2014/09/23 有限会社ジオ・コーチ・システムズ http://www.geocoach.co.jp/ [email protected] 「DXF ツール」は DXF のです。 この説明書は次のバージョンに対応しています。 アプリケーション名 バージョン 日付 DXF ツール 8.0.5 2014/08/21 プログラムのインストールについては「GeoCoach3D シリーズ 7 インストール説明書」を参照してください。「DXF
ツール」はWindows 7, Vista(64bit), XP の 64bit,32bit の PC で動作します。
http://www.geocoach.co.jp/download/GeoCoach3D-series-8-install.pdf
目次
1. はじめに
... 1
1.1. DXFツールとは
... 1
1.2. DXFのバージョン
... 1
1.3. DXFの座標
... 2
1.4. 対応しているエンティティ
... 3
2. 「ファイル」メニュー
... 4
2.1. 開く DXF 1 2 3
... 4
2.2. 開く DXF(3DFACE,SOLID)
... 5
2.3. チェックリスト保存
... 6
2.4. スナップショット
... 7
2.5. 開く 写真Exif
... 9
2.6. 終了
... 9
3. 「表示」メニュー
... 10
4. 「処理」メニュー
... 13
4.1. ポリライン接続
... 13
4.2. ポリライン編集(レイヤ指定)
... 14
5. 「DXFへ変換」メニュー
... 16
5.1. 図郭線等のDXFを作成
... 16
5.2. TIN(.txt)から等高線作成
... 19
5.3. TIN(.txt)から標高別レイヤ分け
... 21
6. 「DXFからDXF」メニュー
... 25
6.1. BL-XY,XY-BL変換
... 25
6.2. DXFのXY座標をアフィン変換
... 25
6.3. DXFのXYZ座標を平行移動
... 27
6.4. DXFのZ座標を一次関数変換
... 28
6.5. ライン・ポリラインを接続
... 29
6.6. DXFのポリラインを修復
... 30
ii
6.8. DXFからTIN作成(レイヤ指定)
... 33
7. 「DXFから変換」メニュー
... 36
7.1. レイヤ別にエンティティ数をカウント
... 36
7.2. DXFから画像作成
... 37
7.3. 3D面をTIN(.txt)に変換
... 39
7.4. TIN(.txt)から堆積計算
... 41
8. 「TIN」メニュー
... 44
8.1. TIN作成 DXF
... 44
8.2. TIN作成(レイヤ名指定)
... 45
9. ウィンドウの右側のパネル
... 47
9.1. 「データ」パネル
... 47
9.2. 「画像」パネル
... 47
10. その他
... 48
10.1.
更新記録
... 48
10.2. 索引
... 48
1
1. はじめに
1.1. DXFツールとは
等高線など地形データのDXF ファイルを加工するソフトウェアです。「地形」を対象とし、一般的ないわゆる「図面」 のDXF は想定していません。 下図は3 次元のポリラインを含む DXF ファイルを開き、TIN を作成・表示した例です。1.2. DXFのバージョン
DXF ツールで扱える DXF ファイルはバージョン R12(Release 12 DXF)です。保存する DXF ファイルもこのバー ジョンのDXF です。DXF のバージョン
R12 (Release 12)
DXF ファイルは2行1組で情報が記録されています。1行目がグループコードで、2 行目に記録されている情報の内 容を示しています。2行目がレイヤ名や座標などのデータです。DXF ツールでは、リードする際に対応しているグルー プコードのみをリードし、未対応のデータはスキップします。ですから、R12 以降の DXF でもリードできますが、処理 できるエンティティは限定されます。保存するDXF は R12 です。2
例えば「0」の次の行がエンティティの種類、「8」の次の行がレイヤ名です。 「10」「20」「30」はそれぞれ X,Y,Z 座標を示します。1.3. DXFの座標
DXF に記録されている XYZ 座標はメートル単位を想定しています。但し、リードする際のオプションで、座標が mm で記録されているケースが指定できます。この場合でも、保存するDXF はメートル単位です。 また、座標が緯度経度で記録されたDXF については、平面直角座標系へ変換、緯度経度へ変換する機能があり、平面 直角座標系のメートル単位の座標系で処理し、緯度経度に戻せるようにしています。3
