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1 公的制度の動向 2 の受給期間をチェック 平成 29 8 月から受給資格期間が短縮されます ( へ ) 受給資格期間とは これまでは 老齢を受け取るためには 保険料納付済期間 ( 国民の保険料納付済期間や厚生 保険 共済組合等の加入期間を含む ) と国民の保険料免除期間などを合算した

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公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で 老齢年金を受給するには10 年以上の加入期間が必要です。(平成29年8月1日~) ただし、国民年金の場合、満額の年金を受給するには40年の加入期間が必要です。 これまでは、老齢年金を受け取るためには、保険料納付済期間(国民年金の保険料納付済期間や厚生年 金保険、共済組合等の加入期間を含む)と国民年金の保険料免除期間などを合算した受給資格期間が原則 として25年以上必要でした。 平成29年8月1日からは、受給資格期間が10年以上あれば老齢年金を受け取ることができるようにな ります。

★新たに年金を受け取る方が増えます。

( 送付スケジュール参照 ) 平成29年8月1日時点で、受給資格期間が10年以上25年未満で受給年齢を過ぎている方には日本年金 機構から事前に年金請求書が郵送され8月を待つことなく請求できます。 ●送付スケジュール

25年以上

15 年

10年以上

受給可

受給不可

平成29年

8月1日以降

これまで

受給可

送付対象者の生年月日 送付期間(平成29 年) 1 大正15年4月2日~昭和17年4月1日に生まれた方 平成29年2月下旬~3月下旬 2 昭和17年4月2日~昭和23年4月1日に生まれた方 平成29年3月下旬~4月下旬 3 昭和23年4月2日~昭和26年7月1日に生まれた方 平成29年4月下旬~5月下旬 4 昭和昭和26267722日~昭和日~昭和303010811日に生まれた女性の方日に生まれた男性の方 平成29年5月下旬~6月下旬 5 昭和大正3015年年104月月21日~昭和日以前に生まれた方32年8月1日に生まれた女性の方(旧法対象者) 共済組合等の加入期間を有する方 平成29年6月下旬~7月上旬 国民年金加入期間  (自営業・農業・ サラリーマンの妻等) 厚生年金加入期間 (共済組合を含む) (サラリーマン・OL・ 公務員等) カラ期間 (合算対象期間)

+

+

10

年以上

※注1:10 年以上の加入期間には、保険料納付済期間や保険料納付猶予期間・免除期間・合算対象期間(カラ期 間 )も含め計算されます。 ★ただし、老齢厚生年金の受給権者または受給資格期間が、原則25年以上の加入期間がない場合は遺族 年金は受給できません。 ※注1 2

●保険料免除期間制度とは

所得が少なく本人・世帯主・配偶者の前年所 得(1月から6月までに申請される場合は前々 年所得)が一定額以下の場合や失業した場合な ど、国民年金保険料を納めることが経済的に困 難な場合は、ご本人から申請書を提出いただ き、申請後に承認されると保険料の納付が免除 になります。

●保険料納付猶予制度とは

20歳から50歳未満の方で、本人・配偶者の 前年所得(1月から6月までに申請される場合に は前々年所得)が一定額以下の場合には、ご本人 から申請書を提出いただき、申請後に承認され ると保険料の納付が猶予になります。

●学生納付猶予制度とは

大学・短大・高等専門学校等の学生について は、申請により在学中の保険料の納付が猶予さ れる制度です。本人の所得が一定以下の学生が 対象となります。なお、家族の方の所得の多寡 は問いません。

●合算対象期間(カラ期間)とは

※注2 受給資格期間には含めますが年金額計算の対 象にならない期間のことで、主に次のような期 間があります。 ①昭和36年4月から昭和61年3月までのサラ リーマンの妻で、国民年金に任意加入しなか った期間のうち20歳以上60歳未満の期間。 ②厚生年金保険・船員保険の脱退手当金を受け た期間(昭和61年4月から65歳に達する日 の前月までの間に保険料納付済期間・免除期 間がある人)のうち、昭和36年4月1日から 昭和61年3月31日までの期間。 ③昭和36年4月から平成3年3月までの昼間の 学生だった期間で、国民年金任意未加入であ った20歳以上60歳未満の期間。

●カラ期間を含めても不足した場合の対策

国 民 年 金

対 象 者

① 任意加入 1. 日本国内に住所があり、60歳以上65歳未満の期間2. 海外に住所がある場合は20歳以上65歳未満の期間(日本国籍を有する人に限る) ② 特例任意加入 昭和40年4月1日以前生まれの人が65歳以上70歳未満の期間で、年金の受給資格期間の10年を満たすまでの期間(10年を満たすと「特例任意加入」はできなくなります) ③ 後納制度  1. 20歳以上60歳未満で、5年以内に納め忘れの期間や未加入期間がある方 2. 60歳以上65歳未満で、上記の期間のほか任意加入中に5年以内の納め忘れ期間 がある方 3. 65歳以上で、老齢年金の受給資格がなく特例任意加入中に5年以内の納め忘れ 期間がある方

受給資格期間 10年

受給資格期間 25年

平成29年8月から年金受給資格期間が短縮されます。

(25年 →10年へ)

受 給 資 格 期 間 と は

●マクロ経済スライドの強化

(→平成30年4月から) 年金受給者の増加や現役世代の減少に合わせ、年金支給額を毎年切り下げていく仕組みで、物価や賃金が下 がるデフレ下では実施しない仕組みでしたが、今後は引けなかった分を積み上げていき、物価や賃金が上がっ た年にまとめて引き下げることとなります。

●国民年金第1号被保険者の産前産後期間の保険料免除

(→平成31年4月から)

●年金額の改定(スライド)ルールの変更

(→平成33年4月から) これまでは物価と賃金が下がっても物価が下がった分しか年金額を減らしませんでしたが新ルールでは賃金 が減った分と同じだけ年金も減らします。

10年以上の加入期間があるのに

年金請求書が届かないケース

今後実施される法改正

※それぞれ年金事務所で手続きが必要です。 (平成30年9月まで) ❶基礎年金番号が交付されていない方 平成9年から交付されましたが、そのときに年金未加入者だった。 ❷住所が正しく登録されていない方 ❸氏名が正しく登録されていない方 ❹年金記録が統合されていない方

年金の受給期間をチェック

2

公的年金制度の動向

1

を参照ください。 詳細は P.17

&

年 金

Q

A

(3)

3. 国民年金 公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

必 要 書 類 は 早 め に 準 備 !

受給資格期間を満たしていれば、原則65歳から受け取ることができます。国民年金の保険料納付月数が わかれば、年金額を計算できます。 60歳以降は国民年金の加入義務はなくなりますが、満額(40年加入)に満たない場合は、65歳になるま で任意加入することにより老齢基礎年金を増額することができます。 また、受給資格(原則25年以上加入ーー平成29年8月より10年以上)を満たせない場合は、最長70歳になるまで 任意加入ができます。

① 任意加入で増やす

付加年金は、国民年金の保険料と同時に付加保険料を毎月400円納めるだけです。付加年金額は上記のよう に計算され、老齢基礎年金の支給開始と同時に加算して支給されます。しかも、2年間の受給で元が取れて しまいます。国民年金と同時に、付加年金も加入しておくのがお得です。

② 付加年金で増やす

国民年金基金は、老齢基礎年金に上乗せ(2 階部分)する、自営業者など国民年金の第 1 号被保険者のためにでき た年金制度で、60歳になるまで加入できます(任意加入者は65歳まで加入できるようになりました)。

③ 国民年金基金で増やす

60歳

65歳

◆受給イメージ:国民年金のみの方

老齢基礎年金

繰上げ受給可能期間

老齢基礎年金額

:⒜、⒝ の合算額=

付加年金額

:200円×付加保険料納付済月数

×

月×

1 3 納付済期間 全額免除期間

3/4

免除期間 半額免除期間 1/4免除期間

月×

12

月×

23

月×

56

779,300

779,300

(平成29 年4 月現在) (平成29 年4 月現在)

×

月×

1 2 納付済期間 全額免除期間

3/4

免除期間 半額免除期間 1/4免除期間

月×

58

月×

34

月×

78

平成21年3月以前の期間分

平成21年4月以降の期間分

国 民 年 金( 老 齢 基 礎 年 金 )

