の驚ハ漁珊       山ハ三三

(6)

      六三四

 ︸即事謬の身はその名著O露99︒︷︒︒繍¢ρH円第二版に於いて︑﹁外國貿易の取引に成立する最も普通な

る契約の形式は︑C・1・F・契約・F・0・8・契約・珪素轄契約及び≧導鋤契約の四つである﹂となし

たが偽︑之れを契約履行の場所換言すれば費買繋喩事者の責任の限界黙より観れば︑一般に︑輸出地中心の契

約と輸入具申心の契約とに分ち得る︒前者は船積地を契約の履行地とするもの︵︿①簿⑦鋤︑窪げ錠鷺§・簿︶後者は

陸揚地を其の履行地とするもの︵器箕窃鎧二審お器ヨ窪酔︶である︒

 貿易契約獲展の歴史から云ふと︑大艦に於いて︑先づ陸揚地を契約の履行地とする費買が行はれ︑海上蓮逡

の獲達保陰並びに金融の制度の確立等によって黒垂に封ずる安全率が増し代金同牧の期間が縮めらる玉につれ

て︑漸次に船積地を契約の履行地とする費買に︑移ったものであらう働︒實に穿盗難契約及び諺轟く紘契約並

びに之れと系統を同じくするい零噺a↓鶏ヨ9ぎじコ碧羅↓︒聴琶・︒いU葺団膨霞↓①§のなどが荷ほ行はる瓦特殊の場合を

除いては︑今田の外國貿易取引は︑世界を通じて船.積地を其の履行地とする契約によってなさる製㈹︒而して

C・1・F・契約とF・0・8・契約とは實に其の代表的なものである︒

 今假りにC・1︒F・をOO︒︒偉︸貯鈴第蓉ρ鎚傷鮮魚㈹窯︾蓮賃保管料込み値段と云ぴ︑F・0・B・を津8◎欝び8aり

本船渡値段と謂ふ︑言葉は頗る短く文輕い︒然しながらその意沖するととろのものは決して然かく建軍ではな

い︒例へばC・1・F・契約は普通に︑貨物を表彰する玉藻魯2ヨ窪虜の引渡によって履行せらる曳物晶の費買

契約O◎編戸︒焦◎ほぼ︒︒鉱①◎︷験8伽︒・8首長誉§aξ昏&︒霧㊦竣︒鵠◎2ヨ・簿・・㈹とせらる玉が︑然し︷派の學者は

(7)

C︒1・F・を以って純然たる誰券の萱買なりとし⑤︑叉或る盲者は誰券の電電にあらすとなし⑥︑更に去る怠

者は誰雰の芸無とするも叉如意の費買とするも︑輩なる用語の争にすぎすとなすの︒ 更に叉︑C・1・F︒な

る語が軍に08傍顎霧蓬碧8闘3薗ぴ傍と云ふ債格構成要素の略語を併記したるに止蓑り︑危険員憺の限界に讃し何

等具艦籍に懸る製ところなきの故を以って︑或ひは嘗って﹁C・1・F・は便格悪婆であって引渡義務の履行

場所墨黒員播は當事者任意に之を定むべきもの﹂との見解を生み㈲︑O◎ぎぎ囚窪9身の名著版を再び重ねたる

今田尚ほ︑萱手が約定品輸入地に到着する迄の運賃保瞼料を員捲することより直に︑運逡申の危瞼をも一般に

費手が員捲すべきものと憶断する亀のなきを保し難い㈹働︒

  eゆ

(3)(2》

(6) (5)(4)

︾菊.頻窪器伽ざOo纂奏︒瞥亀ω巴やρH・男﹄滋Φ餌這囲b監○鋭ω滞器蕊孔門Gっ︒蕊ご℃.鳴・因に既め名著は久しく絶版として各

方面の渇墓の的であっ表が一八二八年に再版ぜられ表◎

小町︷谷糧鞘三◎轍一州四葉研一究徽型一で懸昭和ふハ年刊一〇一頁藩瓢びに顎ト⁝八二一二︒留ハ易経螢甑醐昭勲脚五年刊一田門一二一四頁O

英國商務院獲蓑の貿易統計な初め世界各國の貿易統辞ば輸入ぼC︒1︒愛︒によるQ叉暑寒は一般に刃・0・8︒にぶ

る國が多い◎

遍︒劉霧9痔くド↓禦ぎ触翻δ嫌●鳩ぼ鐸汽桝鷺○︺博︾・○も.回嚢︾類●Oo搾出ポ臼.ぽピ節≦霧8ρH●男60纂奏︒欝碧無&4ピ象&7回鴇αも・9

.振事ω⇔簸 ε類の主張︑︾彦ぎ峯溶節勘鶏㈹く︒舅熱論ρO器窪藁︒霧魯鍵卿60φ汽εよ︺騎猶多読◎︒◎v顕.○◎竃ぼ筐餅℃論謬照︒

前掲野稗に於げる剣事翻碧犀Φ旧説びに芝鶏械転属◎鐵の主張︑︾讐げ◎峯囚節導⑦薦〜蜀劃紳鋤ρQ誘︒評︸◎騒乱蝕欝簿09℃管鷺ひ︺H

亀節や蝋δ︵ρ︾γ及び等αぶ国・○・工芸露伽吟℃嘉・盤びに竈口恥︒︒・辮護士鬼武義彦氏も亦踊の見解な探るもの玉如

し○貫く︑C︒工︒獄︒は輝濟酌にに灌利書類の誤写であゆ︑法律的には被保瞼物の費買 ω巴の○塗霧雲器伽び登OO創︒・ざ・・魯

 P︒0・鷺︒ 契約に於けvる撫貿田規の員漁槻      山ハ三五

(8)

       六三六

    ◎畦雛◎紳一〇q陰肯であると︵同氏甑南山叉F¢0︒8︒及︒C︒王のF︒欝ハ留目︑一法律漸聞篤く⁝止十一館・儀甲一鵡ん山型一號所載︶○

  ㈲ 判事該◎○舞象︒の見解窯§びおもα節8ぎ芽餐OP<らO◎諺津︒伽償039q︹おおど困溶.φ℃亀89口Q9陣鉱夢陣窪9唱・恥亀

  ⑤ 鬼武義彦・前禍論丈◎

  ⑥ 此の鰍︑に就いては︑田崎旗雲﹁戦時保瞼料員推潜如何妬國民輝濟雑誌第十九霧第三藩儒載論丈︑西島彌太郎論下川︑所謂

   受取翻熱雲雰品書テ偏法學論叢第十一霧第二號所載滲照︒及び小町谷操三︒前掲論叢海上賢買論第三章シフ契約中第五

   節シフ翼約と危瞼員櫓第二入三頁以下︑煎びに上叛酉三・前掲書︸五九頁薄青︒

  勘既の黙C・工・刃・契約と闘渥出窪喝契約とは頗る紛れやすい︒覇者の麗鋼に就いてぼ︑Ω鷺舞讐§℃8黛曾8窪露   ︵

   ごの節録鵠○蕊ピ9乙︒訓団ゆ繋も℃噺回αΦ一蹴Φン及び︾聴嵩&鵯○欝し瓢釦.℃.同ジ叢びにや︒¢矯8◎学き段⑦℃固.隠匿費擢圃巳蓄9回ω巴少

 F・0・8・とても坤霧隠び紹罫本船渡・本船乗り値段と蓉ぴて量れが償格に遷する條件であるか引渡に

渇する條件であるか必ずしも明確でなく街︑本船に積込む迄の諸費用は焼塩員讃すと云ひて本船とは何をさす

か︑例へば艀船に積込みたるはF・0・8・引渡と見倣さる玉か︑∪︒爵に予て蓮尋人たる船笹熊の荷受所に引

渡したるは如何など蕩云ふ問題に就いては必ずし竜明瞭なる解羅があるのではない︒叉費手は積込 ︵ご藁轟︶

の費用を召ハ費すと云ふ鐵に於いては大艦に各線共異論なきも②︑聯繋︵ω8鼠轟︶の費用は此のうちに含まる玉か︑

男◎誉6薮茜窃の員婚者如何などの問題に至っては︑商習慣或ぴは國により異り商品によって一様ではない︵後鐵︶︒

 更に船荷富盛の入手は引渡の要件となるや否やも︑普通に夫れが専行されて疑はれられざる故に一つの問題

となり得る︒殊に危瞼の員憺と云ふ黙に於いては︑一般に︑費手は積込み迄の一切の危瞼及び損害を員覚し

(9)

