• 検索結果がありません。

回復期リハビリ病棟における在院日数150日を超える患者の特徴-リハビリテーション患者データバンク登録データを活用して-

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "回復期リハビリ病棟における在院日数150日を超える患者の特徴-リハビリテーション患者データバンク登録データを活用して-"

Copied!
5
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)日本福祉大学健康科学論集. 第13巻. 研究ノート. 

(2)  

(3)   ). *. +. ,-.. /. 日本福祉大学. 6. 0. 1-2. 3. 4. %&'( 5. 健康科学部. 7. 日本福祉大学. 9. !"#$. 8. 健康社会研究センター. :. 日本福祉大学. ;. <. 社会福祉学部.   . 

(4)  .  .  .

(5)  

(6) .

(7) . .     =     

(8)  .

(9) . .     .   = .   ! "!  ! #   ! $%"&  Faculty of Health Sciences, Nihon Fukushi University. '(#).  Center for Well-being and Society, Nihon Fukushi University. (#(    Faculty of Social Welfare, Nihon Fukushi University. .   *回復期, リハビリテーション患者, データバンク, 在院日数, 自宅復帰. . . いる. 回復期リハ病棟への入院期間の上限を, 脳血管疾 1). 2006 年の診療報酬改定 により, 回復期リハビリテー. 患患者で 150 日とする妥当性についての検討は少ない.. ション (以下, リハと略す) 病棟に入院可能な期間も疾. そこで, 本研究は回復期リハ病棟の脳卒中患者を対象. 患や症状にあわせて短縮された. その後, 2008 年に対. に, 在院期間が算定上限の 150 日を超える患者の特徴を. 象疾患が追加され, 表 1 が示す内容となり, 脳血管疾患. 明らかにすることとした.. の算定上限日数は 150 日以内とされ, それを超える患者 が増えると減収となる仕組みが導入された. 古閑 2)は回. . 対象方法. 復期リハ病棟の機能向上や, 在宅支援システムの充実な どにより, 回復期リハ病棟の平均在院日数は短くなった が, 脳卒中患者では, 自宅退院率は下がったとも述べて. ― 41 ―.   調査対象 (図 ) 厚生労働省科学研究費補助金を受けて開発中のリハ 患者データバンク登録データ3) 4)を用いて分析した..

