カレッキーモデルの検討について
11
0
0
全文
(2) . Vo l .23 No ,l. lof Hokka do Uni i i i journa i t ver s t y of Educat on (Sec on I B). カ レッキー. 亀. o. Sept , ,1972. モデルの検討について 畑. 義. 彦. 北海道教育大学旭川分校経済学教室. ihiko KAMBHATA : Analyt Yos icaI Examinat ion of. The M, Ka・ . eCki N[ ode .. 序 第一章 カ レッ キーによる景気循環モデル 第二章 カ レッ キーによる循環的成長モデル 結びにかえて. 序 本研究が ケイ ンズ体系の長期化をとりあつか って以来問題としてきたことは, 資本スト ・ックの存 在 と 経 済 進 歩 と の 関 係 で あ っ た. こ の 問 題 は, ク ラ イ ンか ら ド マ ー ル お よ びノ・p ッ ドを へ て ヒ ッ ク. スにいた ってはじめて循環と成長の結合と して示されるにいた った, しか しながらその結合 モデル はきわめて機械的なものであった. 以来, 加速度原理を否定 し利潤原理を提案するノ ックス, チアン等および加速度原理を修正する ことによ ってそれが投資決定理論となりうるという立場をとるチェネリ ー, グッ トゥイ ソ等による 論理が展開せ られるにいた った. 加速度原理と利潤原理とを共に包摂する投資決定理論の建設が望ま しいものであるとすれば, 各 原理の一方のみを持つ投資決定理論は A SpeciaI Case であるとみなすことが出来よう. しかした とえそれが A SpeciaI Case であると しても, 資本ストック存在量ないしは能力を中心とした循環 と成長の同時とりあつかいという面からするな らば, グットゥイ ンのモデルは他の理論よりもより 優位 にあるものとみなすことが出来よう. そしてさ らに, この資本ストックない しは能力と循環と いう関 係においては, カレッキーおよびカル ドアの理論を代表的なものと考えることが出来る. 本 稿 に お い て は こ の 一 つ の モ デ ル の 中, カ レッ キ ー の モ デ ル に つ い て の 検 討 を お こ な う こ と に す る,. 第一章. カレツキーによる景気循環モデ ル. ion 1939に お い て, 彼 の カ レッ キ ー は, そ の 書 Essays in the theory of Bconomic E1 uctuat ,. 景気循環理論に関 しての基本的な考え方を示 している. まずカレッキーは 次のような乗数理論を考える. 1 ) r=投資 S=貯蓄, y=所得, ッ=非賃金取得者の所得, c=非賃金取得 者 の 消 費, とおくと 賃 , 金 w は キ ッ である, に でカ レッキーは所得中にしめる賃金の比率すなわち分配率は, 統計 一 40 一.
(3) . 第 23 巻 第 1 号. - 北海道教育大学紀要(第一部B) ′. .昭和47年9月. ●かつ賃金はすべて消費するものと仮定す る かくて 資料か らみて長期的にはきわめて安定的であり . このことから次の式が成り立つ, ′. y =(1一 α) Y. (1). ここでαは労働者の限界消費性向とする。 叉労働者は賃金を全部消費する, すなわち貯蓄しないと 仮定 したか ら, 社会全体の貯蓄は γ‐c である, よ って ケイ ンズ的な貯蓄投資の均衡から Z=y 一G. (2). さらに非賃金者の消費cは 夕 の函数であるから c=“(の. ・. (3). (3) 式からZがきまれば, 乗数効果によ って γ が きまる. そ とおくと, 第 (1) , およびi , (2) れ故この関係を次のようにおく y=/(r). (4). ime lag を導入すれば この関 係に t , . (4′ ). or. れ”=′(Z) となる. これがカ レッキーによる乗数式であり, 新投資による連続的な所得増大を意 味している. 同 じこと で は あ る が こ の 式 を カ レッ キー は さ らに 次 の よ う に 書 き か え る. れ =′(励 イ). (5). ,. ここで D は資本財への注文量である. て は D と y とのあいだの平均化されたラグである. 