枚方市商工だより
(2009 年1月)
[主な内容]
枚方市からのお知らせ
地域経済動向調査VOL−77(2008 年 10〜12 月)
地 域 経 済 動 向 調 査 V O L − 7 7
【 調 査 の 概 要 】
本 調 査 は 、 枚 方 市 の 委 託 事 業 と し て 北 大 阪 商 工 会 議 所 が 実 施 し て い る も の で 、 地 域 経 済 の 総 合 的 な 動 向 を 把 握 す る こ と で 、 産 業 振 興 の た め の 基 礎 資 料 と し て 利 用 す る と と も に 、 地 域 の 経 営 者 等 へ 情 報 提 供 し て い る 。
調 査 対 象 は 、製 造 業 、建 設 業 、卸 売 業 、 小 売 業 、飲 食 業 、サ ー ビ ス 業 の 6 業 種 で 、 市 内 の 主 要 な 産 業 を 網 羅 し て い る 。 企 業 規 模 は 、 製 造 業 は 全 数 を 、 そ の 他 の 業 種 は 、 従 業 者 規 模 5 人 以 上 の 事 業 所 か ら 無 作 為 抽 出 し て い る 。
調 査 方 法 は 、 往 復 は が き に よ る ア ン ケ ー ト 方 式 で 、 2 0 0 9 年 1 月 上 旬 に 1 , 0 3 6 社 に 発 送 し 、回 答 期 限 ま で に 2 4 5 社 か ら 回 答 が 得 ら れ た 。
全 体 の 回 答 率 は 2 3 .6 % で 、業 種 別 ・ 規 模 別 回 答 状 況 は 、 表 1 、 表 2 の 通 り で あ る 。
表2. 規模別回答状況
製造業 非製造業 全 体
規模別 母集団 回答数 回答率 母集団 回答数 回答率 母集団 回答数 回答率
1〜 3人 109 7 6.4 - - - 109 7 6.4
4〜 9人 * 111 15 13.5 267 60 22.5 378 75 19.8 10〜 19人 80 24 30.0 167 32 19.2 247 56 22.7
20〜 29人 29 6 20.7 59 15 25.4 88 21 23.9
30〜 49人 46 18 39.1 39 8 20.5 85 26 30.6
50〜 99人 36 20 55.6 20 7 35.0 56 27 48.2
100〜199人 37 17 45.9 11 6 54.5 48 23 47.9
200〜299人 7 1 14.3 3 2 66.7 10 3 30.0
300人以上 13 6 46.2 2 1 50.0 15 7 46.7
合 計 468 114 24.4 568 131 23.1 1,036 245 23.6 *)非製造業の規模 4〜9人は 5〜9人である。
表1. 業種別回答状況
集約業種名 母集団 回答数 回答率
食 料・飲 料 37 9 24.3
繊 維・衣 服 67 5 7.5
木 材・家 具 19 1 5.3
製 紙・ 出版・ 印刷 38 6 15.8
化 学・プラスチック 57 17 29.8
造 鉄鋼・非鉄金属 28 14 50.0
金 属 製 品 67 18 26.9 業 一 般 機 械 73 25 34.2 電 気 機 械 39 11 28.2
その他の製造業 43 8 18.6
製 造 業 計 468 114 24.4 建 設 業 112 39 34.8 非 卸 売 業 66 16 24.2 製 小 売 業 198 34 17.2 造 飲 食 店 66 11 16.7 業 サ ー ビ ス 業 126 31 24.6 非製造業計 568 131 23.1 合 計 1,036 245 23.6
【 概 要 】
製 造 業 の 生 産 額 、 出 荷 額 は 、 と も に 大 き く 落 ち 込 ん で い る 。 前 年 同 期 比 で も 生 産 は 大 き く 落 ち 込 み 、 設 備 投 資 は 大 き く 後 退 し て い る 。
非 製 造 業 の 売 上 額 は 、 減 少 幅 が 拡 大 し 、 採 算 状 況 も 、 一 気 に 悪 化 し て い る 。前 年 同 期 比 で も 売 上 額 、 客 数 、 設 備 投 資 額 は 揃 っ て 大 き く 後 退 し て い る 。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 気 見 通 し は 、 製 造 業 、 非 製 造 業 と も に好 転 す る 見 方 は 少 な く 悪 化 見 通 し が 大 多 数 を 占 め て い る 。
米 国 に 第 4 4 代 オ バ マ 大 統 領 が 誕 生 し た 。 建 国 以 来 初 の 黒 人 大 統 領 は 、 経 済 再 生 を 最 優 先 課 題 と し て 8 4 億 ド ル ( 約 7 2 兆 円 ) 規 模 に 上 る 景 気 対 策 や 金 融 安 定 化 に 全 力 を あ げ る こ と と し て お り 、 国 内 外 の 期 待 も か つ て な く 大 き い 。
米 国 経 済 の 回 復 に 道 筋 が つ け ば 、 対 米 輸 出 も 増 加 し 、 日 本 経 済 も 恩 恵 を 受 け る こ と に な る が 、 一 方 で 、 日 本 は 内 需 拡 大 な ど の 一 段 の 自 助 努 力 を 迫 ら れ る こ と に な る 。
政 府 は 、1 月 の 月 例 報 告 で 、景 気 の 基 調 判 断 を「 急 速 に 悪 化 し て い る 」と し 、前 月 の「 悪 化 し て い る 」 か ら 下 方 修 正 し た 。 生 産 と 輸 出 が 過 去 最 大 の 落 ち 込 み を 記 録 す る な ど 加 速 度 的 に 悪 化 し て い る 景 気 の 現 状 を 反 映 。 個 人 消 費 に つ い て も 7 年 ぶ り に 「 弱 含 み 」 と し 、 景 気 後 退 の 影 響 が 企 業 か ら 家 計 に 及 ぶ 現 状 に 懸 念 を 示 し た 。
ま た 、日 銀 も 1 月 の 金 融 経 済 月 報 で 、景 気 の 総 括 判 断 を 3 ヶ 月 連 続 で 下 方 修 正 し 、「 悪 化 し て い る 」 か ら 「 大 幅 に 悪 化 し て い る 」 と 一 段 と 後 退 さ せ た 。
個 別 項 目 で は 、 輸 出 と 設 備 投 資 を 「 大 幅 に 減 少 し て い る 」 と の 判 断 に 引 き 下 げ た ほ か 、 住 宅 投 資 や 生 産 も 下 方 修 正 し た 。 経 済 の 急 激 な 落 ち 込 み に よ り 、 景 気 判 断 は 総 崩 れ と な っ た 。
