Title
[記事](研究発表会要旨)セルロース物賞のメタン発酵 : 有
携物の生成とその分解に関与する菌群について
Author(s)
河村, 俊哉; 石原, 昌信; 与那覇, 和雄; 当山, 清善
Citation
南方資源利用技術研究会誌 = Journal of the society tropical
resources technologists, 4(1): 92-92
Issue Date
1988-03-30
URL
http://hdl.handle.net/20.500.12001/13994
ニ ュ ー ス 南方 資減 利用 技 術研究 会誌 セルロース物賞の メタン発酵 一有携物の生成 とその分解 に関与す る歯群 について-琉球大学農学部 ○河村俊哉 ・石原 昌信 ・与那覇和雄 ・当山清書 旦堕 セ ルロース物質 を基質 としたメタン発酵 において,種菌 (スラッジ) に対 して過度の基質量 を加 えた発酵 では過剰 の有機酸の生成 ・蓄積 がみ られ,発酵物 のpHが低下 し,ガス発 生 が停止す る.蓄積 した有機酸 は嫌気的条件下では最終 的 にメタン生成菌群 によってメタ ンと二酸化炭素 に 分解 され るが,過剰 の有機酸蓄積 はメタンガス化工程 を阻害 す ることが知 られている.演 者 らは, 半嫌 気的発酵条件下 で有機酸 を資化 ・分解す る通性嫌気性菌群 の存在 を認 め,有機酸 の減少 に伴 い発酵物 のpHが上昇 し,メタン発酵 が順調 に進行す ることを兄 い出 した.本報 では,固形発酵過 程 での有機酸 の生成 ・蓄積条件 および有機酸 資化性蘭群 による有機酸分解性 につ いて調べ た. 互堕 供試菌 はサ トウキ ビの葉 ・梢頭部 の粉砕物 を加 えて60日間固形培養 した馴養菌で ある.葉 ・ 梢頭部 は亭乞燥後40メッシュに粉砕 して用 いた.発酵 は馴養菌 と基質 を混合 し,水分 を60%に調節 したの ち50℃ の恒温槽で行 った.有機酸 の分解性 は有機酸標 品 を添加混合 して上記条件 で行 った. 有機酸量 は発酵残i査の水抽出液 についてガス クロマ トグラフ ィー を用 いて測定 した. 結果 葉 ・梢頭部 を用 いて,水分量60%における嫌気発酵 を行 った結果 ,発酵初期 に過剰 の有機酸 の生成 ・蓄積 が認 め られ,ガス発生は停止 す ることがわかった.生成 ・蓄積 された有機酸 は好気 的条件下 で,通性嫌気性菌群 によって資化 ・分解 され発酵物のpHが上昇 した .水分量87%以上 の 好気発声 では部分的 に嫌気状態 となるため有機酸 の蓄積 がみ られた.本菌群 は水分量60%,so℃ で有機酸 を最 も良好 に分解す ることがわかった.本歯群 は熱 に対 して比較的安定で あ り,酢酸 , プロピオ ン酸 および酪酸等 の有機酸 を資化 ,分解 した. - 9 2