会議の概要
1 会議名 第2回松本市特別職報酬等審議会
2 開催日時 平成23年9月16日(金)午後1時~2時40分
3 開催場所 松本市役所 本庁舎3階 第一応接室
4 出席委員 委員10名(欠席者なし)
井上委員、内川委員、大久保委員、太田委員、木内委員
黒田委員、小林委員、高山委員、中原委員、三代澤委員
5 傍聴者数 6名
6 議題及び結果の概要
(1) 前回の審議内容の確認
(2) 追加資料の説明
(3) 審議
(会長) それでは、本日の審議に入りたいと思う。本日の会議は、報酬等の額について、据
置きか減額かなど、一定の結論を出し、答申の方向性を決定し、答申の内容について
も決定することになっているので、よろしくお願いしたい。前回、市長等の給料の額、
議員報酬の額、政務調査費の額と項目を分けて、ご意見をいただいた。前回、事務局
に意見をまとめておくようお願いをした資料を配付するので、それを参考に意見をい
ただきたい。
(委員) 財政の状況がどうかということは、この問題を考える上での非常に重要なことだと
考えている。財政は健全であるというような意見が整理されているが、先程、議事録
でも確認したように、事務局からも松本市の財政状況は、中の上であるというような
説明があって、それを元に議論が進められたかと思う。頂いた前回の資料をもう一度、
見たところ、中の上という評価は、甘いのではないかというような感じがする。財政
力指数は、高いほど良いが、松本市は同規模平均より低い。公債費比率は、同規模平
均よりも高い。経常収支比率は比較的良いが、元々、水準自体が、財政構造の弾力化
が失われるというレベルを超えているような状況で、財政が健全であるとか、中の上
であるというような評価をして良いのか。或いは、それを元にこの報酬の審議をして
良いのか、ということについては、若干疑義があるので、事務局から中の上であると
いう根拠について、もう少し具体的な説明をいただきたい。
(事務局) 前回説明した中で松本市の財政状況については、中の上という報告を受けてい
回資料の10ページで松本市の財政状況、資料の11、12ページで人口同規模都市
の中での財政状況について説明をした。この最後で、全国の中で松本市は中の上とい
う報告を受けているという説明をしたが、手持ちの資料からは、中の上というのはど
うなのか、ということかと思う。今、配付した資料は、松本市の財政状況をまとめた
ものである。これは、平成21年度決算状況によってまとめたもので、前回配付した
資料の元になっているものである。平成22年度については、現在、決算をまとめて
いるところで、全国の数字はまだ出ていないので、平成22年度の資料は、まだでき
ていない。パンフレットでは、経常収支比率、財政指数等について、分かりやすい形
で表にまとめてある。最後6ページになるが、ここに他都市との比較がある。この中
で県下19市及び他都市の中で松本市がどうなのかということをまとめてある。表で
それぞれ松本市の順位が示されている。この表の下に、県内や全国の市の財政状況を
比べると、現状で、松本市は中の上に位置していると示されている。しかし、トップ
レベルではないので、「今後、決して楽観はできません」ということでまとまっている。
財政の方から中の上ということで資料を得ていたので、前回資料の中では、説明させ
ていただいた。
(委員) 全国の順位だと確かにこうだが、規模平均の数字では、財政力指数は0.731
で、規模平均の0.931よりは、だいぶ低い。高い程良好なので、平均より低く良
くない。それから公債費比率は、13.7%で、低いほうが良好だが、規模平均の1
1.7よりは高く良くない。経常収支比率は、全国との比較では良いが、そもそも8
0%を超えるということ自体があまり良くないという評価だから、まだましという評価。
そうなると、順位との関係がどうなっているのかよく分からないが、比率で見る限り、
中の上でまあまあ良い、という評価は難しい。私の数字に関する理解に誤りがあれば、
ご指摘をいただきたい。
(委員) 資料は平成21年度のものだが、平成22年度は波田町と合併し、報道では波田
病院も独立採算でやっていくのか検討中ということで、その審議会を設けられている
と思う。そういう意味では、平成21年度の決算と平成22年度の財政がどうだった
かということ。波田合併ということはとても大きなことなので、その中でどう考える
かということが重要。それから、平成20年度報酬審議会の答申の中に、市長及び副
市長の給料の額について、「一方で、松本市の法人税収の落込み、経常収支比率などの
指標に見受けられる先行きの不透明さを考慮すると」ということが書かれている。法
