Windows8.1 アップグレードマニュアル
2016年10月21日
改訂履歴
― 改訂日 改定内容 第1版 2013年12月2日 新規作成
２．ライセンス認証
・・・
※ Windows はアップグレードライセンスのため，新規にWindows をインストールすることはできません。２．上書きインストール
・・・ 11ページ
STEP４ ライセンス認証(P18)
１．DNSサフィックスの追加
・・・ 18ページ
21ページ
３．Windows Update
・・・ 16ページ
インストールメディアの準備
・・・ 3ページ
STEP３ アップグレード(P5)
１．新規インストール
・・・ 6ページ
STEP２ インストールメディアの準備(P3)
目次
STEP１ アップグレードの前に(P1)
アップグレードの前に
・・・ 1ページ
STEP１ アップグレードの前に
Windowsのアップグレードは，事前の確認作業を怠るとこれまで使用していたコン ピュータのデータが消える可能性が高く，アップグレード自体も失敗する場合があ ります。また，アップグレード後のコンピュータの動作を完全に保証するものでもあ りません。 そのため，アップグレードを行う場合はそれらの点を十分に認識した上で，自己責 任のもと行ってください。また，アップグレードを行う前には，必ず以下の点を確認 してください。 ①ご利用になっているシステム及びソフトウェアが、Windows 8.1及び Internet Explorer 11に対応しているかご確認ください。 ②各コンピュータメーカーやMicrosoft社のホームページでは，Windowsの アップ グレードに関するガイドが掲載されています。特に，コンピュー タメーカーが掲載しているガイドは，そのメーカーが販売しているコン ピュータにおいてWindowsのアップグレードを行う場合の事前の確認事 項や注意事項が詳細に記載されています。まずは，アップグレードしよ うとしているコンピュータのメーカーが掲載しているガイドを確認してく ださい。 以下は主なメーカーのガイドページです。 ○NEC ・Windows 8.1 へのアップグレード http://121ware.com/win81-update/ ○Panasonic ・Windows 8.1 サポート評価情報 http://askpc.panasonic.co.jp/win8/up1/ ○TOSHIBA ・Windows 8.1 アップグレード情報 http://dynabook.com/assistpc/osup/windows81/index_j.htm ○FUJITSU ・Windows 8.1 動作確認情報 http://azby.fmworld.net/support/win/8-1/?supfrom=win81② Microsoft社のホームページでもWindowsのアップグレードに関する ガイドや，アップグレードを支援するためのツール等が掲載されていま す。①と併せて確認ください。 ・Windows 8.1 のシステム要件 http://windows.microsoft.com/ja-jp/windows-8/system-requirements ③ コンピュータの中に保存しているデータのバックアップを外部のハー ドディスク等に保存してください。特に，重要なデータのバックアップは 必ず保存してください。 ④ コンピュータを購入時の状態に戻せるようにリカバリディスクを準備 してください。リカバリディスクの作成方法は，コンピュータメーカーで 異なりますので，コンピュータ同梱の付属マニュアルかコンピュータ メーカーのホームページを参照してください。
STEP２ インストールメディアの準備
情報基盤センターのホームページから、全学ソフトウェアダウンロードシステムに ログインし、Windows 8.1をダウンロードします。（現在のOSと同じbit版を選択する とスムーズにアップデートできます。） ダウンロードシステムより取得するISOファイルは，1枚のメディア（CD，DVD等）の 中身を丸ごと1つのファイルに記録したものです。Windows 8以上のコンピュータで はそのままアップグレードには利用できますが、Windows 7までのコンピュータで アップグレードに利用するためには，DVD等のメディアに書き込むなどの作業が必 要です。・Windows XP ，Windows Vista におけるDVD等への書き込み
DVD等への書き込みは，お使いのコンピュータにインストールされているライ ティングソフトやフリーウェアを利用して行ってください。 ・Windows 7 以降におけるDVD等への書き込み Windows 7 以降にはDVD等への書き込み機能が標準搭載されています。 手順1 使用していない書き込み可 能なDVD（DVD-ROM以外の DVD)を，書き込み可能な DVDドライブ（左図参考例）に セットします。
手順3 Windows 7 以降ではISOファ イルを右クリックし，「ディスク イメージの書き込み」を選択 します。 * 左図は Windows7 での画面です。 手順4 書き込み用ドライブを選択 し，「書き込み」をクリックしま す。DVDへの書き込みが開 始します。 手順2 ダウンロードしたISOファイル を右クリックし，「プログラム から開く」からDVDライティン グソフトウェアを選択します。 ライティングソフトの案内に 沿ってDVDへの書き込みを 行います。 * 左図は，Roxio Creater（有料）です。ラ イティングソフトがインストールされていな い場合は，InfraRecorderやCDBurnerXP などのフリーウェアでご対応ください。
