• 検索結果がありません。

NJU7388B 150 度通電角制御三相 DC ブラシレスモータコントロール IC 概要 NJU7388B は 150 の通電角制御と進み角制御により 低静音 低振動を実現した 3 相 DC ブラシレスモータ制御用 IC です 外部ホール素子からの信号入力と任意の進角指令を基に三相 150 通電角

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "NJU7388B 150 度通電角制御三相 DC ブラシレスモータコントロール IC 概要 NJU7388B は 150 の通電角制御と進み角制御により 低静音 低振動を実現した 3 相 DC ブラシレスモータ制御用 IC です 外部ホール素子からの信号入力と任意の進角指令を基に三相 150 通電角"

Copied!
23
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)

NJU7388B

NJU7388BVC3

150 度通電角制御 三相 DC ブラシレスモータコントロール IC

■概 要 ■外 形 NJU7388B は、150°の通電角制御と進み角制御により、低静音、 低振動を実現した3 相 DC ブラシレスモータ制御用 IC です。 外部ホール素子からの信号入力と任意の進角指令を基に三相 150°通電角シーケンスを生成し、コントロール信号を出力します。 通電角・進み角制御やPWM・ロック保護・電流検出など各種機能 の基準クロックには、内蔵されたCLOCK GENERATOR を使用しま す。 5V ロジックによる制御機能に特化した製品であり、出力部に PchMOS FET と NchMOS FET を選定することによって幅広いアプ リケーションに対応します。 ■特 長 ●電源電圧 VDD=4.5V to 5.5V ●150°通電角制御 ●進み角設定 4bit A/D 入力(0 to 28.125° / 16 段階) ●CLOCK GENERATOR 内蔵 fPWM=20kHz±5% ●ホール素子入力 ●電流検出 VDETLIM=0.5V±5% (パルス・バイ・パルス) ●速度指令入力 6bit A/D 入力(最大デューティ 98.43% / 63 段階) ●FG 出力 H1 同期信号出力 ●正逆転切替機能 ●ロック保護機能(ラッチ方式) ●UVLO 保護回路内蔵 ●外形 SSOP20-C3

(2)

NJU7388B

■ブロック図 VREF UVLO VERR GND VDD Output Logic Control Logic -+ WL VL UL WH VH UH ILIMIT PWM Logic VLA Clock Generator Lead Angle 4Bit A/D Conv. 6Bit A/D Conv. H1- H2- H3-H3+ H2+ H1+ FG Lock Det CT FR

(3)

NJU7388B

■端子配列 SSOP20-C3 ■端子機能表 端子番号 端子名 機能 備考 1 H1- ホール入力端子H1- - 2 H1+ ホール入力端子H1+ - 3 H2- ホール入力端子H2- - 4 H2+ ホール入力端子H2+ - 5 H3- ホール入力端子H3- - 6 H3+ ホール入力端子H3+ - 7 VLA 進み角設定端子 DC 電圧を印加し、進み角を設定します 未使用時はオープン、またはグラウンドに接続します 8 VERR 速度コントロール端子 DC 電圧を印加し、PWM DUTY を設定します 9 FR 正逆転切替端子 L またはオープン=正転、H=逆転 10 FG FG 出力端子 H1 同期の回転信号を出力します 11 CT ロック保護設定端子 グラウンド間にキャパシタを接続し、ロック保護動作時の出力期間を設定します 未使用時はグラウンドに接続します 12 GND グラウンド端子 グラウンドを接続します 13 ILIMIT 過電流検出端子 モータ出力素子側に検出抵抗を接続しモータ電流を検出します 未使用時はグラウンドに接続します 14 WH 出力端子WH ハイサイド側W 相用に出力します 15 VH 出力端子VH ハイサイド側V 相用に出力します 16 UH 出力端子UH ハイサイド側U 相用に出力します 17 WL 出力端子WL ローサイド側W 相用に出力します 18 VL 出力端子VL ローサイド側V 相用に出力します 19 UL 出力端子UL ローサイド側U 相用に出力します 20 VDD 電源端子 - WL 20 19 18 17 16 15 14 13 12 11 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 H1- H1+ H2- H2+ H3- H3+ VLA VERR FR FG VDD UL VL UH VH WH ILIMIT GND CT