物 価 に つ い て は 、 消 費 者 物 価 の 前 年 同 月 比 上 昇 率 が 「 さ ら に 低 下 し 、 マ イ ナ ス に な っ て い く 」 と し 、 石 油 製 品 価 格 の 下 落 な ど に 加 え 、 需 給 バ ラ ン ス の 悪 化 が 物 価 を 押 し 下 げ る と の 認 識 を 示 し た 。
国 内 の 金 融 環 境 を 巡 っ て は 「 厳 し さ が 増 し て い る 」 と し 、 資 金 繰 り や 金 融 機 関 の 貸 し 出 し 態 度 が 厳 し い と す る 企 業 が 増 え て お り 、「 金 融 の 緩 和 度 合 い は 低 下 し て い る 」と 指 摘 し た 。
ま た 、 景 気 の 急 激 な 後 退 に よ り 、 雇 用 情 勢 の 悪 化 が 加 速 し て い る 。 総 務 省 の 発 表 で は 、 2 0 0 8 年 1 2 月 の 完 全 失 業 率 は 4.4%と 4 1 年 ぶ り の 大 幅 な 悪 化 幅 と な っ た 。企 業 の 減 産 や 工 場 閉 鎖 な ど が 相 次 ぎ 、 非 正 規 労 働 者 を 中 心 に 職 を 失 う 人 が 増 え て お り 、 こ こ に き て 正 規 社 員 に も 波 及 し 、 深 刻 の 度 を 加 え る 事 態 と な っ て き た 。
負 債 総 額 は 同 2 . 2 倍 の 8 6 4 3 億 9 8 0 0 万 円 と 大 幅 に 増 加 し 、 件 数 、 負 債 額 と も 高 水 準 と な っ た 。不 動 産 フ ァ ン ド 運 営「 ク リ ー ド 」( 負 債 額 6 5 0 億 8 1 0 0 万 円 )や 北 海 道 の 老 舗 百 貨 店「 丸 井 今 井 」( 同 5 0 2 億 円 )な ど 負 債 額 1 0 0 億 円 以 上 の 大 型 倒 産 が 1 7 件 に の ぼ っ た 。 原 因 別 で は 販 売 や 輸 出 不 振 な ど を 主 因 と す る 不 況 型 倒 産 が 9 3 5 件 と 全 体 の 80.9% を 占 め た 。 な か で も 、 飲 食 業 の 2 0 0 8 年 の 倒 産 件 数 は 7 3 9 件 で 平 成 最 多 と な っ た 。 同 業 者 間 の 値 引 や 厳 し い サ ー ビ ス 競 争 が 展 開 さ れ る な か で 、 ガ ソ リ ン 価 格 上 昇 な ど が 影 響 し て 、 外 出 よ り 休 日 を 自 宅 で 過 ご す と い う 、 い わ ゆ る 「 イ エ ナ カ 消 費 」 の 増 加 と い う 消 費 動 向 の 変 化 も 見 逃 せ な い 。
ま た 、 自 動 車 関 連 業 の 倒 産 件 数 も 3 3 4 件 と 5 年 ぶ り に 3 0 0 件 を 上 回 っ た 。 買 い 控 え に よ る 保 有 期 間 の 長 期 化 や 若 者 の 自 動 車 離 れ に ガソリン価 格 の 上 昇 が 拍 車 を か け 低 迷 が 続 い て い る 。さ ら に 国 内 自 動 車 メ ー カ ー で は 、業 績 の 下 方 修 正 が 相 次 ぎ 減 産 を 強 い ら れ て お り 、 販 売 会 社 は も と よ り 、 多 く の 関 連 部 品 、 下 請 企 業 な ど の 今 後 の 動 向 が 懸 念 さ れ る 。
2 0 0 2 年 春 か ら の 景 気 回 復 は 戦 後 最 長 に な る こ と は 確 実 で あ る が 、 前 述 の よ う に 明 る い 材 料 は 乏 し く 、 戦 後 最 長 の 景 気 回 復 の 後 は 、「 戦 後 最 長 の 不 況 」 に 見 舞 わ れ そ う だ 。
2 0 0 8 年 第 Ⅳ 四 半 期
(1 0 〜 1 2 月 )の 枚 方 市 製 造 業 の 生 産 額 、 出 荷 額 は と も に 大 き く
落 ち 込 ん で い る 。受 注 状 況 も 、減 少 企 業 が 大 幅 に 増 加 し 、一 段 と 後 退 感 が 強 く な っ て い る 。 製 品 在 庫 額 は 、適 正 水 準 に あ る 企 業 が 多 く あ る も の の 、過 剰 感 が 一 層 強 ま る 傾 向 に あ る 。 原 材 料 仕 入 価 格 は 、 値 下 が り 企 業 が 増 加 し 、 値 下 が り 傾 向 が み ら れ る 。製 品 販 売 価 格 は 、 値 下 げ 企 業 が 値 上 げ 企 業 よ り 増 加 し て い る 。 採 算 状 況 は 、 悪 化 企 業 が 大 勢 を 占 め 、 一 段 と 厳 し い 状 態 に あ る 。
図−1 製造業のDI推移(前年同期比)
-70.0 -60.0 -50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0 10.0 20.0 30.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
'04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調査期 D.I
○…生 産 額
□…製品販売価格
△…設 備 投資額
資 金 繰 り は 、 横 這 企 業 が 減 少 し 、 悪 化 企 業 が 増 加 し て お り 、 改 善 の 動 き が 見 ら れ な い 。
前 年 同 期 比 で は 、 生 産 額 は 減 少 企 業 が 大 幅 に 増 加 し て い る 。 製 品 販 売 価 格 は 、 横 這 が 減 少 し 、 値 下 げ 企 業 が 増 え て い る 。 設 備 投 資 額 は 、 減 少 が 半 数 以 上 を 占 め 低 迷 状 態 に あ る ( 図 − 1 )。
非 製 造 業 の 売 上 額 は 、 大 き く 落 ち 込 み 、 採 算 状 況 も 、 悪 化 傾 向 が 一 段 と 強 く な っ て い る 。 資 金 繰 り は 、 悪 化 企 業 が わ ず か に 増 加 し 苦 し い 状 況 に あ る 。
前 年 同 期 比 で は 、 売 上 額 は 大 き く 落 ち 込 ん で い る 。 客 数 も 、 設 備 投 資 額 も 減 少 し て お り 、 依 然 と し て 低 迷 状 態 が 続 い て い る 。( 図 2 )。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 気 見 通 し は 、 製 造 業 、 非 製 造 業 と も に 悪 化 見 通 し が 圧 倒 的 多 数 を 占 め て い る 。( 表 3 )。