冨器ω℃霧ω箆①剛鶏毘ざ聴講ミ霞謡講夷③§臣臓8詠錠︒鷲碧a象ぴ︒錠侮話︒・︒・鶏㈲︑積込と同時に叢れ等より全く解除せ

られて修繕は所有樫と共に買手に移り︑C︒1・F︒の場合の如き疑義はないけれども︑然かも樹ほ軍純に︑危

瞼は引渡と同時に所有構と共に移韓すとの一般原則は行はれ難く︑若干の疑問を後に残さ穿るを得ない︵後出︶︒

 夫れ商業に録事する晶々にはよく理解せられて居ることでも︑實際を虚為する路は甚だ多く︑決して唯一つ

の角度からよりのみ観らるべきではない︒國際間の相互依存今田よりも甚だしきはなく︑商業実記の利害錯綜

すること現代よりも等しきはないとすれば︑﹁極めて簡軍なる言葉なるも︑その象徴する塵の意味即内容は複雑

にして面倒なりしとの嘆は㈲︑今日に於いて︑事に堂ろて︑いよノ\深からざるを得ない︒加へて﹁凡そ商人

は契約に當り何等かの債値を認めす叉重要さを置かない檬な約定はしないもの﹂である働︒ あらゆる思考を重

ね而して後に街ほ︑あらゆる取81は同一の立場より︒羅鼠蓉さる玉と考ふる者あらば︑彼は實に竃鍍びq冨鐸の語

を用ふればぴ◎鑓ヨ器と去はるべきであるゆ︒↓轟藷↓・§︒・研究の須輿もゆるがせにすべからざる所以である︒

 筆者は素より︑法律學には全く無智︑況んや署長極まりなき商業直轄の實歌には︑極めて迂遠なる讃書生に

すぎない︒練達堪能の法曹家の翻きの嘆に敢えで懸へんと志すものではない︒唯問題を暫くF・0・8・契約

に於ける費用の警官に限って本稿を草するは︑や製もすれば騰§霧ぴ$巳本船渡として簡潔に片付けられや

すきもの製なかにも︑如何に多くの困難なる問題が潜むかを明かにし︑特に費用の員憺なる難を解するによっ

て︑F・0・8・契約の本質を悟り︑以って↓謎言出聲︒・研究への第一歩を始めたき︑ひそかなる念願からに

     F︒0●8︒契約に於け・る簿ハ用の召蝋蜘塘        ・      山ハ三・七

(10)

六三八

ほかならない①◎

  ω 一般には︑儂絡に關すろ論叢とすうもの㌧如くであろ︵多くの著者にぶる商業通論盤びに︑松永義雄﹁C︒1︒F・及

    び璽・O・丑・萱買に就て﹂H本説護士協會録事大正+一年第一號所載論交二字︶︒然るに鬼武義彦氏は︑松永義雄氏前

    掲論文に︑F・O︒鵬・約款は純粋に費用に醐する約款表るにすぎず︑と云へるに反醤して︑既の約款ぼ危瞼員搬に關

    する約款なりと主張しれ︵岡氏前掲論交謬照︶O

  ② 隔離2舞榊δ謄甦Ω嬉昆︶窪亀60影羅窺8編↓鑓脅8銭萎び沁&o創4観威8岱声瓢§誘導$餌碧鍵8ぴ℃鍵陣︒・︾お遷●肇照︒爾ほ本稿に

    於いてぼ︑各署の商慣留︒解継など主として本書に擦つ糞︒幸い聞本書の使用を許され衰ろ椎名幾三言忌授に厚く感謝

    する◎

(5) (4)(3

(7) (6)

H葺窪声瓢○⇔鑑Ω多轟︶鶏竃O◎鑑影巽8㌦び峯碧・0︒丑︒の項写照︶︒

齋藤巖﹁乗りの商償脅と法律二瀬﹂法律漸聞大正十五年第二五入四號所載Q

翻○譲窃くあ冨滋事件に於ける同b轟O跳話の言︒国③勇の身ま纏引用︵ヒづ︒薯︒︒︒︿●G︒げ器伽︵蕊謡ごQ︾・ρ&曾℃・愚9︾●閃●

溶蝕峯¢傷審⁝び箆嚇℃.や︶

ρ駕節灯㈹ぴ巴ポ笹笛●℃●い◎◎・

本邦にてば↓奏伽③8⑦灘話研究に汚すろ獲衷は極癒︒て乏しい◎外國書にてもO◎同川魚ジ溶窪き伽ざ鼠碧σQび曽挿その外著干ある

にすぎず︑その多くば上例である︒F︒0︒8・に翻しては我渉國にては︑纒り翻るものとしては上叛酉三敦授︒F・

0・8︒契約の私経濟的考察︵早稻面癖二六同巻第六號所載︶一篇あるにすぎない◎本稿は此の論交に云ふところ頗ろ

多い︒

(11)

二 F・0・B・契約の本質

 インボイスに於いて襲撃の請求額の内容をなすところのものは貿易契約の種類並びに便格決定の條件によっ

て定まるとすれば︵前濃︶︑所謂エフ・オー・ピー・インボイス︒りの記載内容は如何にあるか︒蝕に暫くF・0・

8・契約の本質を考へよう︒

 普通にF・0・8・契約とは︑費手は約定品を聯関の費用に於いて本船上に置かざるべからす︑萱手の契約

上の義務は敏に終る︑引渡は完全に履行せられ︑約定晶の財産樺と危瞼とは︑當該契約に於いて特殊の取り極

めあって既に移質しおらぬ限り︑此の峙を以って買手に移輻し︑買手は運賃並びに爾後の一切の費用を員饗す

べきもの︑と解せらる玉萱買契約を云ふ②︒而して此の解繹を最も簡潔に法的に確定せるは︑鷺勲凶9◎︒桑子轟

69封醤ω母鳥窪の事件に於ける判事¢6勲肇8冨の判決であらう︒曰く︑轡9ぴ.8簿養O瓜︒・麟8簿奪︒鳳◎触亀瞬く⑦謎§

び§a路ぢ鶉aき静︒昏︒村鼠⑭の︒と㈲◎

 此の帯磁は一般に英聞及び其の領土を通じて︑探らる製ところのものであって︑豊根商業會議所英國代表は

男○葡騨貯麟鼠の窃8&8影の鍵貯夢のdゑ零傷︑漆謁傷︒量器傷齢鑓薯讐︒豊田ずぐ参ご導導δぴ粉黛飛雲夢登霞ぐ摯σ電8静麟お箕◎︿雛&

議器の︒欝ぴ霧銭鶉く霧尊・臨︒ガ巳ぴ器欝◎◎昏霧頓瞬鞍q鼠︷搾麟蓉①・と云ふ④◎

 豊かに認まれたる自然の欝源に頼って︑零話幾萬の自國領土壁に州と州との聞の貿易にのみ從って外國貿易

     質・0︒欝・契約に於ける脇蟹㎜用の親暴謄      ゐハ三九

(12)

