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衝撃強度設計の基礎 放 生 明 虞

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(1)

衝撃強度設計の基礎

明 虞

ABasicTheoryofTheImpactStrengthDesl●gn

AkihiroHOUSYOU

Ⅰ.は じめに

衝撃荷重を受ける機械や構造物の強度設計においては,材料の衝撃強度 を知 る必要があ り,そ のためには,衝撃負荷に対す る材料や構造物の挙動を把握す る必要がある。そのためには衝撃挙 動の解析が必要であ り,専門書 ・解説 1‑6)や文献を参考 に設計段階にお ける動的挙動の解析や 測定が行 われるようになっている。特 に最近のコンピュータの発達 にともなって専用の構造解析 プログラム7‑8)を利用 した計算 も実用 され るようになっている。

しか しなが ら,丸棒の縦衝撃な ど単純なケースについて応力波の発生 と伝 ば現象 を把握す るこ とが衝撃現象を理解す るための基礎 として重要である。 また, 設計の観点か らは,必ず しも大が か りな計算は必要でな く,応力の大 きさや挙動の概略を把握すれ ば十分であることも多い と思わ れ る。そのような場合 には,手軽に利用できる簡便な評価式や資料 によって衝撃応力を評価でき れば有益であろ う。他方,設計上か らは,材料の衝撃強度 を知る事 も欠かせ ないが,これは実験 的に求めざるを得ないのが現状である。その場合 も衝撃に特有な現象 を理解 した上で試験機 の製 作や実験方法を考える必要がある。

以上のような観点か ら,主に丸棒の縦衝撃を例に,応力波の発生 と伝ば現象 について解説 し, 図式解法 によって衝撃応力を求める手法を示す。

Ⅱ.衝撃応力の簡便評価法 1.エネルギ法

応力波伝ば現象について説明す る前 に,衝撃応力の最大値 を簡便 に評価す る方法 を示す。

衝撃 により構造物 に生ず る荷重あるいは応力を評価す るもっとも簡便な方法はエネル ギー法で ある。すなわち,構造物 内の変形は静的な場合 と同じであると仮定 し

(衝突前の運動エネルギ)(衝突後のひずみエネル ギ) とおいて,発生す る荷重や応力をを求 める。

1 剛体

の衝突を受ける棒 (1)

筆者 :大学院 自然科学

研究科教授 ー 43

(2)

1のように,質量Mの剛体が速度 voで棒に衝突すれば,式(1)

l L n

,2

6 6

MV

f = Al であるか ら衝撃応力Je

Ge

‑ J f v . ‑

ただ し,p‑芸 ,m‑AIp,

60‑VoE/V,Ji77 A,l,p,E :棒の断面積,長 さ,密度,

ヤング率 となる。2.ばね質量系モデル と動荷重係数1.では時間の影響 を無視 しているので

これ をこれ を考慮す るために,衝撃荷重 を受ける構造 物 をばね質量系に置きかえる。この場合

も構造物内の変形は静的な もの と同 じであると仮定す る。

(ばね,質量系にモデル化)

(2) 1の例では,棒のばね定数はK‑AE/lであるか ら,運動方程式お よび初期条件は,ば

たわみをγとしてM 砦 ニーKy t0で,〟‑0 ねの

Idy,dt‑V.

そ して,応力はcls=Ky/Aで与 えら

れ る。 これ を解 けば, y‑

voJf sin(tG ) であるか ら,応力

6 8 ‑ 吾 v o J f

Js

s i n ( t G) ‑ i

GoS

i n ( J

6T)

ただ し,T=CJ/

となる。最大値 はqsJ aX=qeとな りエネル ギ法の結果に一致す る.

