恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る 研 究
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(2) 1680. 福. が,定. 田. 量 的 に吟 味 され 得 る結果 を得 た.. 著 者 は 香 川 県 に お い て 分 離 され た 恙 虫 病 毒 株 に つ い て,免. 要. 叉 免 疫 の 成 立 如 何 を 判 定 した. 6.. 疫 学 上 の 帰 属 す べ き位 置 を 決. 実 験 結 果 の表 示 交 叉 的 に 調 べ る感 染 試 験 と,中 和 試 験 は,. 定 す べ く,皮 内 反 応 に よ り,交 叉 的 に 免 疫 反. 家 兎 の 皮 内 に 接 種 した 時 に 発 現 され る 硬 結 形. 応 が 調 べ ら れ,緊. 要 に し て,且 つ 興 味 あ る 所. 成 を 伴 う発 赤 を 有 意 義 反 応 の 限 界 と し,潰 瘍. 見 を 得 た の で,こ. こに 報 告 し,御 高 批 を 仰 ぐ. 形 成 の あ る も の を(〓),硬. 結 形 成 を(+),. 発 赤 の み の発 来 を(‑),と. 表 示 した.. 次 第 で あ る. Ⅰ 1.. 実 験方 法 とそ の 材 料. Ⅱ A. 供 試動 物 交 叉 免 疫 試 験 は 体 重1.0〜2.5kg家. 部 で 皮 内 反 応 に よ り調 べ,供 測 定 に は,体 LD50を 2.. 重15g前. 兎の 腹. 試 病毒 の 力価 の. 後 の 二 十 日鼠 に 対 す る. 調べ た .. え,皮 3.. 大 関 株病 毒 の 中和 試験. 大 関株 病 毒抗 血 清 に よ る中和 試験 大 関 株 病 毒 の 家 兎 抗 血 清 を もつ て,二 十 日. 試病毒. 稀 釈 され た 各 材 料 に等 量 に 加. 内 反 応 に 供 す る 接 種 材 料 と した.. 供 試 病 毒株. 反 応 に よ り調 べ,そ. 島 株 病 毒 を,又. い て 分 離 さ れ た 人 系 三 谷 株,鼠. 準 の もの. 香 川県 に お. 系XXII株,人. の 結 果 を 表1〜5に. 即 ち,大. は,家. 関 株 病 毒 抗 血 清 を 等 量 に 混 和 され, もつ て処 理 さ れ た 当該 病 毒 材 料. 兎 第118に. お い て 病 毒 稀 釈 の10‑1に 相. 表1. 大 関株病 毒の中和試験. 表2. 大関株病 毒の中和試験. 系 谷 沢 株 病 毒 を 供 す る こ とに よ り,標 準 病 毒 株 と分 離 病 毒 株 との 免 疫 学 的 関 係 が 論 じ ら れ た. 何 れ の 病 毒 株 共 に,感 染 二 十 日鼠 の 肝,脾, 混 合 乳 剤 に よ る 腹 腔 系 伝 達 に よ り累代 さ れ た もの で あ る. 4.. 交 叉 中和 試 験 大 関 株,鼠. 系XXII株,三. 島 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 谷 株,谷. て1時. 沢 株,七. 釈 材 料 に 当該 病 毒 株. 抗 血 清 の等 量 を 交 叉 的 に 加 え,. 37℃. に おい. 間 静 置 し,次 い で 各 稀 釈 の 病 毒 材 料 に. A‑Gelの 等 量を 混 和 処 理 し,こ れ の0.1ml宛 が 家 兎 の 腹 部 の 皮 内 に 接 種 され,中 が,病. 毒 材 料 接 種 後 の48時. 和 の程 度. 間 目に観 察 さ れ. た. 5.. 交叉 感 染 試験 雄 性 家 兎 の 睾 丸 実 質 内 に,供. 接 種 発 症 せ しめ,そ の60〜100日. 試 病毒 各株 を の 後 にA‑Gel. 処 理 病 毒 各 株 を,免 疫 家 兎 の 皮 内 に 交 叉 的 に 接 種 し,皮 内 反 応 発 来 性 の 程 度 を 観 察 し,交. 示し. た.. 更 にA‑Gelを. こ の 実 験 に 供 さ れ る 病 毒 株 は,標 と し て 大 関 株,七. 相 当 す る 当該 病. 毒 で あ る大 関 株 病 毒 の 中 和 能 の 程 度 を,皮 内. に 詳 し く述 べ たA‑Gelを,供. の10‑1〜10‑8に. 交 叉 中和 試 験. 鼠 に 対 す るLD50=10‑4.83に. 供 試 病 毒 の処 理 第1編. 1.. 実 験 成 績.
(3) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表3. 大関株病 毒の中和試験. 1681. す る こ と を 示 し,従. つ て,陽. 性 皮膚反 応 の発. 現 が 抑 制 さ れ る と 理 解 さ れ る. 三谷 株 病 毒抗 血 清 に よる中和 試 験 二 十 日 鼠 に 対 す るLD50=10‑1.92に 大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀. 相 当す る. 釈 材 料 に,三. 病 毒 抗 血 清 を 作 用 さ せ た 時 のA‑Cel処. 谷株 理病毒. に よ る 家 兎 の 皮 内 反 応 の 結 果 は,表6〜10に 示 さ れ た.. 即 ち,家. 表4. 表5. 表6. 大 関株病毒の中和試験. 表7. 大関株病毒の中和試験. 表8. 大関株病毒の中和試験. 大関株病 毒の中和試験. 兎119・120・. 於 い て も, 10‑1稀 釈 に 相 当 す る 皮. 膚 の局 所 に の み,有 意 義 反 応 とす べ き局 所 の 変 化 が み ら れ るが,抗. 血 清 を 混 和 し な いA‑. Gel処 理 病 毒 に よ る皮 膚 反 応 は,何. れ の供試. 動 物 に 於 い て も, 10‑7稀 釈 に 相 当 す る接 種 局 所 に迄 有 意 義 反 応 とす る硬 結 が 発 来 され て い る. 即 ち,該. 皮 内 反 応 で は,抗. 大 関株病毒の中和試験. 当 し,硬 結 の発 来 が み ら れ,家 121・122に. 兎125の. 当 す る病 毒 株 を 抗 血 清 は よ く中 和. 血清の.
(4) 1682. 福. 表9. 田. 要. 成 が み ら れ る に 徴 し,供 試 大 関 株 病 毒 は,三. 大関株病 毒の中和試験. 谷 株 病 毒 抗 血 清 に よ り よ く中 和 された と理解 出来 る. 家 兎128に. 於 け る皮 内 反 応 の 結 果 は,前 の. 実 験 と 同 じ く,供 試 大 関 株 病 毒 が 三 谷 株 病 毒 抗 血 清 に よ り よ く 中 和 され る こ とが,理 解 さ れ,家. 兎129に. 於 い て も,供 試 大 関 株 病 毒 は,. 三 谷 株 病 毒 抗 血 清 に 中和 され,従. つ て 有意 義. 皮 内 反 応 は, 10‑1稀 釈 に 相 当 す る局 所 に のみ 発 現 し て い るに 過 ぎ な い. 即 ち,大 表10. 大 関株 病 毒 の中和 試 験. 関 株 病 毒 に 対 す る三 谷 株 病 毒 抗 血. 清 の 中 和 の程 度 は 強 く,従 つ て,高 濃 度 の病 毒 が 皮 内 に 接 種 され た 局 所 に 於 い て も,皮 内 反 応 の 発 来 が 抑 制 さ れ て い る. 鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中 和 試 験 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.21に. 相 当す る. 大 関 株 病 毒 に 対 す る,鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中 和 実 験 が,家. 兎 に お け る皮 内 接種 に. よ り観 察 吟 味 され,そ. の 結 果 が 表11〜15に 表. され た.. 作 用 し な いA‑Gel処. 表11. 大関株病毒の中和試験. 表12. 大 関株 病毒 の中和 試 験. 理 病 毒 は, 10‑7稀 釈 に 相. 当 す る 接 種 局 所 に 迄 硬 結 を 発 起 す るが,三 株 病 毒 抗 血 清 を 作 用 させ た, A‑Gel処. 谷. 理病毒. に よ る 家 兎 の 皮 内 反 応 で は10‑1稀 釈 に 相 当す る局 所 に の み,軽 度 の 硬 結 が 発 来 さ れ た に 過 ぎ ず,三. 谷 株 病 毒 抗 血 清 に よ り 大関 株 病 毒 は. よ く中 和 さ れ る. 家 兎126の. 皮 膚 に 発 起 さ れ る所 見 は,三. 株 病 毒 抗 血 清 を 作 用 せ しめ たA‑Gel処. 谷. 理病毒. の 皮 膚 反 応 発 来 性 は, 10‑1稀 釈 に 相 当 す る局 所 に の み 硬 結 を 発 起 す る程 度 で あ る,同 関 株 病 毒 の 材 料 は, 10‑7稀 釈 に 迄,皮. じ大. 膚 反応. の 発 来 す る に 徴 し,三 谷 株 病 毒 抗 血 清 は,大 関 株 病 毒 を 中 和 し,皮 膚 反 応 の 発 現 を 強 く阻 止 し て い る と考 え ら れ る. 家 兎127に お け る 皮 膚 所 見 は, LD50=10‑4.92 に 相 当 す る大 関 株 病 毒 が 三 谷 株 病 毒 抗 血 清 に よ り中 和 さ れ,何. 等 の 硬 結 も発 起 され ず,対. 照 実 験 と して な さ れ た, A‑Gel処. 理 大 関株 病. 毒 は よ く10‑7稀 釈 に 相 当 す る 局 所 に 迄 硬 結 形.