(4)

NJU7388B

■絶対最大定格 項 目 記 号 定 格 単 位 備考 電源端子電圧 VDD 7 V VDD 端子 出力端子電圧 Vo -0.3 to 7 V UH,VH,WH,UL,VL,WL 端子 出力端子電流 Io 10 mA UH,VH,WH,UL,VL,WL 端子 ホール入力端子電圧 VIH -0.3 to 7 V H1+,H1-,H2+,H2-,H3+,H3-端子 A/D 入力端子電圧 VIN -0.3 to 7 V VLA,VERR 端子 FR 入力端子電圧 VFR -0.3 to 7 V FR 端子

ILIMIT 端子電圧 VILIM -0.3 to 7 V ILIMIT 端子

FG 出力端子電圧 VFG -0.3 to 7 V FG 端子 FG 出力端子電流 IFG 5 mA FG 端子 消費電力 (Ta=25°C) PD 1.0 W 2 層基板実装時(注 1) 1.5 W 4 層基板実装時(注 2) 接合部温度 Tj -40 to +150 °C 動作温度 Topr -40 to +105 °C 保存温度 Tstg -50 to +150 °C (注 1):基板実装時 76.2 114.3 1.6mm(2 層 FR-4)で EIA/JEDEC 準拠による (注 2):基板実装時 76.2 114.3 1.6mm(4 層 FR-4)で EIA/JEDEC 準拠による (4 層基板内箔: 74.2 74.2mm) ■推奨動作範囲 項目 記号 条件 最小 標準 最大 単位 電源端子電圧 VDD 4.5 - 5.5 V 出力端子電流 Io -3 - 3 mA A/D 入力端子電圧 VIN 0 - 5.5 V FG 出力端子電圧 VFG 0 - 5.5 V ■端子動作条件 (VDD=5V, Ta=25°C) 項目 記号 条件 最小 標準 最大 単位 ◆ホール入力端子(H1+, H1-, H2+, H2-, H3+, H3-端子)

ホール入力感度 VMIH peak to peak 0.04 - - V

ホール入力電圧範囲 VICMIH 0.6 - 4.0 V ◆ILIMIT 端子 ILIMIT 入力電圧範囲 VICMILIM 0 - 3.0 V ◆FR 端子 H レベル入力電圧 VHFR 2.3 - 5.5 V L レベル入力電圧 VLFR 0 - 0.8 V

(5)

NJU7388B

■電気的特性 (VDD=5V, Ta=25°C) 項目 記号 条件 最小 標準 最大 単位 ◆全体 動作電源電圧 VDD 4.5 5 5.5 V 消費電流 IDD 無負荷時 - 2.3 5.0 mA 内部基準電圧 Vref 4.116 4.2 4.284 V ◆低電圧保護動作部

UVLO 検出動作電圧 VDUVLO Output Disable, VDD Decreasing 3.6 3.9 4.3 V

UVLO 検出解除電圧 VRUVLO Output Enable, VDD Increasing 3.8 4.1 4.5 V

UVLO 検出 ヒステリシス電圧幅 VUVLO - 0.2 - V ◆ホール入力部 ヒステリシス電圧幅 VHYSIH 10 20 30 mV 入力バイアス電流 IBIH 1 入力あたり - - 1 µA ◆ハイサイド/ローサイド出力部 H 出力電圧 VOH ISOURCE=3mA 4.3 4.8 - V L 出力電圧 VOL ISINK=3mA - 0.02 0.7 V ◆FG 出力部 L 出力電圧 VFGL IFG=2mA - 0.01 0.7 V 出力リーク電流 IFGLEAK VFG=5.5V - - 1 µA ◆電流検出部 検出電圧 VDETLIM 0.475 0.5 0.525 V