( 注 ) 景 気 動 向 指 標 ( D .I = Diffusion Index)
= ( 増 加 ・ 好 転 し た 企 業 の 割 合 ) − ( 減 少 ・ 悪 化 し た 企 業 の 割 合 ) 図−2 非製造業のDI推移(前年同期比)
-70.0 -60.0 -50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ '04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調査期
D.I
○…売 上 額
□…客 数
△…設備投資額
Ⅰ. 業 種 別 の 景 気 動 向 1.製造業の景気動向
①【 生 産 額 】
前 期 と 比 べ た 当 期( 2 0 0 8 年 1 0 〜 1 2 月 )の 生 産 額 は 、増 加 11.4%、横 這 21.1%、
減 少 67.5%と な っ て い る 。減 少 が 大 幅 に 増 加 を 上 回 っ て い る 。総 合 D.I は マイナス 56.1P(ポ イント)と な っ て い る 。
業 種 別 に 見 る と 、 全 業 種 で 減 産 企 業 が 増 産 企 業 を 上 回 っ て い る 。
前 年 同 期 比 で は 、 増 加 9.6%、 横 這 21.1%、 減 少 69.3%と な っ て お り 、 総 合 D.I は マイナ ス 59.6P と な っ て い る 。
業 種 別 に み る と 、 増 産 企 業 は 、 6 業 種 に み ら れ る 。 な か で も 、 食 料 ・ 飲 料 で は 増 産 が 減 産 を 上 回 っ て い る 。 他 の 業 種 は 全 て 減 産 が 増 産 を 上 回 っ て い る 。( 表 4 )。
表4.生 産 額 当期の生産額は
業 種 前期に比べ 前年同期に比べ
件数 増加 横這 減少 D.I 件数 増加 横這 減少 D.I
食 料 ・ 飲 料 9 33.3 22.2 44.4 -11.1 9 44.4 22.2 33.3 11.1 繊 維 ・ 衣 服 5 20.0 80.0 -80.0 5 100.0 -100.0
製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 1 100.0 -100.0
紙・出版・印刷 6 16.7 50.0 33.3 -16.7 6 33.3 66.7 -66.7 化 学・プラスチック 17 17.6 11.8 70.6 -52.9 17 11.8 23.5 64.7 -52.9 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 14.3 78.6 -71.4 14 7.1 21.4 71.4 -64.3 金 属 製 品 18 5.6 16.7 77.8 -72.2 18 11.1 16.7 72.2 -61.1 一 般 機 械 25 4.0 32.0 64.0 -60.0 25 4.0 24.0 72.0 -68.0 業 電 気 機 械 11 9.1 9.1 81.8 -72.7 11 18.2 81.8 -81.8 その他の製造業 8 25.0 25.0 50.0 -25.0 8 12.5 25.0 62.5 -50.0 製造業計 114 11.4 21.1 67.5 -56.1 114 9.6 21.1 69.3 -59.6
② 【 出 荷 額 】
当 期 の 出 荷 額 は 、 増 加 11.4%、
横 這 18.4%、減 少 70.2%と な っ て い る 。総 合 D.I は マイナス 58.8P で 、 落 ち 込 み 幅 が 一 段 と 大 き く な っ て き た 。
業 種 別 で は 、 繊 維 ・ 衣 服 、 木 材・家 具 で は 増 加 企 業 が 皆 無 で 、 各 業 種 共 、 減 少 企 業 が 大 幅 に 増 加 し て い る 。( 表 5 )。
③【 製 品 在 庫 額 】
前 期 と 比 べ た 製 品 在 庫 額 は 、 不 足 3.7%、適 正 65.1%、過 剰 31.2%
と な っ て い る 。 適 正 水 準 の 企 業 が 半 数 を 占 め て い る 。 し か し 、 不 足 企 業 が 減 る 一 方 、 過 剰 企 業 が 増 加 し て お り 、 総 合 D.I は マ イナス 27.5P と 、過 剰 傾 向 が 出 て き た 。
業 種 別 で は 、 木 材 ・ 家 具 、 電 気 機 械 を 除 く 業 種 は 、 適 正 水 準 の 企 業 が 大 勢 を 占 め て い る 。
( 表 6 )。
表5.出 荷 額 出荷額は 業 種 前期に比べ
件数 増加 横這 減少 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 44.4 11.1 44.4 0.0 繊 維 ・ 衣 服 5 20.0 80.0 -80.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 16.7 50.0 33.3 -16.7 化 学・プラスチック 17 17.6 11.8 70.6 -52.9 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 7.1 85.7 -78.6 金 属 製 品 18 5.6 16.7 77.8 -72.2 一 般 機 械 25 4.0 28.0 68.0 -64.0 業 電 気 機 械 11 9.1 90.9 -81.8 その他の製造業 8 12.5 37.5 50.0 -37.5 製造業計 114 11.4 18.4 70.2 -58.8
表6.製品在庫額 製品在庫額は 業 種 前期に比べ
件数 不足 適正 過剰 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 88.9 11.1 -11.1 繊 維 ・ 衣 服 3 66.7 33.3 -33.3 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 66.7 33.3 -33.3 化 学・プラスチック 17 64.7 35.3 -35.3 造 鉄鋼・非鉄金属 14 57.1 42.9 -42.9 金 属 製 品 18 5.6 61.1 33.3 -27.8 一 般 機 械 23 8.7 69.6 21.7 -13.0 業 電 気 機 械 10 10.0 40.0 50.0 -40.0 その他の製造業 8 87.5 12.5 -12.5 製造業計 109 3.7 65.1 31.2 -27.5
