学習指導要領解説
特別支援学校
総則等編
(幼稚部・小学部・中学部)
平 成 21年 6 月
文
部
科
学
省
目
次
第 1 編 総 説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 1 第 1 章 教 育 課 程 の 基 準 の 改 善 の 趣 旨 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 第 1 節 改 訂 の 経 緯 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 2 第 2 節 改 訂 の 基 本 方 針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 5 第 3 節 改 訂 の 要 点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 1 学 校 教 育 法 施 行 規 則 改 正 の 要 点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 8 2 幼 稚 部 教 育 要 領 の 改 訂 の 要 点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 9 3 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 改 訂 の 要 点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 10 第 2 編 幼 稚 部 教 育 要 領 解 説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 17 第 1 章 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 意 義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 第 1 節 幼 児 期 の 特 性 と 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 役 割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 1 幼 児 期 の 特 性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 18 2 幼 稚 部 に お け る 生 活 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 23 3 幼 稚 部 の 役 割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 25 第 2 節 幼 稚 部 に お け る 教 育 と 幼 稚 部 教 育 要 領 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 27 第 3 節 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 基 本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 1 人 格 形 成 の 基 礎 を 培 う こ と ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 28 2 環 境 を 通 し て 行 う 教 育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 29 3 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 基 本 に 関 連 し て 重 視 す る 事 項 ・・・・・・・・・ 32 4 計 画 的 な 環 境 の 構 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 37 5 教 師 の 役 割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 40 第 4 節 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 目 標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 45 第 5 節 教 育 課 程 の 編 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 1 教 育 課 程 の 編 成 の 基 本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 48 2 教 育 課 程 の 編 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 50 3 教 育 週 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 4 教 育 時 間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 53 5 教 育 課 程 の 評 価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 54 第 2 章 ね ら い 及 び 内 容 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57 第 1 節 ね ら い 及 び 内 容 の 考 え 方 と 領 域 の 編 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 57第 2 節 健 康 , 人 間 関 係 , 環 境 , 言 葉 及 び 表 現 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 60 第 3 節 自 立 活 動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 61 第 4 節 環 境 の 構 成 と 保 育 の 展 開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 1 環 境 の 構 成 の 意 味 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 72 2 保 育 の 展 開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 74 3 留 意 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 75 第 3 章 指 導 計 画 の 作 成 に 当 た っ て の 留 意 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 第 1 節 指 導 計 画 の 考 え 方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 1 幼 児 の 主 体 性 と 指 導 の 計 画 性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 81 2 教 育 課 程 と 指 導 計 画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82 3 指 導 計 画 と 具 体 的 な 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 82 第 2 節 一 般 的 な 留 意 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84 1 指 導 計 画 の 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 84 2 個 別 の 指 導 計 画 の 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 88 3 入 学 か ら 幼 稚 部 修 了 ま で の 生 活 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 90 4 体 験 の 多 様 性 と 関 連 性 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 91 5 長 期 の 指 導 計 画 と 短 期 の 指 導 計 画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 93 6 学 校 内 の 協 力 体 制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 94 7 教 師 の 役 割 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 95 8 家 庭 や 地 域 社 会 と の 連 携 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 97 9 小 学 部 以 降 の 生 活 や 学 習 の 基 盤 の 育 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 99 10 幼 稚 園 の 幼 児 等 と 活 動 を 共 に す る 機 会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 101 11 学 校 医 等 と の 連 絡 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 102 12 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 作 成 と 他 機 関 等 と の 連 携 ・・・・・・・・・・・・ 103 第 3 節 特 に 留 意 す る 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105 1 安 全 に 関 す る 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 105 2 行 事 の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 106 3 知 的 障 害 の あ る 幼 児 の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 107 4 複 数 の 種 類 の 障 害 を 併 せ 有 す る 幼 児 の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 107 5 教 育 課 程 に 係 る 教 育 時 間 の 終 了 後 等 の 教 育 活 動 ・・・・・・・・・・・・ 108 6 特 別 支 援 教 育 の セ ン タ ー と し て の 幼 稚 部 運 営 ・・・・・・・・・・・・・・ 110 7 障 害 種 別 ご と に 留 意 す る 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 111 第 3 編 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 解 説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 120 第 1 部 教 育 課 程 の 基 準 と 編 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 121