入力バイアス電流 IBLIM VLIM=0.5V - - 1 µA

ブランキングタイム tBLIM 0.2 0.4 0.6 µs 検出遅延時間 tDLIM - 500 - ns ◆進み角部 進み角1 ФVLA1 VINVLAФ =0V, fIH=100Hz, IH(H1,H2,H3)=120° - 0 - ° 進み角2 ФVLA2 VINVLAФ =4.5V, fIH=100Hz, IH(H1,H2,H3)=120° - 28.125 - °

入力バイアス電流 IBVLA VINVLA=0V - - 1 µA

入力プルダウン抵抗 RVLA - 100 - kΩ ◆VERR 部 PWM 発振周波数 fPWM 19 20 21 kHz 最小デューティ比 PWMMIN VINVERR=1.317V - 1.56 - % 最大デューティ比 PWMMAX VINVERR=4.5V - 98.43 - % LSB 閾値電圧 VPWMMIN 1.26 1.3 1.34 V

入力バイアス電流 IBVERR VINVERR=0V - - 1 µA

入力プルダウン抵抗 RVERR - 100 - kΩ ◆FR 部 入力バイアス電流 IBFR VFR=0V - - 1 µA 入力プルダウン抵抗 RFR - 120 - kΩ ◆ロック保護部 ON 時間 tONCT CCT=0.01µF - 5 - s H レベル検出電圧 VHCT - 3.5 - V L レベル検出電圧 VLCT - 1.0 - V ロック充電電流 ICHGCT 1.0 3.0 5.5 µA ロック放電電流 IDCHGCT 1.0 3.0 5.5 µA

(6)

NJU7388B

■端子・回路動作定義 ホール入力端子入力電圧範囲 ホール入力ヒステリシス電圧幅 低電圧保護動作電圧 ロック保護 VICMIH 4.0V 0.6V <VDD=5V時> V ICMIH 論理反転 VHYSIH 論理反転 4.0V 0.6V <VDD=5V時> VDD VRUVLO VUVLO: ヒステリシス電圧 VDUVLO UVLO解除電圧(通常動作) UVLO動作電圧(出力停止) 5.5V 4.5V 推奨動作電圧min. 推奨動作電圧max. 0V

(7)

NJU7388B

VLA 端子 進み角設定用にDC 電圧を印加します。 4 ビットの A/D-Converter により進み角 0~28.125°を 16 段階で設定します。 0 15 30 0 1 2 3 4 5 進 み 角 [° ] VLA電圧 [V] VLA電圧 対 進み角 (理論値) *理論値 VLA電圧 [V] 進み角 [° ] 0.000 0.000 0.263 1.875 0.525 3.750 0.788 5.625 1.050 7.500 1.313 9.375 1.575 11.250 1.838 13.125 2.100 15.000 2.363 16.875 2.625 18.750 2.888 20.625 3.150 22.500 3.413 24.375 3.675 26.250 3.938 28.125

(8)