④【 原 材 料 仕 入 額 】
前 期 と 比 べ た 原 材 料 仕 入 額 は 、 値 上 が り 29.5%、横 這 47.3%、値 下 が り 23.2%で あ る 。 総 合 D.I は プラ ス 6.3P で 、 値 下 が り 傾 向 が み ら れ る 。
業 種 別 で は 、 値 上 が り 企 業 が 全 て の 業 種 で み ら れ る 一 方 、 値 下 が り は 、 5 業 種 で み ら れ る よ う に な っ た 。( 表 7 )。
⑤【 製 品 販 売 価 格 】
前 期 と 比 べ た 製 品 販 売 価 格 は 、
値 上 が り 9.0% 、 横 這 62.2%、 値 下 が り 28.8%と な っ て い る 。 横 這 が 多 数 を 占 め て い る が 、 総 合 D.I は マイナス 19.8P で 、 値 下 が り 傾 向 が 出 て き た 。
業 種 別 で は 、 値 上 が り 企 業 は 6 業 種 で 、 横 這 は 、 鉄 鋼 ・ 非 鉄 金 属 を 除 く 全 て の 業 種 で 大 勢 を 占 め て い る 。 一 方 、 値 下 が り 企 業 が 8 業 種 に み ら れ る 。
前 年 同 期 比 で は 、 値 上 が り 17.7%、 横 這 46.0%、 値 下 が り 36.3%と な っ て い る 。 総 合 D.I は マイナス 18.6P で 、 値 下 が り 傾 向 に あ る 。
業 種 別 で は 、 繊 維 ・ 衣 服 、 木 材 ・ 家 具 、 紙 ・ 出 版 ・ 印 刷 、 化 学 ・ プ ラ ス チ ッ ク を 除 く 6 業 種 で 下 落 傾 向 が 顕 著 に な っ て き た 。( 表 8 )。
表7.原材料仕入額 仕入額は 業 種 前期に比べ
件数 値上 横這 値下 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 66.7 33.3 66.7 繊 維 ・ 衣 服 5 60.0 40.0 60.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 100.0 紙・出版・印刷 6 83.3 16.7 83.3 化 学・プラスチック 16 25.0 37.5 37.5 -12.5 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 35.7 57.1 -50.0 金 属 製 品 18 33.3 44.4 22.2 11.1 一 般 機 械 25 8.0 72.0 20.0 -12.0 業 電 気 機 械 10 20.0 50.0 30.0 -10.0 その他の製造業 8 37.5 62.5 37.5 製造業計 112 29.5 47.3 23.2 6.3
表8.製品販売価格
当期の販売価格は
業 種 前期に比べ 前年同期に比べ
件数 値上 横這 値下 D.I 件数 値上 横這 値下 D.I
食 料 ・ 飲 料 9 22.2 66.7 11.1 11.1 9 55.6 33.3 11.1 44.4 繊 維 ・ 衣 服 3 66.7 33.3 -33.3 4 25.0 75.0 -75.0
製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 0.0 1 100.0 0.0
紙・出版・印刷 6 16.7 83.3 16.7 6 33.3 33.3 33.3 0.0 化 学・プラスチック 17 17.6 58.8 23.5 -5.9 17 29.4 58.8 11.8 17.6 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 35.7 57.1 -50.0 14 28.6 28.6 42.9 -14.3 金 属 製 品 18 11.1 66.7 22.2 -11.1 18 16.7 38.9 44.4 -27.8 一 般 機 械 25 64.0 36.0 -36.0 25 4.0 52.0 44.0 -40.0 業 電 気 機 械 10 60.0 40.0 -40.0 11 54.5 45.5 -45.5
⑥【 採 算 状 況 】
前 期 に 比 べ た 採 算 状 況 は 、 好 転 6.1%、横 這 24.6%、悪 化 69.3%と な っ て い る 。 総 合 D.I は マイナス 63.2P で 、 悪 化 傾 向 が 一 段 と 強 く な っ て い る 。 業 種 別 で は 、 好 転 企 業 は 5 業 種 に 少 数 み ら れ る が 、 悪 化 企 業 は 全 業 種 で み ら れ る 。 と く に 、 繊 維 ・ 衣 服 、 木 材 ・ 家 具 は 全 社 で 、 そ の 他 の 業 種 で は 悪 化 が 大 勢 を 占 め て い る 。( 表 9 )。
⑦ 【 資 金 繰 り 】
前 期 と 比 べ た 当 期 の 資 金 繰 り は 、 好 転 4.4%、横 這 54.0%、悪 化 41.6%と な っ て い る 。総 合 D.I は マイナス 37.2P と 悪 化 幅 が 拡 大 し て き た 。
業 種 別 で は 、 好 転 企 業 は 4 業 種 で み ら れ る だ け で あ り 、 他 の 業 種 は 皆 無 で あ る 。
悪 化 企 業 は 、 全 業 種 に み ら れ 、 悪 化 幅 が 拡 大 し て い る 。 (表 1 0 )。
表9.採算状況 採算状況は 業 種 前期に比べ
件数 好転 横這 悪化 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 22.2 44.4 33.3 -11.1 繊 維 ・ 衣 服 5 100.0 -100.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 50.0 50.0 -50.0 化 学・プラスチック 17 5.9 23.5 70.6 -64.7 造 鉄鋼・非鉄金属 14 14.3 14.3 71.4 -57.1 金 属 製 品 18 5.6 22.2 72.2 -66.7 一 般 機 械 25 36.0 64.0 -64.0 業 電 気 機 械 11 9.1 9.1 81.8 -72.7 その他の製造業 8 12.5 87.5 -87.5 製造業計 114 6.1 24.6 69.3 -63.2