第 1 章 教 育 課 程 の 基 準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 第 1 節 教 育 課 程 の 意 義 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 122 第 2 節 教 育 課 程 に 関 す る 法 制 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124 1 教 育 課 程 と そ の 基 準 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124 2 教 育 課 程 に 関 す る 法 令 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 124 第 2 章 教 育 課 程 編 成 の 基 本 と 評 価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128 第 1 節 教 育 課 程 編 成 の 基 本 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128 1 教 育 課 程 編 成 の 基 本 的 な 考 え 方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 128 2 教 育 課 程 編 成 の 手 順 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 129 3 学 校 の 教 育 目 標 の 設 定 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 132 第 2 節 教 育 課 程 の 評 価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 133 1 学 校 評 価 に お け る 教 育 課 程 の 評 価 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 133 2 教 育 課 程 の 改 善 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 135 第 2 部 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 総 則 等 の 解 説 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 137 第 1 章 教 育 課 程 の 編 成 及 び 実 施 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 138 第 1 節 教 育 目 標 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 138 第 2 節 教 育 課 程 の 編 成 の 一 般 方 針 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141 1 教 育 課 程 の 編 成 の 原 則 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 141 2 道 徳 教 育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 148 3 体 育 ・ 健 康 に 関 す る 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 154 4 自 立 活 動 の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 156 第 3 節 内 容 等 の 取 扱 い に 関 す る 共 通 的 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 158 1 各 教 科 等 の 内 容 の 共 通 的 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 158 第 4 節 授 業 時 数 等 の 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166 1 年 間 の 授 業 時 数 の 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 166 2 総 合 的 な 学 習 の 時 間 に 充 て る 授 業 時 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 171 3 自 立 活 動 の 時 間 に 充 て る 授 業 時 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 171 4 年 間 の 授 業 週 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 172 5 特 別 活 動 の 授 業 時 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 173 6 授 業 の 1 単 位 時 間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 174 7 時 間 割 の 弾 力 的 な 編 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 176 8 年 間 授 業 日 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 177 9 総 合 的 な 学 習 の 時 間 の 実 施 に よ る 特 別 活 動 の 代 替 ・・・・・・・・ 177 第 5 節 指 導 計 画 の 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 180
1 各 教 科 等 及 び 各 学 年 相 互 間 の 関 連 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 181 2 学 年 の 目 標 及 び 内 容 を 2 学 年 ま と め て 示 し た 教 科 の 指 導 計 画 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 182 3 指 導 内 容 の ま と め 方 や 重 点 の 置 き 方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 183 4 合 科 的 ・ 関 連 的 な 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 184 5 個 別 の 指 導 計 画 の 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 186 6 家 庭 や 地 域 社 会 と の 連 携 並 び に 学 校 相 互 の 連 携 や 交 流 及 び 共 同 学 習 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 187 第 6 節 教 育 課 程 実 施 上 の 配 慮 事 項 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 190 1 個 に 応 じ た 指 導 な ど 指 導 方 法 の 工 夫 改 善 ・・・・・・・・・・・・・・・・ 190 2 重 複 障 害 者 の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 192 3 児 童 生 徒 の 言 語 環 境 の 整 備 と 言 語 活 動 の 充 実 ・・・・・・・・・・・・ 193 4 体 験 的 ・ 問 題 解 決 的 な 学 習 及 び 自 主 的 , 自 発 的 な 学 習 の 促 進 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 196 5 生 徒 指 導 及 び 進 路 指 導 の 充 実 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 197 6 課 題 選 択 や 自 己 の 生 き 方 を 考 え る 機 会 の 充 実 等 ・・・・・・・・・・ 201 7 見 通 し を 立 て た り , 振 り 返 っ た り す る 学 習 活 動 の 重 視 ・・・ 204 8 海 外 か ら 帰 国 し た 児 童 生 徒 や 外 国 人 の 児 童 生 徒 の 指 導 ・・・ 205 9 訪 問 教 育 に お け る 指 導 の 工 夫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 207 10 情 報 教 育 の 充 実 , コ ン ピ ュ ー タ 等 の 教 材 ・ 教 具 の 活 用 ・・・ 208 11 学 校 図 書 館 の 利 活 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 210 12 指 導 の 評 価 と 改 善 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 211 13 学 校 医 等 と の 連 絡 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 212 14 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 作 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 213 15 部 活 動 の 意 義 と 留 意 点 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 214 16 特 別 支 援 教 育 に 関 す る セ ン タ ー と し て の 役 割 ・・・・・・・・・・・・ 215 第 7 節 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 教 育 課 程 の 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・ 218 1 障 害 の 状 態 に よ り 特 に 必 要 が あ る 場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 218 2 重 複 障 害 者 の 場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 221 3 訪 問 教 育 の 場 合 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 223 4 重 複 障 害 者 等 に 係 る 授 業 時 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 224 5 学 校 教 育 法 施 行 規 則 に 規 定 さ れ て い る 教 育 課 程 の 取 扱 い ・・ 224 第 2 章 視 覚 障 害 者 , 聴 覚 障 害 者 , 肢 体 不 自 由 者 又 は 病 弱 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 各 教 科 ・・・・・・・・ 228 第 1 各 教 科 の 目 標 及 び 内 容 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 228 第 2 視 覚 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う