NJU7388B

VERR 端子

速度コントロール用にDC 電圧を印加します。

6 ビットの A/D-Converter により 63 段階で PWM DUTY を設定します。 最大 PWM DUTY は 98.43%です。 0V≦VINVERR<1.294V typ.は、ハイサイド、ローサイドともに L 出力となります。 また、速度指令として直接PWM 信号が供給される場合には、外付けに RC フィルタ 2 段程度を構成し DC 信号に 変換してから入力してください。 *理論値 0 10 20 30 40 50 60 70 80 90 100 0 1 2 3 4 5 P W M D ut y [% ] VERR電圧 [V] VERR電圧 対 PWM Duty (理論値) 通電期間 出力OFF期間 1.294 1.56 1.340 3.12 1.386 4.68 1.432 6.25 1.478 7.81 1.524 9.37 1.570 10.93 1.617 12.50 1.663 14.06 1.709 15.62 1.755 17.18 1.801 18.75 1.847 20.31 1.893 21.87 1.939 23.43 1.986 25.00 2.032 26.56 2.078 28.12 2.124 29.68 2.170 31.25 2.216 32.81 2.262 34.37 2.309 35.93 2.355 37.50 2.401 39.06 2.447 40.62 2.493 42.18 2.539 43.75 2.585 45.31 2.631 46.87 2.678 48.43 2.724 50.00 2.770 51.56 2.816 53.12 2.862 54.68 2.908 56.25 2.954 57.81 3.001 59.37 3.047 60.93 3.093 62.50 3.139 64.06 3.185 65.62 3.231 67.18 3.277 68.75 3.323 70.31 3.370 71.87 3.416 73.43 3.462 75.00 3.508 76.56 3.554 78.12 3.600 79.68 3.646 81.25 3.693 82.81 3.739 84.37 3.785 85.93 3.831 87.50 3.877 89.06 3.923 90.62 3.969 92.18 4.015 93.75 4.062 95.31 4.108 96.87 4.154 98.43 VERR 電圧 [V] PWM Duty [%]

(9)

NJU7388B

VLCT VHCT tON t 1.294V typ. tON 4.1V typ. モータのロック状態を検出 通常動作状態 出力期間、ロック判定期間 ロック保護回路動作状態 出力停止期間、ロック非判定期間 動作状態 出力、ロック判定状態 ラッチ状態を解除 ラッチ状態を解除 CT端子電圧 VERR端子電圧 電源端子電圧 ILIMIT 端子 モータ電流の過電流を検出します。 過電流を検出した場合、内部回路の遅延時間(tDELAY)後にローサイドは L 出力となります。 パルス・バイ・パルスで動作し、fPWM周期で過電流機能をリセットします。 検出電圧は0.5V typ.ですので、電流値に応じて検出抵抗値を設定してください。 出力素子の容量成分などにより、スパイク電流が発生する場合には、誤検出防止用に外部でローパスフィルタを構 成してください。 ローパスフィルタの抵抗値は5~10kΩ、キャパシタは 1000pF 程度が目安となります。 CT 端子 モータのロック状態の判定は、各ホール信号入力のエッジ間の周期を検出することで行われます。 各ホール信号入力のエッジ間の周期がtH_LOCK(102.4ms typ.)以上の場合、ロック保護回路動作状態に移行します。 但し、VINVERR<1.294V typ.の状態では、ロック状態の判定は行いません。 CT 端子はロック保護回路動作状態時に、充放電のサイクルを繰り返します。 このサイクルを内部でカウントし、出力期間(tON)を生成します。 出力期間(tON)でも引き続きロック状態の判定は行われますので、この間に tH_LOCK未満のホール入力信号周期 を検出した場合は、通常動作状態に移行します。 出力期間(tON)経過後は出力停止期間となりローサイドは L 出力にラッチされます。 ロック保護回路の状態は、電源電圧の再投入、及びVINVERR<1.294V typ.でリセットされます。 モータ起動時にロック状態を誤検出する可能性がある場合は、出力期間(tON)を十分に確保してください。 <計算式> tON [s] = 500 CCT [µF] 例) CCT=0.01µF の場合: tON = 500 0.01= 5 [s] ローサイド出力 カレントリミット動作信号 (検出時:H) tDELAY PWM DUTY L出力

PWM DUTY PWM DUTY PWM DUTY

カレントリミット検出

tDELAY

カレントリミット検出

(10)

NJU7388B

■入力対出力真理値表 *ホール信号入力順序について 内部LOGIC CONTROL 部は、以下の入力パターンに対応しています。 *起動点は任意 その他のパターン入力時は、誤動作を引き起こす可能性がありますので、ご注意ください。 1 2 3 4 5 6 (H1+>H1-,H2+>H2-,H3+>H3-="H", Don't Care="X")

