ディスクロージャー誌
ANNUAL
REPORT
NISSAY
日本生命の現状
2014
経営基本理念
共存共栄、相互扶助の精神にもとづく生命保険事業は、
国民の福祉と密接に関連し、また、事業の繁栄は、国民の
深い理解と信頼の上にはじめて可能であることにかんがみ、
われわれは、信念・誠実・努力の信条のもとに、国民生活の
安定と向上に寄与することを固く決意し、ここに経営の
基本理念を定める。
1.国民各層が真に求める保険を提供し、充実したサービス
を行ない、
契約者に対する経済的保障責任を誠実に果たす
ことを第一義とする。
2.生命保険事業の公共性を自覚し、適正な資産の 運用を
行なうとともに、広く社会の福利増進に尽力する。
3.英智にもとづく創造性と確信にみちた実行力とをもって、
経営の生産性をたかめ、業績のあらゆる面における発展
を期する。
4.会社の繁栄とともに、全従業員の生活の向上をはかり、
また、すぐれた社会人としての資質の育成につとめる。
5.生命保険業界の一員として、自主性のある協調の立場に
立ち、保険思想の普及と、業界全般の進歩発展に貢献
する。
代表取締役会長岡本 圀衞
代表取締役社長筒井 義信
本 店 名 称 本 店 所 在 地 代表取締役社長 創 立 事 業 所 子 会 社 等会社概要
(平成 26 年 3月末現在) 日本生命保険相互会社 〒 541-8501 大阪市中央区今橋 3-5-12 筒井 義信 明治 22 年(1889 年)7 月 4 日 支社等 営業部 海外事務所 代理店* 保険および保険関連事業 資産運用関連事業 総務関連事業等 113 1,562 4 12,567 9 社 30 社 9 社 * 「代理店数」には、銀行等の金融機関代理店等も含んでいます。巻頭特集
平成
25
年度事業
の
概況
経営体制
に
つ
い
て
商品
・
サ
ー
ビ
ス
に
つ
い
て
会社情報
業績デ
ー
タ
フ
ァ
イ
ル
日本生命の現状 2014
1
第1部 平成25年度事業の概況
日本生命の健全性・収益性
40
平成25年度の事業の経過および成果等
44
第2部 経営体制について
相互会社の仕組
52
コーポレート・ガバナンス体制
58
内部統制システムの整備
58
コンプライアンス(法令等遵守)の推進
59
リスク管理の徹底とERM態勢の高度化
62
引受・支払体制の強化と説明の充実
66
「お客様の声」を経営にいかす取組
70
ディスクロージャーの充実
72
第3部 商品・サービスについて
個人のお客様向けの保険商品・サービス
74
ご契約のお申込みから成立まで
78
ご契約期間中の情報提供
80
保険金・給付金のご請求
82
法人のお客様向けの保険商品・サービス
84
第4部 会社情報
87
第5部 業績データファイル
103
保険契約者の保護に関する各種制度
211
索引
212
経営基本方針(トップメッセージ)
2
日本生命125年のあゆみ
6
「みらい創造プロジェクト」概要
8
「みらい創造プロジェクト」平成25年度進捗状況
9
平成25年度トピックス
10
新契約販売量の増大
進化した保障
12
進化したIT
14
進化したサポート
16
財務・収支基盤の強化
自己資本の強化
20
自己資本を活用した海外への戦略投資・
グローバルネットワークの構築
22
主な海外での事業展開
24
ご契約者への配当の安定・充実
26
長期・安定的な資産運用
28
成長分野の企業・事業への投融資
30
「人財」の育成
「人財」の育成と闊達な社風の醸成
31
女性の活躍推進取組
32
社会貢献活動
環境や地域・社会に貢献するために
34
持続的な企業価値の創造
安心できるみらいをお客様とともに創っていくために
38
最新情報につきましては、ホームページで開示しています。
http://www.nissay.co.jp
● 当資料は保険業法第111条にもとづいて作成したディスクロージャー資料です。C O N T E N T S
お客様に安心を
お届けする使命を全うし、
安心できる
“みらい”
を
お客様と一緒に創っていきます
Top Message
トップメッセージ
私は、社長就任時に、
「お客様から永続的に信頼をいた