(10) 日本福祉大学健康科学論集. 第13巻. 2010年3月. 表  回復期 要. ⣖තਛ࡝ࡂࡆ࡝࠹࡯࡚ࠪࡦ ᖚ⠪࠺࡯࠲ࡃࡦࠢ n=3930. 状態

(11) 算定上限日数. ࿁ᓳᦼ࡝ࡂࡆ࡝࠹࡯࡚ࠪࡦࠍⷐߔࠆ⁁ᘒ ▚ቯ਄㒢ᣣᢙ ⣖ⴊ▤∔ᖚ‫ޔ‬⣄㜑៊்‫ޔ‬㗡ㇱᄖ்‫⤑߽ߊޔ‬ਅ಴ⴊߩࠪࡖࡦ࠻ᚻⴚ ᓟ‫ޔ‬⣖⣲≌‫ޔ‬⣖Ἳ‫ޔ‬ᕆᕈ⣖∝‫ޔ‬⣄㜑Ἳ‫ޔ‬ᄙ⊒ᕈ␹⚻Ἳ‫ޔ‬ᄙ⊒ᕈ⎬ൻ  ᣣએౝ ∝‫ޔ‬⣖␹⚻ฌ៊்╬ߩ⊒∝෶ߪᚻⴚᓟ㧞ࡩ᦬એౝߩ⁁ᘒ‫ޔ‬෶ߪ⟵⢇ ⵝ⌕⸠✵ࠍⷐߔࠆ⁁ᘒ. 㜞ᰴᯏ⢻㓚ኂࠍ઻ߞߚ㊀∝⣖ⴊ▤㓚ኂ‫ޔ‬㊀ᐲߩ㗪㜑៊்෸߮㗡ㇱᄖ ᣣએౝ ்ࠍ฽߻ᄙ⊒ᕈᄖ்ߩ႐ว㧕 ᄢ⣽㛽‫ޔ‬㛽⋚‫ޔ‬⣄ᬁ‫ޔ‬⢆㑐▵෶ߪ⤒㑐▵෶ߪੑ⢇એ਄ߩᄙ⊒㛽᛬ߩ ᣣએౝ  ⊒∝෶ߪᚻⴚᓟ㧞ࡩ᦬એౝߩ⁁ᘒ ᄖ⑼ᚻⴚ෶ߪ⢖Ἳ╬ߩᴦ≮ᤨߩ቟㕒ߦࠃࠅ↢ߓߚᑄ↪∝୥⟲ࠍ᦭ߒ  ᣣએౝ ߡ߅ࠅ‫ޔ‬ᚻⴚᓟ෶ߪ⊒∝ᓟ㧞ࠞ᦬એౝߩ⁁ᘒ ᄢ⣽㛽‫ޔ‬㛽⋚‫ޔ‬⣄ᬁ‫ޔ‬⢆㑐▵෶ߪ⤒㑐▵ߩ␹⚻‫╭ޔ‬෶ߪ㕤Ꮺ៊்ᓟ  ᣣએౝ 㧝ࡩ᦬એౝߩ⁁ᘒ . ࿁ᓳᦼ∛᫟ n=1519. ᧄ⎇ⓥ䈱⺞ᩏኻ⽎ n=1474. ࿷㒮ᣣᢙ 151ᣣએ਄ n=187. 㒰ᄖ㧦 ৻⥸∛᫟੝ᕆᕈᦼ n=2411 㒰ᄖ㧦 ࿷㒮ᣣᢙᰳ៊୯ n=45. ࿷㒮ᣣᢙ 150ᣣએਅ n=1287. 図  選択基準. 調査対象は, 2009 年 5 月までに登録された 30 病院, 3930 名より, 在院日数に欠損のない回復期リハ病棟 患者 1474 名とした.   調査内容. 図  在院日数. 本研究において使用した分析項目は, 以下のとおり である. 基本属性として, 性別, 年齢 (5 群), 脳卒. SPSS for Windows Ver. 17 を用い, 危険率 5%未満. 中大型分類, 合併症, 脳卒中既往歴, 介護力, 自宅復. を有意とみなした.. 帰, また心身機能として, 失語, 視野障害, 無視, 退 院時の modified-Rnkin Scale, 退院時日常生活自立. . 結果. 度, 退院時認知症日常生活自立度, および FIM 改善. 回復期病棟の在院日数を図 2 に示した. 在院日数 151. 度, BI 改善度, さらに病院の取り組み状況として,. 日以上は, 187 名で全体の 12.3%を占めた. そのうち,. カンファレンス実施状況, 病棟スタッフ訓練の有無で. 在院日数 151∼180 日は 139 名 (9.2%), 181 日以上は. ある.. 48 名 (3.2%) であった. もっとも多い在院日数の期間. 分析するにあたり, 退院時日常生活自立度は自立. は 61 日∼90 日および 91 日∼120 日のとなった.. (正常・ランク J), 準寝たきり (ランク A), 寝たき. 次に, 在院日数 150 日以下群と比較して 151 日以上群. り (ランク B・C) の 3 カテゴリーとした. また, 退. の特徴を基本属性, 心身機能, 病棟の取り組み状況の 3. 院時認知症老人の日常生活自立度も, 正常 (正常・ラ. 領域に分けて検討した.. ンクⅠ), 随時介護 (ランクⅡ・Ⅲ), 常時介護 (ラン. 基本属性 (表 ). ①. クⅣ・M) の 3 カテゴリーとした.. 在院日数 150 日以下群では自宅復帰率が 77%と 高く, 151 日以上群の 66%に対して有意な差が認め.   分析方法. られた (p<0.01). 合併症のある割合も 150 日以下 群 32%に対して, 151 日以上群は 41%と有意に高. 脳卒中患者の算定上限日数である在院日数 150 日を 基準とし, 在院日数 151 日以上の患者 (n=187) と. かった (p<0.05).. 150 日以内の患者 (n=1287) とで, 基本属性, 心身機. 性別, 年齢, 脳卒中既往歴および介護力に有意な. 能および病院の取り組み状況に違いがみられるか,. 差は認められなかった (p>0.05).. 2. ②. χ 検定を用いて検討した. なお, 本研究の分析には, 統計学的解析ソフト. ― 42 ―. 心身機能 (表 ) 退院時失語, 視野障害, 無視に対して, 151 日以.

