.pdf 教職員ハ ンドブック3d 報道対応班の人選 ◎報道対応担当:学校に報道対応担当を置く余力は無いのが一般的であり、教育委員会が 担当する必要があります。 ○責任者:校長自ら記者会見に臨む必要がありますので、準備が必要です。 ○報道窓口担当:教育委員会職員等でローテーションを組む必要があります。 ○協力教職員:記者会見の時などには2~3人の助手が必要です。 班 担 当 役 割 ◎担当者(1~2人) ○協力教職員 報道対応担当: 報道 報道対応担当 (1)マスコミ対応の基本 ◎ 対応班 (2)報道対応担当 (3)責任者の報道対応 ◎校長 報道窓口担当: 報道窓口担当 (4)報道窓口担当 ○ 報道対応班ポイント ○報道対応全般を扱うのが報道対応班です。もちろん、記者会見で実際に対応するのは校 長や教育委員会管理職です。 ●マスコミからの連絡は校長にではなくまず「報道窓口担当」につなぎます。 、 、 ( ) ●レベルⅣの事案では 現地での報道対応は限界を超えますから 教育委員会 と自治体 に報道対応担当を置き、そこでも対応する必要があります(後方本部 。)
初 動 で の ポ イ ン ト (Ⅱ- 1)
●責任者が報道対応で消耗しないように、何社か取材が入った場合は、記者会見を設定 しましょう。個別取材への対応を止めて、記者会見までにいろいろと準備しましょう。 ●報道対応は、教育委員会が全面的にサポートする必要があります。 ●多くの子どもが校内にいる時間は立入を制限する必要があります( 直後は難しい)。 ○以 下の記載が100%正 しいわけでは なく、また、 この通りに全 て実行できる 学校もありま せん。 ○私 学の場合には 「教育 委員会」のと ころを私学の 経営母体と読 み替えてくだ さい。、 ○ は、CRT との 協働でなく学 校(と教育委 員会)のみの 動きです。マ スコミ 対応 の基 本
ア マスコミ対応の基本 マスコミ対応の基本 ①当初は個別取材を避け、定期的に記者会見を開く。 ②プライバシーに配慮しつつも、出せる情報は積極的に出す。 ③記者は国民の代表として質問しているので、誠実に対応する。 ①個別取材を避け、記者会見 ●次々にマスコミが取材に訪れる状況で責任者が個別に対応していると、それに時間をと られて指揮がとれなくなりますので、記者会見の時間を設定しましょう。 ○マスコミに何を話すのかは、事前に準備が必要で、そのための時間が必要です。何の準 備もなく記者に取り囲まれての取材は避けてください。緊張の余り何を喋ったのかすらわ からなくなります。 ○記者会見を開くほうが、伝えたいことを先に伝えることができますし、積極的に情報を 出していく姿勢を示すことにもなります。 ●事件の衝撃度にもよりますが、レベルⅢ強では最初の3日間は個別取材を受ける余裕は おそらく無いでしょう。レベルⅣの場合、1週間ぐらいは個別取材を受ける余力は無いの ではないでしょうか。1社でも受ければ、他をお断りすることが出来なくなるからです。 1 社 20分 と し て も15社来 ら れ た ら5 時 間 か かり ま す 「だ ぶん こ の2 社だ けだ ろ う」 とい。 う淡い期待をしないようにしてください。 ○ただし、記者クラブを通して「テレビと新聞各1社ずつ代表で取材」という場合にはこ の限りではありません。 →Ⅰ-2(3)ア 危機対応の手段、Ⅲ-2(1)ア 情報管理 ②積極的に情報を出す ○プライバシーへの配慮は不可欠ですので、出せる情報と出せない情報を的確に区別して こ の 教 師 ハ ン ド ブ ッ ク で は 、 情 報 お く 必 要 が あ り ま す 。 そ の た め の 「 情 報 管 理 」 が 必 要 で す 。 管理 は危機管理班 (情報担当) の役割として います。 ○学校にとって単に不利という理由だけで、出すことを躊躇していると 「隠蔽体質 「責、 」 任逃れ」というレッテルを貼られてしまいます。