目 次
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1.記念貨幣の概要
(1)記念貨幣について・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1
(2)記念貨幣の発行実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2
(3)我が国における過去のオリンピック記念貨幣・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3
2.2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4
3.2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項等
(1)2020 年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項・・・・・・・・・・・・・・・6
①発行貨種・種類数(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・7
②全体に占めるパラリンピック貨幣の割合(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8
③発行時期(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・9
④図柄の題材(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・10
⑤発行貨種別の図柄類型(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・11
(2)図柄題材競技の選定基準(案)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・12
記念貨幣について
通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律
(昭和62年法律第42号)<抄>(太字・下線は事務局において付加。)
• 記念貨幣は、「通貨の単位及び貨幣の発行等に関する法律」に基づき、国家的な記念事
業として閣議の決定を経て発行される。
• 記念貨幣の発行枚数や図柄等については、記念貨幣ごとに政令で定められる。
• 記念貨幣には、①額面価格と同額で金融機関において引換えを行う「引換型」と、②額面
価格を上回る価格で造幣局が販売する「販売型」がある。
(貨幣の種類)
第五条 貨幣の種類は、五百円、百円、五十円、十円、五円及び一円の六種類とする。
2 国家的な記念事業として閣議の決定を経て発行する貨幣の種類は、前項に規定する貨幣の種類のほか、一万円、五千
円及び千円の三種類とする。
3 前項に規定する国家的な記念事業として発行する貨幣(以下この項及び第十条第一項において「記念貨幣」とい
う。)の発行枚数は、記念貨幣ごとに政令で定める。
(貨幣の素材等)
第六条 貨幣の素材、品位、量目及び形式は、政令で定める。
(造幣局による貨幣の販売)
第十条 造幣局は、次に掲げる貨幣であつて財務大臣が指定するものを販売するものとする。
一 その素材に貴金属を含む記念貨幣のうち、その製造に要する費用がその額面価格を超えるもの
二 特殊な技術を用いて製造し表面に光沢を持たせた貨幣
2 前項の貨幣の販売価格は、当該貨幣の製造に要する費用及び当該貨幣の額面価格を下回らない範囲で、当該貨幣の発
行枚数及び需要動向を勘案し、政令で定める。
1. 皇室の御慶事に関するもの
① 天皇陛下御即位(平2)
② 皇太子殿下御成婚(平5)
③ 天皇陛下御在位20年(平21) など
発行例
2. 国際的な行事に関するもの
① 東京オリンピック大会(昭39)
② 2005年日本国際博覧会(平16)
③ 2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会(平28~) など
発行例
4. 国家的プロジェクトに関するもの
3. 国家の主権・制度・機構に関するもの
① 裁判所制度100周年(平2)
② 国際連合加盟50周年(平18)
③ 地方自治法施行60周年(平20~28) など
① 青函トンネル開通(昭63)
② 東日本大震災復興事業(平27)
③ 新幹線鉄道開業50周年(平26~28) など
発行例
発行例
① ② ③
① ② ③
① ② ③
①
② ③
記念貨幣の発行実績
我が国の記念貨幣は、昭和39年(1964年)の東京オリンピック記念貨幣を第一号として、これ