(5) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表13. 大関株病 毒の中和試験. 1683. 釈 に 迄 陽 性 に 発 起 され る の に 徴 し,供 試 血 清 の 中和 能 は 大 関 株 病 毒 に 対 し,著. し い と理 解. さ れ る. 家 兎134に. お け る 実 験 に お い て も,鼠. 系. XXII株 病 毒 抗 血 清 に よ り,大 関 株 病 毒 は よ く 中 和 さ れ,従. つ て,供 試 抗 血 清 を 作 用 させ た. 大 関 株 病 毒の 皮 内 反 応 発 米 性 は 著 明 に 減 弱 さ れ て い る. 家 兎135に お け る鼠 系XXII株 示 す,大. 病 毒抗 血 清 が. 関 株 病 毒 に 対 す る 中 和 能 は,皮. 内反. 応 の 発 現 が10‑1稀 釈 まで 陽 性 に 発 来 され た に. 表14. 大関株病 毒の中和試験. 過 ぎ な い. 家 兎136を が,鼠. 供 し,同. じ実 験 が 操 り返 され た. 系XXII株 病 毒 抗 血 清 は,大. 関株 病 毒に. 対 し著 明 に 中 和 能 を 発 揮 し,従 つ て,供 試 抗 血 清 を 以 つ て 処 理 され た 大 関 株 病 毒 の 皮 内 反 応 発 来 性 は,著. し く減 退 され, 10‑1稀 釈 に 相. 当 す る 接 種 局 所 に の み 硬 結 が 発 来 され た の に 過 ぎ な い. 谷 沢 株 病 毒抗 血 清 に よ る 中 和 試 験 二 十 日鼠 に 対 す る, LD50=10‑4.86に. 相 当す. る大 関 株 病 毒 に 対 す る,谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 の 表15. 大関 株 病 毒 の中 和 試験. 中 和 能 が,家. 兎 の 皮 内 反 応 に よ り し ら べ ら れ,. そ の 結 果 が 表16〜20に 家 兎143の. 示 さ れ た.. 皮 膚 に お い て 観 察 さ れ た 中和 試. 験 の 結 果 は,谷. 沢 株 病 毒 抗 血 清 に よ り処 理 し. た 供 試 大 関 病 毒 の 皮 内 反 応 発 来 性 は,何 制 され た とす べ き徴 は な く, A‑Gel処. 等抑. 理大 関. 株 病 毒 に よ り発 来 され る 皮 内 反 応 に 近 似 す る 程 度 で あ る. 即 ち,病. 毒 対 照 の 実 験 で は, 10‑8稀 釈 に 迄,. 接 種 局 所 に 硬 結 を 発 現 す る が,谷. 表16 家 兎132に お け る 中 和 成 績 は, 10‑1〜10‑8稀 釈 に 相 当す る何 れ の 局 所 に も,硬 結 を 発 来 せ ず,供 試 病 毒 の そ れ が, 10‑7稀 釈 の 局 所 に ま で 発 来 され た の に 徴 し,大 関 株 病 毒は よ く鼠 系XXII株. 病 毒 抗 血 清 に よ り中 和 され て い る.. 家 兎133に お い て は,供 試 病 毒 が 鼠 系XXII 株 病 毒 抗 血 清 に よ り中 和 され る程 度 が10‑1稀 釈 に 相 当す る 局 所 に の み 硬 結 を発 来 し 供 試 病 毒 の 対 照 実 験 に み ら れ る皮 内 反 応 が, 10‑7稀. 沢株 病 毒抗. 大関株病毒の中和試験.
(6) 1684. 福. 表17. 大関株病毒の中和試験. 表18. 大 関 株病 毒の 中和 試 験. 田. 要. 表20. 大 関株病毒の中和試験. 抗 血 清 を 作 用 せ しめ た 大 関 株 病 毒 も,然 らざ る対 照 病 毒 も,共 に 近 似 す る 皮 内 反 応 を 示 し, 供 試 抗 血 清 は,大. 関 株 病 毒 に 対 し,中 和 的 に. 作 用 しな い. 家 兎147に. お け る 実 験 に お い て も,例 外 と. す べ き所 見 は な く,谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 の示 す 中和 能 は,大. 関 株 病 毒 に 対 し て は,殆. ん ど認. め ら れ な い. 七 島株 病 毒抗 血清 に よる中和 試 験 LD50=10‑4.95に. 相 当す る大 関株 病毒に対す. る,七 島 株 病 毒 抗 血 清 の 中和 能 が,皮 内 反応 表19. 大 関株 病 毒 の 中和 試 験. に よつ て し ら べ ら れ,そ. の 結 果 が 表21〜25に. 示 され た. 家 兎148に. お け る 皮 内 反 応 は,抗 血 清 に よ. り処 理 され た 大 関 株 病 毒 も,然 ら ざ る病 毒 も 共 にA‑Gel処. 理 さ れ た 時 の 皮 内 反 応 発 来性 の. 程 度 に は 大 差 は な く,抗 血 清 に よ り処 理 され た 大 関 株 病 毒 は10‑8,稀. 釈 に 相 当 す る接 種局. 所 に 迄 硬 結 を 形 成 し,対. 照 実 験 病 毒 で は,. 10‑7稀 釈 に 相 当 す る局 所 に 迄 硬 結 が 発 現 され,. 表21 血 清 に よ り作 用 され た 供 試 病 毒 も, 10‑7稀 釈 迄 硬 結 を 形 成 し,対 照 実 験 に み ら れ る皮 内 反 応 発 来 性 の 程 度 と有 意 な る 差 を 認 め な い. 家 兎144に. み られ る,谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 の. 大 関 株 病 毒 に 対 す る 中 和 能 の 程 度 は,病. 毒の. 10‑7稀 釈 に 相 当 す る 接 種 局 所 に 迄 硬 結 が 発 起 され た こ とか ら,谷 沢 株 病 毒抗 血 清 は,大. 関. 株 病 毒 に 対 し殆 ん ど 中 和 作 用 を 示 さ な い. 家 兎145及. び146に. お い て も,谷 沢 株 病 毒. 大関株病 毒の中和試験.
(7) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表22. 大関株病毒の中和試験. 表23. 大 関株病毒の中和試験. 表25. 1685. 大関株病 毒の中和試験. 七 島 株 病 毒 に 対 し て は 劣 つ て い る. 家 兎150に. お け る皮 内 反 応 の 結 果 が,七. 島. 株 病 毒 抗 血 清 を 作 用 せ し め た 大 関 株 病 毒 と, 然 ら ざ る大 関 株 病 毒 をA‑Gel処. 理 を行 うこ と. に よつ て し ら べ ら れ た が,何 れ の 場 合 も, 10‑7 稀釈 に 相 当す る接種 局 所 に迄 硬 結 を形 成す る こ とか ら,七. 島 株 病 毒 抗 血 清 の大 関 株 病 毒 に. 対 す る 中 和 能 は 極 め て 微 弱 で あ る. 家 兎151を. 供 し,同 じ実 験 が 繰 返 さ れ た 時. の 結 果 も,表24の. 如 く七 島 株 病 毒 抗 血 清 は 大. 関 株 病 毒 に 対 し,著. 表24. 大 関株病毒の中和試験. しい 中 和 能 を 示 す とは 云. え な い. 家 兎152を. 供 して し ら べ ら れ た 七 島 株 病 毒. 抗 血 清 の 中 和 能 の 実 験 は,表25に. 示 され る 如. く,大 関 株 病 毒 に 対 し同 様 の 成 績 を 得 た. 2.. 三谷 株 病 毒の 中和 試験. 大 関株 抗 血清 に よる中和 試 験 LD50=10‑5.67に. 相 当す る 三谷 株 病 毒に 対 す. る,大 関 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度 が,家 兎 を 供 す る 皮 内 反 応 に よ り 観 察,吟. 味 され. た. 家 兎153に. 於 け る 皮 内 反 応 の 実 験 で は,大. 両群 の致死 率 に は何等 有意 な差 があ る とは云. 関 株 病 毒 抗 血 清 を 加 え た 三 谷 株 病 毒 は, A‑Gel. え な い.. 処 理 を 行 つ て も,表26の. 即 ち,七. 島株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 は 大 関 株. 病 毒 に 対 し殆 ん ど認 め られ な い. 家 兎149に. お い て,大. 関 株 病 毒 に 対 す る供. 如 く,何 等 有 意 義 な. る皮 膚 反 応 を 呈 す る こ とな く,反 応 抗 血 清 を 添 加 し な い 供 試 病 毒 は, A‑Gel処. 理 に よ り著. しい 皮 膚 反 応 を 示 し, 10‑8稀 釈 材 料 に 相 当 す. 試 七 島 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が,皮 内. る 接 種 局 所 に 迄 硬 結 を 発 現 す る こ と か ら,大. 接 種に よ り調 べ ら れ た が,大. 関 株 病 毒抗 血 清が 示す 三 谷株 病 毒に対 す る中. 関株 病 毒が抗 血. 清 に よ り処 理 され た 実 験 結 果 と,然 ら ざ る時 の 結 果 は,皮. 内 反 応 発 来 性 に 於 い て 大 差 な く,. 和 能 は 強 い. 家 兎154を. 供 し,更 に 大 関 株 病 毒 抗 血 清 の,.
