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タバコ・モザイク・ウイルス核酸のオゾン,塩素および紫外線による不活性化

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Academic year: 2021

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(1)Title. タバコ・モザイク・ウイルス核酸のオゾン,塩素および紫外線による不 活性化. Author(s). 由崎, 俊道; 池畑, 昭. Citation. 北海道教育大学紀要. 第二部. B, 生物学,地学,農学編, 31(1): 13-18. Issue Date. 1980-09. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/6381. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 北海道教育大学紀要 (第2部B) 第31巻 第1号 lofHokka J idoUn ive our na i fEduc t i Sec r t i s t l a on( onl IB)Vo yo .31 .1 ,No. タ バコ. ◎. Sept 98 0 embe r ,1 昭和55年9月. モ ザイ ク ・ ウイ ルス 核 酸 の オ ゾ ン 塩 素 お よ び , , 紫 外 線 によ る 不 活 性 化. 由 崎 俊 道 ・テ 也畑. 昭*. 北海道教育大学札幌分校生物学教室 *工業技術院北海道工業開発試験所. lnactrvat ion of Nucl id of Tobacco ハβosaic Virus eic Ac by Chlor ine ozone and U1 let Li travio , ght , Tosh imi i YosHIZAK1and Ak i ch raIKBHATA* Bi l ica ILabo t o og l l r ido Un a ory ive roCo i ege tyof Educat i r s ,Sappo on ,Hokka , Sappo r o064. Abstract Anexper imenta ls tudy wa s madeto detenninethe protectiveef f tofTMV‐pro in aga1nst te ec theinactivation ofTMV‐RNA by ozone chlor i d l travio ne,an ul ight etl , , TMV‐RNA was quanti‐ ively mi tat th TMV-pro inin o xed wi te 0 h 0 5M h t b f f l i o s a e t p u p 0 ersou on( ) IM , PH 7 . ,andin a o ,. l i teso 2 pyrophospha ) l ut on( iond idno tinducethereconstitutioninto TMV ormerso PH7 ut . . Thef ic l t es f par rom TMV‐RNA andi t in,wh i l s prote ethelatter solution inducedthe reconstitution. Eachofthese samples wassub jectedtothetreatmentofozone chlorine and ul letl t ight ravio , , , Af te rthetreatment,the samplesin o005M phosphate buf f ersolution werereconstituted by an , i ion ofo t 2M py add rophosphateso 2 l ) , ion( PH 7 ut iv i t i t . . ln order to compare the inf ec esofthe i t tuted TMV, a recons l l samples were d i l d ute and inoculated to 配た所Z α”” g‘ “””餌α L, As a t he protectiveef resul fectofthe protein ontheinactivation ofTMV‐RNA b ,t y ozone wa sfound to be o f almost the same degree regardless of whe therthe TMV‐RNA andi , ts protein were. i tuted ornotintot reconst he TMV par ic l t es n contrast, T二M V‐protein d idnotinter f .l ththe ere wi iva i t lnact onofTMV‐RNA bych l i l t orneand ul ightwhenthey werenotreconstitutedinto ravio etl TMV particlesin o 005M phosphate buf ferso l ion( 0 ) . ut i l i PH 7 ty of protein . . The protective ab heinactivation ofTMV-RNA bych aga lnstt l ineand ul travio l ightincreased clear or etl ly wi ththe ion o freconstituted TMV TMV‐prote product i i d d h t d i inct protect n no s ow a st ion aga . instt he ivat ion o lnact f TMV‐ RNA by chlorine and ultravioletl ight when the reconst i tut ion wa s not ied out car r .. (1 3 ).