そうなると、子どもや保護者の信頼を失 い、心のケアは不可能になります。こういった内容は指摘される前に出さなければ意味が ありません。 ③誠実に対応する ●記者に悪い印象を持たれれば、そのような視点で報道されてしまいます。そのことの是 非はともかくとしても、それが現実です。別分野のプロとして敬意を払い、誠実に対応し てください。 ○ 確 か に 「こ ん な こと を 聞 い て 何の 意 味 が ある の だ ろ うか 」 と 思 わ れる 質 問 も ある でし、 ょう。しかし、よくよく考えてみると、それが一般国民の素朴な疑問なのではないでしょ うか。○電話受付や、警備担当職員の対応1つ1つまで、丁寧な対応が求められます。 CRTが報道対応をサポートする場合 ( 報 道 対 応 サ ポ ー ト の 余 力 が ○ C RT が報 道対 応 をサ ポー トす る かど うか は、C RT側 の事情 にもよります。 ある か、報道対応 サポートでき る隊員がいる か等) ○記者会見が開かれない場合には、CRTはサポートができません。CRTが出動中に単 独で会見を開いたり、取材を受けることはありません。 ○ 学 校 や 教 育 委 員 会 の 立 場 と C R T の 立 場 は 違 う の だ と い う こ と を よ く 認 識 し て く だ さ い。記者会見で見解が異なることは起こります。 そもそも何のための報道対応か ○この大変な時に、なぜ報道対応までしなければならないのかという思いに駆られるもの です。報道対応をしっかりしないと、以下のことが起こってしまうからです。 ①いわゆる二次被害が拡大する ②不正確でこころのケアに配慮のない報道がされる可能性がある ③学校の信用が不当に傷つけられる ○③について、不確かな情報や憶測に基づいて学校が批判されると、子どもや保護者の信 用を失ってしまい、こころのケアも正常な学校生活もままならなくなるからです。 ○しかし、元々学校が多くの問題を抱えていると、いろいろな問題が暴かれてしまうかも しれません。あるいは事件後の学校の対応がまずければ、当然非難されます。これは仕方 のないことです。非は非として認め、誠実に向かい合い、そこを出発点として再生への道 を歩み出す必要があります。 レベルⅣ ○レベルⅣの事件では、全国から殺到します。ヘリが飛び、連日トップニュースになった りします。学校、警察、地域などに100人以上の報道陣が押し寄せて、連日の取材・報 道合戦となります。 ●最初の3日間は、毎日1~2回記者会見を開く必要があるでしょう。 レベルⅢ ○レベルⅢの事件では 学校へ地元メディアの取材があるのが一般的です ここで言う 地、 。 「 元 メ デ ィ ア」 と は 、 主 要新 聞 社 ( 支社 が あ る 、地 元 の 新聞 、 N H K 、地 元 放 送 局な どで) す。地方の県で、十数社ぐらいです。おおむね2~3日間と予想されます。 ●当面1~2回の記者会見でおそらく十分でしょう。
記者会見対応の流れ (危 機管理班) 公表用事実 統計データ 新聞収集等 (校 長) チェック マ ス コ ミ 用 文 書 校内 立入制限 ・資料作成 会見メモ作 成 補佐 配 付 資 料 印 刷 ・ マス コミ窓口 持参 会 場確保 マス コミ連絡 会 場準備 会見者 助手等 司会 等 記者会見 過熱報道対 策 個別取材のメリットについて 記者会見で取材がどんなものか経験した上で、取材のピークを過ぎてから、個別取材を 受けてみてはどうでしょうか。個別取材にもメリットがいろいろとあります。 ○記者会見の時のような堅苦しい問答にならなくて済み、こちらの取り組みを伝えやすく なります。記者も話しやすい雰囲気を作ってくれます。 ○間違えた時の言い直しや練習も可能です。少し考える時間もとれます。 ○いろいろな質問を受け、それに答えることで、自分の頭の中も整理されてきます。世間 がどのように見ているのかということがよくわかります。 