年金の算出式

( ①

老齢基礎年金額

+ ②

付加年金額

)×

受給開始年齢に応じた支給率

480

月→

昭和16 年 4 月1 日 以前に生まれた人は

加入可能年数×12月

480

月→

昭和16 年 4 月1 日 以前に生まれた人は

加入可能年数×12月

① 一旦繰上げると減額された支給率は生涯変わりません。また、取り消すことも変更することもできません。 ② 老齢基礎年金を繰上げて請求した場合、65歳になるまで遺族厚生年金・遺族共済年金を併給できません。 ③ 繰上げ請求をした後、厚生年金保険に加入している場合を除いて障害基礎年金の受給はできません。 ④ 寡婦年金(夫が生きていればもらえたはずの老齢基礎年金の3/4の額:60歳~65歳になるまで支給)は 支給されません。また寡婦年金の受給権はなくなります。 ⑤ 特別支給の老齢厚生年金の長期加入者の特例措置や、障害者の特例措置は受けることができなくなります。

【繰上げ・繰下げ受給の注意点】

◆繰上げ・繰下げ受給の支給率 60 歳 61 歳 62 歳 63 歳 64 歳 65 歳 66 歳 67 歳 68 歳 69 歳 70 歳 70.0 % 76.0 % 82.0 % 88.0 % 94.0 % 100 % 108.4 % 116.8 % 125.2 % 133.6 % 142 % 70.5 % 76.5 % 82.5 % 88.5 % 94.5 % 109.1 % 117.5 % 125.9 % 134.3 % 〃 71.0 % 77.0 % 83.0 % 89.0 % 95.0 % 109.8 % 118.2 % 126.6 % 135.0 % 〃 71.5 % 77.5 % 83.5 % 89.5 % 95.5 % 110.5 % 118.9 % 127.3 % 135.7 % 〃 72.0 % 78.0 % 84.0 % 90.0 % 96.0 % 111.2 % 119.6 % 128.0 % 136.4 % 〃 72.5 % 78.5 % 84.5 % 90.5 % 96.5 % 111.9 % 120.3 % 128.7 % 137.1 % 〃 73.0 % 79.0 % 85.0 % 91.0 % 97.0 % 112.6 % 121.0 % 129.4 % 137.8 % 〃 73.5 % 79.5 % 85.5 % 91.5 % 97.5 % 113.3 % 121.7 % 130.1 % 138.5 % 〃 74.0 % 80.0 % 86.0 % 92.0 % 98.0 % 114.0 % 122.4 % 130.8 % 139.2 % 〃 74.5 % 80.5 % 86.5 % 92.5 % 98.5 % 114.7 % 123.1 % 131.5 % 139.9 % 〃 75.0 % 81.0 % 87.0 % 93.0 % 99.0 % 115.4 % 123.8 % 132.2 % 140.6 % 〃 75.5 % 81.5 % 87.5 % 93.5 % 99.5 % 116.1 % 124.5 % 132.9 % 141.3 % 〃 77歳頃 78歳頃 79歳頃 80歳頃 81歳頃 - 78歳頃 79歳頃 80歳頃 81歳頃 82 歳頃 受給開始年齢 ( 請 求 月 ) 0カ月 1カ月 2カ月 3カ月 4カ月 5カ月 6カ月 7カ月 8カ月 9カ月 10カ月 11カ月 累計額の分岐年齢 老齢基礎年金など、希望すれば受給年齢を変更して受け取ることもできます。繰上げは、本来の受給開始 年齢より早く受け取れますが受け取り額は減額され、繰下げは遅く受け取るかわりに増額となります。 いずれもメリット・デメリットがありますので、ライフプランにあわせて慎重に検討してください。 ① 繰下げて受け取るまでの間、振替加算(厚生年金を繰下げる場合は加給年金)は支給されませんし、また 繰下げによる増額もありません。 ② 繰下げ待機中に障害年金の受給権が発生した場合は、その月から繰下げするか、65歳からさかのぼって 受け取るかの選択になります。 ③ 増額率は70歳到達時以降、142 %で固定されます。 繰下げの受給の請求を忘れて、72歳で繰下げ請求をした場合でも、70歳の増額率142%で70歳に遡って の年金を受け取ることができます。ただし,5年以上経過した分は時効になりますのでご注意ください。

●繰上げて受け取る場合

●繰下げて受け取る場合

★減額率・増額率は生涯変わらない

繰 上 げ 受 給 原 則 繰 下 げ 受 給

繰 上 げ ・ 繰 下 げ 受 給

国民年金保険料

は 月額

16,490

(平成29 年度)、

16,340

(平成30年度) ●10 年以内の免除・猶予等期間の保険料なら

「 追納 」できます

。 免除や猶予( 学生・納付猶予 )を受けた期間は、「 受給資格期間 」に入りますが、追納しない場合は老齢基礎年金額 は少なくなってしまいます。

国民年金

受給開始は原則 65 歳から

3

(4)

公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で 老齢基礎年金は原則として満65歳から支給されますが、老齢基礎年金の受給資格期間を満たし、厚生年 金の加入期間が1年以上ある場合、ご自身の受給開始年齢から(下表参照)「特別支給の老齢厚生年金」として 報酬比例部分を受給することができます。また共済年金では、生年月日に応じて「特別支給の退職共済年 金」の報酬比例部分を受給(男女とも厚生年金の男性と同じ年齢で受給)することができます。 ※厚生年金の加入期間が44年以上あり退職している(厚生年金に加入していない)方や、3級以上の障害等級に該当し退職さ れている方は、報酬比例部分の受給開始年齢から定額部分が受け取れる特例があります(障害等級3級以上に該当する場合は 申請が必要)。申請した翌月分から支給されますので、手続きはお早めにされることをおすすめします。 なお、平成26年4月から3級以上の障害の状態にある障害年金受給者は、本人の請求以降ではなく、障害の状態にあると診 断されるときに遡及して支給されます。 ※希望すれば、65歳からの老齢厚生年金を繰上げ(昭和28年4月2日以降生まれの男性、昭和33年4月2日以降生まれの女性)、 て受け取る方法もあります。

厚 生 年 金( 老 齢 厚 生 年 金 )

60歳

61歳

62歳

63歳

64歳

65歳

60

歳 ▼ 受  給 開始年齢 生 年 月 日

61

62

▼ 歳

63

▼ 歳

64

▼ 歳

65

▼ 歳 報酬比例部分の年金 定額部分の年金 男 性 女 性

昭16.4.1

以前

昭21.4.1

以前

昭16.4.2~

昭18.4.1

昭21.4.2~

昭23.4.1

昭18.4.2~

昭20.4.1

昭23.4.2~

昭25.4.1

昭20.4.2~

昭22.4.1

昭25.4.2~

昭27.4.1

昭22.4.2~

昭24.4.1

昭27.4.2~

昭29.4.1

昭24.4.2~

昭28.4.1

昭29.4.2~

昭33.4.1

昭28.4.2~

昭30.4.1

昭33.4.2~

昭35.4.1

昭30.4.2~

昭32.4.1

昭35.4.2~

昭37.4.1

昭32.4.2~

昭34.4.1

昭37.4.2~

昭39.4.1

昭34.4.2~

昭36.4.1

昭39.4.2~

昭41.4.1

昭36.4.2

以降

昭41.4.2

以降

定 額 部 分 が 段 階 的 に 引 き 上 げ 報 酬 比 例 部 分 も 段 階 的 に 引 き 上 げ 老齢厚生年金 老齢基礎年金 【主な注意点】 ❶本来の年金額から、減額された額となります。 ❷老齢厚生年金の繰上げを請求する人は、老齢基礎 年金も同時に繰上げ請求することになります。 ❸受給権者が65歳に達するまで加給年金額は加算 されません。