       六四〇

取引に熟せざる米國の輸出入業者等が︑懸軍大戦てふ未曾有の事攣に遭遇して︑はしなくも外構貿易の活舞毫

に躍りいだすや︑男ρ¢弓・罎β男ρ騨響9貫蟹ρごご.霊9◎憂等と鍛帳芝居の科白を振り廻はして屡々欧洲

の取引先と紛争を醸したるに鑑み︑米國集銭$鉱周窪①曜簿8難傷︒O︒き匙が︑大正八年十二月六日↓ぽO訂ヨび窪

︒騰O◎ヨヨ窪8無d.︒︒6︾●其の他の商工業者團膿代表者より成る會議を開き︑商業用語の米國に於ける基準解繹

を定むるや︑F・0・8・また男○・bご.蕊︒︒︒無ほか七つの型定められて︑爾來司.○.ご◎.くΦω︒・無︵§ヨa①ヨぴ鴬涛銭露

℃︒蕊なる用語は︑米國に於いても常に上述の意義に於ける軽羅を有つに到った働㈹︒其の他世界各國その細末の

短縮へば費用の員一等に於いてこそ若干の異同もあれ︑F・0・8・の根本に就いては︑全て上述の解繹に從

ふ︑日本また然のの︒

 以下F・0・8・と云ふは弊○.じご●く︒ω・・臥︵塁ヨa︒ヨぴ錠灯酔凶︒⇔℃︒琶なりとして㈹︑少しく詳しく考へて見よ

う︒   ω F︒0・丑︒ば︑瓢フ︒オー・ピー︒︵駄○欝凱韓︶と号音さるし︒小町谷簿士にフオプ︵ずげ︶契約と記さる㌧が︵小町谷操

    三︒前掲書嗣○○頁︶︑寡聞なろ筆者は斯の鞭音な礁かない︒艶書申には特にエフ︒オー・ピー・と鞭音すべしと籔って

    あるものでもあろ ︵一ゐ田川丈礁欝︒幽一顧買甑酬訂瓢止一口贈鳶色 二二年刊二色ムハ百日︑栗原一亭9陥凹近皿外掛貿一二︷三聖墨型二年刊一四⁝闘百ハ︶o

    同丈蝕獲行商業大僻書には︑畿の項に載ぜて畿フ︒ナー・ビー︒と讃まぜてある︵第㎞巻一噸一三頁︶︒ジ謎ナyズ襲音蹴

   典バーマー機音響典にぼ︑既の語がない︒但しF︐︒0︒丑︒も佛蘭繭系にはフオプと登音ぜらる﹄のであらうかQ尤も

    博士は﹁フナプ契約と同嗣の種類に騰する嚢買にフアス契約があろ﹂とぜられて︑勘︒・11艶︒①巳◎嵩σq︒・箆②と英語を引用ぜ

(13)

(3) (2)

(5) (4)

(8) (7) (6>

られては居るが︵小町谷操三・︑蔚禍書一〇轡頁誰三︶︒

因に︒¢f鈴翼壁はシー岬鉱フ・;︵終の鴨︶とに譲まれないで︵小町谷操三・前掲書一五八頁謬照︶︑シー・アンド︒識7

︵終謬O門︶と和音さる㌧○其の内容﹁シフ契約に類似し糞﹂ぽかりでなく︑登音ま表頗る談られやすいからである︒邦

灘蹴中特に恥此の7注蜘愚なぜる・ものγ・もあろ ︵襯果原一亭︒三門掲書一一四山ハ百︷︶O

諺●閃◆醤g讃の餌¥き筏︒℃.ゆいρ露処茜謝套壽ジ潔鑓肇℃レ・

鎮篤ま紛旦暮ぎ鵜09く︒ω簿︒爆評︾い鼻づ賛搾戯桑鵠幽門鼠舞げρごW︸d.9σダむ○緯ゆ鼠08蜜霧ρピ搾碧伽搾ρ影鳩ピ霧幽§℃

回ゆN傘℃鴇い.

冒εヨ鶏ご霧︸論プ製饗σ鍵◎橋O◎彰韓20ρ笹峯禰唱・犠鳩♂◎償雛︒ε︵恥︶・

此の職9就いてはρ題言σ9副鷺㌦凱瓢・渥く●<勲藁ぎ鵬鷺霧凱お頓貯嘉賓匿貰瞥OO曇霞貯︒・鳩窪くHH困●昏ヨ①浮器彰の謬圃謁︒・亀男ρ即

◎α︒ピ諜獲麟詳導鑓●℃騨UO轟一恥︒鱒滲照︒

鋤の〃敬に璽eO偉£◎一面敬に﹂就いて云へげハ亜︒0︒8︒曲央國型︑と豆啓0勉8・来臨型とあると云へよ・り○︷貫に●C轟工︒

欝・が英國の海上貿易にぶつて機属し表如く勲・0︒8・ば来國にぶつて育てられた︑その生れに就いては若干の疑問

あるにしても◎既の黙は後の研究に待ち表い◎

ぎ欝議纂δ羅鋤6げ欝鍔珍の種︒門Ooき糞霧◎ρ浮嬢劇ワ困◎夢

︑遍論くぐう蟻◎9に於ける讐︑ア取引に搾ρ即OO塁酔8豊北なうものがあろ◎或ひば覆地西アフリカ渉8第地方に於ける艀

渡の意なりとし︑或ひば支携に嫁する條件にして覆込の條骨にあらずとぜられ︑久しく疑問とぜられ敦が結局積畿

︾o◎鋸地方より仕向港例へば鐙蕊考8︸迄積換えなしに蓬撫ぜらる︑R・0・お︒と解繹ぜられ索︵ρ昏蒙讐舘㌦瓢黛

属一担憐ρφ9羨8傷諺頓︶.8鍵留︑鵠毒韓解纏の難音圃例である◎

  r②0◎君◎契砿澗に於ける瀞ハ用の潔鰍漁鵬      ゐハ四一

(14)

      六四二

 ↓ F・0・8・契約に於いては︑萱手が自己の費用を以て物晶を船舶の上で船長に引渡した二時に︑完全  ︵

なる債務の履行があることになる①︒換言すれば︑當該四品を運逡する爲の蓮逡契約は︑買手②が自己の計算        も に於いて船主と締結するものであって︑萱手は唯覇業契約の履行として二心物品を船舶の甲板上に於いて︑現

も  み 實に船長に引渡す義務を員ふ︑而してその限ゆに於いてである︒引渡が船長に弱してなさる製は︑此の際に於

ける船長は蓮塗契約者たり同時に荷主たる買手の受愚者ぴ蓼・濠のたる故にである働︒

 コ F・0・8・契約に於いては︑螢手によって履行さるべきは現物の引渡である軽D︒從って當該約定晶が  ︵

何等かの事情によって滅失する時は︑寄手は代物寒駅をなさ穿るを得ない︒F・0・8・は此の黙に於いて

C・1・F・と全く異る︒C・1・F・に於いて引渡さるべきものが現實の貨物なるか︑夫れとも之れを表彰

する誰舞なるかに就いては︑異論あること︑前述した◎而して通読は︑誰券の引渡によって履行せらる︑物品

の費買なりとする◎O◎奮賞囚①鍵お身の灯標威が口を揃へて云ふ如く︑s︒ρ︷・臨.8馨鎚9凶・・勲8簿舅︒洋裁夢のω騨寄

◎粘㈹8房8ぴ︒鷺焦霞鑓a専轡び︒紆響の麸◎幽幽8麟欝漂着と解するは︑實に困難多きC・1・F・の全容を理解する

鍵である働︒英國最上級審の判決また之れを裏書きする⑥︒然るにF・0・8・契約に獲ては︑後にも述ぶるが

如く普通に船積書類が作成授受せらる曳ものであり︑且つ英法に於いては一般に︑物品が船積せられ︑船荷

誰雰によって費手の指貴人又はその代理人に引渡さるべき場合には︑読手は箕冒扇面︒凶①に其の庭分椹︵暴ぽ9

儀喜8既︶を留置するもののとされて居るにも拘はらす︑船荷誰券が獲行せられ︑無手より買手叉は其の代理人に

(15)