No. H1 H2 H3 FR UVLO VERR ILIMIT CT UH VH WH UL VL WL FG COMMENT

1 H L L L L H H/L L L L 2 H H L L L H L H/L L L 3 L H L H L L L H/L L Hi-Z 4 L H H H L L L L H/L Hi-Z 5 L L H L H L L L H/L Hi-Z 6 H L H L H L H/L L L L 1 H L L L 2 H H L L 3 L H L Hi-Z 4 L H H Hi-Z 5 L L H Hi-Z 6 H L H L 1 H L L L L H L 2 H H L L L H L 3 L H L H L L Hi-Z 4 L H H H L L Hi-Z 5 L L H L H L Hi-Z 6 H L H L H L L 1 H L L L L H L 2 H H L L L H L 3 L H L H L L Hi-Z 4 L H H H L L Hi-Z 5 L L H L H L Hi-Z 6 H L H L H L L 1 H L L L 2 H H L L 3 L H L Hi-Z 4 L H H Hi-Z 5 L L H Hi-Z 6 H L H L 1 H L H H L L L H/L L L 2 L L H L L H L H/L L Hi-Z 3 L H H L L H H/L L L Hi-Z 4 L H L L H L H/L L L Hi-Z 5 H H L L H L L L H/L L 6 H L L H L L L L H/L L 1 H L H L 2 L L H Hi-Z 3 L H H Hi-Z 4 L H L Hi-Z 5 H H L L 6 H L L L 1 H L H H L L L 2 L L H L L H Hi-Z 3 L H H L L H Hi-Z 4 L H L L H L Hi-Z 5 H H L L H L L 6 H L L H L L L 1 H L H H L L L 2 L L H L L H Hi-Z 3 L H H L L H Hi-Z 4 L H L L H L Hi-Z 5 H H L L H L L 6 H L L H L L L 1 H L H L 2 L L H Hi-Z 3 L H H Hi-Z 4 L H L Hi-Z 5 H H L L 6 H L L L L L L L 低電圧保護動作時(逆転) (ロック保護ラッチ時解除) ON X X X L L L ロック保護動作状態(逆転) (出力OFF期間) OFF X H X L L L 過電流検出動作時(逆転) (出力OFF期間) L L L 出力 停 止 時( 逆 転 ) VERR端 子 電 圧<1.294Vtyp. OFF X X H L L L X X L L L L L 低電圧保護動作時(正転) (ロック保護ラッチ時解除) H OFF H L L 通常動作時(逆転) 1.294Vtyp.≦VERR端子電圧 ローサイドPWM出力 OFF L 過電流検出動作時(正転) (出力OFF期間) ON X X X L L L L OFF X H X L L 出力 停 止 時( 正 転 ) VERR端 子 電 圧<1.294Vtyp. OFF X X H L L L ロック保護動作状態(正転) (出力OFF期間) L L L L L L L OFF H L L 通常動作時(正転) 1.294Vtyp.≦VERR端子電圧 ローサイドPWM出力 OFF L X X

(11)

NJU7388B

■タイミングチャート (1)120°通電角・正転(FR=L)時 ハイサイド、ローサイドともにH レベル出力の通電期間は 120°となります。 PWM 出力は、ローサイドで行われ、ハイサイドは 100%出力となります。 ローサイド最大PWM 幅: tPWMMAX=49.22µs typ. ローサイド最小PWM 幅: tPWMMIN=0.78µs typ. UH VH WH UL VL WL 60° H1 H2 H3 拡大 UH UL tPWMMAX tPWMMIN No. 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6

(12)

NJU7388B

(2)120°通電角・逆転(FR=H)時 ハイサイド、ローサイドともにH レベル出力の通電期間は 120°となります。 PWM 出力は、ローサイドで行われ、ハイサイドは 100%出力となります。 ローサイド最大PWM 幅: tPWMMAX=49.22µs typ. ローサイド最小PWM 幅: tPWMMIN=0.78µs typ. No. 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 UH VH WH UL VL WL H1 H2 H3 60° 拡大 WH WL tPWMMAX tPWMMIN

(13)