厚生年金の繰上げ受給が可能です

特別支給の老齢厚生年金の支給開始年齢が、生年月日 に応じて段階的に 61歳〜65歳に引き上げられまし た。しかし、希望すれば、60歳〜65歳未満でも受給 できる繰上げ制度があります。 (Aさんの年金) (Aさんの妻の年金) ▲65歳 振替加算26,916円 老齢基礎年金 報酬比例部分 加給年金 老齢基礎年金 ▲60歳 ▲65歳 老齢厚生年金 ▲68歳 ▲62歳から 支給開始 厚生年金加入期間が20年(または男性40歳、女性35歳以降に生年月日に応じて15年〜19年)以上ある人で、本 人によって生計を維持されている65歳未満で年収850万円未満の配偶者(妻)等がいる場合には「加給年金」が加算さ れます(定額部分の受給開始年齢から加算。65歳になるまで受給できない方は65歳以降)。 ただし、配偶者(妻)が65歳になると、配偶者(妻)自身が年金を受け取るようになるため、加給年金は打ち切ら れ、配偶者(妻)の年金に移行して加算されます。これを「振替加算」といいます。振替加算の額は配偶者(妻)の生年月 日によって異なりますが、若くなるほど額は減り、昭和41年4月2日以降に生まれた方には支給されません。

★ちょっと複雑、でも重要です

加 給 年 金 と 振 替 加 算

年 金 の 算 出 式

65歳未満

①報酬比例部分 65歳以降 → ①報酬比例部分+②経過的加算額+③老齢基礎年金額+④加給年金額 報酬比例部分

平均標準報酬月額× 7.1251000 ×平成15年3月までの被保険者期間の月数

平均標準報酬額× 5.481 ×平成15年4月以後の被保険者期間の月数 1000 昭和30年 4 月 2 日~昭和32年 4 月1日生まれの男性の方は62歳から 昭和29年 4 月 2 日~昭和33年 4 月1日生まれの女性の方は60歳から ★支給開始年齢 報酬比例部分:上記の65歳未満の報酬比例部分と同じ 経過的加算額:定額部分から老齢基礎年金相当額を差し引いた額 加給年金額

(配偶者が65歳になるまで。上記参照):

389,800

(配偶者の特別加算額含む) 配偶者が65歳になると配偶者に振替加算が支給されます。 生年月日に応じて 1.875〜1.000

1,625円×1.000×

被保険者期間の月数

−779,300円×

厚生年金の被保険者期間の月数480月(国民年金の加入可能年数×12月) 上限あり 420月〜480月 ※経過的加算は受給開始年齢の引き上げにより定額部分を受けられない方にも支給されます。 老齢基礎年金額:P.4年金算出式参照 ⒜ + ⒝ *従前額の保障 給付乗率は生年月日に応じて定められています。 平成12年の年金法改正により平成12年4月から報酬比例部分の給付乗率は一律5%カットされました。 その結果、改正後の年金額が改正前の年金額よりも低額になる場合には改正前の年金額が保障されます。 ◆振替加算額 《 表

1

》 配偶者(妻)の生年月日 振替加算額 昭21.4.2~昭22.4.1 104,748円 昭22.4.2~昭23.4.1 98,692円 昭23.4.2~昭24.4.1 92,636円 昭24.4.2~昭25.4.1 86,804円 昭25.4.2~昭26.4.1 80,748円 昭26.4.2~昭27.4.1 74,692円 昭27.4.2~昭28.4.1 68,860円 昭28.4.2~昭29.4.1 62,804円 昭29.4.2~昭30.4.1 56,748円 昭30.4.2~昭31.4.1 50,916円 昭31.4.2~昭32.4.1 44,860円 昭32.4.2~昭33.4.1 38,804円 昭33.4.2~昭34.4.1 32,972円 昭34.4.2~昭35.4.1 26,916円 昭35.4.2~昭36.4.1 20,860円 昭36.4.2~昭41.4.1 15,028円 389,800円 Aさん :昭和31年8月生まれ・加給年金額(特別加算を含む)389,800円 Aさんの妻:昭和34年8月生まれ(夫より3歳年下)・振替加算額26,916円 の⒜+⒝ 4. 厚生年金 ※ 図中の丸数字は下の「年金算出式」参照 振替加算額:上記《 表1》参照

厚生年金

65 歳前から受給できます

4

加給年金と振替加算の仕組み (昭和36年4月以後で20歳以上60歳未満)

(5)

公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

一元化後のワンストップサービスの実施

●ワンストップサービスの対象

一元化後に受給権の発生する共済組合が決定する「特別支給の老齢厚生年金」及び「老齢基礎年金」について は、原則として、ワンストップサービスの対象で、年金事務所での相談が可能となります。 届書も原則として、受け付けます。受付後、画像化のうえ、所管の実施機関に回付します。

●年金請求書

原則として、 年金事務所または各共済組合、日本私立学校振興・共済事業団(以下、「私学事業団」)のいず れか1カ所に提出すればよいことになります。 被 保 険 者 の 種 別 加 入 対 象 者 実 施 機 関 ①第 1 号厚生年金被保険者 従来の厚生年金保険の被保険者 厚生労働大臣(権限を委任・事務を委託された日本年金機構) ②第2号厚生年金被保険者 国家公務員共済組合の組合員 国家公務員共済組合連合会等 ③第3号厚生年金被保険者 地方公務員共済組合の組合員 地方職員共済組合等 ④第4号厚生年金被保険者 私立学校教職員共済制度の加入者 日本私立学校振興・共済事業団 (妻が厚生年金と共済の加入期間をあわせて240月以上の例)

60歳

65歳(平成27年11月)

加給年金

老齢基礎年金

厚生年金(第1号)240月

●厚生年金に公務員及び私学教職員も加入するこ ととし、2階部分の年金は厚生年金に統一されま した。但し、年金の決定、支払いは今まで通り、厚 生年金被保険者分については日本年金機構で行 い、共済組合等加入期間分については各共済組合 で行います。 ●年金給付の受給資格要件判定は、それぞれの実施 機関が厚生年金被保険者期間と共済年金等加入 期間を合算して行います。 ●加給年金や振替加算についても、厚生年金の期間 と共済年金の期間を合算して20 年以上の加入 期間となるか判断します。 ●在職支給停止について 日本年金機構及び共済組合等から厚生年金が支 給されている場合、これらを合算したうえで支給 停止額を決定し、この支給停止額をそれぞれの厚 生年金の額に応じて按分した額を停止します。 (一元化をまたいで在職している場合、激変緩和措置があります)

厚生年金(第1号)72月

夫 (昭和25年11月生まれ) 平成27年10月(一元化) 妻 (昭和32年9月生まれ)

60歳

62歳(平成31年9月)

65歳(平成34年9月) (平成29年9月)

支給停止

●厚生年金基金についての問い合わせ先

基金への加入期間が10年以上の場合は、加入していた厚生年金基金、10年未満や途中脱退、解散した厚生年金 基金の問い合わせは加入していた基金、または企業年金連合会になります。基金の加入員証など紛失していても大 丈夫です。裁定請求書が送られてこないときは問い合わせをし、請求もれのないようにしましょう。 ●加入していたそれぞれの厚生年金基金 ● 企業年金連合会→

0570-02-2666

※PHS・IP電話からは03-5777-2666

〒105-8772 東京都港区芝公園2-4-1 芝パークビルB館10階 問い合わせ先 国民年金基金・厚生年金基金に加入されていた方は、基金からも年金が受け取れますので、公的年金だけでな く国民年金基金・厚生年金基金への請求手続きも必要です。厚生年金基金の場合は、報酬比例部分の年金の一部が 国に代わって基金から支給されるため、その分、国から支給される年金額は少なくなります。そしてその代行支 給分に加えて、基金独自の年金が支給されます。基金部分の年金は請求もれが多く、見落としに注意しましょう。

厚生年金

(報酬比例部分・老齢厚生年金)

基金独自の上乗せ部分

国の年金の代行部分

(報酬比例部分・老齢厚生年金)

厚生年金

(報酬比例部分・老齢厚生年金)

国民年金

(定額部分・老齢基礎年金)

国民年金

(定額部分・老齢基礎年金) 基金から支給 国から支給 代行部分

(厚生年金基金加入者)

(厚生年金基金未加入者)