特 別 支 援 学 校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 230 1 的 確 な 概 念 の 形 成 と 言 葉 の 活 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 230 2 点 字 等 の 読 み 書 き の 指 導 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 230 3 指 導 内 容 の 精 選 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 231 4 コ ン ピ ュ ー タ 等 の 活 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 232 5 見 通 し を も っ た 学 習 活 動 の 展 開 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 233 第 3 聴 覚 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 234 1 言 語 概 念 の 形 成 と 思 考 力 の 育 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 234 2 読 書 に 親 し み 書 い て 表 現 す る 態 度 の 育 成 ・・・・・・・・・・・・・・・ 234 3 指 導 内 容 の 精 選 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 235 4 保 有 す る 聴 覚 の 活 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 236 5 教 材 ・ 教 具 や コ ン ピ ュ ー タ 等 の 活 用 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 236 6 言 葉 等 に よ る 意 思 の 相 互 伝 達 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 237 第 4 肢 体 不 自 由 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 239 1 表 現 す る 力 の 育 成 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 239 2 指 導 内 容 の 精 選 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 240 3 自 立 活 動 の 時 間 に お け る 指 導 と の 関 連 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 240 4 姿 勢 や 認 知 の 特 性 に 応 じ た 指 導 の 工 夫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・ 241 5 補 助 用 具 や 補 助 的 手 段 , コ ン ピ ュ ー タ 等 の 活 用 ・・・・・・・・・・ 242 第 5 病 弱 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 243 1 指 導 内 容 の 精 選 等 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 243 2 自 立 活 動 の 時 間 に お け る 指 導 と の 関 連 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 244 3 体 験 的 な 活 動 に お け る 指 導 方 法 の 工 夫 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 244 4 補 助 用 具 や 補 助 的 手 段 , コ ン ピ ュ ー タ 等 の 活 用 ・・・・・・・・・・ 245 5 負 担 過 重 と な ら な い 学 習 活 動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 246 第 3 章 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 各 教 科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 247 第 1 節 各 教 科 の 基 本 的 な 考 え 方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 247 1 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 各 教 科 の 考 え 方 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 247 2 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 に お け る 指 導 の 特 徴 に つ い て ・・・・・・・・・・・・・ 249 第 2 節 各 教 科 に 係 る 改 善 の 要 点 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 256
第 3 節 小 学 部 の 各 教 科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 257 第 1 生 活 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 257 第 2 国 語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 286 第 3 算 数 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 292 第 4 音 楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 300 第 5 図 画 工 作 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 307 第 6 体 育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 314 第 7 小 学 部 に お け る 指 導 計 画 の 作 成 と 各 教 科 全 体 に わ た る 内 容 の 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 321 第 4 節 中 学 部 の 各 教 科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 325 第 1 国 語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 325 第 2 社 会 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 330 第 3 数 学 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 337 第 4 理 科 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 343 第 5 音 楽 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 348 第 6 美 術 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 353 第 7 保 健 体 育 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 358 第 8 職 業 ・ 家 庭 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 363 第 9 外 国 語 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 373 第 10 中 学 部 に お け る 指 導 計 画 の 作 成 と 各 教 科 全 体 に わ た る 内 容 の 取 扱 い ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 376 第 4 章 道 徳 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 380 第 5 章 外 国 語 活 動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 382 第 6 章 総 合 的 な 学 習 の 時 間 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 384 第 7 章 特 別 活 動 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 386 ( 資 料 ) 1 特 別 支 援 学 級 、 通 級 に よ る 指 導 に お け る 教 育 課 程 編 成 の 特 例 ( 小 学 校 学 習 指 導 要 領 解 説 ( 総 則 編 、 中 学 校 学 習 指 導 要 領 解) 説 ( 総 則 編 ( 抜 粋 ) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 388)