(3) . 由崎俊道・池畑. 昭. 言. 緒. オ ゾンのタ バコ. モザイク・ウイ ルス(TMV) を不活性化する作用は, 塩素よりも強力 であるこ TMV の系統を変えて 976 ) とは, す でに報 告したが(由崎.池畑.野村, 1 , オ ゾンの不活性化力は も同じであっ た. これに対し, 塩素の TMV 不活性化作用は, TMV の系統によっ て明らかに差を示 RNA) に対する不活性化作用は, オ ゾンおよ び塩素とも し, ま た TMV より分離した核酸 (TMV‐ TMV 粒子 に系統による差 が認められなかっ たことから,TMV の系統の塩素に対する耐性の差は, TMV 蛋白とを ) を構成している 蛋白に依存するものと推測した(由崎・池畑,1977 .TMV-RNA と 成さ れる 再び粒子が構 し 0.IM ピロ燐酸 溶液中 で混 合すると, TMV‐RNA に蛋 白小単位が集合 ,. 再 構 成 さ れ な い 低 濃 度 の 燐 酸 溶 液 (0.005 M, PH 7,0) お l (Fraenke ‐Conrat , 1955) . 本 研 究 では,. ) にTMV‐RNA と TMV 蛋白とを定量的に混 よ び再構成される溶液 (0.IMピロ 燐酸溶液, PH7.2 合し, それぞれの 混合液にオ ゾン, 塩素, および紫外線照射の処理を行ない, TMV‐RNA の不活性 化の程度を調べ, TMV 蛋白が粒子に 再構成されなかっ た場合と 再構成された場合との TMV‐RNA の不活性化に対する TMV 蛋白の保護効果を比較検討した.. 材料およ び方法 l te Bur ey)に 接 種 し増 殖 さ せ た. 7 2α ねるα“粥 L.var TMV は 普 通 系 統 を用 い, タ バ コ(亙Zの”α . Whi TMV 純 化 し た. TMV‐RNAは, を t )によっ て r ee e 1959 葉の搾汁液から超遠心分画法(S. その感染. ,. i ,1961) に よ っ て 調 整 し, TMV l t ‐Conra ベ ン ト ナイ ト・ フ ェ ノ ー ル 法(Fraenke ,Singer ,and Tsugta TMV お よ び TMV‐RNA の 濃 度 は 265 l ‐Coprat 蛋 白 は 酢 酸 法 (Fraenke , 1957) に よ っ て 調 整 した. 80nm の 紫 外 部 吸 光 度 に よ っ て 定 め た (Takahashi , nm の紫外 部吸光度によっ て, TMV蛋白は2 ゾ ン 発 生 器 を用 い て 作り, 0 ℃ の純 水に飽和溶解させた. 溶存オ ゾン濃 1951) . オ ゾン は カ ラ ム 型 オ. 度は, 使用の都度チオ 硫酸滴定法によっ て測定した. 塩素の実験においては, 次亜塩素 酸ナトリウ IO)溶液を用いた.塩素濃 度はオ ゾンと同様に チお硫酸滴定法によっ て使用の都度測定した. ム(NaC 一定量の TMV 試料を共栓付きの試験管に入れ,それに 一定濃度のオ ゾンあるいは塩素溶液を加 え, 十分振湯 し,30分間 反応させた. 反応中は試験管を氷中に保ち,0.2%の 沃化カリ液を加えて反応を i ty:2,160g W/cm2) を 停 止さ せ た. 紫 外 線 照 射 に は 殺 菌 灯 (マ ツ ダ製, 波 長 :253.7nm, intens 激 用 い, シ ャ ー レ に 試 料 を 入 れ, 管 球 の 中 心 か ら 1ocm あ る い は 50cm の 距 離 か ら シ ャ ー レ を 振 さ. せながら一定時間照射を行っ た. TMV は感染性を 示す5%の RNA と感染性を有していない95% の 蛋 白 さ ら 構 成 さ れ て い る が, TMV の 組 成 通 り TMV‐RNA:TMV 蛋 白 = 5 : 9.5 の 割 合,で,. H 2) の中にそれぞれ混合させた. )あるいは 0 05M燐酸 緩衝液(PH7.0 0.0 .IMピロ 燐酸溶液(P 7. 5M燐酸緩衝液中に 混合した試料は, 00 , 混合液にオ ゾン,塩素,あるいは紫 外線処理を行なっ た後,0. IMのピロ 燐酸溶液中に保っ た. )を用いて0. 再構成を行なうために,0.2Mのピロ燐酸溶液(PH7.2 IM, すべての試料を再構成された TMV(計算値)の濃度が0.5”g/mlになるように燐酸緩衝液(0. 痘病斑数か ら o sαの 葉 に 接 種 を 行 な い, 2 ~ 3 日後に生ずる壊 z ‘霧⑦ pH7 0) を用 い て 希 釈 し 亙 g‘ .. ,. TMV の感染力を定めた.. (1 ) 4.