基本的に、保存するDXF の座標はメートル単位で少数点以下 3 桁までです。但し、緯度経度に変換する場合などは、 ダイアログで少数点以下の桁数を指定できるようにしています。1.4. 対応しているエンティティ
処理の対象となるDXF は地形データを想定していますから、対応しているエンティティはポイント、ライン、ポリラ インとです。ポリラインはライトウェイトポリラインに対応しています。 POINT ポイント LINE ライン POLYLINE ポリライン 単純な3次元のポリラインには対応していますが、 フィット、スプライン、多角形メッシュ、ポリメッシュ等には対応していません LWPOLYLINE ライトウェイトポリライン TEXT 等、他のエンティティについては、処理によっては対応していますが、詳細は各処理の説明を見てください。4
2. 「ファイル」メニュー
2.1. 開く DXF 1 2 3
「ファイル」メニューの「開く DXF 1」「開く DXF 2」「開く DXF 3」で DXF ァイルリードし、表示します。1,2,3 それぞれ別に直前に開いたフォルダを記録し、デフォルトのフォルダとしています。 各ダイアログで、複数のファイルが選択でき、同時に開くことができます。前回ファイルを開いたフォルダを表示しま す。 Z 値がすべて 0.0 のポリラインは 2 次元 ポリラインについて、Z 値が全て 0.0 の場合は 2 次元のポリラインとして、Z=-999.0 の位置に表示します。 データの範囲を表示する ポリライン等のエンティティを含む範囲を表示します。異常なX,Y,Z 値のエンティティがあれば、本来の範囲よりおお きない範囲線が表示されます。 DXF の XY 座標は mm で、m に変換する DXF の XY 座標が mm 単位で記録されている場合、m に変換してリード・表示します。 DXF の Z 座標は mm で、m に変換する DXF の Z 座標が mm 単位で記録されている場合、m に変換してリード・表示します。 表示色5
DXF のポリライン等はレイヤの色で表示します。全てのエンティティを単一の色で表示したい場合、このオプション で表示色を指定します。複数の時期の複数のDXF を表示重ねて表示する場合、各ファイルを色分けして表示すると、違 いがわかりやすくなります。 開いたDXF ファイルの名前を「データ」パネルに表示します。マウス右ボタンのポップアップに保存メニューを表示 します。 保存するDXF は R12(Release12)です。DXF にはデフォルトの表示範囲を記録していないので、AutoCAD で開いた 場合は、「オブジェクト範囲ズーム」等で表示位置を調整してくださ。2.2. 開く DXF(3DFACE,SOLID)
DXF ファイル中の「3DFACE」「SOLID」エンティティを TIN として表示します。6
3 点の閉じた POLYLINE も変換する 3 点の閉じたポリラインも TIN の三角ポリゴンとして表示します。 データパネルの「TIN」のノードに、開いた DXF の名前を表示します。このノードのポップアップメニューで削除等 できます。2.3. チェックリスト保存
チェックリスト保存(DXF) DXF ファイルのポイントエンティティ円エンティティあるいは文字列をテキストエンティティとして保存します。DXF では[チェックリスト]パネルの情報はレイヤ”0”で出力します。[チェックリストのポリライン]は、チェックリストパネル に対応する3D 表示で位置を示す点と関連する線が表示されている場合、使用できます。この線をポリラインエンティテ ィとして保存します。同様に、[確認リスト]パネルの情報もレイヤ”1”に保存できます。CSV の行番号と対応がとれる ように、テキストエンティティには[チェックリスト]に表示している文字列の前に、1からの通し番号を付けています。7
2.4. スナップショット
8
【画像サイズ】作成する画像のサイズを指定します。サイズが大きいほど、より高解像度の画像が作成できます。3Dパ ネルの画像より高解像度の画像を作成することができます。サイズの縦横比が3Dパネルと異なる場合、3Dパネルの横 方向を合わせます。高解像度の画像ほど、メモリ使用量が大きくなり、作成に時間がかかります。 【表示】ウィンドウを開き、作成した画像を表示します。 ファイルメニューには「クリップボードへコピー」と「印刷」があります。 【クリップボードへコピー】作成した画像をクリップボードへコピーします。他のアプリケーションで貼り付けることが できます。 【印刷】作成した画像を印刷します。イメージ作成後、印刷ダイアログを表示します。 ページの設定にかかわらず、1ページのみ印刷します。 背景色はメニュー[表示]-[背景色]での変更できます。9
参照点を示す一点鎖線の表示は[データ]パネルの[データ]のポップアップメニュー[参照点位置表示(ON/OFF)]で切り替 えることができます。2.5. 開く 写真Exif