第 1 章
教 育 課 程 の 基 準 の 改 善 の 趣 旨
第 1 節 改 訂 の 経 緯 21世 紀 は , 新 し い 知 識 ・ 情 報 ・ 技 術 が 政 治 ・ 経 済 ・ 文 化 を は じ め 社 会 の あ ら ゆ る 領 域 で の 活 動 の 基 盤 と し て 飛 躍 的 に 重 要 性 を 増 す , い わ ゆ る 「 知 識 基 盤 社 会 」 の 時 代 で あ る と 言 わ れ て い る 。 こ の よ う な 知 識 基 盤 社 会 化 や グ ロ ー バ ル 化 は , ア イ デ ィ ア な ど 知 識 そ の も の や 人 材 を め ぐ る 国 際 競 争 を 加 速 さ せ る 一 方 で , 異 な る 文 化 や 文 明 と の 共 存 や 国 際 協 力 の 必 要 性 を 増 大 さ せ て い る 。 こ の よ う な 状 況 に お い て , 確 か な 学 力 , 豊 か な 心 , 健 や か な 体 の 調 和 を 重 視 す る 「 生 き る 力 」 を は ぐ く む こ と が ま す ま す 重 要 に な っ て い る 。 他 方 , O E C D ( 経 済 協 力 開 発 機 構 ) の P I S A 調 査 な ど 各 種 の 調 査 か ら は , 我 が 国 の 児 童 生 徒 に つ い て は , 例 え ば , ① 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 を 問 う 読 解 力 や 記 述 式 問 題 , 知 識 ・ 技 能 を 活 用 す る 問 題 に 課 題 , ② 読 解 力 で 成 績 分 布 の 分 散 が 拡 大 し て お り , そ の 背 景 に は 家 庭 で の 学 習 時 間 な ど の 学 習 意 欲 , 学 習 習 慣 ・ 生 活 習 慣 に 課 題 , ③ 自 分 へ の 自 信 の 欠 如 や 自 ら の 将 来 へ の 不 安 , 体 力 の 低 下 と い っ た 課 題 , が 見 ら れ る と こ ろ で あ る 。 こ の た め , 平 成 17年 2 月 に は , 文 部 科 学 大 臣 か ら , 21世 紀 を 生 き る 子 ど も た ち の 教 育 の 充 実 を 図 る た め , 教 員 の 資 質 ・ 能 力 の 向 上 や 教 育 条 件 の 整 備 な ど と 併 せ て , 国 の 教 育 課 程 の 基 準 全 体 の 見 直 し に つ い て 検 討 す る よ う , 中 央 教 育 審 議 会 に 対 し て 要 請 し , 同 年 4 月 か ら 審 議 が 開 始 さ れ た 。 ま た , 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 を め ぐ る 動 向 と し て , 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 や 多 様 化 , 学 習 障 害 ( L D , 注 意 欠 陥 多 動 性 障 害 ( A D H D ) 等 の 幼 児 児 童 生 徒 へ) , , , の 対 応 や 早 期 か ら の 教 育 的 対 応 に 関 す る 要 望 の 高 ま り 卒 業 後 の 進 路 の 多 様 化 ノ ー マ ラ イ ゼ ー シ ョ ン の 理 念 の 浸 透 な ど が 見 ら れ る と こ ろ で あ る 。 こ う し た 状 況 に か ん が み , 中 央 教 育 審 議 会 に お い て は , 幼 児 児 童 生 徒 の 個 々 の ニ ー ズ に 柔 軟 に 対 応 し , 適 切 な 指 導 及 び 必 要 な 支 援 を 行 う と い う 観 点 か ら 審 議 が 進 め ら れ , 平 成 17年 12月 に 「 特 別 支 援 教 育 を 推 進 す る た め の 制 度 の 在 り 方 に つ い て ( 答 申 」 が) 取 り ま と め ら れ た 。 こ の 答 申 に お け る 提 言 等 を 踏 ま え , 平 成 18年 に 学 校 教 育 法 等 が 改 正 さ れ , 平 成 19年 度 よ り , 従 来 の 「 盲 学 校 , 聾 学 校 及 び 養 護 学 校 」 は , 複 数ろ う の 障 害 種 別 を 教 育 の 対 象 と す る こ と の で き る 「 特 別 支 援 学 校 」 に 転 換 さ れ る と と も に , 特 別 支 援 学 校 は , 小 ・ 中 学 校 等 の 要 請 に 応 じ て , こ れ ら の 学 校 に 在 籍 す る 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 の 教 育 に 関 し 必 要 な 助 言 又 は 援 助 を 行 う よ う 努 め る こ とが 規 定 さ れ た 。 ま た , 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 及 び 高 等 学 校 等 に お い て も , 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 に 対 し , 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 克 服 す る た め の 教 育 を 行 う こ と が 規 定 さ れ た 。 こ の よ う に , 特 別 支 援 教 育 に 関 し て は , 大 き な 制 度 改 正 が な さ れ た と こ ろ で あ る 。 さ ら に は , 平 成 18年 12月 の 教 育 基 本 法 改 正 や そ の 後 の 学 校 教 育 法 改 正 に よ り , 知 ・ 徳 ・ 体 の バ ラ ン ス ( 教 育 基 本 法 第 2 条 第 1 号 ) と と も に , 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 , 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 及 び 学 習 意 欲 を 重 視 し ( 学 校 教 育 法 第, 30条 第 2 項 , 学 校 教 育 に お い て は こ れ ら を 調 和 的 に は ぐ く む こ と が 必 要 で あ る) 旨 が 法 律 上 規 定 さ れ た と こ ろ で あ る 。 中 央 教 育 審 議 会 に お い て は , こ の よ う な 教 育 の 根 本 に さ か の ぼ っ た 法 改 正 を 踏 ま え た 審 議 が 行 わ れ , 2 年 10か 月 に わ た る 審 議 の 末 , 平 成 20年 1 月 に 「 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 , 高 等 学 校 及 び 特 別 支 援 学 校 の 学 習 指 導 要 領 等 の 改 善 に つ い て 」 答 申 を 行 っ た 。 こ の 答 申 で は , 各 学 校 段 階 や 各 教 科 等 に わ た る 学 習 指 導 要 領 な ど の 改 善 の 方 向 性 と し て , 次 の 7 点 を 示 し て い る 。 ① 改 正 教 育 基 本 法 等 を 踏 ま え た 学 習 指 導 要 領 改 訂 ② 「 生 き る 力 」 と い う 理 念 の 共 有 ③ 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 の 習 得 ④ 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 の 育 成 ⑤ 確 か な 学 力 を 確 立 す る た め に 必 要 な 授 業 時 数 の 確 保 ⑥ 学 習 意 欲 の 向 上 や 学 習 習 慣 の 確 立 ⑦ 豊 か な 心 や 健 や か な 体 の 育 成 の た め の 指 導 の 充 実 具 体 的 に は , ① に つ い て は , 教 育 基 本 法 が 約 60年 ぶ り に 改 正 さ れ , 21世 紀 を 切 り 拓 く 心 豊 か で た く ま し い 日 本 人 の 育 成 を 目 指 す と い う 観 点 か ら , こ れ か ら の 教ひ ら 育 の 新 し い 理 念 が 定 め ら れ た こ と や 学 校 教 育 法 に お い て 教 育 基 本 法 改 正 を 受 け て , 新 た に 義 務 教 育 の 目 標 が 規 定 さ れ る と と も に , 各 学 校 段 階 の 目 的 ・ 目 標 規 定 が 改 正 さ れ た こ と を 十 分 に 踏 ま え た 学 習 指 導 要 領 改 訂 で あ る こ と を 求 め た 。 ③ に つ い て は , 読 み ・ 書 き ・ 計 算 な ど の 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 は , 例 え ば , 小 学 校 低 ・ 中 学 年 で は 体 験 的 な 理 解 や 繰 り 返 し 学 習 を 重 視 す る な ど , 発 達 の 段 階 に 応 じ て 徹 底 し て 習 得 さ せ , 学 習 の 基 盤 を 構 築 し て い く こ と が 大 切 と の 提 言 が な さ れ た こ の 基 盤 の 上 に ④ の 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 を は ぐ く む た め に 観 察 ・。 , , 実 験 , レ ポ ー ト の 作 成 , 論 述 な ど 知 識 ・ 技 能 の 活 用 を 図 る 学 習 活 動 を 発 達 の 段 階 に 応 じ て 充 実 さ せ る と と も に , こ れ ら の 学 習 活 動 の 基 盤 と な る 言 語 に 関 す る 能 力 の 育 成 の た め に , 小 学 校 低 ・ 中 学 年 の 国 語 科 に お い て 音 読 ・ 暗 唱 , 漢 字 の 読 み 書 き な ど 基 本 的 な 力 を 定 着 さ せ た 上 で , 各 教 科 等 に お い て , 記 録 , 要 約 , 説 明 , 論 述 と い っ た 学 習 活 動 に 取 り 組 む 必 要 が あ る と 指 摘 し た 。 ま た , ⑦ の 豊 か な 心 や 健
