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Microsoft Word - エコノミックス第4号大竹.doc

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『エコノミックス』④2001 年春号掲載 pp.80-86

雇用をめぐるIT化とその影響

大阪大学社会経済研究所 大竹文雄 1.はじめに IT化が雇用にどのような影響を与えるであろうか。本稿では、いくつかの観点から影 響を考察してみたい。インターネットを通じた職業紹介の影響や、インターネットを利用 したSOHO、インターネットによって初めて可能になった仕事の外注化など、IT化に よる労働市場は確実に我々の生活を大きく変化させる。しかし、IT化による労働市場の 変化は始まったばかりで、これからどのようになるかについて不確実なことが多いのも事 実である。労働という異質性が高く、情報の非対称性が強い財の取引のあり方がどのよう な影響を受ける可能性があるか、企業組織や労働組織はどのような影響を受ける可能性が あるかについて、経済学に基づいて議論をしてみたい。 一方、IT化の負の側面であるデジタルデバイドの中でも所得格差に与える影響が最も 注目されている。IT化が賃金格差に与える影響については米国を中心に既に多くの研究 の蓄積がある。本稿では、それらの分析結果から知られていることと、筆者自身の分析結 果をもとに、議論してみたい。 2.IT化と賃金格差 IT化の影響で、最も懸念されている問題が、デジタルデバイドによる賃金格差の拡大 であろう。図1に示したように、賃金格差の拡大という現象そのものは、1980年代か ら90年代にかけて米国・英国で顕著にみられた。この急激な賃金格差の拡大の原因が9 0年代に分析された。格差拡大を説明する主要な候補には、IT化を中心とする技術革新 が、熟練労働や高学歴労働に対する需要をより高めるように機能したという考え方がある (図2)。その他の考え方としては、(1)グローバル化が進んだことにより、未熟練労働 集約的な財が輸入されるようになり、先進国内では未熟練労働に対する需要が低下したこ とが未熟練労働の賃金を引き下げた、(2)未熟練労働の賃金の引き上げやグループ内賃金 の平等化に貢献してきた労働組合の組織率が低下した、といった考え方がある。1 技能労働者や高学歴労働者にバイアスのある技術進歩が生じたということを主張する中 で、コンピューターの使用の有無が重要な役割を果たしていることを実証的に示したのは、 Krueger(1993)である。Krueger は、コンピューターを使用して仕事をしている労働者は、 使用していない労働者よりも賃金が10~15%ほど高いことを示した。また、高学歴者 の方がコンピューターを使用している比率が高い。米国における学歴間賃金格差拡大の最 大で半分近くをコンピューター使用率の学歴間格差で説明できるとしている。 しかしながら、コンピューターの使用そのものが賃金格差をもたらしているという主張 1 米国における技術革新が賃金格差に与えた影響については石原(2000)が展望している。日本で の研究では、清水(1999)、松浦・清水(2000)がある。