(8) 1686. 福. 表26. 田. 三 谷株病毒の中和試験. 三谷 株 病 毒 に対 す る中和能 が 皮 内反 応 に よ り し らべ ら れ た が,表27に. 要. 表28. 三谷株病 毒の中和試験. 表29. 三谷株病毒の中和試験. 示 さ れ る 如 く,大. 関 株 病 毒 に 対 す る 中 和 能 は,極. め て優 れ て い. る.. 表27. 三谷株病 毒の中和試験. 谷 株 病 毒 に 対 して 著 明 に 発 揮 さ れ る. 同 じ実 験 が,家. 兎157に. お い て も繰 返 され,. 大 関 株 病 毒 抗 血 清 に よ り処 理 さ れ た 三 谷 株 病. 家 兎155を が,抗. 供 し,同. じ実 験 が 反 復 さ れ た. 血 清 の 混 和 され な いA‑Gel処. 料 は,著. 理 病 毒材. し い 皮 膚 反 応 を 示 し, 10‑7稀 釈 迄 定. 型 的 な 硬 結 を 形 成 す るが,大. 関株 病 毒抗 血 清. に よ り処 理 され た 供 試 病 毒 は, A‑Gelを. 加え. て も,何 等 有 意 義 な 皮 膚 反 応 を 惹 起 し な い. 故 に,表28に. 示 す 如 くこ の 実 験 に お い て も,. 大 関 株 病 毒 抗 血 清 は,三. 谷 株病 毒 に対 し中和. 的 に 働 く も の で あ る と理 解 出 来 る. 家 兎156に. お い て,大 関 株 病 毒 抗 血 清 を,. 三 谷 株 病 毒 に 混 和 処 理 す れ ば,表29の A‑Gelを が,供. 如 く,. 添 加 し て も皮 膚 反 応 は 発 来 さ れ な い 試 三 谷 株 病 毒 の み の 場 合 はA‑Gel添. 加. に よ り,そ れ の 示 す 皮 膚 反 応 発 来 性 は 著 し し. 従 つ て,大 関 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 は,三. 毒 は,表30の. 如 く,皮 膚 反 応 の 発 来 性 は 抑制. さ れ るが,抗. 血清 処 理 が な され ない供試 病毒. で は, A‑Gelの 添 加 に よ り10‑7稀 釈 迄 硬 結 を 形 成 す る. 即 ち,大 関 株 病 毒 抗 血 清 は,三. 谷株 病毒に. 対 し著 明 に 中 和 的 に 作 用 す る.. 表30. 三谷株病 毒の中和試験.
(9) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 三谷 株病 毒抗 血 清 に よる中和 試 験. 1687. 表34. 三谷株病毒の中和試験. 表35. 三谷 株 病 毒の 中和 試験. 三 各 株 病 毒 抗 血 清 の 示 す 中 和 能 の 程 度 が, LP50=10‑5.5に. 相 当す る 三谷 株 病 毒 に対 して. しら べ ら れ,そ. の 結 果 が 表31〜35に. 家 兎159の. 示 さ れ た.. 皮 膚 反 応 の 実 験 か ら,当 該 病 毒. 抗 血 清 に よ り処 理 され た 三 谷 株 病 毒 の 皮 膚 反 応 の 発 来 性 は 著 し く劣 り,供 試 病 毒 の10‑1稀 釈 に 相 当す る 接 種 局 所 に,軽 され た の に 過 ぎ な い が,抗 表31. 表32. 度 の硬 結 が形 成 血 清 に よ り処 理 さ. 三 谷 株病 毒 の 中和 試 験. 三谷株病毒の中和試験 れ な い 供 試 三 谷 株 病 毒 が 示 す 皮 膚 反 応 は, A‑ Gelを 添 加 す る こ とに よ り, 10‑8稀 釈 迄 著 し い 硬 結 を 形 成 す る. 従 つ て,三 谷 株 病 毒 は,当 該 抗 血 清 に よ り 特 異 的 に 中 和 され,. A‑Gel添. 加 処理 を 行つ て. も,皮 膚 反 応 の 発 来 を 示 さ な い. 三 谷 株 病 毒 抗 血 清 が,当 該 病 毒 株 に 対 し 示 す 中 和 能 の 程 度 を 家 兎160を 供 して しらべ ら れ, 抗 血 清 に よ り処 理 さ れ な い 供 試 病 毒 の 皮 膚. 表33. 三谷株病毒の中和試験. 反 応 発 来 性 は 著 し く,10‑7稀 結 を 発 来 す る が,そ に よ り,そ. 釈 迄定 型的 な硬. の病 毒は 当該 血 清 の処 理. の 皮 膚 反 応 発 来 性 は 減 弱 し, 10‑1. 稀 釈 に 相 当 す る 部 位 に も何 等 硬 結 を 作 ら な い. 即 ち,こ. の 実 験 に お い て も,三 谷 株 病 毒 の. 皮 膚 反 応 発 来 性 は,当 よ り減 弱 され,三. 該 病毒 抗血 清 の処 理 に. 谷 株 病 毒 抗 血 清 は 当該 病 毒. 株 に 対 し,特 異 的 に 中 和 能 を 発 揮 す る. 家 兎162を. 供 し,三 谷 株 病 毒 に 対 す る 当 該. 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度 が,皮 ら べ ら れ た が,抗. 膚 反応 に よ りし. 血 清 に よ り処 理 され な い 供.
(10) 1688. 福. 田. 要. 試 病 毒 は, 10‑7稀 釈 迄 そ の 皮 膚 反 応 発 来 性 を 示 す が,当. 表38. 三谷株病毒 の中和試験. 表39. 三谷株病 毒の中和試験. 表40. 三谷株 病毒の中和試験. 該 抗 血 清 に よ る処 理 病 毒 で は,著. し く減 弱 さ れ る. 家 兎163を. 供 し,三 谷 株 病 毒 に 対 す る 三 谷. 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度 が,皮. 膚反応の. 発 来 性 の 程 度 か ら観 察 され た が,こ. の実 験 に. お い て も,三 谷 株 病 毒 抗 血 清 は,当. 該病 毒 株. に 対 し中 和 的 に 作 用 す る. 家 兎164を. 供 し,更 に 同 じ実 験 が 繰 返 さ れ,. 三 谷 株 病 毒 と当 該 血 清 の 関 係 が し ら べ ら れ た が,三. 谷 株 病 毒 は 当該 抗 血 清 に よ り,特 異 的. に 中 和 され る. 中 和 の 程 度 は,供. 試 病 毒 材 料 にA‑Celの. 添. 加 処 理 を 行つ て な さ れ る家 兎 の 皮 膚 反応 に よ り確 め ら れ る の で あ る とみ た. 鼠 系XXII株. 病 毒抗 血清 に よる中和 試 験. LD50=10‑4.94に. 相 当す る三谷 株 病 毒に 対 す. る 鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度 が, 家 兎 の 皮 内 反 応 に よ り し ら べ ら れ,そ が 表36〜40に. 表36. 表37. の結 果. 示 され た.. 三谷株病毒の中和試験. 三谷株病毒の中和試験 家 兎174に お け る 鼠 系XXII株. 病 毒抗 血 清 に. よ り処 理 され た 三 谷 株 病 毒 の 皮 内 反 応 発 来性 は,表36の. 如 く, 10‑1稀 釈 の 接 種 局 所 に,. 軽 度 の 硬 結 を 形 成 し,抗 血 清 に よ り処 理 され な い 供 試 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 来 性 が10‑6稀 釈 で あ るに 徴 し,三 谷 株 病 毒 に 対 し,鼠 系XXII 株 病 毒 抗 血清 が 示 す 中 和 能 は 著 しい と理解 さ れ る. 同 様 の 実 験 に 於 け る 家 兎175で は 表37の 如.
(11) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. く何 れ の稀 釈 に 相 当 して も,硬 結 の 形 成 は な く,従 つ て この 実 験 に お い て も供 試 抗 血 清 は, 三 谷 株 病 毒 に 対 し,著. しい 中 和 能 を 示 し て い. る.. 表38,. れ る.. 更 に 家 兎168 し,同. 177,. 178,に. 於け る 実 験 で も. 39, 40,に 示 され た 如 く,抗 血 清 処 理. (1), 168 (2), 169,. し て 示 す 中 和 能 は,極 即 ち,谷. 沢 株 病 毒 抗 血 清 は,三. 対 し,何. 谷 沢 株 病 毒,三. 特 異 的 に 中 和 して い る こ とが 理 解 出 来 る.. の 関 係 に あ る と い え る.. 相 当 す る 三 谷 株 病 毒 に 対す. 谷株 病 毒 に. 等 中 和 的 に 作 用 す る も の で は な く, 谷 株 病 毒 は,互. い にheterolog. 表43. 三 谷株 病 毒 の中和 試 験. 表44. 三谷株病毒の中和試験. 表45. 三 谷株 病 毒 の中 和試 験. る谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が, A‑Gel 処 理 を 行 い,家. 兎 皮 内 反 応 に よ り 観 察 され. た. 谷沢株 病毒 抗 血清 の三谷 株 病 毒に 及ぼ す 中 和 能 の程 度 は,表41の 表41. 家 兎167に. 示 す 如 く.. 三 谷 株病 毒の 中和 試験. 抗 血 清 に よ り処 理 され な い 供 試 病 毒 に,発 来 す る 皮 内 反 応 の 程 度 は10‑6稀 釈 に 相 当 す る と み られ る こ とか ら,谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 が 示 す 三 谷 株 病 毒 に対 す る 中 和 能 は,低. 表42. い と理 解 さ. 三谷株病毒の中和試験. 示. め て 弱 い.. る こ とか ら,供 試 抗 血 清 は 三 谷 株 病 毒 に 対 し. LD50=10‑5.3に. 供. 沢 株 病 毒 抗 血清 が 三 谷 株 病 毒 に 対. 三谷 株 病 毒の 皮内 反応 の発 現 が 阻止 され てい. 谷沢株 病 毒抗 血清 に よる中和 試 験. 170,を. じ 実 験 が 繰 返 さ れ た が,表42〜45に. す 如 く,谷. 又 家 兎176,. 1689.