表10.資金繰り 資金繰りは 業 種 前期に比べ
件数 好転 横這 悪化 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 11.1 66.7 22.2 -11.1 繊 維 ・ 衣 服 4 25.0 75.0 -75.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 83.3 16.7 -16.7 化 学・プラスチック 17 64.7 35.3 -35.3 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 35.7 57.1 -50.0 金 属 製 品 18 11.1 50.0 38.9 -27.8 一 般 機 械 25 4.0 56.0 40.0 -36.0 業 電 気 機 械 11 54.5 45.5 -45.5 その他の製造業 8 50.0 50.0 -50.0 製造業計 113 4.4 54.0 41.6 -37.2
⑧【 受 注 状 況 】
前 期 と 比 べ た 当 期 の 受 注 状 況 は 、 増 加 9.6%、横 這 13.2%、減 少 77.2%
と な っ て い る 。 増 加 企 業 は 6 業 種 に み ら れ る が 、 減 少 が 全 業 種 に み ら れ る 。 総 合 D.I は マイナス 67.5P と 悪 化 傾 向 が 一 段 と 強 く な っ て い る 。
業 種 別 で は 、 減 少 企 業 が 全 業 種 に み ら れ る が 、 こ の う ち 、 食 料 ・ 飲 料 を 除 く 、 9 業 種 で 多 数 を 占 め て い る 。( 表 1 1 )。
⑨【 設 備 投 資 額 】
前 年 同 期 と 比 べ た 当 期 の 設 備 投 資 額 は 、 増 加 10.8%、 横 這 35.1%、
減 少 54.1%と な っ た 。総 合 D.I は マ イナス 43.2P と な り 、減 少 傾 向 が 一 層 強 く な っ て い る 。
業 種 別 で は 、繊 維・衣 服 、木 材 ・ 家 具 、 そ の 他 の 製 造 業 で は 増 加 は 皆 無 と な っ て い る 。( 表 1 2 )。
表11.受注状況 受注状況は 業 種 前期に比べ
件数 増加 横這 減少 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 55.6 11.1 33.3 22.2 繊 維 ・ 衣 服 5 100.0 -100.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 16.7 16.7 66.7 -50.0 化 学・プラスチック 17 11.8 11.8 76.5 -64.7 造 鉄鋼・非鉄金属 14 14.3 85.7 -85.7 金 属 製 品 18 5.6 11.1 83.3 -77.8 一 般 機 械 25 16.0 84.0 -84.0 業 電 気 機 械 11 9.1 18.2 72.7 -63.6 その他の製造業 8 12.5 12.5 75.0 -62.5 製造業計 114 9.6 13.2 77.2 -67.5
表12.設備投資額 設備投資額は 業 種 前年同期に比べ
件数 増加 横這 減少 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 22.2 44.4 33.3 -11.1 繊 維 ・ 衣 服 4 25.0 75.0 -75.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 5 20.0 40.0 40.0 -20.0 化 学・プラスチック 17 17.6 29.4 52.9 -35.3 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 42.9 50.0 -42.9 金 属 製 品 18 5.6 38.9 55.6 -50.0 一 般 機 械 24 12.5 37.5 50.0 -37.5 業 電 気 機 械 11 9.1 9.1 81.8 -72.7 その他の製造業 8 50.0 50.0 -50.0 製造業計 111 10.8 35.1 54.1 -43.2
⑩【 向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 】 来 期 の 景 気 見 通 し は 、好 転 5.3%、
横 這 12.4% 悪 化 82.3%と な っ て い る 。 悪 化 見 通 し が 8 割 以 上 を 占 め て い る 。 総 合 D.I は マイナス 77.0P で マイナス幅 が 一 段 と 拡 大 し て い る 。 業 種 別 で は 、 好 転 は 5 業 種 で 少 数 み ら れ る も の の 、 悪 化 は 、 全 て の 業 種 で 多 く な っ て い る 。
( 表 1 3 )。
2.建設業の景気動向
建 設 業 の 売 上 額 は 、 半 数 以 上 の 企 業 で 減 少 、 減 少 幅 が 更 に 拡 大 し て お り 、 深 刻 な 売 上 不 振 に 陥 っ て い る 。 工 事 引 合 件 数 も 、 減 少 企 業 が 急 増 し て お り 回 復 の 動 き が み ら れ な い 。
受 注 状 況 も 、 相 変 わ ら ず 悪 化 企 業 が 大 勢 を 占 め て お り 、 一 段 と 厳 し い 状 況 に あ る 。
受 注 単 価 は 、値 上 企 業 が 皆 無 で 、 D.I は 大 幅 に 悪 化 し て い る 。 資 材 仕 入 額 は 、 値 下 が り が わ ず か に 増 加 し 、 横 這 が 大 勢 を 占 め て い る 。
労 務 費 は 、 横 這 が 大 多 数 を 占 め 落 ち 着 い た 状 態 に あ る 。
採 算 状 況 は 、 好 転 が 皆 無 で 、 悪 化 が 大 勢 を 占 め 、 D.I は 更 に 悪 化 し て い る 。 資 金 繰 り は 、 好 転 企 業 が 僅 か に あ る が 、 悪 化 企 業 が 半 数 以 上 を 占 め て い る 。
前 年 同 期 比 で は 、売 上 額 は 、減 少 企 業 が 大 多 数 を 占 め て お り 、D.I は マイナス 56.4P と 悪 表14. 建設業の景気動向