NJU7388B

(3)150°通電角・正転(FR=L)時 ハイサイド、ローサイドともにH レベル出力の通電期間は 120°通電角時に対して前後 15°オーバーラップし 150°と なります。 PWM 出力は、ローサイドで行われ、ハイサイドは 100%出力となります。 ローサイド最大PWM 幅: tPWMMAX=49.22µs typ. ローサイド最小PWM 幅: tPWMMIN=0.78µs typ. UH VH WH UL VL WL 60° H1 H2 H3 拡大 UH UL tPWMMAX tPWMMIN No. 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6

(14)

NJU7388B

(4)150°通電角・逆転(FR=H)時 ハイサイド、ローサイドともにH レベル出力の通電期間は 120°通電角時に対して前後 15°オーバーラップし 150°と なります。 PWM 出力は、ローサイドで行われ、ハイサイドは 100%出力となります。 ローサイド最大PWM 幅: tPWMMAX=49.22µs typ. ローサイド最小PWM 幅: tPWMMIN=0.78µs typ. 拡大 WH WL tPWMMAX tPWMMIN No. 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 1 2 3 4 5 6 UH VH WH UL VL WL H1 H2 H3 60°

(15)

NJU7388B

■アプリケーションノート (1)通電角制御・進み角制御 起動時は120°通電角で動作します。 以下A→B→C の条件を順に満たすと 150°通電角の動作に移行し、進み角設定が有効となります。 A) ホール周期を判定 各ホール信号入力のエッジ間の周期がtHALL120-150(37.5ms typ.)未満 B) ホールパターンを認証 ノイズなどからの誤動作を防止する為に、ホール信号入力のパターンが適正であるか簡易的に認証します。 ・FR=L 時: “H1=H→L”を起点に、”H2=H→L”と”H3=H→L” を順に検出 ・FR=H 時: “H1=H→L”を起点に、”H3=H→L”と”H2=H→L” を順に検出 (下図の a→b→c を参照) C) ヒステリシスパルス数を経過 各ホール信号入力のエッジ5 回を検出(下図 1→2→3→4→5) 尚、150°通電角の動作中に各ホール信号入力のエッジ間の周期が tHALL150-120(51.1ms typ.)を超えると、120°通 電角の動作に移行し、進み角設定は無効となります。

(16)

NJU7388B

(2)ローサイド側出力(UL、VL、WL) 3 相モータのローサイド用出力で、トーテムポール構成です。 PWM 機能、および ILIMIT 機能はローサイド出力側で制御されます。 直接出力FET を駆動できますが、出力電流定格は 10mA です。 定格を超える出力電流が必要な場合は、外付けにバッファ回路を構成してください。 出力直列抵抗はスイッチング時の過渡電流やリンギングを抑制します。 直接FET を接続する場合は 500 Ω 以上の抵抗を挿入してください。 (3)ハイサイド側出力(UH、VH、WH) 3 相モータのハイサイド用出力で、トーテムポール構成です。 直接出力FET を駆動できませんので、一段トランジスタを介した駆動回路を構成してください。 (4)ホール入力(H1+、H1-、H2+、H2-、H3+、H3-) ホール信号用入力端子で、IC 内部で入力差動アンプ(ホールアンプ)に接続されます。 内部回路は電圧レベルがH+>H-で”H”、H+<H-で”L”と検出します。 ホールアンプには最大30mV の入力ヒステリシス電圧が設定されています。 そのため、ホールバイアス抵抗は100mVp-p 以上の振幅が得られるように設定してください。 また、ホール信号のピーク値がホール入力電圧範囲VICMIHを超えないようにしてください。 ホール信号には相電流切替によるGND 変動や、出力信号経路のアンバランスなどが原因でノイズが重畳される場 合があります。 出力チャタリングなどの誤動作が発生する場合は、正負端子間に1nF~100nF のフィルタコンデン サを接続してください。 <ホール IC を使用する場合の回路例> 0.6V 4.0V VICMIH t 4.0V H1- to H3- 共通基準電圧 0.6V ホール入力端子電圧 t ホール入力 電圧範囲 H1+/H2+/H3+ 各入力信号 R2 4.7kΩ 5V Hall ICs H1+/H2+/H3+ 各入力信号 R1 4.7kΩ R3/R6/R9 4.7kΩ R4/R7/R10 12kΩ H1- to H3- 共通基準電圧 R5/R8/R11 1kΩ