STEP３ アップグレード
現在のWindowsとアップグレードされるWindowsの組み合わせにより、アップグ レードの方法が異なります。 ❶ WindowsXP及びVistaをお使いの方。 または、言語若しくはwindowsのbitを変更されようとしている方。 → 新規インストール（カスタムインストール） ≪STEP 3-1（P6)を参照≫ DVDなどのインストールメディアからコンピュータを起動してインストールします。 ❶の方が、Windowsを起動した状態でWindows 8.1のアップデートを実行した場 合、下図のメッセージが出て先に進めません。そのため、インストールメディアか らコンピュータを起動します。 このアップグレード方法は、現在お使いのコンピュータの環境を削除し，新規に Windows をインストールします。これまでに作成したファイルや個人設定，アプリ ケーションなどは引き継がれません。 ➋ Windows7以降をお使いの方。 → 上書きインストール（アップグレード） ≪STEP 3-2（P12）を参照≫ OS起動後にインストールメディアからインストールをします。 現在お使いのコンピュータの環境を新しい Windows に置き換えます。これまで に作成したファイルや個人設定，アプリケーションなどはそのまま引き継がれま す。サンプル画面 手順3 本マニュアル作成で使用した コンピュータの場合、 Windows起動前に左図のメッ セージが一瞬表示されるの で、適当なキーを押してDVD ドライブから起動させます。
STEP３-１ 新規インストール
サンプル画面 手順1 起動デバイスの優先順位は、コンピュー タによって異なります。現在のWindowsが インストールされているデバイス（通常は ハードディスク）がDVDドライブより優先し て起動する設定になっている場合、DVDか ら起動できません。 そこで、DVDドライブがハードディスクな どに優先して起動するように、BIOSで設定 変更します。 変更方法は、コンピュータのマニュアル 等を参照してください。 なお、本マニュアル作成で使用したコン ピュータの場合、左図の起動時画面とおり 「F2」を押すとBIOSが起動します。 サンプル画面 手順2 起動デバイスの優先順位の 設定画面に移行し、DVDドラ イブを優先順位1位に設定し ます。 設定を保存し、終了します。手順4 「次へ」をクリックします。 手順5 「今すぐインストール」をクリッ クします。 手順6 ライセンス条項に同意する場 合、「同意します」にチェック を入れ、「次へ」をクリックしま す。
手順7 「カスタム」をクリックします。 手順8 Windowsのインストール場所 を選んだ後、「次へ」をクリッ クします。 手順9 処理に時間がかかります。 しばらくお待ちください。 ｖ
手順12 この段階でインターネットに 接続できていない場合、左の 画面が表示されます。 「ローカル アカウントの作成」 をクリックします。 インターネットに接続できて いる場合、STEP3-2を参照 し、Microsoft アカウントを利 用しないようにします。 手順10 好きな色を選択します。 「PC名」を入力します。 「次へ」をクリックします。 手順11 「簡単設定を使う」をクリック します。
手順13 全ての項目に入力し、「完 了」をクリックします。 続いて、STEP3-3 Windows Update（P16)に進んでくださ い。
手順3 「更新プログラムをダウン ロードしてインストールする （推奨）」を選択した後、「次 へ」をクリックします。 手順1 作成したDVDをコンピュータ にセットします。 ① 「自動再生」画面が表示される場合， 「setup.exeの実行」をクリックします。 ② ①以外の場合，DVDをダブルクリック します。 ③ DVDのフォルダを開いた場合， 「setup」をダブルクリックします。 手順2 「ユーザーアカウント制御」が 表示されますので，「はい」を クリックします。
STEP３-２ 上書きインストール
① ② ③手順4 「同意します」を選択した後、 「同意する」をクリックします。 手順5 「Windowsの設定、個人ファイ ル、アプリを引き継ぐ」を選択 した後、「次へ」をクリックしま す。 手順6 「インストール」をクリックしま す。 次の操作までしばらく時間が かかります。
手順7 インストールが始まります。 手順8 自動で処理されます。 手順9 「簡単設定を使う」をクリック します。 ※ご自身で設定される場合は，「自分 で設定する」をクリックしてください。
