公立小中学校における「学校開放講座」に関する一考察 : 生涯学習機関としての学校のあり方を求めて
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(2) 目 次. 第一章問題の所在と研究あ目的 第一節 問題の所在. ・・…・・. 1. 1. ………………・・…. 1 生涯学習機関としての学校. 1. 2 学校施設・機能の開放. 2. 3 小中学校における学校開放講座. 4. 第二節 研究の目的. 第二章 第一節. s. ………………・. …………… …. 8. ………………………………・. 8. 調査及び調査結果の概要 調査の概要. 1. 各市町の取り組み状況く調査1>. 2. 公立小中学校の取り組み状況〈調査2>. 第二節. 第三章. 第一節. 調査結果の概要. …. ………r一………………. 公立小中学校における学校開放講座の現状と課題 学校開放講座の現状. 開設年度、事業主体・名称. 2. 事業のねらい、実施要項. 3. 参加対象、募集方法. 4. 講座開設状況. 5. 連絡・運営組織. 6. 学校への配慮、講師謝金. 7. 今後の方針. 24. 26. …. 27. …. ……………… 一 ・一. …・・. 29. 31. ……………一 .。. …………__...__.. 学校開放講座の課題. 11. 24. …. ………. 10. 24. ………. 1. 第二節. 9. ・・…. ……………… ■・・. 32 33. 34.
(3) 42 第四章 公立A中学校の学校開放講座取り組み事例の考察 第一節. 学校の受け入れ体制と教職員. 1. 事業導入準備期. 2. 事業運営実施期. ①推進体制 ②講座運営. 一…… 42. ………………………・. …… 59. ………………・・i……・ ・…. ……………………………・ ………………一一・…………. ③学校教育活動. 3. ………. 事業維持継続期. 60. 60 62. ………………………・. 64. …・d一.…………………・. 66. 第二節. 教育委員会との連携. ………………・・ ……. 68. 第三節. 地域との連携. ………………………・ ……. 70. 第四節. A中学校の取り組みの成果と課題. 第五節. A中学校の取り組みを成功させた諸要因. 第五章 研究のまとめと今後の課題. ・・. …・ t… 71. 73. 76. 第一節 生涯学習機関化の意味するもの. 76. 第二節 生涯学習機関となるための条件. 7ア. 第三節 今後の課題. 78. 〈参考文献〉 〈謝. 辞〉. ・……一.
(4) 第一章 問題の所在と研究の目的. 第一節 問題の所在. 1 生涯学習機関としての学校. 「学校は、人間として調和のとれた人格の完成と国家、社会の形成者 の育成を目指す公教育機関として極めて有効かっ重要であると同時に社 会人・主婦・高齢者など幅広い人々の学習ニーズにこたえて、多様な学 習機会を提供する上で積極的な役割を果たすことが期待されている。」 と、 「我が国の文教施策」(平成4年度版〉(1)に述べられている。. 臨時教育審議会が「生涯学習体系への移行」の具体的な指針として学 校中心の考え方からの脱却という方向を示して以来、学校は「生涯学習 のための機関」(2〕として捉えちれ、生涯学習における学校の役割とは何. かが盛んに問われてきた。一般にその役割とは「人々の生涯学習の基礎 を培うこと」と「地域や社会の人々に対して様々な学習機会を提供する こと」が言われている。前者については、初等中等教育を中心に検討が なされ学習指導要領の改訂に生かされ、後者については、後期中等教育 や高等教育において検討がなされ、学校への社会人受入れや学校開放講 座の実施をはじめ様々な施策が講じられてきた。. 上記のように学校を「生涯学習のための機関」として捉えた場合、校 種に関わらず地域の成人をも視野に入れて教育活動を推進していく必要 がある。もともと学校は地域社会における最も身近で、バー・一ド・ソフト. 両面を備えた教育機関である、それゆえ学校が「生涯学習機関」の一つ として地域住民の学習活動のために広く施設や機能を開放すれば、生涯. 一1一.
(5) 学習体制の整備は一層充実し、学校もそのことによって、地域との結び つきができ、地域あ教育力の高まりとともに、より効果的な教育活動が 図れるものと考えられている。. しかし、一般に学校は施設や機能の開放には消極的で、生涯学習への 関心も低いと言われ(3)、施設・設備ともに成人対象には設置されておら ず、土日及び平日夜間の管理上の問題も大きい。 「生涯学習機関」への 道のりには乗り越えるべき課題が多いようである。. 2 学校施設・機能の開放. ところで、学校施設・機能開放の法的根拠となる法律は、下記の通り である。. ○学校教育法第85条. 「学校教育上支障のない限り、学校には、社会教育に関する施設を附 置し、又は学校の施設を社会教育その他公共のために、利用させる ことができる」. ○社会教育法第44条. 「学校の管理機関は、学校教育上支障がないと認める限り、その管理 する学校の施設を社会教育のために利用に供するよう努めなければ ならない」. ○同第48条. 「学校の管理機関は、それぞれの管理に属する学校に対し、その教員 組織及び学校の施設の状況に応じ、文化講座、専門講座、夏期講座、. L2一.
(6) 社会学級講座等、学校施設の利用による社会教育のための講座の開 設を求めることができる」. 学校教育法、社会教育法とも”学校教育上支障のない”範囲での社会 教育への対応を明記しているが、学校はこれまで施設・機能の開放には やや消極的な姿勢をとってきたと考えられる。しかし、生涯学習の推進 とともに施設面や管理面での条件整備が進み、今では施設開放について は体育施設を中心に全国で実施されるようになった。一一一・方、機能開放に. ついては、学校の人的資源やプログラムの活用等が考えられるが、まだ 十分な取り組みがされていないのが現状である。このことかち機能開放 面での条件整備が今後重要となってくるものと思われる。 讃岐幸治(4〕は生涯学習機関としての学校施設・機能開放の局面として 次のような分類をしている。. ①施設開放(運動場、プール、体育館、会議室、特別教室、余裕教室) ②教育活動の開放(聴講生、研究生). ③教育機能の拡充(定時制、夜間部、通信制、社会人入学、放送大学) ④社会教育活動(開放講座、巡回講座、出張講座) ⑤教員人材派遣(講師、助言者、委員). ⑥学習相談、情報提供(学習カウンセリング、研究資料、教材提供). この分類からすると、小中学校では①④⑤⑥、高等学校では①③④⑤ ⑥、大学では①∼⑥が取り組みが可能である。今後、生涯学習機関とし て機能するためには、それぞれについての具体的な検討が必要と考えら れる。. 一3一.
(7) 3 小中学校における学校開放講座. 先に述べたように、小中学校は”生涯学習の基礎を培うこと”を中心 的な役割とし、生涯にわたって学習を続けることができる学習能力や学 習意欲を養うことに重点が置かれている。しかし、生涯学習の推進とと もに、次第にもう一つの大きな役割である”地域や社会の人々に対して 様々な学習機会を提供すること”が求められるようになってきた。生涯 学習審議会答申(5)「今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策に. ついて」(平成4年)においても、次のような記載がある。 I. l. コ. 1 第四部 生涯学習の振興に向けて l. (学校へ). l. 「. i 小学校、中学校、高等学校などの学校も、発達段階に伴う一定のi l年齢層の児童生徒に対する教育機関としての役割のみでなく、幅広1 1く地域の生涯学習のための役割を果たすよう、その教育機能を、社i !会や地域に広げることが期待される。また、地域の生涯学習機関や1 :団体との、密接な連携・協力を図ることが重要である。 l ロ. ヘ. コ. さ. コ. ド. ぼ. l. l. l l. [ l. このように、社会の変化や地域の要望によって小中学校の果たすべき 役割も変化してきているようであるが、実際に生涯学習機関として教育 機能の開放を行っているところは、どのような課題に直面し、どのよう に乗り越えていこうとしているのだろうか。. 学校の機能開放の代表的な取り組みとして「学校開放講座」がある。. これは学校が行う地域社会の人々に対する学習機会の提供としては有効 な事業の一つである。しかし、小中学校の「学校開放講座」は取り組み の歴史が浅く、実践についての十分な検討がなされていないのが現状で ある。またその実態調査についても教育委員会を対象とした調査しかな. 一4一.