◆企業年金連合会の年金額による支払い回数、支払い月 ◆国民年金基金の年金額による支払い回数、支払い月 年金額 12万円未満 12万円以上 支払回数 毎年1回 毎年6回 支払い月 請求手続きをした月により異なる 2月・4月・6月・8月・10月・12月 年金額 6万円未満 15万円未満6万円以上 15万円以上27万円未満 27万円以上 支払回数 毎年1回 毎年2回 毎年3回 毎年6回 支払い月 誕生月により異なる 6月・12月 4月・8月・12月 8月・10月・12月2月・4月・6月 ※氏名・住所が退職時と違っている場合は、基金 の請求書が送られてこない場合がありますの で、事前に基金や企業年金連合会へ確認してお くことをおすすめします。

●厚生年金基金が代行返上した場合 及び 解散した場合

基金独自で支給する年金を「加算部分」として、報酬比例部分 に上乗せしているところがあります。このうちの報酬比例部分の 年金のみを国に返すことを代行返上といい、報酬比例部分の年金 は日本年金機構から支給されます。 厚生年金基金改正法が25年6月に成立し、財政状況が悪化し ている基金は順次解散もしくは他の企業年金へ移行が促進され ることになりました。平成26年4月以降に解散した場合も、基金 の代行部分は国が支給義務を引き継ぎ、国から支給されます。 (平成26年3月までに解散しているときは企業年金連合会へ) ※中途脱退者の年金 一定の加入期間を満たさず平成26年4月以 降に基金を脱退した中途脱退者については基金 から年金を受け取ります。なお、平成26年3月 以前に脱退した中途脱退者については、企業年 金基金連合会より年金が支払われます。 脱退一時金相当額を連合会に移管した場合 は、連合会から通算企業年金が支払われます。

★厚生年金と共済年金は一元化されました。

(平成 27 年10月)

◆年金一元化後の被保険者の種別と実施機関

◆一元化による主な改正点

◆請求もれの多い基金の手続き

◆ 一元化後の受給イメージと加給年金の停止時期

国民年金基金・厚生年金基金

6

厚生年金+共済年金

5

厚生年金(第3号)(共済年金)168月

老齢基礎年金

(6)

総報酬月額相当額 1/2

支給停止部分 在職老齢年金の 年金月額 公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で 年金を受けられる人が、60歳を過ぎてもお勤めされる場合は、年金月額(年金額(年額)の1/12)と総報酬 月額相当額(月額給料と直近12カ月に支払われた賞与の1/12)に応じて、年金の一部または全部がカットさ れます。これを「在職老齢年金制度」といいます。「在職老齢年金」は、60歳台前半と60歳台後半では支給停 止の方法が異なります。また、年金一元化に伴い停止額が変わる場合もあります。

60歳〜65歳未満の場合

※65歳までは一定の条件があれば「雇用保険の高年齢雇用継続給付」が支給されます。 ※在職老齢年金の目安額、高年齢雇用継続給付目安額はP.11の下部にあります。 年金月額+総報酬月額相当額 支給停止額

28万円 以下

(下図 左 参照) 年金は全額支給されます。

28万円 超

(下図 右 参照) 総報酬月額相当額が46万円以下 (年金月額+総報酬月額相当額(賞与込みの月収)-28万円)×1/228万円を超えた額の半額の年金が支給停止されます。

28万円 超

総報酬月額相当額が 46万円を超えた場合 46万円と年金月額の合計額のうち、28万円を超えた額の半額の年金が支給 停止され、さらに46万円を超えた総報酬月額相当額の増加分だけ年金が支給 停止されます。 (46万円+年金月額-28万円)×1/2+総報酬月額相当額(賞与込みの月収)-46万円

在 職 老 齢 年 金

65歳〜の場合

(老齢基礎年金は全額受給できます。 報酬比例部分が調整されます。) 年金月額+総報酬月額相当額 支給停止額

46万円 以下

(下図 左 参照) 年金は全額支給されます。

46万円 超

(下図 右 参照) (老齢厚生年金の月額+総報酬月額相当額(賞与込みの月収)-46万円)×1/246万円を超えた額の半額の年金が支給停止されます。

★定年退職後も引き続きお勤めされる人に適用される

高 年 齢 雇 用 継 続 給 付

(雇用保険からの給付)

高年齢雇用継続給付は、60歳以降の賃金が60歳到達時時点の賃金の75%未満に低下したときに一定の 要件を満たした60歳以上65歳未満の雇用保険に加入している方に支給されます。ただし、賃金月額が支給 限度額(339,560円)以上の人には支給されません。なお、支給限度額は、毎年8月に見直しがされます。 ◆受給要件 雇用保険の加入期間が5年以上ある被保険者で60歳以降も失業給付を受けずに継続して働かれ る方が対象となります。 ◆支給額は 支給対象月に支払われた賃金額の低下率により、以下のように算定されます。 (1) 低下率が61%未満の場合  支給対象月の賃金額×15% (2)支払われた賃金額が 60歳時点の賃金額の61%以上75%未満の場合 支給率は15%から一定の割合で逓減されます。 (3)支払われた賃金額が 60歳時点の賃金額の75%以上の場合 支給されません。 ※高年齢雇用継続給付金が支給されますと在職老齢年金から最大「標準報酬月額×6%」が支給停止となります。 ※厚生年金に加入しない場合は、高年齢雇用継続給付を受けても減額されません。 受給中は、在職老齢年金がさらに停止となります。( )内は在職老齢年金の停止額 ◆高年齢雇用継続給付の目安額 (60歳から65歳未満、月額) 平成29年4月1日現在 ◆在職老齢年金の目安額(60歳から65歳未満、月額) 8万円 10万円 12万円 16万円 10万円 80,000円 100,000円 120,000円 160,000円 15万円 80,000円 100,000円 120,000円 145,000円 20万円 80,000円 90,000円 100,000円 120,000円 25万円 55,000円 65,000円 75,000円 95,000円 30万円 30,000円 40,000円 50,000円 70,000円 35万円 5,000円 15,000円 25,000円 45,000円 総報酬 月額相当額 年金月額 30万円 40万円 50万円 15万円 (9,000円)22,500円 (9,000円)22,500円 (9,000円)22,500円 20万円 (6,500円)16,300円 (12,000円)30,000円 (12,000円)30,000円 25万円 ー (10,460円)32,700円 (15,600円)37,500円 60歳 以後の給与 60歳時の給与 総報酬月額相当額 年金月額

◆65歳未満

28万円

28

万円

を超えた部分の 1/2が支給停止 支給停止なし (年金は全額支給) 7. 求職中・在職中の厚生年金と失業給付

求職中・在職中の厚生年金と失業給付

7

●標準報酬月額 賃金、給料、俸給、通勤手当等、事業主から受ける報酬を標準報酬月額等級表にあてはめて決定されます。 ●総報酬月額相当額 毎月の賃金(標準報酬月額)+直近1年間の賞与(標準賞与額)を12で割った金額です。 ●標準報酬月額の改定 定 時 決 定:実際の報酬と標準報酬月額との間に差が生じないように、毎年4月・5月・6月の3カ月間の報酬の平均を 算出して新しい標準報酬月額を決定し、その年の9月から翌年8月までの1年間の標準報酬月額とします。 随 時 改 定:固定的賃金に著しい変動があった月以降の継続した3カ月の報酬を基に、4カ月目に標準報酬月額を改定しま す。 また、会社役員の随時改定には、取締役会議事録等が必要になる場合があります。 《参考》会社役員の報酬改定は、一定の要件があるため、税理士等に相談しましょう。 同日得喪制度:60歳以上の方が定年等により退職し再雇用される場合で、再雇用後の賃金に応じた標準報酬月額とする手 続きができます。同日付で社会保険に再加入することによって、その月から標準報酬月額が改定されます。 ※退職時における年金額の改定:退職した日から起算して1カ月を経過した日の属する月から年金額が改定されます。 したがって、月中退職でも月末退職でも翌月から改定されます。 総報酬月額相当額 年金月額 総報酬月額相当額

◆65歳以上

46万円 1/2

46

万円

を超えた部分の 1/2が支給停止 支給停止なし (年金は全額支給) 支給停止部分 在職老齢年金の 年金月額 年金月額 在職老齢年金制度の 適用を受けない場合

(     )

年金月額 在職老齢年金制度の 適用を受けない場合

(     )

(7)

公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

◆失業給付(基本手当)と厚生年金

※年金の請求手続きは、必ず済ませておきましょう。

失 業 給 付( 基 本 手 当 )