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に疑問を投げかける研究もある。DiNardo and Pischke(1997)は、ドイツのデータを用いて コンピューターの使用については同様の結果を得た。しかし、同時に、計算機、電話、ペ ンなどについてもそれらを使用して仕事をしている労働者の賃金が高いことを示した。こ のことは、コンピューターの使用が他の能力を代理していることを示唆している。考えら れる理由としては、データから観測不可能な優れた能力をもった労働者は、コンピュータ ーを用いるような仕事をしている可能性が高いということがある。 このどちらであるかは、政策的には非常に重要である。仮に、Krueger が主張するよう に、コンピューターの使用そのものが、賃金を高める原因になっているのであれば、コン ピューターを誰もが使用できるようになれば、コンピューターによる賃金格差は消滅して しまう。デジタルデバイドの解消には、コンピューターの使用を訓練することが有効だと いうことになる。しかし、新しい技術に対応できるという意味で優秀な人がコンピュータ ーを使って仕事をしているのであれば、技術革新が続く限り賃金格差は縮小しないことに なる。 この両者を区別する一つの方法は、同一の労働者を追跡し、その労働者のコンピュータ ーの使用状況が変化した時に賃金の変化があるか否かを検定することである。この方法だ と観察されない労働者の資質は一定であるから、純粋なコンピューターの影響をとりだす ことができる。 小原・大竹(2000)は、転職前後における賃金の変化を、コンピューターの使用の変化で 説明できるかどうかについて分析した。その結果、コンピューターの使用によって賃金が 上昇するのは、大卒の 35 歳未満の男性に限られている。それ以外の学歴、年齢層における コンピューターを通じた賃金格差と見える部分は、技術変化に適応できる能力をコンピュ ーターが代理した結果生じていることになる。 それでは、なぜコンピューターは高学歴の労働者がそれを使った時にのみ賃金を引き上 げるのであろうか。コンピューターに代表されるIT技術の特徴を考えてみよう。IT化 によって急速に発達した能力は、記憶能力、情報伝達能力である。一方で、得られた情報 の中から本当に必要な情報を選び出す能力、その情報を解析し判断する能力、情報をビジ ネスに生かしそのための組織を設計するような能力は、まだまだ人間に頼っている。つま り、IT化により情報解析、判断能力に大きなボトルネックが存在しているのである。そ のため、これらの能力をもっているか否かが、所得格差を生みだしている。このような情 報解析能力や判断能力をもっている労働者は高学歴労働者に多い。そのために、高学歴者 に限りコンピューターの使用が賃金を高めていると考えられる。

この点について、Cappeli and Carter(2000)は、興味深い研究結果を報告している。彼ら は、企業組織のあり方とコンピューターの使用が賃金に与える影響を分析した。特に、製 造業の第一線の生産労働者に対して、コンピューターとチームワーク重視の働き方が賃金 上昇をもたらしていることが示されている。さらに、コンピューターの使用は、管理職の 賃金を高めることが示されている。しかも、それは管理職自身のコンピューターの使用で はなく、部下のコンピューターの使用なのである。管理職の生産性の上昇は、本人がコン ピューターを使用することから発生しているのではなく、部下がITによって情報を収集 し、蓄積した結果をビジネスに生かす判断能力、分析能力から生じていることがわかる。 しかし、一般労働者自らがコンピューターを使うことと管理職がコンピューターを使うこ

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とは、一般労働者の賃金に同じ程度の影響を与えている。したがって、管理職がコンピュ ーターを使う必要がないというわけではない。 Bresnahan 他(1999)は、 IT 化・高学歴労働者・組織改革の間には、補完関係が存在し ていることを実証的に示している。特に、IT化と人的資本の高さの間には、高いIT化 と高い人的資本の組み合わせが高い生産性を生み出すだけでなく、低いITと低い人的資 本という組み合わせもどちらか一方のレベルだけが高い組み合わせの場合よりも生産性を 引き上げるということを発見している。 経済企画庁(2000)は、Bresnaham 他(1999)とほぼ同じアンケート調査を日本の企業につ いて行っており、アメリカと似た結果を見いだしている。すなわち、高学歴者の比率が高 い企業ほどより高いコンピューターの利用率を示している。企業組織についても、権限が 下部に委譲されている程度が高いほど、従業員の自己管理型の程度が高いほど、チームワ ーク重視の程度が高いほどIT化が進んでいることが示されている。また、生産性につい ても、IT化の進展と高学歴比率の高さ、企業組織の改革が同時に進んでいるほど生産性 が高くなることを示している。 IT化により個人の成果に関する情報がより容易に得られるようになると、常に労働者 を監督する必要性が小さくなる。労働者に求められるのは、より自律的な働き方のもとで 成果をあげることになる。 つまり、IT化による所得格差の拡大を防ぐためには、単なるIT教育ではなく、より 高度な情報解析、判断能力や自律的に仕事ができるような能力を育成する教育が必要なの である。 3.IT化と職業紹介 IT化の進展で大きく変貌すると考えられているのは、職業紹介の分野である。ITは 情報費用を大幅に低下させることから、職業紹介の効率性を大幅に上昇させる。職業紹介 に関して規制が厳しかった日本でも、既に公共職業紹介所の求人情報は一部の地域でイン ターネットで公開されている。また、2001 年4月からはインターネットを通じた職業紹介 についてより多くの規制緩和がなされる。インターネットを活用した職業紹介事業を円滑 に実施するため、職業安定法施行規則などの一部を改正する省令案が、2000 年 12 月 5 日 に発表された。今回の改正案では職業紹介にあたり、(1)労働条件などの明示を電子メール で行えるようにすること(2)インターネットによる職業紹介事業を行う場合は事業所面積の 大小を要件としないこと--が盛り込まれている。 改正省令の施行は2001 年4月1日か らが予定されている。現行制度では、労働条件や、職種の範囲など職業紹介事業者があら かじめ求人者などに明示すべき事項に係る方法は書面の交付が原則になっていたが、この 改正により、書面の交付に代えて電子メールを利用する方法も認められることになる。 また、この改正によって、インターネットによって対面を伴わない職業紹介を行う場合 は、職業紹介事業に係る事業所面積の大小が問われないことになる。 現行制度では、労働条件や、職種の範囲など職業紹介事業者があらかじめ求人者などに 明示すべき事項、職種の範囲については書面の交付が求められていた。しかし、情報技術 (IT)の進展や、優良職業紹介に関する規制緩和を求める声の高まりを踏まえて、厚生 労働省は、職業安定法施行規則等の一部を改正することになった。