護渡せられた場合に︑財産樺は其の時移聴するのではなく︑物品が現實に船舶の上におかれたる時に移擁する

ものとせられて居る⑲︒

 ヨ 從ってF・0・8・契約に於いては︑面懸爾悪事書置の契約は︑引渡に係る限り︑船積を以って絡了  ︵

し︑それ以後は︑荷主たる買主と般主との愚身契約であって︑從って純然たる海上萱買︵く窪需ヨ$︒野球①︶ではな

い働︒多くの邦書商業通論はOH拶引○︒じ6ご図×あ鐵攣諺触無く群と併記する.田申誠二敏授またく︒簿⑦ヨ2︒葺ぎ①を

      う 海事費買と諜繊してF・0・お・を他の三者と並べらる瓦︒協︒ 然し︑費買の履行をなす爲には必らす長時蔭間

に亙り陸上のそれに比して危瞼率の甚だ多い海上運逡に擦るを要すること︑及び現今の海上蓮蹴上が船荷誰雰

に於いて法難に製する普通約款を確定し︵就濫費責約款を挿入し︶︑原則として荷逡人の謙れに封ずる附從を要

求する等の海上薫製の特色は︑F・0・B・費買に附着するとしても︑蓮邊申に於ける物晶の危瞼の露葉者を

定むることが海上費買の重要なる要素であるとすれば働︑甲板上に於て引渡すことによって一慮は危瞼の移韓

が終り︑費買爾當事者の取引の引渡に關する部分は絡了するF・0・8・費買は︑海上費買とせらるべきでは

  う ないG臨︒

  ︶

(2)(三

(3>

oり W興タ唄囲麟静弘○︸ρ憩ひい℃℃.も︾凝ーミ繋○慶ダ一気飾墜℃●曾●

小町谷博士は︑雌の庭な︑﹁費手が﹂と寵さる曳︵小町谷操三︒前掲書一〇〇頁︶◎凝れは正しくは買手ぶとぜらるべきも

の︑談植であらう◎

芝鮎無く.織留⑦がぐ賛8瞬嫉.もゆミ︵鉱層搾ρヒづシQ勲冨羅︒⇔︿.円窓03劉野回○転属●ミ轟︵ヒご謎ヨ薫㊦詳切.る◎◎謬︶9びびし甑鎌噛℃敬い嘩

 E・0︒君・契約に於ける費用の資澹       ︐     六四三

(16)

六四四

(6) (5)(4)

(X2)(X王)(峯0) (9) (8) (γ)

GQ W0搾く景ぎ駐賞困︒︾●○沁αω篶℃℃暗瞬i醸触9びF楠ぴ筐σや禽・

鵠◎○◎翫︒貯㌦瓢P℃.摯艶搾溶2器身℃㌻N

甘ご属opタ↓醸︸鍵艶︒幹Oo遥崇2︹回ゆ8︺矯︾●ρ℃●回嚢.舞や囹雛︵い◎銭倉町ハぎ8ε⁝国︒○◎搾9ポ℃.9︸拶囚g霧傷ざ答鐵●

や鳶・

○な bの亀08勢︾o父恩§伽鴇≦30.繁﹀弘◎◎鵠博○◎b圏り.︵い︶●

園δ墾器︿亀麟錠⑳鳩轟口り欝窯嚇◎◎い騨︵鵠凱ρ8>

小町谷操三︒荊掲書○○頁○

田申誠二・前掲書三三︸頁︒

小町谷操三︒前掲書九九1︸○○頁◎

庇の融は更に後の考究に待ちたい︒

闘二 @引渡に⁝關する若干の疑問

      さ も も  上に述べたる意義に於けるF・0・露・契約に於いて︑費手が約定品を現實に甲板上に積込み置くべき船舶

とは何を指すか︑に就いては必ずしも明確ではない︒

 我が商法海商篇の首條五三八條は第一項に︑ ﹁船舶トハ商行爲ヲ爲ス目的ヲ以テ航海ノ用二供スルモノヲ謂

フ﹂と規定して居るが︑之れは唯﹁本法二於テし謂ふ所の船舶の意義を示したのであって︑同じく船舶なる語

を文申に使用したる船舶法船員法に於ける意義と全く同じであるか︑更にはまた︑刑法一二六條第二項に用ゐ

(17)

られたる﹁艦船しなる語︑︒民事訴訟法七一七條に云ふ﹁商船其ノ他ノ海船﹂なる語句と同一であるかどうかに

至っては︑必ずしも明確ではない︒約言すれば我が國諸法律申船舶に就いて一般的定義を規定した竜のはな

いGり︒猫佛の商法にも脅の◎︒︒窯糞ぼ露華誘の文字は常に使用さる製も一般的定義なく働︑英國商船法七四二條は

﹁船舶︒・謝℃トハ罹嚇指導ラズシテ航行ノ用に供セラレタル艇?霧&ノ総構ナリ﹂ゆと定義せるも︑之れまた商船

法其のものに於いて船舶とは如何なる範園迄を包含するかを限定したにすぎない㈹︒

 之れを判例にみるに︑C︒1︒F・の場合には︑

 ↓ 契約に於いてm齢紹ヨ箔置は︒・骸ぎぴq<霧働の敦れかによると約定せられたる時は︑其の儲れかによる働︑  只  二 而して此の︒・践凶護器q・隆とは︾︒・びヨ◎器≦O霞事件に云ふ所のq・暗愚或ひは︒・践︒場を意味する⑤︑  バ  三 若し契約に何等の規定なく︑また費買爾無事者の闘に例へばく塞亀と云ふが如き暴露鋤需§の使用せ  ︵

  られあらざる時は︑費手は︑同種類の貨物が實際に船積せられおる種類の船舶に積込むべきであるの︑

として明確であり︑以上を船荷難壁の入手がC・1・F・契約の必須の條件とさる玉取引の實際に就いて観る

に︑唐手の取得したる船荷誰雰が同種の費買取引に於いて慣行の船荷誰券なれば十分なりとせられて居る⑯︒

 然るにF・0・8・に於いては︑英國の判例は軍にの簿博く①oぼ℃と云ふ極めて漠然たる語を用みたるのみな

らす働︑ F︒0︒B・に謝する七の型を定めて用語の正確を謀の︑あらゆる曖昧よ砂起る紛擾を遜けんとした

前回全米貿易會議さへもく・︒︒絶と給銀磐山善需ω絶との間に明白なる一線を劃さ要りしは注目に値する働︒

     F︒088︒黎約に於け︾る脇訊用の召ハ漁欄      山ハ四泌血

(18)

      六四六

 之れ一般にF・0・8・−費手がその81渡を履行すべき船舶とは外航本船のの㌣騎︒ぎ鵯く霧鼻8①馨麟︒ぼ㈹器ω︒・鉱み

せらる製にも拘はらす︵後撫︶︑街ほ海港によって商習慣を異にし︑商晶によって商慣習を同じうせす︑而して

鼠節轟訂類の云へる如くO霧8鑓◎な︒嵩凶の器廉鈎醇結目ヨ饗ぴ蕊a貯8ヨ導窪8鋤であるからに外ならない◎

 例へば倫敦港に於いては︑奥地の製造業者がF・0・8・船積の爲に︑約定品を倫敦馬寮逡越し積込む途

は︑凡そ  ↓ 奥地より積込までの全行程を運河又は河川等の水運の利用に任す竜の︑全行程を運河用量にて逡致する  ︵

  こともあれど︑普通は上流にて一旦河川用大錨に積換え︑U◎舞に碇泊中の本船に逡致するか︑

 コ 伽8κに於ける誓事馬脚の埠頭まで鐡道にて輸上し︑共の後本船までは艀船によるか︑  只  三 倫敦港臆鯵の︾◎辞亀U◎巳象︾舞び◎捧矯の埠頭まで鐵道にて輸良し︑直に乳頭に繋留申の本船に積込む  ︵

かの三つある︒而して倫敦港に於いては︑原則としてF・0・B・は男○●国●獣皮の︒・①節麟9轟く⑦︒︒・・匹を意味

するけれども︑若し無上入たる諸藩肚が自ら貨物を本船に邊致する爲︑埠頭に於いて撮取りする場合は︑F・

0・8︒引渡ありたるものと見徹さる製働◎

 商品によって商習慣を異にするものとして墨げらるべきもの製一は木材であらう︒木材は一般にはF・A・

S・契約︵船側渡︶によるもの多いが︑F・0・8・の場合にも︑い豪く獄にては︑他のぎ汗蟹q8締は甲板上に

引渡すに拘はらす︑木材は船側渡にて費手の義務は足るとする働︒叉ご昏§鋤㌶に於いても︑鎧①ヨ鮎︵箆書①留︶

(19)