や か な 体 の 育 成 の た め の 指 導 の 充 実 に つ い て は , 徳 育 や 体 育 の 充 実 の ほ か , 国 語 を は じ め と す る 言 語 に 関 す る 能 力 の 重 視 や 体 験 活 動 の 充 実 に よ り , 他 者 , 社 会 , 自 然 ・ 環 境 と か か わ る 中 で , こ れ ら と と も に 生 き る 自 分 へ の 自 信 を も た せ る 必 要 が あ る と の 提 言 が な さ れ た 。 こ れ ら に 加 え て , 特 別 支 援 教 育 に 関 し て は , ① 社 会 の 変 化 や 子 ど も の 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 多 様 化 ② 複 数 の 障 害 種 別 に 対 応 し た 教 育 を 行 う こ と の で き る 特 別 支 援 学 校 制 度 の 創 設 ③ 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 及 び 高 等 学 校 等 に お け る 特 別 支 援 教 育 の 制 度 化 な ど に 対 応 し , 障 害 の あ る 子 ど も 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 対 応 し た 適 切 な 教 育 , 。 や 必 要 な 支 援 を 行 う 観 点 か ら 教 育 課 程 の 基 準 の 改 善 を 図 る こ と が 示 さ れ て い る こ の 答 申 を 踏 ま え , 学 校 教 育 法 施 行 規 則 を 改 正 す る と と も に , 平 成 20年 3 月 28 日 に は , 幼 稚 園 教 育 要 領 , 小 学 校 学 習 指 導 要 領 及 び 中 学 校 学 習 指 導 要 領 を 公 示 し た 。 ま た , 平 成 21年 3 月 9 日 に は , 高 等 学 校 学 習 指 導 要 領 , 特 別 支 援 学 校 の 幼 稚 部 教 育 要 領 , 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 , 高 等 部 学 習 指 導 要 領 を 公 示 し た 。 特 別 支 援 学 校 の 新 し い 学 習 指 導 要 領 等 は , 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 及 び 高 等 学 , , 校 の 新 学 習 指 導 要 領 等 の 実 施 時 期 に 合 わ せ て 幼 稚 部 に つ い て は 平 成 21年 度 か ら 小 学 部 に つ い て は 平 成 23年 度 か ら , 中 学 部 に つ い て は 平 成 24年 度 か ら , 全 面 実 施 す る こ と と し , 高 等 部 に つ い て は , 平 成 25年 度 か ら 学 年 進 行 に よ り 段 階 的 に 実 施 す る こ と と し て い る 。
第 2 節 改 訂 の 基 本 方 針 特 別 支 援 学 校 の 学 習 指 導 要 領 等 は , 教 育 基 本 法 や 学 校 教 育 法 等 の 規 定 に の っ と , , 。 り 前 述 の 中 央 教 育 審 議 会 答 申 を 踏 ま え 次 の 方 針 に 基 づ き 改 訂 し た も の で あ る 1 次 に 示 す ① か ら ③ の 基 本 方 針 に 基 づ き , 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 及 び 高 等 学 校 の 教 育 課 程 の 基 準 の 改 善 に 準 じ た 改 善 を 図 る 。 ① 教 育 基 本 法 改 正 等 で 明 確 と な っ た 教 育 の 理 念 を 踏 ま え 「 生 き る 力 」 を 育 成 す る こ と 。 平 成 8 年 7 月 の 中 央 教 育 審 議 会 答 申 ( 21世 紀 を 展 望 し た 我 が 国 の 教 育 の「 在 り 方 に つ い て ) は , 変 化 の 激 し い 社 会 を 担 う 子 ど も た ち に 必 要 な 力 は ,」 基 礎 ・ 基 本 を 確 実 に 身 に 付 け , い か に 社 会 が 変 化 し よ う と , 自 ら 課 題 を 見 つ け , 自 ら 学 び , 自 ら 考 え , 主 体 的 に 判 断 し , 行 動 し , よ り よ く 問 題 を 解 決 す る 資 質 や 能 力 , 自 ら を 律 し つ つ , 他 人 と と も に 協 調 し , 他 人 を 思 い や る 心 や 感 動 す る 心 な ど の 豊 か な 人 間 性 , た く ま し く 生 き る た め の 健 康 や 体 力 な ど の 「 生 き る 力 」 で あ る と 提 言 し た 。 今 回 の 改 訂 に お い て は , 生 き る 力 と い う 理 念 は , 知 識 基 盤 社 会 の 時 代 に お い て ま す ま す 重 要 と な っ て い る こ と か ら , こ れ を 継 承 し , 生 き る 力 を 支 え る 確 か な 学 力 , 豊 か な 心 , 健 や か な 体 の 調 和 の と れ た 育 成 を 重 視 し て い る 。 こ の た め , 総 則 の 「 教 育 課 程 編 成 の 一 般 方 針 」 と し て , 引 き 続 き 「 各 学 校 に お い て , 児 童 又 は 生 徒 に 生 き る 力 を は ぐ く む こ と を 目 指 」 す こ と と し , 児 童 生 徒 の 発 達 の 段 階 を 考 慮 し つ つ , 知 ・ 徳 ・ 体 の 調 和 の と れ た 育 成 を 重 視 す る こ と が 示 さ れ た 。 ま た , 教 育 基 本 法 改 正 に よ り , 教 育 の 理 念 と し て , 新 た に , 公 共 の 精 神 を 尊 ぶ こ と , 環 境 の 保 全 に 寄 与 す る こ と , 伝 統 と 文 化 を 尊 重 し , そ れ ら を は ぐ く ん で き た 我 が 国 と 郷 土 を 愛 す る と と も に , 他 国 を 尊 重 し , 国 際 社 会 の 平 和 , 。 と 発 展 に 寄 与 す る こ と が 規 定 さ れ た こ と な ど を 踏 ま え 内 容 の 充 実 を 行 っ た ② 知 識 ・ 技 能 の 習 得 と 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 の 育 成 の バ ラ ン ス を 重 視 す る こ と 。 確 か な 学 力 を 育 成 す る た め に は , 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 を 確 実 に 習 得 さ せ る こ と , こ れ ら を 活 用 し て 課 題 を 解 決 す る た め に 必 要 な 思 考 力 , 判 断 力 , 表 現 力 そ の 他 の 能 力 を は ぐ く む こ と の 双 方 が 重 要 で あ り , こ れ ら の バ ラ ン ス を 重 視 す る 必 要 が あ る 。 こ の た め , 各 教 科 に お い て 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 の 習 得 を 重 視 す る と と も に , 観 察 ・ 実 験 や レ ポ ー ト の 作 成 , 論 述 な ど 知 識 ・ 技 能 の 活 用 を 図 る
, , 学 習 活 動 を 充 実 す る こ と さ ら に 総 合 的 な 学 習 の 時 間 を 中 心 と し て 行 わ れ る 教 科 等 の 枠 を 超 え た 横 断 的 ・ 総 合 的 な 課 題 に つ い て 各 教 科 等 で 習 得 し た 知 識 ・ 技 能 を 相 互 に 関 連 付 け な が ら 解 決 す る と い っ た 探 究 活 動 の 質 的 な 充 実 を 図 る こ と な ど に よ り 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 を 育 成 す る こ と と し て い る 。 , , , ま た こ れ ら の 学 習 を 通 じ て そ の 基 盤 と な る の は 言 語 に 関 す る 能 力 で あ り 国 語 科 の み な ら ず , 各 教 科 等 に お い て そ の 育 成 を 重 視 し て い る 。 さ ら に , 学 習 意 欲 を 向 上 さ せ , 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 む 態 度 を 養 う と と も に , 家 庭 と の 連 携 を 図 り な が ら , 学 習 習 慣 を 確 立 す る こ と を 重 視 し て い る 。 以 上 の よ う な 観 点 か ら , 国 語 , 社 会 , 算 数 ( 数 学 , 理 科 及 び 外 国 語 の 内) 容 を 充 実 さ せ る と と も に , 小 学 部 の 高 学 年 に 外 国 語 活 動 を 新 設 し た 。 , 。 ③ 道 徳 教 育 や 体 育 な ど の 充 実 に よ り 豊 か な 心 や 健 や か な 体 を 育 成 す る こ と 豊 か な 心 や 健 や か な 体 を 育 成 す る こ と に つ い て は , 家 庭 や 地 域 の 実 態 ( 教 育 力 の 低 下 ) を 踏 ま え , 学 校 に お け る 道 徳 教 育 や 体 育 な ど の 充 実 を 重 視 し て い る 。 こ の た め , 道 徳 教 育 に つ い て は , 道 徳 の 時 間 を 要 と し て 学 校 の 教 育 活 動か な め 全 体 を 通 じ て 行 う も の で あ る こ と を 明 確 化 し た 上 で , 発 達 の 段 階 に 応 じ た 指 導 内 容 の 重 点 化 や 体 験 活 動 の 推 進 , 道 徳 教 育 推 進 教 師 ( 道 徳 教 育 の 推 進 を 主 に 担 当 す る 教 師 ) を 中 心 に 全 教 師 が 協 力 し て 道 徳 教 育 を 展 開 す る こ と の 明 確 化 , 先 人 の 伝 記 , 自 然 , 伝 統 と 文 化 , ス ポ ー ツ な ど 児 童 生 徒 が 感 動 を 覚 え る 教 材 の 開 発 と 活 用 な ど に よ り 充 実 す る こ と を 示 し て い る 。 ま た , 体 育 に つ い て は , 生 涯 に わ た っ て 運 動 や ス ポ ー ツ を 豊 か に 実 践 し て い く こ と と 体 力 の 向 上 に 関 す る 指 導 の 充 実 を 図 る と と も に , 心 身 の 健 康 の 保 持 増 進 に 関 す る 指 導 に 加 え , 学 校 に お け る 食 育 の 推 進 や 安 全 に 関 す る 指 導 を 総 則 に 新 た に 規 定 す る な ど の 改 善 を 行 っ た 。 2 社 会 の 変 化 や 幼 児 児 童 生 徒 の 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 多 様 化 な ど に 対 応 し , 障 害 の あ る 子 ど も 一 人 一 人 の 教 育 的 ニ ー ズ に 応 じ た 適 切 な 教 育 や 必 要 な 支 援 を 充 実 す る 。 近 年 , 時 代 の 進 展 と と も に 特 別 支 援 学 校 を 取 り 巻 く 諸 状 況 は 大 き く 変 化 し て き て い る 。 例 え ば , 国 内 外 に お け る 障 害 者 施 策 の 進 展 , 幼 児 児 童 生 徒 の 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 発 達 障 害 を 含 む 障 害 の 多 様 化 , 教 育 , 医 療 , 福 祉 , 労 働 等 の 関 係 機 関 が 連 携 し た 支 援 の 必 要 性 な ど が 挙 げ ら れ る 。 こ の よ う な 状 況 の 変 化 に 適 切 に 対 応 し , 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 が 自 己 の も つ 能 力 や 可 能 性 を 最 大 限 に 伸 ば し , 自 立 し 社 会 参 加 す る た め に 必 要 な 力 を 培 う
