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鐵 道 と 自 動 車 と の 調 整

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(1)

鐵 道 と 自 動 車 と の 調 整

大分高等商業學校教授

田 中 喜 一

調

調

調

調

一︑緒  言

鉄道封自動車間題はその山姥するところ可なり古く︑既に歓洲大戦以後に於いて自動車の急連なる巷達に件

ひ︑蛾道との摩擦を生するに及んで︑朝野の注意を惹くに至ったのである︒然るに︑これが近年諸団に於いて特

別窮婁の間題となるに至ったのは︑一九二九年末沓生せる世軋恐慌に基くのであって︑これが影響によ鬼只客の

移動が減退するに及び銭道と自動車との間に浅利なる運輸の争奪戦が行はるゝことゝなったからである︒今諸国

域迫と自動車との調整

一九九

(2)

CC

の餓道が経法恐慌と自動車の競争とによって受け仁る影響をば︑統計によって見るならば︑一九三二年は↑九

九年に比し︑旅客運職に於いて約二

0 .

% ︑貨物運輸に於いて約三

O%

の減退を見てゐる︒これに反し︑自動車数

は恐慌の深化にも拘ら宇︑同期間に於いて著しき培加を示してゐる o加ち︑一来合自動車数は一四

0 . σ

( 1 )  

車数は四五%の増加である︒

1932年に於げろ世界の銭;丘及 自動車運総 (1929Jp=100)

81.;' 80.8  G7.0  70.0 

210.0  14;:;.0 

*文那,土耳鼻古,ソグィヱYストE除く。

これによって見るも︑問題は景気の恢復によって解決されるもので

設 泣 旅 客 総 忠 人 員 同 人 ' f ; f 貨 物 給 送 迎 致

越 粁

白 勤 l!I

乗合白劫1JI選抜:

貨物白劫平塁数

はなく︑それは新式交通機関の絶えざる培加護法より生守る根深き性

質のものなるため︑この固有の方面に於いて根本的野策を講宇ること

が喫緊の事と考へられるのである︒特に︑今日に於いてこの情勢に針

し拍車を掛ける事情は新式交通機関の著しき膨脹後日肢が既に九百而の

経溌的必要のみなら宇︑将来に針し期待せらるλ必要を越え︑所謂蓮

総過剰の現象が見らるhことである︒このことは︑特に先進一同に於け

る経済機構の箆濯︑人口増加の趨勢よりして明かに者取せられるところであって︑交通市川文は従来の如く著し

( 2 )  

き上昇の迭を辿ることは期待され得ないのである︒かλる情勢の下に於いて︑新式交通機関の無統制なる増加が

行はるゐときは︑必然的に過激なる競争が行はれて︑その結果交通組織全胞について恐るべき全身衰弱を来す民

が多分に存するのであるo殊に︑自動車が銭道に比し法律的財玖的傑件につき有利なる立場に泣かれるときに於

Delanney, Eisenbahn unu 1raftwagcnunter  internationalcn  Gesichtpunkten  (WeltwichaftlichesArchi¥'. 43 Bd.)  S.  51:3. 

Pirath, Eisenbahn u.  Kraftwagen im (jentlichenVerl11r (Die Reichsbahn,  ahrg. (j Heft). 

① 

① 

(3)

いては︑その競宇は一凶交通の動脈たる銭遣に封し特別の打撃在輿へることはいふまでもない︒こ込に於いて新

式交油機関の無制限なる増加は回避されねばなら守︑叉その絞管は一定の佼件に結付けられねばならぬことよ仙

る︒かくして︑一府交通機関は公平なる基礎の上に於いて︑夫々の技術的特質に廃Cて遁蛍の分野が輿へられ︑こ

れによって健全なる交通組織の護法が促進さるべきである︒

右の如き運輸の調整は︑濁り鋭治のみなら?︑自動車業に針しでも︑財玖上運営上に於いて安定を奥へ︑夫々

の機能に肱じて誌も遁常なる逗迭に従事せしめ︑具に経済的なる経営を可能ならしめるものである︒他方利用者

に於いても︑各交通機関により最良の傑件の下に可及的低廉なる運輸が提供せられる貼に︑大なる関心を有する

のである︒若しも︑銭遣と自動車とが健全なる基礎の上に置かれぎるときは︐結局に於いて競宇に基く不利盆及

び岡家の典£る補助金につき︑その負慌が一般公共の上にかLること﹄なるからである︒この貼より見て︑銭遁

針自動車の問題は︑濁り純粋の交通問題に止まるものではなく︑従ってそれは餓道と自動車業との交渉のみに任

さるべきではない︒それは夏により一日間き見地からして一般の利盆を考慮に入れ︑遠大なる解決の目的在一達成する

( δ )  