マスコミを敬遠しないようにしましょう ○大きな事案であれば、1週間後や1カ月後には特集が組まれる関係で、その前に取材の 要望が出ると考えられます。積極的な情報発信を心がけてください。 ○もちろん、重要な発表等があれば、記者会見を開くようにしてください。 参考 文献 ○上地安昭 「教師のため の学校危機対応 実践マニュア ル ; p83.金 子書房,2003.」 ○高階玲治 「見てわかる 学校危機管理 マニュアル ;p38~p40,p101.東洋舘出 版社,2001.」 ○D.J.ショーンフェルド他「 学校危機への 準備と対応 ;p60~62.誠信 書房,2004.」
教育委員会、総務、教頭、事務長等
報 道対応 担当
ア マスコミへの伝え方、文書 →Ⅰ-2(3)ア 危機対応の手段、Ⅲ-2(1)ア 情報管理 情報管理 ○報道対応の大前提が「情報管理」ですから、ここを良く理解しておいてください。危機 管理班(情報管理)の「公表用事実」を元に、マスコミ向けという形にまとめるのは報道 対応班の役割としていますが、情報担当(危機管理班)で一括しても良いでしょう。 文書や資料の用意 ●正確な報道をしていただくために、文書や資料を用意することをお勧めします。もちろ ん、1回目の記者会見では無理でしょうが。 ●統計データなどは、記者会見とは関係なく、FAX等で全社に流すことが可能です。 ●自殺の場合には、下記を掲載し、口頭でも申し入れましょう。 <オリジナル> 自殺の詳しい方法、再現映像、場所や道具の写真、見取り図などが報道されると、 後追い自殺を誘発する危険性があると、専門家から指摘されております。 参考 文献 ○高橋祥友 「群発自殺」 中央公論社,1998年 . CRTからの文書 ○CRTがマスコミ用文書を作成することがあります。学校や教育委員会との立場の違い を明白にするために、用紙を別にする必要があります。 イ 記者会見 記者会見の開き方 ●記者会見の開催は、各社にあらかじめ日時・場所をお知らせしなければなりません。公 立の小学校であれば、それぞれの市の「記者クラブ」所属のマスコミにFAXで連絡する ことになります。いろいろとルールがあります。特定のマスコミにだけ連絡するようなこ とは決してしてはいけません。 ●多くの子どもが学校にいる時間帯の会見場は、学校以外の公民館等としてください。 ○ローカルTV局は、ニュースの時間に間に合わせる必要がありますので、午前であれば 9時半までに、午後であれば3時半までに開始することを希望します。夜の記者会見は新 聞社のためには夜8時までに開始するのが理想です。一応知っておきましょう。 ●最初の記者会見は事件発生(を知って)から数時間以内に開催するようにしましょう。 もちろん、最初の記者会見では校長は状況を十分把握できておらず、また、初めての記者 会見でもあるため、うまく回答できないのが普通です。全国に報道されるような事件であ れば、その日の夜にもう一度会見を開く必要があるかもしれません。設営 ●会見30分前には設営をしましょう。 ●配付資料も必要と思われる部数以上を用意しましょう。開会直前に配付します。 例 ) 司会 ●開始と終了、質疑の進行は、校長とは別の司会者が行うのが良いでしょう。 た だ し 、 ド クタ ー ス ト ッ プ はあ り ま す 。 ● 極力打 ち切り はせず 、十 分な時 間をと ってください。 ●ただし、時間的余裕が無い場合には、最初に「1時間」と司会者から伝えてください。 1時間経ったら、司会者が「お約束のお時間となりました。次の用務がございますので、 こ の 当 た りで よ ろ し ゅ うご ざ い ま しょ う か 」 と投 げ か け て くだ さ い 。 質問 が あ れ ば 「 大、 変 申 し 訳 ご ざ い ま せ ん が 、 あ と 1 つ か 2 つ に さ せ て い た だ き ま す 」 そ し て 「 大 変 申 し。 、 訳ございませんが、次の用務がございますので、終了させていただきます。