た め に は , 一 人 一 人 の 障 害 の 状 態 等 に 応 じ た き め 細 か な 指 導 を 一 層 充 実 す る こ と が 重 要 で あ る 。 こ の た め , 以 下 の ア か ら エ の 観 点 か ら , 改 善 を 図 っ て い る 。 ア 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 多 様 化 へ の 対 応 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 改 善 ・ 克 服 す る た め の 指 導 領 ・ 域 で あ る 「 自 立 活 動 」 に つ い て , 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 発 達 障 害 を 含 む 多 様 な 障 害 に 応 じ た 指 導 を 充 実 す る た め , そ の 内 容 と し て 「 他 者, 」 , と の か か わ り の 基 礎 に 関 す る こ と を 示 す な ど の 改 善 を 図 る と と も に 指 導 計 画 作 成 の 手 順 等 を 明 確 に し た 。 ・ 重 複 障 害 者 や 訪 問 教 育 に 関 し , 指 導 計 画 作 成 上 の 配 慮 事 項 を 規 定 し た 。 イ 一 人 一 人 に 応 じ た 指 導 の 充 実 ・ す べ て の 幼 児 児 童 生 徒 に つ い て , 各 教 科 等 に わ た る 「 個 別 の 指 導 計 画 」 を 作 成 す る こ と を 規 定 し た 。 ・ 教 育 , 医 療 , 福 祉 , 労 働 等 の 関 係 機 関 が 連 携 し , 一 人 一 人 に 応 じ た 支 援 を 行 う た め , す べ て の 幼 児 児 童 生 徒 に 「 個 別 の 教 育 支 援 計 画 」 を 作 成 す る こ と を 規 定 し た 。 ウ 自 立 と 社 会 参 加 に 向 け た 職 業 教 育 の 充 実 ・ 知 的 障 害 者 で あ る 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 に お け る 職 , 「 」 。 業 教 育 を 充 実 す る た め 高 等 部 の 専 門 教 科 と し て 福 祉 を 新 設 し た ・ 地 域 や 産 業 界 等 と 連 携 し , 職 業 教 育 や 進 路 指 導 の 充 実 を 図 る こ と を 規 定 し た 。 エ 交 流 及 び 共 同 学 習 の 推 進 ・ 幼 稚 園 , 小 学 校 , 中 学 校 及 び 高 等 学 校 等 の 幼 児 児 童 生 徒 と 交 流 及 び 共 同 学 習 を 計 画 的 , 組 織 的 に 行 う こ と を 規 定 し た 。
第 3 節 改 訂 の 要 点 1 学 校 教 育 法 施 行 規 則 改 正 の 要 点 学 校 教 育 法 施 行 規 則 で は , 教 育 課 程 編 成 の 基 本 的 な 要 素 で あ る 各 教 科 等 の 種 類 に つ い て 規 定 し て い る 。 今 回 は , こ れ ら の 規 定 に つ い て 次 の よ う な 改 正 を 行 っ た 。 (1) 外 国 語 活 動 に つ い て ( 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 126条 ) 外 国 語 を 通 じ て , 児 童 が 積 極 的 に コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を 図 ろ う と す る 態 度 を 育 成 し , 言 語 ・ 文 化 に 対 す る 理 解 を 深 め る た め に , 視 覚 障 害 者 , 聴 覚 障 害 者 , 肢 体 不 自 由 者 又 は 病 弱 者 で あ る 児 童 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 小 学 部 第 5 ・ 6 学 年 に 「 外 国 語 活 動 」 を 新 設 す る こ と と し た 。 こ の た め , 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 126条 に お い て は , 従 前 , 小 学 部 の 教 育 課 程 は 「 国 語 ,, 社 会 , 算 数 , 理 科 , 生 活 , 音 楽 , 図 画 工 作 , 家 庭 及 び 体 育 の 各 教 科 , 道 徳 , 特 別 活 動 , 自 立 活 動 並 び に 総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 に よ っ て 編 成 す る と 規 定 し て い た が , 今 回 の 改 正 に お い て は , こ れ ら に 外 国 語 活 動 を 加 え て 編 成 す る こ と と し 「 国 語 , 社 会 , 算 数 , 理 科 , 生 活 , 音 楽 , 図 画 工 作 , 家 庭 及 び 体 育, の 各 教 科 , 道 徳 , 外 国 語 活 動 , 総 合 的 な 学 習 の 時 間 , 特 別 活 動 並 び に 自 立 活 動 」 と し た ( 同 条 第 1 項 。) ま た , 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 小 学 部 の 教 育 課 程 に つ い て の 規 定 を 整 理 し , 同 条 第 2 項 に お い て 「 知 的 障 害 者 で あ, る 児 童 を 教 育 す る 場 合 は , 生 活 , 国 語 , 算 数 , 音 楽 , 図 画 工 作 及 び 体 育 の 各 教 科 , 道 徳 , 特 別 活 動 並 び に 自 立 活 動 に よ っ て 編 成 す る も の と す る 」 と し。 た 。 (2) 中 学 部 の 選 択 教 科 等 に つ い て ( 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 127条 ) 中 学 校 の 選 択 教 科 に つ い て は , 必 修 教 科 の 教 育 内 容 や 授 業 時 数 を 増 加 す る こ と に よ り 教 育 課 程 の 共 通 性 を 高 め る 必 要 が あ る こ と か ら , 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 73条 等 で 規 定 す る 標 準 授 業 時 数 の 枠 外 で 各 学 校 に お い て 開 設 し 得 る こ と と さ れ た 。 今 回 の 改 訂 に お い て は , こ う し た 中 学 校 に お け る 教 育 課 程 の 改 訂 に 準 じ , 中 学 部 に お け る 選 択 教 科 の 授 業 時 数 も 総 授 業 時 数 の 枠 外 で 開 設 し 得 る こ と と し た 。 こ の た め , 同 規 則 第 127条 を 改 正 し , 視 覚 障 害 者 , 聴 覚 障 害 者 , 肢 体 不 自 由 者 又 は 病 弱 者 で あ る 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 中 学 部 の 教 育 課 程 は 「 必 修 教 科 , 選 択 教 科 , 道 徳 , 特 別 活 動 , 自 立 活 動 及, び 総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 に よ っ て 編 成 す る と 規 定 し て い た の を 「 国 語 , 社, 会 , 数 学 , 理 科 , 音 楽 , 美 術 , 保 健 体 育 , 技 術 ・ 家 庭 及 び 外 国 語 の 各 教 科 ,
, , 」 ( )。 道 徳 総 合 的 な 学 習 の 時 間 特 別 活 動 並 び に 自 立 活 動 と し た 同 条 第 1 項 ま た , 知 的 障 害 者 で あ る 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 中 学 部 の 教 育 課 程 に つ い て は , 選 択 教 科 と し て 設 け る 「 そ の 他 の 教 科 」 の 授 業 時 数 に つ い て は 総 授 業 時 数 の 枠 外 と す る が 「 外 国 語 科 」 に つ い て は , 総 授 業 時 数, の 枠 内 で 設 け る こ と と し た 。 こ の た め , 同 条 第 2 項 に お い て 「 知 的 障 害 者, で あ る 生 徒 を 教 育 す る 場 合 は 国 語 , 社 会 , 数 学 , 理 科 , 音 楽 , 美 術 , 保 健 体 育 及 び 職 業 ・ 家 庭 の 各 教 科 , 道 徳 , 総 合 的 な 学 習 の 時 間 , 特 別 活 動 並 び に 自 立 活 動 に よ っ て 教 育 課 程 を 編 成 す る も の と す る 」 と し た 上 で , 外 国 語 科 の。 取 扱 い に つ い て 「 た だ し , 必 要 が あ る 場 合 に は , 外 国 語 科 を 加 え て 教 育 課 程 を 編 成 す る こ と が で き る も の と す る 」 と し た 。。 (3) 各 教 科 等 を 合 わ せ て 指 導 す る こ と に つ い て ( 学 校 教 育 法 施 行 規 則 第 130条 第 2 項 ) 重 複 障 害 者 を 教 育 す る 場 合 , 各 教 科 , 道 徳 , 特 別 活 動 及 び 自 立 活 動 を 合 わ せ て 授 業 を 行 う こ と が で き る こ と は 従 来 ど お り で あ る が , 外 国 語 活 動 に つ い て も 合 わ せ て 授 業 を 行 う こ と が で き る こ と と し た 。 2 幼 稚 部 教 育 要 領 の 改 訂 の 要 点 (1) 総 則 ① 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 基 本 「 幼 児 期 の 教 育 は , 生 涯 に わ た る 人 格 形 成 の 基 礎 を 培 う 重 要 な も の で あ る こ と 」 は , 従 前 は 「 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 目 標 」 で 規 定 し て い た が ,, 幼 稚 園 教 育 要 領 の 改 訂 に 準 じ , 第 1 章 総 則 「 第 1 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 基 本 」 で 規 定 し た 。 ② 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 目 標 学 校 教 育 法 や 幼 稚 園 教 育 要 領 の 改 訂 を 踏 ま え , 次 の 目 標 の 達 成 に 努 め る こ と を 示 し た 。 ○ 学 校 教 育 法 第 23条 に 規 定 す る 幼 稚 園 教 育 の 目 標 ○ 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 改 善 ・ 克 服 し 自 立 を 図 る た め に 必 要 な 態 度 や 習 慣 な ど を 育 て , 心 身 の 調 和 的 発 達 の 基 盤 を 培 う よ う に す る こ と 。 ③ 教 育 課 程 の 編 成 幼 稚 部 は , 幼 稚 部 に お け る 教 育 の 目 標 の 達 成 に 努 め る こ と に よ り , 義 務 教 育 及 び そ の 後 の 教 育 の 基 礎 が 培 わ れ る こ と を 明 確 に し た 。