人税の落ち込みがどうだったのか、それから、経常収支比率などの指標が、3年間で
どうだったのかも重要。
(委員) 資料では、県内の他都市に比べれば上位である。全国786の市の中でも上位であ
る。しかし、一番、我々にとって比較対象になるのは、前回の資料にあった同規模の
市に比べてどうかということがポイントになるのではないか。そういう意味では、割
と都合の良い数字は、このパンフレットにはまとめてあるが、フェアに申しあげて、
順位が低いものについては取り上げていない。総合的には、中よりも良いものもあれ
うかなぁと思う。真ん中より良いですよと言われるとちょっと甘いのではないかなと
いうのが、両方見た限りでの考え方。
(委員) 特に法人税の方は、全国大きく落ち込んでいるという傾向がある。平成22年度よ
り平成23年度は、まだ落ちるのではないかという、予測はされている。そういうこ
とを踏まえれば、これからは、松本市も厳しいというのは、言ってもいいのではない
か。
(会長) 前回の第1回目の時は、皆さん初めてで、詳しいところへ踏み込めなかったが、こ
ういう活発な意見交換をしてくると、中の上という考え方が、変わってきていると思
う。
(委員) 平成20年度の答申が出た以降、市長や議員の報酬について、市民の方から陳情だ
とか請願だとかはあったのか。
(会長) 今の話について、議員報酬は、他と比べて決して安くはない。だいぶ減額という話
まで、はっきりした言葉が聞こえている。ただ、議員だけという問題なのか、市長、
副市長、議長、副議長、それから議員と。どこら辺のことを言っているのか、全体的
には分からない。ただ、一般的に言うと、こういう時期であり、例えば、今は若い人
たちも非正規社員というのが多く、新聞などにも載っている。正規の社員ではなくて
勤めているということを考えると、給料も若い人たちは非常に少ない状況で我慢させ
られているという状況がある。その時に、議員の方々の報酬は妥当かどうかと、そう
いったことも、市民の声としては、聞いている。
(事務局) 議会では、一般質問等で、議員の報酬、或いは市長の給料の半減という質問があ
った。また、それぞれの家庭に配られた選挙公報に、そういう意見と議員報酬25%
減という意見も掲載されていた。
(委員) 市民から請願などないか。
(事務局) 町会連合会だとか、そういったところから陳情書は出ていない。
(会長) 町会連合会では、議員報酬をカットした方がいいという話はある。そういった話を
委員の皆さんにしてほしいという話だった。
(委員) 関連だが、市長、副市長の働きはよく分かると。だが、教育長というのは、大抵、
校長先生がなることが多く、退職金をもらった方が教育長になり、そして、仕事とい
うのが市民に対して見えにくい。教育長は何の仕事をしているのか、退職金もつくの
か、ということを言われた。
(会長) 教育長は、諮問事項にはない。
(事務局) 先程、他に請願があるかと言われたが、平成22年12月議会に市議会議員の報
酬の減額に関する請願が出ていた。
(会長) この件に関して、結論的なものはでていないか。
(事務局) 不採択だった。
(委員) どういう請願なのか。
(委員) 請願の趣旨は。
事項。
(会長) そういった経過もあるようだ。
(委員) 法人税の落込み、固定資産税、都市計画税の落込みがあるが、おひさま効果とい
うかで、かろうじてもっている。だが、まだ先が見えない状況である。市民が自ら選
んだ議員31人の方々が、自ら自分たちの報酬を抑えるなり、減額をすることが、民
主党がやろうとしている公務員の給与カット8%~20%ということにつながってい
く。私達も苦労を示すようなことをしていかないといけない。厳しい言い方かもしれ
ないが、大会社を抱えていて、24万の市民で堪えられるか。厳しい現状である。納
税者である市民の方々が納める税金で、これで回っていくかということが、これから
の問題である。
(委員) 具体的な報酬をどうするかということに関しては、年収ベースということで資料も
出していただいた。今の状況について月額いくらということだけでは、実態がわから
ない。資料を元に、年収でどうなのかとうことで考えた方がいいというのが一点。議
員の問題も見方が変わってくる。議員の場合は退職金がなく、年収ベースで比較する
と、市長に比べればだいぶ少なく見える。月額ベースだけで見ると議員も高いと思う
が、年収で見ると見方が変わってくるというのが一点。政務調査費については、もっ
と引き上げるべきという意見もある。政務調査費だけで見るとそういう意見もあるが、