(8) く、機能開放の担い手である学校側の取り組み状況の報告や分析は十分 になされていない。これから小中学校が生涯学習機関として役割を果た していこうとするためには、事業主体である教育委員会と運営主体であ る学校の双方向からの研究が求められるところである。そしてその中で 導入方法や運営方法並びに事業効果等の検討が必要と考える。. 第二節 研究の目的. 本研究は、公立小中学校が生涯学習機関に変容しようとする姿を学校 機能の地域への開放の一つの形態である「学校開放講座」の導入に求め、 生涯学習機関化の問題点を検討するものである。なお、 「学校開放講座」 をとりあげた理由は次の通りである。. ①学校施設開放を前提とした事業である。 特別教室やグラウンドなどの学校施設を使用することが多く、 施設(ハード)開放の問題を乗り越えなくてはならない。 ②教職員にとって負担の多い事業である。 地域住民を対象とした勤務時間外の活動である。 社会人に対する指導方法や技術を必要とする。 ③学校全体の計画的、組織的、継続的な取り組みが必要な事業である。. 地域住民対象の事業であるので年間計画や学習内容が明確でな くてはなちない。. ・講座の開設の都合上、複数の指導者が必要であり、組織的な対 応が求めちれる。. 一5一.
(9) ④予算措置をともない、成果が問われる事業である。. 事業費、講師謝金等の予算の執行上、事業効果をも考慮しなけ ればならない。. ⑤今後、各地で増えていくと予想される事業である。 国立教育研究所の調査(6〕では、教育委員会が学校開放講座(幼 稚園・小学校・中学校)を重要視している結果が出ている。. 以上のように公立小中学校における「学校開放講座」は、学校機能の 地域へめ開放の一形態で、しかも取り組みが始まったばかりの事業では あるが、学校が「生涯学習機関」へど変容する過程において生じる解決 すべき諸問題が凝縮して内在している活動と推察できる。 そこで、本研究は公立小中学校における「学校開放講座」の実態を、. 実践地域の取り組みかち把握し、その成果や課題を検討することによっ. XN. て、公立小中学校が「生涯学習灘関となるための条件とは何か」を考察 するものである。. なお、本研究では「生涯学習機関」と「学校開放講座」の概念を、次 のように規定する。. 生涯学習機関 …. 地域や社会の人々に対して様々な学習機会を提供 し、学習者の活動を援助する教育機関。. 学校開放講座. 学校の施設・機能開放の一形態で、学校教職員が 講座の指導者となり地域住民の学習ニーズに応え る教育的活動。. 一6一.
(10) 〈注〉. (1)文部省「我が国の文教政策」第2章第4節1、1992、189頁 (2)臨時教育審議会第1次答申第2部第1節イ「学校は生涯学習のための 機関としての役割を担っている。」、1985 (3)多摩教育経営研究会「生涯学習の基礎づくりとしての学校教育」1991. (4)讃岐幸治「学校施設の開放のねちいと方向」岡本包治編著『有効な学. 校施設・機能の開放』ぎょうせい、1993、26頁 (5)生涯学習審議会「今後の社会の動向に対応した生涯学習の振興方策に. ついて」第4部学校へ、1992 (6)国立教育研究所、 「市区町村の社会教育:事業に関する調査」、1991 き重 か重 や あ嬰. 事業や実践の重要度(%). @ な @ り. わめて要. @. や重要. まで. 不明. 閧ネ. 要. dい. ア幼稚園・小中学校の公開講座 イ高等学校の公開講座 ウ專修・各種学校の公開講座. 18.9. 34.8. 27.4. 12.8. 6.0. 16」. 43.8. 26.2. 6.5. 7.4. 16.7. 37.9. 24.9. 9.7. 10.7. 工 大学・大学院・短大・高専の公開講座. 25.2. 38.2. 19.8. 6.8. 10.0. オ民間教育機関の公開講座 力民間研究機関の公開講座. 10.5. 34.7. 34.1. 10.9. 9.8. 1L1. 33.4. 33.6. 10.6. 11.2. キ 教職員に対する生涯学習関達施策・事業に係る委員の委嘱. 31.0. 38.6. 18.3. 4.9. 7.1. ク社会縮綴と鞭騒の齢化. 21.2. 31.8. 23.1. 16.7. 7.2. ク 社会教育雄設と市区町村一局所管施設の複合化. 25.2. 34.7. 20.4. 12.9 6.8. フ 市区町封部局の主隣する学蔽・講座への盗力. 28.5. 42.4. 21.1. 2.8. 5.3. サ 市区町村郎局との共催による学級・講座. 34.2. 41.1. 16.5. 3.1. 5.1. 8.9. 28.9. 34.2. 19.8. 8.2. 13.1. 32.4. 35.8. 11.0. 7.7. シ 民糧教育機関に対する社会教育施設の貸与 ス 企業・産業関係団体の教育・調蕊事業に対する脇戸. 一7一.
(11) 第二章 調査及び調査結果の概要. 第一一節 調査の概要. まず、小中学校における「学校開放講座」(以下、開放講座)の概要 を把握するため、各市町の教育委員会に取り組み状況を訪問調査〈調査. 1>し、次に訪問調査した市町の中から学校を1校選び学校側の取り組 みの実態を訪問調査く調査2>した。 <調査1>の調査対象は、先行事例として調査刊行物等(1〕に掲載され ているものの中から下記の条件を満た、す市町を選んだ。そして、都市部、. 都市近郊部、地方都市部、農村部それぞれに該当する市町を1つずつ抽 出した。. ①生涯学習推進施策の一環として公立小中学校で開放講座を計画的に 実施している市町。 (開催場所は自校,講師も自校教諭を原則とす る). ②開放講座の開催が複数校で実施されている市町。. ③事業が複数年にわたる市町(実施3年を経過している市町). 〈調査2>の調査対象は、〈調査1>で取り上げた4市町のうちかち 下記の条件を満たす1校を抽出した。. ①本事業のパイロット.的な役割を果たした学校。. ②本事業の研究指定後も継続して開放講座を実施している学校。. 一8一.
(12) 1 各市町の取り組み状況く調査1>. (1)調査目的. 公立小中学校における開放講座実施状況と推進上の問題点の把握 をする。. (2)調査対象. 都 市 部 東京都板橋区 (人口50万人 小57校,中24校〉 都市近郊部 埼玉県八潮市. (人口7万人 小10校,中5校). 地方都市部 長野県茅野市 農(漁)村部 鹿児島県坊津町. (人口5万人 小9校,中4校) (人口6千人 小4校,中2校). (3)調査方法. 教育委員会実務担当者へのインタビュー (但し、坊津町は電話による回答). (4)調査内容. ①開設年度. ⑥事業のねらい. ②事業名称. ⑦参加対象. ⑫講師謝金. ③事業主体. ⑧学習時間. ⑬募集方法. ④開設講座数 ⑤実施要項. ⑨講座内容 ⑩連絡組織. (5)調査時期. ⑪運営組織. ⑭学校への配慮 ⑮今後の方針. 平成5年5月∼7月. 一9 一一.
(13) 2 公立小中学校の取り組み状況く調査2>. (1)調査目的 公立小中学校における開放講座導入から現状までの推移の把握と 事業の成果や推進上の問題点の整理をする.. (2)調査対象校. 埼玉県八潮市立A中学校(生徒数301名、教職員数20名…平成5年). (3)調査対象者. ①開放講座開設当初の管理職(校長)及び担当者 ②現在の管理職(校長)及び担当者. (4)調査方法. 調査対象校(者〉へのインタビュー. (5)調査内容 ①事業導入の経緯(導入背景、導入への取り組み) ②事業運営状況(講座実施内容、学校の推進体制). ③学校外との協力体制(教育委員会・地域との連携) ④現在の取り組み ⑤成果と課題. (6)調査時期. 平成5年8月、9月. 一10一.
(14) 第二節 調査結果の概要. 本節では、<調査1>の4市区町の学校開放講座の取り組み状況と く調査2>の八潮市立A中学校の取り組みの状況の概要について述べる。. ①学校開放講座4市区町の取り組み状況(表1) ②八潮市の生涯学習推進経過とA中学校の歩み(表2). それぞれの考察は次章以降で述べることにする。なお、<調査2>で とりあげた、八潮市及びA中学校の概要は以下の通りである。. 〈八潮市〉. (市の歴史). 昭和31年 八条村、潮止村、八幡村の3村が合併し、八潮村となる。 昭和39年 人口が増加し、八潮町となる。 昭和47年 市政が施行され、八潮市となる。. 平成3年 市政20周年を機に、生涯学習都市宣言をする。. (市の特徴). 昔から東京の食料供給地として栄え、農業中心の町。 ・首都圏の人口、産業の集中とともに工場や住宅の立地が進んでい る。. 「常磐新線」の開通を予定し付加価値の高vS町づくりを目指して いる。. 一11一.
(15) 〈A中学校〉. (学校の沿革). 昭和55年 B中学校から分離し、開校する。 (教職員23名、生徒数498名) 平成元年 生涯学習推進モデル開放校の研究委嘱を受ける。 (教職員22名、生徒数448名). 平成3年 生涯学習研究の中間発表(2月) 平成3年 生涯学習研究の本発表(11月). (校区の特徴). ・新興住宅地ではあるが、学校には協力的で. 、教師に対して信頼感. をもっている、. 学習意欲のある住民が多い。 ・人情の厚い土地柄である。. 〈調査ユ〉<調査2>の結果及び関連資料の位置づけは次頁のとおりで ある。. 一12一.