(12) 日本福祉大学健康科学論集. 表  基本属性. 第13巻. 上群は 150 日以下群に比べて, 退院時無視のある患. ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪈ᣣએ਄㩿㫅㪔㪈㪏㪎㪀 ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪇ᣣએਅ㩿㫅㪔㪈㪉㪏㪎㪀 䌰୯ 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 ↵ᕈ 㪐㪎 㪌㪉㩼 㪎㪋㪊 㪌㪏㩼 ᕈ೎ 㪈㪏㪎 㪇 㪈㪉㪏㪊 㪋 㫅㪅㫊㪅 ᅚᕈ 㪐㪇 㪋㪏㩼 㪌㪋㪇 㪋㪉㩼 ᐕ㦂 㪈㪏㪎 㪇 㪍㪏㪅㪉㫧㪈㪉㪅㪇 㪈㪉㪏㪋 㪊 㪎㪇㪅㪉㫧㪈㪉㪅㪊 㫅㪅㫊㪅 ⣖᪪Ⴇ 㪈㪇㪈 㪌㪍㩼 㪏㪉㪊 㪍㪏㩼 ⣖තਛᄢဳಽ㘃 㪈㪎㪐 㪏 ⣖಴ⴊ 㪍㪐 㪊㪐㩼 㪈㪉㪇㪎 㪏㪇 㪊㪈㪎 㪉㪍㩼 㪇㪅㪇㪇㪊 䈒䉅⤑ਅ಴ⴊ 㪐 㪌㩼 㪍㪎 㪍㩼 ᦭ 㪌㪎 㪋㪈㩼 㪉㪍㪉 㪊㪉㩼 ว૬∝ 㪈㪊㪏 㪋㪐 㪏㪉㪉 㪋㪍㪌 㪇㪅㪇㪊 ή 㪏㪈 㪌㪐㩼 㪌㪍㪇 㪍㪏㩼 䈭䈚 㪈㪊㪐 㪎㪍㩼 㪏㪌㪈 㪎㪌㩼 ⣖තਛᣢᓔᱧ 㪈㪏㪊 㪋 㪈࿁ 㪊㪋 㪈㪐㩼 㪈㪈㪊㪋 㪈㪌㪊 㪉㪈㪈 㪈㪐㩼 㫅㪅㫊㪅 㪉࿁એ਄ 㪈㪇 㪌㩼 㪎㪉 㪍㩼 䈾䈫䉖䈬䈭䈚 㪋㪐 㪉㪏㩼 㪉㪍㪋 㪉㪉㩼 䌾㪈ੱಽ 㪈㪈㪍 㪍㪍㩼 㪎㪍㪎 㪍㪌㩼 ੺⼔ജ 㪈㪎㪎 㪈㪇 㪈㪈㪏㪋 㪈㪇㪊 㫅㪅㫊㪅 䌾䋲ੱಽ 㪈㪉 㪎㩼 㪈㪋㪐 㪈㪊㩼 ઁ 㪇 㪇㩼 㪋 㪇㩼 ⥄ቛᓳᏫ 㪈㪈㪏 㪍㪍㩼 㪐㪎㪇 㪎㪎㩼 ⥄ቛᓳᏫ 㪈㪎㪐 㪏 㪈㪉㪍㪉 㪉㪌 㪇㪅㪇㪇㪈 ઁ 㪍㪈 㪊㪋㩼 㪉㪐㪉 㪉㪊㩼 䋦䈲ᰳ៊୯㒰䈇䈢ഀว . 者の割合は高い (p<0.01) が, 退院時失語と視野障. ⺞ᩏౝኈ. 害の割合は差がみられなかった. 退院時日常生活自立度は, 150 日以下群に比べて, 151 日以上群の自立度の割合は低く, 寝たきりの割 合は高かった (p<0.01). 同様に, 退院時認知症老 人の日常生活自立度も在院日数 151 日以上群は自立 度が低かった (p<0.01). また, FIM 改善度および BI 改善度では, 在院日 数 151 日以上群と 150 日以下群で有意な差が認めら れた (p<0.05). 入院時より退院時の FIM が 21 点以上改善され ていた割合は, 在院日数 151 日以上群で全体の 61 %であったのに対し, 150 日以下群では 51%にとど まった. また, BI 改善度も 21 点以上改善していた. 