だける会社に成るためには、
「最大」と「最優」の双方を兼ね
備えた生命保険会社に成らなければならない」との信念の
もと、
「真に最大・最優、信頼度抜群の生命保険会社に成る」
というニッセイ全員目標を掲げました。
また、平成24年度からは
「新たな総合保険サービスを提供
し、安心できるみらいをお客様と一緒に創っていきたい」と
いう想いを込めて、3カ年経営計画「みらい創造プロジェクト」
をスタートさせました。
この「みらい創造プロジェクト」
は、
「新契約販売量の増大」、
「財務・収支基盤の強化」、
「人財の育成」という3 点を軸に
取り組み、平成26年度末に「新契約シェアNo.1」
「保有契約
件数の反転」
「基金・諸準備金等3兆円」を実現し、成長基調
へと反転を遂げることを目指しております。
平成25年度を振り返りますと、新契約業績において保障額、
年換算保険料、件数のいずれも対前年増加し、前年度反転
した保 有 契 約 件 数も2年 連 続で 増 加いたしました。また、
「基金・諸準備金等」は目標としていた3兆円を1年前倒しで
達成いたしました。このように、
「みらい創造プロジェクト」
2年目であった昨年度は、着実な前進を果たすことができた
1年であったと認識しています。
3カ年経営計画の最終年度である平成26年度は、
「みらい
創造プロジェクト」総仕上げの年として、目標達成に向け、
以下の取組を一層強化してまいります。
■ 進化した保障 ̶ 商品・サービスの魅力向上
平成24年4月から発売を開始した「みらいのカタチ」は、
お客様のライフステージにあわせて必要な保障を自在に
組み合わせることができる商品性等が広く支持され、累計
販売件数が200万件
*を超えました。
また、平成25年4月には高い貯蓄性を実現した「ニッセイ
学資保険」の発売を開始し、初年度の販売件数は10万件に
達しました。この学資保険のご加入者の半数以上が、新たに
当社のお客様となられた方であり、これまで接点のなかった
お客様とのコンタクトの拡大に寄与しております。
また、付帯サービスの充実にも力を入れております。お子様
の健康や育児に関して24時間専門家に無料で相談できる
「育児相談ほっとライン」を昨年度スタートさせております。
「新契約販売量の増大」に
向けた取組
3カ年経営計画
「みらい創造プロジェクト」の
2年目を振り返って
日本生命の現状 2014
3
■ 進化した IT ̶ 利便性の高い事務・サービス
平成24年度に導入した携帯端末
“REVO”
により、最新の
お客様情報をもとに、従来よりも更にきめ細かく、お客様の
ライフステージやニーズにあわせたコンサルティングが可能
となりました。更に、様々なお手続きでペーパーレス・印鑑
レス、キャッシュレスを実現し、お客様の利便性を向上させ
ました。お客様からもご好評をいただいており、平成25年度
に新たにご 加 入いただいたお 客 様のうち96%
*の 方が、
ペーパーレスである
“REVO”でのお手続きにてお申込み
いただきました。
■ 進化したサポート ̶ チャネルの強化・融合
「みらいのカタチ」
をはじめとした商品・サービスの充実や、
最先端のITを活用した利便性の高い事務の構築に努めると
ともに、これらをお客様にお届けし、アフターフォローを担う
各チャネルの強化に取り組んでおります。
当社はフェイス・トゥ・フェイスの営業職員チャネルを中心に、
来店型店舗であるニッセイ・ライフプラザ、
代理店、
金融機関、
インターネット等、お客様のライフスタイルにあわせた複数の
チャネル体制を整え、各チャネルの強化に取り組んでおり
ます。
更に近年では、各チャネルの強みを融合させたサービス力
の強化にも取り組んでおります。例えば、ホームページ上で
「ニッセイ学資保険」の資料請求や相談予約をしていただいた
お客様に営業職員が訪問し、
詳しいご説明を実施することで、
ご成約いただいたケースは1万件に達しました。
「財務・収支基盤の強化」に
向けた取組
*営業職員取扱いの個人契約が対象となります。■ 自己資本の強化とご契約者への配当の安定・充実
当社では、大震災や金融危機等いかなる状況にあっても、
