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建物全体の解析のためのWebサービスツール スタートアップガイド

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1 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

建物全体の解析のための Web サー

ビスツール スタートアップガイド

Autodesk Ecotect Analysisのサブスクリプション契約をされたお客様は、そのサブスクリプションの契約期間内に Autodesk Green Building StudioのWebサービスにアクセス1でき、建物全体のエネルギー、水、温室効果ガスの解

析ツールを利用できます。このドキュメントは、Webサービス アカウントのアクセス方法やプロジェクト管理方法、 利用開始にあたってのヒントを説明しています。

1 Autodesk Green Building Studioの利用は、サービスに付随するエンドユーザ使用許諾書の使用

条件が適用されます。詳細は、https://www.greenbuildingstudio.com/default.aspx を参照してくだ さい。

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2 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis 目次 はじめに ... 4 アカウントのセットアップ ... 4 Webベースサービスの動作 ... 9 デスクトップクライアントのインストール ... 9 新規プロジェクトの作成 ... 11 プロジェクトの位置 ... 11 プロジェクトデータの共有 ... 14 プロジェクト情報 ... 14 プロジェクトの管理 ... 15 Autodesk RevitからWebサービスにエクスポート ... 15 解析結果の理解 ... 18

Energy & Carbon Results(エネルギーと温室効果ガスの結果) ... 19

Estimated Energy & Cost Summary(エネルギーとコストの見積もりの概要) ... 19

Energy End-Use Charts(エネルギー使用内訳図) ... 19

Carbon Neutral Potential(カーボンニュートラルの可能性) ... 19

Electric Power Plant Sources(電力発電所の種類) ... 19

Water Usage and Cost(水使用量とコスト) ... 20

Photovoltaic Potential(太陽光発電の可能性) ... 20

LEED Daylight(LEED昼光) ... 20

Wind Energy Potential(風力エネルギーの可能性) ... 20

Natural Ventilation Potential(自然換気の可能性) ... 20

Building Summary(建物の概要) ... 20 エクスポートファイル ... 21 gbXML File ... 21 VRML File ... 21 DOE-2 File ... 21 EnergyPlus File ... 21

Weather File (binary / CSV)(気象ファイル(バイナリ形式/CSV形式)) ... 22

ナビゲーションリンク ... 22

Back to Project Runs(プロジェクト実行リストに戻る) ... 22

Design Alternatives(設計代替案) ... 22

Notes(注記) ... 22

ナビゲーションタブ... 22

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3 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis Water Usage(水の使用量) ... 23 Photovoltaic Analysis(太陽光発電解析) ... 23 LEED Daylight(LEED昼光) ... 23 Weather(気象) ... 23 3D VRML View ... 23 VRMLモデル ... 24 Design Alternatives(設計代替案) ... 25 Design Alternatives(設計代替案)ページ ... 25 設計代替案を追加する ... 26 まとめ ... 26

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4 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

はじめに

Autodesk Ecotect Analysis 2011 は、企画から詳細までの包括的なサステナブルデザイン解析ツ ールで、デスクトップおよび Web サービスプラットフォームを使って、シミュレーションや解析の幅広 い機能を提供します。強力な Web ベースの建物全体のエネルギー、水、温室効果ガス解析機能 が、その環境における建物モデルの可視化およびシミュレーションをおこなうデスクトップツールと 一緒に提供されています。

デスクトップツールと Web サービス機能を一緒に利用することで、より優れたサステナブルデザイ ンをおこなえます。このドキュメントは、Green Building Studio の Web サービスのアカウントのアク セス方法やプロジェクト管理方法、利用開始にあたってのヒントを説明しています。

アカウントのセットアップ

1. 契約管理者またはソフトウェアコーディネーターとして、サブスクリプションセンターにサインイ ンします。サブスクリプションセンター ホームページの[契約管理]リンクをクリックします。こ のリンクが表示されない場合は、必要な権限を持っていないことになるので、契約管理者に 確認する必要があります。