老齢厚生年金

老齢厚生年金が受け取れるようになります。 失業給付の受給満了 ▼ 失業給付を受給 ▼ 60歳退職(年金の請求手続き)

支給停止

老齢厚生年金は全額受け取れません。

★定年など退職された方は年金との調整にご注意を

退職後に再就職を希望する方に、仕事が見つかるまで一定期間の生活支援を行うのが「雇用保険の失業給 付(基本手当)」です。退職日以前2年間の雇用保険に加入していた期間のうち、賃金支払いが11日以上 ある月が通算して12カ月以上あれば受給できます。基本手当を受けられるのは離職した日の翌日から原則 として1年間と限られていますので、早めに手続きをすることが肝心です。また、原則として年金と同時に 受け取ることはできません。

失 業 給 付

(雇用保険からの給付)

②事業所の倒産や人員整理などの理由による離職者(特定受給資格者) ◆失業給付(基本手当)の目安額(60歳から65歳未満) 平成29年4月1日現在 退職前の給与 15万円 25万円 35万円 40万円 45万円 50万円 基本手当(1回あたり) 116,000円 138,000円 157,000円 179,000円 201,000円 201,000円 ※4週間ごとに失業の認定を受けてから支給となるため、28日分を1回として算出。 ◆所定給付日数(基本手当を受けることができる最高日数) ①定年退職や自己都合退職などの理由による離職者(一般受給資格者) 被保険者であった期間 1年以上10年未満 10年以上20年未満 20年以上 離職時の年齢に関係なく 90日 120日 150日 1年未満 1年以上5年未満 10年未満5年以上 10年以上20年未満 20年以上 45歳以上60歳未満 90日 180日 240日 270日 330日 60歳以上65歳未満 90日 150日 180日 210日 240日 離職日における年齢 被保険者であった期間 ③65歳以上で離職した場合(高年齢求職者給付金が 一時金として支給) 1年未満 30日分 1年以上~ 50日分 ※平成29年1月より、65歳以降においても雇用保険に加入することとなりました。 なお、雇用保険料は平成31年度まで免除されます。

★年金や退職金の税金について

公的年金は、雑所得として課税の対象になりま す(遺族年金や障害年金など非課税扱いになって いる年金を除く)。ただし、一定の年金額の範囲 内であれば源泉徴収されません(下記参照)。 年金から各種控除を受けるには、毎年10月末に 日本年金機構から送付されてくる「公的年金等の扶 養親族等申告書」を返送する必要があります。返送 しない場合は、年金支給額の10.21%(復興特別所 得税を含める)が源泉徴収されますので、確定申告 で清算します。その際、毎年1月頃に日本年金機構 から送付されてくる「公的年金等の源泉徴収票」を 添付しますので、大切に保管してください。 ※表の年齢区分は、その年の12月31日(年の途中で死亡した場合は死亡時、出国したときは出国時)現在の年齢によるものです。 ◆公的年金等控除額の速算表 ※A:公的年金等の収入金額 65歳未満 65歳以上 公的年金等の収入金額 公的年金控除額 公的年金等の収入金額 公的年金控除額 130万円未満 70万円 330万円未満 120万円 130万円以上 410万円未満 A×25%+ 37.5万円 330万円以上 410万円未満 A×25%+ 37.5万円 410万円以上 770万円未満 A×15%+ 78.5万円 410万円以上 770万円未満 A×15%+ 78.5万円 770万円以上 A× 5%+155.5万円 770万円以上 A× 5%+155.5万円 年 齢 65歳 未 満 65歳 以 上

年 額

1,080,000円

1,580,000円

◆源泉徴収されない年金収入の範囲 ※所得が老齢年金だけの方の場合 公的年金の源泉徴収票と扶養親族等申告書 退職金は老後の生活設計に重要なものであるため、他の所得より課税が優遇されています。 退職金が支給される際に「退職所得の受給に関する申告書」を勤務先に提出すれば、納税は完了しますが、 提出しない場合、一律20.42%の所得税及び復興特別税が引かれますのでご注意ください(確定申告をすれ ば還付されます)。 勤続年数 退職所得控除額

20年以下 40万円×勤続年数(80万円未満のときは80万円)

20年超

70万円×(勤続年数−20年)+800万円

※勤続年数に1年未満の端数があるときは1 年として計算。 ※障害者になったことが原因で退職した場 合は、別に100万円が加算。

課 税 対 象 の 退 職 所 得 金 額

:( 退職金-退職所得控除額 )× 1

2

◆課税の対象となるのは、退職所得控除額を差し引いた額の2分の1 ※平成25年1月1日以降に支払われる勤続年数5年以下の 法人役員等の場合は『退職金−退職所得控除額』 7. 税金 7. 求職中・在職中の厚生年金と失業給付

年金にかかる税金

退職金にかかる税金

税 金

8

❶雇用保険被保険者離職票 1(会社から送付されます) ❷雇用保険被保険者離職票 2(会社から送付されます) ❸個人番号確認書類(いずれか1種類) マイナンバーカード、通知カード、個人番号の記載のある 住民票 ❹身元(実在)確認書類(いずれか1種類) 運転免許証、運転経歴証明書、マイナンバーカードなど(こ れらがない場合は公的医療保険の被保険者証、年金手帳な どのうち、いずれか2種類) ❺写真2枚(最近のもので縦3cm×横 2.5cmの正面上半身) ❻印鑑(認印で可、シャチハタ印不可) ❼本人名義の普通預金通帳またはキャッシュカード ※インターネットバンク、外資系金融機関以外のもの

失業給付

(基本手当)

申し込みに必要となる手続き書類

退 職 ● 退職後2週間程度で会社から「 離職票 」が届く 求 職 ● ● ハローワークに「離職票 」を提出求職の申し込み ●「受給資格者証 」の交付 失業認定 ハローワークの指定した日(原則4週間に1回)に出向いて失業の認定を受ける 受 給 ● 失業の認定から3~5日程度で支給される

基本手当の受給手続き

(イメージ) ●

(8)

公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

【年金額】 

779,300円+ 子の加算

子1人

224,300円

子2人

448,600円

子3人

523,400円

受給者が配偶者と子の場合は、合計額の全額を配偶者が受給。 子だけの場合は、合計額を等分して各子が同額を受給。

【年金額】

夫がもらうことができた老齢基礎年金の4分の3

老齢基礎年金をもらわずに亡くなった場合に支給。 10年以上の婚姻期間があると、妻が60歳から65歳になるまでの 5年間支給。

【年金額】 

保険料納付期間に応じて120,000円~320,000円

老齢基礎年金をもらわずに亡くなった場合に支給。一時金として支給。

●遺族厚生年金の受給要件

①厚生年金の被保険者(現職の会 社員)が死亡したとき ②厚生年金の被保険者であった間 の病気やケガで初診日から5年 以内に死亡したとき ③障害厚生年金1級、2級の年金を 受けている人が死亡したとき ④老齢厚生年金を受給中の人が死 亡したとき ⑤老齢厚生年金をもらう資格のあ る人が死亡したとき 

【年金額】

夫がもらうことができた老齢厚生年金(報酬比例部分)の4分の3

遺族厚生年金は、厚生年金の被 保険者(現職の会社員)、または原 則25年以上の受給資格期間がある 被保険者(会社員)であった人が亡 くなったときに生計を維持されて いた一定の遺族※に支給される年 金です。子どものいない配偶者に も支給され、再婚しない限りは一 生涯支給されます。ただし、夫の 死亡時に30歳未満で子どものいな い妻は、5年間の有期年金です。ま た、一定の要件を満たせば、中高 齢の寡婦加算も支給されます。

●保険料納付要件とは?