(16) <調査1> Fti;iiiBS’Bliilllif21;i−EiilF5−ii[5−iliill−lilSiwwfibl(:・g”k4TtiptEif6bmo rnh#iisz,(pis). 板橋区実施要項. 八潮市実施要項. 坊津町実施要項. 茅野市学習情報. 一綾一講座 「餐子謹書敦室」. (資料2). ※茅野市は実施要項 を作成していない. (資料1−1>. 一13一. (資料1−2).
(17) <調査2>. 隔醸1「葡司「函「藤;「. 一. 一. 一. 一. 八潮市生涯学習推進経過とA中学校の歩み (P17) A中学校開放講座導入までの取組み. (P43). 学校開放講座取り組みの流れ(教育委員会とA中学校) (P55>. A中学校学校教育計画. (P65). A中学校特別活動全体計画. (P51). A中学校生徒指導全体計画. (P52). 圃[亟璽]. 学校運醐綱 (P53). (P61). A中学校の推進方針 課題の変遷. (P45). A中学校年度別各講座運言上の課題. (P47). A中学校年度別講師の感想. (P49). A中学校講座別受講生の感想. (P57). 舗座醐蘇. 一,4一. (P72).
(18) 学校開放講座4市区町の取り組み状況. 東京都板橋区 1 埼玉県ノ嘲市 人ロ(密度). 503千人(15649). 小中学校数 開 設 年 度 事 業 名 称 事 業 主 体 @(担当課). 平成元年. 学校公開講座. 71千人(3937). 長野県茅野市. 50千人(188>. 15校(小10,中5). 13校(小9,中4). 平成元年. 平成元年. 生涯学習学校開放講座. 学校開放講座. 鹿児島県坊津町. 6千人(155) 6校(小4,中2> 平成元年. 1校1講座. 板橋区教育委員会. 八潮市教育委員会. 茅野市教育委員会. 坊津町教育委員会. @(社会教育課). @(社会教育課). @(生涯学習課). @(社会教育課). l. G 開設講座数. 14校16講座173活動. 1 (H4年度). 実施要項の有無. 7校18講座161活動. 指導46名,参加2012名. あり(都に準拠). あり. 13校65講座81活動. 6校6講座3⑪活動. 指導138名,参加2175名 なし. あり(各学校も作成). ・学校の施設・設備を ・学校が有する人材や 学校の施設・設備及 開放するとともに, 施設・設備を地域社 び教職員の専門性を 会に開放して,成人 人材を提供して知的 活用して,学校開放 教育機能を開放し, 講座を実施し,市民 一般に対し,学習機 開放を進め,各学校 学習の機会を提供す 会を提供するととも に学習の場を提供し で生涯学習講座を開 る。 に,学校と地域との て地域の学習を充実 催し,開かれた学校 させる。 づくりと生涯学習の 連携を深め,地域に ・児童・生徒にも学校 根ざした魅力ある学 推進を図り,人材の 校づくりの推進を図 教育以外の学習の場 育成とうるおいある る。 を提供し,自ら学ぶ 家庭づくり,地域づ 子供を育成する。 くりの実現を目指す 地域住民や親子と教 師とのふれあいを通 して学校教育への理 解を深めるとともに 相互の資質の向上を. 区民の生涯学習に寄 与するため学校教育 に支障のない範囲で. 事業のねらい・. 図る。. 参 加 対 象. 成 人. 成 人. 幼少年∼成人. 学 習 時 間. 1講座20時間基準. 1講座20時間程度. 1講座1回2時間程度. 1講座1⑪∼15回. 講 座 内 容. ・陶芸教室 ・園芸教室 茶道教室. 発声の基礎とオペラ ・卓球基礎技術講座 健康を考える食事. ホームゼデオ編集入門. 軽スポ▽ツ. ・謡曲 けん玉 レクリエーション 疲労のくすり 楽しい算数 親子楽焼き講座 中学生の夜食. 事務説明会 (校長と担当者1). 生涯学習担当者会. 運 営 組 織. 公開講座運営委員会. 学校開放検討委員会 新規時準備委員会設置. 運営委員会. 講 師 謝 金. 1時間5500円×時間. (担当者). 募 集 方 法. 屋. 文学講座 七宝焼コース 英会話入門コース 菊づくり実技コース. なし(年度末校長会で 教委かち開催依頼〉. 連 絡 組 織. 1. 1講座5∼10回. 学校への配慮. 市広報による案内 往復ハガキ郵送分を 学校で抽選し,送付 ・金銭取扱い簡略化 印刷物の準備. 2時間6⑪00円. 市広報による案内 先着順(電話可). 社教→学校へ連絡 金銭取扱い簡略化 受付窓口の一本化. (教頭). 1講座(1回>6000円. 市広報による案内 各学校で受付. 校区の幼児∼成人. 1講座5回程度. (それ以上は自主講座). 楽しい書道教室 親子読書教室 ママさんコーラス パソコン教室 ミニバレー教室 なんでも講座 なし(教頭に社会教育 主事を委嘱). なし(学校によってP TAとの話合いあり) 1回4000円 各学校で受付 年間計画を校区住民 配布. ・夜間利用のための設 備強化く鍵,照明). ・特になし. (教委で対応〉. 1. 今後の方針. 当分の間現行の講座 分の予算措置. H5年は11校27. 講座。. 他校区からの参加を ふやしていく。. ・1校1講座の活動か ら,自主団体講座へ 生涯学習の拠点化へ. 蕗 こ:.
(19)
(20) 表2. 八潮市の生涯学習推進経過とA中学校の歩み. ・聯牲涯学一. 年 度. i. 組織及び会議・事業. ・聯立A剛胆. 教育委員会の動き. 学校内の動き. 開設請座とその他の活動. 63.2.18. 社会教育委員会答申 i社会教育基本言樋D. 63.8.4∼. { 1. 嵩 1 昭和63年度. 生涯学習推進. @. …. @. …. @. i. @. …. @. …. @. i. E先進地視察(4市町). ウ育委員会連絡会 6筑、2i. ●. ウ.2.28. E政策研究会《市職員). @. …63.11,211. 63年度第2回 ウ3。7. 1. E生涯学習講演会(市民). U3.10.26:. @. :. :. 63年度第3回. 3い31L21 生涯学習推進準備緬. 63.11. @ (市長決裁) {1 63.11.21. 生涯学習推進. 教委から学校(校長). 。内連絡会議. ヨ研究委嘱の依頼. m. }i! 63.12.6. 腱連事業調査. 職員会議. i63年度分) i ii ii. 元.1. r座について校 ii. キより提案. li i. 生涯学習推進委員会. 元2 職員会謎 J放講座について校. キより再提案 元2.13 63.2.23. 先進地視察. 校内研修会. ァ教委生涯学習担当 ミ会教育主事より. キ野県茅野市を見学 元3. 3. 1. l. 量. i. l }. 1. }. l. 1. !. 「. }. ! 1. 1. i’. ; }. !. タト音β3獅依瀬. 1 ;. I. 菊づくり講座の講師 として地域の協力を. I. 一・……一一 S一一一一…・一一十……一…1一…一…t−1………一…峯一一一……..._.一一_一__.一__,__一_一_一一一___一.一__一_一一一一一一 ロ じ ロ l. l. 1. 元.424 i. ,. }. l. i. l. 元4.1. 元4. l. ii匝箪]i i. dntp・me¥9Effn・・tt嚇錨__n.. !. 1. l. l. :. iフじ4,26 i. iii匝郵1塞_嵐_際響 l. l元6.1. 1. ち合わせ会(社教課. 菊づくりの準備. iiii匝軍]馳糊元・ tt.,7i¥,. ぴ. ;. L. l. 6E] ■ ■ j. ロ. ;. l. ロ. }. l. ロ. ;. ■ ・. , ‘. ニ. コ. コ. じ. 1. ■. 1. ,. , ■. ■. 阯. , . ,. 1 」. } 1. l. !. 邑 t. ,. 元5.15. 元9.1 ∼ 11.24. 蔭. l. ,. l i. i. A N H f. 、 l. l. ワープロ初心者コ磁. 1 「. l. }. 講座開催日程の決定 教育委員会へ報告. 。. 、 ■. 1. 1. , i. 、. ロ. !. l. 校内研修会. 英会話初’L者ユース. 生涯学習と学校教育. v.