次の会見予定 は・・・です。本日はお忙しい中をお集まりいただき、ありがとうございました 」。 ●次の会見の日時等が答えられる場合には、その場で伝えましょう。 助手 ●単純な質問だが、返答できないような場合に、メモを入れたり、すぐに調べさせる手配 をする人が必要です。人手が足りなければ、司会者と兼任でも構いません。 例)欠席者数を聞かれて答えたが、男女別を求められ、手元にデータが無い →Ⅲ-2 危機管理班 (1)ア 情報管理 記録(危機管理班) 、 、 。 ●記録係は後ろのほうで 記者会見での発表と一問一答を 可能な限り書き留めましょう ○録画か録音ができるとなお良いです。 CRTは立場の違いを明白にする(CRTが同席する場合) ○CRTは学校とは立場が違いますので、途中から着席するという方法をとることもあり ます。特に学校が何らかの謝罪をするような場合には、CRTは謝罪する立場ではありま せんので、それが終わってから着席するかもしれません。 ○名札では判別できませんので、CRTであることの明白な表示をすることがあります。 記者会見終了後(時間的余裕がある場合) ●記者会見終了後少し個別の質問に答える時間をとるのが良いと思います。時間があるの で あ れ ば 、各 社 と 協 議 の上 で 順 番 に簡 単 な 個 別的 な 取 材 を 受け て も 構 いま せ ん (こ の場。 合、機会が均等なので、個別でも構いません )。 ●マスコミによって話す内容を変えないように注意しましょう。 ●会議シーンなどの映像を希望されるものです。職員会議は無理でしょうが、校長・教頭 と教育委員会、CRT指揮担当隊員の会議シーンの頭撮り(最初の5~10分間)など、可 能な限り協力してください。 CRT 校長 教委 机 司会 記者 助手 記録
校長、教頭、教育委員会
責 任者の 報道 対応
校長や教育委員会管理職向けの説明です。 ア マスコミへの伝え方、文書 →Ⅰ-2(3)ア 危機対応の手段、Ⅲ-2(1)ア 情報管理 情報管理 ○報道対応の大前提が「情報管理」ですから、ここを良く理解しておいてください。危機 管理班(情報管理)の「公表用事実」を元に、マスコミ向けという形にまとめるのは報道 対応班の役割としています。 メモの作成 ●公表用事実をもとに、責任者としてどう話すのかを準備しましょう。 ●時間が無い時には、最低でも箇条書きのメモを用意し、可能な限りいろいろな立場から チェックを受けましょう。 ○緊張の余り普段の冷静な時では考えられないような言動をしてしまうことがあります。 あるいは「何を喋ったのか覚えていない」ということも起こりえますので、最低でもメモ は用意しましょう。 想定質問 ●想定質問への備えもしておきましょう。 ○しかし、経験が無いと、想定質問の見当がつかないかもしれません。 自分の頭で考えること ○上記は、誰かに作成してもらえるととても助かります。しかし、校長が自分の頭で考え ることをしていないと、想定していない質問があった時に返答がぶれてしまいます。想定 していない質問は必ずあります。 →Ⅰ-2(5) 危機時のリーダーシップイ 記者会見 記者会見へのアドバイス 教育委員会管理職が校長の隣に同席ま ●記者会見の実施は学校だけでは無理があります。 するのを基本としてください。場合によっては教育委員会だけで実施せざる たは司会進行 をえない状況もあり得ます。 ○学校や教育委員会が主に説明し、こころのケアの専門的な部分をCRTが説明するとい う分担になります(CRTが同席する場合 。) ●欠席者数などの資料を用意して配付しましょう(直後は 無理でしょう が)。 ●簡潔な説明を心がけましょう。主催者側の説明は20分以内としましょう。 ●多くの方々にご迷惑をおかけしたという意味で、最初に謝罪と事後の対応に全力を挙げ ることを表明しましょう。 ●あいまいな回答はせず、わからないことはわからないなり、後でお知らせするなり、誠 意を持って対応しましょう。