スナップショット後、3Dパネルが背景色のままで地図やTINが表示されないことがあります。この場合、アプリケーシ ョンのウィンドウを「最小化」した後、「元のサイズに戻す」で戻ります。 緯度経度情報が含まれる JPEG 画像をリードし、撮影位置や画像を表示します。次の PDF を参照してください。 http://www.geocoach.co.jp/download/GeoCoach3D-series-8-exif.pdf2.6. 終了
プログラムを終了します。確認のダイアログを表示します。10
3. 「表示」メニュー
注目している点を「参照点」としています。参照点を中心に 3 次元表示の回転・ズームします。見たい地物を参照点 とすることで、いろいろな角度から自由に見ることができます。左マウスボタンのダブルクリックで選択された地物上の 位置が参照点になります。 ・ [3D 表示]パネルでは、XYZ 軸に平行な6本の一点鎖線で参照点位置を示します。北向きの線を明るく表示していま す。この線と参照点の隙間は、実座標で1.0cm です。 ・ [データ]パネルの[データ] のポップアップメニュー [参照点位置表示(ON/OFF)]でこの線の表示非表示が指定でき ます。 ・ ツールバーに参照点の座標を表示します。また、座標を入力することで、参照点が変更できます。 ・ 地形データファイルをリードした直後は、3 次元の地形データの中心が参照点となっています。 ・ デフォルト表示:ファイルを開いたときの3D 表示に戻します。 ・ 鉛直表示:参照点を真上からみる表示に変わります。 ・ 背景色...: [3D 表示]パネルの背景色が指定できます。 ・ 環境光(ON/OFF) :地図全体に対する環境光の ON/OFF を指定します。 ・ 環境光色...:地図全体に対する環境光の色をダイアログで指定します。 ・ 平行光(ON/OFF) :TIN に対する平行光の ON/OFF を指定します。・ 平行光...:TIN に対する平行光の色をダイアログで指定します。 ・ 平行光方向:TIN に対する平行光の方向を指定します。デフォルトは北西方向からの光です。 ・ 平行光仰角:TIN に対する平行光の仰角を指定します。デフォルトは 60 度です。 視線情報保存 3D パネルで参照点とそれを見ている方向、ズームの値などをファイル.gc3 に記録します。gc3 はオリジナルフォーマ ットです。ひとつの視線の情報をひとつのファイルに保存します。 視線情報開く
11
保存したgc3 ファイルを開いて、3D パネルで参照点とそれを見ていた方向、ズームの値などを再現します。 表示設定 参照立方体(参照点を囲む立方体) 「3D 表示」で、参照点(見ている点)を囲む立方体の表示非表示を指定します「3D パネル」で、地物の大きさを知 るための表示です。 方向矢印 選択されたポリラインについて、点列の進行方向を示す矢印を表示します。13
4. 「処理」メニュー
開いているDXF データについて処理する機能のメニューです。4.1. ポリライン接続
等高線など、見かけ上、一本になっているのに、複数のポリラインエンティティになっている場合があります。同じレ イヤで端点座標が一致しているポリラインを接続し、1本のポリラインエンティティにします。この処理は自動で一括し て行います。下図はAutoCAD で一本の等高線を選択した例です。 開いているDXF ファイルに含まれるポリラインエンティティのレイヤ名をダイアログに表示します。選択されたレイ ヤ別に接続を試みます。 ポリラインの端点のXYZ 座標が完全に一致している場合、接続して一本のポリラインにします。同じレイヤの中では 色や線種などの属性は同じと仮定して処理します。つまり、同じレイヤ内で端点のXYZ 座標が同じならば、片方のポリ ラインを延長し、片方のポリラインを削除する処理になります。14
⇒
接続したポリラインは確認リストにリストアップします。
4.2. ポリライン編集(レイヤ指定)
15
始点のZ 値に他の点の Z 値を合わせる
ポリラインの始点のZ 値と、その他の点の Z 値が異なる場合、その他の点の Z 値を始点の Z と同じにします。等高線
などの編集で、始点のZ 値のみを設定して、他の点の Z 値を更新するための機能です。
16
5. 「DXFへ変換」メニュー
DXF 以外のファイルの情報から DXF ファイルを作成します。5.1. 図郭線等のDXFを作成
指定されたフォルダにあるファイルの名称を参照し、図郭線のDXF を作成します。例えば DM データファイルのファ イル名「01AA123.dm」から図郭の座標を計算し、「01AA123.dxf」を作成します。⇒
図郭名を参照するファイル(入力フォルダ) このフォルダのファイルのファイル名を参照します。最初の2 文字が平面直角座標系、続く 5 文字が地図情報レベル 2500 の図郭名の場合が対象です。それ以外のファイル名のファイルはスキップします。17