表  退院時状況. 割合は 151 日以上群で 59%, 150 日以下群は 50%. ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪈ᣣએ਄㩿㫅㪔㪈㪏㪎㪀 ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪇ᣣએਅ㩿㫅㪔㪈㪉㪏㪎㪀 䌰୯ 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㪇 㪋㪐 㪍㪈㩼 㪊㪈㪉 㪎㪊㩼 㪈 㪈㪎 㪉㪈㩼 㪍㪏 㪈㪍㩼 ㅌ㒮ᤨᄬ⺆ 㪏㪇 㪈㪇㪎 㪋㪉㪌 㪏㪍㪉 㫅㪅㫊㪅 㪉 㪏 㪈㪇㩼 㪉㪌 㪍㩼 㪊 㪍 㪏㩼 㪉㪇 㪌㩼 㪇 㪎㪌 㪐㪌㩼 㪊㪎㪌 㪐㪇㩼 㪈 㪉 㪊㩼 㪉㪋 㪍㩼 ㅌ㒮ᤨⷞ㊁㓚ኂ 㪎㪐 㪈㪇㪏 㪋㪈㪎 㪏㪎㪇 㫅㪅㫊㪅 㪉 㪇 㪇㩼 㪈㪊 㪊㩼 㪊 㪉 㪊㩼 㪌 㪈㩼 㪇 㪌㪈 㪍㪍㩼 㪊㪋㪎 㪏㪊㩼 ㅌ㒮ᤨήⷞ 㪎㪎 㪈㪈㪇 㪈 㪈㪋 㪈㪏㩼 㪋㪈㪏 㪏㪍㪐 㪋㪎 㪈㪈㩼 㪇㪅㪇㪇㪈 㪉 㪈㪉 㪈㪍㩼 㪉㪋 㪍㩼 㪇 㪋 㪉㩼 㪈㪉㪈 㪈㪇㩼 㪈 㪊 㪉㩼 㪈㪋㪍 㪈㪉㩼 㪉 㪉㪊 㪈㪊㩼 㪉㪍㪈 㪉㪈㩼 㪈㪏㪋 㪊 ㅌ㒮ᤨ4PMKP 㪊 㪐㪉 㪌㪇㩼 㪈㪉㪍㪐 㪈㪏 㪌㪇㪈 㪊㪐㩼 㪇㪅㪇㪇㪇 㪋 㪊㪏 㪉㪈㩼 㪈㪎㪈 㪈㪊㩼 㪌 㪉㪉 㪈㪉㩼 㪍㪌 㪌㩼 㪍 㪉 㪈㩼 㪋 㪇㩼 ⥄┙䋨ᱜᏱ䊶㪡䋩 㪐 㪌㩼 㪉㪏㪇 㪉㪉㩼 ㅌ㒮ᤨᣣᏱ↢ᵴ 㪈㪏㪎 㪇 Ḱኢ䈢䈐䉍䋨䌁䋩 㪐㪋 㪋㪌㩼 㪈㪉㪋㪏 㪊㪐 㪍㪐㪍 㪌㪍㩼 㪇㪅㪇㪇㪇 ⥄┙ᐲ ኢ䈢䈐䉍䋨䌂䊶䌃䋩 㪏㪋 㪌㪇㩼 㪉㪎㪉 㪉㪉㩼 ㅌ㒮ᤨ⹺⍮∝⠧ ᱜᏱ䋨ᱜᏱ䊶㸇䋩 㪎㪏 㪋㪊㩼 㪍㪋㪎 㪌㪉㩼 㪎 ੱ䈱ᣣᏱ↢ᵴ⥄ 㓐ᤨ੺⼔䋨㸈䊶㸉䋩 㪈㪏㪇 㪍㪎 㪊㪎㩼 㪈㪉㪌㪉 㪊㪌 㪊㪍㪍 㪉㪐㩼 㪇㪅㪇㪇㪇 ┙ᐲ Ᏹᤨ੺⼔䋨㸊䊶䌍䋩 㪊㪌 㪈㪐㩼 㪉㪊㪐 㪈㪐㩼 䋦䈲ᰳ៊୯㒰䈇䈢ഀว 䋪ㅌ㒮ᤨᣣᏱ↢ᵴ⥄┙ᐲ䈲⥄┙䋨ᱜᏱ䊶㪡䋩䋬Ḱኢ䈢䈐䉍䋨䊤䊮䉪䌁䋩䋬ኢ䈢䈐䉍䋨䊤䊮䉪䌂䊶䌃䋩䈱㪊䉦䊁䉯䊥䊷䈫 䈚䋬ㅌ㒮ᤨ⹺⍮∝⠧ੱ䈱ᣣᏱ↢ᵴ⥄┙ᐲ䈲䋬ᱜᏱ䋨ᱜᏱ䊶䊤䊮䉪㸇䋩䋬㓐ᤨ੺⼔䋨䊤䊮䉪㸈䊶㸉䋩䋬Ᏹᤨ੺⼔ 䋨䊤䊮䉪㸊䊶䌍䋩䈱㪊䉦䊁䉯䊥䊷䈫䈚䈢. であり, 改善度はどちらも 151 日以上群の方が高い. ⺞ᩏౝኈ. 結果となった. 病棟取組状況 (表 ). ③. 病棟の取り組みでは,. 151 日以上群は 150 日以. 下群よりも, 病棟スタッフ訓練が有意に少なく (p< 0.05), カンファレンスの実施状況に, 差がみられ なかった (p>0.05).. . 