衝撃力 を受ける物体 をばね質

(3)

これは,荷重P(i)が加 わる対象を図2のよ うなばね質量系 と見な し,運動方程式

M ・Ky‑P(t, ただ し, ylt=‑0,dy/dtL,=‑0

の解すなわち,動荷重によるたわみ と,同じ荷重が静的に加 わるときのたわみの比

動荷重係数(DLF)動荷重によるたわみ

静荷重によるたわみ を動荷重係数(DLF)と定義 し,

(構造物に作用する荷重)(DLFの最大値)×(静荷重) とす るものである。一般 に動荷重は,

P(t)=Pof(t)

ここで,Po:静荷重,f(t):無次元関数 と表せ るか ら,式[a]の解は,

y‑ysEX'o ・Sin(oT)f(t‑て)dT

ただ し,o=J君7面 ,yst=p./K:静荷重によるたわみ とな り,DLFは次式で求まる。

DLF‑loSin(oT)f(i)dT 例 えば,大きさPoのステ ップ荷重は

pPOH (i, H(t, ,tt,i.0

[a]

[b]

[C]

(3)

(4)

(5)

と表せ るか らf(i)‑H(i)とおき

DLF‑J:to・Sin(oT)H(i‑T)

d T ‑ J

:toSin(oT)dT‑I‑cos(ot)

∴ DLFmax‑2

すなわち,荷重Poがステ ップ状に加 われば,構造物には2P。の荷重が作用す る事になる.

この例のように荷重が1度だけ加 わる場合は,DLFmax≦2であるか ら,物体に生ず る応力は, 荷重が静的に加 わるとして求めたものの2倍であるとすれば安全側である。 しか しなが ら荷重が 周期的に繰返す場合 には,DLFmax<̲2となるか ら注意 を要す る.例 えばp ‑Posinwotの場合式

(5)は,

DLF=sln0.t9O9Sino)t

ll(0/0.)2 O) too,DLF=

Sm(00‑Oot・COSOot

‑ 45‑

0=Oo

(4)

とな り,a)‑a)Oでは共振 が起 き物体 内の応力 は時間の経過 とともに大 き くな る.動荷重係数 の 計算例 を以下に示す。

[1]ステ ップ荷重 :f(t)=H(t) DLF=I‑cos(21tt/T)

[2]ランプ状荷重 ‑言‑H(t‑t1, DLF=て‑sin(2nαT)

2冗α ‑〟(T‑1)(T‑1)sin(27Tα(JT‑1)) 27α [3]矩形状荷重 :f(i)‑トH(il)

DLF=I‑cos(2冗α)‑H(‑I)(I‑cos(2nα(‑I)))

[4]三角形状荷重 :f(t)

戸言

2 H

(t‑tl'2)

DLF=て‑sin(27TαT)

2 2冗α

+H(‑1)

‑2H(7‑0.5) (‑1)

i

ト ∫t/2 Jl/2

(T‑0.5)‑

sin(27α(T‑1)) 2冗α

+H(t‑tl)

sin(27α(‑0.5)) 27α

ただ し,T=2Ji7,て‑i/tl,α=tl/T

これ らのDLF及びDLFmaxa‑tl/Tの関係 は図3の よ うになる.

三 [

0

二 = fV

l 三

̲L

1 2 3

T

=I A:71:̲ ̲

Du max

0

1 2 3 4

α

[1]ステ ップ荷重

0 1

2 3

0 1 2

3 4

[2]ランプ荷重α

0

1

2 3 T

Du

max 0 1

(5)

Ⅲ.棒の縦衝撃 による応 力波の伝播現象 1.応 力波の発生 と伝 ば

前章で述べた簡便評価法では物体 の質量す なわち慣性 の影響 を無視 してい る。 しか しなが ら, 急激 に荷重が加 わる衝撃現象 では物体 の慣性 のために,物体 内には応力波 が発生伝 ばす る。応力 波は波であるので,境界 に達す ると反射 ,透過 しその挙動は複雑 になる。 ここでは,慣性 の影響 によって応力波が発生す る原理 を,波動方程式 を用いず物理的に説 明す る。 また,静的応力 と衝 撃応力 の違いについて も示す。