事 増加 横這 減少 業 不足 適正 過剰 所 値上 横這 値下 D.I 数 好転 横這 悪化 売 上 額 39 7.7 23.1 69.2 -61.5 資 材 仕 入 額 39 28.2 61.5 10.3 17.9 前 労 務 費 39 87.2 12.8 -12.8 工 事 引 合 件 数 39 5.1 20.5 74.4 -69.2 期 受 注 単 価 39 46.2 53.8 -53.8 採 算 状 況 39 25.6 74.4 -74.4 比 資 金 繰 り 39 2.6 43.6 53.8 -51.3 受 注 状 況 38 2.6 28.9 68.4 -65.8 向こう3ケ月の景況 39 5.1 12.8 82.1 -76.9 前同 売 上 額 39 10.3 23.1 66.7 -56.4 期 受 注 状 況 39 2.6 30.8 66.7 -64.1 年比 設 備 投 資 額 36 2.8 33.3 63.9 -61.1
景 気 動 向 指 標
表13.向こう3ケ月の景況 向こう
業 種 3ケ月の景況
件数 好転 横這 悪化 D.I 食 料 ・ 飲 料 9 11.1 22.2 66.7 -55.6 繊 維 ・ 衣 服 5 100.0 -100.0 製 木 材 ・ 家 具 1 100.0 -100.0 紙・出版・印刷 6 16.7 83.3 -83.3 化 学・プラスチック 17 11.8 17.6 70.6 -58.8 造 鉄鋼・非鉄金属 14 7.1 7.1 85.7 -78.6 金 属 製 品 18 16.7 83.3 -83.3 一 般 機 械 25 4.0 4.0 92.0 -88.0 業 電 気 機 械 11 18.2 81.8 -81.8 その他の製造業 7 14.3 14.3 71.4 -57.1 製造業計 113 5.3 12.4 82.3 -77.0
部 増 加 企 業 も あ る も の の 、 減 少 企 業 が 大 勢 を 占 め て お り 低 迷 状 態 が 続 い て い る 。 向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 感 は 、 好 転 見 通 し が 少 数 あ る も の の 、 一 段 と 厳 し い 景 況 感 と な っ て い る 。 (表 1 4 、 図 3 )。
3.卸売業の景気動向
前 期 に 比 べ た 売 上 額 は 、 大 き く 落 ち 込 み 、 減 少 企 業 が 大 勢 を 占 め て い る 。D.I の マイナス幅 が 大 幅 に 拡 大 し て い る 。 販 売 先 数 は 、 増 加 企 業 は 皆 無 で 減 少 企 業 が 大 半 を 占 め て い る 。 客 単 価 は 、 値 上 が り 企 業 が 皆 無 で 、 値 下 が り 企 業 が 増 加 し て お り 、 一 段 と 下 落 傾 向 が 強 く な っ て い る 。
商 品 在 庫 は 、 半 数 企 業 が 過 剰 在 庫 で あ る 。
商 品 仕 入 価 格 は 、 値 下 が り 企 業 が 増 加 し て お り 、 高 騰 状 態 に 歯 止 め が か か っ て き た 。
商 品 販 売 価 格 は 、 横 這 が 半 数 あ る も の の 、 値 下 が り 企 業 が 増 加 し て い る 。
表15. 卸売業の景気動向
事 増加 横這 減少 業 不足 適正 過剰 所 値上 横這 値下 D.I 数 好転 横這 悪化 売 上 額 16 6.3 12.5 81.3 -75.0 販 売 先 数 16 43.8 56.3 -56.3 前 客 単 価 16 56.3 43.8 -43.8 商 品 仕 入 価 格 16 25.0 37.5 37.5 -12.5 期 商 品 在 庫 16 6.3 43.8 50.0 -43.8 商 品 販 売 価 格 16 12.5 50.0 37.5 -25.0 比 採 算 状 況 16 31.3 68.8 -68.8 資 金 繰 り 16 6.3 43.8 50.0 -43.8 荒 利 益 率 16 6.3 31.3 62.5 -56.3 向こう3ケ月の景況 16 31.3 68.8 -68.8 前同 売 上 額 16 6.3 93.8 -87.5 期 販 売 先 数 16 31.3 68.8 -68.8 年比 設 備 投 資 額 16 12.5 43.8 43.8 -31.3
景 気 動 向 指 標 図−3 建設業のDI推移(前年同期比)
-80.0 -70.0 -60.0 -50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0 10.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
'04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調査期
D.I
○…売 上 高
□…受 注 状況
△…設備投資額
資 金 繰 り も 、 悪 化 企 業 が 半 数 あ り 、 D.I は 悪 化 し て い る 。
前 年 同 期 比 で は 、 売 上 額 の D.I は マイナス 87.5P と 悪 化 し て お り 、 減 少 企 業 が 9 割 以 上 を 占 め て い る 。 販 売 先 数 は 、 増 加 企 業 が 皆 無 で 、 減 少 企 業 が 大 勢 を 占 め て い る こ と に 変 わ り は な い 。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 感 は 、 好 転 見 通 し が 皆 無 で 、 悪 化 が 大 勢 を 占 め て お り 、 先 行 景 況 感 に 明 る さ は な い 。( 表 1 5 、 図 4 )。
図−4 卸売業のDI推移(前年同期比)
-100.0 -80.0 -60.0 -40.0 -20.0 0.0 20.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
'04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調査期
D.I
○…売 上 高
□…販 売 先数
△…設備投資額
4.小売業の景気動向
小 売 業 の 売 上 額 は 、増 加 店 が 減 少 し 、減 少 店 が 増 加 し 、D.I は マイナス 58.8P と 悪 化 幅 が 拡 大 し た 。客 数 も 、減 少 店 が 多 数 を 占 め て い る が 、一 部 増 加 店 も み ら れ る 。客 単 価 は 、 減 少 店 が 多 数 を 占 め て い る 。 商 品 在