(12) 1690. 福. 田. 要. 七 島株 病 毒抗 血清 に よ る中和 試 験 LD50=10‑5.1に. 表49. 三谷株病毒の中和試験. 表50. 三谷株病毒の中和試験. 相 当す る と ころの 三 谷株 病. 毒 に対 す る七 島株 病 毒抗 血 清 の 中和 能 の程 度 が, A‑Gelを 以 つ て 処 理 す る こ と に よ り,家 兎 の 皮 内 反 応 に よつ て 観 察 され,表46〜50に 示 され た. 七 島株 病 毒抗 血 清 の三 谷 株病 毒に 示す 中和 能 は,表46の. 家 兎171に. 示 す 如 く,何 等 三 谷. 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 現 を 阻 止 す る こ と な く, 表46. 表47. 三 谷株病 毒の 中和 試験. 三 谷株 病 毒 の中和 試 験 供 試 抗 血 清 の 中 和 能 は 認 め ら れ な い. 家 兎172,. 174,. 175, 176,に. おけ る皮内反. 応 で も,七 島 株 病 毒 抗 血 清 に よ り処 理 され た 三 谷 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の発 現 は,阻 止 さ れ て い な い. 従 つ て,七. 島 株 病 毒 抗 血 清 は,三. 谷株 病 毒. に 対 し中 和 能 を 有 しな い. 即 ち,七. 島 株,三 谷 株 病 毒 は 相 互 にhetero. logの 関 係 に あ る と い え る. 表48. 三 谷 株病 毒の 中和 試験. 3.. 鼠 系XXII株 病 毒 の 中 和 試 験 鼠 系XXII株. 病 毒 に 対 す る大 関 株,三 谷株,. 鼠 系XXII株,谷. 沢 株,七. 島株 病毒抗 血清の中. 和 能 の 程 度 が,. A‑Gelを. 以 つ て 処 理 す る家 兎. の 皮 内 反 応 に よ つ て 吟 味 され た. 三谷 株 病 毒抗 血清 に よる中和 試験 LD50=10‑4.5に. 相 当 す る 鼠 系XXII株. 病 毒に. 対 す る三 谷 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 が,抗 血清 処 理 病 毒 にA‑Gelを. 添 加 し,家 兎179と180. の 皮 内 に 接 種 す る こ とに よ り観 察 され,そ の 結 果 が 表51〜52に. 示 され た が,抗. 血 清処 理に.
(13) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表51. 鼠 系XXII株. 病 毒 の 中和 試験. 表52. 鼠 系XXII株. 病 毒 の 中和試 験. 表54. 1691. 鼠 系XXII株. 家 兎181と182で. 病 毒 の中和 試 験. 見 る 如 く,大 関 株 病 毒 抗. 血 清 に よ り供 試A‑Gel添. 加 鼠 系XXII株. 病毒. の 皮 内 反 応 の 発 現 は よ く阻 止 され て い る. 即 ち,大. 関 株 病 毒 抗 血 清 は,鼠. 系XXII株 病. 毒 に 対 し特 異 的 に 中 和 能 を 発 揮 す る と い え る. 三谷 株 病 毒抗 血清 に よる中 和試 験 LD50=10‑5.5に. 相 当 す る 鼠 系XXII株. 病 毒に. 対 す る,三 谷 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が,. よ り鼠 系XXII株 病 毒 の 皮 膚 反 応 の 発 現 は よ く 阻 止 され,従. つ て,三 谷 株 病 毒 抗 血 清 は,鼠. 系XXII株 病 毒 に 対 し,中 和 的 に 作 用 す る もの で あ る こ とが,理. 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.5に. り吟 味 さ れ,そ 表53. 相 当す る. 関株 病 毒抗 血清. 兎の皮 内反 応 に よ. の 結 果 が 表53〜54に. 鼠 系XXII株. さ れ,そ. の 結 果 が 表55〜56に 示 され た.. 家 兎183に. お い て は,三. よ り処 理 さ れ た 鼠 系XXII株. 即 ち,三. 大関 株病 毒抗 血 清 に よる 中和 試 験. が 示 す 中和 能 の 程 度 が,家. 理 に よ る家 兎 の 皮内 反 応 に よ り 観 察. 谷株 病 毒抗 血清 に 病 毒 は, A‑Gel添. 加 に よ る皮 内 反 応 の 発 現 は 阻 止 され て い る.. 解 さ れ る.. 鼠 系XXII株 病 毒 に 対 す る,大. A‑Gel処. 示 され た.. 病 毒の 中和 試験. 谷 株 病毒抗 血 清 が 示す 中和 能 は鼠. 系XXII株 病 毒 に 対 し特 異 的 で あ り,且 つ 著 し い. 家 兎184に. お け る 実 験 で も全 く同 様 の成 績. を 得 た. 表55. 鼠 系XXII株. 病毒 の 中和 試験.
(14) 1692. 福. 表56. 鼠 系XXII株. 田. 病 毒の 中和 試 験. 要. 稀 釈 に 迄 硬 結 を 発 来 して い る. 谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中和 試 験 LD50=10‑4.97に. 相 当 す る 鼠 系XXII株. 病毒. に 対 す る,谷. 沢 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度. が,. 理 に よ る家 兎 の 皮 内反 応 に よ り. A‑Gel処. く ら べ ら れ,そ. の 結 果 が 表59と60に. 示 され. た.. 表59. 鼠 系XXII株. 病毒 の 中和試 験. 表60. 鼠 系XXII株. 病 毒 の 中和 試 験. 鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中 和 試 験 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.5に. 相 当す る. 鼠 系XXII株 病 毒 に 対 す る,当 該 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が, A‑Gel処. 理 法 に よ り,家. 兎 の 皮 内 反 応 の結 果 か ら吟 味 され た. 表57〜58に 血 清 は,当. み る 如 く,鼠 系XXII株. 病毒 抗. 該 病 毒 株 に 対 し,特 異 的,且. つ著. 明 に 皮 内 反 応 の 発 現 を 阻 止 して い る が,抗. 血. 清 処 理 を行 わ な い 供 試 病 毒 の 皮 内 反 応 は10‑7 表57. 鼠 系XXII株. 病 毒の 中 和 試 験. 谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 に よ り処 理 され た 供 試 鼠 系XXII株 表58. 鼠 系XXII株. 病 毒 の中和 試 験. 病 毒 はA‑Gel法. の 発 現 阻 止,乃. に よ る,皮. 内反 応. 至 減 退 を 示 さ な い.. 七 島 株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中和 試 験 LD50=10‑4.33に. 相 当 す る 鼠 系XXII病. 毒に. 対 す る,七 島 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 が,家 兎 を 供 す る皮 内 反 応 に よ り し らべ られ,そ の結 果 が 表61と62に 即 ち,何. 示 さ れ た.. 等 供 試 抗 血 清 は 該 病 毒 に 対 し中和. 能 を発 揮 して い な い こ とか ら 七 島 株 と鼠 系 XXII株 の 両 病 毒 は 互にheterologの る こ とが わ か る.. 関 係 にあ.
(15) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表61. 鼠 系XXII株. 病毒 の 中和 試 験. 表62. 鼠 系XXII株. 病 毒 の中和 試 験. 1693. 表64. 谷沢株病毒の中和試験. る 谷 沢 株 病 毒 に 対 す る,大 関 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 が し らべ られ,そ. の 結 果 が 表63と64に. 示 され た. 家 兎191に. お け る 皮 内 反 応 の 結 果 は,大. 株 病 毒 抗 血 清 は,谷. 関. 沢株 病 毒を 部分 的 に 中和. す る とす べ き 成 績 で あ る,家 も同 じ成 績 が 得 ら れ た.従. 兎192に. つ て,こ. おい て. の実 験 に. お い て も,谷 沢 株 病 毒 と大 関 株 病 毒 とは 相 互 にhetrologの. 関係 にあ る こ と は明 らか で あ. る. 三 谷株 病 毒抗 血 清に よる中和 試 験 4.. 谷 沢株 病 毒 の 中和 試 験 谷 沢 株 病 毒 に 対 す る,大 関 株,三. 系XXII株,谷. 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.62に 谷 株,鼠. 沢 株,七. 島 株 病 毒 抗 血 清 の 中和. 能 の 程 度 が, A‑Gel法. に よ る家 兎の 皮 内反応. に よ り し らべ られ,供. 試 病 毒相 互 の 免疫 学的. 相 当す る. 谷 沢 株 病 毒 に 対 す る,三 谷 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 が, A‑Gel処 し らべ られ,そ. 理 法 に よ る皮 内 反 応 に よ り の 結 果 が 表65と66に. 示 され. た.供. 試 抗 血 清 に よ り処 理 さ れ た 谷 沢 株 病 毒. 関係 が 論 し られ た.. は,皮. 内 反 応 の 発 現 を 殆 ん ど 示 さ ず,家. 大 関株 病毒抗 血 清 に よる中 和試 験. 193に お い て, 10‑1稀 釈 で 硬 結 が 形 成 され た. 二 十 日鼠 に 対 す るLD50=10‑5.62に 表63. 谷 沢 株病 毒 の 中和 試 験. 相 当す. に す ぎ な い. 表65. 谷 沢株 病 毒 の中和 試 験. 兎.
