• 検索結果がありません。

印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について

N/A
N/A
Protected

Academic year: 2021

シェア "印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について"

Copied!
17
0
0

読み込み中.... (全文を見る)

全文

(1)Title. 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. Author(s). 今川, 民雄; 中村, 和彦. Citation. 北海道教育大学紀要. 第一部. C, 教育科学編, 44(2): 57-72. Issue Date. 1994-03. URL. http://s-ir.sap.hokkyodai.ac.jp/dspace/handle/123456789/5309. Rights. Hokkaido University of Education.

(2) . 平成6年3月. 北海道教育大学紀要 (第1部C) 第44巻 第2号 I 44 2 ionIC) VO i t t iぢ of]取iuca on(Sec i do Uni lofHokka ve rs low[ . ‐ na ,No. Mm「 ch ,1994. 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. 今. 川. 民. 雄・中. 問. 村. 和. 彦. 題. 我々は日常, 初対面の相手と出会っ た時, それぞれの状況において相手から得られる様々な情報 に基 づき, 相手の パ ーソナリティ を推測 し, 印象を形成する‐ このパ ーソナリティ を推測する際, 顔,声,体格, 動作, 話す内容な ど, 外部から容易に観察できる特徴を手がかりとしている‐ 従来, このような手がかりによる パーソナリティ 認知に関する研究では, 単一の手がかりの特徴 とそこか ) は, 短い 1 965 ら推測される パーソナリティ 認知との関連が主に検討されてきた‐ 例えば, 岩下 ( 電話での会話を録音した声を聞かせることでパ ーソナリティ 印象が形成されることを示しており, i 6 ) は声の速さや大きさを手がかりとしてパ ーソナリティ 認知について検討して Aronov 197 t ch ( ) は一連の研究で写真によるパ ーソナリティ 認知の 197 2 73 6 いる. また, 大橋ら ( , 19 , 197 , 1977 1978a) は漫画を用いて 検討や, 相貌的特徴とパーソナリティ 認知との関係を検討しており, 林 ( 198 2a, 1982b, i988) 足 立 ら (1988) は, 写 真 に よ っ 同様の検討 を行っ ている. さらに鈴木 ら ( て相貌特徴をより詳 しく分析することにより同様の検討を行っ てきた‐ しかしながら, 日 ・常印象形 成をする際の手がかりは, 声だけ, 顔だけといっ た単一な手がかりに限られる場合もあるが, 一般 的には様々な手がかりからの情報を同時に受け取り, それらの情報にウ ェイ トをかけた上で統合し て印象を形成している場合の方が多いと考え られる‐ また, ウェイ トは手がかりによっ て量的に異 なるだけでなく, 「親しみやすさ」 は顔を手がかりとし, 「ま じめさ」 は声を手がかりにするという ように, 推測されるパ ーソナリティ 特性によっ てウ ェイ トづけられる (優位に働く) 手がかりが異 なっ てくることも考え られる‐ そこで パーソナリティ 認知における手がかりの優位性が重要な検討 課題となっ てくる. パ ーソナリティ 認知の際の複数の手がかりの優位性の検討は, 顔・話・身体動作の3つの手がか り を 用 い た Ekman ら ( 1 980 ) の研究が代表的である‐ 彼らは, 顔・話・身体動作をそれぞれ単. 独に提示した部分手がかりと, それら全てを含んでいる全体手がかりをそれぞれ評定させ, それぞ れの部分手がかりと全体手がかりとの プロフィ ールが類似 しているほど, その手がかりがパーソナ リティ 認知の際に優位に働いているとした‐ そこで, それぞれの部分手がかりと全体手がかりとの 相関係数を求め, その相関係数を優位性の指標として3つの手がかり間で比較することによっ て, 手がかりの優位性を検討している‐ この手がかりの優位性の指標の操作的定義については, 同じよ 0 ) の実際のデータの取 984 198 うな検討を行 っ た慶兼・吉田 (1 ) も採用 しているが, Ekman ら ( 980 ) では, り方・相関係数の求め方については次のように批判 している‐すなわち,Ekman ら (1 部分手がかりと全体手がかりの評定は異なるの評定者によっ て行われており, これでは集団として の手がかりの優位性が明らかになるだけであっ て, 個々の評定者についてその手がかり が優位に働 198 4 ) は, 全 ての評定者に全ての手 がか いていることにはならないとした. そ して, 贋兼・吉田 ( 57.