CJ

4‑端に引張速度を受ける棒 4は棒の左端 に速度 V.をいきな り加 え,その後加 え続 ける

場合 である.棒 の左端は速度 を与 えた瞬間 (この時を時間J‑0とす る) か ら Voで動き続 けるが

,その他 の位 置は直 ちには動 き出 さない.速度が加 わった とい う,いわば 情報 が応力波 として,伝

ば速度C‑J万石で棒 中を伝 ば し 始 める。Cは棒 中を伝 わ る音速 に等 しい。そ うして,応力波 が

到達 した瞬間か らその位 置 は速度 Voで動 き始 め,時刻tでは左端か らの距離x≦Ctの部分 が動 いてお り

その先 は静止 したままであ る。動 き出 した部分 に注 目すれ ば,時刻tでの各部 の変位 はu(x,i)‑Vo(

i‑x/C),左端ではu(0, ()ーVotであるか ら,この部分は,元 の長 さCtが Votだ け一様 に伸びた事 にな る.したがって

, 応力波 が伝 ば した部分

G。=Es=E Kには,E

CJC

の引張 り応力が発生す る。時間の経過 に連れ て この領域 は広 が り,棒全体 が動 き出す。

(6) 2.静的応 力と動的応 力前節 では衝撃負荷 によ り応波が発生伝ばす る原理を説

た。この考 え方が静的負荷 にも て右耳まる事 を以下に示すo5は棒の右端 を固定 して端をV.で引張 りけた場合であ り,棒は時間の経過

と共 に以下の ようにふ る

う 。

1]時刻0<J

J / C

先 に述べうに , 応力値 G。‑V.E/C

変位速 V‑‑vo [a] とな る応力が発生

し棒 中をx>0方向に伝ばする.

(ここでは,棒の変位速度Vx>0方 向を正 と定義す る. したがって,V

‑‑V.) 2]時刻 7‑この応力g波は/C棒の固定端 に達 し,棒は一様 に応 qo, 速度

(6)

しか し,固定端は常に速度0であるか ら, この時 固定端には,速度成分が Voの応力波が発生 しx<0

の方向‑反射伝ばす る事になる。 この応力波の応力 の値は,先ほ どと同様 に考えて,

G=VoE/C=

G o

となることがわかる。

[b]

3]時刻 J/C<J<2〃C

反射波が既 に到達 した位 置 の応力お よび変位速 度は,足 し合わせれば良いか ら,

G=Go+Go=260,V=V.+V.=0 [C]

4]時刻 J2J/C

応力波は棒中を1往復 し棒は一様 に応力2qoとな り,静止する。

しか し,先端は常に速度‑V.であるか ら,固定端 と同様 に速度成分が‑Voの応力波が発生 し再びx>

Oの方向‑反射伝ばす る。 この応力波が持つ応力成 分はやは り

cr=VoE/C=

G o

[d]

o<t<FuC Cro O

T<t<

2T

‑2T 2

<tC T

2nT<t<(2+1)

r J

1JuIT)T

1 . . ; ・

I. .,,.I;.:':'

1.I:1:rf7,.L'

1.l ' '

' . .

;

5 静的応力と衝撃応力 である。結局,棒中には応力波が変位速度の符号を変え

なが ら往復することになる。任意 の時刻の値は,

れ ら応力波の値を順次加 え合わせたものとなる。

5] 時刻2J/C<J<(2〃+1)/C (

は整数)での棒の任意点の応力は次式 とな り, 2

nGo‑<‑ 2nGo(1・

[d]

nが大きければ1/2n彩0であるか

ら棒の応力はほぼ一様 に cT=2

n

G o

となる。一方,この とき

棒先端の変位は 6(2nl/C)V.

であるか ら,2n=C8/Volとおけ,[e

]より O‑ O‑岩 音E‑E

C8

7 [l[e]fg]] となる。すなわち,棒の伸

び と応力の間には静的フックの法則が成立す る。

以上のように,静的負荷により生ず る応力 も

応力波の伝ば現象 として説明できる。静的負荷は 6.が極 めて小 さい場合であ り,個々の波の反射透過

は問題 にな らないか ら,式[g]で十分であるの に対 し,衝撃負荷ではこれが大きく応力波の数回の反射透過が

問題 となる。

Ⅳ.前章で示 したように,衝撃荷重が加 わる物体 中動的フックの法則 と図式解法

には応力波が発生伝ば し,境界で反射 ・透過を繰 り返 し,応力は これ らの応力波の重ね合わせ と

なる。 ここでは,一次元応力波の伝ば現象を簡単 に評価 し縦衝撃問題の特徴を把握す る方法 として,動的フックの

(7)