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5 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis 2. 契約管理ページの[新規ユーザの招待]リンクをクリックします。 3. [新規ユーザを招待]ページで必要な情報を入力して、ユーザに案内状を送信します。 4. 登録されたユーザは登録されたメールアドレス宛てに、サブスクリプションセンターにアカウン トが作成されたというメールを受け取ります。このメールにはユーザ ID と仮パスワードが含ま れています。

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5. ユーザは、http://gbs.autodesk.comにアクセスして、メールに記載されていたユーザIDと仮パ スワードを入力してログインします。

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6. パスワードの変更が要求されるので、新しいパスワードを設定します。

7. 新しいパスワードが設定されると、プロフィールを登録するように求められます。必要項目を 入力して、使用許諾契約条件を一読し、[I accept the Terms of Use]をチェックして、[Submit Registration]をクリックします。

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8. 登録が完了すると以下の画面が表示され、Green Building Studio にログインするための確認 メールが届きます。

9. 確認メールを開き、登録を確認するためにメール内のリンクをクリックします。

10. Green Building Studio のログインページが開くので、ユーザ ID と新しいパスワードを使って、 Green Building Studio にログインします。

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Webベースサービスの動作

Autodesk Ecotect Analysis には、Green Building Studio の Web ベースサービスで有効な、建物の エネルギーや温室効果ガス解析ツールがあります。Web サービスは強力な建物エネルギー解析 のためのユーザフレンドリーな画面を提供しています。コンピュータによるシミュレーションのすべ てはリモートサーバで処理され、その結果は Web ブラウザ上に表示されます。 Web ベースサービスは 3 つのソースからデータを収集します。 1. Revit モデル 部屋数、部屋間のつながり、外装の関係、太陽への向き、建物の形状と床面 積や開口部の面積を含むモデルから、建物ジオメトリのすべてが取得されます。 2. いくつかの基本的な質問に対する回答 建物の利用形態や状況を説明するために、ドロップ ダウンメニューから建物の種類を選択したり、プロジェクトの場所(建設地)を入力する必要が あります。また、既定値では最も近いものが選択されますが、プロジェクトのための気象観測 地点を選択できます。

3. 地域のデータベース 上記の情報に基づき、Green Building Studio の Web サービスは、地域 の気象状況や構造や材料に関する追加情報を引き出したりします。サービスは提供されな かった情報を自動的に追加するので、設計を発展させたものとして仕様に適合させることが できます。

デスクトップクライアントのインストール

Autodesk Revit Architecture や Autodesk Revit MEP で作成した gbXML ファイルを Web サービス にアップロードして、建物全体の解析ツールを実行するには、Green Building Studio デスクトップク ライアントを使用する必要があります。

1. Autodesk Green Building Studio の Web サービスにログインして、[Downloads]ページのドロッ プダウンリストから使用中の BIM ソフトウェアを選択します。

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2. Green Building Studio Desktop をダウンロードするため、[Download Now]ボタンをクリックして、 ファイルを保存します。

3. ダウンロードした zip ファイルを解凍して、setup.exe をダブルクリックして実行します。 4. インストールが完了すると、デスクトップ上に[Autodesk Green Building Studio 2010 Desktop]

アイコンが表示されます。

これで、Web サービスで新規プロジェクトを作成して、Revit で設計し、企画段階の建物設計 のパフォーマンスを解析する準備が整いました。

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新規プロジェクトの作成

ログインすると、My Projects ページが開き、最初のプロジェクトを追加することができます。右上に ある[Create a New Project]リンクをクリックします。

Project Name(プロジェクト名)を入力して、Building Type(建物の種類)を約 30 種類のリストから選 択し、オプションで建物のスケジュールを選択します。

ヒント:

Building Type(建物の種類)と Schedule(スケジュール)の選択内容は、結果に大きな影響を与えます。 例えば、多用途の建物をモデリングして Retail(リテール)を選択すると、Office(オフィス)を選択した場 合よりも、その解析は内部照明負荷が高くなることが予想されます。さらに建物の種類によって、スケ ジュールの既定値も変化します。既定値ではリテール店舗はオフィスビルよりも長時間開いていて、よ り多くのエネルギーを使用します。 プロジェクトの位置 Web サービスは新規プロジェクトの入力と適切な気象ファイルの選択を容易にするために、Google Maps を組み込んでいます。[Location]テキストボックスにプロジェクトの位置(国、県、市、郵便番 号など)を入力して、[Find Location]ボタンをクリックします。グリーンビルディングアイコンの位置 を動かして調整します。その位置で良ければ、地図の下に表示されているチェックボックスをチェッ クして、[Next]ボタンをクリックします。

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12 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis 次のページで Web サービスが提供しているプロジェクト周辺のすべての気象ファイルが表示され ます。この画面で各気象ファイルのデグリーデーや設計条件を確認し、最適なものを選択します。 既定値では、建物にもっとも近い地点が選択されます。 30 年間の気象データの平均に基づく TMY2 や CZ2 の気象観測地点よりも、これらの気象観測地 点は最新の“実際の年”の気象データに基づいています。 希望の気象ファイルを選択するには、地図の右側にあるラジオボタンを選択します。[Next]ボタン をクリックします。

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13 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis ヒント: C Design(冷房設計用)と H Design(暖房設計用)は通常、冷暖房機器の選定に使用される冷暖房設計 用外気温です。HDD(暖房デグリーデー)と CDD(冷房デグリーデー)は、選択した気象観測地点の冷 暖房デグリーデーの合計です。有効な気象ファイルで冷暖房設計用と冷暖房デグリーデーを比較すれ ば、建設予定の気象として最も近くて最適な気象ファイルがどれかを決定するのに役立ちます。 次の画面で、追加の住所情報やユーティリティコストを記入します。位置が入力されていることを 確認して、Electric Utility(電気)と Fuel Utility(燃料)の値を参考に、Electric Cost(電気料金)と Fuel Cost(燃料費)の値を入力します。 ヒント: 画面にその地域のユーティリティコストが表示されますが、単位などの調整の必要があるかもしれませ ん。いくつかの場合、天然ガスは体積あたりの価格となっています。ガスの価格が立方メートル単位の 場合、therm(サーム)あたりの価格を求めるには、2.29 を掛けます。 1 therm = 約 2.29 立方メートル 天然ガスの価格は季節によって変動します。ガスの価格は、ガスが部屋の暖房に多く利用される暖房 シーズンのものを通常使います。

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14 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

プロジェクトデータの共有

この Web サービスはプロジェクトに関する情報を、設計チームメンバーや建物設計の支援の情報 を提供する Green Building Studio パートナーと共有することができます。Web サービスはプロジェ クトデータを共有するために、あなたがアップロードされた建物情報の持ち主ではない場合、誰が あなたを承認したかを知る必要があります。承認されると、Autodesk Green Building Studio Terms of Use(TOU)(エンドユーザ使用許諾書)のコピーを受け取ります。

プロジェクト情報

最後に、新規プロジェクトのための予算、現在の設計フェーズ、建設開始予定日、グリーンビルデ ィングのゴールを記入する必要があります。

新規プロジェクトを作成すると、記録用に Green Building Studio TOU(エンドユーザ使用許諾書)を 含む電子メールを受け取ります。

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プロジェクトの管理

リスト内の全てのプロジェクトで、ドロップダウンメニューで追加情報にアクセスできます。

[Set Up Project Defaults]メニューは、内部熱収支、建設材料、ガラスの種類、冷暖房設定温度な どのプロジェクトの既定値をカスタマイズできます。これは Green Building Studio の Web サービス を、効率的な設備や断熱性能を持たない既存の建物の解析に利用する際や、既定値がプロジェ クトに適さない場合に役立ちます。

[Edit Project Details]メニューは、プロジェクト情報の表示や編集をおこないます。

[Manage Project Members]メニューは、プロジェクトチームメンバーの管理をおこないます。解析に 参加させるために他の承認された設計チームのメンバーを招待したり、プロジェクトに対する権限 (表示のみ、ダウンロードと表示のみ、実行の追加、マネージャー)の割り当てができます。