(3) . 今 川 民 雄・中 村 和 彦. りにつ いて同一の刺激人物を評定をさせ, 各部分手がかりと全体手がかりとの相関係数を優位性 の 指標として, 顔・声・体格・服装の各手がかりの優位性を検討している. この検討の中では, 相関 係数の算出の方法に関しては, Ekman ら ( 1 980 ) の方法と慶兼・吉田 ( 1984 ) の方法を比較 した 上 で, 2つの方法によっ て算出された値に大きな差異があっ たことを指摘 し ①評定者によっ て持 , たれている ステレオタイ プの様相の個人差, ②評定者の手がかりの優位性の個人差 が存在するこ , とを理由に, 全ての評定者に全ての手がかりを評定させる方法の妥当性を主 張している . 鹿兼・吉田 ( 1984 ) による方法によっ て算出された指標によると, 顔・声・体格・服装の各手が かりの優位性の比較では, 一般に声の手がかりが最も優位であり, 顔・服装の手がかりがそれに続 き, 体格の手がかりの優位性が最も低いという結果が得られ ている‐ また 刺激人物の性によっ て , 手がかりの優位性の 様相は異なっ ており, 刺激人物が男性である場合に は顔が 女性である場合に , は声が最も優位性が高かっ た. しかし, 麿兼・吉田 ( 84 19 ) も考察の中で述べているように, 声の 手がかりは全体手がかりと同一であったが,顔・服装・体格などの視覚手がかりは全て写真であり , ここには全体手がかりが持つ動的要素が含まれていなかった. すなわち声手がかりが優位であるこ とを一般化するには, 視覚手がかりの提示の際に, 動的要素が含まれている ビデオを用いることに よっ て, 動的要素が含まれることが視覚手がかりと聴覚手がかりの優位性 にどのように影響を及ぼ すかを検討する必要がある. ところ で, 大坪・吉田 ( 1990 ) の研究は, 慶兼・吉田 ( 1 984 ) の持つ問題点を改善した上でさら に手がかりにつ いて静的・動的要素を考慮し, より掘り下げた検討を加えている 彼らは 視覚手 . , がかりと聴覚手がかりの優位性につ いて検討し, やはり聴覚手がかりが一般的に優位であるとの結 果を得た‐ しかし聴覚手がかりの中でも特に言語内容の手がかりの優位性が高かったことから 自 , 己紹介場面を用いたことが内 容の寄与を高め, 聴覚手がかり優位となったと考察している すなわ ‐ ち,大坪・吉田( 1990 ) の結果には刺激条件を 日常の会話場面から自己紹介場面へ変えることによっ て, いわば 「状況要因の効 果」 が混入した可能性があることになり, 慶兼・吉田 ( 1984 ) の問題点 が十分に解決されたと はいい難い. そこで本研究では, 慶兼・吉田 ( 19 84 ) の用いた刺激状況 で, 写真の部分を画面のみの ビデオ に変えることで, 視覚手がかりと聴覚手がかりの効 果を比較するこ とに焦点を当 てて検討することを目的とした.. 方. 法. 1. 刺激の作成 刺激人物 A大学1年生に対して刺激となる VTR を撮 影し, そのうち不備なものを除き, 刺激 人物として男女各8名, 計i6名をラ ンダムに選出した‐. 1) 刺激の収録 m 全体手がかり 刺激の作成は麿兼・吉田 ( 1984 ) と全く 同様の手続きで行った‐ 各刺激人物 に対し, 慶兼 らの用いた2つの場面のいづれか一方を割り当て, 対話者と会話する様子をカラーの VTR に収録した (すべての刺激人物に対 して同一の対話者 であ っ た) ‐ なお, 会話はできるだけ 普段の調子で話せるように暗記してもらい, また, セリ フは意味内容が変わらない程度に, 自然な 表現に変えてよいと教示した. 収録に用いた2つの対話場面は以下の通りである.. 58.

(4) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. (対話場面A) 刺激人物 :あの, ちょっ とすいませんが, このあたりに美島荘というアパ ー トはありませんか. は じめて来たもので道がよくわからないんです. 対 話 者 :え っ, 美島荘ですか. それなら, この先をま っ す ぐ行っ て2つ めの角 を曲がったところ です. 刺激人物:あっ, あの本屋さんの見える角ですね. どうもありがとう ございま した. (対話場面B) 刺激人物:あの, こちら小田先生のお部屋ですか. 小田先生はいらっ しゃいますか. 対 話 者 : いいえ, 今, 外出しておりますが, 何の御用ですか. 刺激人物:私, 川村の使いできたものですが, 川村が30分く らい遅れてくるので待っ ていてほしい とのことです. すみませんが, そのようにお伝え下さいま せんか‐ 対 話 者: あっ, そうですか‐ じゃあ, そういうふうに伝えておきます. 収録方法は, 対話場面Aでは, 自然体で立っ ている刺激人物の全身を撮り, それから頭からひざ まで入るようにズーム・アッ プし, 合図をして会話をはじめさせた‐ 対話場面Bでは, 頭からひざ まで入るような状態で撮り, す ぐに会話をスタートし, 会話終了後, ズームして全身を撮っ た‐ 会 0秒であっ た‐ また, 対話者は刺激人 話されている時間はどちらも15~20秒で, 全収録時間は25~3 物を撮影している ビデオの後ろ側に位置して会話したた め, 対話者は画面には現れず, 声のみ収録 された. ( 2 ) 単一手がかり 顔 :全体手がかりを撮影する際に, 同時にもう1台の固定された ビデオカメ ラにて顔のみをア ッ プ にして撮影 した‐ 刺激人物が最初の会話をはじめてから10秒間を刺激とした‐ 声:全体手がかりで収録した声のみを取り出し, カセ ッ トテー プレコーダー に収録した. 2) 刺激セ ッ トの作成 全体手がかりと声の手がかりについては, 場面がA・Bと2種類あるため, 対話場面と刺激人物 の性の両方が同一である刺激が連続することのないように提示順序を決定した‐ また, 声の手がか りについては刺激人物の性の出現順序をランダムに決定した‐ 全ての評定者につ いて, 手がかり内 での提示順序は同一であっ た. 2. 刺激人物のパーソナリティ 評定 評定者 : H大学大学生男子20名, 女子20名, 計40名. そのうち, 男子1名についてデータに不備 があっ たため, 分析には男子19名, 女子20名, 計39名のデータを用いた. なお, 評定者は, 刺激人 物と面識のないことを確認した. 197 3 評定尺度 :大橋ら ( ) の20項目の評定尺度を用いた (9ポイ ントスケール, 表1. 参照) . 手続き 評定は,2回に分けて行い,第1回目は顔と声の評定を, 第2回目は全体の評定を行っ た. なお, 顔と声の評定順序はカウンター バラ ンスした. また, 顔と声の評定を行っ てから, 全体の評 定を行うまでの期間は, 20日~25日とした.. 59.