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このような職業紹介のインターネットでの規制緩和が行われる前から大卒の新規採用に ついては、既にインターネットの使用を前提とした求人活動がおこなわれている。 それでは、インターネットを通じた職業紹介が進展することは、労働市場にどのような 変化をもたらすであろうか。第一に、求人・求職のためのコストがより低くなると多くの 求人・求職情報からより適切な仕事と労働者のマッチングが行われる可能性がある。より よいマッチングが速く行われることで、失業期間が短くなるであろう。よりよいマッチン グが可能になれば、離職率は低下するかもしれない。一方、求職情報が容易に得られるよ うになると、仕事に就きながら求職活動を行う人が増えて、離職率が低下するかもしれな い。 第二に、ITによって外注化の進展や、SOHOのように遠隔地での仕事が可能になる と、企業も労働者も地域の労働市場の制約を受けなくなり、地域間の賃金格差が縮小する 可能性がある。ITがなければ企業は地域的な労働市場に直面するために、地域的に人手 不足になると賃金引き上げ圧力がかかりやすい。逆に、地域的な失業率の上昇は、賃金率 の下落を導きやすい。しかし、ITによって職住近接の必要性が低下すれば、そのような 賃金変動要因は低下することになる。もちろん、この点については、IT化が必ずしも遠 隔地労働をもたらさないという議論もある。Gasper and Glazer(1998)や八田(2001)で議論 されているように、IT化はフェイス・トゥ・フェイスの交流を促進する可能性がある。 しかし、既に生じているようにインドでのソフトウェア開発のアウトソーシングのような 働き方を容易にし、それが遠隔地勤務が容易な職種における地域間の賃金格差を縮小する ことに貢献するであろう。 職業紹介がIT 化されることで、本当に効率的なマッチングが行われるようになるか否か については、二つの問題点がある。 第一に、ITによる求職費用の急激な低下は、求人企業にとって、膨大な量の応募者を 抱えることになる。そのとき、応募費用が安ければ、逆選択の問題を深刻にする。日本で も大卒者の就職用のサイトを通じての応募数は、かつて資料請求はがきによる応募数をは るかに越える数になっている。急激に増大した応募者の履歴書を検討していくことは企業 にとって莫大なコストがかかることを意味する。それに対応するために、求人側が取る行 動は、より質の高い学生だけにしぼるために、様々なハードルを設けることである。エン トリーシートと呼ばれる申込書に比較的長文の文章を書かせるのもその一つである。また、 英語の能力を基準にしたり、なんらかの資格をとっていることを基準にしたりするという あらたなシグナルを要求することも生じてくる。そうすると、求める能力とシグナルとの 間に必ずしも相関が高くなければ、かえって適切な労働者を採用できなくなる。 実際、インターネットを採用に使う人気大企業には、1万人を越える応募者があり、そ の第一次選抜を行う人材コンサルティング会社が既に存在しているという(「教育を問う: 就職迷子」、『日本経済新聞』2001 年2月3日)。 第二の問題点は、ITによって伝わる情報は、文字情報や画像情報に限られており、実 際会ってみてはじめて得られるような情報は非常に多いということである。仕事によって は、そのような情報が決定的に重要な場合もあろう。また、仮にITによって労働者の技 能の内容について情報を伝えることができたとしても、それが正しいものか否かをチェッ クする必要がある。これらの問題点を克服するためには、労働者の技能情報を評価して蓄

