土運船による直投土砂の堆積形状調査
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(2) II-047. 3.投入水深と堆積形状の関係 平均施工水深 :9m. 平均施工水深 :18m. 施工水深-18m、-9m において平均化した底開式土運船の. -20. -30. -30. -40. -40. -50. -50. 10. -10. 40. 30. 20. 0. 10. -10. -20. -30. -40. の堆積形状図より船幅方向の断面変化について整理したも. -50. 狭く堆積厚が厚くなっていることがわかる。各施工水深毎. 50. -10. -20. 度の広がりとなっているが、船幅方向については拡散幅が. 40. 0. -10. 30. 山に変化している。また、船首方向の拡散幅は、ほぼ同程. 20. 10. 0. 0. 20. 10. -20. は2山となっている。しかし、水深が-9m 付近の場合、1. -30. 30. 20. -40. 40. 30. 堆積形状図を図―5に示す。水深が-18m の場合の堆積形状. -50. 50. 40. 50. 50. のを図―6に示す。施工水深が浅くなるにつれて堆積形状 図―5. は2山→1山に変化し、拡散幅は狭く、堆積厚は厚くなっ 1.75. ることが出来た。図―7は水深と拡散幅、堆積厚の関係に. 1.50. ついて整理したものである。船首方向の拡散幅は水深に関. 1.25. 係なくほぼ一定で、土倉長の約 1.2 倍の範囲に拡散してい る。一方、船幅方向の拡散幅は水深にほぼ比例して狭くな. 堆積厚 (m). ており、実施工においても模型実験と同様な傾向を確認す. っており、それに伴って平均堆積厚も厚くなる傾向がある。. 投入土砂の堆積形状図. 平均施工水深. 施工水深 平均積載量 3 (m) (m ). 18m 15m 12m 9m. 1.00 0.75. 18 15 12 9. 断面積 2 (m ). 2,496 2,527 2,474 2,272. 28.4 27.3 29.9 28.4. 0.50 0.25. 以上のことより堆積形状はある水深を境に急激に変化する. 0.00 -40. のではなく、水深に比例して緩やかに変化するものと考え られる。. -30. -20. 図―6. -10 0 10 拡散幅 (m). 20. 30. 40. 船幅方向堆積形状の推移. 4.直投の投入精度 本工事での直投は GPS を用いた投入位置決めシステム. 船首方向拡散幅 船幅方向拡散幅 平均堆積厚. 100. を用いて、計画位置への投入を行っている。投入予定位置. y = 1.8156x + 21.799 2.0. 40. れている。また、水深が浅くなるにつれて堆積位置のずれ. 20. 量は小さくなる傾向がみられる。以上より、投入土砂は概. 0. ね土運船直下の範囲に堆積していることから模型実験と同. 3.0. 60. 堆積厚 (m). 拡散幅 (m). 半径 5m 以内の範囲にあり、比較的精度の高い投入が行わ. 4.0. 80. と堆積土砂の重心位置の関係についての整理結果を図―8 に示す。堆積土砂の投入位置は投入予定位置に対して概ね. 5.0. 1.0. y = -0.0727x + 2.1374. 0.0 8. 10. 12. 14 水 深 (m). 16. 18. 20. 様に精度の高い堆積形状データを取得できたと考える。 図―7. 5.あとがき. 水深と堆積形状の関係 10. 実施工での堆積形状データを取得することにより、実施工と模型実 施工水深. 験結果が同様な傾向にあることを確認することができた。投入計画作. 8. 18m 15m 12m 9m. 成に関する基礎データを取得することが出来たため、これらを実施工 に反映することにより不陸の少ない均一な施工が可能と考える。今後. 6 4 2. はさらに同様な整理を行い、堆積形状に関する検証、予測式の確立を. 0. 行う予定である。. -2 -4 -6. 「参考文献」. -8. 1) 大規模埋立用底開バージによる土砂投下の研究 三菱重工技報 2) 三宅達夫・柳畑. -10 -10. Vol.11 No.1(1974.1) 亨:ドラム型遠心装置による. 図―8. -8. -6. -4. -2. 0. 2. 4. 6. 8. 10. 投入予定位置と堆積重心位置の関係. 直投土砂の堆積形状予測,海岸工学論文集,第 46 巻. -95-. 土木学会第56回年次学術講演会(平成13年10月).
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