(21) ;. 平 成. ;. ロ. ユ. l l. コ. l l コ. ロ. ほ. ; コ. ; ロ. l lる. じ. 元元12.2e ロ コ. ; ロ. l l. ロ. l ;. ほ. :. コ. 元5。29. l. コ. l. 年・生涯学習講演会 l l l ロ. コ. 元9.8∼11.17. ll. 学校開放講座検討委 員会(prk町会長.. 度(推進委員,部課長)i i i i l 1 コ. 騨 , ロ コ. 2.2.27. 1 1 コ コ. ’. o. 巳 , コ コ. o. コ. ロ. コ. l. .. l. l. l. コ. ロ. ロ. ロ. I. ロ. i. 昼. ロ. 2,3,11. コ. :. コ 腫. I. .. l. 1. 1. t. ,. ・. l ,. 1. ひ. コ. l. コ. コ. コ. o. 元,9.12. l. l. 心力㌻ナし六二三宇讐交シンホ。シρウム. l. I l. l l. ロ. ロ. コ. ロ. ;. ヒ. .(埼玉県庁). .1. 1 .. l. コ. l. ロ. ロ. 閉校式と次年度計画. 整. 1. 1. (策松山中央公民館). :. iii[璽]i. ロ. l. コ. 3. l 元.12.81 ロ の. コ. 生涯学習シ淋●シ’Vム打合せ. .. l. ロ. l. コ. 事務打ち合わせ. ●. ,. l. l. 元9.2. t. ,. l l. 元9.28. 1. 8 l. ,. ,. , l l. l. l. 「. , ・.. 元9.26. 1 .. t 伽. ,. ,. t. l l l. 1. l 1. ,. 元10.20∼ 12.15. l. o. ,. ,. l. 1. 1. l. .. .. .. ,. o. 1 ロ. l. }. じ. 1. 1. )Dトポ湛実技ユース. l. e. l. 9 ,. l. 9. .. i. :. の. 0. ,. 「. . o. 1. l. ,. 巳. i. :. l. o. 「. ,. I. o. , l ,. ‘. [. 這. ,. , l ,. 口,9.8∼11.10. 量. コ. 1. ロ. ・生涯学習講演会(市民)l , 唇 「. 等の代表者へ説明) ’. ロ. ・先進地視察(太田市)i. 婦人会長.老人クガ. 2. 2. 8. 元.IL6. TV埼玉取材打ち合わせ. け. 1 元12.201. コ. 全体研修会 M師県教委社教主事. コ. リ. i i i i[元年上手2回’]. 元,1L17. TV埼玉開放講座取材 元12.10. 「広報やしおjに掲載. 2. 2. 27. コ. ※コ. 国 庫. じ. ;ロ. 1コ. ;コ l. ロ ロ. : ロ. 1. ロ. 生. 1. ’. :. ロ. コ. i. l. コ. 学. l. l. ロ. 習. 1. l. ロ. 幽. 1. 1. l. ,. 蟷. ロ. i. i∼ 4.30. l l. 校内研修会. l. l. 反省と展望. i l. ほ. :. ●. l. l. t. ,. ロ. t. ロ. コ. i一生涯学習に関す・i. i. .. i. 2. 4. 5. ≒ iるWWtl i’i.i コ. ロ. く. ロ. i. り. i. 2.6.27. i. コ. 2_6.19. l. コ. i. i. i. !. l. l. し. ロ. :. ロ. 事. ロ. 2.1L 1ヘー4. コ. i. コ. i. ロ. 2.6.20. i. コ ロ. コ コ. 騨. ■. ロ. i. コ コ 嘘. l コ. ロ. ロ. ロ. コ. 3.2.27. i. 2.6.11. l. じ. ;. コ. コ. 1. コ. 2.9.26. t. 3.1.22. i. i. 打ち合わせ会. 度. コ. ’. コ. コ. 1. 市内2/1、学校・. ロ. l. コ. l. 2. 6. 27 一一 10. 30. 2中学校で開放 講座が開校. i. 委員会設置 ロ. コ コ. 1 2年度第2回. コ. : 3。1.301. l. 生涯学習推進委員会 中間発表に向けて. l :. 9. 日程,内容,形式等. ;. し コ. l. i. 2. IX 9. 関連事業調査 : 3.2.27; ロ し ニ. i. 1. ,. :. 1. 英会話初心者コース. ほ. i. 1 (元年度分) 3.3.2. ’. 1. 1. 生涯学習推進委員会. i2年度第4回 i. ら. コ. l. に. コ. コ. l. ト. I 3. 3. 4 ロ. 1 関連事業調査 i , l l. (2年度分) l 「. l. i. r. l. 久喜総合文化会館. ぼ. ロ. i. 「. I 1. ‘. 専. t. l. 2. 9. 12. 開かれた学校沙ドシつム. i. 3. 1. 23 ト. 2. 9.8 一一 10. 13. ロ. ユ. l. 1. :. l. Z. 9. 7 一v 10. 19. l. コ …2.・2.・1。… …2年度第3回 i. コ. 8. コ. ;. I ロ. ロ. 1. コ. t. ほ. ロ. : コ. l. 9.27. (計4校14画面). 2 .り.28. 生涯学習「基本計画 :. 策定調査研究. 目. 軽スポーツコース. i. i コ. l. ll1. ,. 1i 2年度 : 第2回 ’ 1i. i ロ. ∼ 10.15. 2.6.14 ∼. 2. 9. 10 コ. 2.5.28. アンケート実施の件. 市長,教育長,次長. コ. i. i. l. ほ. 1,. コ. 2. t. 2年度第1回. l. 平3. 3. 5∼10 成 ・生涯学習展示会 i 年. l 2.6.25 1. 1. ロ. 1. ワープロ初心渚コ訊. I. ■ コ. 1. 2. 6. 15. 鷺座視察. ロ コ. ・講演会(庁内連絡会議)l ロ. 平成2年度の計画. コ. ・生涯学習シンポ(市民)l l ロ. 2. 5. 11 一 6. 22. l. 萎欝鴇励i.i匝麺]i コ. Z4.5. 校内研修会. ロ. l. 生涯学習講座打ち合. わせ会社教課にて. 推 ・先進地揖察(石和町) i 2年度第1回 i. 進. 「日高教育新聞」に掲載. 2. 2. 28. l. ロ. l. ロ. 2.3.28. ;. コ コ. i. コ. 先進地視察(太田市). : ロ. l. 840ガイド作成 l. ロ. ’ほ : :. l. ロ. コ. 2. 2. 26. ロ. 1 ロ. 1 学習施設情報誌. 涯 ま. 2.3. l. ニ. 1 1. ロ. コ. コ. コ. l. : :. ロ. ロ. 補. 助. ;コ. 1 l. コ. コ. コ. 3. 2. 19. I 2年度第3回. 中間発表打合せ会. 2. le. 23. 市社会教育課にて. 日本教育新聞に掲載. A 悼 f. N. sw..