お客様への長期にわたる保障責任を全うできるよう、自己
資本の強化に取り組んでおります。強固な自己資本は、あら
ゆるリスクへの備えになるとともに、安定的な配当、長期的な
収益拡大に向けた国内外への戦略投資等の基盤となります。
平成25年度も諸準備金を積み 増し、
「基金・諸準備金等
3兆円」の目標を1年前倒しで達成することができました。
ご利用件数も順調に伸びており、お客様にご好評をいただ
いております。
平 成26年4月からは、保 険 料を改 定しました。それに
あわせ、保障額に応じて保険料の割引が受けられる「高額
割引制度」を拡充しております。また、ご加入後もお客様の
ライフステージやニーズの変化にあわせて自在に保障内容
を変更できる「保障見直し制度」、
「一部保障見直し制度」、
「保障追加制度」の取扱いも開始いたしました。今後も、
商品・
サービスの更なる魅力向上に努めてまいります。
*複数の 保険契約を組み 合わせてご 加入の 商品を1件とした場合の 販売 件数です。 なお、そ れぞ れの 保険契約を1件とした場合の 販売件数は900万件を 突破しました。Top Message
トップメッセージ
また、将来にわたり配当の安定・充実に努める観点から、
新たに
「社員配当平衡積立金」
を積み立てております。
引き続き、安定的な配当のお支払い、そして将来の配当
の基盤となる自己資本の強化を通じて長期的な視点から
ご契約者利益の最大化に努めてまいります。
■ 収益ウィングの拡大
海外事業展開やアセットマネジメントビジネスによる収益
ウィングの拡大に、引き続き取り組んでまいります。
海外事業では、信頼できる現地パートナーとの緊密かつ
長期的な関係を構築し、ビジネス上のリスクを抑えながら、
相互に成長の 果実を享受できるよう取り組んでおります。
例えば、インドのリライアンス・グループとは、各層における
相互の人材交流を進めており、傘下の生命保険会社である
リライアンス・ライフ社では、当社のノウハウを取り入れた
フェイス・トゥ・フェイスチャネルを展開しております。そして、
平成26年5月にはインドネシアのセクイス・ライフ社 へ の
出資についても合意いたしました。
また、現在、生命保険会社の資産運用の強みをいかした
リスク抑制型の企業年金商品が、当社およびグループ会社の
ニッセイアセットマネジメント社において好調であり、主力商品と
して育ちつつあります。このようなアセットマネジメント事業は、
生命保険事業とのシナジーも期待できることから戦略的な
意義は大きく、
運用力の強化やグローバルネットワークの構築等、
引き続き国内外で様々な取組を検討してまいります。
■ 長期・安定的な資産運用
近年では、分散投資の 観点から、再生可能エネルギー
事業や海外インフラ事業等、成長分野への投融資にも注力
しております。これらの投融資は、経済・企業の発展といった
社会公共性の観点や、長期投資という生命保険の負債特性
に合致したものと考えております。
また、平成26年度からは、国内外の社債への投資機能
を集約した「クレジット投資部」を新設し、更なる運用力の
強化を図っております。
今後とも、投資対象の 厳正な選択と分散投資、適切な
リスク管理のもと、長期・安定的にお客様の利益に貢献でき
るよう、資産運用収益の安定・拡大に努めてまいります。
「みらい創造プロジェクト」の達成に向けては、各領域を
担う「人財」の 育成が 不可欠であり、引き続き、取組を
強化してまいります。
■ 営業職員の育成
営業職員によるコンサルティングサービスの更なる充実
に向けて、FP資格の取得を推進しており、資格保有者数
は27,000名に 達しております( 平 成26年3月 末 時 点 )。
また、営業職員のコンサルティングの量と質の向上を狙い
とした「プラス1件活動」に取り組むとともに、平成26年度
からは土曜日の 活動を強化し、お客様訪問量の 増大に
努 め て おります。更 に、お 客 様 の 来 店 窓 口とサ ービス
コーディネーターによる訪問サービスを一体となって運営
しているニッセイ・ライフプラザで蓄積したノウハウを全国
の営業職員に伝播し、サービスレベルの向上を図っており