(4) . TMV‐RNA の不活性化. 実験結果 T 1) オ ゾン, 塩素, 紫外線による TMV お よ び TMV ‐RNA の不活性化 一 定濃度の TMV に濃度を変えてオゾン水を加 Z物o え,30分間の反応後,亙 gZ z ‘ sαに 接種 を 行 な っ た.壊痘病斑が全く生じなくなるオ ゾン濃度から, 一 定量の TMV を完全に不活性化させるに要する. 第1 表 オ ゾン,塩素,紫 外線処理によるTMV RNAの不活性化 量 処. オ ゾン量を求めた。 同様に, 一定量の TMV を完 全に不活性化させるに要する塩素量を求めた 同 。 じ実験 を TMV‐RNA に つ い て 行 な っ た. 第 1 表. オ. 理 ゾ. 塩. ン. 索. 紫 外 線. に は, そ れ ら の 結 果 と TMV お よ び TMV‐RNA. TMV. TMV-RNA. 11.9~23.1* 22,3* 4,2~ 5,0* 10,o* * * ** 1ocm 50cm ,10分 ,10分. * オゾンあるいは塩素の1〃gに よ っ て 不 活性化さ れた TMV およびTMV‐RNA の平均量を示した 。 ** 500βg/mlのT 4V あるいは TMV‐RNA が ほぼ , 完全に不活性化されるに要した紫外線照射量を殺 菌灯から試料までの距離と照射時間とで示した 。. を完全に不活性化させるに要する紫外線量を示し た. 第1表に示すように, オ ゾンの TMV およ び TMV‐RNA を不活性化する効果は 塩素よりも強 , く, ま た, TMV‐RNA は TMV よ り も オ ゾ ン, 塩. 素, およ び紫外線によっ て容易に不活性化され, 特 に 紫 外 線 に お い て は, そ の 差 が い ち じる しか っ た .. 2) オ ゾンによる TMV‐RNA の不活性化 TMV‐RNA と TMV 蛋 白 と が そ れ ぞ れ loogg/m1 と 1900”g/mlに な る よ う に 0 005 M 燐 酸 緩 , ,.. 衝液 (PH7. 0 ) 2) の2種の溶液中に混合した. この結果, 0 , および0.IMピロ燐酸溶液 (PH7. ,I M ピロ燐酸溶液中に混合した場合は, TMV‐RNA と蛋白から粒子が構成されるため試料は白濁し , 他の溶液 では再構成は起らず, 透明な状態のまま であっ た それぞれの2mlの試料に対し 一定濃 . , 度(1~5ppm) になるように2mlのオ ゾン水を加えた 30分間反応させた後 沃化カリを加え反 . , 応 を止め, 0 05Mの燐酸緩衝液中 の試料は, 0. 2M ピロ 燐酸溶液を加 え再構成させ, 希釈 後 亙 .0 郡“ねれ餌αに接種を行なっ た. 第2表には 亙 部のZ れo s αの葉一枚当りの平均壊痘病斑数 を示した. 第 2表 に 示すよう に, 2種 類 の溶液に お いて 蛋 白 を加 え ら れた TMV-RNA の 不 活性 化 は オ , , 第2表. TMV 蛋白*を混合したTMV‐RNAミのオ ゾンによる不活性化. \\\ \ごくき度 溶 媒 0.005M 燐酸. 緩衝液 (PH 7,0). 0,IM ピロ 燐酸. 溶液. (PH 7, 2). 再構成させた後の感染力 (壊痘病斑数**) O. I. 2. 3. 4. 37,5. 25,3. 23,9. 23,3. 22,9. 15.6. 34,1. 40,5. 39,8. 36.8. 25,5. 25,I. 5Ppn r l. * 最終濃度がTMV‐RNA は5 0βg/ml 0〃g/mlになるように混合した。 ,TMV蛋白は95 ** 000 2Mピロ燐酸溶液 (PH 7. 2)を加えて再構成させ . 5M燐酸緩衝液中の試料は, 0. た。 すべての再構成TMV は0. 05口g/mlに なるように希釈し, 8~1 6枚の亙 g z z f爺 佃徹 の葉に接種し, 葉一枚当りに生じた病斑の平均数を示した。. (ュ5 ).