図郭線 図郭線を作成します。指定されたレイヤ名のレイヤを作成し、レイヤに指定された色番号をセットします。図郭線はポ リラインを出力し、XY 座標は平面直角座標、Z は 0.0 です。 緯度経度 図郭の外側に緯度経度を示す線とテキストを出力します。詳細は下記参照。 図郭のDXF ファイル(出力フォルダ) 図郭の情報のDXF ファイルを作成します。ファイル名は「入力ファイル名」+「_図郭情報.dxf」とします。この出力 フォルダは入力フォルダと同じフォルダが指定できます。 緯度経度のラインとテキストについて 図郭の外側に緯度経度を示すラインとテキストを出力します。下図はAutoCAD での表示例です。18
現段階では、レイヤ名と色以外の設定は固定しています。 東西には45 秒毎、南北には 30 秒毎にラインとテキストを出力します。 ラインの長さ 37.5 テキストの高さ 4.0 テキストの左下角の位置は、図郭線とラインから距離 0.5 テキストのスタイル STANDARD 下図はAutoCAD でのテキストの情報です。19
5.2. TIN(.txt)から等高線作成
TIN の.txt ファイルから等高線を発生し、ポリラインのシェープファイルと DXF ファイルを作成します。TIN の.txt ファイル
ポリラインのシェープファイル、
DXF ファイル
TIN の.txt ファイル
TIN の.txt ファイル
ポリラインのシェープファイル、
ポリラインのシェープファイル、
DXF ファイル
DXF ファイル
20
TIN(.txt)ファイル入力フォルダ 拡張子が.txt の TIN ファイルのフォルダを指定します。指定されたフォルダ内の.txt ファイルを参照します。 等高線の間隔 作成する等高線の標高値の間隔を指定します。主曲線の間隔です。 等高線のDXF ファイル出力フォルダ 等高線のDXF ファイルを作成するフォルダを指定します。空白の場合は DXF を作成しません。 シェープファイルの対応 保存するシェープファイルのタイプを指定します。 等高線のシェープファイル出力フォルダ 等高線のシェープファイルを作成するフォルダを指定します。空白の場合はシェープファイルを作成しません。 TIN の.txt ファイル別に等高線を作成し、同じ名前の.dxf, .shp を作成します。 TIN の.txt ファイルについて ・ 一行に一個の三角形を記録します ・ 座標値は測量座標で YXZYXZYXZ(数学座標で XYZXYZXYZ)の順です ・ 3点は上空から見て反時計回り、あるいは時計回りが保存時に指定できます。 ・ XYZ 値は小数点以下3桁で、値の間にスペースを一個挿入します。(バージョン 1.38 までは、XY 値は 14 カラム、Z 値は 12 カラムで、小数点以下3桁、右詰でした) -92681.510 22557.600 10.000 -92680.660 22555.620 12.000 -92687.160 22500.000 10.000 -92687.160 22500.000 10.000 -92686.240 22527.350 8.000 -92681.510 22557.600 10.000 -92409.540 22639.290 110.000 -92412.760 22641.500 108.000 -92409.640 22641.470 110.000 -92409.640 22641.470 110.000 -92412.760 22641.500 108.000 -92412.280 22646.750 110.000 -92412.280 22646.750 110.000 -92408.950 22647.540 112.000 -92409.640 22641.470 110.00021
このフォーマットのファイルを開く際には、空白を区切りとしてリードしています。また、反時計回りか時計回りを判定 し、両方に対応しています。 TIN ファイルのリードについては、上記の形式で行の先頭に整数値が入って、一行が10項目になっている場合にも対応 しています。この場合、最初の整数値の桁数や値に制限はありません。 1 -92681.510 22557.600 10.000 -92680.660 22555.620 12.000 -92687.160 22500.000 10.000 2 -92687.160 22500.000 10.000 -92686.240 22527.350 8.000 -92681.510 22557.600 10.000 3 -92409.540 22639.290 110.000 -92412.760 22641.500 108.000 -92409.640 22641.470 110.000 4 -92409.640 22641.470 110.000 -92412.760 22641.500 108.000 -92412.280 22646.750 110.000 5 -92412.280 22646.750 110.000 -92408.950 22647.540 112.000 -92409.640 22641.470 110.000 DXF ファイルは次のレイヤにポリラインエンティティを出力します。