(5) . 今 川. 民 雄・中 村 和 彦 結,. 巣. 1. パーソナリティ 認知次元の決定 まず, 被験者の パーソナリティ 認知次元を明らかにするため, 刺激人物 ( 6 1 )×評定者 ( 39 )×手 がかり (3) =1 87 2をサンプルとして, パーソナリティ 評定の20項目の項目間相関行列を算出し, これに基 づいて主成分解を求める因子分析を行っ た (全データによる因子分析とする) . 回転前の 固有値の推移(第1因子より,6 5 0 4 3 4 2 4 4 0 6 8 0 6 0 ) より3因子解が妥当 と考え, である ‐ , . , . , ‐ , . 3因子解に対してバリマ ックス回転を施した. 回転後の因子 パターンを示したものが表1である‐ パーソナリティ評定項目の因子分析の結果 (全手がかり;バリマックス回転後の因子パターン). 表1. 評. 定. 項. 目. 第1因子, 第2因子 第3因子. 共通性. 14 ‐ 19 . 6 . 11 . 10 ‐ 15 . 1 . 13 ‐ 9 ‐. 近 づきがた い- 人なつ っ こい 感 じの よ い - 感 じの わ る い 親 しみ にく い ‐ 親 し みや す い 人のよい 一人のわ るい 親切な ‐ い じわ る な かわ い ら しい 一 にく た ら しい 心 の せま い 一 心 の ひ ろ い なま い きな - な ま い き で な い 短 気な 一気長な. - .812 .805 - .799 ‐793 .765 ‐711 - ‐665 - ‐639 - ‐526. - ‐246 ‐181 - .285 - .070 - ‐056 - .113 - .229 .401 .281. - ‐029 - .250 - .315 - .041 .225 .311 .416. .723 .736 .720 .696 ‐687 .520 ‐546 ‐666 .529. 12 ‐ 8 ‐ 2 ‐ 7 . 5 . 18 . 17 .. 消 極的な - 積極 的な 自信の あ る - 自 信 の な い 社交 的な -非社 交的な 意 欲 的な - 無気力 な 恥 しがり や な - 恥 し らず の 卑屈 な - 堂々 と した う き う き した - 沈 ん だ. - .009 - ‐141 .310 .216 .284 - .166 ‐349. - .872 .859 .719 .718 - ‐717 - ‐636 ‐579. - ‐016 - ‐110 ‐204 - .311 - ‐243 ‐410 ‐444. ‐761 ‐770 ‐655 ‐659 .654 .601 .654. 16 . 4 . 20 ‐ 3 .. 軽薄な 慎 重な 無分 別 な 無責 任 な. - ‐056 ‐142 - .268 - ‐306. ‐074 - ‐096 - ‐141 - ‐169. .829 - .810 .758 .730. ‐696 ‐686 ‐666 ‐655. - 重厚な -軽 率な -分別の ある -責任感の 強い. 1 1a2. 5 ‐373. 4 .336. - .058 - ‐236・. 3 ‐570. 寄与率 (%). 2 6 .87. 21 8 ‐6. 17 5 ‐8. α係 数. .908 ,895 .895. .841 ,889 ‐858. .847 ,839 ‐843. 全体 r F 顔、. 13 .279. 6 6 .40. 因子分析の結果は, 磨兼・吉田 ( 1984 ) とほぼ同様であり, また, ′林 ( 197 8b) の対人認知にお ける基本的三次元と対応している‐ そこで林 ( 1 978b) にならい, 第1因子を 「個人的親しみやす さ」 , 第亘因子を 「力本性」 , 第m因子を 「社会的望ま しさ」 の次元と命名 した. ところで, 本研究のデータは多相データであるため, 項目以外のすべての相をつ ぶして1 87 2をサ 60.