(5) . 由崎俊道・池畑. 昭. ゾンの最高濃度5ppm において も完全に不活性化されることはなかっ た. 0 .IMピロ燐酸溶液中 で の TMV‐RNA と 蛋 白 と が 完 全 に 再 構 成 さ れ た と す れ ば,そ の 最 終 濃 度 は 1,ooogg/mi と な り,5ppm. の濃 度 では完全な不活性化が起らないことは, 第1表のオ ゾンによる不活性化 TMV 量 (オ ゾン量 )からも推測 できる.TMV‐RNA 単独の場合 では, 5ppm 濃 3.1 1. 9~2 1に対し不活性 化 TMV 量1 度のオ ゾンによっ て不活性 化される TMV‐RNA 量 は, オ ゾ ン 量 の 22 倍 す な わ ち 5 ×22=110gg で あ り, こ の 実 験 の TMV-RNA 単 独 の 濃 度 では, 5ppm の オ ゾ ン に よ っ て 完 全 に 不 活 性 化 さ れ る こ と. TMV 蛋白を混合することに よっ て, TMV‐RNA は明らかである (第1表) . 第2表に示すように, のオ ゾンによる 不活性化は保護される. しかし, TMV 蛋白が TMV‐RNA と再構成されても, され なくても, その保護効 果には, 大きな差が認められなかっ た. この結果は, 次に示す塩素および紫 外線の TMV‐RNA 不活性化効果と明らかに異なっ ていた. 3) 塩素による TMV‐RNA の不活性化 ) と を 0.005 ) と TMV 蛋 白 (1900gg/ml オ ゾ ン の 実 験 の 場 合 と 同 様 に, TMV‐RNA (100”g/ml. 2 ) の2種類の溶液に 混合し, それぞれ 0 ) および0.IMピロ燐酸溶液 (PH7, M燐酸緩 衝液 (PH7. 反応させた後, 沃化カリ液を加えて l 氷中 0分間 で3 2mlの試料に一定濃度の塩素水を2m 加えた. ) を等量加えて 2 2Mピロ燐酸溶液 (PH7. 反応を止め,0. 005M燐酸緩衝液中に混合した試料は, 0, 結果を第3表に示した 乙諺物o αに接種を行なっ た. その s 再構成させ, 希釈後, 亙 g . 塩素の場合は, オ ゾンと異なり,TMV‐RNA の不活性 化は,混合した TMV‐RNA と TMV 蛋白とが再構成された場 合と再構成されなかっ た場合と では, 大きな差 を示した. すなわち, TMV‐RNA と蛋白とが再構成 さ れ な い 溶 媒 0.005 M 燐 酸 緩 衝 液 中 の TMV‐RNA は, 5.0 あ る い は 7.5ppm の 塩 素 濃 度 に よ っ て. 完全に不活性化された.TMV‐RNAに対するこの塩素量との 比率は,TMV‐RNA :塩素=50:5(あ と蛋白 と の 総和 に 対 しての 塩 る い は 7.5) で, す な わ ち 10~6.7: 1 であ り, 試 料 中 の TMV‐RNA・ 素 量 の 比 は 500: 5 (あ る い は 7.5) で, す な わ ち 100~66.6: 1 であ っ た. TMV 蛋 白 が 再 構 成 さ. れない場合では, 塩素による TMV‐RNA 不 活 性 化 効 果 を, ほ と ん ど減 退 さ せ な か っ た. 0.I M ピロ 燐酸液中 で再構成され TMV 粒子となることによっ て塩素に対する耐性が増加 した, * * 第3表 TMV蛋白 を混合したTMV-RNA の 塩素によ る不活性化 ** 再構成させた後の感染力 (壊痘病斑数 ). \\ さそ度 \ 溶 媒 0.005M燐 酸. 緩衝液 (PH 7. 0). 0.IM ピロ 燐. 2 ) 酸溶液 (PH 7.. O. 1.O. 2,5. 5.O. 7,5. 10,oppn 〔 I. 80.2. 54,7. 7.5. 0.4. 0.2. 0.O. 54,I. 44.4. 57,3. 63,5. 35,6. 15.I. 0口g/mlになる よ う に 混合 し * 最終濃度が TMV‐RNA は50gg/ml ,TMV 蛋白は95 た。 2 )を加えて再構成させ 2Mピロ燐酸溶液(PH 7. ** 0. 005M燐酸緩衝液中の試料は, 0. ‘ s α o5 z ‘””o た。 すべての再構成TMVはo, ”g/mlになるように希釈し8~16枚の亙g の葉に接種し, 葉一枚当りに生じた病斑の平均数を示した。. (1 ) 6.