議員の報酬と政務調査費を一体で、その総額で考えれば、その割り振りの問題である。
私の意見としては、議員報酬を引き下げて、その分を政務調査費に移管するとか、地
域主権等の流れの中で、議員の提案能力を高めていくために、そういう問題を提起し
て、議員自身も、がんばる部分は政務調査費で手当される、いらないという議員は手
当されないという仕組みを考えることが大切。できれば、年収ベース、退職金まで含
めたベースで見て、議員、市長のバランスを考えてみる。議員については、政務調査
費を含めて考える。政務調査費単独では見ない。どちらがいいのかと聞けば、たぶん、
報酬の方が、自由度があっていい、政務調査費ではなく報酬でというようなことにな
るかもしれないが、政策の方が大切というような、仕組みを考えることが我々の役割
だと思う。そういう視点で考えていかないと、今の社会情勢にあった、議論ができな
いのではないかと考える。
(会長) 市長以外にも年収ベースでということで資料が必要か。
(委員) 細かい数字ということでなくて、仕組みは前回で理解している。市長については、
前回、退職金の話もあったので、退職金4年分を1年当たりに換算して、実質年収ベ
ースでどのくらいというように考えた方がよいのではないか。それによって、感じ方
が違う。退職金も、市役所に入って部長になった人の退職金と、市長を4年間やった
退職金とがどう違うかということもあるが、市長の退職金は、サラリーマンの退職金
と意味合いが違っている。4年毎もらうものだから、実質、給料の後払い的な感じで、
600万円位が実質年収になるので、それを合わせれば、2,350万円位というの
が市長の年収になると思う。それを前提に、いいかどうかを議論すべきで、私として
全体がよくわかるのではないか。
(委員) 人事院勧告というのは、国家公務員の枠組みで決めたもので、民間の感覚には合わ
ない部分がある。今の景気状況を見ると、決して良くない。就職できない人が多いと
いう、社会的状況があるいうことを考えていかないといけない。他都市との行政同士
の比較ではなくて、民間からみた視点でもう一回考えて、上げるのか、据え置くのか、
下げるのか、3つしかない。他都市との比較ではなく、今の状況を見て決める方がよ
い。
(委員) 人事院勧告は国家公務員レベルでの話ではあるが、全国的に見た、一つの考え方を
提示している。ただ、それをもって適用しなければいけないということではなく、そ
れは、地方自治体の状況で変わってくる。現状から言えば、上がる理由はない、強く
下げる理由もない。民間の状況からいくと、下げてもいい位の水準の高さはある。仕
事の内容から言うと強くは言えない。ただ、政務調査費については、一方で返還され
ている、そういうことであるならば、元々足りないということではない。そういうこ
とを鑑みて一律減らす。若しくは報酬を減らしていく。ということは考えられる。議
員が減って、一人ひとり役割分担が増した等を考慮すると、強く下げるということで
はない。
(会長) 今の意見が平均的な考え方かと思う。議員の定数は31人に減っているが、本来は、
28人という定数の問題も提起されていた。それが31人になっているということは、
若干余裕もあるのか。議員が28人まで減れば財政的な面で加味できるかと思う。
(委員) 民間感覚、市民感覚としてどうなのかというところになると、経済の状況の中で、
上げるという方向でないことは間違いない。財政そのものが、これから悪化していく
のではないか。今回の震災の補正も基金を崩して対応しているということもある。我々
の感覚からすると、若い人達も就職できないような、厳しい状況で、行政の長、特別
職としての姿勢を示すべき、そういうような報酬体系にすべきである。議員について
は、本来、議員定数の削減の努力をするのが先である。
(委員) 何を基準にというのは難しい。民間という一つの視点で物事を考えるとすると上げ
るというのはない。どこの業態を見ても民間は厳しい。ただ、それをすべて、特別職
に当てはめてしまっていいものかという思いもある。上げる必要はないと言える。
(委員) 市長、副市長について言うと本当は上げたいが、上げられないのが、現状である。
仕事が増えている現状で、そのままで頑張っていただくしかないと思う。民間でも、
厳しいから給料を下げるというのは、大変なことで、下げないと思う。例え下げても
効果があるとは思わない。議員に関しては、仕事をしていただけるということであれ
ば、下げる必要がない。そこが見えてこない。一生懸命やっている方は報酬も、政務
調査費も足りないかもしれない。一生懸命やらなくても済んでしまうかもしれない、