答えられない場合も、可能な限り理由や答えられる時期(わ か れ ば ) など を 説 明 し まし ょ う 「 ノー ・ コ メン ト 」 で は隠 し て い る よう に 映 り ます 。万。 一、後で間違いがわかった場合には、謝罪をした上で、訂正してください。 ●事前の質問事項への回答は落とさないようにしましょう。データ等は資料でお渡しする のが正確です。回答が間に合わなかった質問については、お詫びをした上で、次回の会見 がすぐにあればその時までか、FAXで(全社に)回答するなどします。 CRTの活動“内容”について学校から説明しないこと ●「どう対処したら良いのかや、子どもたちへの関わり方について助言してもらっている 他、こころのケアをサポートしてもらっている」といった抽象的な表現に留め、詳しい説 明はCRTが直接するようにしてください。もっとも、記者会見にCRTが同席している 場合は、その場で訂正できますので、さほど神経質になる必要はありません。 ○ただし、記者会見が開かれない場合に、学校や教育委員会がCRTについて間違った説 明をすると、CRT側から訂正の要求が出されることになります。場合によっては、CR Tが直接マスコミにコミットする事態もありえますので、この点は注意してください。 ○CRTのサポートに対する率直な感想などは全く構いません。 校長が対応できない場合 ○校長が不在、あるいは、ダウンしたような場合には、教頭が行うことになりますが、教 頭は校長の分まで校内のいろいろなことに対処しなければならなくなります。学校管理下 でない事案で、しかも、1回で済むような会見ならともかく、記者会見は教育委員会で対 応する必要が出てきます。 ○教育委員会は学校内のことはなかなかわかりませんので、常に教育委員会職員が責任者 にぴったり張り付くなどして、校内の動きを把握し、整理しておく必要があります。
教育委員会等
報 道窓口 担当
ア マスコミ対応の基本 校長がいきなり対応しないこと ○マスコミからの電話に校長が直接対応すると、次のような危険性があります。 ①マスコミの対応に追われて指示が出せなくなる(学校全体が動けなくなる) ②マスコミ対応で心身共に消耗してしまう(危機対応能力を落とす) ③準備不足で対応して失言する(新たな危機を作り出す) ●こうならないために、報道対応窓口を置きましょう。もちろん、対応窓口にふさわしい 人を選んでください。 ●レベルⅢ強以上の事案では学校に余力はないはずですから、教育委員会が行う必要があ ると考えられます。もちろん、同じ人がずっとというわけには行きません。 電話受付での注意 ●マスコミからの電話は全て報道対応窓口につないでください。電話に出る可能性のある 全ての職員に徹底しておく必要があります。 ● 報 道 対 応窓 口 が つ か まら な い 場 合の み 「 担当 者 ( 報 道対 応 窓 口 ) から お 電 話 しま す」、 と返答してください。 報道窓口担当 ○窓口であって、スポークスマンではありません。というか、そこまでは無理でしょう。 「 」 、 。 ● この内容は窓口で答えて良い という内容以外は 質問には答えることができません ●必ず、社名、記者名、電話番号、質問事項等を控えてください。 質問事項に対して ●準備が必要な質問に対しては 「次の記者会見で回答できるように努力いたします 」、 。 ●報道対応担当と協議し、回答の準備をする必要があります。調べるのにかなりの人手を とられることがあります。 ●回答できない質問であれば、お断りの連絡を入れてください。 ●記者会見に間に合わなかった時には、会見でお詫びする必要があります。 特定の質問の要望が強い場合 複数社から類似の質問が寄せられた場合などは、内部で検討し、回答可能な質問であれ ば、以下のように対応してはどうでしょうか。 、 。 、 。 ●全社に対して FAXで回答を送ります ついでに 次の記者会見のお知らせもします (学校からでは大変なので、教育委員会等が対応してください )。 ○個別取材をお断りしている間は、先に質問してきた社に便宜を図ることなく、全社平等 に対応することが大切です。校長が直接対応する場合 ●お勧めはしませんが、適当な人材が確保できない場合はやむを得ません。この場合も、 個別取材を受けるのではなく、報道対応窓口として対応するのが基本です。 ○隠しているわけでも、逃げているわけでもなく、取材合戦にならないように各社平等に 対応していることを忘れないでください。 ○まれに、電話を録音され、そのまま流されることもあります。あらかじめ申し出が無い 限り、断って構いません。 ※上記は、最初の何日間の個別取材を控えている期間の対応です。次の記者会見の予定が すぐにない場合には、個別に対応する必要が出てきます。 CRTの窓口 ○CRTは出動中は個別取材を受けることができませんので、CRTへの電話は報道窓口 担当が一旦受け、その上で、隊長へ確認することになります。 ○個別取材を受けることはできませんが、隊長が直接電話で対応することもあります。 CRTについての問い合わせ C R T は 出 動 中 は 個 別 の 取 材 を 受 け る こ と が で き ま せ ん 。 ま た 、 情 報 セ ン タ ー や 精 神 保 健 福 祉 セ ン タ ー では詳細がわ からないため 、以下は学校を 通して回答して いただくこと になります。 <派遣依頼の 時> ○最終的に派 遣が正式に決 まるまでは「C RTに出動要請 し、現在返事 待ちです」と お答えくださ い。 <派遣正式決 定後> ○正式決定後 は、派遣決定 、隊長名、予定 時刻等お伝えく ださい。 <CRT派遣 メモ> ○C RT が 到着 し て部 隊編 成 後に 「 CR T 派遣 メモ (の内 容)を 請求 してく ださ い。マ スコ ミから 問い 合」 わせ があ れ ば、 こ の内 容で ご 回答 く ださ い (そ のま まFA Xし ても 構いま せん 。 2日目 以降 も必要 に応 じ) て請求してく ださい。 <撤収予定日 > ○撤収予定日 が正式に決ま りましたら、公 表されて構いま せん。 <撤収時刻> ○撤収時刻は 撤収後に公表 してください。
イ 過熱報道対策 子どもへの直接取材自粛の要請 ○子どもへの直接取材の自粛等を記者会見で申し入れても、学校外でそれが守られるとい うわけではありません。 ○ 保 護 者 や子 ど も に 取 材に 応 じ な いよ う に 学 校が 要 請 す る と 「 取 材 制限 を し た 」と いう、 ことになりかねません。一部の保護者から「マスコミに言いたいことだってある」と、苦 情が出るかもしれません。 、 。 ●記者会見の席で CRTが文書で子どもへの直接取材の自粛を要請することがあります こ の 場 合 には 「 記 者会 見 に お い て、 C R T (専 門 家 ) の意 見 に よ り 、別 紙 の よ うな 要請、 を マ ス コ ミ 各 社 に 行 い ま し た 」 と い う よ う な 文 書 を 保 護 者 に 配 る こ と は 可 能 で す ( た。 。 だし、CRTによる文章チェックを必ず受けてください )。 ○未成年である「子ども」の人権と心を守るという一点でのみ正当性があるわけで、大人 である教師や保護者まで同じ基準で守ろうとすると無理が出てきます。 ○自粛をお願いするわけですから、学校や教育委員会の説明責任はより増してくると考え る必要があります。 葬儀の取材について(遺族) ○遺族宅や通夜・葬儀にマスコミが殺到しそうな場合には、遺族の意向を聞いてみるのが 良いでしょう。 ウ 校内立入制限・警備 →Ⅲ-5(2)イ マスコミの校内立入制限 ●多くの子どもが学校内にいる時間帯は、マスコミの立入を制限する必要があります。現 場では丁寧に説明してください。ただし、発生当日は難しい場合があります。