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シングルソーステレビ視聴データを用いたSNSと親和性の高いテレビ番組の傾向

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Academic year: 2021

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シングルソーステレビ視聴データを用いた

SNS と親和性の高いテレビ番組の傾向

多摩大学 安藤元樹 多摩大学 久保田貴文 1 .はじめに 最近では、SNS と連動したテレビ番組、特に生放送のニュース番組などが増えてきてお り、バラエティやドラマなど視聴者参加型番組が見られる。それらの情報を SNS と連動す ることで、放送時刻と同時に SNS によって、その内容がインターネット上で拡散していた め、認知度を高めることができる。これらの傾向を分析する場合には、テレビ視聴のデー タと SNS の投稿は通常は別々にデータがとられており、関係を知ることは難しい。本研究 では、テレビ視聴に関するデータと SNS の情報がシングルソースで入手されているデータ を活用する機会があったため、それらの関係と傾向について分析することとした。 2.使用データ 本研究では、経営科学系研究部会連合協議会が主催している平成 30 年度データ解析コ ンペティションにおいて(株)ビデオリサーチの VR-CUBIC より提供された「TV 視聴デ ータ」を利用して分析を進めた。使用したデータテーブルは「TV 接触ログ」、「標本情 報」、「CM 時点データ」、「アンケートマスタ」である。Web 検索の結果や、SNS (Facebook、Instagram、LINE、Twitter)などのデータを使用した。対象期間は 2017 年 4 月 1 日から 2018 年 3 月 31 日まで 3.分析手法 本報告では、SNS との親和性が高いと考えられる、「Monday Lateshow 月曜から夜ふか し(以降、月曜から夜ふかし)(毎週月曜日 23 時 50 分〜24 時 54 分)」と、「水曜日のダ ウンタウン(毎週水曜日 22 時 00 分〜23 時 07 分)」の 2 つに番組を絞り、テレビ視聴と SNS の関連性を分析することとした。SNS におけるトレンドを調べるための準備として、 「月曜から夜ふかし」と「水曜日のダウンタウン」の(#ハッシュタグ)が付いたものを 集計し、番組との関連性や、どうやって SNS を活用し、番組の認知度を広めるための SNS の活用方法について確認した。 4.結果 対象期間において、水曜日のダウンタウンについて、google トレンドや twitter のハッ シュタグを確認したところ、「早弁先生」が一番トレンド入りしていることが分かった。 また図1のように 12 月の週を大きなトレンドがあり、関連キーワードを確認したところ 「早弁先生」がトップになっていた。

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図1 対象期間の google トレンドの結果(キーワード:「水曜日のダウンタウン」)のうち 時系列の推移(上図)と、関連トピックと関連キーワード(下図) また、TV 視聴データとアンケートデータを突合した結果、水曜日のダウンタウンを見 ている人で、アンケートの「よく使っているアプリケーション」は、多い方から LINE、 Twitter、Facebook の順であった。詳細については、当日報告する。 5. まとめと今後の展望 本報告では、SNS との親和性の高い番組である、水曜日のダウンタウンなどを対象とし て、その番組のトレンドを調査し、アンケートデータや標本情報とつなぎ合わせること で、その番組の特徴を分析した。 特に、水曜日のダウンタウンでは、出演者が提案する考え方(番組内では、「説」とい う)が沢山紹介されており、そのためその説に関連するキーワードが多く、内容とは関係 のない書き込みも多々見られるということも判明した。 今後の展望としては、「TV 接触ログ」、「標本情報」、「CM 時点データ」、「アン ケートマスタ」とそれぞれ結合した結果をまとめていく予定である。

参照

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