BIGLOBEにおける
スクラムチームづくり
NECビッグローブ株式会社 サービス開発本部
2012/1/16
NEC
ビッグローブ
の紹介
BIGLOBEの会社概要
会社名
NECビッグローブ株式会社
設立日
2006年7月3日
資本金
104億円
株主
組織
体系図
・・・付加価値の高い
サービス企画
/営業
・・・高い技術力をベースにした
サービス基盤の構築
/運用
*NEC:78%、住友商事:7%、大和証券・三井住友銀行:5%、電通・博報堂:2.5% ネットサービス事業部 (ISP事業) ビジネスサービス事業部 (プラットフォーム事業) ネットマート事業部 (EC・コンテンツ事業 携帯コンテンツ事業 アプリマーケット事業) メディアサービス事業部 (広告事業) 事業戦略室 戦略的アライアンス推進 新事業開発本部 新サービスの開発 基盤システム本部 サービスインフラの 構築と運用 サービス開発本部 サービスアプリケーション システムの開発と運用 取締役会 監査役 経営企画本部 経営監査室BIGLOBEの事業領域
コンシューマ向けサービス
接続サービス
特色ある
Webサービス
企業向けサービス
クラウドサービス
パーソナルクラウドを中心にコンシューマ/企業向けにビジネスを展開
0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 4月 10月 5月 2010 2011 (億PV/月)
ユニークユーザ数:月間 700万人
※ネットレイティングス調べTwitterクライアント「ついっぷる」
toC向け
ツイート数
第
1
位
(国内3rdパーティーTwitterクライアント) ※BIGLOBE調べ(2011年3月)ユニークユーザ数:月間 200万人
Android情報サイト
toC向け
(Android向け:約3,000個、iPhone/iPad向け:約1,000個)
スマートフォン向け電子書店
「SUGOI BOOKS」
APPLESEED STOP!! HIBARIKUN!
Android Market
App Store
スマートフォン向けア
プリ数:約4,000個
海外向けア プリ提供
仮想サーバ
▐
仮想サーバ環境を
オンデマンドで提供
するIaaS型パブリッククラウド
▐
リソース変更や稼動状況確認は
コントロールパネルから簡単操作
▐
オプションの組み合わせで
最適なプラットフォームを構築
サーバ選択・構築(5分~)
オプション選択・申込
=
+
インターネット回線
プライベートLAN
コントロール
パネル
(
GUI)
OS
ユーザ (ブラウザ操作)BIGLOBEクラウドホスティング
リソースモニタ
ビジネス
プラット
フォーム
完成
リソース監視
ロードバランサ
リソース追加
(CPU、メモリ、ディスク)WAF/FW/IDS
VPN
サーバ運用支援
BIGLOBEの歴史
1986年 PC-VAN開始
1996年 BIGLOBE開始
2006年 NECビッグローブ株式会社発足
2010年10月
ラボチーム
発足
← ココの話
. . .革新的な新製品開発のため
ラボチーム実績
ポチ
http://po-chi.jp/
つながりアルバム
Yukarin’Note (ゆかりんのーと)
https://yukar.in/
ポチご紹介
便利な無料アプリを作った人に
お礼をしたい
旅行先の情報をブログにまとめてくれた人に
お礼をしたい
神動画を作った人に
おひねりを渡したい
でも…
振込先がわからないし…
銀行に振り込むのもめんどくさいし…
どうせお金払うの自分だけだろうし…
こういうことはありませんか?
ポチご紹介
われわれは、
だれもがコンテンツへの感謝の「きもち」を
「かたち」で伝えることができる世界を実現します
「
ポチ
」を作ってみました
http://po-chi.jp/
ポチご紹介
どうやってポチできるの?
BIGLOBEに登録
するだけ(無料)でポチできます
決済手段は
クレジットカード
や
Edy
、
BitCash
などに対応
「
ポチボタン
」が置かれたウェブサイトやアプリであれば
どんなコンテンツにでもポチできます!
つながりアルバム Yukarin
’Note(ゆかりんのーと)
「Yukarin‘Note」サービス概要
Yukarin‘Noteはソーシャルメディア上のコミュニ
ケーションの中から、特に大切なものを“ノート”
としてまとめるサービスです。
これらのサービスを
我々「ラボチーム」が
ラボチーム発足の背景
今まで
ISPとして複雑な業務システムを効率良く開発
SOA
ソフトウェアファクトリ
決まった要件に対する開発
これから
革新的な新事業
市場が読めない
今までにないもの
見えない要件を追いかける開発
スプリント0「誕生」
2010/10~2011/1
スプリント0 『誕生』
ラボチーム誕生
素人集団
商用の開発経験なし
技術力・開発力の向上が急務
迷走
どこに向かったらいいのか?
Facebook /twitter APIの調査
開発環境の調査
WebAP FWの調査
輪講
Code Complete
スプリント1「邂逅」
2011/02~04
スプリント1 『邂逅』
ポチとの出会い
(2011年2月)
たまたま
、ポチという新事業の
PRJが社内で立ち
上がった。
たまたま
、ラボチームのメンバーがポチの
PRJに
参加していた。
たまたま
、そのメンバーが、ポチを
ラボチーム
で
やりたいと思った。
たまたま
、
ラボチームの
メンバーが
やる気
に
なった。
2011/2~2011/4
スプリント1 『邂逅』
スクラムとの出会い
1つの記事がきっかけ
NGワード: アジャイル
アジャイル
=早い・安い・悪い
開発者だけではないロール
プロダクトオーナー
(PO)
製品に対して責任を持ち、
機能に優先順位をつける
スクラムマスター
(SM) (≠PM)
スクラムプロセスがうまくいくようにする
外部からチームを守る
チーム
プロダクトの開発を行う
製品の成功に向けて最大限の努力をコミットする
PO
SM
チーム
2011/2~2011/4
7名
スプリント1 『邂逅』
チーム
しみついたウォーターフォール感覚
(DNA?)