(6) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. ンプルとして因子分析 を行ったが, 多様な相の間に生 じ得る相互作用 が消えてしまうことも考え ら ) が用 1984 4 ) 198 れる‐ そこで2種類の方 法によっ て, 検討を試みた. 第1は麿兼ら ( , 大坪 ら ( を算 プルとして項目間相関行列 をサ 4 8 物 )= ン 6(刺激人 いた, 評定者 ごとに, 3 (手がかり) ×1 出し Fi sher のz変換を施 して平均相関行列 を求めた後, 相関係数に戻 す方法である‐ この方法は 個人 ごと に相関行列 を求めることによっ て, 個人間のばらつ きが項目間相関に紛 れ込むことを防い ) についての平均を求め, 16 でいる‐ もう1つの方法は, 評定者 ごと・手がかり ごとに刺激人物 ( それぞれの データとそのデータの評定者・手がかりに該 当する平均との差の2乗の共変動に基 づい 2をサンプルとして, 項目間相関行列 を 6(刺激人物) =187 て, 39(評定者) ×3 (手がかり) ×1 算出する ものである‐ この方法では, 個人間の変動 を評定の極端さの変動に限定する事によっ て, やはり個人間の変動が項目間相関に紛れ込むことを防いでいる. 二つの方 法で算出した項目間相関 行列に基 づく因子分析 (主成分解, 3因子を バリマ ックス回転) の結果は, 表2及び表3に示して ある‐ この結果 は全データによる因子分析とほぼ同様であっ た. 表2 被験者ごとに算出した項目間相関係数にz変換を施し、 平均相 関行列を 算出して入力 データとした因子分析結果 (バリマックス回転後) 評. 定 項. 目. 第1因子. 第2因子 第3因子. 共通性. 14 ‐ 11 ‐ 6 ‐ 19 . 10 ‐ 13 . 15 ‐ 1 ‐ 9 ‐. 近 づ き が た い ‐ 人 なつ っ こ い .864 - 一人のわるい 人のよい ‐862 親 しみ にく い - 親 し みや す い ‐858 - 感 じの よ い - 感 じの わ る い ‐855 - な じわ る ‐ い 切 な 親 ‐828 な ま い き な - な ま い き で な い ‐726 - か わ い ら しい 一 にく た ら しい ‐725 心、の せ ま い 一 心 の ひ ろ い .708 一気長な 短気な ‐557. - .275 - ‐044 - ‐315 ‐201 - ‐038 ‐414 - .151 - .231 .296. - ‐095 - ‐225 - .039 - .245 - .304 ‐284 - ‐059 ‐216 ‐392. .831 ‐795 ‐837 .832 ‐780 ‐779 ‐551 ‐602 ‐551. 12 ‐ 8 ‐ 7 ‐ 5 .. -積極 的な 消 極 的な -自信のな い あ の る 自信 - 無気力 な 意 欲的な 恥 し がり や な - 恥 し らず の. - .007 ‐144 - ‐204 - .289. - ‐955 ‐940 .774 - ‐762. ‐009 - ‐103 - .322 1237. .913 ‐914 ,.744 ‐720. -非社交的な. 8 130. ‐750. 99 ‐6. .144 - ‐353. - .671 ‐598. ‐205. - 堂々 と した 18 ‐ 卑屈 な き した -沈んだ き う う 17 ‐. .431 ‐412. .656 ‐651. 067 -重 厚な , . - -軽 率な ‐123 -分別 のある ‐280 -責任感の 強い ‐313. .080 1103 1136 - .175. ‐869 - ‐856 ・ ‐800 .796. .766 ‐758 ‐737 .762. 4 ‐966 24 ‐83. 3 ‐828 19 ‐14. 14 ‐883 74 ‐42. 2 ‐ 社交的な. 16 ‐ 4 . 20 ‐ 3 ‐. 軽薄な 慎重な 無分別な 無責任な. 1 1a2 寄 与 率 (%). 6 ‐089 30 ‐44. 61.

(7) . 今 川 民 雄・中 村 和 彦. 表3. 評. 被験者ごとに求めた平均からの偏差によって求めた項目間相関係数を 入力データとした因子分析結果 (バリマックス回転後) 定 項. 目. 第1因子. 第2因子. 第3因子 共通性. 14 ‐ 19 . 11 . 6 . 10 . 15 . 1 . 13 . 9 ‐. 近 づ き が た い - 人 なつ っ こ い .812 感 じの よ い ‐ 感 じの わ る い - .804 人のよい 一人の わる い - .801 親 しみ にく い - 親 しみ や す い .799 親切な - い じわ る な - ‐768 かわ い ら しい 一 にく た ら しい - ‐712 心 の せま い 一 心 の ひ ろ い ‐680 なま い き な - な ま い き で な い .664 短 気な 一気長な ‐539. - .253 .190 ‐ .052 - .292 - ‐051 - ‐120 - .225 ‐420 ‐294. - ‐044 - ‐247 - .245 - .018 - ‐313 - .040 .233 ‐280 .400. .726 ‐744 .703 .724 .690 ‐523 .567 .696 ‐537. 12 . 8 ‐ 5 ‐ 2 . 7 ‐ 18 ‐ 17 .. 消 極 的な -積極的な 自信 の あ る - 自 信 の な い 恥 しが り や な - 恥 し らず の 社交 的な - 非社交 的な 意 欲的な - 無気力な 卑屈 な - 堂々 と した う きう き した - 沈 ん だ. .010 .148 - .299 - .292 - ‐232 ‐161 - .350. - .872 ‐865 - ‐732 ‐731 ‐722 - .644 .587. - .026 - ‐100 ‐ ‘256 ‐201 - ‐298 .414 ‐447. .761 ‐781 .692 , .659 ‐664 .613 ‐668. 16 . 4 ‐ 20 . 3 ‐. 軽薄な 慎重 な 無分別 な 無責任な. ‐063 - -146 .299 ‐319. ‐087 - .102 - .129 - ‐164. .829 - .810 ‐754 .734. .698 ‐688 ‐675 ‐668. 5 .462 27 .46. 4 ‐439 22 .20. 3 ‐543 17 ‐71. 13 .444 67 ‐37. -重厚な -軽 率な -分別のある - 責 任 感 の 強い. X a2 寄 与 率 (%). 次に, 手がかりによっ てパ ーソナリティ の認知次元が異なる場合 全データによる因子分析結果 , をそのまま 分析に適用する ことには問題がある そこで 各手がかり (全体・顔・声) ごとに 刺 , . , 激人物 ( 1 6 ) ×評定者 ( 39 )、 =624をサ ンプルとして同様に因子分析を行っ たところ 3種類の手 , がかりとも ほとん ど同様の因子構造を持っ ていることが確認された (表4 表5 表6参照) し , , ‐ たがっ て, 本研究における以 下の認知次元に関連する検討は 全データ による因子分析結果に基づ , いて行うこととした.. 62.