図式解法10)について述べる。

1.動的フックの法則

6縦衝撃を受ける丸棒

6のような縦衝撃を受ける丸棒の基礎式は次の波動方程式 となる

C2 , C‑G (7)

ここで,q)は変位 u,変位速度V,引張応力qあるいは引張ひずみCであ り,

E,p,Cはそれぞれヤ ング率,密度および縦波の伝 ば速度である。また,変位 とひずみ,応力,変位速度及び軸力

関係 は次のようである

∂〟

S=‑

ar G=E

& V au

= ‑J N=AG ただ し,Aは断

面積 ¢‑(7)の一般解 は¢R(X‑

Ct)〇L(x+Ct)

ここで,OROx>0方向‑伝ばす る波,LOx<0方向‑伝ばす る波 を 表す となる。変位の解をu=uR(X‑

Ct)+uL(x+Ct) とおけば,変位速度

V‑u/atよ り vR+

vL=‑Cu去+CuL

と書ける. ここで,¢′dO(ち)/d% である.一方,応力はG=E

(au/ar)であるか ら GR+GL=Eu去+EuL したがって,GR=‑EvR/

C,GL=EvL/C となる。以上ま とめる・と応力 と変位速度の関係は次のよ うにな

6 る。

‑7fE

,C

‑ G

((8)9)

ただ し,‑:x>0方向‑伝ばす るとき,+:

x<0方向‑伝ばする とき (9)を動的フックの法則 と定義す る。なお,これは波動 として伝ば

している成分について成立 す るものであ り,ある位置のある時刻 における応力 と変位速度は,そ

の時までにそ こに到達 した 波動成分 を全て加 え合わせた値 にな り, これ ら トタールの応力 とひずみの間には静的なフック

法則が成立 し

(8)

2.応力波の発生 と反射透過

7棒の衝突による応力の発生 7のよ うに棒1が相対速度 均で棒2に衝突す るとすれ ば,

突面では,両棒の速度は等 しく, また力が釣 り合 っていなければな らない ことよ り,衝突面には次

の応力波が発生 し棒1ではx<0 方 向‑,棒2ではx>0方向‑

それぞれ伝 ばす ることがわかる.

1 2

Gl=

Vl

= Zl +Zっ

Zl+Zっ (10) Gっ=

ただ し,Zl=AI

PICl,Z2=A2P2C2

Zl,Z2はそれぞれ棒1お よび2の

音響イ ンピーダンス と呼ばれ る。

幾つ

かの例を示せば次の よ うである。

[剛体壁‑の衝突]剛体はヤング率が∞であるか らC2… したがってZ2∞ と置 けば,

61‑ ‑Go ただ し 6

0‑

El

(ll)

(12) (13) となる.棒が鋼材 な らばE‑200[GPa],C‑5120[m/Sec]であるか ら,衝突速度[m/Sec]

発生応 [MPa]の関

係 は Gl10V.

となる。秒速 1[m]を落下高 さに換算すれば約 0.05[m]となるか

ら,丸棒 を落下高 さ5[cm] ら剛体の床 に落 とせば,40[MPa]の応力が生ず る事になる。そ

して,荷重は棒の断面積 に比例す るので,一般 には衝撃荷重は極

めて大 き く成 り得 る事がわか る.