死亡日の前日において、死亡した 月の前々月までの被保険者期間のう ち、3分の2以上保険料を納めてい ること等をいいます。 なお、平成38 年4月1日前の死亡については、死 亡月の前々月までの1年間に保険料 滞納期間がなければよいことになっ ています。 国民年金の被保険者が死亡したときや、原則25年以上受給 資格期間がある国民年金の被保険者であった人で、60歳以上 65歳未満で日本に住んでいる人が死亡したときなど、その方 によって生計を維持されていた18歳の年度末までの子がある 配偶者または子に支給されます。

妻の遺族厚生年金に中高齢寡婦加算額が加算される場合

年額 584,500円

※遺族基礎年金を受けている間は 加算されません。

【加算額】

中高齢寡婦加算額

妻が65歳になると中高齢寡婦 加算は、経過的寡婦加算となり、 妻の生年月日によって金額が変 わります(P.17 Q&A参照 )。 ※妻が65歳以降に、はじめて遺族 厚生年金を受け取ることになっ たときも経過的寡婦加算は適用 されます。

① 夫の死亡時40歳以上65歳未満で生計を同じくしている子がいな い妻 ② 遺族厚生年金と遺族基礎年金を受けていた子のある妻(40歳に達 した当時、子がいるため遺族基礎年金を受けていた妻に限る)が、子 が18歳到達年度の末日に達した( 障害のあるときは20歳)ため、 遺族基礎年金を受給できなくなったとき 死 亡 し た 夫 ① 厚生年金加入中に死亡したとき ② 厚生年金加入中に初診日のある病気やケガが原因で、初診日より5 年以内に死亡したとき ③ 障害厚生年金の1級、2級を受けていて死亡したとき ④ 厚生年金に20年以上(40歳から15年〜19年の特例あり)加入し ていて死亡したとき ●中高齢寡婦加算額の受給要件

★未支給年金支給の遺族範囲は3親等内★

《65歳以上の妻 》 《65歳以上の妻 》 《 妻 》 《 夫 》 ●夫の老齢厚生年金の 3/4 を受給する場合の一例 【老齢厚生年金受給時】 受給額 遺族厚生年金額とは、以下㋑ と㋺ の高い方の額となります。 ㋑ 夫の遺族厚生年金(夫の老齢厚生年金の3/4)の額 ㋺ 夫の遺族厚生年金の2/3(夫の老齢厚生年金額の1/2)と、妻自身の老齢厚生年金の1/2の合算額 ●年金は受ける権利がなくなった月分まで支払われます。死亡月 分の年金は、死亡した人と生計を同じくしていた 3 親等以内の 親族(配偶者、子、父母、孫、祖父母、兄弟姉妹、おい・めい、 子の配偶者、おじ・おば、ひ孫、曾祖父母など)に「未支給年金」 として支給されます。 ●生計を同じくする3親等以内に拡大されています。

国民年金から受け取れる遺族給付は3つあります。

遺族基礎年金よりも受給権者の範囲が広く、遺族の生活保障として大変頼りになる制度です。

遺族厚生年金と老齢年金の65歳以降の併給の仕組み

遺 族 基 礎 年 金

遺 族 厚 生 年 金

遺 族 基 礎 年 金

死 亡 一 時 金

①妻(夫)自分自身の老齢厚生年金は全額支給されます。 ②遺族厚生年金額と妻(夫)自身の老齢厚生年金の額を比較して、妻(夫)自身の老齢厚生年金の額の方が 少ない場合は、その差額が遺族厚生年金として支給されます。 【遺族厚生年金額】 【実際に支給される額】 ※妻が在職中により老齢厚生年金の停止がある場合でも、全額受給しているものとして遺族厚生 年金額を計算します。 (ご参考)

遺族厚生年金

死亡した者によって生計を維持されて いた妻・一定の条件を満たした子・孫 55歳以上の夫・父母・祖父母 ※ ※36月以上の納付済月数(含む免除換算月数)が必要 老齢基礎年金 老齢厚生年金 12万円 老齢基礎年金 老齢厚生年金 5万円 老齢基礎年金 遺族厚生年金 9万円 (12万円×3/4) 老齢基礎年金 老齢厚生年金 5万円 遺族厚生年金 4万円

万が一の場合の遺族年金

9

9. 万が一の場合の遺族年金

寡 婦 年 金

※①、②の場合は、保険料納付要件を満 たしていることが必要。 ※④、⑤の場合は、「10年期間短縮年金」 対象者は除きます。

(9)

公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

&

年 金

65歳以降、年金から控除されるものがあるようですが、

税金以外にどのようなものがありますか?

次の控除があります。

10年「期間短縮年金」実施にあたって変更点は?

10年以上25年未満加入の年金「期間短縮年金」と

25年以上加入のこれまでの年金の注意点を教えてください。



介護保険料 65歳以上で年額18万円以上の年金(老齢・障害・遺族)を受けている人の介護保 険料は、年金から特別徴収(天引き)されます(平成12年10月〜)。



国民健康保険料 国民健康保険の加入者全員が65歳以上75歳未満の世帯では、世帯主の年金か ら、国民健康保険料が特別徴収されます。介護保険料と合わせた保険料額が年金 額の2分の1を超える場合は、従来通り納付書で納めます(平成20年10月〜)。



長寿医療保険料 75歳になると、医療保険は、全て後期高齢者医療制度(長寿医療制度)に加入 します。保険料は世帯単位ではなく個人ごとに、原則、年金から特別徴収されま す(平成20年4月〜)。



住民税 老齢または退職の年金は、一定額を超えると住民税の対象となり、65歳以上の 人は年金から特別徴収されます。引き落とされるのは、年金所得から計算した住 民税です。年金以外の所得にかかる住民税は、今まで通り納付書で納めます(平 成21年10月〜)。 ●65歳以上の特例任意加入中の方で、資格期間が10年以上を満たしている場合は平 成29年8月をもって任意加入の資格を失います。なお、保険料を納付できるのは、 平成29年7月分までとなります。保険料を前納している場合は、還付されます。 ●配偶者(夫)に加給年金が加算されている場合は、配偶者(妻)が65歳になった時 点で加給年金が支給されなくなります。 これからは、年金の受給資格がなかった妻(無年金者)が10年に短縮された年金 を受給できるようになると、妻に振替加算が支給されることとなります。また、 妻がカラ期間のみ(P.17の合算対象期間)で10年の資格期間を満たした場合に おいても、振替加算のみの年金を受給することができます。 ●年金受給者が死亡した場合の遺族年金は、従来通り死亡者が25年以上の加入期 間が必要です。今回の期間短縮により老齢年金を受給できても、その者が死亡し た場合は遺族年金は受給できません。 ●期間短縮年金でも寡婦年金は受給できます。 ●障害年金にも、初診日において公的年金加入期間の3分の2以上の納付 (免除期間 を含む )、または直近1年に保険料の未納がないことなどの保険料納付要件があ ります。

合算対象期間を教えてください。

下記の合算対象期間早見表をご参照ください。

経過的寡婦加算の金額を教えてください。

中高齢寡婦加算になると経過的寡婦加算に変わります。(P.15参照)は、妻が65歳 昭36.4 昭37.12 昭55.4 昭57.1 昭61.4 平3.4 ※1:厚生年金保険・船員保険や共済組合加入者の年金制度 ※2:厚生年金保険・船員保険については、昭和36年4月以後に厚生年 金保険・船員保険の被保険者となったり、共済組合の加入員となっ たり、国民年金の保険料納付済期間や保険料免除期間があること。 または昭和61年4月以後に保険料納付済期間や保険料免除期間が ある者で、昭和36年4月前後の期間を合算した期間が1年以上あ ることが条件(共済組合については、昭和36年4月まで引き続いた 期間が対象) ※3:昭和61年 4 月から65歳に達する日の前月までの間に保険料納付 済期間(免除期間を含む)がある人に限る ※4:公的年金(老齢基礎年金、老齢厚生年金、退職共済年金) ※5:国民年金の適用除外とされた昭和36年4月から昭和56年12 月 31日までの20歳以上60歳未満の期間 ※6:昭和36年4月から日本国籍取得した日または永住許可を受けた日 の前日までの20 歳以上60歳未満の期間 ※7:国民年金の任意脱退の承認を受けている 被用者年金制度(※1)加入期間(20歳以上60歳未満の期間) ※2 保険料納付済みなし期間 (第2号被保険者保険料納付済期間期間) 被用者年金制度加入期間(20歳未満 及び60歳以上の期間) 被用者年金制度加入者の被扶養配偶者(20歳以上60歳未満の期間) 保険料納付済強制加入 ま (第3号被保険者 たは 期間 期間) 厚生年金保険脱退手当金受給期間 ※3 老齢(退職)年金(※4)の受給権者 任 意 加 入 その被扶養配偶者(20歳以上60歳未満の期間) 強 制 加 入 老齢(退職)年金の老齢給付受給資格期間満了者 強 制 加 入 その被扶養配偶者(20歳以上60歳未満の期間) 強 制 加 入 被用者年金制度の障害・遺族給付受給権者 強 制 加 入 その被扶養配偶者(遺族給付は除く)(20歳以上60歳未満の期間) 強 制 加 入 学  生(20歳以上60歳未満の期間) 強制加入 国会議員 強 制 加 入 その被扶養配偶者(20歳以上60歳未満の期間) 強 制 加 入 地方議会議員その被扶養配偶者(20歳以上60歳未満の期間) 強制加入 強 制 加 入 日本人の海外在住期間(20歳以上60歳未満の期間) 日本に帰化した人、永住許可を受けた人などの在日期間 ※5 強 制 加 入 日本に帰化した人、永住許可を受けた人などの海外在住期間 ※6 任意脱退した人(20歳以上60歳未満の期間)) ※7 昭36.4 昭37.12 昭55.4 昭57.1 昭61.4 平3.4 制度改正年月→