(6) . TMV‐RNA の不活性化. 4) TMV 蛋白を混合した TMV‐RNA の紫外線による不活性化 上記の実験と同様に, TMV‐RNA(50”g/ml )と TMV 蛋白(950”g/ml ) とを0 05M燐酸緩衝 .0 H 液 (P 7. 0 ) および0 ) の2種類の溶液中に混合し, これらの試料に殺 .IMピロ燐酸溶液 (PH7 ,2 菌灯の管球から5 0cm の距離を保っ て紫外線照射を行なっ た.÷定時間毎に試料をとり,0,0 05M燐 酸緩衝液を用いた試料には, 等量の0.2Mピロ燐酸溶液 (PH7. 2) を加え再構成を行なっ た。 一定 ‘ 濃度に希釈した後, 亙 g ‘ “””o s αに接種を行なっ た. 亙 g “ね物s αの葉一枚当りの 平均病斑数を第4 表に示した.紫外線照射においても,TMV‐RNA と蛋白とが再構成されない溶液での TMV-RNA の 完全な不活性化は, 7 0分間 で起こり, この結果は, 第1表に示した TMV‐RNA 単独の不活性 .5~1 化の場合とほぼ同じ照射量 であっ た.0 ,IMピロ燐酸によっ て TMV 蛋白と再構成された場合 では, 紫外線に対する耐性は, いちじるしく増加することが認められた. 第4表 TMV蛋白*を混合 したTMV-RNA*の紫外線照射**による 不活性化. \\\塾ミ 纏 選 溶 媒 0,005M燐 酸. 緩衝液 (PH 7. 0) 0.IM ピロ 燐. 酸溶液 (PH 7.2). 再構成させた後の感染力 (壊痘病斑数*=) 0,O. 2.5. 5,O. 7.5. 10.O. 25.I. 4,7. 0,2. 0.2. O. O. 30,1. 29,O. 16,7. 18.8. 7.8. 5,7. 12,5 分. * 最終濃度が TMV-恥JAは50”g/ml TMV 蛋白は95 0〃g/m になるように混合した。 , ** 殺菌灯から5 0 cmの距離を保 って照射した。 ”* 0. 005M燐酸緩衝液中の試料は, 0. 2Mピロ燐酸溶液 (PH 7, 2)を加 えて再構成させ た。 すべての再構成TMVは0. 05〃g/mlになるように希釈し8~1 6枚の 亙 部班ズ 7ms q の葉に接種し, 葉一枚当りに生じた病斑の平均数を示した 。. 論. 議. 一池畑・野村 TMV に対するオ ゾンの不活性化効果は 塩素よりも はるかに強力 であり(由崎・ , , , 1 ) 9 76 ,この不活性化力の差はオゾンおよび塩素 の示す酸化力の差によるものと考えられる,ざ らに, オ ゾンは TMV の系統に対する不活性化作用に差を示さなかっ たが, 塩素は TMV の普通系統より も他の系統をより少ない塩素量 で不活性化させた(由崎・池畑, 1 977 ) . 紫外線による不活性化効果 は TMV の 系統 に よ っ て 異 な る こ と が知 ら れて い る (Siege land Wi l dman ima ,1954; osh ,ohara , 1 9 7 1 TMV and Umekawa RNA ) し か し ‐ では 系 統 に よ っ て 紫 外 線 に 対 す る 耐 性 に 差 が なく(Si l , ege , 。 , Ginoza and Wi l dman 1 9 5 7 TMV ) ま RNA た 塩 素 による 不 活 ‐ の 性 化 , にお いても系 統 によ て 耐 性 が , , っ 異 なることはなかっ た(由 崎・池 畑,1977) St don(1968 ‐ o r )は紫外線に対する耐性の異なる . reeterand G TMV の U, 系統 と U2 系統の RNA と蛋白とを組み換えて再構成させ 紫外線に対する耐性を調べ , , 耐性 の 差 は 外 被 蛋 白 に 依 存 し て い る こ と を 認 め た さ らに, osh ima i ,ohash ,and Umekawa(1971) ,. は TMV の他の系統を用い, 同様な報告をしている。 本研究においては, 再構成され粒 子を形成す ることによっ て,TMV 蛋白は紫外線あるいは塩素の不活性化作用に対して強い保護効果を示した 。 (17 ).