(2) ね ら い 及 び 内 容 等 各 領 域 の う ち , 幼 稚 園 教 育 要 領 に 準 ず る 「 健 康」,「 人 間 関 係」,「 環 境 ,」 「 言 葉 」 及 び 「 表 現 」 に つ い て は , 幼 稚 園 教 育 要 領 の 改 善 に 準 じ た 改 善 を 図 る こ と と し た 。 ま た 「 自 立 活 動 」 に つ い て は , 障 害 の 重 度 ・ 重 複 化 , 多 様 化 等 に 対 応, す る 観 点 か ら , 内 容 等 の 充 実 を 図 っ た 。 (3) 指 導 計 画 の 作 成 に 当 た っ て の 留 意 事 項 ① 一 般 的 な 留 意 事 項 す べ て の 幼 児 に 個 別 の 指 導 計 画 を 作 成 す る こ と , 多 様 な 体 験 を す る と と も に 心 身 の 調 和 の と れ た 発 達 を 促 す よ う に し て い く こ と , 家 庭 と の 連 携 に 当 た っ て は 保 護 者 の 幼 児 期 の 教 育 に 関 す る 理 解 が 深 ま る よ う 配 慮 す る こ , , , と 幼 稚 園 の 幼 児 な ど と 活 動 を 共 に す る こ と を 計 画 的 組 織 的 に 行 う こ と 関 係 機 関 と 連 携 し た 個 別 の 教 育 支 援 計 画 を す べ て の 幼 児 に 作 成 す る こ と な ど を 新 た に 示 し た 。 ② 特 に 留 意 す る 事 項 複 数 の 障 害 を 併 せ 有 す る 幼 児 の 指 導 に つ い て の 配 慮 事 項 , 教 育 課 程 に 係 る 教 育 時 間 終 了 後 等 に 幼 児 を 対 象 に 行 う 教 育 活 動 の 留 意 事 項 , 地 域 に お け る 特 別 支 援 教 育 の セ ン タ ー と し て の 役 割 な ど を 新 た に 示 し た 。 3 小 学 部 ・ 中 学 部 学 習 指 導 要 領 改 訂 の 要 点 (1) 総 則 総 則 に つ い て は , 今 回 の 改 訂 の 趣 旨 が 教 育 課 程 の 編 成 や 実 施 に 生 か さ れ る よ う に す る 観 点 か ら 改 善 を 行 っ た 。 ま た , 中 学 部 の 選 択 教 科 は 総 授 業 時 数 の 枠 外 で 各 学 校 に お い て 開 設 し 得 る こ と と し た こ と を 踏 ま え , 選 択 教 科 に つ い て は 「 内 容 等 の 取 扱 い に 関 す る 共 通 的 事 項 」 に お い て 定 め る と と も に , こ れ ま で 総 則 に 規 定 し て き た 「 総 合 的 な 学 習 の 時 間 」 は 第 5 章 と し て 規 定 す る こ と と し た 。 こ の ほ か 「 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 特 例 」 は 「 重 複 障 害 者 等 に 関, す る 教 育 課 程 の 取 扱 い 」 と し , 基 本 的 な 教 育 課 程 の 基 準 を 示 し た 後 に こ れ を 示 す こ と に よ り , 弾 力 的 な 取 扱 い が 分 か り や す く な る よ う に し た 。 こ う し た こ と に よ り , 教 育 課 程 の 編 成 に つ い て は 「 一 般 方 針, 」,「 内 容 等 の 取 扱 い に 関 す る 共 通 的 事 項」,「 授 業 時 数 等 の 取 扱 い」,「 指 導 計 画 の 作 成 等 に 当 た っ て 配 慮 す べ き 事 項 」 及 び 「 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 教 育 課 程 の 取 扱 い 」 の 五 つ の 柱 を 立 て て 構 成 す る こ と と し た 。 ① 教 育 目 標 ( 第 1 節 )
学 校 教 育 法 第 72条 の 改 正 を 踏 ま え 「 障 害 に 基 づ く 種 々 の 困 難 を 改 善 ・, 克 服 す る 」 を 「 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 を 改 善 ・ 克 服 し 自 立 を 図 る 」 と 改 め た 。 ② 教 育 課 程 の 編 成 の 一 般 方 針 ( 第 2 節 第 1 ) 教 育 課 程 編 成 の 原 則 , 道 徳 教 育 及 び 体 育 ・ 健 康 に 関 す る 指 導 , 自 立 活 動 の 指 導 の 四 つ の 構 成 は 従 前 ど お り と し , 今 回 の 改 訂 の 趣 旨 を 生 か す 観 点 か ら , 次 の よ う な 改 善 を 行 っ た 。 ア 教 育 課 程 編 成 の 原 則 ( 第 2 節 第 1 の 1 ) 今 回 の 改 訂 の 趣 旨 が 生 か さ れ る よ う , 各 学 校 に お い て , 児 童 生 徒 に 生 き る 力 を は ぐ く む こ と を 目 指 し , 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 を 確 実 に 習 得 さ せ , こ れ ら を 活 用 し て 課 題 を 解 決 す る た め に 必 要 な 思 考 力 , 判 断 力 , 表 現 力 そ の 他 の 能 力 を は ぐ く む と と も に , 主 体 的 に 学 習 に 取 り 組 む 態 度 を 養 う こ と に 努 め る こ と と し た 。 ま た , そ の 際 , 児 童 生 徒 の 発 達 の 段 階 を 考 慮 し て , 児 童 生 徒 の 言 語 活 動 を 充 実 す る と と も に , 家 庭 と の 連 携 を 図 り な が ら , 児 童 生 徒 の 学 習 習 慣 が 確 立 す る よ う 配 慮 し な け れ ば な ら な い こ と と し た 。 イ 道 徳 教 育 ( 第 2 節 第 1 の 2 ) 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を 通 じ て 行 う 道 徳 教 育 の 重 要 性 を 強 調 し , そ の 一 層 の 充 実 を 図 る た め , 引 き 続 き 道 徳 教 育 の 全 体 の 目 標 を 総 則 に お い て 掲 げ る こ と と し , 次 の 三 点 の 改 善 を 図 っ た 。 第 一 に , 道 徳 教 育 は , 道 徳 の 時 間 を 要 と し て 学 校 の 教 育 活 動 全 体 を か な め 通 じ て , 児 童 生 徒 の 発 達 の 段 階 を 考 慮 し て 行 う も の で あ る こ と を 明 確 に し た 。 第 二 に , 改 正 教 育 基 本 法 を 踏 ま え , 道 徳 教 育 の 目 標 と し て , 伝 統 と 文 化 を 尊 重 し , そ れ ら を は ぐ く ん で き た 我 が 国 と 郷 土 を 愛 し , 公 共 の 精 神 を 尊 び , 他 国 を 尊 重 し 国 際 社 会 の 平 和 と 発 展 や 環 境 の 保 全 に 貢 献 す る 主 体 性 あ る 日 本 人 を 育 成 す る こ と を 追 加 し た 。 第 三 に , 小 学 部 に お け る 道 徳 教 育 に お い て は , 発 達 の 段 階 を 踏 ま え , 道 徳 性 の 育 成 に 資 す る 体 験 活 動 と し て 集 団 宿 泊 活 動 を 追 加 す る と と も に , 特 に 児 童 が 基 本 的 な 生 活 習 慣 , 社 会 生 活 上 の き ま り を 身 に 付 け , 善 悪 を 判 断 し , 人 間 と し て し て は な ら な い こ と を し な い よ う に す る こ と な ど を 重 視 す る こ と と し た 。 ま た , 中 学 部 に お け る 道 徳 教 育 に お い て は , 発 達 の 段 階 を 踏 ま え , 人 間 と し て の 生 き 方 に つ い て の 自 覚 な ど 道 徳 性 の 育 成 に 資 す る 体 験 活 動 と し て 職 場 体 験 活 動 を 追 加 す る と と も に , 特 に 生 徒 が 自 他 の 生 命 を 尊 重 し , 規 律 あ る 生 活 が で き , 自 分 の 将 来 を 考 え , 法