必要がある︒こ与に於いて︑岡家の強制的調整が大なる役割を演宇るのであって︑最近に於ける銭活針自動車問

題はこの方面に於いて著しき護展を見つごのる︒本稿に於いては︑専らこの園家的統制につき︑一般原則及び愛

民傾向を採らんとするのである︒

一一︑銭道封自動車調整の要因

銭廷と白勤平との調整C

Eisenbahn u.  Krafu1genill  vierzig Liindern, III. 

① 

(4)

O

五日々は餓道と自動車との調援方法を考察するに先立って︑この雨交通機関の間に於ける過激なる競争が如何な

る基礎に於いて行はれるか︑従って叉これが調整は如何なる方面に関係するかを見なければならない︒これにつ

いては︑先づ法制上の義務に関する差注が問題となるのである︒

第一に︑銃活の創設は大資本性及び同定性によっても自ら制約を受けるのであるが︑一史に法制上に於いては免

( 1 )  

詐をば必要とし︑それは公盆の詮明に基き一定の傑件に結付けて付興せられて来に︒そこには種々の義務が課せ

られる代りに︑溺占的経皆様が認められ同稜鍛治の無用なる競争から保護せられたのである︒これに封し︑白

動車業は小資本性及び可動性によって創設が容易なるのみなら中.法制上にては一定の取締法規に従ふ限り詐可

が山県へられて来た︒従って︑そこに念激なる崎加や生中るのはや川然であって.近年多くの同では自動車運建材W

の供給は活かに両市文を超過してゐると認められるのである︒この結果は過度の競宇となることか}免れないのであ

って︑而もそれは法制上京き義務を課せらる﹄銭泡にとって頗る不利なる戦となるものである︒

ニの銭遣に針する自動車の競争は︑特に運賃について顕著に行はれるものであるが︑こh

( )

関する相違が問題となるのである︒これまで︑俄道の貨卒制度は著しく同家の干沙を受け︑総合経済的見地より

形成されて来大︒印ち︑低債なる大量貨物に卦して︑叉交通滋皮小なる地域に卦しては︑ほ々運建設用以下の賃

率・が定められた︒他方︑高債なる貨物に卦し.叉交通密度大なる地域に封しては︑右の場合に於いて忍べる織性

.

V~ l. ¥Vohl u.  Albitrcccia, Eiscnhahn ll.  KraftwaenS.  171H.  Delalll1cy, a.  a.  0., S.  L14. 

① 

③ 

(5)

準として決定するの原則によつにのである︒この前提に基いて︑これまで産業の立地が行はれ︑尚取引の安定が

保たれて・米大誇である︒然るに︑自動車業は全然私経滅的立場より運賃を定め得るのであって︑それは運活費用

在基礎とし︑運輸の負握力によって差別を行はないのである︒これによって︑銭道は高債なる貨物につき︑叉交

通量大なる区間に於いて︑特に自動車の競宇治}受けることLなった︒それは銭遁にとり最も有利なる牧入源泉の

侵害となるから︑正に致命的の打撃である︒これに封し︑餓遣が貸率・上の応急針策を講ぜんとしても︑種々なる

義務によって拘束をば受けるのである︒印ち︑同家は貸率高徳によって︑直接賃卒そ指定せ・?とも︑これを認可

し叉これが幾更を詐さゾる椛利密保管してゐる︒向叉︑銭遣は賃卒在ば宜施に先立ち公表し︑且つ総べての利用

者に封し平等に遁用すべき義務がある︒自動車業はか与る貼について頗る寛大なる取放を受け︑蓮賃の決定及び

縫克は自由に行ひ得る欣態に泣かれてゐたのである︒

( 3 )  

この外にも︑銭道は公共的交通機関として︑種々なる義務を謀せられてゐる︒その一・として経営縫緩の義務が

ありこれにより運輸量の多少に拘ら宇一定の時間表を以って綬続的運醇な行はねばならない︒このことは自動

車の競争により著しく運輸の減少して快損を生ぜる原聞に於いても狛ほ蓮轄を休止ι得ざることを要求するの

であって︑餓諮としては拡へ難き負備おとなるものである︒更に︑他の義務として運怠引受の義務があり︑これに

より一定の傑件を具備する限り総べての迩途中込を引受けねばならない︒このことは︑俄道をして一定の運輸紫

忙期叉は一定の交通商潮時に備へてそれ以外は充分に利用され符.ざる多数の車・櫛巻有すること守強制するので

設廷と自動車との調整O

¥Tgl.  ¥¥アohlu.  Albitreccia.  a.  a.  0., S.  199f. 