ポリラインの Z 値に等高線の Z 値をセットしま す。 レイヤ名 色 内容 計曲線 シアン 等高線の間隔が2m の場合、10m 間隔 等高線の間隔が5mの場合、25m間隔 主曲線 緑 上記以外の等高線 シェープファイルには次のフィールドを記録します。 フィールド名 型 内容 分類コード 数値 7101 (計曲線の場合) 7102(主曲線の場合) 標高値 数値 標高値。メートル単位。5.3. TIN(.txt)から標高別レイヤ分け
TIN の.txt ファイルについて、指定された標高値別に TIN の三角形を分割・レイヤ分けして、3DFACE の DXF ファ
イルを作成します。また、レイヤの色での画像ファイル(JPEG)も作成します。
TIN の.txt ファイル
DXF ファイル(3DFACE)
TIN の.txt ファイル
TIN の.txt ファイル
DXF ファイル(3DFACE)
DXF ファイル(3DFACE)
JPGE ファイル
JPGE ファイル
22
TIN(.txt)ファイル入力フォルダ 拡張子が.txt の TIN ファイルのフォルダを指定します。指定されたフォルダ内の.txt ファイルを参照します。 標高、色、レイヤ設定 作成するDXF ファイルのレイヤ名とそこにぞくする 3DFACE の標高値の範囲等を指定します。「色」のボタンで、色 を選択するダイアログ(下図)を表示し、選択された色でボタンの回りとレイヤ名の背景を表示します。 3DFACE の DXF ファイル出力フォルダ 3DFACE の DXF ファイルを作成するフォルダを指定します。作成する DXF ファイルは TIN の.txt ファイルと同じ名 前になります。 JPEG(.jpg)ファイル出力フォルダ TIN の.txt ファイル名が、地図情報 2500 の図郭名を含んでいる場合、4000×3000 ピクセルの JPEG ファイルを作成 します。例「TinFF104.txt」⇒「TinFF104.jpg」「TinFF104.jgw」。下図は保存する画像ファイルの例です。北西がわか ら光を当てて、北西側を明るく、南東側を暗くしています。l23
TIN の各三角形について、Z 値が指定された範囲にあれいば、そのレイヤに記録します。Z 値が指定されたと重なり大 きくなる場合は、三角形を分割してDXF に記録します。 DXF のレイヤの色番号は、指定された色に近い色番号を選択してセットします。⇒
色番号=4(シアン)
下図は作成したDXF を DXF ツールで開いた例です。 指定した範囲の上側のZ 値 指定した範囲の下側のZ 値25
6. 「DXFからDXF」メニュー
DXF ファイルを加工し、DXF ファイルを作成します。6.1. BL-XY,XY-BL変換
DXF ファイルのライン・ポリライン等の XY 座標を、平面直角座標系から十進緯度経度へ、あるいは十進緯度経度か ら平面直角座標系へ変換します。 出力DXF の小数点以下桁数 X Y 出力するDXF ファイルの XY 座標について、小数点以下桁数を指定します。 出力DXF の小数点以下桁数 Z 出力するDXF ファイルの Z 値について、小数点以下桁数を指定します。6.2. DXFのXY座標をアフィン変換
DXF ファイルの XY 座標をアフィン変換します。図面内の地形データを平面直角座標系あるいは緯度経度の座標へ変 換できます。26
「変換元の3点確認用.dxf」を保存する 変換元の3 点を頂点数 3 のポリラインが一本の DXF ファイルを出力します。ファイル名は「変換元の3点確認用.dxf」 です。 「変換先の3点確認用.dxf」を保存する 変換先の3 点を頂点数 3 のポリラインが一本の DXF ファイルを出力します。ファイル名は「変換先の3点確認用.dxf」 です。 出力DXF の小数点以下桁数 X Y 出力するDXF ファイルの XY 座標について、小数点以下桁数を指定します。 出力DXF の小数点以下桁数 Z 出力するDXF ファイルの Z 値について、小数点以下桁数を指定します。27
6.3. DXFのXYZ座標を平行移動
DXF ファイルの座標を平行移動します。レイヤ名を指定して、そのレイヤのエンティティのみを平行移動できます。 DXF ファイル入力フォルダ 元のDXF ファイルを指定します。 すべてのレイヤ 全てのレイヤのエンティティを平行移動します。 レイヤ名を指定 指定したレイヤ名のエンティティのみを平行移動します。28