港の慣例によれば︑ぎ鑓び簿め積込に於いては︑F・0・8・荒手は唯ぼヨぴ窪を船側まで逡致すれば足る︑

若し艀船によって逡致さる壕場合には︑艀船を本船側まで持ち駆れば足ると嚢ふ㈹︒

 のみならす︑算道︑倉庫︑埠頭と荷役の設備が能ふ限り集約化さるΣ近代のぎ鼠轟冨3並びに本船は遙に

沖繋のする郵船會枇は夫れそれ荷受所を設けて艀船の﹁河入れ﹂をなす蒙く簿智跨に於いてはF・0・B・費

手の逡致する約定晶が埠頭叉は魯書置ぴは荷受所にて唖8①試お艶話に受取られてU︒無事8菅が獲行せられ

爾後の積込は一切船今旦の手によってなさる﹂場合頗る多く︑此の引渡がF・0・8・8一渡と見らる玉や否や

はまた別個の問題である︵後慮︶︒

 我が國西岸航路の如く︑一般に船荷鼓舞の代りに荷物受取設が潜行せられ︑定期箇品蓮逡に於いて︑般積貨

物の引渡が.船長以外の船主の代理人特に陸上の支支店に愛してなさる玉場合には︑問題はない㈹︒英國に於

いても定期船に就いては魯鋳に於ける船會枇への引渡を以って充分なりとする働︒

 然るに普通に全部叉は一部の傭船契約による大量蓮逡がF・0・B・契約の船積の通常の場合とすれば︑海

港の近代化は必然的に坤露§び・錠伽の形態を攣化し果る︒上銭の場合には一般に直に︑弟⇔粘くa︷窺︒・ぼ℃ヨ・簿..

辺い㈹が慣行せられ︑或ぴはき爵誘︒①嘗が後に︑.菊8①凶器傷蓼富ぽ℃鑓窪曳鴇⇔づ\いに換えらる製竜のであるが︑此の受

取船荷誰舞の適法有効なりや否やに就いては︑論甚だ多く定まらない⑰︒然し﹁現代の商業の實歌が船積前嚢

       ラ 行を必要なりしと槻察し鵜︑ 此の商業的必要を尊重して海商法學に新しき魂を吹き込まんとする立場が︑漸次

    葺・◎・お・翼約に於ける費溺の資掘      六四七

(20)

      六四入

に有力となりつ鼠ある事實は︑此の聞題に何かの曙示を與へるであらう︒殊にF・0・8・費買爾主事者とし

ては︑前述の場合に於いてもO舞強$静︷露無︒︒窯℃糞①簿を入手することによって︑お露竈aごごご\いを取得するこ

とを得るが故に︑問題は自ら船荷誰雰の入手がF・0・8・引渡の要件となるや否やと云ふ黙に移る︵後出︶◎

 論は少しく先へ走った︒恒に一切の事實を承認しつ﹄︑然かも趨れを整理しゆく一般の通念としては︑F︒

0・猛・は︷§窪宮鍵裂ぼω憲ヨの国事節馨ぐ昏の8紹導σq鼠嵩鵬く霧無なりと考へる働︑米國また此の解繹を同じうす

ること︑全米貿易會議所定図岩︒誌ρ8紳無凶◎器の第八項に︑昏霊亀霧ヨ塁伽鼠捲8ρ償︒需鋤鷲︷88く鼠轟昌窪や窪8の

薯8急難貯9跨ぎ㈹画塾く①蔓鼠窪︒σ蔓○︒儀ω唇$誉◎爲蒜§隠題匙彗猛襲ヨ①山鼠︒白血となし︑其の次に国守︒・$ωρ昏⑦

鷲◎需二窪ヨ貯男○.じ¢●く①︒・ω瓢︵墨ヨa箸跨︶となしたるに徴して明かであらう︒

  ① 加藤正治論交︒運筆の憲義︑海法研究第二明大正五年刊所載︒但し加藤博士に刑法七叫七難の引用に﹁商船其ノ他ノ艦

   無﹂なる丈字秘使用ぜられ穴◎

  ②③ω 加藤正治 前掲論文◎

  の

(9) (8)  (7)  (6)  (

︾・閃●国①郎鵠①傷ざ凶び雛●℃.ムb●

︾浄ヨ○話く.O◎き︵困Qcゆ9囲ρ●bd●鼻い◎︾鴇労矯溶蝕影①傷メ開静鈍℃.轟O鳩ま︒けホO滞︵箋︶鳩やいG◎・

客白︒・○ジにPくレ急襲鍵︒欝器ご\国茜奏置︵ぢ建︶︸圃いじ◎覧\︒︒凱湾罫紙﹄◎い鴇鋭閃●内の謬︒費し甑9け◎壁欝︒審︵N︶・

︾.頭困Φ雛琴伽ざ謬錠量や轟ρ

切罵§黛く.鑓◎羅グ︹εぢ︺い囚・や属轟︵OQ臼暮8ジい︸.高ゆ◎◎︶WQ筈ダ筈藁畢ワ蝋α撃

(21)

  瑚Ω罫慧三巴も・醤  硝迂9ワ囲・押 恥一σ峯℃℃.遷一黄   M      ︵        一   紹㌶︒殴鄭毘︒⇔蝉8冨昌①噌◎8◎導還呪︒のしげ5や回ぶ

  哺Hび節℃ヒ︒◎営ぎ︒紺︵魎︶.   M   轄︒レ建駐回斡躊㌦玄飢も・お

  向 来國にてに.δ艶ぴ○㌶鎌︑.bd\どと云ふ○のち英國にも輸入ぜられ穴◎   只   帥四説あり︒無効翫︑瀧法麿効説︑適法なれども船績後有効説︑漉法膚効説︵田面誠二前掲書軸七九⊥天○頁塾六︒

    輔七・噌入・一九︒二〇︶○然し一般に船積前曳行の効力為論ずるもの少く︑多くは受取船積の丈字如何な問はず︑船荷

    驚雰な離積前に機行ずること爵勇が適法麿効なりやと論ぜらる﹄︵田螺誠二・前掲書二七八頁︶○樹ほ鋤の問題に就いて

    は︑田中誠二前掲書二七瞬頁以下︑小町谷操三前早書七九頁及び三三七頁以下︑西島彌太郎論丈﹁所謂受取船荷謹雰に

    付て﹂法學論叢第輔一繧第二號所載肇照Q

  凶︐ 田中誠二陽前橘書二七入一二七九頁◎   M   的ρ謀渉軽嗣・︑ρヨ︶峯℃・い鉾

  ㈹ 火影胃底會議所鞭行嵐8簿ゼbづ島の甑♪大正九年繭月看病照︵但しイタサツ〃ば筆者︶︑ωピ陣欝謬説男ρ即く畠器一ほ

    9穿δ蔓︒ぼ冨㈹8勢毛◎箒摯⊃鐸◎<の拳の霧くΦ︒︒ψ鉱と解す︵ωト坤ヨうき麟凶び鑓亀℃60む

 本船の意義の解羅は奈何んともあれ︑英國の判例によれば︑F・0・8・費手が約定品を引渡すべき本船

は︑転買手によって指名され︑從って常に特定する①︒ のみならす買手は費手をして約定品を船側迄持ち來らし

め︑約定の時臼以内に︑騰れを本船の甲板上にて船長に引渡さしむるに聞に合ふ様に指名するを要し働︑ 若し

右の指名をなさざる時は︑暴れによって樗蚕が引渡を履行せす叉蔓延するも︑苦惰を申込み得ない⑤とされて

     F︒0︒丑・契約に於ける費用の員塘       宍四九

(22)

