18. DC-ACインバータ(2)
18. DC-AC Inverter ( 2 )
講義内容
1.
インバータ駆動回路の動作原理2.
駆動回路の電源3.
ブートストラップ方式の説明インバータ駆動回路(ゲートドライブ回路)
2駆動 回路
( ドライブ 回路) 出力
制御回路 インバータ
1. 制御 回路の信号を,パワー半導体デバイスの 駆動 に 十分 なレベルの 電圧 または 電流 に 増幅 する
2. オン するために立ち 上がり の 速 い 正 の 電圧 または 電流 を出力し,
オフ するために立ち 下がり の 速 い 負 の 電圧 または 電流 を出力する 3. 制御 回路と 主 回路を 絶縁 する
駆動回路に必要な機能
IGBTのドライブ条件と主要特性
3主要特性 正のゲート電圧増加 負のゲート電圧増加 ゲート電流減少 コレクタ‐エミッタ間
電圧VCEsat 低下
オン時間 低下 増加
オフ時間 低下 増加
ターンオンサージ 増加 低下
ターンオフサージ 増加 低下
短絡耐量 低下 増加
放射ノイズ 増加 低下
※ 網掛けは望ましくない変化
IGBTの駆動回路の原理
4AMP
IGBT
フォトカプラ トーテムポール 構造
-Vg +Vg
Rg rg
Vge ON
OFF Q1
Q2 フォトカプラで絶縁
順 バイアス
逆 バイアス
IGBT内部の ゲート 抵抗成分
外付抵抗
トーテムポール構造の動作原理
5Q1
Q2
+Vg npn
pnp
Vge ON
Q1
Q2
+Vg npn
pnp
0V OFF
ON OFF
駆動回路の電源(Ex. 3相インバータ)
6下アーム用 電源
駆動回路 +
-
上アーム用 電源
上アーム用 電源
上アーム用 電源
ハイ サイドの(-)側は フローティング 電源
※電位が 浮いて いる
ロー サイドの(-)側は 共通 電位の為,電源が 一つで済む(電力による)
ブートストラップ方式
7Vg R D
Cb
+
駆動回路
下アームが ON の時に この経路でCb が
充電 される
この構造を
ブートストラップ方式 と呼ぶ
動作原理(High:OFF,Low:ON)
8V
2 V
2 V
Vg
OFF
V
0V(同電位)
2 - V
+V / 2 0V 0 + Vg
ブートストラップ抵抗 で充電電流を調整
今回の 基準
一般の 基準
動作原理(High:ON,Low:OFF)
92 V
2 V
Vg
V + Vg
V
2 + V
+V / 2
V(同電位)
V ON
充電分による電位上昇により,ゲート電圧 確保
0V
V
今回の 基準
一般の 基準
ブートストラップ方式の特徴
10•
ブートストラップ回路の主回路電圧に相当する高電圧は ダイオード が 分担するため,耐圧 の問題も ダイオード のみ考えればよい•
ハイサイドとローサイドのアームの デューティ比 が 極端に違う 場合や スイッチング周波数 が 低い 場合には用いるのが 難しい•
ハイサイドアームの ゲート電位 は出力電圧の変動によって大きく変化 するため,ノイズ の影響を受けやすく,対策 が必要である(例: コンデンサを 周波数特性 ごとに分けて並列接続する,
基板や配線の レイアウト を最適化する)
単一電源方式
110V +Vg
ZD +
C
ON 時にコンデンサも 充電 する
ツェナー電圧 が 充電電圧 になる
Rg