① 

(6)

O

(4 ) 

倫叉︑銭遁は図家に針し種々の勤村を提供すべきことが命ぜられてゐる︒印ち.軍事輪詮・郵便物輸送をば特

殊の車輔によって行ひ︑叉議員・官吏・教員・生徒・労働者等を特別の傑件にて運迭すべきことが要求せられる

のである︒餓道はこれらの勤務に卦しでは︑全然補償せられないか︑叉は僅少の補償しか興へられないのであ

る ︒

( 5 )  

その他︑銭道は弊働傑件に闘し︑法律により叉間際契約により種々なる制約を受けてゐる︒それは弊働時間・

労働保護・賃銀・福利施設等について︑自動車業よりも良好なる傑件ぞば従業員に奥へることミなり︑それだけ多

くの負拾をなしてゐる︒

これに反し︑従来自動車業はこれら諸種の義務を免除せられる場合が多く︑この貼に於いて餓道との競争上甚

ふんも︑右に述べたる餓道の法規的束縛については︑同により経営の形態及び地位により︑その程度に於いて幾

分の相還を見ることはいふまでもない︒これにより︑新しき事態に慮する上に於いても︑難易の差を生中るもの

である︒大般についていへば︑公共事業に遁用さるh一般的制限の範国内にて拘束を受くる私有鍛治及び公共治

局より溺立して自治植を有する岡有俄遣は︑自動車封抗上商業的経営法をとり得る依地が大である︒

し︑岡家により恰も公私合同企業の如く厳重に且つ官僚的なる支配を受けてゐる私有餓道及び岡家の直径にして

)

~I. ¥Vohl u.  Alhitreccia, a.乱.0., S.  225f.  Vgl. Yohl u.  Albitreccia, :1.  :1. 0., S.  286f. 

① 

(7)

充分なる財政的自治椛を右せざる同閥抗銭道は︑弾力性ある経営を行ひ難く︑従って官官としく苦境に立つ﹃)とよ仏

G)

銭おと自動車・との競宇については︑山川ほ財攻上の刀日(拾に関する和遣が問題となる︒いふまでもなく︑銭道は白

らの費用在以って通路を建設維持してゐるのであるが︑自動半は公投により建設維持さるh活路をば利用してゐ

る︒これに封して︑自動車には特別税が謀せられてゐるけれEも︑それは到底自動車交通により惹起されにる道

路費用をば依ふに足らない︒このな味に於いて︑自動半業は餓活に比し財玖土大なる怠恵を受けること与なるの

である︒この外︑闘によっては鍛治に卦して運輸税を課するにも拘ら守︑自動車業に鈍してはこれを適用せざる

7)場合があり︑これは直接運賃の相惑となって現はれ︑鍛治一の大め不利なる作用ななすものである︒

以上の如く鋭治と自動車業との聞には︑その課せられにる義務及び完結に於いて︑大なる懸隔が存することが

認められたdこれらの紡について均衡を計ることは︑印ち同家的統制の基本事項となるものである︒而してこ

の均衡を阿るため︑如何なる笠行方法在とるかは︑闘によって相注を生守るところである︒更に迩んで︑耐交通

機関の聞に於いて如何なる組織の下に迩斡の分割や‑行ふかゾ問題となるのであるが︑これ亦図によって同一では

ない︒吾々はそこに種々なる・調整の態様を一見出すのであるが︑以下これらを幾つかの型に整理して考察するであ

‑ } ? フ

︑銭道封自動車調整の態様

設誌と自動平との調整O

Loug, Railway and Highway Transportatiou abroad, appcndix p.  331.  以上の諾貼については、担i 稿銭泣政策の再検討(商業論tf~llili1~虎〉に於 L 、℃

11々詳Lく論じ?こことがあろO

① 

⑦ 

(8)

O

前惑の如く・成道封自動車の調整に蛍つては︑雨交通機関をば均等なる基礎傑件の下に泣き︑不公正なる競争

の行はるh機命日中ぜ受徐しなければならぬ︒そして︑各々の特質在考呈に入れて夫々遜蛍なる分野が典へられる

ゃうに努めねばならない︒これについて︑雨交通機関の無統制なる増加を活り︑雨者にとり最も有利なる組織が

総立されねばならぬ︒併しながら︑他方利用者が交通機関につき自由なる選探をなし︑俊秀且つ低成なる運机怖を

享受し得る結も考慮さるべ︑ぎ必要がある︒

( 1 )  