(16) 1694. 福. 表66. 田. 谷沢株病毒の中和試験. 要. 谷 沢 株病 毒抗血 清 に よる中 和 試験 LD50=10‑4.98に. 相 当す る谷 沢株 病 毒に対 す. る,当 該 病 毒 株 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が,表 69と70の 如 く調 べ られ た.. 表69. 谷沢株病 毒の中和試験. 表70. 谷沢株病毒の中和試験. 鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 に よ る 中 和 試 験 LD50=10‑4.98に る 鼠 系XXII株 表67と68に. 相 当 す る谷 沢 株 病 毒 に 対 す. 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の程 度 が,. 示 さ れ た.. 表67. 表68. 谷 沢 株 病 毒の 中和 試 験. 谷沢 株 病 毒 の中和 試 験 即 ち 当 該 病 毒 株 抗 血 清 は,供 試 病 毒 の皮 内 反 応 の 発 現 を 完 全 に 阻 止 して い る. 七 島 株 抗 血 清 に よ る中 和 試 験 LD50=10‑5.33.に 相 当 す る 谷 沢 株 病 毒 に対 す る,七 島 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が, A‑Gel処. 理 法 に よ る,皮. られ,そ. の 結 果 が 表71と72に. 供 試 抗 血 清 は,谷. 内 反 応 に よ り しらべ 示 さ れ た.. 沢 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の発. 現 を 阻 止 して い る. 5.. 供試病毒が示す皮内反 応 の発 現 は,鼠 XXII株. 系. 病 毒 抗 血 清 に よ り 阻 止 さ れ な い.. 従 つ て,鼠 にheterologの. 系XXII株. 病 毒 と谷 沢 株 病 毒 は 互. 関 係 に あ る と 云 え る.. 七 島株病 毒 の 中和 試験 七 島 株 病 毒 に 対 す る 大 関 株 ・三 谷 株 ・鼠系. XXII株 ・谷 沢 株 ・七 島株 病 毒 抗 血 清 に よる中 和 能 の 程 度 がA‑Gel処 よ り調 べ られ た.. 理 法 に よ る皮 内 反応 に.
(17) 恙 虫病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表71. 谷 沢株病毒の中和試験. 表72. 谷 沢株病毒の中和試験. 表74. 1695. 七 島株病毒の中和試験. 三 谷 株病 毒抗 血清 に よる中和 試験 LD50=10‑4.98に. 相 当す る七 島株 病 毒 に対 す. る 三 谷 株 病 毒 抗 亢 清 の 中 和 能 が, A‑Cel処 法 に よ る 皮 内 反 応 に よ り し らべ ら れ,中. 理 和能. の程 度 が 表75と76に 示 され た. 供 試 病 毒 が 示 す 皮 内 反 応 の 発 現 は,三 病 毒 抗 血 清 に よ り阻 止 さ れ な い.即. ち三 谷 株. 病 毒 と七 島 株 病 毒 は 互 にheterologの あ る. 表75. 七 島株病 毒 の 中和 試験. 表76. 七 島株病 毒 の 中和試 験. 大関 株病 毒抗 血 清 に よる中和 試 験 LD50=10‑4.98に. 相 当す る七 島 株病 毒 に対 す. る,大 関 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 が, A‑Gel処 理 法 に よ る,皮 内 反 応 に よ り し らべ ら れ,そ の結 果 が 表73と74に 供 試 抗 血 清 は,七. 示 され た. 島 株 病 毒 に 対 し,そ の 皮. 内 反 応 の発 現 を 抑 制 して い な い.即 と七 島 株 病 毒 は 相 互 にherologの. ち 三谷 株. 関 係 にあ る. と理 解 され る.. 表73. 七 島株病毒の中和試験. 谷株. 関係 に.
(18) 1696. 福. 表77. 田. 七 島株病毒の中和試験. 要. 三 谷株病 毒 に よる攻撃 実験 大 関 株 病 毒 に よ り,生 211を. 供 し, LD50=10‑4.82と104‑.91に. る 三 谷 株 病 毒 と,大 が,. A‑Gel処. べ ら れ,そ. 相 当す. 関 株 病 毒に よる攻撃 実験. 理 法 に よ る 皮 内 反 応 に よ りし ら の 結 果 が 表79に. 表79. 表78. 毒 免 疫 され た 家兎. 示 さ れ た.. 大関株病 毒免疫 の実験. 七 島 株 病 毒の 中 和 試 験. 当 該 病 毒 で あ る大 関 株 病 毒 に よ る 皮 内 反 応 は,何 等 の 局 所 所 見 を 発 来 せ ず,又. 三谷株 病. 毒 を 皮 内 に 接 種 した 局 所 に お い て も同 じで あ 谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 に よ る中 和 試 験 LD50=10‑5.5に. る.. 相 当 す る七 島 株 病 毒 に 対 す. 即 ち,大 関 株 病 毒 免 疫 家 兎 は,大 関 株 ・三. る 谷 沢 株 病 毒 抗 血 清 の 中 和 能 の 程 度 が. A‑Gel. 谷 株 病 毒 の 何 れ に 対 して も,皮 内 反 応 の発 現. 処 理 法 に よ る 皮 内 反 応 に よ り し ら べ られ,そ. を 阻 止 す る.. の 結 果 が 表77と78に 供 試 抗 血 清 は,よ. 示 され た.. 鼠 系XXII株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験. く七 島 株 病 毒 の 皮 内 反 応. の 発 現 を 阻 止 して い る. 即 ち,病. 毒 に つ い て のA‑Gel処. 立 す る免 疫 性 が,大 理 と,家 兎. を 供 す る 皮 内 反 応 に よ り,交 叉 中 和 反 応 を 実 施 す る こ とが 可 能 で あ り,か つ 発 現 され る 皮 内 反 応 の 結 果 は 特 異 的 で あ る. B. 大 関 株 ・三 谷 株 ・谷 沢 株 ・鼠 系XXII株. 関 株,鼠. 系XXII株 の両 病. 毒 の 皮 内 接 種 に よ り し ら べ られ,そ. の結 果が. 表80に 示 され た. 即 ち,供 試 免 疫 家 兎 の 皮 膚 に お い て は,何 れ の 病 毒 株 も,有 意 義 反 応 とす べ き局 所 所見. 交 叉感 染 試 験. を 発 現 し な い. ・七. 島 株 病 毒 に よ り生 毒 免 疫 され た 家 兎 を供 し, 交 叉 的 に,各. 大 関 株 病 毒 に よ り免 疫 され た 家 兎212に 成. 病 毒 株 に よ る皮 内 接 種 を 行 い,. 谷 沢株 病 毒に よる攻 撃実 験 大関 株 病 毒 に よ り,生 毒 免 疫 さ れ た 家 免 213に 成 立 す る 免 疫 性 が,. LD50=10‑4.91と. 発 来 され る 接 種 局 所 の 所 見 か ら,交 叉 免 疫 の. 10‑4.63に 相 当 す る大 関 株 病 毒 と谷 沢 株 病 毒 の. 成 立 如 何 を 検 討 した.. 皮 内 接 種 に よ り吟 味 さ れ,そ. 1.. 示 され た.. 大 関 株 病 毒免 疫 家兎 に おけ る実験. の 結 果 が 表81に.
(19) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 表80. 大関株病 毒免疫の実験. 表81. 大関株病毒免疫の実験. 表82. 2.. 1697. 大関 株 病 毒 免 疫 の 実 験. 三 谷株 病 毒 免 疫 家 兎 に お け る 実 験. 大 関 株病 毒に よ る攻 撃実 験 三 谷 株 病 毒 に よ り免 疫 され た 家 兎215の 部 の 皮 内 に, A‑Gelに. よ り処 理 さ れ た 三 谷 株. 病 毒 と,大 関 株 病 毒 の10‑1〜10‑8稀 接 種 され,そ. 腹. 釈 材 料が. の48時 間 後 に 接 種 局 所 に 発 現 す. る 所 見 が 吟 味 さ れ,そ. の 結 果 が 表83に 示 され. た. 表83. 三 谷 株 病 毒 免 疫 の実 験. 免 疫 家 兎 は,当 該 病 毒 に よ る皮 内 反 応 の 発 現 に対 し,阻 止 的 で あ る が,谷. 沢株 病 毒 に よ. る 陽性 反 応 の 限 界 は10‑7稀 釈 に 相 当 して い る. 即 ち,大. 関 株 病 毒 に よ り家 兎 に 成 立 す る 免. 疫 性 は,当. 該 株 病 毒 に 特 異 的 に 作 用 し,皮 内. 反 応 の発 来 を 阻 止 す るが,谷 て は,そ. 沢 株 病 毒に対 し. の 作 用 は み ら れ な い.. 七 島株 病 毒に よる攻 撃実 験 大 関 株 病 毒 に よ り免 疫 され た 家 兎214に. 成. 立 す る,皮 内 反 応 に よ つ て し ら べ ら れ,そ. の. 結 果 が 表82に 示 され た. 供 試 免 疫 家 兎 に お い て,大. 当該 病 毒 で あ る 三 谷 株 病 毒 が 接 種 さ れ た 局 所 に は,有. 意 義 反 応 とみ るべ き所 見 は み られ. ず,又LD50=10‑5.31に. 相 当す る 大 関 株 病 毒. 関 株病 毒が 皮 内. が 接 種 され た 局 所 も,僅 か に10‑1稀 釈 に 相 当. に 接 種 され た 局 所 に は, 10‑1稀 釈 に 相 当 し,. す る局所 に のみ硬 結 が発 来 された の に過 ぎな. 硬 結 形 成 が み られ る に す ぎ な い が, A‑Gel処. い.. 理 七 島 株 病 毒 接 種 の 局 所 に は, 10‑7稀 釈 に 迄. 鼠 系XXII株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験. 硬 結 を 主 徴 とす る有 意 義 反 応 が 発 現 し て い る.. 三谷 株 病 毒に よ る免疫 家 兎に 成立 す る免疫.