2 ) それ 故て期の投資決意がZ期の所得を決定する. すなわちこれは資本財への従って投資への注文量 刀 に よる所得の波及という乗数効果を示しているから貯蓄函数を意味する. そしてカレッキーは, 統計 資料の結果からfは直線であると考える. 次に資本一定を 仮定するならば, 利潤率は利潤量に依存し, 利潤量は非賃金所得者の所得y に 依存する, 従 って, 仮定により所得中の賃金取得者の しめる割合は一定であるか ら, 利潤量の増減 は非賃金部門の所得に依存するしかない, それ故, 結局利潤量は γに依存する, すなわち投資注文 量の現在量は現在の所得水準に依存する, ) よ って 3 Z Z=のe (れ). (6). と書ける. ここで添字βは一定の資本量を示 している. それ故βの増大は投資誘因を低下させるた め, の函数の下方移動として示される. ここで景気の回復期には予想の好転か ら投資決定率は急激 に上昇し, ブームのより進んだ状態においては, 投資決意率が緩慢になることからめ曲線は S型 に な る.. 以上の第 (5) および (6) 式から, カ レッキーの景気循環のモデルが示される. まずこの一つ の函数を図示すると第一図を得る. しかしブームの過程での投資の増大は, の 曲線を下方に移動させる. ここで第2図にうつろう. BBG を結ぶ線は粗投資が資本ストックの減価償却部分 に 等 しい 状 態すなわち純投資 ゼロの状態とするならば, BBG より右方においては減価償却を超 え た 生 産 設 備の増大がみ られることになる. 従ってこの範囲においては, 投資の増大は, の 曲線の下方への低 下をもたらし, それはG点まで続く. この点において純投資はゼロとなる, この点から左方におい ては, 粗投資は減価償却費を超えた負の純投資が存在するから, 資本スト ・ックは減少するため, の 曲線は今度は上昇に転じ, それはB点にいたるまで続けられる. それ故 HB F 間が好況過程であ り, FGH 間が不況過程ということになり, この反復が景気循環の過程である. ここでは成長の問 1一 一4.
(4) . vo l .23 No .1. i l。 d d。 Uhiver i ion (se f 日0l i }。urna t t くa t on I B) s c y of Educa. 第. Sept . ,1972. 1 図. . . じ を ー 州”噌--…MM-1 ~、. A. ¥ 2. g. 第. 2 図. E. .. F. f ≠. 題は取り扱われていない.. ion“ に お い て 示 さ れ た uctuat 以 上 が カ レッ キ ー の 著 ”Essay in the theory of Bconomic F1 “ ” Theory of Economic Dynami cs 景 気循 環 の 説 明 で あ る. こ の の ち カ レッ キ ー は, , 1954 にお. いて, 循環的成長の理論を構 成しようとしている,.次取節でり上げられるものがそれである. 第二章. カレツキーによる循環的成長モデル. こ こで 取 り上 げ る. ‘ ’1954 に お い て 示 さ れ て い f Economic Dynami s’ カ レ ッ キ ー の ‘ Theory o. ion を 何 saysin the Theory of Ecomic F1uctuat る基本思想につ いては, 前節で取り上げた Es ら変更することなく, 景気循環に関 してのより一層の詳細な説明と, 循環と成長との関連および循. 環の不可避性の説明をおこなっている.. 1 ) 利潤と投資 今, Z 期の資本家消費を C ‘ , とおき, それは不変部分 A と若干の期間前の実質利潤の税引き額 C 月- に比例すると考えるなら 乙 は C‘=タれ-入+ 4 入 と か け る. こ こ で は今期の資本家所得に対する資本家消費の反応の遅れをあらわす. 叉資本家は 0くq<1と考える. 所得増加のほんの一部 しか消費しないであろうことから・ 4 ) さらに外国貿易と国 一 42 一.