(22) l l. ;. …. ;. i……;一… i、. … @. ;. 生涯学習「情報. :. 3.3.18. 4. 2年度第5回. 潤v作成. __.1__一一L___L_。._L___i一__一. 1. ;. ;. l. 5 …. R.4.11. ; @R.5.28 l. l l. ュ糠醐制 R.6.15. ・生涯学齢演会i(市職眞教員社教 i. 関係者〉;. …. …. 3年度第1回. G 珊i @. 1. l. l. @ l @ l @ @ @ @. :. l. R101. i. l l l l. l l. @ l @ l. l l. 摩. 1. 生涯学習基本計画. E都確鄙稔の集いi (生涯学習講演会等)1. 13、11.1∼5. 1. :. 1. @ (計5校20講座). :. 3.6.12∼ 11.13. 料理教室コース. 3.6.24. 校内研修会. 3,6。13∼&1 軽スポーツコース. @ @. i i. @. i ・. R.95. 3.9.4. 3.6。14∼7.19. 本発表打合せ会. 生涯学習推進委員会. s社会教育誤にて. {発衷の原案等. 七宝焼コース 3.9.13. i i. @ i. 菊づくりコース. {発表に向けて. 3.9.9. 英会話コース. 校内研修会. {発表の原案等. @ i @ i @ i. @ (大分) i. 3.5,10∼7.12. {発表に向けて. @ 3中学校で開放 @ 平座が開校. @ ;. ●・生涯学習フ甥テ{パル参加1. @ : i…一層……r一…一…昌畠寸一………一一…一’一’…』…一∵’し…1一………一4.4.1. 市内2小学校・. i. @ @. 一 , , 一 凸 一 〇 〇 塵 ・ , 一 一 − 一 一 一 , 一 塵 ● o 畠. 35.16∼10.31. @ …. l l @ ; 1 R.1L1 ’ 1. @. 校内研修会. 3,530. @ ; @ … @ }. l l. , , 一 冒一 一 一 一 , , 一 g o 一 一 一 一 〇 }_. 3.4.9. 生涯学習推進委員会. i. @. ,, @瓢. ワープロコース. @ … @ {. 生涯学習都市宜言. @八潮メセナ. ス成3年度の計画. …. l. @ ;鋤 i. カ涯学習シオyウム. 生涯学習打合ぜ会. …………1…{…;…}i……………;i……i.:…iii4臥25. 3年度第1回 ii. 校内研修会. ?ヤ発表会の反省 l O 齢 一 9 , 9 孕 , ,、, ● 一 ■ , o , 一 9 一 一 , 一. @@. 3.1.27. 3.6.15. カ涯学習講演会参加 3,1L6. @ 八潮市民文化会館 本発表. :. :. ■ 9 , 一 , ロ , 一 一 謄 一 一 , 冒 曽 一 一 一 一 一 一 芦 一. 機構改革により. , , 鉢 ● 層 , 冒 冒 , 一 一 , 一 一 P , 一 , 騨 甲 , , r. ?響 一 尉 亀 響 ロ 一 曹 − 冒 , 一 , , 冒 ,. 一 曹 一 一 9 −. R.5.14∼7.3. @生涯学習推進室設定 : G P. G ?. 生涯学習「情報. 4.5.29. F. ?v作成. l. 1. 餌づくりコース. 生涯学習推進. カ涯学習ガイド. @ … @ { @ …. 3,6.4∼115. o. : ?. i. ワープロコース. 生涯学離進本倒 4鞭第1回. } ll. ・・i. @. S.5.7. 1 : :. 蜚C会議. 4nll. uック作成. 生涯学習情報紙. 3.9.1∼ 10.6. トムビデ欄集コース. @ (計7校18講座). 4年度第2回 生涯学習推進本部. @ 市内4小学校・ @ 3中学校で開放 @ 講座が開校. 141q6 i. 3.10.8∼ 1L19. 英会話コrス. 4年度第2回. uマ梱一トナー」発行. i1∼3号) 1都市宣言記念の集い :. i152.4. 1. ;. 1(生涯学習講演白白)l. 4年度第3回 生涯学習推進本部 i. 器 1. @. 肱23 i. i. カ涯学習灘 }(市民,市職員). ’. 4年度第3回. A N w f. v.
(23) 〈注〉 (1)調査刊行物等. ・「市区町村の社会教育事業に関する調査」1990年11.月調査. 国立教育研究所内生涯学習研究会(1992年6月) 「学校教育と社会教育の連携事例集」1990年11月∼12,月調査. 国立教育会館社会教育研究所(1992年4月) 「現代生涯学習全集」岡本包治編著(1993年1月). 一23一.
(24) 第三章 公立小中学校における学校開放講座. 第一節 学校開放講座の現状. 開放講座の全国的な調査として次のものがある。ともに全国の各教育 委員会を対象に生涯学習の推進状況を調査したものである。. ①「市区町村の社会教育事業に関する調査」(1〕 国立教育研究所. 調査時期…平成2年11月∼12月 ②「生涯学習社会における学校の役割に関する調査」(2)文部省. 調査時期…平成4年10月. 本節では上記の調査結果と〈調査1>の調査結果(表1)から開放講 座の概要と問題点を述べてみたい。. 1 開設年度、事:業主体・名称. ア)開設年度. 今回、調査した4市区町(東京都板橋区、埼玉県八潮市、長野県茅野 市、鹿児島県坊津町)とも、開放講座の開設は平成元年度であった.こ れは臨教審の答申後、文部省が行った生涯学習推進施策の中の「生涯学’ 習モデル市町村事業」(3}の指定を受け、その具体的推進事例として挙げ られている「学社連携」の取り組みを行ったということに起因している。. このことから生涯学習という新しい視点で小中学校で学校開放講座の取. 一24一.
(25) り組みがなされ始めたのは、平成元年度からということになる。事実、. 茅野市では「全国でも初めての試み」として、広報紙やちらし等に掲載. をし、PR活動を行った経過がある(巻末資料1−1)。 現在、開放講座は①②の調査によると全国的に実施されており、小中 学校での実施だけをみても全国の自治体の1/4で開催されているようであ る{4〕(但し学校数ではない)。. 〈生涯学習モデル市町村事業指定年度〉. 茅野市(平成元年∼3年〉. 、八潮市(平成元年∼2年)、. 坊津町(昭和63年∼平成2年)、板橋区は指定を受けていない. イ〉事業主体. 開放講座の事業主体は4市区町とも教育委員会であり、社会教育課ま たは生涯学習課が担当課として事業費の取り扱いや推進を行っている。. しかし、坊津町では開設要項の中に主催として教育委員会に並び学校名 を連ねている(巻末資料1−2>。 ②の調査(6)によると、小・中学校における開放講座を主催、あるいは 共催しているのは「市町村教育委員会」が最も多く、小学校(53.7%)、 中学校(66.8%)となっており、 「学校」は小学校(31.9%、中学校30.. 5%)となっている。このことから全国的には教育委員会主催としての開 設が多いとみることができる。. 一25一.
(26) ウ〉事業名称. 一般に「学校開放講座」、 「学校公開講座」という名称が多いようで. あるが、八潮市の「生涯学習学校開放講座」や坊津町の「1校1講座」、 他にも日立市の「ひたち生き生き百年塾 学校セミナー」など、名称に 工夫がみられるところがあり、講座名と同様に地域住民の関心を意識し た設定と考えられる。これもまちづくりの一環として学校開放講座が捉 えられていることの一端を示すものであろう。. 2 事業のねらい、実施要項. ア 事業のねらい. 4市区町とも”学習の機会の提供(開放)”というねらいを第一義と して挙げている。それに加え「魅力ある学校づくり」(八潮市)「自ら 学ぶ子どもの育成」(茅野市)「地域づくり、学校教育への理解」(坊 津町)など、地域の実情に合わせた事業のねらいを明記している。この ことから、各市区町が学校の機能開放による学習機会の提供によって生 じる様々な効果をどう利用しようとしているかが読みとれる。そして、. 開放講座という事業を生涯学習の推進、またはまちづくりにどういう位 置づけて実施しているかという手がかりを示すものと考えられる。. 4市区町の事業のねらいを比較すると、人口の少ない市町ほど盛り込 まれている項目が多い。これは都市部より農村部の方が学習機会に恵ま れないことや、開放講座という事業に期待するものが大きいということ の表れであると推測する。. 一26一.
(27) イ)実施要項. 実施要項は、事業の目的や実施内容について規定するものであり、各 学校はこれに従って開放講座の運営を行うのが通例である。板橋区は都 の公立高校の開放講座に準拠という形で設定しており、毎年年度末に開 催される校長会で教育委員会から開催依頼がなされ、新年度当初に実施 要項を希望校に配布している。また、板橋区では実施要項の細目も決め られ、具体的な講座内容や講座規模等詳細に規定している。 しかし、茅野市の場合は実施要項を作成せぬまま現在に至っている。. これは、講座開設当初にそれぞれの学校が独自性を発揮し、取り組みや すいように展開することを意図した結果であるようで、今後も規定を定 めずに推進する方針という。. 板橋区と茅野市は、ともに開放講座の推進を目指レながら、実施要項 の有無に関しては対称的な結果となっている。. 3 参加対象、募集方法. ア)参加対象. もともと開放講座は学齢期の児童・生徒以外の一般成人への学習機会 の提供をねらいとして開催されたものであるが、生涯学習のキャチフレ ーズである「いつでも どこでも だれでも」という趣旨からすると、. 対象は一般成人のみなちず幼児から高齢者まで幅広く扱われることにな ろう。②の調査によると開放講座の対象者は、小学校・中学校それぞれ 父母(56、 9%、51,9%)、成人一般(31.4%、42.6%)、少年(21.0%、. 13、9%)という結果になっている。. 一27一.
(28) 板橋区と八潮市は参加対象を原則として成人に限定しているが、茅野 市と坊津町では幼児かち成人までとしている。茅野市は事業のねらいに 「児童生徒にも学校教育以外の学習の場を提供し、自ら学ぶ子供を育成. する」とあるように子どもをも視野に入れた講座の設定をし、坊津町も 「地域住民や親子と教師のふれあいを通して、学校教育への理解を深め. るとともに相互の資質の向上を図る」とし、講座内容も親子を対象にし たものが取り入れられている。. しかし、講座の多くは講師の都合や講座内容・時間設定上、対象は成 人中心にならざるを得ないのが現状であろう。. イ)募集方法. 住民に対する参加募集のPR活動については、主として広報紙での案 内掲載、学校から児童生徒を通じてのちらし配布で行われている。しか し、受付け方法は各自治体によって様々である。. 板橋区 ①受講希望者は往復はがきで教委あてに申込書を出す。 ②教委は集まった往復はがきを学校へ送付する。 ③学校で抽選を行い、返信はがきで抽選結果と案内を行う。. 八潮市 ①受講者希望者は電話で教委に申し込みをする。 ②教委は先着順で受講者を決める。 ③教委は受講名簿を学校へ送付する。. 茅野市 ①受講希望者は学校に申込みをする。 坊津町 ②学校は先着順で受講生を決める。. 一 28 一一.