ます。あわせて、営業職員の 中から中核人材を選抜し、
次世代の指導者層の育成・登用にも取り組んでおります。
■ 内務職員の育成
内務職員については、幅広い 知識や 高度な専門性と
行動力を兼ね備えたビジネスプロフェッショナルの育成を
目指し、階層別研修やOJTの強化に取り組んでおります。
また、 様々な 所 属 の 女 性 や 若 手 層 による50を超える
プロジェクトチームが「みらい創造提案活動」に参加し、
積極的に経営に提言する機会を設けております。更に、
若手層に対して、学習支援・海外派遣機会の更なる拡充
を図る等、グローバル人材の育成にも注力してまいります。
■ 女性の活躍推進
̶ 女性がチャレンジし続けられる環境づくり
当社では、様々な領域で女性が活躍しており、「女性なら
ではの視点」を経営にいかす取組を展開しております。
例えば、商品・サービス面では、
「みらい創造提案活動」
における女性プロジェクトチームの発案から、「育児相談
「人財」
の育成に向けた取組
日本生命の現状 2014
5
当社は 明 治22年に創 業し、この7月で 創 業125周 年と
いう節目の 年を迎えることができました。これもひとえに、
多くのお客 様のご 支援とご 愛顧の 賜物であり、深く御礼
申し上げます。
当社はこれまでも、長期的な視点から、健 全で堅実な
経営に努め、大震災や 金融危機等の 環境下でも確実に
保険金等のお支払いを続けてまいりました。
いつの時代でも、生命保険事業の根幹は、お客様への
保障責任を全うし、お客様に
「安心・安全」
をお届けすることで
あります。創業125周年を迎え、私達一人ひとりが、改めて
この使命を胸に刻み、日々の業務に取り組んでまいります。
そして、安心できるみらいをお客様とともに創るため、
「みらい
創造プロジェクト」の達成に、全社をあげて取り組んでまいり
ます。
引き続き、ご支援、ご愛顧を賜りますよう、よろしくお願い
申し上げます。
ほっとライン」に続き、平成26年度も、女性特有の症状・
疾 患を女 性の 専 門 家に 気 軽に 相
談できる「Wellness-dial f」というサービスを始めております。
更に、保険事務を担当していた内務職員の職務領域を
見直し、お客様へのご加入後のアフターサービス対応や
営業職員の活動サポート等、活躍フィールドの拡大を図り
ました。平 成26年 度 からは、女 性 職 員の み で 構 成 する
FPコンサルティングチームを立ち上げました。
また、育児に直接かかわる経験を通じ、男性職員の意識
改革を促すことを目的として、平成25年度から「男性職員
の育児休業取得」にも取り組み、100%取得を達成いたし
ました。
今後も男女がともに活躍できる環境を整備し、女性の
活躍推進に取り組んでまいります。
創業125周年を迎えて
平成 26 年 7 月
代表取締役社長
当社は、明治22年7月、有限責任日本生命保険会社として発足し、明治24年、社名を日本生命保険株式会社と改めました。
創業にあたっては、
日本独自の死亡統計にもとづく保険料表を完成させました。同時に、
日本の生命保険会社として初めて「契約者
への利益配当」を決定し、
「相互扶助」の精神を具体化しました。そして、明治31年、第1回大決算において日本初の契約者利益
配当を実施しました。
第 2 次世界大戦後の昭和 22 年、日本生命保険相互会社として再出発してからは、創業125 周年を迎えた現在に至るまで、
相互会社形態により、引き続き共存共栄・相互扶助の実現に努めています。