(5) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部B). 昭和47年9月. 家財政は収支均衡 し, 労働者は貯蓄 しないと仮定すれば, 5 ) 経済活動の水準は投資によ って決定さ れ, 外国貿易と国家財政が収支均衡しているのであるから Z=S である 6 , ,) この場合, 税 引 利 潤 Pは P =r+ C. (8). となる. これを第 (7) 式に代入すれば, れ = れ十q功一入十 月. (9). この式はZ期における実質利潤が同期の投資 ム と‘. 期の利潤 物‘- とによって決定されること. を 示 して い る.7 ) トス の 利潤 は, さ らに そ の 期 の 投 資 と Z-2ス 期 の 利 潤 に よ っ て 決 定 さ れ, Z‐鉄 の. 利潤は, さらにその期の投資と Z 3バ 期の利潤によ って順次決定されるであろう. ‐ 8 ) かくてZ期の 利潤は, Z期, トス 期, か瀞 期等における投資の一次函数であるか ら 結局 Z 期の利潤は 云 -の 期 , の投資によ って決定されるか ら, これは近次的に次のよ うにかける 9 ,) 力に /(乙-①). (10). ここで の はタイ ム・ラグである. 第 (9) 式に第 ( 10 ) 式を代入すると /”-①)ニム十q/(Z t -① )十4. (11). 今投資がある期間一定水準を保ち, ム=Z」①=ムーの Z / (乙)=Z Z十qf( Z )十A. となるような場合をその中に含むとすると. or. Z (1-の/( Z Z十4 )=Z. かくて第 ( 10) 式は次のようにかくことが 出来る. 力む; - - --- 1-q. (12). y=実質賃金と実質給料の総額 γ=実質粗所得とおき 次のように示す 次に‐ , , , . . ここで β は長期的に変動するけれ ども短期的には正の常数で ある 係数 αは V< rで B>0で , , , あるか ら1より小である. 第 (13) 式を yで割ると l o ) , 予 =α十 号. (M). ここで γ と V の差額は税込み粗利潤であるから (以前の P は税引き粗利潤) , . . かくて . Y =α+ ÷. or . これよ り (1一α)γ=7 r十β. . . 今, 粗税収入が無視される とすれば, 税込み利潤と税引き利潤は一致するものと考えてよいである 「 43 「.
(6) . i i i i do Univer ty of Bducat o 1 1 B) on (Sect 1 丁ournalof Hokka s. VO T ・23 NQ I. SePt ・ ,1972. う. か く して 次 の よ う に 書 い て も よ い.”) “=. Pf ,十 β. (15′). 1‐ α. メ PF J』〆ヒ 1- q. (12). 次に 0=民間部門の 「実質」 組生産物ない し産出物, 互=問題税総額の 実質値とすると (16). 0‘= 藍 十 E. ) 式 に よ りー こ れ と 第 (15′ 2 ). 1- α. を得る, .在庫投資をノであらわ し 次のように設定する 最後に投資決定 式を示す. 今固定資本投資を F, , 凡十 。一. 乙 “′ 壱行‘ “′ 竿 s . 。. (i 7). 40. 乙 . (18). ここでこの二つを統合することによ って投資決定式が示される. すなわち. “′芸. ム F- ,品. 4 ”. (19). 〆. に でs‐貯蓄, 筈 L=利潤の変化率, 誓 」 産出量の変化率,α‐投資決定が粗貯蓄 s の増加 函数で あることを示 す係数,Cである, さらに c‐投資決意が資本設備スト. クの変化率 券;の減. 少函数であることを示す係数 ″ = & の省略した係数 か 資本設備の減価償却部分, 姻 長期 的には変動するが短期的には常数であり, これは次のことを示すものとする ぜ = 誓 子, ここで imel ag をともなう在庫投資と民間部門との生産量の変 〆 は一定の投資決意 率を示 し, eは β の t. )以上のような 1 3 化率を示す 穿 との関係を示 批 例係数と考える, に でoく ★ <1である, 設定を行な った上で次式以ゞ下を考える. まず第 (12) 式より 4p& - . 1. 4ムーの. . . 1 一 丁三 叉テー. ・ 物 郷. or. 郷. (一 の(1一 〆). 肪. 4 ) とおく. これを第 (19) 式 に代入 して整理すると1. ′ ′ + ≧ 才);≦瀞+〆 ムに 言 〆 +≧ 才を. ( 0 2 ). 第 (20) 式右辺第 1項は毎期の貯蓄の投資決意に与える影響 (係数a) と資本設備の増加が与える. ・る. 前述のごとく ★ …<・である, 第2 嫌 利潤の変化 さす)とをあらわしてし 負の効果(係数「一 - 44 一.