(8) . . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. 表4 全体手がかりのパーソナリティ評定項目の因子分析の結果 評. 定. 項. 目. 第1因子 = U ^”峻000 ^ Uリムワ十n=UOO OA,QU^U▲ 4n 1^ ” リ0 RUI ←○リリムA4にりこり0 0 Iリムー 100 1 リムリムQUにリリムT ^ Uワエワ十ワ十ワ十GURUAせ nU.←9リつリリムT工つリ 0 00 . - ・- . . ・ .- .・ .- .- .- ‐ ・ . ・ .- 層. ・ . . ・にリ .ワ . . , . ・ リム . ・ . . ・にり f 00 リム oo ー. ^ ” ゾ T上 つジ A隻 CU ^M U nU 1上 1← l ← 11111・1111. 「826. な い 14 . 近 づき がた い- 人 つ っ こ. 21 - -8. 6 ‐ 親しみにくい-親 しみや れ、. 19 ‐ 感 じの よ い 11 ‐ 人のよい 10 . 親切な. ‐799 .758 ‐724. - 感 じの わ る い 一人のわるい - い じわ る な. 3 1 5 .71 ‐ かわいらしい一にくたらしい 2 0 1 3 .6 . なまいきな -なまいきでない -. 第2因子 - ‐167. - 29 ‐2 .155 - ‐097 - ‐090. 6 - ‐11. 6 5 ‐3. 第3因子 ‐009. ‐711. - .314 1347 「409. .704 ‐700. 31 ‐0. 8 一 1 ‐1. 登登 る. 1 ‐ 心 の せま い 9 . 短気 な. 一心のひろい 一 気長な. - ‐614 - ‐480. - .271 ‐218. ‐435. 12 ‐ 消 極 的な 8 ‐ 自信の ある 2 ‐ 社交 的な. -積 極的な ‐自信のない -非 社交 的な. - .014 - ‐198 ‐328. - ‐856 .837 .714. - ‐050 - ‐061 .232. むしらずの もしがりゃな-耳 5 ‐耳 7 . 意欲的な. - 堂々 と した 18 ‐ 卑屈 な した -沈んだ き う き 17 う ‐ -軽率な - 責 任 感 の 強い -分別の ある. 4 . 慎重な 3 ‐ 無責任 な 20 ‐ 無分別 な. X 1a2 寄 与 率 (%). 表5 評. 9 0 - ‐6. - 5 0 ‐2. - .150 .388. - .607 ‐536. ‐435. 9 - -07. -重厚な. 16 ‐ 軽薄な. 4 2 ‐3 7 ‐25. -無気力な. 2 4 ‐8. - .042 - .189 - ‐087. - .804 .748 ‐720. 5 .326 26 .63. 3 .959 19 ‐80. 3 .840 19 .20. 捲. 至重 :亭. 2 8 ‐5 ‐467. .735 ‐743 .672. 至 琶 :8 47 -5 ‐626. :鰯 .689 ‐622 13 .125 65 .63. 視覚手がかり (顔) のパーソナリティ 評定項目の因子分析の結果 定. 項 目. 第1因子 - .813 ‐806. -人のわるい 人のよい - い じわ る な 親切な 心 の せま い 一 心 の ひ ろ い か わ い ら しい 一 にく た ら しい. - .773 1742 ‐707 - ‐662. 6 ‐ 親しみにくい-親しみやすい. 3 1 ‐ なまいきな 9 . 短気 な. 12 ‐ 8 . 7 . 5 .. ‐081. - 濯ぎ. .179 - .307 - .310. 19 ‐ 感 じの よ い - 感 じの わ る い 14 ‐ 近 づ き が た い ‐ 人 なつ っ こ い 11 . 10 . 1 ‐ 15 .. ・666. 共通性. -なまいきでない 一気 長な. -積 極 的な 消 極 的な 自信の ある - 自信 のな い 意欲 的な ‐無気力 な 恥 しがり や な - 恥 し らず の. -堂々とした. 8 1 ‐ 卑屈な. 2 ‐ 社交的な. -ヲ珠吐交的な. 17 ‐ う き う き した - 沈 ん だ -軽率な -重厚な. 4 . 慎重な 16 . 軽薄な. 2 0 ‐ 無分別な 3 ‐ 無責任 な. -分別 Jのある - 責任 感の 強い. 1 a2 寄 与 率 (%). 80 ‐7. 0 ‐66 ‐578. - ‐062 .177 - ‐136 ‐ ‐269. 第2因子 ‐131 - ‐241. 8 2 - ‐2 - .126 - .109 - .169 - .062. 第3因子 - ‐174 - ‐077. 11 - ‐1 - .212 - .282 .151 - .101. 共通性 .708 ‐714. 盗難 ‐642 .551 .452. .337. 2 8 4 ・ 353. 辱 g g :. 1862 ‐854 .748 - ‐685. - ‐066 - ‐062 - .309 - ‐304. ‐751 .765 .674 ‐633. 言語. 漉き. 81 ‐3. .. 3 4 ‐2. 5 9 - ‐6. - ‐312. ‐573. .475. .651. - .129 ‐092. - .828 .810. .711 .681. - ‐177. ‐715. 0 - .27 - ‐097 .131. 43 ‐6. 6 7 ‐2. - 2 2 ‐1. 5 .301 26 ‐51. 4 ‐221 21 .11. ‐277. 8 5 ‐7. 3 ‐496 17 ‐48. ¥ g :≧ 13 ‐018 65 ‐09 63.