までに36テーマの記念貨幣を発行。
我が国における過去のオリンピック記念貨幣
東京オリンピック
昭39.9(1964)発⾏
(2種)
千円
銀貨幣
百円
銀貨幣
札幌オリンピック
昭47.1(1972)発⾏
(1種)
百円
白銅貨幣
⻑野オリンピック
平9.2(1997)発⾏ 平9.8(1997)発⾏ 平10.2(1998)発⾏
(9種)
一次 二次 三次
一万円
⾦貨幣
五千円
銀貨幣
五百円
白銅貨幣
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣について①
「2020年東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営に関する施策の推進を図る
ための基本方針(平成27年11月27日閣議決定) 」<抄>
(太字・下線は事務局において付加。)
当該記念貨幣については、国家的な記念事業として発行することに鑑み、「2020年東京オリ
ンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会の準備及び運営に関する施策の推進を図る
ための基本方針」(平成27年11月27日閣議決定)も踏まえ、東京大会に向けた機運醸成に資
するとともに、東京大会のレガシーとなるよう発行していくことが適当。
1.はじめに (運営の成功のための体制)
パラリンピック競技大会については、パラリンピックの認知度向上、ユニバーサルデザインに基づく競技会場整備をはじめとし
て、過去最高の環境整備を進める。
2.基本的な考え方
政府は、以下の基本的な考え方に基づき、関連施策の立案と実行に取り組む。
(1)国民総参加による「夢と希望を分かち合う大会」の実現
大会の運営に万全を期すことに加え、大会を日本再興の契機とし、その効果が東日本大震災の被災地を含む日本全体に波
及し、国民全体に参加意識が醸成されるよう努めるとともに、パラリンピック競技大会をオリンピック競技大会と一体的に運営する
ことを通じて障害者の社会参加の拡大を図り、大会を日本全体で「夢と希望を分かち合う大会」にする。
(2) 次世代に誇れる遺産(レガシー)の創出と世界への発信
大会を開催期間において確実に成功させるのはもとより、高齢化社会、環境・エネルギー問題その他の日本が直面し多くの先
進国に共通する課題を踏まえ、大会の開催後も有用であり、次世代に誇れる有形・無形の遺産(レガシー)を全国に創出すると
ともに、日本が持つ力を世界に発信する。
(4)明確なガバナンスの確立と施策の効率的・効果的な実行
政府は、明確なガバナンスの確立に向け、関係機関と円滑に連携し、オープンなプロセスにより意思決定を行う。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣について②
競技大会名 東京オリンピック競技大会 東京パラリンピック競技大会
図柄(表面)
オリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ パラリンピック旗と桜とイペー・アマレーロ
図柄(裏面)
東京2020オリンピック競技大会エンブレム 東京2020パラリンピック競技大会エンブレム
発行枚数 各5万枚
東京大会の成功に向けた機運を醸成するため、同大会を記念する貨幣の発行が閣議決定
(平成28年7月12日)。
当該記念貨幣については、第1弾として、リオデジャネイロから東京への開催都市の引継を
テーマとする額面価格千円の銀貨幣(引継記念貨幣)を発行。その際、今後も東京大会の開
催までに複数種類の記念貨幣を発行する方針を表明。
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項②
発行貨種については、近年の各開催国における発行例や造幣局の製造スケジュール等を
勘案し、以下のとおり、一万円金貨、千円銀貨、銅貨幣(五百円・百円)とし、合わせて
30種類
程度の記念貨幣を発行してはどうか。
なお、種類数については、製造の進捗等を踏まえ、製造余力を見ながら最終的に確定して
いくこととしてはどうか。
発行貨種
一万円金貨幣(販売型)
3種類程度
千円銀貨幣(販売型)
12種類程度
五百円銅貨幣(引換型)
2種類程度
百円銅貨幣(引換型)
13種類程度
(1)発行貨種・種類数(案)
(参考)近年の各開催国における発行例
38種類(10レアル金貨、5レアル銀貨、1レアル銅貨)
125種類(5ポンド(金貨、銀貨、銅貨)、2ポンド(金貨、銀貨、銅貨)、 50ペンス(銀貨、銅貨) 等)
33種類(150元金貨、10元銀貨、1元銅貨 等)
リ オ 大 会
ロ ン ド ン 大 会
