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○ 論 文 審 査 の 要 旨

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Academic year: 2021

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別紙1

論 文 審 査 の 要 旨

報告番号 甲 ・乙 3026 佐藤 綾夏

論文審査担当者

主査 松山 高明 副査 本田 一穂

副査 角田 卓也

(論文審査の要旨)

本論文は、 成人期 自閉症スペクトラム障害( Autism Spectrum Disorder:ASD)

の反復的行動を、日本語版反復的行動尺度修正版( RBS-R)を用いて評価し検討し た研究である。

ASD 群および健常群について、「患者本人」からの聴取により日本語版 RBS-R の 6 種類の下位尺度を評価し、患者背景とともに両群を比較した。その結果、ASD 群の 日本語版 RBS-R の得点は健常群より有意に高く、成人期 ASD では、「患者」から聴 取した情報でも日本語版 RBS-R が一定の信頼性と妥当性を持つことが 示された。ま た、ASD 群の RBS-R の得点は「自閉症スペクトラム指数 (AQ)」とのみ有意な相関が あり、年齢などの一般的な患者背景とは相関がなかったため、日本語版 RBS-R の得 点が、成人期の ASD 傾向を反映する可能性が示された。さらに先行研究との比較で は、成人期 ASD に日本語版 RBS-R を使う際には、患者の養育者ではなく「患者本人」

から聴取した情報の方が、反復的行動を正確に評価できると考えられた。

本研究は、成人期 ASD を対象に本邦で初めて日本語版 RBS-R による反復的行動の 検討を行い、その有用性を示した。以上より、本論文は学術上価値が高く、学位論 文に値すると判定した。

論文題名:日本語版反復的行動尺度修正版(RBS-R)を用いた成人期 ASD の反復的 行動の研究

掲載雑誌名:昭和学士会雑誌 第 79 巻 第 4 号(2019 年掲載予定)

(主査が記載、500字以内)

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