1889 年(明治 22 年) 1891 年(明治 24 年) 1898 年(明治 31 年) 1899 年(明治 32 年) 1902 年(明治 35 年) 1924 年(大正 13 年) 1931 年(昭和 6 年) 1940 年(昭和 15 年) 1942 年(昭和 17 年) 1945 年(昭和 20 年) 1947 年(昭和 22 年) 1950 年(昭和 25 年) 1959 年(昭和 34 年) 1963 年(昭和 38 年) 1964 年(昭和 39 年) 1973 年(昭和 48 年) 1975 年(昭和 50 年) 1979 年(昭和 54 年) ○有限責任日本生命保険会社創立(①) ○日本生命保険株式会社に社名改称 ○日本初の契約者利益配当実施(②) ○保有契約高が業界第 1 位となる(③) ○本店を現在地に新築移転(④) ○(財)日本生命済生会設立 (2012年に公益財団法人へ移行)(⑤) ○(財)日本生命済生会付属日生病院開院 ○日本初の「利源別配当付普通保険」発売 ○富士生命を包括移転 ○愛国生命を包括移転 ○日本生命保険相互会社として再発足(⑥) ○日本生命球場開場 ○「暮しの保険」発売 ○日生劇場開場(⑦) ○「ニッセイ名作劇場」開始 ○(財)ニッセイ児童文化振興財団設立 (1993年に(財)ニッセイ文化振興財団 と改称、 2009 年に公益財団法人へ移行) ○ニューヨーク連絡事務所開設 (1977 年にニューヨーク事務所と改称) ○琉球生命を包括移転 ○(財)日本生命財団設立 1981 年(昭和 56 年) 1982 年(昭和 57 年) 1984 年(昭和 59 年) 1985 年(昭和 60 年) 1987 年(昭和 62 年) 1988 年(昭和 63 年) 1989 年(平成元年) 1991 年(平成 3 年) 1992 年(平成 4 年) 1993 年(平成 5 年) (2010 年に公益財団法人へ移行) ○終身保険・定期保険特約付終身保険発売(⑧) ○ロンドン事務所開設 ○フランクフルト事務所開設 ○ニッセイ・リース(株)設立 ○ニッセイBOT投資顧問(株)設立 (1989年にニッセイ投資顧問(株)と改称) ○北京事務所開設 ○ニッセイ・ライフプラザ第 1 号店開設(新宿)(⑨) ○(株)ニッセイ基礎研究所設立 ○CⅠ(コーポレート・アイデンティティ)導入(⑩) 創業 100 周年 ○ニッセイ総合研修所竣工 ○(財)ニッセイ聖隷健康福祉財団設立 (2013 年に公益財団法人へ移行) ○ニッセイ・キャピタル(株)設立 ○ニッポン・ライフ・インシュアランス・カンパニー・ オブ・アメリカ(米国日本生命)設立 ○「あすりーと」発売(⑪) ○「ニッセイ100万本の植樹運動」開始 ○(株)ニッセイ・ニュークリエーション設立 ○(財)ニッセイ緑の財団設立 (2011 年に公益財団法人へ移行)日本生命125年のあゆみ
① 日本生命創立
(明治22年) 創業者 弘世助三郎は、「済世救民」 の志が厚い銀行家で、当社の創業 に尽力しました。② 日本初の契約者利益配当実施
(明治31年) 第 1 回大決算で実際に配当を 行い、お客様との約束を果た しました。③ 保有契約高が業界第 1位となる
(明治32年) 明 治 28 年 保 有 契 約 高 1,000 万 円 達 成 に よ り 業界2位に、明治32年には 創 業 わ ず か 10 年 にし て 業界首位となりました。④ 本店を現在地に新築移転
(明治35年) 威容を誇る赤煉瓦と花崗岩から成る 新社屋は、東京駅等の設計を手がけた 辰野金吾を顧問とし完成しました。⑤ (財)
日本生命済生会設立
(大正13年) 無料健康診断をはじめ、広く 社 会 福 祉・厚 生 事 業 に 取 り 組み、昭和 6 年には日本生命 済生会付属日生病院を開院 しました。⑥ 日本生命保険相互会社として再発足
(昭和22年) 日本初の契約者利益配当を 実施した相 互 扶 助 の 精 神 に 立 ち 返 り、相 互 会 社 と し て 再出発しました。 創業者 弘世助三郎 本店旧本館 (明治35年∼昭和34年) 四国地方を訪れた巡回診療班 (昭和 5 年) 決算実務を担当する主計部 (明治 28 年) 保有契約高1,000万円達成記念式典 (明治28年) 記念式典で挨拶する 弘世現常務1994 年(平成 6 年) 1995 年(平成 7 年) 1996 年(平成 8 年) 1997 年(平成 9 年) 1998 年(平成 10 年) 1999 年(平成 11 年) 2000 年(平成 12 年) 2001 年(平成 13 年) 2002 年(平成 14 年) 2003 年(平成 15 年) 2004 年(平成 16 年) ○「リビング・ニーズ特約」発売 ○ニッセイ投信(株)設立 ○ニッセイ損害保険(株)設立 ○バンコク・ライフ社に資本参加 ○「フォワード」発売 ○米パトナム社と業務提携 ○「ナイスケア」発売 ○ニッセイ投資顧問(株)とニッセイ投信(株)を統合し、 ニッセイアセットマネジメント投信(株)設立 ○ドイツ銀行と業務提携 創業110 周年 ○「ニッセイ保険口座」スタート ○ニッセイ情報テクノロジー(株)設立 ○特別勘定運用部門を分社、ニッセイアセット マネジメント投信(株)と統合してニッセイ アセットマネジメント(株)と名称変更 ○日本マスタートラスト信託銀行(株)が営業開始 ○特定目的会社(SPC)を使った証券化手法により 基金募集 ○同和火災海上保険(株)、ニッセイ損害保険(株)の 2社が合併し、ニッセイ同和損害保険(株)誕生 ○「生きるチカラ EX」発売 ○ニチイ学館グループ、日立製作所グループ等と (株)ライフケアパートナーズ設立 ○第一生命保険(相)と共同事業会社 企業年金 ビジネスサービス(株)設立 ○ニッセイコールセンター開設 ○「ニッセイ100万本の植樹運動」目標を達成(⑫) ○銀行窓販向け個人年金商品の販売開始 ○森林保全活動「ニッセイ未来を育む森づくり」スタート ○広電日生人寿保険有限公司設立 ○バンコク・ライフ社をグループ会社化 2005 年(平成 17 年) 2006 年(平成 18 年) 2007 年(平成 19 年) 2008 年(平成 20 年) 2009 年(平成 21 年) 2010 年(平成 22 年) 2011 年(平成 23 年) 2012 年(平成 24 年) 2013 年(平成 25 年) 2014 年(平成 26 年) ○東京本部を丸の内に移転 ○「マイドリーム」発売 ○「医療名人 EX」発売 ○「スーパーフェニックス100 EX」発売 ○「ロングドリーム」発売 ○団体信用生命保険3大疾病保障特約発売 ○シンガポール事務所開設(2010 年に現地法人へ移行) ○ノースウェスタン・ミューチュアル社と業務提携 ○「みらいサポート」発売 ○「プラチナドリーム」発売 ○「ニッセイ名作劇場」観劇児童数700万名突破 創業120周年 ○「マイメディカル EX」発売 ○広電日生人寿保険有限公司の合弁パートナーを 中国長城資産管理公司に変更し、社名を長生人寿 保険有限公司に変更 ○「ずっともっとサービス」開始 ○「夢のかたち」発売 ○リライアンス・ライフ社に資本参加し、グループ会社化 ○「みらいのカタチ」発売(⑬) ○米ドル建劣後特約付社債の発行 ○「ニッセイ学資保険」発売 ○「ネクストロード」発売 ○「夢のかたちプラス」発売 創業125 周年
⑦ 日生劇場開場
(昭和38年) 竣工した日比谷ビル内に、日本の芸術・ 文化発展の一助とすべく「日生劇場」を 開場しました。⑨ ニッセイ・ライフプラザ第1号店開設
(昭和62年) 専門的なコンサルタント業務 を 行 う フ ァ イ ナ ン シ ャ ル・ プランナーを配置した来店 型店舗で、現在、全都道府県 に展開しています。⑩ コーポレート・アイデンティティ導入
(昭和63 年) 「 新しくあろう」「発信・ 提案していこう」という 企 業 姿 勢 を こ め て、 「NISSAY」を 採 用。社 章 も新しく切り替えました。⑪ 3大疾病保障保険
「あすりーと」発売
(平成 4 年) 生前給付型商品開発の先駆けとなり ました。⑫ 「ニッセイ100万本の植樹運動」
目標を達成
(平成14 年) 平成 4 年に開始した植樹運動は、 平成14年に目標の100万本を達成 し、翌年から「ニッセイ未来を育む 森づくり」を開始しました。⑬ 「みらいのカタチ」発売
(平成 24 年) 「お客様一人ひとりにぴったり」 「お支払いを大切に」というコ ンセプトで、保険商品を全面的 に刷新しました。⑧ 定期保険特約付終身保険発売
(昭和56 年) (1983年に「ロングラン」と愛称付与) お客様に広く支持され、当社の主力商品 に成長しました。 第 1号店 ニッセイ・ライフプラザ新宿 小学生の 劇場招待風景 日生劇場の 開場ポスター 「ニッセイ未来を 育む森づくり」 のポスター巻頭特集