(9) . . 今 川. 民 雄・中 村 和 彦. 表6 聴覚手がかり (声) のパーソナリティ評定項目の因子分析の結果 評. 定. 項. 目. 第1因子 第2因子. 第3因子. 共通性. 1▲にりにリ00リムにりにUOO^= U (=Uつリ^ ” ソA 生み生1 1にU I ←○ ○ワ十nUAせにりにリリム(け にリQリ0 09リヘ =Uにリリム リムnUO ムハUリム^ =UリムリムQU ^=U1←1←nV9リにリハ, ・ー .ー . ・ー . ・.・ . .ー ・ー . .ー ・ー. ー. 11 . 14 . 10 . 6 . 19 . 15 . 1 . 13 . 9 ‐. 人のよい 一人のわる い .821 近 づ き が た い - 人 なつ っ こ い - .804 親切な - い じわ る な ‐803 親 しみ にく い ‐ 親 しみ や す い ‐ ‐797 感 じの よ い ‐ 感 じの わ る い .788 かわ い ら しい 一 にく た ら しい .750 心 の せま い 一 心 の ひ ろ い - .667 なま い き な - なま い き で な い - 600 ‐ 短 気な 一気長な - .475. .015 - .305 .047 - ‐321 ‐237 一 .151 - .241 ‐452 .267. - ‐211 - ‐085 - .275 .008 - .242 ‐055 ‐256 .228 .390. .449. 12 . 8 . 5 . 2 ‐ 7 ‐ 18 . 17 ‐. 消 極 的な - 積 極 的な 自 信 の あ る - 自 信の な い 恥 しが り や な ‐ 恥 し らず の 社交 的な ‐非社交 的な 意欲 的な - 無気 力 な 卑屈な ‐ 堂々 と した う き う き した - 沈 ん だ. - .096 - ‐034 ‐239 .349 .278 - .121 ‐376. - .885 .874 - ‐773 .763 .729 - .620 ‐607. .050 - .193 - ‐189 ‐034 - ‐304 ‐551 .426. .795 ‐802 ‐690 .706 ‐700 .702 .692. 16 ‐ 4 . 20 . 3 ‐. 軽薄な 慎重な 無分別な 無責任な. ‐045 .148 - .228 - .317. .051 - .096 - .214 - ‐160. .842 - ‐801 .759 .740. ‐714 .673 .674 .673. 5 .414 27 .07. 4 ‐705 23 ・52. 3 .586 17 ‐93. 13 .704 68 ・52. ‐重厚な -軽率な -分別 のある -責任感の 強い. X a2 寄 与 率 (%). .719 ‐746 .723 .738 .736 ‐589 .568 ‐616. 2. 手がかりの優位性について 1) 手がかりの優位性の指標の算出 視覚手がかりと聴覚手がかり の全体手がかりに対 して及ぼす優位性を検討す るために 魔兼 ら , ( i 98 4 ) 大坪ら と同様 ( 1 9 9 0 ) の手続きを用 いて以下のように優位性の指 標を算出した , . まず, 各評定者・各刺激人物 ごと に, 各手がかり (全体・顔・声) における各次元に負荷 した項目の平均 値を得点の方向を一致させて算出し, それを合成得点と した (α係数は 83~ 91であっ た) そ し . . . て, 刺激人物の性 (2) ×認知次元 (3) ごとに, 全体手がかりと各単一 手がかりとの間の相関係 数を, 8名の刺激人物に対するデータの共変動に基づい て算出し, この相関係数に Fi sher の z変 換を施した値を手がかりの優位性の指標とした.. 2) 手がかりの優位性の検討 視覚手がかり, 聴覚手がかりの優位性を検討するために, 手がかりの優位性の指標を従属変数と して, 評定者の性 (2)×刺激人物の性 (2)×認知次元 (3)×手がかり (2) の4要因の分散分 析を行っ た‐ 評定者の性の要因は被験者 間要因であり, 刺激人物の性・認知次元・手がかりの3要 因は被験者内要因である. 分散分析の結果, 手がかりの要因に関する効果としては, 認知次元と手がかりの交互 作用の傾向 (F=2 9 ) ) 9 .54 , p <‐0 , 刺激人物×認知次元×手がかりの交互 作用の傾向 (F=2 .7 , p <.07 が見 られた. また, 手がかりの要因を含まない効果として, 認知次元の主効果 (F=663 p < ‐ , ) ) が有意 であった‐ .005 , 評定者の性と認知次 元の交互作用 (F=5 ‐15 , p<.01 慶兼・吉田 ( 198 4 ) 1 990 ) では, どちらも手がかり の主効果がみられており, 聴 , 大坪・吉田 ( 64.