Autodesk RevitからWebサービスにエクスポート

1. Revit の[ホーム]タブの[部屋とエリア]パネルで、ドロップダウンメニューから[面積と体積の計 算]を選択して、ダイアログを表示させます。[計算]タブの[面積と体積]を選択して、ダイアロ グを閉じます。

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2. [書き出し] – [gbXML]メニューを選択し、[次へ]をクリックして、gbXML ファイルを書き出しま す。

5. デスクトップの[Autodesk Green Building Studio 2010 Desktop]アイコンをダブルクリックし、デ スクトップクライアントを起動します。

3. Green Building Studio のユーザ名とパスワードを入力して、[Log In]ボタンをクリックします。 この作業を行うにはインターネットに接続されていることが必要です。

4. Green Building Studio アカウント内にプロジェクトがあれば、プロジェクトリストにそれらが表示 されます。モデルを割り当てるプロジェクトを選択します。

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17 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

5. [Browse gbXML File]をクリックして、Revit から書き出した gbXML ファイルを選択します。必要 に応じて、実行の名称となる[Save Run As]の内容を編集します。

6. シミュレーションを開始して、結果を得るために[Create New Run]をクリックします。

Web ベースサービスは最初に Revit モデルに問題やエラーがないかをチェックして、問題が見つか った場合には、エラーメッセージが表示されます。エラーがなければブラウザウィンドウが開き、建 物全体のエネルギー、水、温室効果ガスの解析の内容を表示します。 Web サービスを使ってシミュレーションを実行するのにかかる時間は、通常 5~10 分以下です。実 行時間は、サーバーのトラフィック、モデルの複雑さ、面、窓、部屋、スペース、ゾーンの数に依存 します。ほとんどの実行は数分で完了します。gbXML ファイルで 8~12MB 以上の巨大なモデルの 場合、実行に 1 時間近くかかるかもしれません。それが設計の初期段階の単純なモデルで解析を 開始すべき理由です。実行が完了すれば、結果のページを見ることができます。

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18 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

解析結果の理解

結果ページは、建物エネルギーやリソースの使用、温室効果ガス排出量、シミュレーションの前提、 パフォーマンスの測定基準、コストについて、正確で理解しやすい概要情報を提供します。これら の結果は、企画設計の段階で複数の建物設計シナリオにおけるエネルギーコストの比較に活用 できます。以下の内容は結果を効果的に理解するためのガイドとして提供しています。

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19 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

Energy & Carbon Results(エネルギーと温室効果ガスの結果)

ページの上部にある[General Information]セクションは、プロジェクトのシナリオ、建物の種類、地 理的な位置、床面積の合計を説明しています。

Estimated Energy & Cost Summary(エネルギーとコストの見積もりの概要)

建物エネルギーのコスト比較と初期のコンプライアンスに対する決定のほとんどは、年間のエネ ルギーコストと消費量情報を使っておこなうことができます。コストは国や地域の平均ユーティリテ ィコストやプロジェクトで設定した値を使って計算されます。

以下の見積もり情報が提供されます:

・ Annual Energy Cost(年間エネルギーコスト)

・ Lifecycle Cost(30 年間のライフサイクルエネルギーコスト) ・ Annual CO2 Emissions(年間 CO2排出量)

・ Annual Energy(電気とガスの年間エネルギー消費量) ・ Annual Peak Electric Demand(電力需要ピーク kW)

・ Lifecycle Energy(電気とガスのライフサイクルエネルギー消費量)

CO2排出量は現地での燃料使用量とその地域の電気の燃料源に基づいています。

Large SUV equivalent(大型 SUV 自動車相当量)は、SUV 自動車が 1 年間に約 2 万 4 千キロメー トル走った際の CO2排出量と建物の CO2排出量との相関関係を示しています。

Energy End-Use Charts(エネルギー使用内訳図)

照明、HVAC、暖房に利用される主に電気やガスのエネルギー使用見積もりの詳しい内訳は、図 で提供されています。各カテゴリに関連する詳細は、円グラフをクリックすることで表示されます。