平成 平成 255年度年度 事業 事業 の概 の概 況 況 経営 経営 体制 体制 につ につ いて いて 商品 商品 ・サ サ ービ ビ スに スに つい つい て て て て 会社 会社 情報 情報 業績 業績 デーデ タフタフ フ フ ァイ ァイ ル ル日本生命の現状 2014
7
「みらい創造プロジェクト」
概要
安心できるみらいをお客様と一緒に
創っていくため
「みらい創造プロジェクト」に取り組んでいます。
∼真に最大・最優、信頼度抜群の生命保険会社に成る∼
「みらい創造プロジェクト」
とは
経済環境や社会構造の変化が急速に進む中、生命保険会社が担うべき社会的使命を確実に果たすために、
「安心できる
みらいをお客様と一緒に創っていきたい」
との想いからスタートした、3カ年経営計画「みらい創造プロジェクト」
に取り組んで
います。
強固な財務基盤と高い健全性を背景に、新たな総合保険サービスを提供することで、保有契約等の減少基調に歯止めを
かけ、
「成長基調への反転」
を遂げてまいります。
最大・最優の健全性の確立
最大・最優のサービスの提供
最大・最優の「人財」育成
進化した
保障
進化した
保障
進化した
サポート
進化した
サポート
進化した
IT
進化した
IT
「人財」の育成
新契約
販売量の
増大
財務・収支基盤
の強化
みらい創造プロジェクト
経営目標
自己資本の 強化 安定的な 運用収益の 確保 海外への 戦略投資/ 海外展開 配当の 安定・充実平成23年度∼
平成24 年度∼
平成 26 年度末
新契約シェア
No.1
保有契約件数
反転
基金・諸準備金等
3兆円への回復
お客様数(被保険者数)1,150
万名成長基調への反転
“進化した保障”“進化したIT” “進化したサポート”をあわせて 表現するコア・コンセプト ※ 人は会社のたからであるという 意味から、「人材」を「人財」と 表現しています。巻頭特集
平成 平成 255 255年度年度 事業 事業 の概 の概 況 況 経営 経営 体制 体制 につにつ いて いて 商品 商品 ・サ サ ービ ビ スに スに つい つい て て 会社 会社 情報 情報 業績 業績 デー デ タフ タフ ァイ ァイ ル ル日本生命の現状 2014
9
平成25年度末 お客様数(被保険者数)1,155万名
〈平成26年度末〉 成長基調への反転
お客様数(被保険者数)
1,150万名
件数
保障額
年換算保険料
新契約シェアNo
.
1
保有契約件数反転
基金
・
諸準備金等
3兆円
6 5 4 3 2 1 31,657 32,162 H23年度 H24年度 H25年度 H23年度末 H24年度末 H25年度末 H23年度末 H24年度末 H25年度末 H23年度末 H24年度末 H25年度末 H23年度末 H24年度末 H25年度末 (順位) (万件) (億円) (兆円) (億円) 6 5 4 3 2 1 H23年度 H24年度 H25年度 (順位) 6 5 4 3 2 1 H23年度 H24年度 H25年度 (順位) 1位 (25.7%) 1位 (27.7%) 1,000 1,900 1,600 1,300 2,200 100 200 150 181 30,000 31,500 33,000 25,000 27,000 29,000 31,000 33,000 35,000 175 171 5位 (8.4%) 5位 (8.4%) (注) 1.「新契約シェア」は各社決算数値(株式会社かんぽ生命保険除き)をもとに当社にて集計・算出した数値です。 2.「件数」は、平成24年4月以降の複数の保険契約を組み合わせてご加入の商品については、それぞれの保険契約を1件として計上しています。 「平成24年3月以前ベース」については、複数の保険契約を組み合わせてご加入の商品を1件として計上したものです。 平成24年3月以前ベース でも増加〈1,471万件〉 [H24年度末:1,450万件] 1,448 1,448 1,791 2,132 32,687 平成24年3月以前ベース では、3位(10.3%) [H24年度:4位(9.1%)] 29,659 34,228 28,241 2位 (12.0%) 1位 (12.1%) 1位 (13.5%) 1位 (12.6%) 1位 (13.1%) 1位 (14.3%)「みらい創造プロジェクト」