      六五〇

居る︒判例は右の如く本船の指定を買手の義務と断じて居るが︑實際には買手は寧ろ此の指定を自己の櫻利な

りと考へるであらう︒何となれば︑F・0・8・費買は買手が自ら船舶を所有するか︑叉は買手が有利なる條

件で運塗契約保瞼契約等を締結し得る場合に多く引合はれ︑殊に積出地に支店代理店等を有することが頗る多

い︒焦れ等を有せぬ場合にも蓮賃︑保瞼等の引合は自らなし︑費手には一定の手短料の下にその手跡をなさし

むること多く︑之れを要するに︑低き蓮賃互額の蓮賃割戻︑廉き保瞼嘉穂の利釜は斎く自己の手に享受せんと

望むがF・0も8・買手なればである㈹︒此の故にF・O・8・契約に重ては︑買手は殆んど凡ゆる場合に︑

自ら船舶を傭船し叉は船腹を︒・冨8する︒國際商業會議所編の串践①誤§︒・によるも参加國三十五ケ國の内三

十一ヶ國まで謹く導6娼窪旨瓢︒・霧訂博学ω露℃︒撲︒ω霧く霧冨$窪げ︒錠口く①ωω9として居る働︒

 蝕に注意すべきは地方によって費手が傭船し又は船腹をω鵠8すべしとなす所あることである︒例へば印度

竃巴第ω地方は之れを費手の義務とし⑥︑チエコスロベキアにてもU諺昌︒河の河川運邊に於いては︑費手が傭

船し叉は船腹をq・短8せねばならぬとする①︒

 從ってF・0・8・無二の封象物たる約定晶は大量に取引せらる玉窓のが多い︒若し︒節・・の騎︒a︒︒なる場合に

は︑F・0・8・契約に於いても︑一般に萱手が船腹の手配をせねばならぬとせらる︑日本また有り㈹︒從っ

て定期船を利用する場合には般舶の手配は費手の責任となる⑲︒

 更に深く入る︒此手が契約により買手の指園に從ひ︑約定品を本船に逡致したるに拘はらす︑何等かの事情

(23)

によって積込が苑絶せられ︑或は積込不能となり︑從って31渡は履行せられぬことあるであらう︒此の場合に

﹁何等かの事情﹂が究明せられて︑貫主爾當事者及び運誰人たる船主の責任が定めらるべきであるが︑若し費

手が船長より通知を受けたる荷受の期間内に約定品を逡致せざりし爲に本般が船隊を閉ぢ︑或ぴは出港したる

時は︑其のU紹傷切違蒔簿が葛鰹の員澹たることは勿論︑本船若し此の爲に豫定を攣更する時は其の滞船料も

亦︑書手の員憺となる︒共の他買手が例へば神里ぴ︑其の他の理由により本船甲板上にて引渡を拒み得る時も

馨り6︒︒若し本船が豫定よりも早く鳥◎・・⑱唇し︑共の爲に他船に積換ふる時は︑此の費用並びに湿れまでの倉庫

料は︑ 一般に買手青翠ひ︑後に船主に求償すること製なる働︒鷺鎧讐§は樹ほ此の外に萱手が約定晶を船積に

間に合ふ様に奥地より畿逡したる場合に︑船積地への途中魚道の事故によって積込の不履行となった場合にも

買手の員捲なりと云ふ働︒

 F・0・8・留手がその甲板上に31渡義務を履行すべき本船は︑買手が指定すべきことは既に述べた︒然し

監置・轟ゲ舞によれば︑F・0・8・契約に於いては︑當初より特定の船舶を約定するは極めて稀であって︑何月

積何々港本船渡と約定するが普通なりと云ふ働︒定期的に各就の配船ある場合又は船腹過剰の爲に各船主が各

港に集貨の爲に配船すること多き場合には︑特に何々丸渡と本船を指定せす︑何々會砒船︑叉は軍に何月齢と

約定するが實際の姿であらう︒此の後者の場合に︑単手が同月申の最絡の便船をヨ聾したる時に︑費手は何

月申渡を理由として買手に更に本船を配船し叉は指定することを要求し得るか︒

     翌の0●お︒飽く約に於けvる隙貿用﹁の賛漁膿      ゐハ五一

(24)

       六五二

 若干の主張は︑萱手は斯る要求をなし得るとするもの製如くである鋤︒其の理由とするところは︑F・0・

8・契約に於いては︑一般に裏手は運逡契約に關輿せす︑從って蓮賃の引合をなさない︑若しなすことあって

もそは買手の代理として罫あって︑買手が亘れをより有利なりと考ふるからに過ぎない︒從って右の場合に

も︑他に何等かの取り極めない限り︑費手は同月申何時にても積込の爲に逡致し得る︑同月申の最後の便船が

      ラ 何日に出帆すべきやは壷手の輿り知らぬところである︑と云ふにある櫛︒

 然しながら︑.若し此の主張を許す時は︑買手は同月中墨へば十月二十五日と三十一日との間に特に船腹を準

備せざるべからざること愚なつて︑取引の圓滑を欠くことになるであらう︒從って下手は︑同月申の最絡便

ーー定期船と不定期船とを問はす一を利用せすして︑從って同月中に術ほ暦日上の臼時を帯すに拘はらす︑

事玉上船積不能となった時は︑費三共の責に任すべきものであらう︒素より此の黙に就いては︑異論多くあ

るべく︑等しく壷手の責任を主張する登簿在島⇔も犀ω・§のぼ讐ぐ儀︒呂焦巳押捲ぽ器8巳儀び①ま農儀魯8蕊2︒・器︒︷

       ラ ヨ霞警鋤簿︒風鐵◎障汐貯く︒瓢種︒津霞・︒錠磐ヨ⑦簿.と云ふて居る㏄︒

  め

(5) (4)  (3)  (2)  (

ω80搾く・㌘唯諮δ渉.○.いαい︵び○唖創ヒd宣︒搾σ舞3凶¶圏︶鴇ヒご客房無く.駕◎疑鉾︹Hゆ蔓︺N内︒bご気◎心轟︵ρ誤●むい︶O旨び㌦び罷●℃.い9

0§鼠㈹ずρ窮く.三§δ鳩ゆ◇︒Ooヨ.O麟・意︵韻①斗9さ賢C.ごい9げダ勺℃●いひ⁝・驚.

司○疑③鴇タ︾類ヨ醸p◎ついHト︑りい雛︵ρ︸︶嚇○笹ダ瀞鑓.℃℃.蝋QΨい99.

さもなくば彼はC・工・F︒契約秘撰んぐ︑蓮賛保瞼料等の危難を喪手に韓嫁するであらう︒

回導2髭銘9乾6げ鎗急︶巽無Ooヨヨ興8L露9謬照︒國名ぼ省略する︒但し同書Oお9罷纂鋤昌の覆︵七入穿︶には買手の既

(25)

(笈3)(1露)(】:x)(lo) (9) (8) (7) (6)

ドF・0・8・費手が約定品を本船に逡致したる時は︑

した︒此の場合には甲板上におくを以って足り︑

撒日に亙る時は積込の最絡の時に引渡ありたるものと見倣さる蕊︒

 普通に貨物が本船々側に到着すれば︑本船所為のタリーマン及び出荷主所属のタリーマン立脚の上︑荷造の

完全並びに個藪を黙検し︑船積指罫書︒︒駕電ド澱Oa霧記載のものに相違なきことを確めたる後︑船内入夫によ

って船積さる蕊︒積込完了せる貨物に野しては︑船長叉は一等地韓壬は船積貨物受取誰窯暮の︑︒・図80凶℃蕎を嚢行

し出荷主へ交附する︒若しU︒終叉は荷受所にて男8臨織笠9の捧によって荷受せらる製時はU8騨穿6⑦嘗が獲

     F︒0︒8︒契〃約に於点のる讐訊用の召訟耀      山ハ五三 の義務を特には掲げてない◎瑞西・ブラジル・智利等も何の認載もないQ 囲黛の諺薮9乾6薄きび⑦裡OhO◎彰蔭口8㌦藏9℃.零費街ほ印度︑葦③℃影智び地方は買手は既の義務なし︑但し機利ありとなし︑ 簿の翼○銭茜鐸回鼠貯地方ば買手に既の義務なしとする︒ ぎ嬢・や︽◎◎矯諭︒礎8冨︵騨︶・ 観鋳℃●回︒や那威・論ーゴースラビアま六輝り︵同書その國の項肇照︶Q 謬達●℃や困︒ゆ堵ご炉 9讐ぎσqぎヨ︿諸瓢籠9い◎︒○◎欝O錯落︵麟⑦葦鋏炉ρ8︶いΩ蓼σ㌦珍説も.蝋や既の敬に船長の既の悪皆は重要となる︒ ρ鷺弩σqゲ§しび算℃郵      痢譲餅℃﹂圃卿 譲号舅      蝋疑書鉢 Hσξ蕊︒・よゆ    剛H舞や§        ︵       へ も も        甲板上にて現實に掌れを船長に引渡すべきことは前述       原則として船鹸まで入る︑を要しないω︒ 叉鑓毒凶轟ξ爵遂

(26)