発注
-請負感覚
指示待ち・仕様待ち
スクラムマスターがリーダ化
4/18 ポチ Sin
実績・自信
2011/2~2011/4
朝会
ふりかえり
スプリント2 『分裂』
チームの分裂
(2011/5)
新
PRJ(ゆかりんのーと)の
開始
6名の増員
毎週新メンバー
(歓迎会)
プロセスの混乱
– チームの過半数以上が新メンバー
→ ちょっと無茶だった
新スクラムマスター
各チームそれぞれのやり方
– タスクボード(アナログ)
2011/5~2011/6
PO
SM
チーム
PO
SM
チーム
13名
New New New New
スプリント2 『分裂』
永和システムマネジメント様のアジャイル導入
支援
(2011/5~6)
各プラクティスについて
プランニング
・・・ 見積り
朝会
・・・ コミットメント
ふりかえり
・・・ KPT
スクラムマスターとは
学んだこと
目的を達成するための手段は
1つではない。
自分たちで考えていくことが大事。
自己組織化。
2011/5~2011/6
スプリント3 『自律』
脱”承認”精神
(対:上司)
マニュアル
=思考停止
自分たちでルールを考える
承認しない
=責任感
脱”
WF”精神 (対: メンバー)
自分に枠をつくらない
思考停止しない
自己組織化
2011/7~2011/9
PO
SM
チーム
PO
SM
チーム
18名
New New New New Newスプリント3 『自律』
脱”個別”精神
(対: チーム)
自分のチームだけでなく全体としてどうあるべきか?
全体最適
積極的にチーム間で共有
脱”お仕事”精神
(対: 個人)
エンジニアとしてのキャリア
積極的な勉強会参加
アジャイルサムライ読書会
– BIGLOBE道場主催
8/29開始
– 他流試合参加
9/18
2011/7~2011/9
スプリント4「発展」
2011/10~
スプリント4 『発展』
チームを4つに分割
さらなる新サービスの開発
チームの立ち上げから、結果を出すチームへ
既存サービスのスクラム化
これまで
WFでやってきたPJをスクラムで
ラボチームのメンバーが
PJに入り、スクラムにしていく
他
NECグループ会社への展開
スクラムの考え方を
NECグループ内で展開
全国の各社でセミナーを実施中
2011/10~現在
ラボチームの歩み
アジャイル『前史』
スプリント
0 『誕生』 2010/10~2011/1
スプリント
1 『邂逅』 2011/2~2011/4
スプリント
2 『分裂』 2011/5~2011/6
スプリント
3 『自律』 2011/7~2011/9
スプリント
4 『発展』 2011/10~
1年前には想像していなかった
変化が起こった
変化をさせるためには
1.
常識を疑う
2.
変化をする
1.
常にフィードバックを行い、プロセスや行動やプ
ロダクトを検証する
2.
自己組織化をし、各個人が変化する
3.
ビジョンを共有し、その方向へ変化する
3.
変化を認識する
1.常識を疑う
無意識に現状が正しいと思ってしまう
上司から決め付けられる
会社や部門の制度で決まっている
今までのやり方が正しいと思い込む
常識を疑うチームを作るには
課題意識
を大切にする
自発的なアクションを重視
し、否定しない
成果に対して、チームで
褒めあう
上司がまず常識を疑い
、部門の制度も変える
やっていいんだよ
2.変化-① 常にフィードバックを行う
自然に
PDCAのサイクルが回る
改善
することがプロセスに組込まれている
義務感ではなく
自発的意志
で回している実感
チームや作業だけでなく、
プロダクトへフィードバック
する仕組みが組み込まれている
スプリント
プランニング
(計画)
開発
スプリントレビュー
(デモ)
ふりかえり
(KPT)
デイリー
スタンドアップ
ミーティング
(朝会)
開発
タスクボード
バーンダウンチャート
(見える化)
スクラムのフィードバックのサイクル
2.変化-② 自己組織化されたチームを作るには
自己組織化されたチームとは
目的
(
ビジョン
)に向かってチームのメンバーそれぞれが行
動する。
チームの能力を最大限発揮。
チームのメンバーそれぞれが必要なタスクを
自発的
に。
分担はしても線は引かずに、常にチームで助けあう。
自己組織化されたチームを作るには
指示しない・管理しない
→ けど責任とる
チームに自由な裁量を与える
自己組織化についてチームで話し合う
信じてまかせる
2.変化-③ チームをビジョンに向かって進めるには
共感できるビジョンを示す
組織のビジョン
チームのビジョン
PRJのビジョン
ビジョンについてチームで話し合う
インセプションデッキ
常にビジョンを達成するための手段を考えること
を意識する
チームを同じバスに乗せる
3.変化を認識する
決めたことをルール化する
チームでプロセス(ルール)に組み込む
決めたプロセスを見える化する
プロセスをチームに浸透させる
認識し共有する
決めたプロセスをチーム間で共有する
プロセスの効果を他チームにアピールする
成果はチームの成長であり、褒めあう
チームや個人の成長を重視する
変化をさせるために重要なこと
チームや個人の成長を重視する
やっていいんだよ
信じてまかせる
チームを同じバスに乗せる
スクラムのフィードバックのサイクル
アジャイルとは
agileとは
goo辞書/[プログレッシブ英和中辞典」より