これについて︑国際商業合議所の交通専門家委員合は考へ得ペき統制の態様として︑次の間つ在懸けてゐる︒

印ち︑その一は制限なき競争︑その二は統一的濁占︑その三は競争的濁占︑その問は統制的競争である︒以下︑

これらの調整方法の主要却につき説明し︑向これらの得失について冷討を試みるであらうつ

(

)

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2

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Jー さ ず

225

これにあっては︑各交活機関そして自由競争の下に充分その機能を護持せしめ︑経法的必要に感宇る運般の分

割を達成せんとするのである︒かLる制度の下に於いては︑俄謎の如き股主なる束縛を受くる交通機却は︑自動

車の如ま自由なる立場にある交活機関に封し︑到底有利なる競争中ぜなし得るものではないっこの貼よりして︑図

家は銭惑に卦して認せる認務の代的として︑補助を胤(へることを係伎なくせられるであらうつ或は又︑成⁝前一守し

て自動車と同一の傑件を以って自由競争に臨ましめるため諸経の義務守免除する必要も坐?るであらう︒けれ

h f b

︑銭道の義務を免除することは︑一般経済及び祉合の利盆より考へて︑容易に詐さるべくもない︒これらが

Eisellbahn n.  Kraftwagen. E.illlcitenJerB巴白richttdes ausschusscs Unahh1irngiger Saωlωcdhverst::iliger a die Int;ernaltiOαnaalcHaandelskammer.Pari 19133..  Jl  行運結局、欧米諸島q;こ於げろ銭;迂と;立RifJ.主総の競争及協力。参照

(9)

止扮されるならば︑特に賃卒制度の一愛改によって経法界は取引上の安定在脅かされ︑その結果深刻なる受動を生

ホノる院が存するのである︒加之︑自由競争は勢の赴くところ︑砂田然運賃の極端なゐ切下となり︑遂には交通企業

の存立をば危うする結果を招くであらう︒かλる場合には︑岡山本の利盆の仁めに必要なら交通機関を維持する上よ

りこれに封する補助金の形に於いて同床の完治守山哨加す叩Q

( 2 )  

JU

方向に解決策を午弘める闘は見られないのである︒

)

2z yi E

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)

完全に統制されにる獄占の抑制合にあっては︑銭道及び自動車定訟の全営業は︑各抑制合に肱じて全国的に或は地

方により区分して︑退治なる組織胞に委託せられることよ

? ω

: Q 獄占組織慌の財政的機構は︑各凶に於け

る交通制度︑資本関係︑企業の牧盆力等の如何により異なる語である︒それは公企業大ることあり私企業大る

ことあり︑叉公私混合企業たることがあらう︒何れにしても︑この中央機関によって賃卒その他の管業佼件は統

一せられ︑交通網の統制及び作業の合理化が高度に行はれ符るのである︒

この場合︑勿論鍛治の現行白夜・制度は完全に維持せられ︑自動車の貨卒も大睦この制度に準じ︑主として迩悉

貨物の負捻力に基︑き決定されること﹄なる︒元も一市交通機関はその機能に於いて異なるところあるため︑これ

に基ま何れが多く利用せらる誌とも︑同︐桜に充分牧支償ひ得るやうに︑各々の一口卒制度が作られることLなるの

?

O

Long, ibid., p.  335. 

てgl.Delanney, <l. a.  0., S.  51¥"1. 

① 

(10)