       六五四

行せらる気前田︶︒而して出荷主は船長叉は営営枇へ右の窯舞Φ︑・︒菊①鼠賊又はU◎鐸閃の8凶讐を提出して船荷誰

雰の素行を請求し③︑船荷誰券の必要なき場合は㈲︑該受取誰によって㈲︑揚地に於いて貨物の引渡を受くる

爲︑受荷主へ逸致するものである︒

 ︒Q8寝≦ぎσq房事件に於いて︑判事切ご窺︒客麟露は︑F・0・8・萱野の義務として︑本船への引渡曾◎像鼠く霧轡

9嘗︶並びに船荷君上の人手︵8欝閃窺び竃◎ひ箆q︒◎座籠擁護騎︶の二つを暴げて居るが紛︑原則として約定物が本船甲

板上におかれた時に引渡は完了し︑所有灌は移轄する①とせらる蕊F・0・8・契約に於いて︑船荷誰雰の取

得は萱手の引渡義務履行の要件であるか︒

 抑々F・0・鶏・契約に於いては︑費手は輩に船積費用を員捲するのみであって︑時に蓮逡業者たる船主と

蓮賃の31合をなし︑浬逡契約の事績を自らなすことあるとも︵前出︶︑ そは全て便宜上の代理愈愈であって︑眞

實に運邊契約をする者は買手である商︒從って船荷誰雰の入手は費手の責任に寵すとせねばならない︒然から

ばζ暮︒︑︒・菊①8嘗の取得は如何︒憲緊︒密︑⑭菊80船着は︑多くの場合獲行せらる製けれども︑其の獲行は船主又は船

長の義務ではなく︑取引慣習殿軍行者の爲の言責贈与︵ぴ調鑓ヨ騨瓜︒器鵠風︒輿︶と解せられ︑他に船積を立楽し得る

ものあれば船荷誰雰の送附を受け得るものである⑲︒從って鷺襲︒密.︒・図8①嘗も亦四手船積の履行の誰擦たるも

       も  ヘ  へ のでなく︑費手は輩純に現實に甲板上にて引渡すを以って充分なりとする︒

 然し實際に於ては各藩共融手は船荷誰雰を取得せざるべからすとするもの︑頗る多い︒佛・伊・猫を始め︑

(27)

       白耳義・丁抹・西班牙・葡萄牙・瑞典・那威・ブラジル・ソビエト羅シアの諸國︑写本また然り①︒英國は︑

一般には船荷誰雰の取得を義務とはせぎるも︑若し契約によって要求する時は︑無手は分れを取得せざるべか

らすとするω︒船荷誰愈愈は鼠舞︒︑︒・閃8①嘗を取得せざるべからすとするものがある︵離洲及び智利︶◎米倉は

霧舞凝︒寝霞︒・鑓℃.ω誘8嘗を取得せざるべからすと内容多き表現を用ゐ︑ウルグアイ亦之れに倣ふ︒アルゼンチ

ン・和蘭も亦︑﹁買手の指定せる船主に貨物を引渡したる誰擦﹂を買手に供給せざるぺからすとなし︑此の誰擦は

通常船荷量見叉は竃彗①・︒図①8菅なりと諸ふ囎︒蝕にも注意すべきは印度の慣習である︒国窪暫q学田︒露審ざ竃践養q︒矯

昏①鷺︒誉ぽ話H鼠貯及び男§賞ぴ地方が費手船荷誰雰を取得引べし働とするに反し︑図鍵8露にては費手量れをな

さ穿るのみならす︑O◎8墨費に於いては︑却って買手青れを取得すべしとなして居る㈹︒

 船荷誰雰の入手がF・0・8・契約に於ける費手の引渡の要件となるや否やは暫く措き︑事實上般荷誰寡が

獲行せられ︑且つ約定晶は船荷尊志によって︑軍手の指圖入又は其の代理人に引渡さるべき時は︑萱手は津欝満

濃留に︑共の塵分模を保留したものと考へらる蕊ことは既に蓮べた︒而して契約に於いて︑単手が買手の指圖

に從って買入れたる貨物の船荷誰雰を︑買手に3一渡すことを約する時は︑悪手は船荷誰券を取得せる日より相

當期聞内に︑當該船荷誰券を買手に引渡すべきものではあるが⑯︑ 若し船荷誰券が織手の指輿入式にて獲行せ

られて街ほ裏書譲渡せられす︑或ぴは貸手叉は其の代理人の手事に留め置かる製時は︑縦令ぴ約定晶は本船の

甲板上に於いて引渡されても︑其の所有模は移溶しない㈹︒ .

     亜︒0・丑︒翼約に於ける費用の費搬      ︒     六五五

(28)

       六五六

 右は必ずしも船荷誰舞の嚢行ある場合のみに限らない︒縦令ひ約定晶が簿の露ぴ8aの契約にて︑買手に引

渡さる玉場合と難も︑若し費手が約定晶引渡に際し︑其の§・嘗を費手自身の名に於て︑取得するか⑰︑又は

       う 要求する時はぐB︑直訴は右約定晶の上に有る留置模を放棄したものではない︒換言すれば︑縦令ひ約定品は甲

板上に置かれても︑所有樺は共のまΣに買手に移還するものではない︒何となれば誘8嘗を自己の名に於い

て取得し︑直れを保有することは︑此の約定品に就き船荷斎垣を自己の手に取得する構利を保有することであ

り︑此の勲等πよって表彰さる玉約定品は此の船荷姦濫を虞怨することによってのみ︑二手の支配から逃れさ

るものであるから︒

  ︶

(2)(エ

(4)

然し蜜手ぶ擁胎まで持って行かればならぬ揚合もある︵後出︶○

駕簿①や︒・男8鉱鷺はω窯℃℃貯σqO拭O村と連絡しれる一聯の書式であって︑迎○は本船に保存しおき︑窯\涛は切離して︑熾荷主

へ交附するものである︵森田重次廓編・海蓮業務の指針第四版昭和四年戦渦八四!一八五頁︶︒小樽港にては︑露無③.頓

拶の︒若鷺を俗に﹁臨の駿﹂と云ひ︑ω露℃℃ぎ㈹O空錠類似の本艦への台状に似れるものを㎜︐州楓送り﹂と云ふ︵小樽商工會

議所襲行︒小樽港に毒する調査・再版昭和四銀刊七〇頁︶o﹁川面り﹂は編観に﹁身魂りしとも書く◎

船荷塗輿ば︑離長が傭船麿叉ば毘荷主の繭求によって船積後鞭行交附するもので︵商法六二〇條︶︑請求があって始めて

…雲 sさるべきものであるから︑事實墨譜されても︑船荷謹勢のない渡合もある︵森田重次郎︒前掲書三一三頁︶︒

急遮に船積ぜられ☆時は機行されない◎我が國の内地滑岸航路に於いては︑實際上舶荷謹雰登行ぜられず︑回れに代へ

て荷物受取謹なるものが號行せらる㌧◎之れに威しては小町谷操三論著﹁荷物受取謹に就て﹂︵前掲書所載︶及び田申誠

二︒前掲書三二七頁以下蓼照︒

(29)

(6) (5)

(笈Q) (9)   (8)   (ア)

(16)(笈5)(14)(13)(王2>(1互)

露里篇次鄭・前掲書圃八一頁によう︒然し門馬受取認にエって﹂と云ふぼ一且のことである︒荷物受取謹は竃無︒︑・・

男⑦8凶博珊積貨物受取書とは異る◎後者は前者を敢得する碧落ぐある○然るに之れた混同する者多い︒詳しくは小町谷

操三︒前掲論文滲照O

G︒陣○舞く.H轟翻弘○艶ρ9い暮℃℃●鰭7ミい●︵い9伽bd㌶舞9諺︶vOぽびし謀伽も・9・上叛教授は此の織bご童言霞詳○︒ε舞く.

H轟辞博§ρζρ蝋α轟と引用ぜらる︑が︵上坂酉三前掲論交一一〇頁︶︑寧歳の調べ表ところによると困︒︾.O●沁8で

ある◎○皆び藁び鑓・℃●ひ回・

翻δ≦鑓のく.鵠㌶①﹂晶附出Q

6◎譲塁ぜ︒メ穆ぎ欝智8博嫉竃◎9やρa蝋︵ピ︒鼠ヒ弓触○轟鍔彰も認︶︸○範︶㌔瓢熱も●③い●.