(20) 1698. 福. 性 の 程 度 が.鼠. 田. 系XXII株 病 毒 を 皮 内 に 接 種 し. た 時 に 発 現 され る 局 所 の 所 見 か ら 吟 味 さ れ そ. 要. 10‑7稀. 七 島株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験. の 結 果 が 表34に 示 さ れ た.. 表84. 釈 に 迄 発 起 さ れ て い る.. 家 兎218が. 三谷株病毒免疫 の実験. 三 谷 株 病 毒 に よ り 感 染 免 疫 さ れ,. 之 にLD50=10‑4.33と10‑5.4に. 相 当 す る三 谷. 株 病 毒 が,. 内 に 接 種 され. A‑Gel処. 理 の 後,皮. 発 来 す る 皮 内 反 応 の 所 見 が 吟 味 され そ の 結 果 が 表86に. 示 さ れ た.. 表86. 家 兎216の. 皮 内 接 種 局 所 に は,当. 接 種 され た 場 所 は 勿 論,鼠. 三谷株病毒免疫の実験. 該 病 毒が. 系XXII株 病 毒 が 接. 種 され た 時 も,有 意 義 反 応 とす べ き 所 見 を 認 め な い. 即 ち,当. 谷 沢株 病 毒 に よる攻 撃実験 三 谷 株 病 毒 に よ り免 疫 され た 家 兎217に 立 す る 免 疫 性 が,三. 成. 谷 株 病 毒 と谷 沢 株 病 毒 の. 10‑1〜10‑8稀 釈 材 料 が 皮 内 に 接 種 され,発 され る 接 種 局 所 の 所 見 が 吟 味 さ れ,そ. 来. の結 果. 有 意 義 とす べ き 局 所 の 所 見 が み られ ず,之 に 反 し,七 島 株 病 毒 材 料 の 接 種 局 所 に は, 10‑7 稀 釈 迄,皮 3.. 内 反 応 の 発 現 が み られ た.. 鼠 系XXII株 病 毒 免 疫 家 兎 に お け る実 験. 大 関 株 病 毒 に よ る攻 撃 実 験. が 表85に 示 され た. 表85. 該 病 毒 材 料 の 皮 内 接 種 に よつ て は,. 家 兎219が. 三谷 株病 毒 免疫 の実験. 鼠 系XXII株 病 毒 接 種 に よ り示 す. 免 疫 性 の程 度 が, LD50=10‑4.98に. 相 当 す る当. 該 鼠 系XXII株 病 毒 と大 関 株 病 毒 を 免 疫 家 兎 の 皮 内 に 接 種 す る こ とに よ り吟 味 さ れ,そ の結 果 が 表87に 示 さ れ た. 供 され た 両 病 毒 株 共 に,著 発 来 せ ず,鼠. しい 皮 内 反 応 を. 系XXII株 病 毒 に よ る 免 疫 家 兎は,. 大 関 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 現 を 阻 止 す る. 三 谷 株 病 毒 に よ る攻 撃 実 験 鼠 系XXII株 病 毒 に よ り免 疫 され た 家 兎220 の 皮 内 に,当. 該 病 毒株 と三谷 株病 毒が接種 さ. れ た 時 に 発 来 す る皮 内 反 応 が 吟 味 され,そ の 結 果 が 表88に 示 され た. 供 試 免 疫 家 兎 の 皮 膚 に 発 来 され る所 見 は, 当 該 株 病 毒 に よつ て は 極 め て 弱 い が,之 し,谷 沢 株 病 毒 で は,潰. に反. 瘍 を 伴 う硬 結 形 成 が,. 即 ち,当 該 病 毒 株 ・三 谷 株 病 毒 共 に 免疫 家 兎 に,有 意 義 な 皮 内 反 応 とす べ き 所 見 は 認 め ら れ な い..
(21) 恙 虫病 毒 の 皮内 反応 に 関す る研究. 表87 鼠 系XXII株 病 毒 免 疫 の 実 験. 表88. 鼠 系XXII株. 病 毒免 疫 の実 験. 鼠 系XXII株 病 毒 接 種 に よ り,免 疫 さ れ た 家 兎221の. 皮 内 に;鼠. 毒 を, A‑Gel処. 系XXII株 病 毒 と谷 沢 株 病. 理 を 行 つ た 後 に 接 種 し,接. 局 所 に 発 来 され る 所 見 が 吟 味 され,そ. 種. の結果. 鼠 系XXII株. 病 毒免 疫 の実 験. 表90. 鼠 系XXII株. 病 毒 免疫 の実験. 島 株 病 毒 で は, 10‑7稀 釈 に 迄,陽. 性 反 応 が み られ る が,当. 該 鼠 系XXII株 病 毒 を. 皮 内 に 接 種 した 時 に は,何. 等 著 しい 所 見 は 発. 来 し な い. 4.. 谷 沢 株 病 毒 免 疫 家 兎 に お け る実 験. 大 関 株 病 毒 に よ る攻 撃 実 験. が 表89に 示 され た. 当該 病 毒 株 の 場 合 は,そ は 抑 制 さ れ て い る が,谷. 表89. 即 ち,七. 谷 沢 株 病 毒 に よ る攻 撃 実 験. 1699. の 皮内 反 応 の発現. 沢 株 病 毒が 接 種 され. 谷 沢 株 病 毒 を 以 つ て 接 種 免 疫 した 家 兎223に 対 す る, A‑Gelに よ り処 理 され た 当 該 株 病 毒 と,. た局 所 は, 10‑7稀 釈 に 迄,硬 結 が 形 成 され て. 大 関 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 所 見 か ら,谷 沢 株 病. い る.. 毒 の 免 疫 的 関 係 が し らべ ら れ そ の 結 果 が 表91. 七 島株病 毒に よる攻 撃実 験. に 示 さ れ た.. 鼠 系XXII株 病 毒 を 接 種 す る こ とに よ り免 疫 し た 家 兎222に,. A‑Gel処. 理 を 行つ た 七 島株 病. 大 関 株 病 毒 で は,皮. 内 反 応 の発 現 が 著 明 で,. 10‑7稀 釈 に 迄 陽 性 反 応 が み られ る が,谷. 毒 を 皮 内 に 接 種 した 時 に み ら れ る局 所 の 所 見. 病 毒 で は 著 しい 反 応 は 惹 起 され な い.. か ら,両 株 病 毒 の 免 疫 学 的 関 係 を吟 味 し,そ. 三 谷 株 病 毒 に よ る攻 撃 実 験. の結 果 が 表90に 示 され た.. 沢株. 谷 沢 株 病 毒 に よ り生 毒 免 疫 さ れ た 家 兎.
(22) 1700. 福. 表91. 田. 要. 谷沢株病毒免疫の実験. 224に 対 す る, A‑Gel処. 表93. 理 三 谷 株病 毒 の 皮 内. 七島株病毒に よる攻撃 実験. 反 応 の 程 度 か ら,谷 沢 株 病 毒 と三 谷 株 病 毒 と の 免 疫 的 関 係 が 吟 味 さ れ,そ. の 結 果 が 表92に. 示 され た.. 谷 沢株病毒免疫 の実験. 谷 沢 株 病 毒 に よ り,生 毒 免 疫 さ れ た 家 兎 226の 皮 内 に, A‑Gel処 島 株 病 毒 が 接 種 され,そ. 表92. 理 谷 沢 株 病 毒 と,七 の 結 果 が 表94に 示 さ. れ た.. 谷 沢 株 病 毒 免疫 の 実 験. 表94. 谷沢株病 毒免疫 の実験. 三 谷 株 病 毒 が 接 種 され た 時 に 発 来 す る 皮 内 反 応 の 程 度 は 著 し く, 107稀. 即 ち 七 島 株 病 毒 と谷 沢 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の. 釈 に まで 陽 性 反. 応 が み ら れ た.. 発 現 は,抑 制 され て い る.. 鼠 系XXII株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験. 5.. 谷 沢 株 病 毒 に よ り生 毒 免 疫 さ れ た 家 兎225 の 皮 内 に, A‑Gelに. よ り処 理 さ れ た 谷 沢 株 病. 七 島 株 病 毒 免 疫 家 兎 に お け る実 験. 大関 株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験 七 島 株 病 毒 免 疫 家 兎227の. 皮 内 にA‑Gel処. 毒 と鼠 系XXII株 病 毒 を 皮 内 に 接 種 す る こ とに. 理 大 関 株 病 毒 と,七 島 株 病 毒 の 皮 内 反 応 か ら,. よ り,免 疫 学 的 関 係 が 吟 味 され,そ. 供 試 病 毒 相 互 の,免. の結果 が. そ の 結 果 が 表95に 示 され た.. 表93に 示 さ れ た. 即 ち,谷. 沢 株 病 毒 に よ る 免 疫 家 兎 は,鼠. 系. XXII株 病 毒 の 皮 内 接 種 に 対 し,何 等 抑 制 的 に 作 用 しな い.. 疫 学 的 関 係 が 吟 味 され,. 免 疫家 兎 は七 島 株 病 毒の 皮 内反応 の発現を 阻 止 して い るが,大 し て い な い.. 関 株 病 毒 に 対 して は抑 制.