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積しておくような組織や制度が必要になってくる。 一つの可能性は、技能の標準化である。標準化された資格をもとに、労働市場を形成す ることである。もう一つの可能性は、個々の労働者の技能に関する情報を公開することで ある。現実的には、派遣業のような仲介組織が発達することになる。 Autor(2000)は、IT化による職業照会機能の高まりは、賃金格差に影響を与える可能性 があることを指摘している。すなわち、ITを使う技術は高学歴者をより多く需要する一 方で、ITを使わない技術は低学歴の労働者をより多く需要する。このどちらも生産性が 高いというのがITと人的資本の補完性の議論である。さらに、ITを用いることで、高 学歴者だけを採用するコストが低下するとしよう。すると、IT以前では、限られた地域 から限られた情報で労働者を雇っていたために、高学歴者と低学歴者の双方を雇うという 生産技術がもちいられていた。そのため、両者の賃金格差が小さかった。しかし、IT化 によりどちらか一方の労働者だけを雇ってそれに適した技術を採用することがかつてより 容易になった。そのことが賃金格差を高める理由になっていると主張している。 4.IT化と女性・高齢者 IT化は女性労働者や高齢労働者にどのような影響を与えるであろうか。最近、 Weinberg(2000)は、コンピューターが、米国において女性の労働需要に与えた影響を分析 している。彼によれば、1970 年代半ばから 90 年代半ばまでの女性に対する労働需要の伸 びの約半分は、コンピューター使用の増加によって説明できるとしている。これは、女性 は男性より高い比率でコンピューターを用いた仕事に就いていること、コンピューターの 導入により肉体的な能力を要求しなくなったことがその理由だという。 コンピューター化により、コンピューターを使う高学歴の女性の仕事が増えると同時に、 コンピューターを使わない女性の雇用も増えている。コンピューターの導入によって最も 労働需要にプラスの影響を受けたのは高学歴女性であり、最もマイナスの影響を受けたの は低学歴の男性であった。後者の影響は、コンピューターの導入で職場環境が変わり、肉 体的な作業が減ったことが大きな要因になっている。仮に、コンピューターの使用能力に 男女差がなかったとしても、コンピューター導入が肉体的な作業を軽減するという特徴を もっていることが女性に対する労働需要を高めることになる。同じことは、高齢者につい てもあてはまるであろう。 さらに、IT化の進展は、ますます女性の社会進出を高めるであろう。育児・家事の負 担の存在が女性の長時間労働を困難にし、それが女性労働に対する需要を低下させてきた 一因であるかもしれない。IT化が自宅での就業を可能にするのであれば、IT化は長時 間労働や長時間通勤に対する男性の比較優位を低めることになる。その結果、女性に対す る労働需要が高まると考えられる。 ただし、以上の点は、IT化が遠隔地における労働を可能にさせるという前提に基づい ている。第3節で議論したように、IT化により、ITでは伝わらない情報の重要性をよ り高くすることから、フェイス・トゥ・フェイスの交流をより重要視するようにさせる可 能性も高い。その場合には、通勤の必要性は依然として残ることになる。小原・大竹(2000) においても、女性については、コンピューターの使用が賃金を高めることにつながってい なかった。コンピューターを用いた仕事で高賃金が得られるような仕事は、結局ITで代