ということが問題。政務調査費は余れば、次の年は総額で調整してもいいのではと思
う。
(委員) 下げるということが、市長の仕事を認めていないということではない。一般的に報
取られる。本人に対して失礼な気がする。前々回は、市長から減額したいという申し
出があったと聞いた。今回も市長、議員からこれ位下げるということを言ってもらう
といいのでは。
(委員) 前々回も、議員は、モチベーションが下がるから、3%位下げるのだったら、一生
懸命働いてもらった方がいい。その分、議員の定数を減らす。例えば、1割減らせば、
1割カットと一緒。そういうことで答申したはずが、市域が広がったところで31人
になった。条件付きにしても、なかなか、28人にはならない。下げるというのは言
いにくい部分もある。4年に一回の付託を受けてくるというのは、ものすごいエネル
ギーだから、議員定数を減らすというのを条件に、下げないということもある。人数
を減らして、中身の濃い仕事をしてもらった方がいい。選挙という厳しい状況を経て
きた議員に対して、報酬を減らすというのはいかがか。前提としては、まだ、議員定
数は減らしてもいいと思う。
(会長) 議員が1人減ると、4年間で3,300万位。財政の面からいくとそういうことも
考えなくてはいけない。
(委員) 市長の退職金が気になる。民間の決め方は企業の力があるから、なんとも言えない。
一般市民からすると、県知事の退職金もすごいと思った。
(会長) 退職金の制度というのは、決まりがあるのか。
(事務局) 特別職の退職手当の条例がある。議会の議決を経て決まることにはなっている。
市長の退職金は100分の50、他都市のことを言ってもいけないが、県内他市の状
況を見ると同じ位である。知事は100分の65。市長よりは高い。
(委員) 民間は給料を下げなくても、賞与を下げるとかで年収を下げる。退職金はそんなに
は変えられない。業績に連動させて年収を調整している。公務員は、民間と同じよう
にする必要はないと思う。民間とは違うので。公務員はもう少し安定的でいい。リー
マンショックでどんと下がったから期末手当を下げるとかそういう必要はない。ある
意味では安定的でいいけれども、ハイリスク、ハイリターン、ローリスク、ローリタ
ーンという原則があって、安定しているが、トータルで見れば少ないというところで
あれば、それでいいのかと思う。方向感として既に出ているように大枠はこれでいい。
下げるとしもほんのわずかだけ。下げるという方向感を示すかどうかということで、
それについては、なかなか根拠となるものが難しい。人事院勧告の方向性といったよ
うなもの、場合によっては、その幅を参考にして改定することしか現実にはないと思
う。下げるということは、市長の業績を評価していないのかと問われ兼ねないので、
業績は評価しているが世間の情勢を勘案すると、人事院勧告は下げられているし、そ
の位下げますと言うのなら市長に傷は付かない。そういうことを考えるかどうかとい
うことに、意見を集約していった方がいいと思う。月額で調整することで、退職手当
まですべてに影響する。月額給料を仮に1万円下げれば、年収は20万円以上下がる。
4千円位下げれば、年収ベースで10万円位下がるという計算になる。全部年収に影
響してくるわけなので、それを前提に給料を考えるということではないか。それが全
に絞り込んで議論を進めていった方がいいのではないか。
(会長) 個別に意見をまとめいった方がよい。まず、市長、副市長の給料でどっちの方向に
いくかで絞り込みたい。平成16年から平成22年までの累積で0.42という部分
の説明を頂きたい。
(事務局) 前回説明したが、平成15年に改定した後の、人事院勧告の累積でいくと0.4
2%下がっているという話をした。ただ、人事院勧告の累積は、平成15年に市長が
5%下げるに至った平成9年からの累積で見ると5%に達していない。
(委員) 平成21年、平成22年の引き下げ幅を利用すればいい。
(事務局) 前回配付した資料に0.42とあるのは、平成16年に改定してからの累積数字。
(委員) 今回は、平成20年の報酬審議会以降でどうかという方が合理的だと私は思う。
(委員) 増やすというのは、あり得ない。据え置きというのも審議会としていかがなものか
っていう感じはしている。仕事をするモチベーションからすると、据え置くのがいい
が、流れからいったら少しの減額は仕方ない。
(会長) 上げることは間違いなくないということで、据え置くか以外に、根拠をどこにおく
か。
(委員) 一つの考え方として、過去のものは終わりにして、平成20年以降の社会情勢、人
事院勧告を参考にしてみたらどうか。
