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雑誌名 日本生物学的精神医学会誌

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私と国際学会: 脳波・筋電図データ処理国際カンフ ァレンス(International Conference on EEG and EMG Data Processing)をお世話して

著者 山口 成良

著者別表示 Yamaguchi Nariyoshi

雑誌名 日本生物学的精神医学会誌

巻 24

号 4

ページ 258

発行年 2013

URL http://doi.org/10.24517/00053003

doi: 10.11249/jsbpjjpp.24.4_258

Creative Commons : 表示 ‑ 非営利 ‑ 改変禁止 http://creativecommons.org/licenses/by‑nc‑nd/3.0/deed.ja

(2)

Japanese Journal of Biological Psychiatry Vol.24, No.4, 2013 258

「脳波・筋電図データ処理国際カンファレンス」

を日本で行ったらどうかという話しを,初めて前東 京教育大学教授の寿原健吉先生からお聞きしたの は,丁度東京で第3 回国際睡眠学会が行われてい 19797 月の頃だったと思う。その年の10 に長崎で第13回日本てんかん学会が開催されてい た折に,島薗安雄教授から正式に,私と福井の藤澤 清先生とでその世話役をして欲しいとの依頼があ り,やがてその年の12月に日本脳波・筋電図学会(現 在の日本臨床神経生理学会)の理事長の吉井直三郎 先生から私に,同国際カンファレンスの事務総長,

運営委員長を委嘱するという委嘱状が送られてき た。また,国際脳波・臨床神経生理学会議の会長の

Dr. Naquetからも,日本で同国際カンファレンスを

開催して欲しいとの手紙が来た。何回か企画委員会 を開いて,座長,演者,討論者をきめ,手紙のやり とり(当時電子メールがなかった)をして,1981 910日から3日間,日本脳波・筋電図学会主 催で,金沢大学医学部十全講堂で開催した。その内 容の詳細については,カンファレンスの始まる前に,

私と藤澤先生で編集し,オランダのElsevier社から 発行された「Recent Advances in EEG and EMG Da- ta Processing」(総頁数421頁)をみていただきた い(写真1)。

国際会議を,金沢の神経精神医学教室がお世話し て開くということは初めてのことであり,色々戸 惑ったことも多かった。特に外人との手紙のやりと りでは,金銭(旅費)のこと,時間(原稿締切り)

のことで,きちんとしていなければいけないという ことであった。参加費は2万円(当時で約95ドル)

で,日本万国博覧会記念協会からも補助金150 円をいただいた。

3日間のカンファレンスのSession ⅠはTheory and Instrument,ⅡはAnalysis of Basic Rhythm,Ⅲ Applied Physiology,ⅣはClinical EEG and Relat- ed Events,ⅤはClinical EMG and Related Events であった。参加者は国内が168人,国外が40人であっ た。外国からの参加者を国別にあげると,アメリカ 10人,デンマーク7人,オランダ5人,ドイツ4人,

イギリス3人,フランス,台湾,スエーデン各2人,

ベルギー,スイス,オーストラリア,フィンランド,

アルゼンチン各1人であった(写真2)。

カンファレンス中も,Dr. Walterから Organiza- tion facilities are splendid と称賛の言葉があり,ま た会が終ったあとで,国際脳波・臨床神経生理学会 議の次期会長に選ばれたDr.Ellingsonからも,「I want to thank you for the opportunity to speak at the Kanazawa Conference and for the warm hospitality extended by you and your colleagues. I thought that the Conference went splendidly.」とういお礼の手紙 も届けられた。このように盛会裡にカンファレンス を終了出来たのも,ひとえに当時の日本脳波・筋電 図学会の会員諸賢のご協力と,金沢大学教室同窓会 会員各位の物心両面にわたるご支援のお蔭だと思っ ています。

私と国際学会

脳波・筋電図データ処理国際カンファレンス

(International Conference on EEG and EMG Data Processing)をお世話して

山口 成良

金沢大学名誉教授,松原病院名誉院長

(写真1)

(写真2)

参照

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