[同質同断面積 の棒の衝突]材質及び断面積が同 じであればZl‑Z2であるか ら,

61‑61‑‑老 E1 620

とな り,速度vo/2で剛体 に衝突 したの

と同 じである.棒が鋼材な らば Gl=62矢〜‑2

0V.lMPa]

となる。[同質異断面積 の棒の衝突]材質は同 じであるが,断面積が異なる棒の衝突

(9)

A,

Gl=

Vl=

A)+A,

A2 Al+A,

Go)Gっ

Vo, V,

(15)

とな り,両棒に発生する応力は衝突速度 と断面積比によって決まる。

8に示す よ うに,棒1中を伝播 してきた応力波 (U.,vo)が棒2との境界aで反射透過 し,棒 1には応力波 (ql, Vl)が引き返 し,棒2には応力波 (C2, V2)が透過す る とす るO境界面では, 両棒の速度は等 しく,また力が釣 り合 っていなければな らないことより,応力お よび変位速度の 反射率,透過率は次式で与え られ る。

応力に関する反射率,透過率 α.l

Go G αlュ≡JL=

Go

Z, ‑Zl

Zl+Z,2

Z2 Al Zl+Zっ A っ

8応力波の反射 ・透過変位速度 に関す る反射率,透 過率

̲vl̲Zl

‑Z, βll

β12+V。V,一二Zl+Z22Zl

vo Zl+Z 2

(16) 幾つかの

例を示せば次のよ うである。

[自由端反射] 自由端は棒 2が存在 しないか ら,E2‑0したがって Z2‑0と置き α11=‑1,β1

1=1 ((117)8)

となる。すなわち, 自由端では入射応力波 と反対符号の応力が引

き返す ので応力は常に0であ る。一方,変位速

度は入射応力波の 2倍 となる [固定端反射]固定端

の場合はZ2‑∞であるか ら α11‑1,β11‑1

(19) とな り, 自由端の場合 とは逆 に固定端の変位速度は常に0であるが,応力

は入射応力の2倍 と なる。[音響インピーダンスが同 じ場合]音響インピーダンスが等

しい場合はZl‑Z2と置 き αll‑012 , pll

0,P12‑I (20) とな り,反射波の成分は応力変位速度 ともに0であ り,透過波変位速

度は入射波のそれ と等 しい。

すなわち,応力波に とって

境界は存在 しない事になる。

[材質が同 じ場合]材質が同 じ場合はEl‑E2,Cl

‑C2であるか ら, αll A,A1

2Al

α12

Al+A, l' Al+A, , β11=‑αll , β1212

(10)

とな り,反射率および透過率は両棒の断面積比によって決まる。

3.図式解法

前節の結果を基に,棒 中に発生伝播す る応力波を図式解法か ら求める方法を,図9に示す 同じ 材質の2本の棒の衝突を例に示す。

同図は横軸に時間,縦軸に棒に沿った距離をとったグラフ上に,応力波頭の伝ば軌跡 を直線で 描いた ものであ り,各軌跡にはその応力波の応力 と変位速度を記 してある。

ll]1が速度 V.で同じ材質の棒2に衝突すれば,式(15)より,両棒には次の圧縮応力が発生 し それぞれ,上方及び下方‑向かって伝ば しは じめる。

1:(‑6.,‑Vl),棒2 (‑cT,,V,)

ここで,60‑VoE/Cとおいて

A, A ,

Gl G o )Vl

Al+A,U 'I Al+ A ,

V o Gっ AI Go )Vっ Al

Al+A U 'i Al+A

これ らは,それぞれ棒1の上端,棒2の下端で 自由端反射 し次式の引張応力波 1:(Gl,‑Vl),棒2:

(

62,V2)

が引き返す.時刻tl‑2Ll/Cには棒1を応力波が‑往復 し,この時点で棒1 応力0,速度 AlA

となる。

その後は,棒の断面積比によって次のよ うにふるま う。

L,Iヽ 、rtiI(:̲l:」湧;i l‑ (01,V1)l1 02 ,V2) tq:LI(01,Vl' GG,2,,V

v2,', Itttttl t2 ‑‑‑(0

2,V2)

L2A 0. :

..:'' :...:'

(?tIL22 4.l''l■ヽヽi.lI/J///4'̀ヽ.I IlIII

4 /t XtJ

T.野1 ;=lJ7,,?.