(7) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部B). 率(係数 ☆ と産出高の変化率〔係数 ( ,. ,. 昭和47年9月. 1 5 ) 景気循環の の た め 〕の影響 鯵 わ w 、る,. みを考え長期的変化を考慮しないで上記のごとく定式化するならば, システムが静止するのは投資 が減価償却βに等しい水準であるから, 第 (2 0) 式は次のようになる. 1 6 ) . . 第( 2 0) 式から第 (21 ) 式を引くと. 」。-』 書 才 企 め+. ′ 計ろ +≧. 誓を半. ◎. が得られる・ ‘-1‐8とおくと 無 -定でぁるから静止の場合には 署 - 弁 でぁり. もに 書. ′ る +≧す( +≧. ). *. ( 23). が 得られる。 これが景気循環のメカニ ズムを分析する基礎となる方程式である, 今便宜上. ′ 十≧ ドメ 計ろ とおくと, 第 (23) 式は次のごとくなる. 1 ) 7. 一 「三島z +”4. (24). 今 投資が減価償却費に等しい ん点か け なゎち. 醐 1ら出発して 守. >oと想定すれば, A. 戴こ到達する迄は投資は減価償却水準以下であったが, この水準にむか って増大 しつつあったこと になる. ところで第 (24 ま 竿 たo であるから, このことは資本設備の 増 加 が ) 式右辺第一項も . 。 投資に影響を与えない ( c=0) ということと貯蓄は投資されない (α=0) ということを 意味する.. 第2 勲 ‘ * >oであるから ん. は正である, それ故投資が ん点において下から減価償却水. 準に達したとき, 投資はこの水準に止ま らずに横切り, Bまで上昇していく. このことは投資の上 昇したが って減価償却水準に達する以前の利潤と産出量総量の上昇が 次期にその水準以上 の投資を ひ きお こす が 故 に 起 こ る の で あ る.1 7 ) しか し Zが正となって以後, それが上昇を続けるか どうかと. いう問題も ま, 係数 flrと”とに依存している・ 偏 の右辺第一項「三島 ぁは係数 竿 <1と仮定した. これは資本設備の増加が投資に与える .。 影響は負であるということ ( c>0) と, α<1ならば貯蓄のうちすべてが投資されるとは限らないと いうことを反映していることからおきる. もし貯蓄のすべてが再投資され (αご1) , 資本設備の蓄 積が無視出来るならば (cが無視出来るならば) この体系は その最高水準を 維持するであろう, , しかし現実の経済では, 経済活動が安定的であるな らば, 資本設備の蓄積は利潤率を低め, 投資を 抑制する, さ らに貯蓄がすべて投資されるということはありそうにない (α<1 ) 1 9 ) それ故, あ の , 水準以下に もe をひき下げるように作用する. 2 0 ) 他方第項 ぎ は増 加 して い た の で あ る か ら正 で あ る.. キ は ゑ の水準に達するまでに. 叉 こ の こ と は, & の水準以上に も十 o を増加 させようと. 作用する. それ故それらは相反する二つの方向に作用する傾向を持つ. 従 ってここでは次の二つの. 可能性が考えられる. 一つは係数・三を と ” との作用により投資をC点(第3図)でとめる場合で 一 45 一.