平行移動量(メートル) 平行移動量 X,Y,Z それぞれの移動量を実数で指定します。 出力DXF の小数点以下桁数 X Y 出力するDXF ファイルの XY 座標について、小数点以下桁数を指定します。 出力DXF の小数点以下桁数 Z 出力するDXF ファイルの Z 値について、小数点以下桁数を指定します。 DXF ファイル出力フォルダ Z 値を変換した DXF を保存するフォルダを指定します。 レイヤ名が指定された場合、該当するレイヤ名をレポートします。6.4. DXFのZ座標を一次関数変換
DXF のポリライン・ライン・ポイントエンティティなどについて、Z 値を一次関数で変換します。 Z(新) = A × Z(旧) + B パラメータ「A」と「B」は、ダイアログで指定された変換元の Z 値と、変換先の Z 値から計算します。29
DXF ファイル入力フォルダ 元のDXF ファイルを指定します。 変換設定1、変換設定 2 元のZ 値と、変換後の Z の組を指定します。2 組の指定から変換のパラメータを決定します。1 と 2 で、異なる Z 値を 指定してください。 DXF ファイル出力フォルダ Z 値を変換した DXF を保存するフォルダを指定します。 レポートパネルには変換の設定をレポートします。6.5. ライン・ポリラインを接続
レイヤ別にラインとポリラインを接続します。ラインとポリラインについて、端点が同じXY 座標の場合、接続して一 本のポリラインにします。30
DXF ファイル入力フォルダ 元データのDXF ファイルがあるフォルダを指定します。 対象 接続するエンティティを指定します。 DXF ファイル出力フォルダ DXF ファイルを出力するフォルダを指定します。入力フォルダとは別のフォルダを指定します。 次のような処理を行います。 ① 各レイヤ別にプログラム内部でラインとポリラインからなるネットワークを作成 ② ネットワークの端点から端点、あるいは端点から分岐点までのポリラインをDXF に出力 ネットワークでの2 点の単独の線もポリラインとして出力するので、対象が「ライン」「ライン・ポリラインの両方」 の場合、出力するDXF にはラインエンティティはありません。 出力するポリラインの色はすべて「BYLAYER」になります。6.6. DXFのポリラインを修復
DXF ファイルのポリラインについて修復します。31
DXF ファイル入力フォルダ 元のDXF ファイルを指定します。 始点とZ 値値を後の点に合わせる ポリラインのZ 値について、最初の点が異常な場合、後の点と同じ Z 値に修正します。本来は Z 値が全て同じになっ ているはずなのに、1 点目の Z 値だけがずれているケースを検出し、修復します。 以下の条件で変更対象のポリラインを特定します。 頂点数が3以上 3次元のポリライン Z 値が全て同じ場合は対象外 1番目と2 番目の Z が異なる 2 番目以降の Z が全て同じ 始点とZ 値値に後の点を合わせる ポリラインのZ 値について、最初の点の Z 値に、2 番目以降の点を Z 値を合わせます。 以下の条件で変更対象のポリラインを特定します。 頂点数が2 以上 3次元のポリライン Z 値が全て同じ場合は対象外 1番目と2 番目以降の点の Z が異なる DXF ファイル出力フォルダ Z 値を変換した DXF を保存するフォルダを指定します。 レポートパネルには変換の内容をレポートします。 チェックリストには、変更した箇所をリストアップします。このメニューを実行する前に、対象のDXF ファイルを開32
いておくと、形状変更の確認が容易になります。6.7. DXFのエンティティを修復
DXF ファイルの各エンティティについて修正します。 DXF ファイル入力フォルダ 元のDXF ファイルを指定します。 全てのエンティティのZ 値を変更 DXF ファイル中のポイント、ライン、ポリライン等について、Z 値をすべて指定した値に変更します。異常な Z 値が 混在している場合の修正機能です。33
エンティティがないレイヤを削除する エンティティがないレイヤを削除します。但し、レイヤ「0」はエンティティがなくても削除しません。 DXF ファイル出力フォルダ 修復したDXF を保存するフォルダを指定します。6.8. DXFからTIN作成(レイヤ指定)
DXF ファイル内で、指定したレイヤの 3 次元ポリラインのみを参照し、TIN を作成・保存します。DXF
3 次元のポリライン
DXF
3 次元のポリライン
DXF
3 次元のポリライン
DXF
3DFACE
DXF
3DFACE
DXF
3DFACE
TXT
.txt
TXT
.txt
TXT
.txt
34