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替できないような、フェイス・トゥ・フェイスの交渉や情報交換である可能性が高い。実 際、現在でもIT関連の仕事は、長時間労働のものが多い。その場合には、ITが女性の 雇用を増加させる影響はあったとしても、男性高学歴者に与える影響とは異なる可能性が ある。 5.むすび ITが雇用や賃金に与える影響を3つの観点から議論した。第一に、ITが賃金格差に 与える影響である。第二に、ITが職業紹介に与える影響である。第三に、女性や高齢者 の雇用に与える影響である。 ITが賃金格差の拡大につながる可能性については、ITを利用できるかどうかという 側面よりも、人々がITと補完的な能力をもっているか否かがより大きな問題であること を指摘した。ITが職業紹介に与える影響については、ネット上では伝わらない情報につ いて、それを仲介する機関の発達が不可欠になってくること、求人・求職コストの低下か ら発生する過剰な情報の選別のための新たなハードルを設けることになることを議論した。 もちろん、遠隔地勤務や外注化は、地域間の労働市場の不均衡を緩和する要因となる。同 様に、肉体的な格差や労働時間・通勤時間の制約で十分な活躍ができなかった女性や高齢 者の労働者としての活躍の機会は高まると考えられる。しかし、ネットでは伝わらない情 報がどの程度残るかによってそれらの変化の程度は決まってくる。 文献

Autor, David(2000) "Wiring the Labor Market," NBER Working Paper 7959

Bresnahan, Timothy F., Erik Brynjolfsson, and Lorin M. Hitt (1999) "Information Technology, Workplace Organization, and the Demand for Skilled Labor: Firm-Level Evidence," NBER Working Paper 7136.

Cappelli, Peter and William Carter(2000) "Computers, Work Organization, and Wage Outcomes," NBER working Paper 7987

DiNardo, John E. and Pischke, Jorn Steffen (1997) “The Returns to Computer Use Revisited: Have Pencils Changed the wage Structure Too?” Quarterly Journal of Economics, 112(1), 291-303 Gasper, jess and Edward L. Glaeser(1998), “Information Technology and the Future of Cities”, Journal

of Urban Economics, 43, 136-56

Krueger,Alan B. (1993)"How Computers Have Changed the Wage Structure: Evidence from Microdata, 1984-1989," The Quarterly Journal of Economics, Vol.108, 34-60.

Weinberg, Bruce A.(2000) “Computer Use and the Demand for Female Workers,” Industrial and Labor Relations Review, Vol. 53, No.2 290-308

石原真三子(2000)「米国の技術革新と労働需要・賃金格差-最近の実証研究の整理」、『日本労 働研究雑誌』、No.475、60-70

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経済企画庁調査局(2000)「IT化が生産性に与える効果について」(政策効果分析レポート№4)(平 成12年10月31日) (http://www.epa.go.jp/2000/f/1031f-seisakukoka4.pdf) 小原美紀・大竹文雄(2000)「パソコンが賃金格差に与える影響」、未発表論文 清水方子(1999)「情報化と労働所得、学校教育の関係について:アンケート結果の集計」、『郵 政研究所月報』1999年12月号、66-83 清水方子・松浦克己(2000)「努力は報われるか:パソコンと賃金、教育の関係」、『社会科学研 究』、第51巻、第2号、115-136 八田達夫(2001)「ITと大都市」、『エコノミックス』第4号

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図1 主要国の賃金格差の推移

出所:OECD(1996) Employment Outlook

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高技能労働者の労働市場

低技能労働者の労働市場

供給

雇用量

雇用量

技術革新による 需要シフト

参照

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