(23) 恙 虫病 毒 の皮 内反 応 に 関 す る研究. 表95. 七島株病毒免疫の実験. 三谷株病毒に よる攻 撃実験 七 島 株 病 毒 生 毒 免 疫 家 兎228に. 1701. 表97. 七 島株病 毒 免疫 の実 験. 表98. 七 島株病 毒 免疫 の実 験. 対す る三 谷. 株 病 毒 と七 島 株 病 毒 の 皮 内 反応 結 果 が 表96に 示 され た.. 表96. 七島株病 毒免疫の実験. 結 果 は 表98の 如 く,共 に 皮 内 反 応 の 発 現 は 抑 制 され て い る. 考 即 ち,三. 谷 株 病 毒 の示 す皮 内 反 応 の発現 は. 阻 止 され な い こ とか ら,七 病 毒 は,相 互 にheterologの え る.. 島 株 病 毒 と三 谷 株 関 係 に あ る とい. 七 島 株 病 毒 免 疫 家 兎 に 対 す るA‑Gel処 病 毒 の 接 種 所 見 は,表97の. 理鼠 如 く,. 10‑7稀 釈 に 迄 陽 性 反 応 が 発 来 され た が ,七 株 病 毒 で は,有 れ て い な い.. 島. 意 義 な 皮内反 応は 殆 ん どみ ら. 谷 沢株 病毒 に よる攻撃 実 験 七 島 株 病 毒 免 疫 家 兎230に. 恙 虫 病 病 毒 株 を, A‑Gelを ば,家. 以 つ て 処 理す れ. 兎 に 対 す る 皮 内 反 応 発 来 性 が 惹 起 され,. 硬 結 ・潰 瘍 を 主 徴 とす る と ころ の 恙 虫 病 病 毒. 鼠 系XXII株 病 毒 に よ る 攻 撃 実 験. 系XXII株. 察. 対 す るA‑Gel処. 理 谷沢 株 病 毒 と七 島 株 病 毒 に よ る 皮 内 接 種 の. 特 有 の 反 応 で あ る こ と が 理 解 され,そ. の詳 し. い 研 究 の 結 果 に つ い て,著 者 は 第1編. に 記述. 報 告 した. 今 迄 に な され,報 てA‑Gel処. 告 さ れ た 研 究 は,主. 理 恙 虫 病 毒 に よ る,家. とし. 兎 の皮 内反. 応 の 発 現 程 度 が,供. 試 病 毒 の 濃 度 と毒 力 の 立. 場 か ら観 察 さ れ,最. 小 皮 膚 反 応 量 を 観 察 し得. る こ とは こ の 皮 内 反 応 に よ る交 叉 中 和 試 験 と 交 叉 感 染 実験 へ の 応用 研 究 に 発 展 せ しめ 得 る.
(24) 1702. 福. 田. で あ ろ う.. 要. に よ り中 和 され,従. 恙 虫 病 病 毒 抗 血 清 に よ り処 理 さ れ た 当 該 病 毒 を, A‑Gel法. に よ り,家. 兎 の皮内 接 種 で発. 所 見 は 発 現 され な い が,谷. 交 叉 的 に抗 血清 が 示 す 中和 能. 沢 株 ・七 島 株 病 毒. 抗 血 清 に よつ て は 中 和 され な い.. 来 され る 特 異 的 皮 内 反 応 に よ つ て 中 和 の 程 度 が 理 解 され,又. つ て,陽 性 の 皮 膚 反 応 の. 4.. 谷 沢 株 病 毒 は,当. 該 株 病 毒 抗 血 清 と七. 島 株 病 毒 の抗 血 清 に よ り,よ. く中 和 され,大. 力 が 皮 内 反 応 を 標 識 とす る こ とに よ り確 認 さ. 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 の 抗 血 清 に よ. れ る とす れ ば,恙. つ て は 中 和 さ れ な い.. 虫 病 病 毒株相 互 の免 疫 学 的. 研 究 に 利 用 出来 る. 更 に,供. 5.. 試 病 毒株 感 染 家 兎の 免疫性 につ い. て,交 叉 的 にA‑Gelで 病 毒 株 を,皮. 処 理 され た 各 種 恙 虫 病. 内 に 接 種 す る こ と に よ り,免 疫. 疫 学 的 関 係 が 明 らか に され 得 る. も の か と い う事 は,興 著 者 は,こ. 味 あ る 問 題 で あ る.. の 問 題 に 関 し,多. 関 株 ・三. 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 の 抗 血 清 に よつ て は 殆 ん ど 中 和 さ れ な い. 即 ち,交 か ら,供 れ,大. くの 家 兎 を 供. 該 株 病 毒 と谷 沢 株 病. 毒 の 抗 血 清 に よ り中 和 さ れ るが,大. に 供 さ れ る 病 毒 株 と,皮 内 接 種 攻 撃 の 為 の 病 毒 株 との,免. 七 島 株 病 毒 は,当. 叉 的 に 調 べ ら れ た 中 和 試 験 の結 果 され た5株. の 病 毒 は,. 2群 に 大 別 さ. 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 は 同一. 群に,谷. 沢 株 ・七 島 株 病 毒 は 免 疫 学 的 関 係 を. す る こ とに よ り,大 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII. 異 に す る他 群 に 属 す る が,各. 株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 相 互 の 免 疫 学 的 関 係. 相 互 に 交 叉 的 に 中 和 能 を 発 揮 し,他 群 に 対 し. をA‑Gel処. て は そ の 能 力 は 全 くな い か,又. 理法 に よる家 兎 の皮 内反 応 に よ り. 明 らか に し得 る結 果 を 得 た の で 要 約 して,以 下 に 記 述 す る. Ⅰ. は 弱 い.. 著 者 の 行 つ た こ の実 験 か ら,香 川 県 の 東部, 相 生 村 に 於 い て,夏. 交 叉 中和 試験. 群 の 病 毒 株 は,. に 発 生 した 患 者 と,夏 の. ドブ 鼠 か ら分 離 した 三 谷 株 病 毒 と,鼠 系XXII. 恙 虫 病 病 毒 で あ る 大 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系. 株 病 毒 は,相 互 に 免 疫 学 的 に 近 縁 で あ り,又. XXII株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 と,そ れ ぞ れ に. 古 典 的 恙 虫 病 病 毒 で あ る大 関 株 に対 して も同. 該 当 す る家 兎 抗 血 清 を 持 つ て,交 叉 的 に 試 験. じ関 係 に あ る こ とが,立 証 さ れ た もの で 香 川. 管 内 に 於 い て 中 和 さ れ る 現 象 が,. 県 に 於 け る,地 方 病 性 恙 虫 病 で あ る 「馬 宿 病 」. A‑Gel処. 理. 法 に よ る家 兎 の 皮 内 反 応 の結 果 を 尺 度 と し て. は,疫 学 的 に ドブ 鼠 と の関 係 に お い て 論 究 さ. 意 味 づ け さ れ た.. れ る べ き 疾 患 で あ り,異 所 性 で あ るべ き香 川. 即 ち, 1.. 県 の 恙 虫 病 が 夏 型 で あ り,且 つ 重 症 型 で あ る. 大 関 株 病 毒 は,当. 特 に 中 和 され,従 せ ず,又. 該 病 毒 抗 血 清 に よ り,. つ て,陽 性 皮 膚 反 応 を 発 現. 鼠 系XXII株 病 毒 抗 血 清 と三 谷 株 病 毒. と共 に,免. 疫 学 的に 大関 株 病毒 に近 縁 である. とす る 結 果 が,先 A‑Gel処. 理 法 に 基 く 皮 内 反 応 に よ り確 認 され. 抗 血 清 に よ つ て も,当 該 株 病 毒 抗 血 清 の 場 合. た もの で あ る.. と異 な ら な い 程 度 に 中 和 され る が,谷. Ⅱ. 沢 株病. 毒 抗 血 清 と,七 島 株 病 毒 の 抗 血 清 に よ つ て は, 中 和 され た とす る 所 見 は み られ な い. 2.. 三 谷 株 病 毒 は,当. 鼠 系XXII株 さ れ,そ. 該株 病 毒 の抗血 清 と. ・大 関 株 病 毒 の 抗 血 清 に よ く中 和. の 程 度 に は 差 が な い.. 然 し,谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 の 抗 血 清 に よつ て は 中 和 され な い. 3.. 鼠 系XXII株 病 毒は,当. 清 の み な ら ず,三. 交 叉感 染 試験 更 に,中. 谷 株 ・大 関 株 病 毒 の 抗 血 清. 和 試 験 の 結 果,第1群. に 属 す る大. 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 と,第2群 谷 沢 株 と七 島 株 病 毒 を 以 て,家. の. 兎を それぞれ. 生 毒 免 疫 した 時 に 成 立 す る 免 疫 性 の程 度 を, 皮 内 反 応 の 発 現 阻 止 現 象 か ら,供 試 病 毒 相 互 の 免 疫 学 的 近 縁 性 が 論 じ られ た . 1.. 該 株病 毒の抗 血. 人 と異 る 方 法 に よ り,即 ち,. 大 関 株 病 毒 に よ る 感 染 免 疫 家 兎 に 成立. す る 免 疫 性 は,当. 該 株 病 毒 は 勿 論,三 谷 株 病. 毒 と鼠 系XXII株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 現 に 対 し,.