DXF ファイル入力フォルダ DXF ファイルのフォルダを指定します。 等高線・等深線などのレイヤ名 TIN 作成で参照したいポリラインがあるレイヤを指定します。最大 5 レイヤ指定できます。 水平な三角形を少なくする(尾根と谷) 谷筋を探し、できるだけ水平な三角形ができないようにします。但し、市街地などで本来水平な箇所も、勾配をつけて しまう問題があります。ポリラインについて、以下の条件の場合、等高線・等深線とみなして処理します。 3次元のポリラインでZ 値が全て同じ Z 値が-999.0 より大きい Z 値が 1m 単位(cm や mm の端数がない)35
OFF の場合(赤い三角ポリゴンが水平) ON の場合 水平な三角形を少なくする(内挿外挿入) 山頂や鞍部などについて周りの勾配から推測し、起伏をもたせます。やはり、市街地などで本来水平な箇所も起伏をつ けてしまう問題があります。 ON の場合 出力ファイルに付加する文字列作成するTIN のファイルに付加する文字列を指定します。例えば、「_tin」を指定すると、元の DXF が「test.dxf」の
場合、作成するTIN のファイルは「test_tin.dxf」となります。 DXF ファイル出力フォルダ TIN の DXF を出力するフォルダを指定します。出力する DXF には「3DFACE」エンティティを記録します。レイヤ は「0」です。作成した DXF ファイルは、メニュー「ファイル」の「開く DXF(3DFACE,SOLID)」で TIN として表示 できます。 TXT ファイルの出力フォルダ テキスト形式で拡張子.txt の TIN ファイルを出力します。1 行にひとつの三角形を記録した形式です。3 点の順序は、 上空からみて反時計回り(左回り)です。
36
7. 「DXFから変換」メニュー
DXF から情報を取り出し、DXF 以外のフォーマットのファイルを作成します。7.1. レイヤ別にエンティティ数をカウント
DXF ファイルについて、レイヤ別にエンティティ数をカウントし、CSV フィルを作成します。レイヤの構成、レイヤ の色番号、エンティティの数を調べるための機能です。 DXF ファイル入力フォルダ DXF ファイルのフォルダを指定します。このフォルダ内のすべての.dxf について調べます。 出力CSV ファイルに付加する文字列 出力するCSV ファイルに付加する文字列を指定します。例えば「_count」を指定した場合、DXF ファイル名て「test.dxf」 なら、出力するCSV ファイルは「test_count.csv」となります。この項目が空白の場合、「test.csv」となります。 CSV ファイル出力フォルダ CSV ファイルを作成するフォルダを指定します。入力 DXF ファイルのフォルダと同じフォルダでもかまいません。 出力するCSV の 1 行目はヘッダで、2 行目から各レイヤのエンティティ数です。1 列目はレイヤ名、2 列目はレイヤ の色番号、3 列目から各エンティティ別の数です。37
7.2. DXFから画像作成
DXF ファイルのポリライン等について、JPEG 画像を作成します。DXF のファイル名が地図情報レベル 2500 の図郭 名を含んでいる場合に有効です。 DXF 入力フォルダ(地図情報レベル 2500) 地図情報レベル2500 の図郭名を持つ DXF ファイルのフォルダを指定します。図郭の情報は、画像のどの位置にポリ ライン等を描画するを計算するために参照します。 JPG 入力フォルダ(地図情報レベル 2500) 作成する画像の背景となる画像があれば、そのフォルダを指定します。背景画像の.jpg は DXF と同じ名前にしておい てください。メニュー[DXF へ変換]-[TIN(.txt)から標高別レイヤ分け」で作成した JPEG などです。背景画像が指定さ れている場合、同じサイズの画像を作成します。指定がない場合、作成する画像のサイズは4000x3000 ドットです。 JPG 出力フォルダ JPEG 画像を作成するフォルダを指定します。拡張子以外のファイル名は DXF と同じです。ワールドファイル.jgw も 作成します。 DXF の情報のうち、画像に反映するのは色のみで、線種や線の太さ等は未対応です。下図は作成したJPEG を Microsoft Office Picture Manager で開いた例です。等高線等のポリラインの色は DXF での
QC65-4.dxf
QC66-3.dxf
QC65-4.jpg
QC66-3.jpg
QC65-4.jpg
QC66-3.jpg
38
色を反映しています。背景となる画像は指定していません。背景色は白です。下図は、メニュー[DXF へ変換]-[TIN(.txt)から標高別レイヤ分け」で作成した JPG を背景に、等高線などのポリライ
39
7.3. 3D面をTIN(.txt)に変換