(17)

NJU7388B

(5)FG 出力 FG はモータ回転に比例した周期のパルスとして、H1 と同期した信号を出力します。 FG は絶対最大定格 7V のオープンドレイン出力ですので、5V までの電源に抵抗でプルアップしてください。 モータ電源(VM)には接続しないようご注意ください。 <FG 真理値表(H1 同期信号)> ●正転(FR=L) ●逆転(FR=H) H1 H2 H3 FG H L L L H H L L L H L Hi-Z L H H Hi-Z L L H Hi-Z H L H L H1 H2 H3 FG H L H L L L H Hi-Z L H H Hi-Z L H L Hi-Z H H L L H L L L

(18)

NJU7388B

(6)VLA 入力 モータは回転数が高くなると、電気的遅延の比率が大きくなる為、実効通電期間が短くなります。 これにより、高速回転で使用する場合は、効率や速度性能を考慮する必要があります。 進み角機能は、所定値より遅れる通電位相を任意に補正させることができます。 <固定値設定> <自動進角の応用例> 自動進角の応用として簡単な方法としては、回転数に準ずるVERR 端子電圧に連動するように VLA 端子電圧を設 定します。 ①VERR=VLA 設定時 ②R1/R2 任意設定時 例) 最大回転数VINVERR=4.5V の時、進み角を 15°に設定する場合 進み角15°の設定は、VLA 端子に 2.36V を印加する必要があります。 そのため、R1,R2 の比は、 R2=10kΩ とすると、R1=9.1kΩ となります。 0 1.875 3.75 5.625 7.5 9.375 11.25 13.125 15 16.875 18.75 20.625 22.5 24.375 26.25 28.125 30 0 1 2 3 4 5 進 み 角 [° ] VERR電圧 [V] VERR電圧 対 進み角(理論値) ①VERR=VLA設定時 ②R1/R2=0.9設定時 VDD VLA Speed Control VERR VLA Speed Control VERR VLA R1 R2

VINVLA =

1

1 + R1

R2

VINVERR

R1

R2 =

VINVERR

VINVLA

− 1 =

4.5

2.36 − 1 = 0.906

(19)

NJU7388B

■アプリケーション回路例 *モータの回転中にFR 端子を切替えないでください。 回転方向を切替える際は、モータ回転停止後にFR 端子を切替えてください。 VREF UVLO VERR GND VDD Output Logic Control Logic -+ WL VL UL WH VH UH ILIMIT PWM Logic VLA Clock Generator +24V GND Lead Angle 4Bit A/D Conv. 5V Reg 6Bit A/D Conv. H1- H2- H3-H3+ H2+ H1+ FG Lock Det CT FR N N S S Motor

(20)

NJU7388B

■特性例 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 0 1 2 3 4 5 6 7 IDD [m A ] VDD[V] 消費電流(IDD) 対 電源電圧(VDD) Ta=25ºC, Io=0mA 18 19 20 21 22 4 4.5 5 5.5 6 6.5 7 fPW M [k H z] VDD[V] PWM発振周波数(fPWM) 対 電源電圧(VDD) Ta=25ºC 4 4.5 5 0 5 10 VO H [V ] IO_SOURCE[mA] H出力電圧(VOH) 対 出力電流(IO_SOURCE) VDD=5V, Ta=25ºC 0 0.1 0.2 0 5 10 VO L [V ] IO_SINK[mA] L出力電圧(VOL) 対 出力電流(IO_SINK) VDD=5V, Ta=25ºC 0 0.05 0.1 0 1 2 3 4 5 VFG L [V ] IFG[mA] FG L出力電圧(VFGL) 対 FG出力電流(IFG) VDD=5V, Ta=25ºC 8 10 12 14 16 18 20 22 24 26 28 0 0.5 1 1.5 2 2.5 3 3.5 4 4.5 5 VH Y S IH [m V ] VICMIH[V] ホール入力ヒステリシス電圧幅(VHYSIH) 対 ホール入力電圧範囲(VICMIH) VDD=5V, Ta=25ºC