(8) . vo l ,23 NO .・. i i i f Educat t ido Univer lof H0kka t on I B) s on (Sec Journa yo. Sept , ,1972. あり, 他は現存する生産能力と利用可能な労働力とが不足しており, 経済活動がさまたげられるこ と で あ る.2 ) 1. 第一の場合は, 投資がC点に停止 したのちは, この水準を維持することは出来ず, D点か らE点 . top; ---- ま で 低 下 しな け れ ば な らな い (第 3 図). そ の 理 由 は 次 の よ う な も の で あ る. 今 〆=Z . 第 3 図 C D. であるとする・ かくてE点における 』 についていぅとその ゑ 弓 r の項 は ゼ ロ に 等 しく top よりも小さく, 投資はその最高水準からB 点の水準 果 もe は 〆 丁〒 <1 であるからその結. まで低下する,鑓) その 伽. 荒 く・ , 〆 穿 くo であると め ことから ムー 溺 ぼ り低くな. り, 投資は下降運動をする. このように して Zは最後は ゼロにまで下落 し, 投資は減価償却水準ま で下降する. 2 3 ) この不況の底においては経済活動水準は長期的成長率で成長 しており他方減価償却 がまだ十分でないため, 資本設備の拡大率がこれにおよばなくなるた めに, 利潤率の増大がもた ら ) 2 4 され, これが純投資 を増大させることによ って景気が回復する. するケースであ しは労働力不足に到達するまで進行 増大が設備ない は 好況時の投資 第2の場合 , る. すなわちこれ らの ボトル・ネックの発生により調達不可能な注女が累積Lかつ 叉財の引渡 し期 日の遅れが在庫品投資の上昇を止めたり, あるいはその低下をもた らす, そ してこのことが固定資 本投資に影響を あたえる. このような経過においてやがて投資率 の上昇が停止することになろう. このような状態にいた ったのも, もとはといえ ば設 備過剰によるものであるから, 以前より 丁; 2 5 ) 叉下限については固定資本設 を小さく することにより好況か ら不況への途をた どることになる, とによ 値はゼp以下になり得ないというこ 備投資の場合, その粗価 ってその存在が認められる, こ ) れが不況の底から好況への橋わた しをすることになる. 2 6. 2 ) 長期趨勢と景気循環 これまでの関 係における一定の定数項も, たとえ景気循環分析のためには安定的と仮定すること が許されても, 長期的には変動する. それ故一定の定数項の長期変動を強調するために問題となっ ている常数項に Z をつけてあらわすことにする. まず次のように示す. ( ) S=ヱ a ) 利潤と一定期間の投資との関係 ( b. . 1ー q. c ( ) 産出量と利潤との関係 一 46 -.
(9) . 第 23 巻 第 1 号. 北海道教育大学紀要(第一部B). 昭和4 7年9月. ( d ) 投資を決定する方程式. Aは資本家消費の中安定 した部分 Bは主と して共通費的な性質を持っている給料をあ らわ して , い る, B は 間 接 税 の 総 額 で あ る 2 ) そ れ らは 今 度 は コ ンス タ ン ト で は な い か ら, &, β6 ,7 , & とし. て示される, 上記 の式から次のことが示される .. ′ 』=書 〆+ i( +≧ q. 争 キ+L M′. 5 ). こ こ で・ 乙, ま ー. 1 ′ … e \ 446 ・一q \ 1 ‐-〆/「αr. e. T:. dβt. ÷請. 4Ec. ÷詔÷. 景気循環式と同じく. ′ +ご才) に 計ろ とおくと第 ( 25) 式は 偏一. 竿 ム十 〆 参iの + ” 〆〆 . 。. . . ′ (25 ). . (26 ). である, 今 物 によ って投資の長期的運動をあらわす円滑なタイム・カー ブの縦座標を示すと ″ みe一 & γ 犠 +蕉 (2 7) ‘+” 穿 . こ こ で ムーンc=ゑ と お く と. . . が得られ, これは前の景気循環の方程式である 2 ) ただし前の場合は Z 6 は静態システムにおける .8 減価償却水準からの投資の爺難を示 していたのに対 し, 今度 の 場 合 は, 物 は趨勢水準 為 からの 第. 4 図. 一 47 「.
