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Clinical difference between discontinuation and retreatment with nivolumab after immune-related adverse events in patients with lung cancer

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Academic year: 2021

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毛利篤人 審査結果の要旨

論文審査の結果の要旨

毛利篤人氏(日高キャンパス呼吸器内科学)の学位審査委員会は、委員全員が出席し、令和元年 10 月 21 日(月)に日高キャンパス国際医療センターで開催された。はじめに申請書類により資 格条件が満たされていることが確認された。

学位申請論文のタイトルは「Clinical difference between discontinuation and retreatment with nivolumab after immune-related adverse events in patients with lung cancer」であり、 Cancer Chemotherapy and Pharmacology 誌に 2019 年 8 月 7 日付で受理され、掲載予定である。 本研究は診療情報を後方視的に調査した臨床研究であり、埼玉医科大学国際医療センター臨床研 究IRB における審査並びに施設長の承認(2019 年 6 月 12 日付)を得て実施されている。なお、 本学位申請論文を毛利篤人氏の学位申請のみに用いることを共著者9 名全員が同意されている。 学位審査委員会では、学位申請論文の内容に沿って約15 分間の口頭発表が行われ、その後質疑 応答が行われた。審査委員による質疑応答の概要は以下の通りである。 ① 本研究では2015 年 12 月から 2018 年 8 月までの期間に埼玉医科大学国際医療センターにお いてnivolumab が投与された 187 例の非小細胞肺癌(NSCLC)症例のうち、腫瘍縮小効果 としてcomplete response (CR)/ partial response (PR)/ 9 ヵ月以上の stable disease (SD)が得 られたものの、免疫関連有害事象(immune-related adverse events: irAE)のため 1 カ月を 越えて nivolumab の投与休止を余儀なくされた 49 例を対象として、nivolumab の投与が再 開されたretreatment 群(21 例)と再開されなかった discontinuation 群(28 例)の 2 群に 分けて、それぞれの臨床的背景を比較検討されている。 1) これら 2 群の症例背景では(Table 1)、年齢、性別や病期において偏りは認められないも のの、retreatment 群では既治療のライン数が少なく(p <0.01)、初回の nivolumab 投 与においてCR/ PR が得られた症例が多く認められている(p =0.06)。nivolumab 再投与 可否の判断においてバイアスが働いた可能性がないか説明されたい。

2) これら 2 群における初回 nivolumab 投与後の irAE の比較検討では(Table 2)、 discontinuation 群において pneumonitis の発現頻度が高く(78.6% vs. 33.3%、p <0.01)、 irAE 改善が十分でないように思われる(0% vs. 17.9%、p =0.04)。nivolumab 再投与可 否の判断においてバイアスが働いた可能性がないか説明されたい。また、retreatment 群においてはステロイド薬を用いながらnivolumab の再投与が行われたのか説明された い。 ② 本研究ではretreatment 群及び discontinuation 群の生存期間、無増悪生存期間に差を認め なかったとされているにも関わらず(Fig. 2)、abstract や conclusion では retreatment 群に おいて若干優れた有効性が認められたとされている。その理由について説明されたい。また、 これらの生存期間や無増悪生存期間の検討において、多変量解析の導入を検討されたかどう か説明されたい。

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