(10) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. 覚手がかりの方が優位で あ っ た. しかしながら, 本研究で は手がかりの主効果 は見 られず (F= 8 5 9 , SD=.44 , 聴覚手がかり ; , 平均値の方向も逆であ っ た (視覚手がかり ;M=.29 ,n .1 ‐s .) M =.278 . , SD=‐478: 表 7 最 右 列 参 照). ) では手がかり と認知次元との交 1984 次に手がかりと認知次元の 交互作用 については, 魔兼ら ( が見られ, 「意 がかりと認知次元との交互作用 ら ( 1 9 9 0 ) たが 大坪 では手 互作用 は見られなかっ , 欲性 (力本性に相当)」 や 「思慮性 (社会的望ま しさに相当)」 において聴覚手 がかりの方が優位で あるとされていた‐. 本研究の認知次元×手がかりの交互作用について, 各認知次元ごとに手がかりの単純主効果を検 1990 ) 討したところ, どの認知次元につ いても手がかりの有 意な主効果は見られず, 大坪・吉田 ( の結果を支持したとはいえ なかっ た. また, 手がかり ごとの認知次元の単純主効果の検定では, 視 ) 覚手がかり・聴覚手がかり とも有意であ っ た(それぞれ,F=3 ,p <.01 . .44 ‐45 ,p<‐05; F=5 Tukey 法による多重比較の結果, 視覚手がかりにおいては 「個人的親しみやすさ」 の次元が 「力 本性」 の次元に比べて有効に働いており, 聴覚手 がかりにおいては 「個人的親 しみやすさ」 ・「力 1990 ) によると, 本性」が「社会的望ま しさ」 に比べて全体印象により寄与 していた‐ 大坪・吉田 ( ) では, 「個人的親しみやすさ」 の認知には視覚手がかりが優位であり, 「力本性」 の 1 984 石田ら ( 認知には聴覚手 がかりが優位であると述べられており, ここには本研究結果 と一部共通したパター 表7. 各認知次元における両手がかりの有効性の平均値 (相関係数のz 変換値). 括弧内は標準偏差 個人的 親しみやすさ 視覚手がかり 聴覚手がかり. 力本性. 社会的 望ましさ. 2 ( ) ( ) ‐244b 42) .269 45 ab a( .44 ‐4 .380 .4 b 1 5 2 ( 5 2 6 ) 3 0 ( 3 7 1 ) 6 3 ( 0 1 ) 2 3 5 a a ‐ . ‐ ‐ . ‐. 3次元の 平均 45 ) .4 ‐298( 7 ) 2 7 8( 4 8 . ‐. b( ) 2ab ( 2 2 ) ‐28 両手がかり平均 .37 a( .408) .211 ‐488 ‐47 注) 同じ行での異なった英文字は多重比較の結果5%水準で有意な差があることを示す. 表8. 各認知次元における両手がかりの有効性の平均値 (相関係数のz 変換値). 括弧内は標準偏差 刺激 人物. 手がかり. 個 人的 親 しみ や す さ. 力本性. 社会的 望 ま しさ. 男性. 視覚手がかり 聴覚手がかり. ) 0a ( ‐47 ‐466 b( 3 4 8 0 0 5 a ‐ ‐ ). 7b ‐20 3 1 a . 7. ( 5 ) ‐47 2 ( 3 8 ) ‐. bc 31a ( 04 ) ‐3 ‐4 d 9 0 7 b ( 5 1 4 ‐ ‐ ). 女性. 視覚手がかり 聴覚手がかり. ) 0 ( ‐410 .29 20 ) .421 ( .5. .281 4 .32. 9) ( ‐40 ( 4 ) .36. 0 8 ‐2 5 ‐22. ( 4) ‐47 ( 3 4) .5. 注) a ,b:同じ行での異なった英文字は多重比較の結果5%水準で有意な差があるこ とを示す があることを示す。 d 多重比較の結果5%水準で有意な差 c : , 65.