(29) 申込みの受付業務を、教育委員会が行うか、学校が行うかについては それぞれの自治体の実情によって異なる。板橋区と八潮市は学校への負 担を軽減するために教育委員会で行っており、茅野市と坊津町は学校に 生涯学習担当者(教頭〉を設置しているため、学校で受付が行われてい る。. 一方、募集定員は講座内容や指導者・施設の条件によって多少の差は あるものの、4市区町の調査ではどの市区町とも30人程度を目安として 講座の開設を考えている。. なお、参加者数は②の調査〔7}によると、小中学校においては「30人未 満」が最も多く、小学校(23.9%)、中学校(30.7%)、次いで「30人 以上50人未満」が多く、小学校(23,7%)、中学校.(21.3%)となって いる。. 4 講座開設状況. ア)開設講座数. 4市区町の申で茅野市と坊津町が全小中学校で開放講座を実施してい る。板橋区は全小中学校の14/81、八潮市は7/15と市区の人口規模によっ. て実施校の割合は異なる。これは事業費の都合に大きく左右されるため で、学校数の多い自治体は予算上の問題で、開放講座の全学校実施には 到っていない。しかし、板橋区及び八潮市ともに予算枠一杯まで講座開 設の希望が学校側からあり、現状では教育委員会の指導と学校側の要求 のバランスが良いという結果になっている。. 一29一.
(30) 開設講座数も地域によって異なり・、それぞれ1校あたりの講座数は平. 均して、板橋区1、八潮市2∼3、茅野市5、坊津町1となっている。 学校規模に関わらず一律の講座数を設定するのは問題のあるところでは あるが、複数指導者の配置や講座回数の調i整等で工夫を行っているよう である。. イ)講座内容. 社会教育法第48条には「文化講座は、成人の一般教養に関し、専門講 座は、成人の専門的学術知識に関し、夏期講座は、夏期期間中、成人の 一般的教養又は専門的学術知識に関し、それぞれ大学、高等専門学校又 は高等学校において開設する」「社会学級講座は、成人の一般教養に関 し、小学校又は中学校において開設する」とある。それゆえ小中学校で は成人の一般教養に関した内容を扱うことになる。. 4市区町の講座内容をみると、陶芸・園芸などの趣味から英会話、料 理そしてスポーツまで取り扱う内容は幅広い。また、講座名も受講生募 集を意識し、「疲労のくすり」「なんでも講座」等、楽しく参加できる ようなネーミングの工夫がなされている。しかし、講座内容を決めるに しても事業のねらいや指導者の有無そして地域の要望をも加味しなくて はならず、当然地域性も出てくるようである、. ②の調査(8)によると、小中学校では「教養」を筆頭に「家庭に関する. 知識・技術」「スポーツ」「趣味・芸術」の順となっているが、それぞ れバランスよく講座が設定されている。. ウ)学習時間. 4市区町とも1講座1回の活動を2時間を原則として学習プログラム. 一30一.
(31) が組まれているが、講座の回数は各自治体によって異なり、少ないとこ. ろは1講座1回、多いところは1講座15回とまちまちである。これは事 業予算:や実施学校数に大きく左右されることを示している。なお、坊津. 町は5回を越えると、後は自主講座という扱いで開催している。 ②の調査〔9)では、幼稚園・小学校・中学校における開放講座の学習時. 間は、5時間以上30時間未満が最も多く、幼稚園(45.5%)、小学校 (39. 9%)、中学校(47.8%)、次いで5時間未満が多く、幼稚園(26. 2%)、小学校(31.7%)、中学校(25, 5%)となっている。. 5 連絡・運営組織. ア)連絡組織(担当者). 開放講座は事業主体が教育委員会(担当は社会教育課または生涯学習 課)で講座開設及び運営は各学校という形態をとるため、学校側に教育 委員会と学校との橋渡しをする担当者が必要となる.また、年度初め及 び年度末の説明会や連絡会そして運営委員会等があり、推進にあたるに は当然人なり組織が不可欠である。茅野市と坊津町では教頭を生涯学習 担当または社会教育主事として任命し、学校側の生涯学習推進の窓口と して位置づけているのが特徴である。. イ〉運営組織. 学校は講座を開設するにしても、地域へのPRや参加協力体制を十分 に配慮しないと実際の運営は難しいと思われる。なぜなら住民のニーズ を把握しておかないと参加人数の確保ができず講座開設はおぼつかない。. 一31一.
(32) また、学校と地域とが結びついていない状態での学校の機能開放は難し い。. そこで、.各市町とも運営委員会の設置をしている。 (坊津町は設置し. ていないが学校が必要に応じてPTAとの会合をもっている)名称につ いては「公開講座運営委員会」「学校開放検討委員会」「運営委員会」. と様々であるが、各種団体の代表(PTA、自治会、婦人会等)を委員 に任命し、年度当初と事業修了時に事業についての検討(講座内容、開 設時期等)がなされている。運営委員会は開放講座を側面から支えてい る組織ではあるが、学校としては地域住民の要望を聞く場でもある。そ れゆえ運営委員会との結びつきは講座の成否の大きな影響を与えるもの と考えることができる。. ②の調査(10〕では運営委員会の設置は小学校51.5%、中学校42.6%で あったとしている。. 6 学校への配慮・講師謝金. ア)学校への配慮. 前項にも関わることだが、この「学校開放講座」は、かなり学校側 (担当者)に時間と労力の負担をかけるものである。なぜなち勤務時間 外に講座の指導者としての役割のみならず、出欠の確認、講座の運営に 関する金銭の取り扱い、資料の準備、報告書の作成等の事務的活動が付 随しているからである。それだけに、教育委員会は学校に対して負担軽 減の措置を行っている。前述した参加者募集をはじめ広報への案内、そ して金銭取り扱いの簡略化、印刷物の準備等、学校開放講座がスムーズ. 一32一.
(33) に運営できるよう教育委員会は開放講座開設に伴う一連の仕事の一部を 受け持っている。とりわけ学校に生涯学習担当者を設置していない板橋 区と八潮市では、金銭の取り扱いは教育委員会が主となって行っている。. これには講座開設当初の教育委員会と学校との間での話し合いの経緯や 教育委員会の方針が反映されているようである。. イ)講師謝金. 調査を行った4市区町とも講師謝金を予算化しているが、①の調査“1) では講師への謝金を払っているのは、幼稚園く88.3%)、小学校(74.1 %)、中学校(80. 8%)、高等学校(92,6%)となっている。. 講師謝金の額には地域差があるが(1講座1回につき、板橋区1万1 千円、八潮市・茅野市6千円、坊津町4千円)、この金額についてはそ の自治体の公民館における講師謝金が基準になっている。このことから 開放講座が他の社会教育講座・学級と金銭面では同様の取り扱いとなっ ていることがわかる.. 7 今後の方針 開放講座の開催は予算や地域の要望そして指導者の有無に左右される ことが多い。また地域の実情にも影響されるため、今後の各自治体の方 針も様々である.しかし、教育委貝会担当者が本事業を重要視している ことや、実施している上記の市町の中でも、本事業の発展を考えている ことからみて、今後開放講座の開催が加速化される傾向にあるといえよ う。. 一33一.
(34) 板橋区… 当分の間、現行の講座分の予算:措置でいく方針であるため 講座数の拡大は計画していない。. 八潮市…平成5年度は前年の7校18講座から11校28講座に枠を拡大 した。予算面での都合があるが、将来的には全校(15校) で実施していきたい。. 茅野市…全校(13校)で実施しているが、今後は校区というものに こだわらず、他校区からの参加をもっと増やしていきたい。. (現在、他校区からの参加者は約5%). 坊津町 1校1講座の活動をきっかけに、今後自主団体活動へと移 回していくような発展性をねらいたい。 今後広く住民に呼びかけ、生涯学習の拠点としていく。. 第二節 学校開放講座の課題. 以上、4自治体の教育委員会社会教育課(生涯学習課〉担当者による 回答をもとに、本事業の取り組みの概要をみてきたが’、どの市区町とも. 開放講座導入当初より参加受講生が増加し、講座内容にも工夫がみられ るようになり、また運営そのものも軌道に乗っているようである。これ. は、今回調査した4市区町のうち板橋区を除いてすべてが生涯学習をま ちぐるみで行う研究指定を受けての取り組みだったからかもしれない。. しかし、そこに至るまでには、地域の実情に応じて様々な事業推進及. 一34一.