.J拙=....1船出.1=.;鮎宝 鮎=.=iih:.:.1

: T

A点の応力 ‑ 52‑ I,1( [[[b][d]aC]1 I)ilL)IiI1 tq‑ (Gl,Vl)'1 02,V2)

:‑7'̀61'Vl' 122,,̲Vv22',

Il t2 ‑‑‑(62,V2)

L2A(:i2Aj.22 4.''●ヽヽlJ..::''II ./tq ..::'' Il/JI///4'●lJt

IIヽ4 X

(11)

(αllGIVlPll) (61,Vl) "IIlUl'rlrllJ

エ1ヽ蘇.;:(増:,+ (G1, / (α110.,̲V.P1

Vl) 11 12 L2▲ .;)i 'Gla.2,V.P. (

Gla12,V.P.2/ 7 }

i

2= (

62,V2)(02,V2

XG

‑ 12 I.粁‑J6;. 一一

最盛;.::.:鮎 醜麗脇.=5=?.iL=.=iiii G.

al2‡

01α12 ..I

,

A点の応力9

2本の樺の衝突による応力 [2]Al‑A2の場合

・衝突面における応力の反射率は(G l, 0であるか ら,応力波

‑Vl(0.50。,‑0.5V.) はそのまま棒2‑透過 し,

2の応力,速度 も打ち消 して行 く

・時刻t2‑2L2/Cに棒2下端で反射 した引張応力

が衝突面に到達.

・この時点で,衝突面は既 に応力0となっているので,引張応力は衝突面を通過

できず,両棒 は離れ る。これ以後棒1は完全に静止 し棒2には2つの応力波が 自由端反射 を繰返 し伝ばす る。

[3]・棒Al<A2の速度は負,すなわち図の上方へ動 くので両棒は離れ衝突面は 自由端2の場合

となる。

・棒1には新たな応力波は発生せず これ以後応力0で,最初飛んできた方 向と逆方向‑飛び去

2には既 に生 じて

いた応力を打ち消すために,(62,‑V2)の応力波が新たに発生 し伝ばする.

[4]A

l>A2の場合

・棒1か ら2‑伝ばす る応力波が衝突面で反射透過 した後 も衝突面の応力は圧縮 とな り接触は 保たれ,次

の応力波が伝 ばす る。

棒 1 (Glα11,‑V.P.I) 2 (Glα12,‑VIPl,)

ただ し, α ll=

(12)

・時刻 t2‑2L2/Cに棒2下端 か らの反射 波 (62,‑V2) が衝突面へ到達 し, この時両棒は離れ , 衝突面の応力が 0とな らねばな らないか ら,両棒の衝突面 には,

Z E::::;,,;.vpl.?;)) [f, の応力波が発生 し伝 ばす る。

この よ うな軌跡 図を基 に,棒 の任意位 置 にお ける応力 あるいは変位速度 は,各波頭がその位置 を横切 る時間に,その値 を順次加 える事 に よって求まるO図では この よ うに して求 めたA点 にお ける応力 一時間関係 を示 してあるが,速度成分 を加 え合 わせれ ば同様 に速度 一時間関係 もわかる。

4.丸棒のね じり

縦衝撃 と同様 に,丸棒 のね じり衝撃 について も, 動的 フ ックの法則 が導かれ,図式解法 を利用で きる。

10に示す ,衝撃ね じりを受 ける丸棒 に関す る基礎 式は,

0,,o T+dT

)TT′ Xr T.dT 2R ′

Y ()′

Ip,p,G

C2B c,

で与 え られ, これの一般解 は縦衝撃 の場合 と同

様 に次式 とな る。

¢=4)R(x‑C't)+¢L(x+C't) 10 ね じり

衝撃を受ける丸棒

(22) ただ し,断面の回転角 を 0,回転角速度 を O,半径 を 凡 外表 のせ ん断ひずみ

及び応力 をそれ ぞ れ γ,Tとしてq)はRO,Ro,γあるいはTであ り,G は横 弾性係数 ,C'はせ ん

断波 の伝 ば速度 で ある。 また,0,O,T及び トル クTの関係 は

次の よ うで ある.