DXF ファイル内の「3D 面(3DFACE)」の三角ポリゴンをテキスト形式の.txt ファイルに変換します。 DXF ファイル 3D 面 3D 面 3D 面 … TIN の.txt ファイル 1 行にひとつの三角形を記録 DXF ファイル 3D 面 3D 面 3D 面 … DXF ファイル 3D 面 3D 面 3D 面 … TIN の.txt ファイル 1 行にひとつの三角形を記録 TIN の.txt ファイル 1 行にひとつの三角形を記録40
DXF ファイル入力フォルダ DXF ファイルのフォルダを指定します。DXF ファイル中の「3D 面」のみを参照します。 最初の列はレイヤ名 出力するTIN(.txt)ファイルの最初の列にレイヤ名を記録します。 TIN(.txt)ファイル出力フォルダ TIN ファイル(拡張子は.txt)を作成するフォルを指定します。ひとつの DXF ファイルに対して、ひとつの.txt ファイル を作成します。.txt のファイル名は.dxf と同じです。 以下、出力するTIN の.txt ファイルの説明です。 TIN の.txt ファイルにはヘッダ行はなく、1 行目からデータです。1行にひとつの三角形を記録します。XYZ 座標は 半角スペースで区切っています。 下図は、最初の列にレイヤ名を出力した例です。DXF 内で、3DFACE が属するレイヤが「2101」の場合です。 DXF の 3DFACE には 4 点記録されていますが、次の順序で三角ポリゴンとします。1-2-3
1-3-4 但し、3 点目と 4 点目が同じ座標の場合は三角形にならないので出力しません
1 2 3 441
この順序で、TIN の.txt ファイルに XYZ 座標を記録します。 レイヤ名 X Y Z X Z X Y Z あるいは X Y Z X Z X Y Z XY は数学座標です(X が東西、Y が南北)。XYZ それぞれ小数点以下 3 桁まで記録します。 レポートパネルに、DXF での 3DFACE の数と、出力した三角ポリゴンの数を表示します。7.4. TIN(.txt)から堆積計算
DXF のポリゴンで指定した範囲について、TIN の.txt ファイルから標高値を取得し、標高値別にカウントします。XY 平面での計算ピッチは1m で、計算結果は標高別の堆積になります。 河川や湖沼のポリゴンを指定し、地形のTIN から容量などを取得するため作成した機能です。TIN の.txt
TIN の.txt
TIN の.txt
TIN の.txt
TIN の.txt
TIN の.txt
範囲指定の
dxf
標高別の堆積
csv
shp
42
範囲指定DXF ファイル 計算範囲を指定するポリゴンをDXF のポリラインで指定します。 TIN(.txt)ファイル(入力フォルダ) TIN の.txt ファイルのフォルダを指定します。この TIN から標高値を取得します。 最高標高値(m) 取得する標高値の上限を指定します。 最低標高値(m) 取得する標高値の下限を指定します。 標高値別の計算ピッチ(m) 標高値別にカウントしますが、その標高値のピッチを指定しまう。指定可能な値は1m,2m,3m...です。 体積のCSV(出力) 結果を保存するCSV ファイル名を指定します。同じ名前でシェープファイルも出力します。 1m×1m の矩形の中心の点について、TIN から標高値を取得し、その 1m×1m の矩形の深さとします。 出力するCSV ファイルの形式43
1 行目はヘッダで、DXF の各ポリゴンのレイヤ名を表示します。上記の例では、レイヤ「7321000」に複数のポリゴ ンがあるため、同じ名前が並んでいます。順序はDXF ファイルに記録されている順です。 2 行目からがデータです。各行の 1 列目は各標高値の範囲です。 2 行 2 列目からの数値が面積です。標高が高くなると面積も大きくなってきます。 出力するシェープファイルについて DXF の各ポリゴンと同じ形状をシェープファイルに出力します。 各ポリゴンのフィールドには、DXF のレイヤ名を出力します。 シェープファイルは各ポリゴンについて、CSV のように加算した面積を記録します。44
8. 「TIN」メニュー
8.1. TIN作成 DXF
三次元のポリライン、ライン、ポイントデータからTIN(Triangular Irregular Network)を作成します。
・ 作成後、[3D 表示]パネルに表示します。
・ [データ]パネルのツリー[TIN]ノード下に[地図から作成]ノードを追加し、表示非表示や表示色など指定できるよう になります。
・ TIN 作成処理には多少時間がかかります。ダイアログで、終了までの予想時間を表示します。TIN 作成処理途中で中 止できます。
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8.2. TIN作成(レイヤ名指定)
開いているDXF ファイルデータについて、指定したレイヤ名のポリライン・ライン・ポイントについて TIN を作成・