エネルギー使用とコストに加えて、カーボンニュートラルな建物を設計するのに役立つ追加情報を Web サービスは提供します。その追加情報には、以下のものがあります。

Carbon Neutral Potential(カーボンニュートラルの可能性)

このセクションでは建物設計の CO2排出量の見積もりをまとめ、それらを減らすためのオプション を確認できます。Net CO2 Emissions(CO2 排出量結果)がゼロ以下の場合、その建物はカーボン

ニュートラルとなる高い可能性があります。

Electric Power Plant Sources(電力発電所の種類)

U.S Environmental Protection Agency は米国内のすべての発電所の燃料と排出量を記録し、 CARMA(Carbon Monitoring for Action)データベースは世界の 5 万以上の発電所の温室効果ガス 排出量データを持っています。このセクションでは、その地域の電力発電の燃料の種類をまとめ ています。プロジェクトをカーボンニュートラルにするためには、電気使用量を削減するか、化石燃

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20 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

料による電力と等しい量になるまで、再生可能エネルギー使用で相殺する必要があります。

Water Usage and Cost(水使用量とコスト)

この概要は、建物内の人数や建物の種類に基づき、建物の水の使用量の見積もりを示します。 水の消費量は設備の数には関連しないことに注意してください。 Photovoltaic Potential(太陽光発電の可能性) この Web サービスは、太陽光発電装置を使って発電できる可能性を見積もるために、屋根、壁、 窓を含む建物のすべての外部の面を自動的に解析します。外部の日陰は、太陽光発電解析では 現在考慮されません。この解析の結果の概要がこのセクションに示されます。この解析は太陽光 発電が発電できる面でありさえすれば、太陽光発電装置が水平面と同様に垂直面にも設置でき る と 想 定 し て い る こ と に 注 意 し て く だ さ い 。 解 析 さ れ た 面 の 詳 細 に つ い て は 、 [Photovoltaic Analysis]タブを参照してください。 LEED Daylight(LEED昼光)

LEED ガラススコアは、0.02 以上のガラス率を持つ居住床面積の割合です。Revit MEP でスペー スをトイレ、通路、倉庫、機械室、LEED が居住部分と考えない他のスペースに割り当てない限り、 このツールはプロジェクトのすべての床面積が居住部分であると想定していることに注意してくだ さい。LEED ポイントを取得し、建物が昼光コントロールのメリットを享受するには、スコアが 75%以 上である必要があります。

Wind Energy Potential(風力エネルギーの可能性)

従来型デザインで約 4.5m の直径を持つ、一つの風力タービンから発電される年間電力の見積も りを示します。

Natural Ventilation Potential(自然換気の可能性)

このツールは建物を機器によって冷房し、換気するのに必要な年間運用時間とエネルギーを概算 します。また、建物の自然換気をおこなう年間時間を見積もります。機器による冷房や換気システ ムを使うのではないエネルギー節約の可能性を見積もり、冷房に必要な実際の時間を自然換気 の可能性とともに見積もります。 Building Summary(建物の概要) 統計の詳細、前提条件、建物構造の情報も提供されます。この情報によって、建物の設計者はコ ードコンプライアンスの初期評価と、窓、壁、床面積の詳細だけでなく、冷暖房や温水に必要な機 器の大まかな見積もりを得ることができます。

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エクスポートファイル

Green Building Studio の Web サービスは、機器の選定や設計のような詳細のエンジニアリング解 析をおこなう設計チームの他のメンバーと情報を共有するために、ファイルダウンロード機能を提 供しています。ダウンロードや操作のために、それらの項目にアクセスするには、リンクをクリック するだけです。各ファイルやリンクには以下のものがあります。