考察 今回, 脳卒中の算定上限日数である在院日数 150 日を 基準とした在院日数 151 日以上と 150 日以下を比較検討 することで, 151 日以上の入院患者の特徴を明らかにす ることを試みた.. . 在院日数 150 日を超える患者の特徴として, 合併症の ある患者が多く, これに伴い退院時日常生活自立度や退. 表     改善度 ⺞ᩏౝኈ 䌾㪇 㪈䌾㪉㪇 㪉㪈䌾㪋㪇 㪝㪠㪤ᡷༀᐲ 㪋㪈䌾㪍㪇 㪍㪈䌾㪏㪇 㪏㪈䌾 䌾㪇 㪈䌾㪉㪇 㪉㪈䌾㪋㪇 㪙㪠ᡷༀᐲ 㪋㪈䌾㪍㪇 㪍㪈䌾㪏㪇 㪏㪈䌾. ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪈ᣣએ਄㩿㫅㪔㪈㪏㪎㪀 ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪇ᣣએਅ㩿㫅㪔㪈㪉㪏㪎㪀 䌰୯ 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㪉㪉 㪈㪊㩼 㪈㪇㪉 㪐㩼 㪋㪎 㪉㪎㩼 㪋㪍㪈 㪋㪇㩼 㪌㪏 㪊㪋㩼 㪊㪋㪐 㪊㪇㩼 㪈㪎㪊 14 㪈㪇 㪈㪈㪌㪍 㪈㪊㪈 㪇㪅㪉㪍 㪉㪏 㪈㪍㩼 㪈㪍㪉 㪈㪋㩼 㪈㪊 㪏㩼 㪍㪎 㪍㩼 㪌 㪊㩼 㪈㪌 㪈㩼 㪉㪌 㪈㪋㩼 㪈㪉㪎 㪈㪈㩼 㪋㪏 㪉㪏㩼 㪋㪌㪏 㪋㪇㩼 㪍㪇 㪊㪌㩼 㪊㪌㪋 㪊㪈㩼 㪈㪎㪊 14 㪈㪇 㪈㪈㪌㪍 㪈㪊㪈 㪇㪅㪋㪎 㪉㪍 㪈㪌㩼 㪈㪌㪉 㪈㪊㩼 㪈㪊 㪏㩼 㪌㪌 㪌㩼 㪈 㪈㩼 㪈㪇 㪈㩼 䋦䈲ᰳ៊୯㒰䈇䈢ഀว. 院時認知症老人の日常生活自立度および退院時 modified-Rnkin Scale の低い人が多くみられた. 合併 症のある群は在院日数も長いことが報告 5)されており, 表  病棟取組状況. ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪈ᣣએ਄㩿㫅㪔㪈㪏㪎㪀 ࿷㒮ᣣᢙ㪈㪌㪇ᣣએਅ㩿㫅㪔㪈㪉㪏㪎㪀 䌰୯ 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 㫅 ᰳ៊୯ ੱᢙ 䋦 ቯᦼ⊛ 㪐㪇 㪋㪏㩼 㪌㪐㪌 㪋㪎㩼 䉦䊮䊐䉜䊧䊮䉴ታ ቯᦼ⊛㪂㓐ᤨ 㪈㪏㪎 㪇 㪐㪎 㪌㪉㩼 㪈㪉㪎㪐 㪏 㪍㪎㪏 㪌㪊㩼 㫅㪅㫊㪅 ᣉ⁁ᴫ 㓐ᤨ 㪇 㪇㩼 㪍 㪇㩼 ∛᫟䉴䉺䉾䊐⸠ ᦭ 㪈㪉㪎 㪎㪏㩼 㪐㪐㪍 㪏㪌㩼 㪈㪍㪉 㪉㪌 㪈㪈㪎㪎 㪈㪈㪇 㪇㪅㪇㪋㪊 ✵ ή 㪊㪌 㪉㪉㩼 㪈㪏㪈 㪈㪌㩼 䋦䈲ᰳ៊୯㒰䈇䈢ഀว ⺞ᩏౝኈ. ― 43 ―.