(35) び運営面での努力が存在している。事業推進の主体である各市区町の教 育委員会では先進地の視察、庁内学習会の開催など生涯学習や開放講座 の理解のための作業が事前に行われている。また運営主体となる学校に は生涯学習の担当者を設置したり、施設・設備の充異や運営事務の簡便 化を図ったりと条件整備に力を入れている。 ①の調査(12}には学校開放講座実施の問題点として「教師の理解協力 が得にくい(21.3%〉」、 「施設設備が適していない(19.4%)」、 「事故の責任所在を決めにくい(10. 5%〉」、 「施設設備の補修が必要. となる(10.5%)」があげられている。どの項目も講座開設時に問題化. するものであるが、この中で筆頭にあげられている「教師の理解協力が 得にくい」ということが、本事業の特色を示しているものと考える。. 小中学校における開放講座の取り組みは浅いため、4市区町とも手探 りながち地域の特色を生かしながち開放講座の開催を行っているが、実 際に講座を運営する学校は、更に戸惑いを覚えながら取り組んでいるも のと考える。講座開催における指導者の選定、講座の準備・運営、受講 生の募集・金銭の取り扱い等、どれをとっても容易なものはない。講座 開設の陰には学校側の多大な努力が払われているものと考える。 学校開放講座は、学校の施設と機能を活用した社会教育事業である。 それ故、開放講座:事業成立のために、学校が新たにどのような課題に直. 面し、どのような取り組みをしているかが詳細に明らかにされなければ ならない。. 一35一.
(36) 〈注〉. (1)「市区町村の社会教育事業に関する調査」 国立教育研究所. 対. 象…全国の市町村(政令指定都市を除く)・東京都特別区の 教育委員会、及び町村共同設置あるいは教育事務組合の 形態による教育委員会(3,228)。 回収率…87.3%. 調査内容…(1)生涯学習推進の概況. (2)生涯学習事業に係る組織間連携 (3)生涯学習推進事業の新動向 (4)生涯学習推進上の意見・問題点. 調査時期…平成2年11月∼12月. 郵送法による悉皆調査. (開放講座の実施状況は平成2年度). (2)「生涯学習社会における学校の役割に関する調査」 文部省. 対. 象…全国都道府県教育委員会(47)及び市町村教育委員会 (3,223>。 回収率…都道府県100%、市町村70.5%. 調査内容…(1)学校開放講座 (2)複合施設. (3)学校の施設開放. (4)学校週5日への対施. 調査時期…平成4年10月 郵送法による悉皆調査 (開放講座の実施状況は平成3年度間). (3>生涯学習モデル市町村事業. 一36一.
(37) (3)生涯学習モデル市町村事業. 文部省は、昭和63年度かち市町村における生涯学習を総合的に推進 する生涯学習モデル市町村事業の奨励を図っている。事業の内容は以 下のとおり。. 1、生涯学習のまちづくり推進本部の設置. 生涯学習まちづくり計画策定 生涯学習関連事業の調査 住民の学習需要等の調査 生涯学習関連:事業の連携・協力. 2、学習情報提供・相談体制の整備. 住民に対する学習機会・施設等の情報の提供 学習相談の窓口の設置 3、特色あるまちづくりの推進. ①学社連携による生涯学習のまちづくり事業 ②学習情報提供・相談による生涯学習のまちづくり:事業. ③ボランティアによる生涯学習のまちづくり事業 ④学習サークルによる生涯学習のまちづくり事業 ⑤学習プログラムの開発、実践による生涯学習のまちづくり事業 ⑥勤労者の学習機会の拡充による生涯学習のまちづくり事業 ⑦生涯学習を進める住民大会の実施による生涯学習のまちづくり. 事業 ⑧地域ぐるみの社会参加活動の実施による生涯学習のまちづくり. 事業 ⑨施設のネットワークづくりによる生涯学習のまちづくり事業 ⑩その他、各市町村の生涯学習推進に適切と思われる事業. 一37一.
(38) (4) 開放講座実施の有無と実施場所. ※(1)の調査結果より. 開放講座の有無 している. していない. 実施している場合の開催場所 当該学校の等施 設. 不明. 公社. その他. 不明. ッ会 ル教. N. N. 刪轤. フ施 @設 ア幼稚園. 14.7. 83.3. 1.9. 2⑪52. 82.8. 24.5. 4.0. 2.3. 302. イ小中学校. 24.9. 73.5. 1.6. 2800. 83.9. 25.0. 3.0. 2.4. 697. ウ高等学校. 21.5. 76.0. 2.4. 1649. 93.2. 7.3. 1.1. 1.7. 355. 4.6. 91.6. 3.8. 499. 95.7. 4.3. 一一. 一一. オ短大・高専. 19.0. 77.4. 3.6. 305. 84.5. 10.3. 1.7. 8.6. 58. 力大学・大学院. 30.9. 67.5. 1.6. 246. 65.8. 32.9. 2.6. 2.6. 76. キ民間教育機関. 5.7. 92.3. 2.0. 349. 30.0 65,0. 5.0. 5.0. 20. 工専修各種学校. 24 934 Lク民間研究機関挫三二壁」. 211 上些.20.O l. (5) 開設講座の主催 共催者. 主催・ 共催者 市教 町育 村委. 知 事. た. 都教 道育 府委. 講. 県員. 員. 局. 座 数. 会. 会. さ. 開設場所. …」. 51. ※(2)の調査結果より. 回答. れ. 20・因. 23. 市 町 村 長 部. 部. 公 民. 館. 局. (%). 公社 民会 館教 以育 外施 の設. 学 校. そ. 不. の 他. 明. 幼稚園. 385. 0.8. 66.8. 一. 1.0. 22.9. 1.8. 27.3. 10.1. 0.8. 小学校. 3116. 0.8. 53.7. 0.1. 0.9. 21.3. 1.0. 31.9. 24.2. 0.9. 申学校. 1336. 1.3. 66.8. {. 1.6. 18.9. 1.0. 30.5. 16.2. 0.8. 高等学校. 1519. 67.8. 17.8. 0.1. 0.1. 3.5. 0.1. 50.1. 12.2. 1.4. 1169. 79.6. 8.5. 一. 一. 0.1. 一. 52.4. 15.2. 1.9. 350. 28.6. 48.9. 0.3. 14.9. 14.9. 0.6. 42.3. 2.0. 一. ・髄府融… 南町村立…. ※ 複数回答. 一38一.
(39) ※(2)の調査より. (6) 参加対象. 対 象. 回. 者. (%). 成 人. 父. 婦. 高. 人. 齢. 一 般. 母. の み. 者. 答 さ. 開設場所. 少. 青. れ た. 年. 年. 講 座 数. 不 明. の み. 幼稚園. 385. 6.8. 1.3. 7.0. 84.7. 6.5. 3.6. 0.8. 小学校. 3116. 21.0. 4.7. 31.4. 56.9. 6.4. 6.4. 0.5. 中学校. 1356. 13.9. 7.7. 42.6. 51.9. 6.3. 6.3. 一. 高等学校. 1519. 1.4. 12.7. 97.5. 4.9. 0.8. 0.8. 0.1. 1169. 0.3. 14.2. 99.0. 4.4. 0.2. 0.2. 0.1. 350. 5.1. 7.7. 92.6. 6.9. 2.9. 1.1. 0.3. ・都鮪贈… ・前村立…. ※複数回答. ※(2>の調査より. (7) 参加者数. 参加者数. 回. 答 さ. 開設場所. れ. 30人. 30人 以上. 50人 以上. 50人 未満. (%). 100人. 以上. 300人. 不. 100人. 300人. 以上. 明. 未満. 未満. た. 講 座 数. 未満. 幼稚園. 385. 11.4. 21.0. 21.3. 26.2. 13.8. 6.2. 小学校. 3116. 23.9. 23.7. 18.6. 14.8. 7.3. 11.7. 中学校. 1356. 30.7. 21.3. 14.7. 16.7. 11.3. 6.1. 高等学校. 1519. 23.4. 57.7. 10.1. 3.0. 0.5. 5.3. 1169. 20.7. 62.3. 10.4. 2.1. 0.3. 4.1. 350. 32.3. 42.6. 8.9. 5.7. 1.1. 9.4. ・髄府姓… ・祠村立…. 一39一.
