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完全非連結群の表現の基礎

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Academic year: 2021

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(1)完全非連結群の表現の基礎 高瀬 幸一. ( 宮城教育大学). 完全非連結空間上の分布 . 局所コンパクト.  空間. 基本近傍系をもつとき, 局所コンパクト 位元の任意の近傍. . の各点がコンパクト開集合からなる. は完全非連結であるという..  群  が完全非連結である必要十分条件は,単 が.  のコンパクト開部分群を含むことである..  を局所コンパクト  完全非連結空間,及び群として,  上の左  測度   を一つ固定しておく. のモジュラー関数を Æ と書く

(2)     Æ    . 以下,.  閉部分群 .  をとる.連続関数      で         Æ Æ       なるものを  に関する  上の 関数と呼ぶ.このとき   上の測度

(3)  で.      . . . . .   

(4)       .  は  上の左  測度).特に    に対して 

(5)         

(6)           となる.従って  が群 の準同型写像であるときには,

(7)        

(8)      となるが,. なるものが定まる(. より精確には 命題.  連続群準同型写像      に対して,

(9)       

(10)   .    なる   上の測度

(11)  が存在する必要十分条件は Æ   Æ .   なることである. 系    上に 不変測度が存在する必要十分条件は Æ  Æ .   なることである.  に関する  上の 関数      に対して   上の測度

(12)  を 

(13)    

(14)     により定義する. . から複素ベクトル空間. に対して.  への関数  が  であるとは,  .   が の開集合となることをいう.  .         . .      .     コンパクト  . .

(15)     .    .  とおくと,自然な複素線形写像      .          は単射( 

(16)   

(17) ならば全射)となり,同型     .  を導く.. . の開集合. . に対して.          と. おいて.            複素線形形式  の元を  上の分布と呼ぶ. の開集合   と      に対して.     ½      として, 上の分布の層  が定義され る.     と   に対して.   . . .    . . .  の  を 

(18)  

(19)      とする.

(20)    に対して        

(21)  

(22)  とおいて          . と書く.. における.      に対して            により    が定義され       と  を同一視する. 例.  .  から   への全射複素. 

(23) 局所閉部分空間 . に対して,.     から単射複素線形写像            を定義する.特に開集合  に対して £     .  .        !     に対して     とすれば ,         線形写像.  . . だから,.   . .    .    と定義する. 命題. 

(24) . .      .    と   .  に対して                . なる唯一の.    が存在する. . . ".      と書く..

(25) .      

(26) #    ,   とおけば 上の命題で.  コンパクト開集合,  ¼  . .   . .    . . .       .   に対して               で,        .  例. 

(27) .  上の正規化された  測度を   と.       により     が定義され して     る.    例. 

(28)  コンパクト部分群 .     とする.   上の関数 !  "    ! ". !    が     を  上張るから, !      ! により      を定義すると .       より       となる.そこで     を .     . . " .   ".    .       だから     .  の畳込み積と呼ぶ. 命題      は畳込み積に関して  を  とする  代数である, "         $ コンパクト部分群   に対して         ½    %     に対して  ½   ¾   ½  ¾ ,ここで. により定義すると,. を.   

(29)    " 

(30) "   ".    .  が に連続に作用するき,   は     に    .    により作用するから,  に対して             . . により.     を定義する. は  自身に左右から連続に作用するか. ら,    にも左右から作用する..  がコンパクトで への作用が推移的ならば ,

(31)   な 上の 不変測度

(32) が 唯一存在して,不変な   は .  

(33)  の定数倍に限る.. 定理 る. . . $.

(34)    に対して,単位元の近傍  があって            #    ならば      . 系       は   の両側イデアルである.コンパクト開 部分群   に対して                 両側  不変  は  を  とする   の  部分代数である. 例  コンパクト 開部分群   に対して,  &        である. . 定理. .  加群  を 加群とする.コンパクト部分群   に対して                          . . とおき.   . . . コンパクト開部分群.               .    のとき  を  加群と呼び,更に任意のコン パクト開部分群   に対して 

(35)    

(36) のとき  を許容 加群と 定義.  . 呼ぶ..  を  加群とすると,       に対して           が定義されて,  は左   加.     だから 群となる. 命題.  .  加群  とコンパクト部分群   に対して             ! . . .  が左   加群で      のとき,  コンパクト開部分群 を    加群と呼ぶ.  が  加群ならば , は自然に    加群となる. 逆に  を    加群とすると,    と    に対して,      なるコンパクト開部分群   をとり,      より          とおくと, は左   加群となる.そこで    に対して     Æ   とおくと, は  加群となる. 定義. . %.

(37)  加群  に対して       は          .           により 加群となり,      は   . 加群となる.これを.  の反傾表現と呼ぶ.コンパクト開部分群   に対. して複素線形同型.        . #       # .     に対して       で,    は単射 加 群準同型写像     を与える.       に対して  上の  関数            を  の行列成分と呼ぶ. 命題  許容 加群  に対して    は許容 加群で,加群の同型         が成り立つ. " 加群として  の単純性と   の単純性は同値. 命題   $ を  加群とすると  %    $  に対して %&   & %  &     $ なる %   $   が唯一存在する. " %  % は複素線形同型   $    $   を与える.. が成り立つ..   と   加群  に対して,    は              により 加群となるから,その   閉部分群 部分加群. '                 .