gbXML File

このリンクは Autodesk Green Building Studio シミュレーションの結果だけでなく、高度なエネルギ ーシミュレーションに必要な建物情報を含む gbXML ファイルです。gbXML ファイルには、BIM モデ ルの情報や、Green Building Studio の地域条件や建物コード情報も含まれます。このファイルは Trane 社の Trace 700 のようなツールで利用できます。 VRML File 新規ウィンドウで 3D VRML 表示を開くには、このリンクをクリックし、ファイルをダウンロードするに は、右クリックして[対象をファイルに保存]を選択します。詳細の情報は、“3D VRML View”セクシ ョンを参照してください。 DOE-2 File このリンクはエネルギーシミュレーションのためにWebサービスによって作成されたDOE-2.2 インプ ットファイルを書き出します。このファイルを他の詳細なエンジニアリング解析の開始点として利用 できます。このファイルを無料のeQUEST DOE-2 アプリケーション(www.doe2.com)に直接インポ ートすることができます。

EnergyPlus File

このリンクはWebサービスによって作成されたEnergyPlusファイルを書き出します。このファイルを 他の詳細なエンジニアリング解析の開始点として利用できます。EnergyPlusシミュレーションプロ グラムは、www.energyplus.govから無料でダウンロードできます。

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22 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

Weather File (binary / CSV)(気象ファイル(バイナリ形式/CSV形式))

シミュレーションで利用可能な DOE-2 バイナリ気象ファイルを、eQUEST を使った詳細のオフライ ンの解析のためにダウンロードできます。EnergyPlus のような他のシミュレーションエンジンの気 象データとして、他のアプリケーションで利用するために、コンマ区切り形式ファイル(CSV ファイル) もダウンロードできます。

ナビゲーションリンク

これらの項目にアクセスしたり操作をおこなうには、リンクをクリックします。

Back to Project Runs(プロジェクト実行リストに戻る) このリンクは、このプロジェクトで実行されたリストを表示します。

Design Alternatives(設計代替案)

このリンクは、この実行で変更可能な設計条件やそれらの変更の影響を評価する Design Alternatives 画面を表示します。詳細は“Design Alternatives”機能のセクションを参照してくださ い。 Notes(注記) この実行にコメントしたり、そのコメントを表示したい場合は、このリンクをクリックします。

ナビゲーションタブ

各結果ページの上部には、ナビゲーションタブがあり、建物設計に関する追加情報を参照できま す。

US EPA Energy Star

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23 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

する建物設計のエネルギー使用パフォーマンスのベンチマークに利用できる関連データを表示し ます。EPA から 75 以上の ENERGY STAR スコアを受けた建物は、“Designed to earn the ENERGY STAR”の資格を与えられ、EPA から承認されます。 この機能は米国内でのみ利用可能で、それ以外の地域ではグレー表示となります。 Water Usage(水の使用量) [Water Usage]タブは、効率的な設備、雨水槽、地域の植生、その他の様々な節水手段を提示しま す。また、これらの手段で有効な LEED ポイントの可能性の概要も表示します。 Photovoltaic Analysis(太陽光発電解析) このタブ内に表示される太陽光発電の可能性の解析の詳細は、建物の全ての外部面の個々の 太陽光発電の可能性を示しています。太陽光発電システムのワットあたりの見積もり価格は、太 陽光発電システムコストに影響する割引価格や他の地域による違いを考慮した計算に基づき、こ のタブで作成できます。各結果に関連した建物の面を確認するには、[3D VRML View]タブを参照 してください。 LEED Daylight(LEED昼光) このタブは建物内のすべてのスペースと、各ガラス率の値を表示します。このデータは建物のど のスペースが LEED 昼光クレジットの資格を得られるかを判断するのに利用できます。 Weather(気象) このタブには様々な気象データのグラフや表が含まれています。これらのグラフは特定のデータ 種類や期間を設定することもできます。 3D VRML View [3D VRML View]タブは、建物設計者が 3DでgbXMLジオメトリを確認することができ、壁、窓、床、 他のスペースの位置を確認するために回転させることもできます。ファイルを表示して利用するに は、Windows用には無料のCortona VRMLクライアント(www.parallelgraphics.com)、Mac用には FREE WRL VRML/X3Dビューア(www.apple.com)のようなVRMLビューアプログラムが必要です。 面を特定するには、ウィンドウの右側に表示されるリスト内の面をクリックします。選択されると、 3D画面で面が赤くハイライトされ、画面下には面の種類が表示されます。