庫 は 、 適 正 水 準 の 店 が 5 割 を 割 り 込 み 過 剰 感 が 一 層 強 く な っ て い る 。 商 品 仕 入 価 格 は 、 適 正 水 準 の 店 が 半 数 以 上 を 占 め て い る 。
商 品 販 売 価 格 は 、 値 下 げ 店 が 増 加 し た こ と か ら 、 再 び 下 落 傾 向 が 出 て き た 。
荒 利 益 率 は 、 少 数 改 善 の 動 き が み ら れ る も の の 、 悪 化 店 が 大 勢 を 占 め て い る こ と に 変 わ り は な い 。 資 金 繰 り は 、 好 転 店 が 皆 無 で 、 回 復 の 動 き は み ら れ な い 。 採 算 状 況 は 、 好 転 店 が 一 部 み ら れ る も の の D.I の マイナス幅
が 拡 大 し て い る 。 前 年 同 期 比 で は 、 売 上 額 は 、 増 加 店 が 僅 か に あ る も の の 、 減 少 店 が 圧 倒 的 多 数 を 占 め て お り 、 好 転 の 動 き は み ら れ な い 。 客 数 も 、 増 加 店 が 僅 か に あ る も の の 、 減 少 店 が 圧 倒 的 に 多 数 を 占 め て い る 。 設 備 投 資 額 は 、 減 少 店 が 増 え て お り 、 依 然 低 迷 状 態 が 続 い て い る 。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 感 は 、 好 転 見 通 し が 皆 無 で 、 悪 化 見 通 し が 大 多 数 を 占 め 景 況 感 は 暗 い 。( 表 1 6 、 図 5 )。
表16. 小売業の景気動向
事 増加 横這 減少 業 不足 適正 過剰 所 値上 横這 値下 D.I 数 好転 横這 悪化 売 上 額 34 8.8 23.5 67.6 -58.8 客 数 34 14.7 17.6 67.6 -52.9 前 客 単 価 34 5.9 38.2 55.9 -50.0 商 品 仕 入 価 格 33 30.3 60.6 9.1 21.2 期 商 品 在 庫 34 2.9 41.2 55.9 -52.9 商 品 販 売 価 格 34 17.6 29.4 52.9 -35.3 比 採 算 状 況 34 2.9 23.5 73.5 -70.6 資 金 繰 り 34 47.1 52.9 -52.9 荒 利 益 率 34 2.9 32.4 64.7 -61.8 向こう3ケ月の景況 34 8.8 91.2 -91.2 前同 売 上 額 34 8.8 14.7 76.5 -67.6 期 客 数 34 8.8 17.6 73.5 -64.7 年比 設 備 投 資 額 34 5.9 44.1 50.0 -44.1
景 気 動 向 指 標
図−5 小売業のDI推移(前年同期比)
-80.0 -70.0 -60.0 -50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
D.I
○…売 上 高
□…客 数
△…設備投資額
5.飲食店の景気動向
飲 食 店 の 売 上 額 は 、 横 這 店 が 増 え て お り 、 大 勢 を 占 め て い る 。 客 数 も 、 横 這 店 が 増 え て い る 。 客 単 価 も 、 横 這 が 半 数 以 上 を 占 め て い る 。
荒 利 益 率 は 、好 転 し た 店 が 皆 無 で 、 悪 化 店 が 大 勢 を 占 め て い る 。
資 金 繰 り は 、 好 転 が 皆 無 で 横 這 が 多 数 を 占 め て い る 。
採 算 状 況 も 、 好 転 し た 店 は 皆 無 で 横 這 が 増 加 し て い る 。
前 年 同 期 比 で は 、 売 上 額 は 、 減 少 が 増 加 し 、D.I は 悪 化 し て い る 。客 数 も 、 同 様 の 傾 向 を 示 し て い る 。 設 備 投 資 額 は 、 減 少 が 半 数 以 上 を 占 め 、 D.I は 一 気 に マイナスに 沈 ん だ 。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 感 は 、 悪 化 が
大 勢 を 占 め 、 良 く な る 見 通 し は ゼ ロ で 、 先 行 き 見 通 し は 暗 い 。( 表 1 7 、 図 6 )。
図−6 飲食店のDI推移(前年同期比)
-80.0 -70.0 -60.0 -50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0 10.0 20.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ '04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調査期
D.I
○…売 上 高
□…客 数
△…設備投資額
表17. 飲食店の景気動向
事 増加 横這 減少 業 不足 適正 過剰 所 値上 横這 値下 D.I 数 好転 横這 悪化 売 上 額 11 18.2 63.6 18.2 0.0 前 客 数 11 18.2 54.5 27.3 -9.1 客 単 価 11 9.1 54.5 36.4 -27.3 期 採 算 状 況 11 54.5 45.5 -45.5 資 金 繰 り 11 72.7 27.3 -27.3 比 荒 利 益 率 11 45.5 54.5 -54.5 向こう3ケ月の景況 11 36.4 63.6 -63.6 前同 売 上 額 11 9.1 27.3 63.6 -54.5 期 客 数 11 9.1 45.5 45.5 -36.4 年比 設 備 投 資 額 11 9.1 36.4 54.5 -45.5
景 気 動 向 指 標
6.サービス業の景気動向
サ ー ビ ス 業 の 売 上 額 は 、 増 加 店 が 減 少 し 、 減 少 基 調 が 続 い て い る 。 客 数 も 、減 少 店 が 増 え 、D.I は 悪
化 し て い る 。
客 単 価 は 、 横 這 が 多 数 を 占 め て い る が 、増 加 店 も 一 部 増 え て い る 。 荒 利 益 率 は 、 横 這 と 悪 化 が 拮 抗 し て い る 。
採 算 状 況 も 、 悪 化 企 業 が 増 加 し て い る 。 資 金 繰 り は 、 横 這 が 大 勢 を 占 め て い る が 、 一 部 好 転 店 も み ら れ る 。
前 年 同 期 比 で は 、 売 上 額 は 、 減 少 店 が 増 加 し 、D.I は 悪 化 し て い る 。