(13) 日本福祉大学健康科学論集. 第13巻. 2010年3月. 合併症を有することによる二次的な要因によって, 在院. . . 日数が長くなり, 結果 151 日以上群に合併症のある群の. 150 日を超える群は, 重症ではあるが, 自宅退院率や. 占める割合が高くなったと考えられる. しかし, FIM. 入院時から退院時までの ADL 回復で見ると, FIM と. 改善度や BI 改善度について, 21 点以上改善していた患. BI で 21 点以上改善していた割合は, 151 日以上群 61%,. 者の割合は 151 日以上群の方が多く, 入院時の状態は重. 59%に対して 150 日以下群は 51%, 50%と, 151 日以上. 症であるが, ADL が回復している傾向がうかがえた.. 群でむしろ多い. 自宅復帰率では, 66%と 150 日以下群. 算定上限日数 180 日の対象となる高次機能障害に関し. の 77%よりは低いものの, それほど大きな差はないこ. ては, 151 日以上群でも, 失語は 150 日以下群と大きな. とが示された. 古関が指摘しているように, 日数上限の. 差は見られず, 無視のある患者の割合が 151 日以上群の. 導入以降に自宅退院率が下がったとすれば, 150 日の上. 方が有意に多かった. 半側空間無視は ADL の阻害因子. 限を理由に, 転院させられている患者が増えた可能性も. になりやすいとの報告. 6) 7). もあり, 退院に影響を及ぼし. たと考えられる.. ある. 回復を期待できる患者まで, リハを受けられなく ならないよう, 一律に 150 日で制限することには慎重さ. また, 病棟の取り組み状況では, カンファレンスの実. が必要と思われた.. 施状況についてほとんど差はなかったが, 病棟訓練の実 施については, 151 日以上群になると, 150 日以下群よ. 謝辞. りも実施率が有意に低くなる傾向が見られた. リハ以外. 本研究は, 厚生労働省科学研究費補助金 (H19‐長寿. の時間に, 病棟でもリハを行うことで日中の活動性は向. ‐一般‐028) を受けて行われたものである. 記して深. 上する. ADL 中心のリハビリ実施は, 脳卒中患者の. 謝します.. 8). 「している ADL」 の改善に有効であることが報告 され ており, 病棟リハ実施の有無と在院日数の関連について. 引用文献. の検討が必要である.. 1 ) 社会保障審議会保険部会・医療部会:平成 20 年度 診療報酬改定の基本方針. (2007). また, 在院日数が長くなるほど, 自宅復帰率が低くな 9). る傾向がみられた. 近藤 は, 回復期群での自宅復帰に. 2 ) 古閑博明:回復期リハビリテーション病棟の入院期. 関する因子として, 年齢が若い・入院時と退院時の. 間短縮は可能か. The Japanese Journal of Reha-. modified-Rnkin Scale が軽度・日常生活自立度が高い・. bilitation Medicine, 45, pp. 438-443. (2008). 認知症が軽度・周囲の介護力が高いなどをあげている.. 3 ) 近藤克則 (主任研究者):リハビリテーション患者. これらの要因について在院日数 150 日を超える患者の特. データバンク (DB) の開発 (H19‐長寿‐一般‐. 徴をみてみると, 退院時の modified-Rnkin Scale が 3. 028) 研究報告書. 平成 19-21 年度厚生労働科学研. 点以上の割合は 150 日以下群 57%に対して 151 日以上. 究費補助金 (長寿科学総合研究業). (2008). 群は 84%と重度の割合が高く, 日常生活自立度も自立. 4 ) 近藤克則 (主任研究者):リハビリテーション患者. (正常, ランク J) の割合が 150 日以下群 22%に対して,. データバンク (DB) の開発 (H19‐長寿‐一般‐0. 151 日以上群は 5%と低い. また, 認知症老人の日常生. 28) 研究報告書. 平成 19-21 年度厚生労働科学研究. 活自立度のランクⅡ以上の割合が, 150 日以下群 48%に. 費補助金 (長寿科学総合研究業). (2009). 対して 151 日以上群は 56%と高い. 150 日を超える患者. 5 ) 小嶌健一:脳卒中リハビリテーション患者データバ. の特徴として, 自宅復帰に関する因子が満たされにくい. ンクの基礎分析―合併症と関連する要因についての. 傾向がうかがえた.. 検討―. リハビリテーション患者データバンク. 10). 小川 は, 認知症患者の入院の場合, 長期化の要因を. (DB) の開発に関する研究, pp. 101-105. (2009). 患者, 家族, 医療, 看護要因の 4 つの視点で分析し, 患. 6 ) 濱中康治:脳卒中片麻痺患者における半側空間無視. 者要因では認知障害による二次的なリスクの発生によっ. と ADL の関係. 理学療法学, 32, pp. 437. (2005). て入院の長期化の関わってくると推測できると述べてい. 7 ) 村田賢一他:脳卒中急性期の半側空間無視と ADL. る. 150 日を超える患者の 66%は認知症もあり, 算定上. 経過. 日本リハビリテーション医学会誌, 34 (12),. 限日数を超える現状の要因の一つと考えられる.. pp. 925. (1997). ― 44 ―.