田申翻二︒前掲書二七三頁︒

雌の外に︑擦澱地利︒飼牙利・ルー㌣瓢ア︒チ鉱コス欝バキア・ブルガリア︒晶ーゴスラピア︒ラトヴィア︒リスアニ

ア・誠スト嵩ア・士耳古︒希腰・波蘭・メキシコ︒白耳義ば離荷謹雰に代ゆるに潔暮③鳩も・図⑦o鉱讐な以ってするな得とあり

(回 ア窪葛瓢︒髭μO財磐誌︶鶏ohOoヨ簿窪oo㌦び籠●馨照︶○      .

H暮の簿麟臨◎拶鵠Oげ節彰げ︒冠︒暁60§簿勇Oの㌦ぴ嬢・℃.繍◎◎.

Hび鑓●それぞれの國の項滲照○

ヒ6 焉?簿にてば納∵驚ある暗ば竃勘O鳩膝菊⑦O鉱℃酔にても足ろO

H馨醇欝暮ご郎鼻二一6げ節ヨぴ巽◎騰Ooヨ諺禽Oρ管㌶・℃・ゆ楠.

翻の欝智導貯脳び藁鳩劉溶簿H<v娼幹麟℃ゆひ◎心◎○◎

≦鉱富く●ヒご鈴犀銭博超H︸︸.国論ωoM︵㎏類遍ド¢5翻●︶い○簿ぴ翁︸謎︒⇔︿.国器︒㌍炉切.瞬︒鯉山憶翼辱

  葺・0︒8︒興約に於けろ費用の翼据       六五七

(30)

六五八

(王8>(η)

○勇窪く●菊団脅さα8曽§び轟⇔9翻窪圃彰ぎ㌦獣餌・ヒd嶽.<鳩瀞・H轟cc長●

閃琴焼く●麟幻象O冠蘇翻卿︾鑓卿α鴇︾翻些細ヨ帥7陣ぼP陰野.<七竃片明為◎◎袈﹁但し上の場合に於いても︑代償が既に支郷にれ表

とすれば︑蟹手の留羅灌はない︒叉本船が買手に摩する時も引渡は完全に履行ぜられ︑萱手の留置確ばない︵60≦簿&8

く◎︐門ぴ◎ヨ窟OPい竃09拶ρ回ひ摯bづ①鉱翼託ρ蓼鑓噛ゆ溶●<矯蒙﹂戴︒◎繋.

四 費用の負櫓

 F・0・8.・契約の本質及び内容を以上の如く解する時は︑其の船積費用は如何に眉頭によって員捲せらる

曳か︒曰くF・0・8・費手は約定品を現實に本船甲板上におくまでのあらゆる費用を員指せねばならぬGb︒

然らば船積港に於ける船積費用とは如何︒以下少しく細かに分析して見やう︒

         ↓ 積込の費用ピ◎践葺σq︒簿お$          ︵

 船積港に於ける船積費用の大部分をなすものは︑積込の費用ぎ孚︒馬寮︒ぼお8である⑧︒積込の費用とは貨物

を艀船にて船側迄持ちゆき叉は傷◎爵に於いて︑本船の・︒欝σq其の他の積込設備を利用して貨物を甲板上におく

迄の費用を云ひ︑設備の利用の費用と勢力賃及び此の聞の保磁料とよりなる︒而して反封の特約慣習なき限り

傭船者叉は荷邊人が此の費用を分志すべく㈹︑且つF・0・8・に於いては契約によって此の費用は漁礁の員

澹たるべきものであるは騒然であり︑各論の實際亦然りである︒即ち國際商業會議所膝行前掲書に煽ぐる國三

十五ケ國の申ω践窪ヨ蕊江§傷σq8勢象ぴ︒鎚傷く・︒・︒・鋤碧繕℃醸ざ滋凶謁︒冨茜・ω●とするもの英・米・佛・猫・伊の諸

(31)

國を始め︑西・葡・白・丁抹の敏洲諸恋︑ブラジル・智利・アルゼンチン・印度・ソビエトロシア等三十二ヶ

國に及ぶ︑日本亦此の内にある④︒

 然しF・0・8・に而ても此の費用を全く本船の員澹︵結局は韓逸せられて買手の費澹︶となすもの︑ないで

ない︒濠洲が理れである︒ブインランドも原則としては本船の員澹とし︑特に飴分の費用を要する時は︑聴手

は此の部分に就きてのみ員憺すべきものとする︒叉費手の積込費用員播の義務は積地の海港の法律叉は慣習に

よると法律もて規定せるもの︑瑞典の如きもある⑳︒ 術ぼ箇聖運逡に就ては一般に本船員澹たるべきものであ

るが︑特定の重量を超ゆるものに就いてはF・0︒8・二手の員櫓とするものもある︑例へばブインランド⑥◎

         ゴ.回付の費用◎︒8鼠轟3錠㈹窃          ︵  積荷の甲板積は多数諸國の立法上置ぜられて居るの︒從って船長叉は運採取は︑積載する貨物の種類性質荷

造及び其の他の特徴によって︑譲れを整理し︑船鎗内に牧町せねばならぬ︒此の操作を積付︒・8鼠農と云ふ︒

貨物が軍種貨物なるか積合貨物なるかによって船鎗を別つべく又は同一船署内の混合積付の可否が問題であ

り︑叉航路の難易長短積揚地の順序等が解れに大いに關与する︒特に積付の場合揚地未詳叉は揚地二階後日荷

主の黒鼠により携れか一に陸揚さる&◎嵐◎器一B茜・なる場合には︑特別なる注意を諭し︑叉臭氣ある晶︑油類

の如き脱漏の恐あるものに就いてはダンネジ︑荷需用の木︒竹・莚等をも要する︒從って罵れ等の比較的熟練

を要する仕事は普通に船内人夫によってなされ︑主として此の船内人夫賃と雪占の設備の利用費とよりなるも

     F︒0.君︒鋤穽約に尋於ける駒貿用の召ハ橘驚       ゐハ五九

(32)

六六〇

のを之れを一括して︒︒8鼠茜︒冨茜︒ωと云ふ︒

 F︒0・B・費手は現世に甲板上におくまでの責を費ふもの故︑此の積付費用は當然に買手の員捲になる⑤︒

手際商業會議所獲行前掲書に徴するに︑買手の員捲と特記するもの猫乙・葡萄牙・チエコス腿バキア︒メキシ

コ・那威・瑞典の諸國である︒一般に傭船契約の場合に船内人夫賃の員懸者が何人なるかは︑契約によって定

まる⑧︒然し大膿に於いて蓮逡者が員議することが多い働︒然し此の場合とても結局は運賃として買手の員憺に

韓嫁さる製︒積付費︑用は本船が支佛ひ︑やがて蓮越中に包含されて買手の薬取たるべきものとする諸國︑米・

佛・白耳義・酉班牙を始め濠洲・印度・アルゼンチン・印度諸地方等も亦買手燈船の原則によるものである⑳︒

英國は特記してないが鎮鎧讐⇒︒昌によれば︑費手配すしも員熱すべ費ものにあらす︑買手の員憺たるべき場合

多しと云ふ㈹︒

 然しながら厳にも亦添付の費用を働手の支彿ふべきものとする國がある︒ブラジル・ソビエトにシア・勾牙

      ラ 利並びに印度の讐①窯︒簿ぽ議回aぎ魯の団延喜の地方が之れである佛︒我が國は前掲書一〇四頁に唯︒り亀霧ヨ蕊け

ぎ鐵㈹︒︒傷ω露げ8a︿⑦・りωのζ滋鵠三$療蹟9錠鵯ρと記すのみで︑積付費用に就いては特記してない︒但し費手の

義務の欄に︑︒︒8鼠轟︒湿お$︒昌8︒・①㈹o&︒︒掌︒誘膨霞ξぎ︒︒ω9と特記したるは︑一般には此の費用を費手の員播と

      う すと云ふのであらうか略

 云ふまでもなく積付費用に就いても︑特種の商晶に就いては︑費手は風付費用までをも員憺することがあ

参照

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