(40) (8) 開設講座の内容. ※(2)の調査より 学 習. 回. 内 容. (%). 答 さ. 開設場所. れ. 教 養. 地 域. た. の. 講 座 数. 歴 史文. 家. 庭知 に識. 英. ワ. 会 話. 1. 関・. o. ・化. す技 る術. 語 学. フ。パ. ロソ ・コ. 趣. ス. そ. 味. ポ. の. i. ・. 芸 術. ツ. 不 明. 他. ン. 幼稚園. 385. 252. 0.8. 56.6. 0.3. 一. 3.1. 3.9. 7.0. 3.1. 小学校. 3116. 26.4. 3.8. 24.0. 0.7. 1.5. 16.8. 18.0. &1. 0.8. 中学校. 1356. 25.8. 2.5. 19.8. 2.6. 12.6. 9.6. 19.6. 6.3. 1.2. 高等学校. 1519. 11.0. 3.2. 4.9. 4.5. 45.2. 21.1. 2.6. 7.2. 0.4. 1169. 10.9. 3.5. 5.3. 4.4. 43.4. 22.3. 2.0. 8.0. 0.3. 350. 11.4. 2.⑪. 3.4. 5.1. 51.1. 16.9. 46. 4.9. 0.6. ・脚県立… ・胡村立…. ※単一回答(%). (9)学習時間. ※(2)の調査より 対 象. 者. 5H. 30H. 50H. 以上. 以上. 以上. 100H 以上. 30H. 50H. 未満. 未満. 100H 未満. 回答. さ. 開設場所. れた. 5H. 講. 未満. 羽数. (%). 20011. 不. 200H 未満. 以上. 明. 幼稚園. 385. 26.2. 45.5. 8.6. 6.0. 6.0. 1.8. 6.0. 小学校. 3116. 31.7. 39.9. 7.4. 6.0. 5.9. 3.1. 5.9. 中学校. 1356. 25.5. 47.8. 7.0. 6.2. 3.6. 2.8. 7.9. 高等学校. 1519. 2.0. 26.3. 60.0. 6.9. ⑪.7. 0.3. 3.9. 1169. 一. 20.3. 68.9. 7.1. 0.7. 0.1. 3.0. 350. 8.6. 46.3. 30.6. 6.3. 0.6. 0.9. 6.9. ・髄府継…. ・藺撤…. ※複数回答. 一40一.
(41) (10)運営委員会の設置 ※(2)の調査より (11)講師への謝金 ※(2)の調査より. 運嘗委員会の設置. 回. 開設場所. 回. 答. 答. さ. さ. れ. 開設場所. 不 有. た. 無. 講 座 数. 講師への謝金. れ た. 不 有. 無. 講 座 数. 明. 明. 幼稚園. 385. 56.4. 40.5. 3.1. 幼稚園. 385. 88.3. 9.9. 1.8. ノト学校. 3116. 51.5. 45.2. 3.4. ノ1・学校. 3116. 74.1. 18.5. 7.3. 中学校. 1356. 42.6. 54.2. 3.2. 中学校. 1356. 80.8. 18.1. 1.2. 高等学校. 1519. 80.1. 17.2. 2.7. 高等学校. 1519. 92.6. 3.9. 3.5. 1169. 91.9. 6.1. 2.1. ・髄艦:…. 1169. 96.7. 0.2. 3.2. 350. 40.6. 54.6. 4.9. ・棚・・唾. 350. 79.1. 16.3. 4.6. ・腿轍… ・祠撤…. ※単一回答(%). ※単・・一一・4回答く%). ※(1)の調査結果より. (12> 学校開放講座実施の問題点 校長の理が解得・に協く力い. 教師の理が解得・に協く力い. PTAの理解にがく得い. 地域住民の得理に解くがい. 施設設徹がい適なしい. 施設・が謝備要のと励修る. 事故の責決任め所に在くをい. 学校く開い颯を土進がめあにる. その他. 不明. N. 全体 9,421.3 5千人編 4,3144. 2.6. 53.6. 2818. 12.6 2,8. 3.8. 59.9. 397. 8.9. 1L1. 2.2. 57.8. 812. 19.5. 9.4. 13.8. 2.9. 54.2. 957. 2.7. 24.7. 149. 22.9 4.0. 2.0. 45.8. 450. 4.0. 32.0. 19.0. 31.0 2.0. 1.0. 38.0. 100. 2⑪.6. 16.7 1.0. 2.0. 39.2 102. 1.7. 4.8. 19.4. 10.5. 2.D. 7.3. 15.9. 6.8. 5千∼1万人 19.2 卜糊十矧2肛1. 1.2. 5.0. 15.3. 1.7. 4.9. 3万人∼10万入17.329.3. 2.0. 10万人∼20万人17.028.0. 1.0. 20万人以上. 22,5. 35。3. 2.9. 2.0 2&4. 一41一. 15.0. 2.3.
(42) 第四章 公立A中学校の開放講座取り組み事例の考察. 前章では、4市区町の教育委員会の聞き取りをもとに開放校座の実施 状況を概観してきたが、本章では学校開放講座を実際に運営する学校側 の取り組みについて述べてみたい。. 第一節 学校の受け入れ体制と教職員. A中学校の開放講座の研究指定は、平成元年かち平成3年までの3年 間であるが、開放講座への取り組みの推移をみるためには、導入準備段 階から研究指定後の現在までを捉える必要がある。そこで開放講座への 取り組みを次の3期に分けて考察する。. 1事業導入準備期(研究指定前〉. 昭和63年. ∼平成元年5月. (昭和63年度:〉. 2事業運営実施期(研究指定期間). 平成元年6月∼平成4年3月 (平成元年度、 2年度、 3年度). 3事業維持継続期(研究指定後). 平成4年4月. 以降. (平成4年度、 5年度〉. 一42一.
(43) A中学校開放:講座導入までの取り組み(昭和63年∼平成元年5月〉(表3). A中学校の動き. 市(教育委員会〉の動き. S63.4(校長の学校経営に対する考え) 校長が教委指定研究への要望を教育委員会. に伝える。校長着任2年目として何か新し い取り組みをと考えていた。ねらいは、職 員のやる気の喚起、生徒の学力向上、学校 と地域との信頼関係の構築等、 S63,11(研究委嘱の打診). S63.11(委嘱についての検討). 「生涯学習推進モデル. 校長は独力で約1ケ月間生涯学習について. 開放校」の委嘱打診を. 研究し、学校で行う生涯学習について把握. A中学校長にする。. する。先進校の取り組み事例を調べた結果、 予算措置に問題があることを知る。 S63.12(13講座の構想). 校長は講座数を教科や指導者を考慮し、13 講座組めると判断し、教職員に対し個別に 打診を行う。しかし、勤務時間や予算面で の疑問の声があがる。 H1.1 (職員会への提案). 校長が職員会で生涯学習モデル開放校の研 究指定を受けることについて提案する。し かし、職員より「教育的価値」や「子ども の教育との接点」について疑問があると反 論があり、流会となる。 H1.2 (職員会への再提案). 校長が職員会で開放講座実施の再提案をす る。職員から「校長がそこまで熱を入れて いるなら、やってみよう」と合意の意見が. 出て、承認される。しかし、講座数は7講 座の計画となった。 Hl.2. 13(校内研修会の開催). 県教育委員会の社会教育主事(生涯学習担. 一43一.
(44) 当)を迎え・生高畠燗する高高剣 を開催する。. H1,2.23(先進地視察). Hl.2.23(先進地視察). 長野県茅野市を訪ね、. 校長が長野県茅野市の視察に同行し、先進. 生涯学習の推進状況を. 事例を見る。市の中期長期の取り組み及び. 視察する。. 学校の取り組みについて研修する。 H1,3. (外部講師の依頼). 菊づくりの講座の指導者を地域の人に依頼 し了承を得る。 H1.4,1(生涯学習推進モデル. H1,4 (生徒二人一面運動). 開放校委嘱). 在校生と生涯学習の関わりとして、菊づく. A中学校に生涯学習塾. りを生徒二人一鉢で行う。担当教員を決め. 進モデル開放校の委嘱. まず土づくりから作業を始める。指導は地. を行う。. 域の老人による。. H1.4 (PTAへの協力依頼) 校長が、PTAの役員会ごとに開放講座の 趣旨説明や参加協力への依頼を行う。 Hl,4.20(生涯学習講座事務打. (講座開催日程の決定). Hl. 4.. ち合わせ会). 講座担当者が、講座日程を学校の繁忙期や. 教育委員会社会教育課. 講座内容を=考慮しながら組み、教育委員会. 長他2名がA中学校を 訪れ、講座開設にあた っての教育委員会と学. 校の役割分担を決める。. に報告する Hl. 5,15(校内研修会の実施). 「生涯学習と学校教育」をテーマに校内研. 修士を開催する。 H1.5 (学校開放講座検討委員会). PTA、町内会、婦人会、老人会等の代表 で構成する「学校開放講座検討委員会」を 開催し、校長が計画や運営を説明する。そ の中で、「地域の学校でありたい」「いい 環境をつくりたい」「職員も勉強したい」 「地域の持つノウハウを生かしてほしい」. と協力を要請する。. 一 44.
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