(21)

NJU7388B

■特性例 1.6 1.8 2.0 2.2 2.4 2.6 2.8 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 IDD [m A ] Tj [ºC] 消費電流(IDD) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V, Io=0mA 16 18 20 22 24 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 fPW M [k H z] Tj [ºC] PWM発振周波数(fPWM) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V 4.5 4.6 4.7 4.8 4.9 5 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VO H [V ] Tj [ºC] H出力電圧(VOH) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V, IO_SOURCE=3mA 0 0.02 0.04 0.06 0.08 0.1 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VO L [V ] Tj [ºC] L出力電圧(VOL) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V, IO_SINK=3mA 3.8 3.9 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VD U V L O , V R U V L O [V ] Tj [°C]

UVLO検出電圧(VDUVLO,VRUVLO) 対 接合部温度(Tj)

VDUVLO VRUVLO 0 5 10 15 20 25 30 35 40 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VH Y S IH [m V ] Tj [ºC] ホール入力ヒステリシス電圧幅(VHYSIH) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V, VIH=2V

(22)

NJU7388B

■特性例 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 4.5 5.0 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 ICH G C T , IDC H G C T A ] Tj [ºC] ロック充放電電流(ICHGCT,IDCHGCT) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 3.0 3.5 4.0 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VH C T ,VL C T [V ] Tj [ºC] ロック検出電圧(VHCT,VLCT) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V VHCT VLCT 0.4 0.42 0.44 0.46 0.48 0.5 0.52 0.54 0.56 0.58 0.6 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 VD E T L IM [V ] Tj [ºC] 電流検出電圧(VDETLIM) 対 接合部温度(Tj) VDD=5V 80 90 100 110 120 130 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 RV L A , RV E R R [k Ω ] Tj [ºC] 入力プルダウン抵抗(RVLA, RVERR) 対 接合部温度(Tj) 90 100 110 120 130 140 -50 -25 0 25 50 75 100 125 150 RF R [k Ω ] Tj [ºC] 入力プルダウン抵抗(RFR) 対 接合部温度(Tj)

(23)

NJU7388B

<注意事項> このデータシートの掲載内容の正確さには 万全を期しておりますが、掲載内容について 何らかの法的な保証を行うものではありませ ん。とくに応用回路については、製品の代表 的な応用例を説明するためのものです。また、 工業所有権その他の権利の実施権の許諾を伴 うものではなく、第三者の権利を侵害しない ことを保証するものでもありません。

参照

関連したドキュメント

第四章では、APNP による OATP2B1 発現抑制における、高分子の関与を示す事を目 的とした。APNP による OATP2B1 発現抑制は OATP2B1 遺伝子の 3’UTR

 第一の方法は、不安の原因を特定した上で、それを制御しようとするもので

IDLE 、 STOP1 、 STOP2 モードを解除可能な割り込みは、 INTIF を経由し INTIF 内の割り. 込み制御レジスター A で制御され CPU へ通知されます。

注) povoはオンライン専用プランです *1) 一部対象外の通話有り *2) 5分超過分は別途通話料が必要 *3)

② 入力にあたっては、氏名カナ(半角、姓と名の間も半角で1マス空け) 、氏名漢 字(全角、姓と名の間も全角で1マス空け)、生年月日(大正は

EC における電気通信規制の法と政策(‑!‑...

Should Buyer purchase or use SCILLC products for any such unintended or unauthorized application, Buyer shall indemnify and hold SCILLC and its officers, employees,

検出電圧が RC フィルタを通して現れます。電流が短絡保護 のトリップレベルを超えた場合、 ローサイドの三相すべて の IGBT はオフ状態になり、フォールト信号出力 V