G

併しながら︑他方に於いて経管の合理化も大なる程度に港行されるであらう︒例へば︑牧支償はぎる餓遁は休

止されて自動車を以って代へるが如き鍛造と自動車との問に終端設備︑蓮将器具︑従業員の相互供用を行ふが

加き︑銭道と自動車との直通運机慨を行ふが如き.これである︒この外︑二交通機関の建設及び改良等新一大なる資

木支出は聯立交通組織を段ち利するが畑き方法にて行はれ︑不経済なる二市一投資は︑回避せられること﹄なる諜

この制度に於いて︑‑命ほ考慮さるべき問題としては︑自家用自動車の統制がある︒この場合︑采用自動車は交

通業者に封し経法的に競争を行ふ虞は少ないため︑これを統制外に泣くことについて特別の困難は感じられな

い︒これに反し貨物自動車は専ら経済的理由から使用されるものであるから︑濁占的交通機関に比し有利なる

運迭をなし得る場合には︑その活動が念々多ぎを加へることは明らかである︒併しながら︑この競争中ぜ止妨せん

とするならば.それは商取引の自由を妨けることhなり︑叉溺占機関によってはそれらの複雑なる要求に路守る

d屈仲牲ある作業はなし得られない︒か﹄る明白なる困難に庖するためには︑自家用貨初自動車は免詐制度

の下に泣かれ︑且つ運稔貨物の倍絡に基く均衡課税を徴せらるL

λ

}

ても︑若干の例外在認なることを坊けないのであって︑例へば農業用に供せらるミ蓮輪︑尚人の配達用運輪の如

き濁占間内に泣くことの不通常なるちのがこれである︒か﹄る蓮橋は例外的取扱をなすとも︑

一山

民主

ド江

主シ

て茂

‑帽骨川

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壊する民は少ないから.必干しも統制を加へる斐なきものであるつ

(11)

何れにしても︑完全なる溺占が形成せらる﹄場合に於いては.一般自動車の護法が阻止せられ︑これによって

公共的交通機関に封する刺戟が失はれるであらうことは︑想像に難くない︒統一的猫占に封する重大なる反封は

この唯一歩に封する刺戟が失はれるといふ鮎である︒この結果従来の如く技術的改善が充分に行はれ宇︑経営方

法は屈仲性を快き︑誌に低成にして有能なる邦一輪が提供されないといふ危険が生守るのである︒この危険は銭道

( 3 )  

又は岡家が猫占形成に於いて支配的椛カを得んとする場合に於いて︑特に多く感ぜられるものである︒

(

)

(

g E E 2 0 z o Z 8 0

三 )

自動卒業は本来の性質よりすれば競争的分子を多く含むものであるが︑それが免許制度の下に置かれる場合に

は結合が促進され得るものである︒蓋しこの発許制度は事賃上自動車運廷に卦する部分的獄占を意味するもの

である以上︑既存管業者の結合により高度の溺占を形成して︑業界の安定を計る可能性が生守るからである︒か

くして︑自動車業が地方的に或は全図的に銭惑とは無関係に濁占組織をとるに至るならば︑この雨交通機関の間

には活溌なる競争が行はれること﹄ならう︒併しながら︑平晩これらの間には賃卒を安定せんがため︑叉夫々の

競争能力に基き合目的なる郡山菜傑件を形成せんがにめ︑協定が締結さるhに至るものである︒かくて︑破壊的競

手に基く損失を避ける上よりして︑銭道と自動卒業の問には運輸の封象叉は地域について分割が行はるご工工

この制度を設反せしめる上に於いて︑︽川ほ解決在市立する貼は自家用貨物自動車をも統制するか否かの問題であ

銭泣と自動車との調整

Long. ibid., pp.  335‑337. 

Vgl.  Dclallney, a.  a. 0., S.  520. 

① 

(12)

C

る︒若しも︑自家用貨物自動車による運怠在自由に放任するならば︑餓道及び自動車業は非濁占的傑件のために

事情に感じその貸率を修正するの自由が認められねばならない︒これに反し︑自家用運送が或程度まで統制され

るならば.銭道及び自動車業の各濁占機関の協定によって︑現在の貸率制度は大部分維持せられるであらう︒こ

の場合︑自家用運念や如何なる程度にバ於いて統制するかは問題であって︑これについては運送距離を限定すると

か︑免許制を布くとか︑均衡課税を行ふとか程々なる方法が考へられるのである︒併しながら︑自家用迩設を桜

皮に制限することは︑一般取引の自由を阻害し交通業の核問誌を来制し得ざること等の理山によって︑終一掛界の猛

烈なる反針に逢者せざるを得ない︒

何れにしても︑分離的溺占の間に協定が行はるL場合に於いては︑賃卒の低下︑管業の改善に針する誘因を失

ふことは︑前に述べたる統一的獄占の場合と軌を一にする︒唯併じ︑如何なる貸率協定が行はるLとも︑二つの

獄占組織の併存は倫ほ勤務上の競争を機続せしめるものであるから統一的獄占の場合ほか﹂に経管の硬直を来す

( 4 )  

虞はないと考へられるのである︑

(

)

(

m c 一 一

2 5

02

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与)0

この制度は交通業の経管冶ば一定の傑件に給付けることにより︑交通界の混飢を除いて交通業の経営上或程度

の安定を符せしめ︑これと同時に利用者に封しては自由なる選探を保詮せんとするものである︒この場合︑特に

注意せらるべき黙は銭遣と自動車との間に於ける不公正なる競争を除かんがため︑雨者の法律的経潰的傑件に

Long, ibid., p.  337.  Vgl. Delannya..0.S.  5::!1. 