(38)      '        .  に .   により. を夫々誘導表現,コンパクト 誘導表現と呼ぶ.コンパクト開部分群 対して. . . .      . . とおくと,. 次の複素線形同型が成り立つ;. .  '    .   .  

(39)       . . . . 

(40) 閉部分群  上の測度を 命題. が. 

(41) .  ! .  に関する  の 関数      に付随する  

(42)  とする. 加群の同型   ' Æ Æ    

(43)    !   ! .   !      

(44)   により与えられる. (.

(45) 定理.  加群  と   加群  に対して. 

(46) .  複素線形同型及びその逆写像   '       %  .       '  '   が  &  %&   &    '   &  により与えられる. " 複素線形同型 )   Æ Æ       

(47)     が. ) % & . . %     &    

(48)   . により与えられる.. $    と  $ 加群  に対して,次の    加群の同型が成り立つ;' '    '  !    !    命題. . 

(49)  閉部分群. (  を  の許容表現とする.       に対して 

(50)  ' ( .

(51) だから.  (    (     により  (   を定義し ,( の指標と呼ぶ. 定理   互いの同型でない  の既約許容表現 ( )   "    * に対し て  ( 

(52) .  は  上一次独立である. 系    の既約許容表現 ( (  に対して  (   (  ならば ( と (  は 同型である..  が +コンパクト( 可算個のコンパクト集合の和集合)のとき 定理   単純 加群  に対して *     )    . . 

(53).  関数のなす  代数の層を  と書く. 加 群を簡単に 上の ,  と呼ぶ. 上の ,#  に対して .   -  .   -    は .  の  部分加群で   .   .  である.局 . 上の複素数値. 所閉集合. .

(54). に対して.    

(55) -

(56)

(57)   .

(58) .   

(59) .    に対して     開集合 -       -  -   # "     +. 

(60) 

(61) .

(62) は.  -

(63)

(64)  .  -

(65)

(66)      により    加群となる.. 更に自然な写像.   .     . $ . -  -  

(67)

(68)  .  上の ,#   が        開集合 により定義される. 上の ,#  が 逆に   .  . なる  加群 . に対して. は全射である.特に局所閉集合.    . 次のように定義される.まず. .     - -  .           - -  .             -  .  -   #         とおいて,開集合  に対して.     に対して

(69). .    

(70) -

(71)

(72)   . .        -  . 

(73)    -  -  . " # "   とおき,これを.  -

(74)

(75)  .   -

(76)

(77)     . -

(78)

(79)        加群とし ,開集合   により  に対して制限写像を        -

(80)

(81)   -

(82)

(83)      により定義する.このとき   に対して複素線形同型 

(84)   -    -

(85)  . .  及び  加群の同型 .  .  -  -  . . 

(86)  が成り立つ.こうして出来た  を  加群 . により生成された( 或い は対応する),# と呼ぶ. 上の ,#  に対して .  .  とおくと,任意の   に対 して. . .   

(87) -  - となるから,.  により生成された 上の ,# は自然に  と同型 である.より精確に 定理.  .   .  は. 上の. ,# の圏から   .  . なる.  加群の圏への圏同値を与える. ,. 

(88) 

(89) .

(90) /    があるとき, 上の ,#  に対して,   は  -  Æ /  -   -  .  により  加群となる.このとき          となる から,対応する 上の ,# を /  と書く.  を 上の ,# とする.開集合  に対して .    -  .   -   完全非連結空間. . とおくと,制限写像. から. -  - . るから,その逆写像を より. への連続写像. は複素線形同型 .        を与え

(91) # とする.閉集合 0    に対して全射 $ .  加群の完全列. . .          .   .   0   . が成り立つから,包含写像を. )    1  0 . とすると,. 上の. ,#. の次のような完全列が成り立つ;.   )      1     .  加群  に対して, 2 2 が.  の自己同型写像である とは  2 は の位相自己同型写像," 開集合  に対し て 2          2  は複素線形同型写像で 2  -  Æ 2  2 - .     -     ,なることを言う..  の自己同型写像全体 -.  は 2 2  3 3  2 Æ 3 3! ½  Æ 2 により群となる. 上の ,#  と群準同型写像   -.    2 2  に対 定義. . して.     は   に     2  により連続的に作用する, "   を   -  2 ½  -    -    により 加群とした とき,  は  加群である. . 

(92) に対して 

(93)  

(94)      は自

(95)   に対して    で 然に  

(96) 加群となる.特に閉部分群  あって 2    であるとき 4    とおくと. と仮定すると,. 定理. の固定部分群. -     に対して "    #     - は  関 -  " は次の 加群の同型を与える;. . 数で,.      ' #.     

(97)  #  ..

(98)

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