(10) . l vo ,23 NO .・. ion (Sec i t i on 工 B) l。f Hokka ido Uni ty of Educat s Journa ver. sept , ,1972. ん の罪離であるから, 投資は長期的趨勢線の附近を変動するということ を 意 味 し て い る (第4 ′ は新機軸による投資効果 をあらわす. ′ 図),2 )〆 3 0 9 ) ム と α とは長期的発展要因をなしており, これ らのことは循環と趨勢をま ったく別個にわけて考えようとするものである. それ故カ レッキー の景気循環理論は, 発展要因を含まない状態において考察され, これを成長趨勢線にかさねあわせ た も の で あ る, これ は ヒ ッ ク ス の と っ た 方 法 に きわ め て よ く 似 て い る, しか し ヒ ッ ク ス の場 合 に は. 独立投資が存在しなくても経済の規則的進の可能性を考えているのに対 しカレッキーの場合には一 歩進んで, 新機軸という長期的要因の導入によ って静態をはなれて趨勢的上昇が可能と なることを 考えている. さ らにヒックスの投資 (独立投資と誘発投資) は有効需要サイ ドのみで考え られてい る のに 対 し, カ レッ キ ー は さ らに 生 産 能 力 効 果 を も 考 慮 して い る. 叉 カ レッ キ ー は, ブ ー ム か らス. ラ ンプへ の反転が上昇限界線によるという場 合の想定は非現実的であるとして, 減衰振動を考えて いる, しかLそれのみでは景気循環 は消滅する. そこで経済が規則的変動を示す理由を, 不規則的 衝撃という体系外の要因により, 減衰振動 が半規則的な非減衰振動にかわることによる景気 循環を 考 え, 次 の よ う に 示 して い る.3 1 ). ( 26 ) こ こ で 8 は不規則的衝撃を示す. Lか し現実に景気循環の型が減衰的で あるか否かについては問. 題が残ることになろう. さらにこの不規則的衝撃が一体何をさ しているのかが明白ではない. 一見 して, 新機軸のごときものであるうとみなされ得ようが, これはカ レッキに とっては長期的要因で あり趨勢を決定するもので あるから, 投資の循環的変動 とは関係がないことになる. それ故衝撃の 具体的な型については疑問の多いところで ある. 結びにかえて ・一と同じような投資函 数を想定して景気 循環を説明しているのが カル ドアの 以上述 べたカ レッキ 理論である. カル ドアも叉カレッキーと同様に爺数理論を投資決定の支柱としている. そ してその 投資決定理論においてはカ レッキーと 同様, 投資が短期的に活動水準 (Y=国民所得) の増加函数 であり長期的には資本蓄積量の減少函数であるという考え方にた っている. しかしカレッキーの場 合には, 基本的には第 (4) , 第 (5) 式において示された ごとく, 所得増大と生産設備増大との タイ ム・ラ グにもとずいた景気循環であるのに対してカル ドアの場合には, 投資と貯蓄と の均衡の ・ 不安定 生によ って発生するところの景気循環を説明する. 次章においてはこのカル ドアの景気循環 理論について述べ ることにする, <註> ion三 1939 L 1 at 1) M. Kaledd,”Essayin thetheory of Bconnmic F1uct .PP ,118一122 6年9 4頁 2 ) 早川泰正 『経済変動理論への途』 昭和2 ” ’p 131一4 l i t’ 3) M, Ka ecki . , op c. ’1952 ‘ ‘ 5頁 c Dynami cs’ 4) M, Kalecki .p ,53 宮崎, 伊東 訳 『経済変動の理 論』5 , Theory of Economi ’ ” ’ l i i 5) M. Kaeck, op, Ct 5頁 . p,53 訳5 8 95 5年 1 4頁 6 ) 未水陸南 『現代経済変動諭論』1 ‘ “ ‘op c i t - 5 3 5 4 頁 訳 5 6 7 ) M. Kalecki p p . . , , ” . ‘ i l i t 8) M, Ka eck .c . pp . 53-54 , 訳56頁 , op. ” i t 9 ) M, Kalecki . 訳56頁 . pp ,53-54 ,op ,c ‘ “ ‘ l i i t 0頁 10) M, Ka eck . pp,40 訳4 , op,c ” ‘ ‘ i t 8頁 11 ) M Kalecki . pp,63‐64 訳6 , op ,c. ’ ’ ” i l i t 12 ) M. Ka eck ,67 . 訳73頁 . p , op ,c “ ” i t 1 1 -12 6頁 1 3 ) M. Kalecki . pp .96-108 訳1 , op,c ’ ‘ ’ ‘ i i l ‐1 t 14) M. Ka 43 eck 44頁 .12-122 訳1 . pp , op,c. - 48 -.