(13)

関して均衡を計らんとすることである︒それ故︑従来銭諸に比し頗る自由なる立場に置かれたる自動車は︑遁岱

なる取締法規に服せしめられ︑叉道路費用についてその割前を負探せしめられることが必要となる︒他方︑餓清一

は従来の束縛を殻分緩和して︑白動車の競争に遣い肱し得ゐにけの自治模が輿へられねばならない︒併しながら.

この場合に於いても自動車業の無制限なら培加守泌むるときは︑特に運賃競争に於いて鍛道と自動車との調整な

同ることが肉難となるものである︒それ故︑岡山本は自動車業に針し免許制そとり︑経済的必要に感じ得る程度に

これを制限せんとするに一ム土るのである︒この免許制は多少とも猫占的要素在含むこと与なるが︑而も狛ほ自動車

業は夫々獄立の活動をなし符ゐ姑に於いて競手の原則が適用されること込なるっ従って.この方法による雨交通

機関の運輸分割は︑頗る技雑陵昧となることは免れないところである︒

q d

  vU   QU  

が有償運総の引受を村山止されること誌なるo併し︑これが規則違反をば段税する上には︑少なからぬ困難を件ふ.ハ山

Tvd ρ u

 

E 俗︑この制度の下に於いては︑自家用自動車は自由に使用され得るのであるが︑統制の強化を回る上にはこれ

紋上の如く︑統制的競弔制度に於いては徹底的なる解決は期し難いけれども︑而も現在の交通政策に根本的受

( 5 )  

更を加へる必姿なきにめ円以も容易に採用せられるのであら︒

回︑銭道封自動車調整の一般原則

右沈一べにる餓惑と自動車との訓張問題に閲して︑一九三五年の同際尚業合談所専門委員合は諸国に於ける最近

談話と白勤平との剖整

Lon gibicl., pp. 33i;)40. 

① 

(14)

( 1 )  

の事情を調査したる上︑これが一般原則の究明に努めた︒その論結は本問題の解決ぞ悶る上に於いて︑多大の示

唆を奥へるものとして︑注目せられるところである︒これにあっては︑一般原則が提示されるに止まりその遁

用の詳細については言及されてゐない︒査し︑各国はその地理的経済的批合的事情を異にする大め︑その賀行方2)Aーその原則として皐けらる﹄ものを示せば次の如くである︒

( )

自動車と餓遣との調整は︑雨交通機関に封し不幸なる結果身鷲らすべき過度の競争を除くにある︒

自躍もか﹄る競宇によって︑損失を受けるに止まるのである︒査し︑結局に於いて作業上の能率・低下︑叉は必要

となる岡家の補助により打撃を受くべきものは︑公共だからである︒

( )

公共の用に供せらる﹄全交通手段は︑資際の経済的必要を超過してはならない︒銭遣と自動車との間の

蓮総分割は︑各技術的特質に路じて達成せらるぺく︑かくしてこそ経湾的見地より要求せられる交通弁務と一致

銭遣と自動車の聞には︑必要の場合それらそ連絡せんがため︑叉長大可能なる低成且つ簡易の傑件にて直通運

設を組織せんがために︑緊︑街なる協働が設定さるべきである︒

( )

蓮職能力のお要に批判する遁膝及び運輸の分割は︑出来得る限り利害関係者聞の協定により︑又は耐交通

機関の代表者により自立的に作成されたる裁定により行はるべきである︒局外の慌力により解決が命ぜらるべき

場合は︑かLる協定の可能性がないときに限られる︒

‑ ︑ ︑ ド ﹄ ︑

42/

Entschliessl1ngell  d白 人chtenKongresses der Internationalen Handclskammer,  I泊山,Juni HJ35. 