(7) . 由崎俊道・池畑. 昭. しかし, オ ゾンに対する TMV 蛋白の保護効果は TMV‐RNA と再構成さ れなかっ た場合と再構成 ・ された場合とで, ,それ程大き な差がなく, この結果はオ ゾンの強い酸化力によるものと考えられる. 一方, 塩素およ び紫外線の作用においては, 再構成されなかっ た TMV 蛋白には, ほとんど妨害さ .となく TMV‐RNA は不活性化されるが TMV‐RNA が蛋白と結合し粒子となると耐性が,い れるこ , ちじるしく 増加する. この原因が, 塩素あるいは紫外線が外被蛋白を通過 し難いのが原因なのか, あるいは TMV‐RNA と蛋白との結合に対する作用が弱いため なのかは不明 である.. 要. 約. TMV‐RNA のオ ゾン, 塩素, および紫外線による不活性化に対する TMV 蛋白の保護効果につい ) あるいは0.IMピ 0 て研究を行なっ た. TMV‐RNA と TMV 蛋白とを0 .005M燐酸緩衝 液(PH7. TMV 粒子に R NA TMV と蛋白とから ‐ )に定量的に混合した. 前者の溶液 では ロ 燐酸溶液(PH7.2 再構成されないが, 後者の溶液 では再構成され, 粒子が形成される. これらの試料にオ ゾン, 塩素 05M燐酸緩衝液を用いた試料は0.2Mピロ燐酸溶 およ び紫外線照射の処理を行なっ た.処理後,0.0 7 2 α 2) を加えて再構成させた. すべての 試料は希釈 後, 感染性 を比較するために 配Zの”α 液 (PH7 . TMV 蛋 R NA の不活性 化に対する g‘””%osα L .に 接 種 を 行 な っ た そ の 結 果, オ ゾ ン に よ る TMV‐ .. 白の保護効果は, それらが再構成されても, されなくとも, ほぼ同じ程度 であっ た. これに対し, 05 塩素あるいは紫外 線に対する保護効果は再構成されることによっ て, いち じるしく 増加 した.0 .0 外線に対する保護 TMV 蛋白の塩素あるいは紫 た場合は M燐酸緩衝液を用いて再構成させなかっ , 作用 は, ほ と ん ど 認 め ら れ な か っ た.. 引用文 献 l id icaC i i t thace ro ogy4:1-4 ionoftobacco mosa l t Cv rus Wi Fr t . ‐Conra . Vi aenke . Degrada ,H.1957 ive i t i t b f i i t romi sinac R i t cV rusf C t 1 9 m o s a t t i l l i R 5 5 o a c c o dV V a c v e l l Fraenke t ams -Conra , econs u ono ,an ,, , , ,r 1 9 4 4 7 6 9 0一6 i h B i d l i t i d l l l : c e t o n e n s o oenan nucecac comp . . ‐ pr . i f benton I RNA by means o t fv i ion o e i f i t r i a ta ca l inger . Fr t a aenke ‐Conr . Pur , A. ,1961 , S. ,and Tsug ,S , H. l Vi r o ogy14:54-58 . ic i i thogen inso ftobacco mosa r t cv us i l nes ra osh ima a sh ,pa ;Y. ,M. ,and Umemur ,N. ,oha ,1971. Studiesonso 3 7 ユ 2 5 th Japan :3 9-3 . i f l t opa oc ruc erp ant s , yt .Soc . .Ph . Ann ・ i i ft ins o rus i ips・among s t cv wi lre l sa obacco mo t r a l tura dman iege l a onsh S . ・ G. . Some na , 1954 ,S , A. and l Phyt tho ogy44:277一282 opa . ・ i icv i finf t tht rus l on wi obacco mosa i l dman ec so A i r S iege l G y event n o z a . Theea , G. ,1957 ,S ,V. ,and 帆′ , . , 3 4-5 5 9 i l 5 5 l i id V : nuc r o o e cac g y . . i l iono fp i f i rusRes t rus Steer es antv ca .6:1-73 . e . Advancesin Vi . Thepur ,R.L. ,1959 iono f i ivat C t i i to ft h t ‐ nac i fr l tproen nthe U.V.pho Stud P. 1968 o a d G d e St D G M o eo e so t r o n a n o r er ee . . . , , , , ・ 2 i l 8 8 1-9 P h b h P h t toc em. oo o. : 1 U( o )and U(2)strainsofTMV. . in l i i t o ‐ e i eo eopr av l cV rusnuc io a obacco mos i t tadso eoft Takahash rpt onasa measur . Phyt r e . U1 , W.N. ,1951 l tho ogy41i142一145 pa .. 北海道教育 ゾ 976 由崎俊道・池畑昭・野村邦重, 1 , タバコ ・モザイク・ウイル スに対するオ ンおよび塩素の影響. 大 学紀要 26: 5 ~11 .. 不活性化. 北海道教育大学紀要 ゾ 由崎俊道・池畑昭, 1 9 77 . タバコ・モザイク・ウイルスのオ ンおよび塩素による 28: 3~ 6.. (1 ) 8.

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