客 数 も 、 減 少 店 が 半 数 を 占 め て い る 。 設 備 投 資 額 も 、 減 少 企 業 が 増 え て お り 、 改 善 傾 向 が 見 ら れ な い 。
向 こ う 3 ヶ 月 の 景 況 感 は 、 悪 化 見 通 し が 増 加 し 、 依 然 と し て 先 行 景 況 感 に 明 る さ は な い 。( 表 1 8 、 図 7 )。
表18. サービス業の景気動向 事 増加 横這 減少 業 不足 適正 過剰 所 値上 横這 値下 D.I 数 好転 横這 悪化 売 上 額 31 12.9 32.3 54.8 -41.9 前 客 数 31 9.7 41.9 48.4 -38.7 客 単 価 31 9.7 51.6 38.7 -29.0 期 採 算 状 況 31 3.2 35.5 61.3 -58.1 資 金 繰 り 31 3.2 61.3 35.5 -32.3 比 荒 利 益 率 31 3.2 48.4 48.4 -45.2 向こう3ケ月の景況 31 6.5 29.0 64.5 -58.1 前同 売 上 額 31 12.9 29.0 58.1 -45.2 期 客 数 31 9.7 38.7 51.6 -41.9 年比 設 備 投 資 額 30 10.0 46.7 43.3 -33.3
景 気 動 向 指 標
図 − 7 サ ー ビ ス 業 の D I 推 移 ( 前 年 同 期 比 )
-50.0 -40.0 -30.0 -20.0 -10.0 0.0 10.0 20.0
Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ
'04年 '05年 '06年 '07年 '08年
調 査 期
D . I
○ … 売 上 高
□ … 客 数
△ … 設 備 投 資 額
業 種 名 規模 自 由 意 見
B 受注がだんだん少なくなり経費がかさんでだんだん悪くなる。
総合工事業 C 最悪である。仕事が無い。公共工事はくじ引きだし、技術社員の確保ができ ない。・・・給料が出ない。
D 年末不況続きで倒産者が増えました。
職別工事業 B 最悪デス。仕事下さい。
B 排ガス規制による車輌の買換に設備投資が必要となり運転資金が減少する結 果となった。
設備工事業 昭和初期の不況がひしひしと感じられる。サブプライムローンの悪化コゲツ C キが益々襲ってやってくる注意々々。
民間の仕事がほとんどなく公共工事の入札は全部最低。それすらなかなか当 らず工事高(売上げ)が非常に減少。
飼料・飲料製造業 F 生産量の変動が季節により過去に比べてより大きくなって来た。人員調整が むずかしい。
木材木製品製造業 A お先真っ暗。廃業の選択肢しかない。
B ますます悪くなって行く気配。
E 業界としては生産高の前年割れが続いている。在庫過剰が市況低迷をもたら パルプ・紙製造業 している。「がまん」の一年になりそうです。
F 今後益々景気が悪くなると思われます。借金を減らし、効率経営にするのが 大事と思われる。
出版・印刷 A 社会の流れに逆らわずマイペースでついていきます。
化学工業 C 昨年11月以降極端に落ちた。(生産、販売共)
D 業界の動向売上が減っている会社が多いと聞く。
プラスチック製品製造 F 先行が不安。思いきった政策必要。
非鉄金属製造業 C 先行き真っ暗。半年先明るさがありそうだが、その時期にならないと・・。
体力勝負、持つかははなはだ不安。
A 100年に一度の不況の影響で役員の給料を下げざるをえなくなった。
金属製品製造業 その為、大学出の社長より中卒の従業員の給料の方が高くなった。
C 今後の受注動向が心配。
F 今の状態が半年続けばすべてが終わるでしょう。無能な政治屋、官僚、役人 がこの日本には多過ぎる。自分も含めて利己主義者ばかり。
A 何とか一日も早く景気回復してほしいと願うばかりです。
一般機械器具 C 今後厳しくなる。
製造業 F 平成20年12月以降減産が続き資金繰りに困惑している。又、2009年 1月よりの生産量が一段と減少する事で資金調達に不安がある。
自由意見(原文のまま)
業 種 名 規模 自 由 意 見
一般機械器具 G 平成21年度第2四半期迄は厳しい状況が続くと予測している。
製造業 急激な悪化で困惑している。
C 働ける間は働いてもらうつもりで定年を廃止した。この先どうなるかわから 電気機械器具 ないが経験を重視してきた職場なので人を減らさずがんばりたい。
製造業 E 先が読めない。
平成21年度の見通しが不安。
繊維・衣服卸売業 B 廃業が増えるばかり。なかなか明るいニュースが出てこない。
今をチャンスと捉え新しい加工部門で新規分野を開拓したい。
飲食料品卸売業 B 平成21年度12月には当社はなくなっているかも。
繊維・衣服小売業 B 大変厳しく先行きがわからない。資金繰りが悪くなります。困ります。
攻めの商売をするなら人手が欲しい。しかし人手を入れて利益が出るかと考 飲食料品小売業 B えると出来ない。でも何か策を取らないと先が悪い。どうすべきでしょうか
近くにコンビニがきたので客数が減る。
C 資金繰りが非常にきつくなってきた。沈みゆく船に乗っているような不安感 今まで経験した事のない早さでローカルな街枚方などは何ヶ月かした後春頃 自動車小売業 B より本格的に景気が悪くなる様な気がしてなりません。街おこしが出来ない
ものでしょうかネ。
中小企業融資がやっと受けられる様に成ったのでその点は良かった。
家具建具小売業 B 景気が良くなってほしい!!!
その他の小売業 B 非常にキビシイです。
利益はここ数年ありません。
B 店の近くの自動車会社の経済動向により、当店客減少し悪化している。
一般飲食店 お先真っ暗です。
C 商売はハート!常日頃より感謝の気持ちで接すればそうかんたんには落ちこ まないと思う。
不動産取引業 C メディアが更に”アオル”不況感と大手企業(特にグローバル企業等)による不況感 があり日本の将来展望に対してもっと真摯な意見発表を聴きたいものだ。
旅館その他宿泊所 C サービス業なので比較的に他業種よりも安定しています。絶え間のない努力 の結果だと思う。しかし今後は悪くなるような気がします。
物品賃貸業 C 従業員募集するが高齢者が多い。
B 各家庭多かれ少なかれ不況の影響を受けるので今後の見通しはかなり暗いと‥。
専門サービス業 C 次世代の技術者が育成できなくなり技術継続が難しくなる。日本の技術の根 幹が揺らぎかねない。産業連携重要。
その他のサービス業 G 先が見えず非常に厳しい。
規模区分 A=1〜3人、B=4〜9人、C=10〜19人、D=20〜29人、
E=30〜49人、F=50〜99人、G=100人以上。
自由意見(原文のまま)