DUnCU}l. A National Transportation Policy, Appendix IV.町村武三郎氏、

向日JIL と t~i立の間設!こ聞すろ J~涯の事情

① 

⑦ 

(15)

( )

交通機関の一方につき軍にその使用を制限する目的にで課税することは︑合理的且つ公正なる蓮稔分割

を招致し得る所以ではない︒特別の課税に関しては︑公共的自動車運送は道路の維持・更新・警察・改良・建設

(直接なると起債によるとを問は歩)の設用の中︑自己の割前を支抑ふべきである︒銭道は唯図家により銭道のに

めに負治されたる技用に封し︑租税の支抑を要する花けである︒一史に︑攻府は公共的運送に封し︑それが銭遁た

ると自動車たるとを問は宇︑勤務+必要求せる場合には補償を血えねばならない︒

(

)

餓道及び自動車運迭の組織が︑出来得る限り右前川に経法的必要に癒ぜんがために遂行すべき傑件は︑・次

( )

銭惑がその運営上これまで以上の白山を得︑商業主義をば一居よく適用し得るにめ︑現在鍛造に諜せら

れにる或稜の規則及び義務は緩和さるべきである︒

( )

現行の銭前一白一年組織在抑乱するが如きことは︑今日行はるべきではない︒銭九氾賃卒の公表及びその平等

なる池川は快くべから.ざるところである︒若しも︑この原則が地楽されるならば︑尚取引に必要なる安定性は

奪はれることλなる︒商人としては︑その競争者の貨物愛会に針し特恵賃卒が用ひられ宇︑叉特に大命日祉に特

別の待遇がなされぬといふ保授が︑輿へられねばならぬものである︒併しながら貸率・組織は総べて同等の傑

件に封し同等の取放を保税するところの契約貨卒の採用により︑部力性あらしめねばならぬ︒

( )

域活は著しき快拐を生ぜる線路及び運憾につき︑他の交通子段の存在を傑件として︑全部叉は一郎をい肢

(16)

( JLJ 

止することが詐さるべきである︒

( )

各交通手段は公共の安全及び便宜に背致せざる限ω可成白山岳享受すべしとの原則は︑自動車蓮迭にも

適用しなければならぬ︒自動車運送の主たる特徴はその日川仲性であり︑公共をしてこの屈仲性より長大の利盆

を得せしむる取締方法を採用することが堅ましい︒

¥

.

れば︑貨物の有償蓮磁をば詐さるべきではない︒

公共自動車運輸の場合にあっては︑運会人が一般利用者に呼掛ける以上︑九

UM

然相訟の保設を提供するこ

とが要求さるべきである︒この見地よhりして︑総べての公共蓮設業と同様︑運送の組械に必要なる規則に従は

( )

しめられねばならぬ︒

公共自動車運輸は叉車約の以怒(大き・重量・手入﹀第三者危険に封する保険・作業保件・還特手元社川に

関する若干の規定に従はしめられねばならぬ︒これらの安全方策は自動車業界と協議の上決定さるべく︑叉こ (

)

れは自家用運芯に封しでも同様に滴用すべきである︒

( )

加之︑会北九蓮詮人として川営業する自動車運設業は︑短距離は別として︑その賃卒を公示すべきである︒

これらの賃卒は利用者の間に差別的に適用されてはならない︒

( )

餓遣と白動車との協倒︑特に雨者が接続する混成経路に於ける協働は︑利用者に卦し貨容の総会・通し

(17)

切符の遊行・運送書類の作成等の仕事を組織するために笠ましい︒

(

銭前一及び自動半遅設より求めらる与一統計は︑第一に所定の調翠方策に従って運営され居ることを保設す

るに必姿なるものに限らるべきである︒第二に︑貨芥の移動に関する一般の経涜統計のために必要なるものに

限らるべきである︒迩総統計の作成は凶際注総ω主要性貯加に鑑み︑叉各国間の比較を可能ならしめるため︑

総べての凶に於いて一定の方法により行はれねばならない︒

これを姿するに︑同際尚業合談所の決議に於いては︑銭清一と自動車との過度の競争を避け︑而も経済的需要に

充分遁肱すべき運輸な保設せんことを目的として︑一府交油機関の組織が港行すべき諸傑件岳山本けてゐるのであ

る︒これにあっては︑自体的なる協働に関する傑件も示されてゐるが︑併し他律的なら調裂に関するものが多き

を占めてゐることが知られる︒この調整は諸凶の立法に関係するところ特に大なるものがあるため︑これによっ

(叶

U )

て前法せる各種の調設態誌が牛一千る浮であるつこの貼に閥し︑間際尚菜食議所は何れの調援態様を採用すべきか

は勧告してゐないのであるが︑併し制限なき競争の制・皮はおの原則に照すも事官上否定されること﹄なるので

五︑銭這釘自動車調整の授展傾向

前節にて川刈泉せゐ各種の・調的行旧態様に従って︑今日治闘の採用せる方法在兄るならば︑統制的競争の制度が長も

多く行はれてゐる︒この制度に於いては︑政治と自動車との競争傑件在均・等ならしめることが基本的問越となっ

内叫泣と山到平との調整

γgl.  Dd :l ni~cy, a.  a. 0., S.  522. 