 

 

 

 

 

 

は合算対象期間 制度改正年月→

Q

A

Q

1

Q

4

Q

5

Q

2

Q

3

A

A

A

A

A

妻の生年月日 加算額 妻の生年月日 加算額 妻の生年月日 加算額 昭 2. 4. 1 以前 584,500円 昭 11.4. 2 ~ 昭 12. 4. 1 361,843円 昭 21.4.2 ~ 昭 22. 4.1 194,850円 昭 2. 4. 2 ~ 昭 3. 4. 1 554,527円 昭 12.4. 2 ~ 昭 13. 4. 1 346,381円 昭 22.4.2 ~ 昭 23. 4.1 175,367円 昭 3. 4. 2 ~ 昭 4. 4. 1 526,774円 昭 13.4. 2 ~ 昭 14. 4. 1 331,754円 昭 23.4.2 ~ 昭 24. 4.1 155,885円 昭 4. 4. 2 ~ 昭 5. 4. 1 501,004円 昭 14.4. 2 ~ 昭 15. 4. 1 317,897円 昭 24.4.2 ~ 昭 25. 4.1 136,402円 昭 5. 4. 2 ~ 昭 6. 4. 1 477,010円 昭 15.4. 2 ~ 昭 16. 4. 1 304,751円 昭 25.4.2 ~ 昭 26. 4.1 116,920円 昭 6. 4. 2 ~ 昭 7. 4. 1 454,617円 昭 16.4. 2 ~ 昭 17. 4. 1 292,262円 昭 26.4.2 ~ 昭 27. 4.1 97,437円 昭 7. 4. 2 ~ 昭 8. 4. 1 433,668円 昭 17.4. 2 ~ 昭 18. 4. 1 272,780円 昭 27.4.2 ~ 昭 28. 4.1 77,956円 昭 8. 4. 2 ~ 昭 9. 4. 1 414,028円 昭 18.4. 2 ~ 昭 19. 4. 1 253,297円 昭 28.4.2 ~ 昭 29. 4.1 58,472円 昭 9. 4. 2 ~ 昭 10. 4.1 395,579円 昭 19.4. 2 ~ 昭 20. 4.1 233,815円 昭 29.4.2 ~ 昭 30. 4.1 38,990円 昭 10.4. 2 ~ 昭 11. 4. 1 378,215円 昭 20.4.2 ~ 昭 21. 4.1 214,332円 昭 30.4.2 ~ 昭 31. 4.1 19,507円

(10)

受給開始年齢の3カ月前

送付スケジュール参照

(P.2)

特別支給の老齢厚生年金

がもらえる方

在職中のため、全額支給停止となる方も、年金請求書が送られて きたら、支給開始年齢で手続きされることをおすすめします。 (送られてくるもの) 緑の封筒

65歳になる3カ月前

国民年金のみの方

厚生年金の加入期間が1年未満の方、 特別支給の老齢厚生年金を未請求の方 ※特別支給の老齢厚生年金を未請求の方 は、65歳前に提出しましょう。 ※国民年金のみに加入、または厚生年金の加 入期間が1年未満の方には、「年金に関す るお知らせ(ハガキ)」が送られてきます。 雇用保険被保険者証 年金証書の一例 厚生年金基金加入証の一例

年金の請求手続きから入金まで

国民年金と厚生年金共通 となる前の国民年金手帳 基礎年金番号通知書 国民年金・厚生年金共通の年金手帳 新規に加入(再発行)した方平成9年1月以降、

年金に関わる主な書類の一例

リーフレット (中身)

受給資格期間が短縮

(10 年以上)

されて老齢年金がもらえる方

※受給資格期間が10 年に短縮され,平成29 年 8 月から年金を受け取れる可能性のあ る方に送られてきます。 10年短縮用の 黄色い封筒

年金請求書

(ハガキ形式)

加給年金額等対象者有り

加給年金額等対象者無し 監 修  特定社会保険労務士 安田順子 (西川労務管理事務所) 発 行  株式会社ビスタ 〒169-0051東京都新宿区西早稲田3-6-14- 408 電話 03(6907)2503/FAX 03(6907)2504

ホームページ:http://www.vista1.co.jp/  Eメール:4951@vista1. co.jp

※本書に関するお問い合わせは、(株)ビスタまで必ずご郵送、FAXまたはEメールにてお送りください。 お電話でのご質問、個別のご相談にはお答えできません。 ※日本年金機構から「年金請求書」が送られてこない場合や、国民年金を繰上げて請求されるときなどは、 年金事務所に備え付けの「年金請求書」で手続きを行うことになります。

65歳になる誕生月の初め頃

特別支給の老齢厚生年金を

受給している方

※転居などで、日本年金機構で管理してい る住所と違う場合、書類が届かないこと がありますので、最寄りの年金事務所に お問い合わせください。

65歳時には「年金請求書」

(ハガキ)の提出が必要です。

「年金請求書」(ハガキ)を提出しないままでいると、 年金の支払いが一時止まります。 60歳から報酬比例部分の年金を受給している方が、 65歳以降も引き続き年金を受ける場合は、 「年金請求書」(ハガキ)の繰下げ欄に○印をしないで提出します。 ※請求年齢となる誕生日の前日から受け付けしてくれます。 (送られてくるもの)

〜請求手続きに関する案内が送られてきます〜

最寄りの年金事務所、または街角の年金相談センターで請求手続きを行います。

年金の請求手続きなど、

城北信用金庫

がお手伝いいたします。

手続きから1〜2ヵ月すると、

「年金証書・年金決定通知書」が送られてきます。

さらに1〜2ヵ月すると「年金振込通知書」が送られ、初回分の年金が指定口座に入金されます。

65歳到達時の注意点

厚生年金を受給している方

年金のお受け取りと退職後の諸手続き

年金ハンドブック

2017 年7月18 日発行 公 的 年 金 制 度 の 動 向 年 金 の 受 給 期 間 国 民 年 金 厚 生 年 金 厚 生 年 金 + 共 済 年 金 国 民 年 金 基 金 厚 生 年 金 基 金 休 職 中 ・ 在 職 中 の 厚 生 年 金 と 失 業 給 付 税 金 万 が 一 の 場 合 の 遺 族 年 金 年 金 Q & A 年 金 の 請 求 手 続 き か ら 入 金 ま で

(11)