(委員) 県内企業のベアがどうか、ボーナスの支給率がどうかということを見ながらやった
というのが人事院勧告なので、公式なものをベースにすることになるのではないか。
トータルで見て若干下げるという方向感を出していくのが、皆さんの意見を聞いた中
での一つの考え。据え置くか、下げるか、個人的には迷っているが、幅は少しでも、
民間の状況を顧みて、我々も市民の代表としてここで審議しているので、そういう付
託に答える意識が大事。
(会長) 前回の答申から、0.42は下がっている。国家公務員は、一昨年は0.22、昨
年は0.19下げている。皆さんの意見は減額の方で決まったということでいいか。
わずかでも減額。今年度の人事院勧告はまだか。
(事務局) まだ出ていない。
(委員) 毎年、改定していくのはどうか。複数年継続しているから、そういう方向で、どれ
くらいという考え方をしないといけない。必ずしも人事院勧告が下がったから下げる
ということではない。
(委員) 以前の人事院勧告の改定を見ても、ストレートに幅を改定してということではなく、
それをベースに上げる時には、民間の状況も勘案しながら上乗せして改定してきてい
るという状況がある。厳密に対応させるということではなく、社会の情勢などを勘案
した時に、その数字がどうかってこと。参考にしたということではないか。
(会長) 今日は、結論と言っても数字的な結論は出てこないと思う。こちらである程度の根
拠的なものを出しながら、事務局の方で出せるか。
(委員) 平成20年度以降の人事院勧告の累積でという意見が出たが、平成21年と平成2
321円の減額となる。通常は公務員の給料は100円単位が基本になっている。ま
た、100円未満は切り捨てなので、4,300円。
(会長) 市長の給料は平成16年以降、据え置きということか。
(事務局) 期末手当は人事院勧告に応じて連動するので、去年も今年も下がっている。
(委員) 市のリーダーということを考えると、市長の給料が減らないまま、職員が減ってい
るということはどうか。そういうことを考えてもいいのではないか。
(会長) 根拠は、平成21年、平成22年が0.41ということでいいか。
(委員) 私はそれで下げるのが一番いいのではないかと思う。
(会長) 市長はこれでいくか決めたい。
(会長) 結構、大きいという感じは受ける。
(委員) 大きいとは私は思わない。1%未満、或いは、四捨五入して1%に満たなければ、
変更しなくてもいいという考えもある。ここでの議論は、額は小さいけれども、方向
感を示すべきだということで、人事院勧告を参考にしたらという議論になってきた。
4,000円は大きな引き下げではないと私は思う。答申の仕方だが、幅が小さいこ
ともあるので、0.41%という形で必ずしも出さなくても、民間のこういう風な状
況を勘案すると、人事院勧告を元に引き下げを行うのが適当だとか。そういうように
市当局で検討してもらうというような答申の出し方もあると思う。
(会長) 答申はそれでいいのか。金額が必要では。
(委員) 金額を出してもそのとおりやるとは限らないのでは。「それを元に議会で決める」
という話であった。
(会長) こちらで決めた答申に基づいて、議会で決めるということなので、議会は何を根拠
にということになる。従って、答申がこちらから出たからということで、決められる
と思う。
(事務局) 今後の流れについては、引き下げということになれば、答申をすることになる。
今までは、額を示し、そのまま、議会の方で提案をしていくというのが通例。議会に
条例を提出するというのは市長の権限だが、議会が審議会の答申を無視して、違うこ
とをするということはめったにない。
(委員) 少ないから1%にするという問題ではない。据え置くというのもおかしい。
(委員) 収れんしてきていると思う。0.41という数字をそのまま出すのか。例えば、1
05万4千を105万ということで下げるのか。
(会長) 根拠はこれに基づいて、そんな形でいいか。そのような結論になりつつあるが。
(委員) きちっとやった方がいい。帳尻あわせのようなことはいけない。4,300円なら、
104万9千700円にするということ。
(会長) 根拠になる0.41%で減額改定する。答申の書き方は、百円単位でいいのか。
(事務局) 前回の資料を見れば、千円単位になっている。
(会長) そうなると、市長は105万円で、4,000円の減額となる。根拠は人事院勧告
によるということで説明できる。市長、副市長は同じ減額率でいいのか。副市長は3,
(事務局) 3,546円なので、3,000円。
(会長) 副市長については86万2千円となる。続いて、議員報酬に移る。議長、副議長に