手順10 ローカルアカウントパスワー ド（Windowsにログインする際 に使用するパスワード）を入 力し、「次へ」をクリックしま す。 手順11 Microsoftアカウントは、SkyDriveなど Microsoftが提供しているサービスを利 用する際に必要となるID（アカウント）と パスワードのことです。 Windows 8以降は、Windows起動時 のID,パスワードとしても利用できます。 こうしておくことで、ローカルフォルダに 保存するような感覚でSky Driveにファ イルを保存でき、どこからでもアクセス できるようになります。 便利な反面、誤って公開用フォルダ に保存した場合、自動的に一般公開さ れ誰でも閲覧できる状態になるため、 注意が必要です。 そのため、このマニュアルでは、 Windows起動時にMicrosoftアカウント でサインインしないように進めていきま す。 「新しいアカウントを作る」を クリックし、「次へ」をクリック します。 （参考） ・ Microsoft アカウントの詳細は、次 のHPを参照してください。 http://www.microsoft.com/ja-jp/msaccount/default.aspx ・ Windows サインインアカウントを Micorosoft アカウントに設定後に、 Windows 7以前のアカウント（ローカル アカウント）に変更する手順は、 「Windows 8.1 Micorosoft アカウント関 連付け解除マニュアル」（情報基盤セ ンターHP掲載）を参照してください。
手順12 「次へ」をクリックします。 手順13 「既に持っているアカウントを 使い続ける」をクリックしま す。 「次へ」をクリックします。 手順14 処理が終わるまで待ちます。 （再起動が始まり、バックグラ ウンドで設定を終えた後、自 動でローカルアカウントで起 動し、スタートメニューが表示 されます。） 続いて、Windows Updateを 行います。STEP3-3（P16）を 参照してください。
手順2 「今すぐチェックする」をクリッ クします。 手順1 まずは、インターネットに接 続してください。 次に、スタートメニューを開い た状態で「Windows Update」 と入力し（入力する枠は表示 されません）、「Windows Updateの設定」を選択しま す。
STEP３-３ Windows Update
手順17 「詳細の表示」をクリックしま す。 手順18 「重要な更新プログラムをす べて選択」をクリックし、「イン ストール」をクリックして、 Windows Update を実行しま す。 アップデート前にDNSサフィッ クスの設定をしている場合 は、STEP4-2(P21)へ、設定 していない場合はSTEP4-1(P18)へ進んでください。
STEP４-１ DNSサフィックスの追加
手順1 タスクバーにある「ネットワー ク インターネットアクセス」ア イコンを右クリックし，「ネット ワークと共有センターを開く」 をクリックします。 次に，「イーサネット」をクリッ クし，「プロパティ」をクリック します。 Windowsの利用にはライセンス認証が必要です。ライセンス認証は，インストール後30日以内 に行う必要があります。期限を過ぎると，インストールしたWindowsが利用できなくなります。 また，その後の定期的なライセンス認証は，コンピュータを学内ネットワークに接続していれ ば，7日毎に自動的に実行されます。学内ネットワークに接続していない等の理由で，最後に ライセンス認証を実行した日から180日経過した場合，ライセンス認証の実行を促すメッセー ジが表示され，30日後にはWindowsが利用できなくなりますのでご注意ください。 まずは，ライセンス認証するための準備として，DNSサフィックス（kobe-u.ac.jp)の設定をしま す。既に設定している場合は，DNSサフィックスを追加する必要はありません。 手順2 「インターネットプロトコル バージョン4(TCP/IPv4)」をダ ブルクリックします。❶
➋
➌
手順3 「詳細設定」をクリックしま す。 手順4 「DNS」タブをクリックします。 「以下のDNSサフィックスを順 に追加する」を選択し，その 下にある「追加」をクリックし ます。 手順5 ドメインサフィックス欄に 「kobe-u.ac.jp」と入力し， 「OK」をクリックします
手順7 「OK」をクリックし，「インター ネット プロトコル バージョン4 (TCP/IPv4) のプロパティ」画 面を閉じます。 手順8 「OK」をクリックし，ネットワー ク接続のプロパティ画面を閉 じます。 これで設定は終了です。 手順6 DNSサフィックスに「kobe-u.ac.jp」が追加されていること を確認します。 また，「この接続のアドレスを DNSに登録する」にチェック が入っていないことを確認し ます。 「OK」をクリックし，「TCP/IP 詳細設定」画面を閉じます。
手順2 「PC情報」をクリックします。 手順1 ライセンス認証を行います。 デスクトップ上でカーソルを 画面の右上隅か右下隅に合 わせて「チャームバー」を表 示し，「設定」をクリックしま す。 ※ チャームバーとは Windows 8 から 導入された，各種基本操作ができる縦 長のメニューバーのことです。
STEP４-２ ライセンス認証
手順4 ライセンス認証が完了したこ とを確認します。 以上で作業は終了となりま す。 手順3 「Windowsのエディション」が 「Windows 8.1 Enterprise」と なっていることを確認します。 「Windowsライセンス認証」が 「Windowsはライセンス認証 されています」と表示されて いる場合、作業は終了となり ます。 「Windowsはライセンス認証 されていません。」と表示さ れている場合、「Windows ラ イセンス認証の詳細を表示」 をクリックします。
