【 e-mail 注文サービス利用約款 】 1. 定義 -1.「イケア」とは、日本国法人イケア・ジャパン株式会社を言います。日本国内外に おけるグループ会社や関連会社はこれに含みません。 -2．「利用者」とは、イケア BUSINESS メンバーとして登録のうえ、イケアが提供す る e-mail 注文サービス（電子メールによって商品の購入並びに商品のピックアップ 作業と配送作業の代行を注文するサービス。以下「本サービス」といいます）を利 用して、営業のためにイケアから商品を購入しようとする（または購入した）企業 もしくは個人事業者を言います。 -3 本サービスは、利用者が自らのオフィスまたはそれに類する施設で使用される送品 の購入、および自らが設計したオフィス、住宅その他の施設に施工される商品の購 入目的のためにのみ利用することができます。イケア商品を第三者に対して再販す ることを目的として購入することはできません。 2. 約款の適用 -1. 本約款は、イケア・利用者間の本サービスを利用したイケア商品の売買契約及び それに付随するサービス契約に適用されます。イケアは、本約款の適用を前提条件 として、利用者からの商品購入等の申込みを承諾します。利用者がイケアに対し商 品購入等を申し込む際には、利用者は本約款が適用されることに同意し、本約款の 内容を異議無く承諾したものとみなします。 -2 イケア・利用者間には、本約款のほか、イケアビジネス会員約款、プライバシーポ リシー、イケア商品販売約款、品質保証に関する規約など、イケアと商品購入者間 に適用される規定が、本約款と矛盾しない範囲で適用されます。 -3. イケアは、利用者から個別に承諾を得ることなく本約款を変更することができ、利 用者はあらかじめこれを承諾します。 3. 本サービス利用の資格ないし前提条件 -1. 本サービスの利用は、IKEA BUSINESS メンバー（以下「イケアビジネス会員」と いいます）として登録されている企業または個人事業者（以下「お客様」といいま す）による営業のための利用でなければならないものとします。 -2 本サービスを利用しようとする場合、利用希望者は、イケアビジネスの受付カウン ターまたはイケアビジネスのインターネット・ページ（www.IKEA.jp/business）にお いてイケアビジネス会員としての登録手続を行わねばならないものとします。この 登録手続の際、会員登録希望者は、イケアに対し、自らの正式な商号ないし屋号、 代表者、所在地、事業の内容等が確認できる書類（例・商業登記簿謄本、納税申告
書など）の提示と写しの交付を要するものとします。 4. 本サービスを利用した商品購入手続 -1. 見積依頼（利用者→イケア） (1) 利用者は、①イケアのウェブサイトにおいて購入並びにピックアップと配送の 代行を希望する商品のリスト（以下「ショッピングリスト」と言います）を作成し、 ②別途料金でのオプションサービス（配送サービス等）の要否・内容を明らかにし たうえで、③本サービスを提供しているイケア店舗に対し、所定のフォーマットの 電子メール（https://www.info.ikea.jp/forms/mailorder/）を送信することにより、見積 依頼をするものとします（以下「見積依頼メール」と言います）。なお、④組立てサ ービスについては、別途利用者と組立て業者との間で契約をして頂く必要がありま すが、情報共有の為、利用者が組立て業者に組立てサービスを依頼しようとする場 合には、見積依頼メールにその旨を記載してください。 (2) 本サービスを利用した商品の最低購入金額は、金１万円（税込）とします。上 記の金額は商品価格でのみ算定し、ピックアップ等の代行費用やオプションサービ スの料金は含みません。 (3) イケアは、商品代金のほか、代行費用の料金、配送の料金、組立業者が別にサ ー ビ ス 提 供 し て い る 組 み 立 て 作 業 の 料 金 の 詳 細 を イ ケ ア の ウ ェ ブ サ イ ト （www.IKEA.jp/IBservice）で公示しています。利用者は、見積依頼メールの送信に 先立って、上記の料金表を確認してください。 (4) 以下の製品は、本サービスによる購入はできません。これらの商品をご購入の 際は、イケア店舗へのご来店をお願いします。 • オーダーメイド製品：ご利用者の要望に応じた特注の製品（ご利用者用にカット するキッチントップ等）、裁断済み布地 • 壊れやすい製品：鏡、鉢カバー • 製品の大量購入：大量の同一製品については、イケアとの特別協定が必要になり ます。店舗へ直接ご連絡願います。 • 生花や植物 • 食品および飲料 • その他イケアが本サービスの対象除外品として位置づけている商品 (5) 利用者は、もし商品の納品場所として利用者のイケアビジネス会員アカウントに 登録された住所地とは異なる場所をご希望の場合、見積依頼メールに送付希望場所 を記入してください。 (6) 利用者は、見積依頼メールの送信に先立って、イケアのウェブに記載されている 商品の寸法を参考に、購入しようとする商品を階段やエレベーターの利用といった 通常の方法で搬入できるだけの十分な搬入経路とスペースがあることを確認してく