無料ねんきん相談受付中

年金記録の調査から請求手続きまで お手伝いさせてください。 【北区】 王子営業部 ☎03-3913-1151 東京都北区豊島 1-10-10 王子営業部 王子銀座出張所 ☎03-3913-1191 東京都北区王子 1-13-12 王子営業部 王子本町出張所 ☎03-3909-1141 東京都北区王子本町 2-26-1 王子営業部 豊島中央通り出張所 ☎03-3912-1131 東京都北区豊島 3-17-11 赤羽支店 ☎03-3902-1151 東京都北区赤羽 2-1-9 赤羽西口支店 ☎03-5993-1251 東京都北区赤羽西 1-40-5 赤羽西口支店 桐ヶ丘出張所 ☎03-3909-1181 東京都北区桐ヶ丘 1-2-E36-101 赤羽西口支店 西が丘出張所 ☎03-3907-6611 東京都北区西が丘 1-5-4 浮間支店 ☎03-3965-1151 東京都北区浮間 3-18-6 尾久駅前支店 ☎03-3894- 4141 東京都北区昭和町 2-8-1 梶原支店 ☎03-3914-5611 東京都北区堀船 3-31-9 駒込支店 ☎03-3940-1151 東京都北区中里 2-21-3 駒込支店 滝野川出張所 ☎03-3910-1101 東京都北区滝野川 1-40-4 十条支店 ☎03-3907-1151 東京都北区十条仲原 3-13-1 東十条支店 ☎03-3927-1161 東京都北区東十条 3-15-13 【荒川区】 本店営業部 ☎03-3891-2111 東京都荒川区荒川 3-79-7 尾久中央支店 ☎03-3893-8121 東京都荒川区西尾久 3-8-1 日暮里駅前支店 ☎03-3803-5121 東京都荒川区東日暮里 5-51-10 日暮里中央支店 ☎03-3891-4121 東京都荒川区東日暮里 6-6-4 東尾久支店 ☎03-3895-3711 東京都荒川区東尾久 2-37-18 町屋支店 ☎03-3892-8101 東京都荒川区町屋 1-3-9 町屋支店 三丁目出張所 ☎03-3809-3481 東京都荒川区町屋 3-18-18 南千住支店 ☎03-3802-1111 東京都荒川区南千住 5-40-16 南千住支店 汐入出張所 ☎03-3807-1181 東京都荒川区南千住 8-6-4 【板橋区】 赤塚支店 ☎03-3938-1151 東京都板橋区赤塚 7-18-14 上板橋支店 ☎03-3933-5111 東京都板橋区上板橋 1-19-20 志村支店 ☎03-3960-7181 東京都板橋区坂下 2-16-8 常盤台支店 ☎03-3956-1151 東京都板橋区南常盤台 1-22-5 【大田区】 大岡山支店 ☎03-3724-1191 東京都大田区北千束 1-61-2 【江東区】 深川支店 ☎03-3641-7151 東京都江東区門前仲町 1-13-9 【新宿区】 落合支店 ☎03-3954-1151 東京都新宿区西落合 3-1-5 北新宿支店 ☎03-3371-1271 東京都新宿区北新宿 1-8-18 【練馬区】 上石神井支店 ☎03-3929-2131 東京都練馬区上石神井 4-1-12 平和台支店 ☎03-3933-1121 東京都練馬区早宮 2-17-43 谷原支店 ☎03-3904-1151 東京都練馬区谷原 2-5-6 【文京区】 動坂支店 ☎03-3821-8161 東京都文京区千駄木 3-24-10 【川口市】 朝日町支店 ☎048-224-1121 埼玉県川口市朝日 6-7-1 川口支店 ☎048-251-1151 埼玉県川口市西青木 1-14-6 東川口支店 ☎048-294-1151 埼玉県川口市戸塚東 2-1-27 前川支店 ☎048-269-1151 埼玉県川口市前川 1-15-5 峯新堀支店 ☎048-296-2111 埼玉県川口市峯 579-6 峯新堀支店安行出張所 ☎048-294-2261 埼玉県川口市安行北谷 549-1 蕨支店 芝出張所 ☎048-261-3311 埼玉県川口市芝樋ノ爪 1-7-48 【越谷市】 蒲生支店 ☎048-989-5611 埼玉県越谷市蒲生 3-6-41 越谷支店 ☎048-965-1661 埼玉県越谷市赤山町 2-25-5 東越谷支店 ☎048-966-2381 埼玉県越谷市東越谷 3-12-2 【さいたま市】 大宮支店 ☎048-652-1151 埼玉県さいたま市大宮区大成町 2-281 北浦和支店 ☎048-831-1161 埼玉県さいたま市浦和区領家 6-18-13 太田窪支店 ☎048-885-1111 埼玉県さいたま市緑区太田窪 3-17-26 西堀支店 ☎048-855-1151 埼玉県さいたま市桜区西堀 9-26-17 【草加市】 清門町支店 ☎048-944-3361 埼玉県草加市清門 2-4-2 草加支店 ☎048-925-9111 埼玉県草加市氷川町 850-6 草加新田支店 ☎048-936-1221 埼玉県草加市八幡町 942 東草加支店 ☎048-931-8661 埼玉県草加市弁天 6-1-20 谷塚支店 ☎048-924-9821 埼玉県草加市谷塚 1-3-16 【戸田市】 戸田支店 ☎048-445-1151 埼玉県戸田市氷川町 2-1-29 東戸田支店 ☎048-441-1121 埼玉県戸田市中町 2-14-23 【八潮市】 南八潮支店 ☎048-997-2311 埼玉県八潮市大瀬 6-8-22 八潮支店 ☎048-997-0211 埼玉県八潮市中央 4-7-9 【吉川市】 吉川支店 ☎048-981-2511 埼玉県吉川市栄町 1438-2 【蕨市】 蕨支店 ☎048-431-3111 埼玉県蕨市中央 2-1-3 【松伏町】 松伏支店 ☎048-992-1991 埼玉県北葛飾郡松伏町松伏 2048-1 【松戸市】 みのり台支店 ☎047-368-1151 【足立区】 足立支店 ☎03-3881-1141 東京都足立区千住中居町 17-18 綾瀬北支店 ☎03-3605-1151 東京都足立区綾瀬 5-21-9 綾瀬南支店 ☎03-3603-3371 東京都足立区綾瀬 2-3-14 入谷舎人支店 ☎03-3857-2101 東京都足立区入谷 2-22-12 梅島支店 ☎03-3887-8811 東京都足立区梅島 3-43-16 新田支店 ☎03-3912-1161 東京都足立区新田 2-11-23 西新井支店 ☎03-3854-1151 東京都足立区西新井 5-2-6 西新井支店 北足立市場出張所 ☎03-3857-7186 東京都足立区入谷 6-3-1 西新井本町支店 ☎03-3896-4141 東京都足立区西新井本町 2-31-7 花畑支店 ☎03-5242-2001 東京都足立区花畑 1-5-5 花畑支店神明出張所 ☎03-5616-3631 東京都足立区神明 3-1-14 一ツ家支店 ☎03-3860-1121 東京都足立区一ツ家 3-7-12 宮城支店 ☎03-3927-1251 東京都足立区宮城 1-28-1 【葛飾区】 青戸支店 ☎03-3690-5121 東京都葛飾区青戸 5-1-4 葛飾支店 ☎03-3697-6231 東京都葛飾区東新小岩 7-7-1 白鳥支店 ☎03-3603-1151 東京都葛飾区白鳥 4-4-8 白鳥支店 お花茶屋出張所 ☎03-3602-9481 東京都葛飾区お花茶屋 1-17-8 高砂支店 ☎03-3600-5141 東京都葛飾区高砂 5-38-9 堀切支店 ☎03-3697-7831 東京都葛飾区堀切 3-25-10 【墨田区】 吾嬬町支店 ☎03-3613-1501 東京都墨田区八広 3-37-3 墨田支店 ☎03-3612-2118 東京都墨田区八広 4-3-4 【台東区】 浅草橋支店 ☎03-3862-1311 東京都台東区浅草橋 5-1-1 上野支店 ☎03-3831-0261 東京都台東区台東 4-9-3 台東支店 ☎03-3876-3151 東京都台東区入谷 1-3-2 東浅草支店 ☎03-3872-6165 東京都台東区東浅草 1-8-12 【中央区】 中央支店 ☎03-3543-0551 東京都中央区築地 3-16-11 築地市場支店 ☎03-3541-8843 東京都中央区築地 5-2-1 日本橋支店 ☎03-3663-1791 東京都中央区東日本橋 3-7-16 【千代田区】 神田支店 ☎03-3256-1911 東京都千代田区内神田 2-11-6 【豊島区】 巣鴨支店 ☎03-3915-1151 東京都豊島区西巣鴨 1-12-1 長崎支店 ☎03-3974-5811 東京都豊島区長崎 4-5-7 東池袋支店 ☎03-3989-1501 東京都豊島区東池袋 5-24-10

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参照

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