平成25年度進捗状況
平成25年度末においては、新契約シェアが件数・保障額・年換算保険料のすべての項目で1位となり、保有契約件数は平成24年
度に引き続き増加しました。また、基金・諸準備金等が3兆円を回復し、お客様数
(被保険者数)
も反転する等、一つひとつの取組が
着実に実を結んでいます。
平成26年4月以降の保険料率改定および
「みらいのカタチ」の「保障見直し制度」等の開始、
「年金保険」の自在性向上を発表
平成25年4月に標準責任準備金を計算するための利率で
ある標準利率が0.50%引き下げとなったことを受け、平成
26年4月から予定利率を改定しました。これにより、終身
保険等の資産形成効果の高い保険契約は保険料の引き上げ
となりました。一方で、
「みらいのカタチ」の「高額割引制度」
を拡充することで、より低廉な 保険料で の プラン設計も
可能としました。
また、ご 加入 後に、ライフステージ や ニ ー ズ の 変 化に
あわせて自在に保障内容を見直すことができる仕組みとして、
「保障見直し制度」等の取扱いを開始しました。
加えて、
「年金保険」について、結婚資金の準備やマイホーム
購入資金の準備等、より幅広いお客様ニーズにもお応えでき
るよう、年金開始年齢の引き下げおよびご 加入いただける
年齢範囲の拡大を実施しました。
1月
平成25年度トピックス
平成25年4月2日 日本経済新聞(朝刊)「ニッセイ学資保険」
を含む新たな3商品を発売
「みらいのカタチ」をはじめとする従来の商品ラインアップ
に、
お子様の教育資金のご準備に適した
「ニッセイ学資保険」
、
主に法人のお客様の事業保障資金・事業承継資金等のご準備
に適した「ニッセイ低解約払戻金型長期定期保険『ネクスト
ロード』」
、そしてお 客様の 資産形成・資産承継ニーズに
お応えする「ニッセイ予定利率変動型一時払逓増終身保険
『夢のかたちプラス』」の3商品を加えることで、更にお客様
のニーズにお応えできるよう、商品ラインアップの充実を
図りました。
また、
平成25年3月からは、お子様の健康や育児の疑問に
つ い て24時 間 い つ で も 専 門 家 に 電 話 で ご 相 談 で き る
新 サ ービ ス「 育 児 相 談 ほっとライン」を、ご 契 約 者 向 け
サービスである「ずっともっとサービス」の特典として導入し
ました。
確定拠出年金コールセンターとして初の
「五つ星認証」
を取得
平 成25年5月、確 定 拠 出 年 金コ ー ル センタ ー
は、HDI-Japan
*の 提供する
「HDI五つ 星認証プログラム」
において、
確定拠出年金のコールセンターとして初めて
「五つ星認証」
を
取得しました。
Wellness-dial f の提供を発表
平成26年3月から、女性特有の症状・疾患を、女性の専門
家に気軽に電話でご相談できる新サービス
「Wellness-dial f 」
を導入し、お客様サービスの充実を図っています。当サービス
は、社内の様々なセクションの女性で構成したプロジェクト
チームで検討し生まれました。
4月
5月
ポスト・アドバイザリー・グループ社への出資完了
米 国 大 手 資 産 運 用 会 社 プリンシ パ ル・グ ロ ー バ ル・
イン ベ スタ ー ズ 社( 以 下、PGI社 )傘 下 の 資 産 運 用 会 社
ポスト・アドバイザリー・グループ社(以下、ポスト社)への
出資を行い、5月に完了しました。
当社は、プリンシパル・ファイナンシャル・グループ(PGI
社の親会社)の主要株主として、様々な領域で協業を推進
してきましたが、ポスト社への出資を通じて、資産運用領域
での関係を更に強化していきます。
3年ごと逓増型 毎年逓増型* HDI(Help Desk Institute、ヘルプデスク協会)について 1989年に 米 国で 設 立。 顧 客 サ ポ ートサ ービ スに つ いての 世界最大のメンバーシップ団体で、国際 サポート基準や国際認定プログラム等を提供。世界 40カ国以上で活動。日本では、HDI-Japanが 活動 を展開。