要因設定値
2
0
0
全文
(2) 土木学会第59回年次学術講演会(平成16年9月). さくなることが考えられる.一方で,図. W/C70%、温度40℃、全塩分量(直流). W/C70%、温度40℃、全塩分量(直流). 150. 150 比抵抗(kΩcm). 5 より,含水率と比抵抗の関係には,中 性化の前後による相違は認められない. これは,中性化で生成される CaCO3 に よる供試体質量の増加に伴い,同じ含水. 中性化前 中性化後 100. 50. 率の場合に含まれる水の体積は中性化後. 中性化前 中性化後. 比抵抗(kΩcm). 5‑095. 100. 50. 0. 0. の方が大きくなることにより,前述の緻. 40. 50. 密化による影響が打ち消されたことによ. 図4. 60 70 80 相対含水率(%). 90. 3. 100. 相対含水率~比抵抗 (中性化前後). るものと考えられる.含水率と比抵抗の. 4. 5. 図5. 6 7 8 含水率(%). 9. 10. 含水率~比抵抗 (中性化前後). 関係には,中性化の前後による相違が表れない傾向は,他の W/C および温度でも認められた. 3.3 温度による 温度による影響 による影響. W/C70%の中性化前での温度 10,25 および 40℃における,直流での含水率と比抵. 抗の関係を図 6 に,温度 10℃での比抵抗と減少率の関係を図 7 に示す.ここで,減少率とは,10℃から 40℃ への温度上昇に伴う比抵抗の減少程度 W/C70%、全塩分量(直流). 30 比抵抗(kΩcm). 図 6 より,温度が高くなると比抵抗が 小さくなる.また,図 7 より,比抵抗が 大きくなると減少率は小さくなるが,そ れでも 20%以上減少している.したがっ. 20. 60. 10. 50 40 30 20 10. 0. て,夏と冬の測定値を比較する場合のよ. 4. 5. 6. うに,温度差が大きい場合には,温度に. 7 8 含水率(%). 9. 0. 10. 0. 図 6 温度の影響 (中性化前). よる補正が必要になると考えられる. 3.4 塩分による 塩分による影響 による影響. W/C55%(直流) W/C70%(直流). 70 10℃ 25℃ 40℃. 減少率(%). (10℃に対する減少割合)である.. W/C70%の中性. 図7. 50 100 温度10℃の比抵抗(kΩcm). 150. 10℃での比抵抗 ~減少率(中性化前). 化前での温度 40℃における,塩分量 0,0.6,1.2 および 5.0kg/m3 の直流による含水率と比抵抗の関係を, 中性化の前後について,それぞれ図 8 および図 9 に示す.図 8 より,中性化前でも塩分を含む供試体の比抵 抗が小さくなる傾向が認められるが,. この原因として,塩分を含む場合は, 中性化に伴う緻密化による比抵抗の増 加に対して,固定化塩分の一部がイオ ン化することによる減少のため,塩分 を含まない場合よりも中性化に伴う比. 50. 温度40℃(直流). 50 70-0 70-0.6 70-1.2 70-5.0. 比抵抗(kΩcm). 量による相違がより明確に認められる.. 温度40℃(直流). 100 比抵抗(kΩcm). 図 9 に示す中性化後においては,塩分. 0. 70-0 70-0.6 70-1.2 70-5.0. 40 30 20 10 0. 4. 5. 6. 7 8 含水率(%). 9. 図 8 塩分の影響(中性化前). 抵抗の増加が抑えられることが考えら. 10. 3. 4. 5 6 含水率(%). 7. 8. 図 9 塩分の影響(中性化後). れる.なお,塩分量による相違は,塩分の有無による相違に比べて小さく,塩化物イオンの有無による影響 は,イオン濃度による影響に比べて大きいものと考えられる. 4.結論 4.結論. 本研究の範囲内で得られた結論を,以下に記す.. W/C および温度が同じ場合,含水率と比抵抗の関係には中性化の前後で相違が認められなかった.したが って,含水率と比抵抗の関係においては,中性化による影響を考慮する必要はないものと考えられる.また, 比抵抗に与える影響が最も大きいのは含水率であるが,温度差が大きい場合には,温度による補正が必要で ある.さらに,塩分の有無による影響は,特に中性化後に大きくなる.塩分の有無による影響は,塩分量に よる影響に比べて大きい.なお,直流による測定では,分極の影響が懸念されるものの,交流での測定に比 べて,変化量が大きくなるため,各種要因による比抵抗の変化が明瞭に表れる. ‑188‑.
(3)
関連したドキュメント
自立状況,家族介護は家族構成要因として設定し
はじめに
はじめに
の関心や経験の有無が個人の資質を高めることに影響し,管
まだ固まらないコンクリートは液相であることを考慮 して、化学分析実施のためにセメントペーストを用いて 供試体作製を行った。図 1
VI 飢餓成虫における代謝の抑制
第4章では、第3章の結果をふまえ、FA混合コンクリートの圧縮強度と中性化速度係数の関係
○収益に強く影響 ○収益にやや影響 ○リスクに強く影響 ○リスクにやや影響 ○企業価値にあまり影響しない タイムスパン(いずれか 1 つを選択)