(25) 恙 虫 病 毒 の 皮 内 反 応 に 関 す る研 究. 1703. 阻止的であ るが,谷 沢株 と七 島株病毒に対 し. XXII株 ・谷 沢 株 ・七 島 株 病 毒 と,夫 々 の該 当. て は 阻 止 しな い.. 抗 血 清 を 供 して な され る,交 叉 中 和 試 験 と,. 2.. 三 谷 株病 毒に よ る感染 免 疫家 兎 に 成 立. す る 免 疫 性 は,大. 関 株病 毒 と鼠 系XXII株 病 毒. 夫 々 の 病 毒 株 に よ り,感 染 免 疫 され た 家 兎 に つ い て,交. 叉 攻 撃 の 為 に, A‑Gel処. 理 を され. の 皮 内 反 応 の 発 現 に対 し,阻 止 的 で あ る が,. た 病 毒 を 皮 内 に 接 種 し,皮 内 反 応 の 発 現 阻 止. 谷 沢 株 病 毒 と七 島 株 病 毒 に 対 して は 阻 止 し な. の程 度 か ら,供 試 病 毒 相 互 の 免 疫 学 的 関 係 が. い.. 調 べ ら れ そ の 結 果 を 要 約し,以. 3.. 鼠 系XXII株 病 毒 に よ る,感 染 免 疫 家 兎. に 成 立 す る免 疫 性 は,当. 該 株 病 毒 は 勿 論,大. 下 に 記 述 され. た. 1.. 大関 株 病 毒 ・三 谷 株 病 毒 ・鼠 系XXII株. 関 株 病 毒 と三 谷 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 現 に 対. 病 毒 は,相 互 に 免 疫 学 的 に 近 縁 な る 関 係 に あ. して は 阻 止 的 で あ る が,谷. り,そ れ ぞ れ の 該 当株 病 毒 抗 血 清 に よ り,交. 沢 株 病 毒 と七 島 株. 病 毒 に 対 して は 阻 止 しな い. 4.. 谷 沢 株 病 毒に よ る感 染 免 疫 家 兎 に 成 立. す る免 疫 性 は,当. 該 株 病 毒 と七 島 株 病 毒 の 皮. 内 反 応 の 発 現 に 対 し阻 止 的 で あ るが,大. 関株. 病 毒 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 に 対 して は 阻 止 しな い. 5.. す る免 疫 性 は,当. 該 株 病 毒 に 対 して は 勿 論,. 谷 沢 株 病 毒 の 皮 内 反 応 の 発 現 に 対 し阻 止 的 で 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 に. 対 して は 阻 止 しな い. 即 ち,大. 病 毒 に よ り感 染 免 疫 され た 家 兎 は,供 試 病 毒 株 に よ る 皮 内 反 応 の 発 現 に 対 し,相 互 に 阻 止 的 に 作 用 す る. 3.. 七 島 株 病 毒 に よ る感 染 免 疫 家 兎 に 成 立. あ るが,大. 叉 的 に 中 和 が 成 立 つ. 2 . 大 関 株 病 毒 ・三 谷 株 病 毒 ・鼠 系XXII株. 免 疫 学 的 に 近 縁 な る 関 係 に あ り,谷 沢 株 病 毒 互 に 免疫 学 的に 近縁 で あ る こ. とが 立 証 さ れ た.. 疫 学 的 に 近 縁 な る関 係 に あ り,そ れ ぞ れ の 該 当 株 病 毒 抗 血 清 に よ る 交 叉 的 中和 は,相. 互に. 著 明 に 成 立 す る. 4.. 谷 沢 株 病 毒 ・七 島 株 病 毒 に よ り感 染 免. の 発 現 に 対 し,相 互 に 阻 止 的 に 作 用 す る. 5.. 著 者 に よ り発 見 さ れ たA‑Gel処. の,家. 理病毒. 兎 に お け る 皮 内 反 応 の発 来 性 は,恙. 虫. 病 毒 株相 互 の免 疫学 的 関係 の近縁 性 を究 め る. 尚 お 冬 に 人 か ら 分 離 され た 谷 沢 株 は 免 疫 学 的 に む し ろ,七. 互に免. 疫 さ れ た 家 兎 は,供 試 病 毒 株 に よ る 皮 内 反 応. 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系XXII株 病 毒 は,. と七 島 株 は,相. 谷 沢 株 病 毒 と七 島 株 病 毒 は,相. 島 株 病 毒 に 近 縁 で あ る とす る,. 研 究 に 迄 進 展 さ れ,香 た 恙 虫 病 は,免. 川県 に お い て摘発 され. 疫 学 的 関 係 を 異 に す る少 く と. 興 味 あ る地 方 病 性 恙 虫 病 病 毒 の 分 析 に 成 功 し. も2系 統 の 病 毒 に 由 来 す る もの で 所 謂,強 毒. た もの で あ ろ.. 型 と弱 毒 型 の 病 毒 に よ り発 起 さ れ る 地 方 病 性 の 疾 病 で あ る こ とが 確 認 き れ た. 結. 論. 恙 虫 病 病 毒 で あ る,大 関 株 ・三 谷 株 ・鼠 系. 文 1) 北 岡 正 見 他.八. 丈 島 に お け る七 島 熱 に つ い て. (病 原 体検 索),七. 島 熱 の 調 査 研 究,東. 軒原 誌,. 3). 進:馬 67. 宿 病 に 関 す る 研 究,岡. 山 医 学 会雑. 謂 七 島 熱 の 病 原 体 に つ い て,七 71〜80.昭27.. 島 熱 の 病 原 研 究,七. 島 に お け る 七 島 熱 に つ い て,七. 川 村 明 義:七. 桑 田 次 男:恙. 京 都,. 24〜26,昭28.. 島 熱 の 病 原 体 に つ い て(第2報),. 七 島 熱 の 研 究, 7). 島熱 の調査. 80〜86,昭27.. 北 岡 正 見 他:大. 島 熱 の 研 究(II),東 6). 島 熱 の 調 査 研 究,. 笠 原 四 郎 他:七 研 究,. 5). (6),昭30.. 川 村 明 義 他:所. 4). 京 都, 53. 〜58 ,昭27. 2). 献. 34〜37,昭28.. 虫 病 研 究 の 新 し い 歩 み,日. 本細菌.
(26) 1704. 福. 学 雑 誌, 8). 会 9). 4. (1),. 丸 岡 敏 夫:「. 田. 要. 1〜13,昭24.. 1946.. 馬 宿 病 」 に 関 す る 研 究,岡. 山 医 学. 12). Bennet,. 雑 誌,昭30.. in. Bengtson,. I.. among. A.:. strainsof. typhus),. Apparent. heterogenity. tsutsugamushi. Pub.. Health. disease. Rep.. 60,. 54,. 1483〜1488.. 13). cascs. I. of. in. Pub.. Health. Bel1,. E.. ences. hetween. serologieal. J.,. Soc.. and. Rep.,. 93,. Exp.. L.: of. Cross Biol.. Antigenic. Med.. 62,. on Ⅱ:. the. 15). Diercks,. man,. al.:. Differences as. tests,. F.. Imm.,. 60, A. of. &. H.,. et. antigen. demon J.. Bact.,. Bact., Viral. 431〜441,. and. Fulton,. scrub. 58.. Prepara a. vaccine. disease. & a. al.: and. tsutsugamushi. J.. Rivers:. tests.. et. orientalis. serological. experimental. J. Path.. as. 381〜389, rickettsial. (Scrub 1948. F.:. typhus. The. vaccine, 1946. infection. of. 1951.. 134〜137,. of Bacteriology, Okayama. Skin. C., of a. Henderson‑Begg,. differ‑. E.. Rickettsia. standardization. typhus. (Director Studies. 14). 1946.. Scrub. Department. for. island,. neutralization &. 37. T.. cross‑neutralization. typhus),. Philippine. 887〜894,. B.. strains. of. Smadel,. 1947.. Bailey,. (Scrubtyphus). the. 61.. Bennet,. by. study. disease. Burma. demonstrated Proc.. A. tsutsugamushi. occurring. 11). A.. of by. tion. Bengtson,. L.,. strains. strated. (Scrub. 1945. 10). B.. Prof.. Dr.. Reaction. Cross‑infection. of and. University. Medical. School. S. Murakami) Rickettsia neutralization. Tsutsugamushi tests. By Kaname. Fukuda. Using Ozeki strain,Mitani strain,XXII strain of rat,Tanizawa strain and Shichito strain and their corresponding antisera, the author observed the skin reaction by the intracutaneous inoculationof the alumina gel‑treatedrickettsiain the rabbits preimmunized by the infection of each strain. By these cross‑nentralizationtest and skin reaction‑inhibition test, immuno‑. logicalrelationship among thesestrainswas studied. The resultsare as follows: 1. Ozeki strain, Mitani strainand XXII strainof rat are immunologicallyalliedto one another, namely cross‑neutralization is establishedamong them, and the skin reactionisin‑ hibitedby one another in the rabbitspre‑immunized by the infectionof each strain. 2. Cross‑neutralization is establishedbetween Tanizawa and Shichito strains,and, in the rabbitspre‑immunized by the infectionof the one strain,the skin reactionis irhibited by the other; these two strainsare also immunologicallyin near relationto each other..
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