ださい。もし万一搬入経路が正しく事前に通知されておらず商品の配送に特別な方 法や費用を要することになった場合、追加料金（特別な配送に要する費用、一旦商 品を持ち帰ることになった場合の輸送費用）をご負担頂くことになりますのでご注 意ください。 (7) 商品代金やサービス料金の支払方法は下記からご選択のうえ、見積依頼メールに 明記して下さい。 ① 代金引換 現金またはクレジットカードによる代金引換による方法。商品配送時にイケア が選任した配送業者へ直接お支払いください。よく使われるクレジットカード のほとんどがご利用いただけます。 ② 前払い 銀行振込による前払いによる方法。注文確定後 5 日以内に請求額をお支払いく ださい。イケアは、ご利用者からのお支払いを確認次第、商品の配送を手配し ます。 ③ 請求書払い イケアから利用者に請求書を発行し、同書記載の支払期限（通常は請求書発行 日より 45 日）までにお支払い頂く方法。ただし、この方法を利用できるのは、 イケアが予め承認したお客様のみとなります。 -2. 見積書の送付（イケア→利用者） (1) イケアは、利用者から見積依頼メールを受領した後、購入希望のあった商品の 在庫状況、代行費用、商品の納品場所、イケア店舗からの配送料金、組立業者が提 供する組み立て作業の料金などを確認・検討のうえ、それらをまとめた見積書を e-mail で利用者へ送信します。 (2) イケアは、商品の在庫状況などの関係で、上記の見積書を商品の数量や支払方 法や商品発送店舗や配送料金などの点で受注可能な契約内容（見積依頼メールと完 全には合致しない内容）で発行し、利用者にその内容での契約申入れの是非に関す るご検討を依頼することがあります。 (3) イケアは、見積依頼メール記載の送付希望場所にできるだけ近く、かつ、購入 希望のあった商品を納入できる在庫状況のイケア店舗から商品を配送するという納 品手続を前提に、配送料金を見積もります。見積依頼メールの受信店舗と商品の配 送予定店舗が異なる場合にも、利用者はイケアに対して異議を述べないものとしま す。配送距離と配送料金の目安についてはイケアのウェブサイトをご参照ください。 (4) 上記(1)の見積書を送付した後も、本条 4 項所定の商品の受注（売買契約の成立） の時までは、イケアは利用者のために在庫商品を留保することはできかねます。利 用者は、売買契約の成立時点まではイケア店舗の在庫状況が変動しうること、見積 書と同一内容の売買契約が確実に成立するとは限らないこと、及び、イケアに対し
て見積書と同一内容の売買契約を成立させるよう求めることはできないことを予め 了承するものとします。 -3 商品及びサービスの発注（利用者→イケア）：売買契約等の申込み (1) 利用者は、見積書の記載内容に異存がない場合には、見積書に記載された期日 内に、イケアに対し、見積書記載の商品及びサービスを同書記載の金額で発注を申 し込む旨の返信メール（以下「発注メール」と言います）を送信する方法によって、 商品の売買契約及びそれに付随するサービス契約の申込みを行うものとします。 (2) イケアが利用者からの発注メールを見積書に記載された期日内に受信しなか った場合（見積書に記載された期日経過後に受信した場合を含む）、利用者からイケ アへの申込みの効力は生じず、利用者・イケア間で売買契約等は成立しません。も し通信回線の問題など何らかの理由で利用者が発送した発注メールが見積書に記載 された期日内にイケアに到達しなかった場合、利用者はイケアに対し売買契約の成 立や損害賠償などを主張することはできません。もっとも、この場合でも、利用者 とイケアは、両者間の協議によって、従前の見積書または新たな見積書のもと、同 一内容もしくは別内容の商品の売買契約及びそれに付随するサービス契約を別に成 立させることができるものとします。 -4 発注に対する承諾（イケア→利用者）：売買契約等の成立 (1) イケアは、利用者から受信した発注メールに記載された発注内容について、商 品の在庫状況等から発注内容を承諾できる場合には、その旨の返信メール（以下、「発 注承諾メール」と言います）を利用者に対して送信します。 (2) イケアが利用者に送信した発注承諾メールが利用者に到達した時点で、利用 者・イケア間において、見積書記載の商品の売買契約及びそれに付随するサービス 契約が成立するものとします。 (3) 利用者は、発注承諾メールが到達して売買契約等が成立した後は、これらの 契約について撤回やキャンセルはできません。 (4) もし通信回線の問題など何らかの理由でイケアが発送した発注承諾メールが 利用者に到達しなかった場合、売買契約等は成立しないものとします。この場合、 利用者はイケアに対し売買契約等の成立や損害賠償などを主張することはできませ ん。もっとも、この場合でも、利用者とイケアは、両者間の協議によって、従前の 見積書または新たな見積書のもと、同一内容もしくは別内容の商品の売買契約及び それに付随するサービス契約を別に成立させることができるものとします。 (5) もし万一利用者から受信した発注メールに記載された発注内容について、商品 の在庫状況等から発注内容を承諾できない場合、イケアは、利用者に対し、その旨 を連絡のうえ、その後の対応について両者間で協議するものとします。両者間で協 議が整う場合には、従前の見積書または新たな見積書のもと、同一内容もしくは別 内容の商品の売買契約及びそれに付随するサービス契約を別に成立させることがで
きるものとします。両者間で協議が整わない場合には、売買契約等の不成立が確定 します。この場合、利用者はイケアに対して売買契約等の成立や損害賠償などを主 張することはできません。 5. 商品の送付 イケアは、売買契約成立後、利用者に対し、見積書記載の商品を同書記載の納品場 所に所定の宅配業者を利用して配送する方法で納品します。ただし、商品代金等の 支払が前払の約定となっている場合には、それらの支払後の配送となります。 6. 代金等の支払 利用者は、売買契約成立後、イケアに対し、見積書記載の金員を、同書記載の時 期と方法にて支払います。 7. 組み立てサービス (1) 利用者・イケア間の売買契約等とは別に、利用者・組立業者間で組み立てサービ ス契約が成立した場合、利用者は、商品納入後に、組立業者から、上記サービス契約 の約旨に従った組立サービスを受けることができます。 (2) 組立作業の実施日時については、組立業者と利用者との日程調整によって決めて 頂くことになります。 (3) 利用者・組立業者間で組み立てサービス契約が存在する場合を除き、利用者が イケアから購入した商品の組立・設置作業については、利用者が自らの責任において 行うものとします。イケアは商品の組立・設置作業につき何ら法的義務を負担しませ ん。万一利用者において組立・設置作業中に商品の毀損その他の事故や損害が発生し た場合にも、イケアはこれについて法的責任を負担することはできません。ただし、 商品の瑕疵に基づく商品の毀損およびイケアの故意または重大な過失に起因するそ の他の損害についてはこの限りではありません。 8. プライバシーポリシー イケア・プライバシーポリシーが、利用者とイケアとの間にも適用されます。 http://www.ikea.com/ms/en_JP/privacy_policy/privacy_policy.html 9. 商品の品質保証 (1) イケアが指定する特定の商品について、イケアは、利用者に対し、ご購入日（代 金支払日と商品引渡日が別である場合には商品引渡日）から起算して５年間～２５年 間、通常の使用を妨げるような材料または製造上の欠陥（瑕疵）が無いことを保証し ます（以下「特別品質保証」と言います）。
(2) 前項に規定する特別品質保証について、本約款に規定のない部分は、イケアが別 途定める「品質保証に関する規約」及び各商品に個別に定められた品質保証規約に規 定された内容及び手続とします。 (3) イケアが指定する特定の商品について特別品質保証の保証期間内に通常の使用を 妨げるような材料または製造上の欠陥（瑕疵）があることが判明した場合、イケアは、 利用者に対し、通常の使用を妨げない状態に回復するための商品の修理（部品交換を 含みます）を無償で行います。欠陥（瑕疵）の程度が大きく修理しても通常の使用を 妨げない程度の状態にまで回復することが困難な場合、欠陥（瑕疵）ある部品が製造 中止になっており部品交換等ができない場合、修理に多大な時間や費用を要する場合 などは、イケアは、利用者に対し、同一商品または代替商品との交換をいたします。 上記の対応の選択権はイケアにあるものとします。 (4) 第１項ないし第３項の規定に基づき欠陥（瑕疵）の修理や商品交換を求める場合、 利用者はイケアに対し、購入時の見積書と領収書、商品及び欠陥の呈示などの方法で、 利用者がイケアから当該商品を購入した事実、当該商品に通常の使用を妨げるような材 料または製造上の欠陥（いわゆる瑕疵）が存在した事実、特別品質保証の要件（指定商 品であることや保証期間内であることなど）を全て満たすという事実を証明することを 要します。これらの呈示ないし証明が無い場合、イケアは利用者に対し、欠陥（瑕疵） の修理や商品交換を行うことはできません。 10. ９０日間の商品返品 (1) 利用者は、イケアに対し、商品納入日（代金支払日と商品引渡日が別である場合 には商品引渡日）から起算してから９０日間に限り、下記の要件が全て満たされるこ とを条件として、イケアとの商品売買契約を解約（キャンセル）し、購入した商品を 返品できるものとします。 ① 指定商品であること （アウトレット商品、植物、オーダーメイド商品、裁断済み布地、食品・飲料な ど一部商品は返品できません） ② 商品が未使用であること ③ 商品の包装やタグ（商品の製造番号や商品情報が集約されたバーコードが記載 された包装用紙）が商品に添付されていること ④ 商品購入の事実及び購入日を証する購入時の見積書と領収書の呈示があること ⑤ クレジットカードでお支払の場合には、使用されたクレジットカード、クレジ ットレシート、身分証明書のご呈示があること ⑥ 商品が商品送付店舗の店頭に持参されること (2) 上記(1)の要件をすべて満たす場合、 イケアは利用者に対し、商品の返還と引換え に商品代金を返還します（代行費用や配送費用は返還できません）。なお、商品代金の
返還方法については、現金、デビットカード、SUICA でのお支払であった場合には現 金返還、クレジットカードを使用したお支払であった場合にはクレジット決済の取消、 ギフトカードでのお支払であった場合には IKEA 所定のリファンドカードの交付とい う方法での返金となります。 ３ 利用者からイケアに対する商品返還の場所は当該商品を配送したイケア店舗とし、 商品返還に要する手続及び費用はお客様のご負担とします。 11. 目的物に瑕疵ある場合の修補・返金 (1) 万一利用者にご購入頂いた商品に瑕疵（欠陥や不具合）があった場合、イケアは その瑕疵の内容・程度に応じて、無償修補（部品交換を含みます）、瑕疵による商品価 値下落分の補償、商品代金の返還のいずれかを行います。具体的な対応は事案に応じ てイケアが選択できるものとします。同一商品または同等商品との交換については原 則として対応できませんが、返還された商品代金によって利用者が同一商品または同 等商品を再度ご購入頂くことは可能です。 (2) イケアが商品代金の返還を選択した場合、利用者・イケア間の商品売買契約は当 然に失効するものとします。この場合、イケアは利用者に対し瑕疵ある商品と引き換 えに商品代金を返還するものとします。この場合の商品代金の返還方法は、現金返還、 クレジット決済の取消、イケア所定のリファンドカードの交付のいずれかとします。 具体的な返還方法は事案に応じてイケアが選択できるものとします。 (3) 利用者がイケアに対して購入商品について商品の瑕疵を理由とした修補（部品交 換を含みます）、返品、商品代金の返還、損害賠償などを請求できる期間は、その名目 を問わず、購入日から１年間とします。ただし、「9.商品の品質保証」所定の特別品質 保証の対象商品である場合、IKEA に故意又は重過失がある場合、強行法規に反する結 果となる場合には、この限りではありません。 (4) 利用者が商品の瑕疵の修理や代金返還を求める場合、利用者はイケアに対し、当 該商品を配送した店舗において、購入時の見積書や領収書、商品及び瑕疵の呈示など の方法で、利用者がイケアから当該商品を購入した事実、購入日及び商品に瑕疵が存 在する事実を証明することを要します。もしこれらの呈示ないし証明が無い場合、イ ケアは利用者に対し、本条規定の無償修補や商品代金の返還等を行うことはできませ ん。なお、クレジットカードでお支払頂いた商品について代金返還をご希望の場合に は、使用されたクレジットカード、クレジットレシート、身分証明書のご呈示をお願 いします。 12. 免責規定 イケアの利用者に対する債務不履行や不法行為等に基づく損害賠償等の責任は、イケ アに故意または重過失がない限り、お客様がご購入した商品代金を上限金額とします。
13. 利用者の遵守事項 (1) 利用者はイケアに対し下記の事項を遵守する注意義務を負担します。 ① 見積依頼など契約の締結過程や履行過程でイケアに正確な情報を提供すること ② 商品の選定、購入した商品の組立・設置は自己の責任で行うこと ③ 商品の組立・設置・使用に先だって、使用に問題ないかの事前確認作業 （例） 床や家具に敷く商品に関する床や家具への色移りの有無の事前確認 布製品に関して他の衣類や家財への色移りの有無の事前確認 壁面に設置する商品に関する壁面の性質や耐久度等の事前確認 床面に設置する商品に関する床面の性質や耐久度等の事前確認 天井に設置する商品に関する天井面の性質や耐久度等の事前確認 ④ 商品使用上の注意事項 (2) 利用者の注意義務違反行為によってイケアが損害を被った場合、利用者はイケア に対しその損害を賠償する責任を負担します。 14. 準拠法・管轄裁判所 (1) 本約款を含むイケアと利用者との契約関係は日本法に準拠します。 (2) イケアと利用者との紛争に関しては東京地方（簡易）裁判所または大阪地方（簡 易）裁判所を専属的合意管轄裁判所とします。 以上