① 

(18)

てゐる︒これについて諸岡がこれまで餓諮に諜したる法律上の特別議訪をば如何なる程度まで緩和しつLある

か︒他方︑自動車業に封しては法規上如何なる拘束を加へ︑叉財攻上如何なる資性守諜しつLあるか︒これらの

貼に閲し.以下世界の主而玄関につきその護展傾向在ば窺ひたいと忠ふのである︒ふんも︑等しく統制的競争といふ

も各国の事情によりその貴行方法に相建あるは・勿論であるが︑こLでは紙一帆の関係上各岡について述べること

なく︑総括的に叙述してその概観な窺ふことh

第一︑銭道に封する取締の緩和

自動車の裳法による交辿情勢の箆化に伴ひ︑鍛治に諜せられたる特別の法制上の義務を緩和すべきことは︑多

くの餓遁により強調せられたるところである︒併しながら︑俄道の公共的交通機関としての主要性に鑑み︑これ

が取締について念政なる後更を行へる図は未冗存しない︒現在︑鍛造の義務緩和を認められる措置に関する限

( 1 )  

一般に次の範囲を出てはゐないのである︒

先づ︑銭道の経営椴績の義務について︑直接これが緩和されたる岡は少数あるが︑これも次の如き場合に限ら

れてゐる︒印ち︑重要性少なき線に於ける列車運轄の中止叉は減少及び小膝の底止といふが加き場合これであ

( 2 )  

る︒これに勤し︑第二義的区間の運持及び小膝を底止する代りに︑公共的自動車運迭を以ってこれに岱てること

は︑諸闘に於いても認可される場合が多いゃうである︒

究に︑銭惑の蓮怠引受の義務については直接緩和せる例は未花見られない︒唯間接的に賃夜・の適用に関聯せ

本項り資料l工主として次のものによろ。俊道行注総局、世界t~iiJi~恐慌と各~I(l 銭近、 196‑199 ¥Vohlu.  Atbitreccia, Eiscnbahn u. :Iraftwa~en, S. l!1f.  英問、仰関西、伊太利、米同等にてこの例が凡られろ。

① 

① 

(19)

(3 ) 

じめて︑この義務を緩和せる闘が少数あるに止まってゐる︒例へば︑製遣業者が鍛造賃卒高き製造品の聡迭をば

自動車に依頼し︑銭前一貨一年低︑吉原料品の輪誌についてのみ鍛道を利用する場合︑鍛治は後者の低ま特別貸率を遁

用せざるが如きことが認められる︒或は川ん返怠用(全容器について︑護送の際鍛治じよらざるものなるときは︑高

き料金そ徴するが如き方法も認められるのである︒

一史に又俄道の}作比率制定及び公表の義務に関しては︑これが公共の利盆に関係するところ大なるにめ︑何れの

同にでも自由なる運賃の決定︑無制限なる剖引を認めるに一主らない︒唯貨物の特定貸卒については

(4 ) 

内に於いて例外貨卒制定の自由が認められ︑且つ﹃)れを公表する義務を免除せる図が若干存するのである︒かく

て︑銭清一位卒に閲する取締は一般に荏態を維持しつ﹄あるが.法制上の一戎務に準捺して諸種の特別貸率が許容せ

られることは愈々多く︑これがため賃卒組械は淑弐愛態化せんとしてゐる︒特に︑短距離運輸については︑自動

ム阜の競争政到なるため︑特別貸卒の採用せられる傾向が甚花強いのである︒

右の加き方法は特定の場合有放であるとしても︑今日貨率的方法のみにては自動車の競宇に封抗する上に於い

て充分ではない︒こ込に於いて︑餓惑は技術的経営的方面についても改善に努める必要に迫られてゐるのであっ

(5 ) 

て︑これがにめには煩雑なる諸規則も漸次改正が行はれんとしてゐる︒

第二︑自動車に封する取締の強化

自動車に封する取締について︑餓道との統制的競争を行はしめる上に於いては︑特に自動車運迭業の兎詐が重

鍛泣と白勤平との調整

jYl太利、白ヰ去の如きこの例であろO

英国、米岡、{却時j西、伊太利、丁抹の如きこの例であろ。

これについてIt1H1稿俊泣経営方法の愛化(向業論立~ll を 2 披〉にむふ、て初々 詳密に説明L1:

①③① 

参照

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