ついてはどうか。
(委員) 市長と一緒にという言い方はできる。
(会長) 一律、特別職には0.41を掛けていく。概ね2千円くらい。
(事務局) 過去の経過を見ると、市長と同じ率で改定しているケースがある。そうでなけれ
ばいけないということではない。0.41を掛けて、千円未満を切り捨てている。率
を見るとばらつきがあるが、それは端数を切っているため。
(会長) 議長、副議長、議員は、一律でどうなるか。
(事務局) 0.41ということであると、議長は63万4千円が現行の報酬で、△2,59
9円で、端数を切って、2千円。結果63万2千円。副議長は56万8千円が現行の
額、△2,328円。端数を切って、2千円。結果56万6千円。議員は現行51万
円、△2,091円。端数を切って、2千円。結果50万8千円。
(会長) 金額が出た。今の経済状況を見て、減額ということで今回このような答申としたい。
次に政務調査費について決めたい。政務調査費について、事務局で説明いただきたい。
(事務局) 25万円を決めた根拠について話したい。平成13年の4月から25万円になっ
た。それまでは、月1万円の12万円であった。それにプラスして、会派の方が独自
のテーマをもって、行政視察をしていた。その旅費が13万5千円位。13万円を合
算して25万円ということなった。その時点で大きく膨らんだわけではない。調査研
究、資料作成、そういったことに使う目的で、25万円を決めさせてもらった。議会
の方からもう少し、他市に比べて少ないのではないかとう話もあったが、平成13年
以降見直されていないので、そのままという状況である。
(会長) 政務調査費が25万円の根拠はわかったが、会派によってはその額を使わないとこ
ろもあるようだ。それ以上に使っているところもある。政務調査費は使わなければ、
返すということになるので、その点についてはどうでか。
(委員) 先程から、定数のことが出ているが、大きな松本市になって、31人の議員になっ
たばかりで、新しく議員になった方もいる。新しい体制になって、9月議会でどうい
う松本市にするのかやっている最中なので、個人的にはもう少し上げて、しっかりや
っていただきたい気もするが判断材料がない。今回はこのままで、次の審議会の中で
考えていただければいい。また、議員から上げてほしいと言い出すかもしれない。
(委員) 私は25万円というのは少ないと思う。議員報酬とトータルで考えるという発想が
必要、そういう方向感を答申にも出してもらいたい。地方分権、地域主権という考え
方の中で、議員の役割が強まっているので、議員報酬を引き下げて政務調査費を増や
し、活動費を必要とする人がしっかり活動できるような仕組みが大切。単純に増額と
いうのは、総合的に考えて難しいので、報酬と政務調査費をトータルで考えて、活動
する人はたくさん使えるように、議員の中でもそういった議論をしてもらいたい。議
員報酬の半減とか議論があるので、そういうことを踏まえて、我々としてこういう問
(委員) 返金されるので、無駄はないと思う。据え置きで問題ないのではないか。
(会長) 政務調査費については、その中身が妥当かどうかのチェックをしっかりしていただ
くことが必要。結論的には、据え置きでいいか。
(委員) 政務調査費の審査をしっかりやっているとことを、市民が納得すればいいのではな
いか。
(会長) 減額という方はいないか。
(委員) 他市に比べて、松本は大変低い。
(委員) 周りが高すぎる。
(委員) 県は報酬以外に月に40何万、これは完全に異常。市議会議員は、政治家ではない。
市民の代表31人。28人が妥当かどうかは別にして、そのことを盛り込んだ方がい
いのでは。市長に対しても、議員に対しても、職員に対しても、行政を見る目が厳し
くなっている。常に緊張感をもってやることが大事。
(会長) 政務調査費については、据え置くこととしたい。
(事務局) 諮問事項にはないが、実施時期はいつにするか。
(委員) 時期を決めていいということであれば、来月からでも実施していただきたい。だが、
議会に諮る日程等があるので、ここでは決められない。
(会長) 答申書を作る中で、実施時期については検討したい。意見がまとまったと思う。来
月は答申書の検討をしていただきたい。
(委員) 金額以外に、前回も、付言するというようなことで議員定数の問題等が出ていた。
審議会の開催の時期について、来期の状況の厳しさということも話が出たので、そう
いう状況があれば審議会を開催するとか、そういうメッセージ付けていただきたい。
(会長) 本日は長時間に渡り、審議いただきありがとうございました。