芸‑≡ ,言 ‑G芸 ‑G芸 ,0‑芸 ,T‑喜 て

(23) これ らは,変位速度Vを断面 の回転角速度 O,垂直応力Uを棒外表 のせ ん断応力 と外

半径 の比T/R, 垂直ひずみCを棒外表 のせ ん断ひずみ と外 半径 の比γ/R,断面積 A を断面二次極

モー メン トIp‑

3ZR4/2,ヤ ング率Eを横 弾性係数Gそ して伝 ば速度CC'=J

6 7 7

と置 き換 え

れ ば縦衝撃 の基礎 (7),(8)に一致す る。 したがって,縦衝撃 の結果 に上 の置 き換 えを行 えば,

同様 の議論お よび 結果 がね じり衝撃 につい

て もあてはまる。

す なわち,動的フ ックの法則 は

̲=

芋旦G R C'

一端 に回転角速度E3。を受 ける丸棒外表 に生 じるせ ん断応 力は

99

̲G C

(

24) (25) 回転角速度floの棒 1を静止 している棒2に急激 に連結 した とき棒 1,2に生 じるね じり応

(13)

12 Tl̲ Z;

RI Z.I+Z:

01= ZIP+Z: 芋 c 二

E20

(26)

T, Zlr

R2 Z.'+Z:

02

ZIP+Z:

ここで・Z.'plc.'I,I,Z;=p2C,lI,,はね じりの音響インピーダンス 1中を伝ば してきたね じり応力波の境界面での反射率 と透過率は

応力に関す る反射率,透過率 α;1

α;2

ZZJ

T l= ‑

T 。 Zi+Zl' R. 2Z; I,I T.R2 Z.I+Z;I,2

(29)

flo

角速度 に関す る反射率,透過率

β;I=

β;2=

oI ZIPZニ

0. Zl'+Z:

0 2Zl' 0. Z.I+Z:

(27)

(28)

(30)

となる。 したがって,丸棒のね じり衝撃についても縦衝撃の場合 と同様 に図式解法によ り衝撃応 力を求める事ができる。

11は横棒1に取 り付けた ピンを落下棒2で打撃す るとき横棒 に発生す るね じり応力を図式 解法を用いて求めた例である 11)。 この場合, ピン先端の速度 と落下棒下端の速度が等 しい。ま た,落下棒下端の荷重 と横棒 中心か らピン先端までの積が横棒左端 の トル クに等 しい。 これ らの 条件 と動的フックの法則 より,同図(a)のように落下棒2が速度 voで横棒1に取 り付けた ピンに 衝突 した とき,落下棒に生ず る縦波 (U,V)と横棒に生ず るね じり波 (T,a))は次式で与えられ

る。

て=‑α(I+tc)

し,tc=

1 V.

CJGl,0‑‑6‑

1+K∫

AIGICl'

2α2A2E2C2

E2,V=⊥ L v.

1+KC, 1+K (31)

ここで,Rl,Al,Ipl,Gl,C′Iはそれぞれ横棒の半径,断面積,断面極二次モー メン ト,横弾性係 数及びせん断波の伝ば速度.A2,E2,C2はそれぞれ落下棒の断面積,ヤング率及び縦波の伝ば速 度である.a‑aRlは ピンの長 さであ り,簡単のためにピンは剛体 と仮定 している。上式によれば Tは基本的には ピンの長 さαに逆比例す る。すなわちピンが長 くなると発生 トル クは小 さくな り 静的な場合 とは逆である事がわかる。

次に,落下棒 中を伝ばす る応力波 (qo,vo)が ピンとの接触部に達す るとき,ね じり応力波 (I, a))が横棒 中に透過 し,縦波 (U,V)が落下棒 中を引き返す とすれ ば透過率お よび反射率は次式

となる。

‑ 55

(14)

αっっ=G K‑1 α1̲I=T 4aA2 G。 K+1'YrllG。Al(I+K)

X (a)ね じ

り応力波の発生

Ni

I

4

V V r

p i

I

r1Eb]D42

0 ′

計算値′実験値I I

l

l l l l

0 0 . 2

0.4 0.6 0.8

(32)

X (b)応力

波の反射透過 RI=12.5mm,l1‑1900mm,α‑2.12 R2‑20mm,

l2‑540mm Vo=3.13m/see,l‑340mm CI‑3170m/see,C2‑5

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