や き ま り の 意 義 の 理 解 を 深 め , 主 体 的 に 社 会 の 形 成 に 参 画 し , 国 際 社 会 に 生 き る 日 本 人 と し て の 自 覚 を 身 に 付 け る よ う に す る こ と な ど を 重 視 す る こ と と し た 。 ウ 体 育 ・ 健 康 に 関 す る 指 導 ( 第 2 節 第 1 の 3 ) 体 育 ・ 健 康 に 関 す る 指 導 に つ い て は , 新 た に 学 校 に お け る 食 育 の 推 進 及 び 安 全 に 関 す る 指 導 を 加 え , 発 達 の 段 階 を 考 慮 し て , 食 育 の 推 進 並 び に 体 力 の 向 上 に 関 す る 指 導 , 安 全 に 関 す る 指 導 及 び 心 身 の 健 康 の 保 持 増 進 に 関 す る 指 導 を,体 育 科(保 健 体 育 科)の 時 間 は も と よ り,家 庭 科(技 術 ・ 家 庭 科 , 特 別 活 動 な ど に お い て も そ れ ぞ れ の 特 質 に 応 じ て 適 切 に) 行 う よ う 努 め る こ と と し た 。 エ 自 立 活 動 の 指 導 ( 第 2 節 第 1 の 4 ) 自 立 活 動 の 指 導 に つ い て は , 学 校 教 育 法 第 72条 の 改 正 を 踏 ま え 「 障, 害 に 基 づ く 種 々 の 困 難 」 を 「 障 害 に よ る 学 習 上 又 は 生 活 上 の 困 難 」 と 改 め た 。 ③ 内 容 等 の 取 扱 い に 関 す る 共 通 的 事 項 ( 第 2 節 第 2 ) 中 学 部 の 選 択 教 科 は , 総 授 業 時 数 の 枠 外 で 各 学 校 に お い て 開 設 し 得 る こ と と さ れ た こ と を 踏 ま え , 今 回 の 改 訂 に お い て は 「 必 修 教 科 , 道 徳 及 び, 特 別 活 動 の 内 容 等 の 取 扱 い 」 及 び 「 選 択 教 科 の 内 容 等 の 取 扱 い 」 と い う 二 つ の 柱 立 て を 統 合 し 「 内 容 等 の 取 扱 い に 関 す る 共 通 的 事 項 」 と し た 。, ア 視 覚 障 害 者 , 聴 覚 障 害 者 , 肢 体 不 自 由 者 及 び 病 弱 者 で あ る 児 童 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 小 学 部 第 5 ・ 6 学 年 に 外 国 語 活 動 を 新 設 し た こ と に 伴 い , 関 連 す る 規 定 に 外 国 語 活 動 を 追 加 し た 。 イ 知 的 障 害 者 で あ る 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 の 中 学 部 に つ い て は , す べ て の 生 徒 に 履 修 さ せ る 各 教 科 等 と , 必 要 に 応 じ て 設 け る こ と の で き る 外 国 語 科 の 取 扱 い を 明 確 に し た 。 ウ 知 的 障 害 者 で あ る 児 童 又 は 生 徒 に 対 す る 教 育 を 行 う 特 別 支 援 学 校 に お い て は , 各 教 科 の 指 導 並 び に 各 教 科 , 道 徳 , 特 別 活 動 及 び 自 立 活 動 を 合 わ せ て 指 導 を 行 う 場 合 に , 具 体 的 に 指 導 内 容 を 設 定 す る こ と を 示 し た 。 ④ 授 業 時 数 等 の 取 扱 い ( 第 2 節 第 3 ) ア 小 学 部 又 は 中 学 部 の 総 授 業 時 数 は , 小 学 校 又 は 中 学 校 の 総 授 業 時 数 に 準 ず る も の と す る こ と は 現 行 ど お り で あ る が , 総 授 業 時 数 の 枠 内 に 含 ま れ る 各 教 科 等 を 明 確 に し た 。 イ 年 間 授 業 週 数 に つ い て は , 35週 ( 小 学 部 第 1 学 年 に つ い て は 34週 ) 以 上 に わ た っ て 行 う よ う 計 画 す る と の 規 定 は 現 行 ど お り と す る が , 夏 季 , 冬 季 , 学 年 末 等 の 休 業 日 の 期 間 に 授 業 日 を 設 定 す る 場 合 を 含 め , 各 教 科
等 の 授 業 を 特 定 の 期 間 に 行 う こ と が で き る こ と を よ り 明 確 に 示 し た 。 ま た , 各 学 校 に お い て は , 地 域 や 学 校 及 び 児 童 生 徒 の 実 態 , 各 教 科 等 や 学 習 活 動 の 特 質 等 に 応 じ て , 創 意 工 夫 を 生 か し た 時 間 割 を 弾 力 的 に 編 成 で き る こ と を 示 し た 。 さ ら に , 中 学 部 に お い て は , 各 教 科 等 の 授 業 の 1 単 位 時 間 は , 各 学 年 及 び 各 教 科 等 の 年 間 授 業 時 数 を 確 保 し つ つ , 生 徒 の 発 達 の 段 階 及 び 各 教 科 等 の 学 習 活 動 の 特 質 を 考 慮 し て , 引 き 続 き , 各 学 校 に お い て 定 め る こ と を 前 提 に , 教 科 担 任 制 で あ る 中 学 部 に つ い て は , 特 に 「 10分 間 程 度, の 短 い 時 間 を 単 位 と し て 特 定 の 教 科 の 指 導 を 行 う 場 合 に お い て , 当 該 教 科 を 担 当 す る 教 師 が そ の 指 導 内 容 の 決 定 や 指 導 の 成 果 の 把 握 と 活 用 等 を 責 任 を も っ て 行 う 体 制 が 整 備 さ れ て い る と き は , そ の 時 間 を 当 該 教 科 の 年 間 授 業 時 数 に 含 め る こ と が で き る 」 と の 規 定 を 置 い た 。 こ れ ら は , 各 学 校 が 創 意 工 夫 を 生 か し た 時 間 割 を 編 成 す る こ と が で き る よ う , 授 業 時 数 の 運 用 の 一 層 の 弾 力 化 を 図 っ た も の で あ る 。 ウ 総 合 的 な 学 習 の 時 間 に お い て 体 験 活 動 を 行 う 場 合 で あ っ て , 当 該 学 習 活 動 に よ り 特 別 活 動 の 学 校 行 事 に 掲 げ る 各 行 事 の 実 施 と 同 様 の 成 果 が 期 待 で き る 場 合 に お い て は , 総 合 的 な 学 習 の 時 間 に お け る 学 習 活 動 を も っ て 相 当 す る 特 別 活 動 の 学 校 行 事 に 掲 げ る 各 行 事 の 実 施 に 替 え る こ と が で き る 旨 規 定 し た 。 ⑤ 指 導 計 画 の 作 成 等 に 当 た っ て 配 慮 す べ き 事 項 ( 第 2 節 第 4 ) 今 回 の 改 訂 の 趣 旨 が 実 際 の 指 導 に お い て 生 か さ れ る よ う に す る た め , 指 導 計 画 の 作 成 や 教 育 課 程 の 実 施 に お け る 配 慮 事 項 を 示 し た 。 ア 個 別 の 指 導 計 画 の 作 成 ( 第 4 の 1 の (5)) 各 教 科 等 に わ た っ て 個 別 の 指 導 計 画 を 作 成 す る と と も に , 適 切 に 評 価 し 指 導 の 改 善 に 努 め る こ と を 示 し た 。 イ 交 流 及 び 共 同 学 習 ( 第 4 の 1 の (6)) 小 ・ 中 学 校 の 児 童 生 徒 な ど と 交 流 及 び 共 同 学 習 を , 計 画 的 , 組 織 的 に 行 う こ と を 示 し た 。 ウ 重 複 障 害 者 の 指 導 ( 第 4 の 2 の (2)) 重 複 障 害 者 の 指 導 に 当 た っ て は , 専 門 的 な 知 識 や 技 能 を 有 す る 教 師 間 の 協 力 や 専 門 家 の 指 導 ・ 助 言 を 求 め る な ど し て , 学 習 効 果 を 一 層 高 め る こ と を 示 し た 。 エ 言 語 活 動 の 充 実 ( 第 4 の 2 の (3)) 各 教 科 等 の 指 導 に 当 た っ て は , 児 童 生 徒 の 思 考 力 ・ 判 断 力 ・ 表 現 力 等 を は ぐ く む 観 点 か ら , 基 礎 的 ・ 基 本 的 な 知 識 ・ 技 能 の 活 用 を 図 る 学 習 活
動 を 重 視 す る と と も に , 言 語 に 関 す る 能 力 の 育 成 を 図 る 上 で 必 要 な 言 語 活 動 の 充 実 が 必 要 で あ る こ と を 示 し た 。 オ 進 路 指 導 の 充 実 ( 第 4 の 2 の (5)) 中 学 部 に お け る 進 路 指 導 に 当 た っ て は , 家 庭 及 び 地 域 や 福 祉 , 労 働 等 の 関 係 機 関 と の 連 携 を 十 分 に 図 る こ と な ど を 示 し た 。 カ 見 通 し を 立 て た り , 振 り 返 っ た り す る 学 習 活 動 の 重 視 ( 第 4 の 2 の (7)) 各 教 科 等 の 指 導 に 当 た っ て は , 児 童 生 徒 が 学 習 の 見 通 し を 立 て た り 学 習 し た こ と を 振 り 返 っ た り す る 活 動 を 計 画 的 に 取 り 入 れ る よ う 工 夫 す る こ と を 示 し た 。 キ 訪 問 教 育 の 充 実 ( 第 4 の 2 の (9)) 訪 問 教 育 に 当 た っ て は , 指 導 方 法 や 指 導 体 制 を 工 夫 し , 学 習 活 動 が 効 果 的 に 行 わ れ る よ う に す る こ と を 示 し た 。 ク 情 報 教 育 の 充 実 ( 第 4 の 2 の (10)) , , 各 教 科 等 の 指 導 に 当 た っ て は 基 本 的 な 操 作 や 情 報 モ ラ ル を 身 に 付 け コ ン ピ ュ ー タ や 情 報 通 信 ネ ッ ト ワ ー ク な ど の 情 報 手 段 を 適 切 か つ 主 体 的 , 積 極 的 に 活 用 で き る よ う に す る た め の 学 習 活 動 を 充 実 す る こ と を 示 し た 。 ケ 個 別 の 教 育 支 援 計 画 の 作 成 ( 第 4 の 2 の (14)) 家 庭 及 び 地 域 や 医 療 , 福 祉 , 保 健 , 労 働 等 の 関 係 機 関 と 連 携 し た 支 援 を 行 う た め , す べ て の 児 童 生 徒 に 個 別 の 教 育 支 援 計 画 を 作 成 す る こ と を 示 し た 。 コ 部 活 動 の 意 義 と 留 意 点 ( 第 4 の 2 の (15)) 中 学 部 に お い て , 教 育 課 程 外 の 学 校 教 育 活 動 で あ る 部 活 動 に つ い て , そ の 意 義 と と も に , 教 育 課 程 と の 関 連 が 図 ら れ る よ う 留 意 す る こ と や 運 営 上 の 工 夫 を 行 う こ と な ど を 示 し た 。 サ 特 別 支 援 教 育 の セ ン タ ー と し て の 役 割 ( 第 4 の 2 の (16)) 小 ・ 中 学 校 等 に 在 籍 す る 障 害 の あ る 幼 児 児 童 生 徒 や そ の 教 師 等 に 対 す る 助 言 ・ 援 助 を 行 っ た り , 保 護 者 等 に 対 す る 教 育 相 談 を 行 っ た り す る な ど , 特 別 支 援 教 育 の セ ン タ ー と し て の 役 割 を 果 た す こ と 。 そ の 際 , 他 の 特 別 支 援 学 校 や 小 ・ 中 学 校 等 と の 連 携 を 図 る こ と を 示 し た 。 ⑥ 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 教 育 課 程 の 取 扱 い ( 第 2 節 第 5 ) 「 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 特 例 」 を 「 重 複 障 害 者 等 に 関 す る 教 育 課 程 の 取 扱 い 」 と し た ほ か , 授 業 時 数 に 関 す る 取 扱 い も 第 5 で ま と め て 示 す こ と と し , 5 項 目 に 整 理 し て 示 し た 。