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24 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

VRMLモデル

結果ページからダウンロード可能な形式の一つに VRML ファイルがあります。これは 3D モデルで、 プロジェクトからどんな gbXML 書き出しがおこなわれるかを示します。VRML ファイル表示は、シミ ュレーションが建物全体を正確に表現していることを確認するのに役立ちます。部屋や面がなか ったり、間違って定義されている場合(例えば、屋根が庇面として表示されているなど)、このモデ ルに表示されます。下記の左側の VRML では屋根に沿った黒いエッジが屋根面ではなく、庇面と して Green Building Studio に書き出されています。下記の右側は eQUEST で開いた DOE-2 ファイ ルの例です。屋根にいくつかの影があります。これは最上階の部屋オブジェクトの上限が屋根に 十分接する高さがないことが原因です。これを解決するには、部屋オブジェクトの上面を屋根面に 接するように伸ばします。

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25 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

Design Alternatives(設計代替案)

設計代替案機能によって、基本の前提条件を編集してシミュレーションを実行できるので、それら の編集がエネルギー効率に与える影響を見積もることができます。この機能は、重要な設計上の 決定をすばやくおこなうのに役立ちます。 設計代替案機能は、前述したように結果ページ内のリンクや、下図のように実行リストページ上の [Create a Design Alternatives]からアクセスできます。リスト右端にあるアイコン は選択した実 行結果に対する相対的な値を表示するのに利用できます。

結果ページ内の[Design Alternatives]リンクか、実行リストページの[Create a Design Alternatives] をクリックすれば、Design Alternatives ページが表示されます。

Design Alternatives(設計代替案)ページ

表の上部には Run List(実行リスト)へのリンク、これらの設計代替案に関連した Base Run(基本 の実行)の結果ページへのリンクがあります。そのすぐ下に、現在編集された設計代替案か、ユ ーザが選択した設計代替案のすべてのパラメータ値が表示されています。

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26 http://www.autodesk.co.jp/ecotect-analysis

設計代替案を追加する

実行に関連した Design Alternatives 画面を表示します。タブを選択して解析したい内容の編集を 開始し、この代替案で適用したい値をドロップダウンリストから選択します。Alternative Name(代 替案名)を入力し、[Add Alternative](代替案の追加)ボタンをクリックします。この作業をすべての 設計代替案を追加するまで続けます。

代替案を実行キューに送るために、[Run Added Alternatives])(追加した代替案の実行)ボタンを 選択します。モデルの複雑さ、サーバーの負荷、解析する代替案の数によって、実行が完了する まで、数分間から 1 時間の時間がかかります。ユーザは個々の代替案を追加して実行することも、 上述したように代替案のグループを追加して一度にそのグループを実行することもできます。すべ ての代替案が実行されれば、設計代替案のページか、実行リストのページで、その結果をレビュ ーできます。 ヒント: モデルが巨大で複雑な場合、実行に時間がかかります。その場合は個別に設計代替案を実行してくだ さい。代替案が実行されている間、追加の設計代替案を定義します。

まとめ

建築家やエンジニアは、建設される前にプロジェクトがどのようなパフォーマンスを持つのかを解 析して、理解するために、デジタルデザイン情報を利用できます。複数の代替案を作成して評価 の比較を容易におこない、より優れたサステナブルデザインの決定をおこなうことができます。 BIM(ビルディングインフォメーションモデリング)は、建物のパフォーマンス解析やシミュレーション を行うための、オートデスクのサステナブルデザインアプローチの中核です。

※Autodesk、Ecotect、Green Building Studio、Revit は、米国および/またはその他の国々における、Autodesk, Inc.、

その子会社、関連会社の登録商標または商標です。その他のすべてのブランド名、製品名、または商標は、それぞれの所有者 に帰属します。オートデスクは、通知を行うことなくいつでも該当製品の提供および機能を変更する権利を留保し、本書中の誤植 または図表の誤りについて責任を負いません。

参照

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