北 京 大 会
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項③
全体に占めるパラリンピック貨幣の割合は、リオ・ロンドン大会では概ね1割程度であったが、
パラリンピックの意義を重視する政府方針を踏まえ、大会参加選手数の割合に鑑み、3割程
度に引き上げてはどうか。
(2)全体に占めるパラリンピック貨幣の割合(案)
オリンピック パラリンピック
2016 13% 33 5
2012 11% 111 14
2008 6% 31 2
(出所)理財局国庫課通貨企画調整室調
北京大会
(参考)種類数
西暦 開催場所 パラリンピック貨幣の割合
ロンドン大会
リオ大会
(参考1)過去大会のパラリンピック貨幣の割合
(参考2)過去大会のパラリンピック選手の割合
オリンピック パラリンピック
2016 リオ大会 28% 11,237 4,333
2012 ロンドン大会 29% 10,568 4,237
2008 北京大会 27% 10,942 3,951
パラリンピック参加選手数は、日本パラリンピック委員会の発表による。
(参考)参加選手数
パラリンピック選手の割合
開催場所
西暦
(注)オリンピック参加選手数は、国際オリンピック委員会の発表による。
8
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項④
発行時期については、造幣局の製造スケジュールを勘案し、また大会に向けた機運醸成を
図る観点から、平成
30年11月頃から大会開催直前(平成32年7月)にかけて、4回に分けて発
行していくこととしてはどうか。
第
1次
平成
30年11月頃 (開催の約2年前)
第
2次
平成
31年 7月頃 (開催の1年前)
第
3次
平成
32年 1月頃 (開催の半年前)
第
4次
平成
32年 7月頃 (開催直前)
(3)発行時期(案)
(参考)長野オリンピック記念貨幣の発行時期
第1次 平成9年2月 (開催の1年前)
第2次 平成9年8月 (開催の半年前)
第3次 平成10年2月 (開催直前)
2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会記念貨幣の基本的事項⑤
(4)図柄の題材(案)
図柄の題材については、東京大会のレガシーとして残していくという観点から、過去大会の
例も参考に、表面については、次の
3類型で考えてはどうか。
① スポーツ理念
(スポーツの根本的な概念を表象するものが考えられるのではないか。)
② 競技
(国民を魅了する大会実施競技が考えられるのではないか。)
③ 東京大会の象徴
(大会を象徴する施設等が考えられるのではないか。)
(注)裏面については、大会エンブレムを配した統一感のある図柄とする予定。
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リ オ 大 会
ロ ン ド ン 大 会
北 京 大 会
(参考) 過去大会における記念貨幣の図柄題材
: 「五輪モットー(より速く、より高く、より強く)」 、 「競技」 、「ブラジルの建築・音楽・動物・植物」など
: 「五輪モットー(より速く、より高く、より強く)」、 「競技」、「イギリスを象徴する文化及び歴史等」など
: 「競技」、 「中国の伝統的文化及び建築物」、 「中国の伝統スポーツ」など
図柄題材競技の選定基準(案)①
1.基準(案)
図柄の題材とする競技は、次の3つの観点から選定していくこととしてはどうか。
①オリンピック・パラリンピック競技大会におけるメダル獲得競技
採用理由:近年のオリパラ大会において、日本選手がメダルを獲得し、国民に大きな夢と感動を与えた
競技は国民の関心の高い競技であると考えられる。
②国民体育大会等での実施競技
採用理由:国民体育大会・全国障害者スポーツ大会で実施され、多くの国民が参加し国民生活に定着
している競技は、国民の関心の高い競技であると考えられる。
③オリンピック東京大会における追加競技
採用理由:オリンピック東京大会における追加競技は、初めて開催都市による提案に基づき決定される
こととなったものである。その提案にあたって東京2020組織委員会は、「若者へのアピール」や「国
民機運の向上」を重視して選考しており、当該競技は国民の関心の高い競技であると考えられる。
<オリンピック東京大会における追加競技>
野球/ソフトボール、空手、スケートボード、スポーツクライミング、サーフィン
(注)パラリンピックの追加競技については、国際パラリンピック委員会(IPC)には開催都市が追加競技を提案すると
いうスキームが導入されておらず、従来どおり、IPCにおいて決定されたものである。