(14) 日本福祉大学健康科学論集. 8 ) 白石成明他:回復期リハビリテーション病棟におけ る脳卒中患者の日常生活活動の実効状況変化とその 要因. 理学療法学, 32, pp. 362-366. (2005) 9 ) 近藤克則:脳卒中患者の自宅復帰に関する因子. リ ハビリテーション患者データバンク (DB) の開発 に関する研究, pp. 93-99. (2007) 10) 小川妙子:認知症患者の専門病棟における入院長期 化の要因―退院支援に向けた事例分析―. 順天堂大 学医療看護学部. 医療看護研究, 3, pp. 43-49.. (2007). ― 45 ―. 第13巻.

(15)

参照

関連したドキュメント

目的 青年期の学生が日常生活で抱える疲労自覚症状を評価する適切な尺度がなく,かなり以前

 CKD 患者のエネルギー必要量は 常人と同程度でよく,年齢,性別,身体活動度により概ね 25~35kcal kg 体重

および皮膚性状の変化がみられる患者においては,コ.. 動性クリーゼ補助診断に利用できると述べている。本 症 例 に お け る ChE/Alb 比 は 入 院 時 に 2.4 と 低 値

災害発生当日、被災者は、定時の午後 5 時から 2 時間程度の残業を命じられ、定時までの作業と同

今回の SSLRT において、1 日目の授業を受けた受講者が日常生活でゲートキーパーの役割を実

がんの原因には、放射線以外に喫煙、野菜不足などの食事、ウイルス、細菌、肥満

在宅の病児や 自宅など病院・療育施設以 通年 病児や障 在宅の病児や 障害児に遊び 外で療養している病児や障 (月2回程度) 害児の自

の 立病院との連携が必要で、 立病院のケース ー ーに訪問看護の を らせ、利用者の をしてもらえるよう 報活動をする。 の ・看護 ・ケア