(11) . 第 23 巻 第1 号 1 5 ) 1 6 ) 1 7 ) 8 1 ) 1 9 ) 0) 2 2 1 ) 22 ) 2 3 ) 2 4) 2 5 ) 2 6 ) 2 7 ) 2 8 ) 2 9 ) 0 3 ) 31 ). 北海道教育大学 第一部B) 糸 大学紀要(. ‘ ” ‘ M. Ka i l i -122 訳1 t 44頁 eck . pp .121 ,c , op “ k M. Ka i i 比 ec , op,c ” pp ,121-122 訳145-146頁 ” M, Ka l iご pp ecki 45頁 ,122-]23 訳1 ,c , op ‘ ’ ’ ‘ l i M, Ka i t 48頁 eck . pp,123‐126 146‐1 , op,c ” “ i M. Ka l i t cck 48頁 . pp,125-126 訳1 , op ,c ” “ i M. KB 1 t ecki 46頁 . pp , 123-124 訳1 , op ,c ‘ ″ ‘ M, Ka k i i l ec , op,ct 1 46- 47頁 . pp ,124-125 訳1 “ ” i M, Ka l i t eck 47頁 . pp .124-125 訳1 , op,c “ ” i l M. Ka i h r eck 47頁 . pp , op,c .124-125 訳1 ‘ ’ ‘ ’ M. Ka k i i l ec , op,ct 49頁 . pp .126 訳1 ” ‘ i. l i‘ M. Ka eck 48頁 pp ,125-126 訳1 , op,ct ” . ‘ i M, Ka l i ヒ eck 0頁 5 . pp .127 訳1 , op.c ‘ ‘ ’ ’ i i M. Ka l t eck 78頁 . pp ,c , op .145-146 訳1 ” pp 146一147 訳1 ”op c M, Ka l i i t eck 7 9頁 , , . , ‘ ‘ “ i M. Ka l t ecki 79 -1 80頁 , pp . 146‐147 訳1 , op.c ” ” M. Ka l i t ecki 83頁 . pp .149一150 訳] , op,c “ “ M. Ka l i i t eck 52頁 , pp ,128-129 訳1 , op.c. 「 49 一. 昭和47年9月.
(12)
関連したドキュメント
この 文書 はコンピューターによって 英語 から 自動的 に 翻訳 されているため、 言語 が 不明瞭 になる 可能性 があります。.. このドキュメントは、 元 のドキュメントに 比 べて
見た目 無色とう明 あわが出ている 無色とう明 無色とう明 におい なし なし つんとしたにおい つんとしたにおい 蒸発後 白い固体
関係委員会のお力で次第に盛り上がりを見せ ているが,その時だけのお祭りで終わらせて
存在が軽視されてきたことについては、さまざまな理由が考えられる。何よりも『君主論』に彼の名は全く登場しない。もう一つ
規則は一見明確な「形」を持っているようにみえるが, 「形」を支える認識論的基盤は偶 然的である。なぜなら,ここで比較されている二つの規則, “add 2 throughout” ( 1000, 1002,
わからない その他 がん検診を受けても見落としがあると思っているから がん検診そのものを知らないから
これらの定義でも分かるように, Impairment に関しては解剖学的または生理学的な異常 としてほぼ続一されているが, disability と
ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配