(11) . 今 川 民 雄・中 村 和 彦. ンが見られる‐ 刺激人物の性×認知次元×手がかりの交互 作用につ いては, 本研究のみに傾向がみられた. そこ で, 刺激人物の性 ごとに認知次元×手がかりの交互作用を検討したところ, 刺激人物が男性の場合 のみ交互作用が有意であ っ た. Tukey 法による多重比較の結果, 刺激人物が男性の場合に 「社会 的望ま しさ」 の次元において, 視覚手がかりが優位に働い ている (聴覚手がかりが有意に低い) こ とが示された‐ また, 刺激人物が男性の場合の手がかり ごとでは, 視覚手がかりは 「個人的親 しみ やすさ」 が 「力本性」 に比べて優位性が高く, 聴覚手がかりは 「力本性」 が 「社会的望ま しさ」 に 比べて優位性が高かっ た (表8. 参照) . したがっ て, 表7で見られた認知次元×手がかりの交互 作用のパターンは, 刺激人物が男性の場合に生じていたことになる. 手がかりの要因を含まない認知次元の有意 (F=6 05 ) な主効果につ いては, 多重比 .63 , p<‐0 「 較の結果 個人的親しみやすさ」 の次元が 「社会的望ま しさ」 の次元に比べて有意に聴覚及び視覚 手がかりの優位性が高かっ た (それぞれM=.37 2 ) , M=‐211;p<.05 . 評定者の性×認知次元の 交互作用につ いては, 評定者の性 ごとに認知次元の主効果を検討したところ, 評定者が男性・女性 と も 有 意 で あ っ た (そ れ ぞ れ F =4 .34 , p <‐05; F =3 , p <.05) .14 . Tukey 法 に よ る 多 重 比 較. の結果, 評定者が男性の場合は, 「個人的親 しみやすさ」 の次元が 「力本性」 の次元に比べて視覚 ・聴覚手がかりの優位性が5%水準 で有意に高かっ た (個親M=.383 , 力本M=‐176 , 社望M=.2 38 ) . 評定者が女性の場合は, 「力本性」 の次元が 「社会的望ま しさ」 の次元に比べて優位性が5% 水準で有意に高かっ た (個親M=‐361 5 ) 98 2 ) によると, 対 , 力本M=.383 , 社望M=‐18 ‐ 林 (1 人認知の基本的3次元のうち, 男性は 「力本性」 に対するウェイ トが高く, 女性は個人的親しみや すさと社会的望ま しさの次元に対するウ ェイ トが高いとされている. 男性も女性もウェイ トが高い とされていた次元に関して, 聴覚・視覚手がかりの全体印象への優位性が低いという パターンが見 られる. 3) 偏相関係数による手がかりの優位性の検討 全体手がかりと聴覚・視覚手がかりとの関連を考える場合,大坪・吉田( 1990 ) にもあるように, 聴覚手がかりと視覚手がかりとがもと もと類似 していればそれぞれの手がかりの効 果に差がでな い‐ この点につ いて大坪・吉 田 ( 1990 ) は, 視覚手がかりと聴覚手がかりの相関係数を算出 し, 評 定者の性・刺激人物の性・認知次元 ごとの相関係数のz変換の平均値を求めることによっ て検討し た. その結果, 最大でもr =.37であり, 相関係数は全般に小さい値であることから, 視覚・聴覚 手がかりは強く一致していないとした‐ しかしながら, ケースによっ て視覚・聴覚の一致度は異な ることは充分に考えられる. そこで, 聴覚手がかりの効果を除いた視覚手がかりと全体手がかりと の偏相関係数, 及び, 視覚手がかりの効果を除いた聴覚手がかりと全体手がかりとの偏相関係数を 算出し, それらの値をz変換した指標を優位性の指標として, 再度検討を行っ た.. 相関係数のz変換値を優位性の指標とした際と同様に, 今度は偏相関係数をz変換した値を従属 変数として, 評定者の性 (2)×刺激人物の性 (2)×認知次元 (3)×手がかり (2) の4要因の 分散分析を行ったところ, 手がかりの要因に関する効果としては既述の結果とは異なり, 評定者の 性×認知次元×手がかりの交互作用 のみが有意であっ た (F=.3 ) ‐20 , p<‐05 ‐ 下位検定として, 評定者の性 ごとに認知次元×手がかりの交互作用を検討したところ, 評定者 が女性の場合に認知次 元×手がかりの交互作用が有意 であっ た (F=4 ) ‐77 , p<.05 . さ らに認知次元 ごとに多重比較を 行ったところ, 評定者が女性で 「社会的望ま しさ」 の次元において, 視覚手がかりが優位であっ た (視覚M=‐256 27 ) , 聴覚M=‐0 , p<‐05 . また, 手がかり ごとの多重比較では, 評定者が女性で 66.

(12) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. 聴覚手がかりにおいて「社会的望ま しさ」の優位性が他の次元に比べて低いことが見いだされた (個 親 M =.284 , 社 望 M =‐027; p <.05). , 力 本 M =.337. 尚, 手がかりの要因を含まない効果として, 相関係数の z変換値を優位性の指標とした場合と同 ) 様に, 認知次元の主効果が有意であ っ た (F=6 ‐53 , p <‐005 ‐ 多重比較の結果, 平均値の方向 も同様 で, 「個人的親しみやすさ」 が 「力本性」 と 「社会的望ま しさ」 に比べて聴覚・視覚手がか り の 優 位 性 が 高 か っ た (そ れ ぞ れ, M ;‐314 , M =‐214 , M =‐167) ‐. 4) 直接の プロフィ ールの類似性に基 づく指標による検討 1984 ),が用いた手がかりの優位性の指標に基づいた分析であっ ここまでの分析では,鷹兼・吉田( 1984 198 0 ) による手がかりの優位性 につ た‐ とこ ろで, 麿兼・吉田 ( ) が採用 した Ekman ら ( いての考えは, 「刺激人物の パーソナリティ または感 情についてのある単一手がかりによる評定結 果とすべての手がかりを含んだ全体手がかりによる評定結果の プロフィ ールが類似しているほど, 984 8 )」 というもの であっ その手がかりが対人認知において優位に働いている(慶兼・吉田:1 ,pl1 た‐ 鹿兼・吉田 ( 1984 ) による手がかりの優位性の指標は, 認知次元に ごとに, 全体手がかりと単 一手がかり間の相関を各刺激人物の認知の変動に基 づい て求 めたものである‐ それ故この指標は直 接には 「プロフィ ールの類似」 というよりも 「認知次元上の手がかり間の類似」 というべきもので ある. ここで 「プロフィ ールの類似」 は直接には, 全体手がかりと単一手がかりの20項目の評定 プ ロフィ ール自体の類似とみなすこともできる‐ そこで, 評定者 ごとに, 各刺激人物に対する全体手 がかりと視覚・聴覚手がかりとの項目評定値に基づく相関係数を算出し (サンプル=20 ), その値 にz 変換を施し, さ らに刺激人物の性 ごとに平均 した値を新たに手がかりの優位性の指標として求 め た‐. この指標に基 づき, 評定者の性 (2)×刺激人物の性 (2)×手がかり (2) の3要因の分散分析 を行っ た (評定者の性は被験者間要因, 刺激人物の性・手がかりの要因は被験者内要因である) . その結果, 評定者の性×刺激人物の性の交互作用の傾向が見られたが (F=3 ) .27 , p<‐08 , 手が かりに関する効果を含め他の効果は有意ではなかっ た‐ この指標でみる限り視覚的手がかりと聴覚 的手がかりは, ほぼ同様の効果を全体手がかりに及ぼしていることになる. ところで, 刺激人物をサンプルとして求めた指標と同様に, 視覚手がかりと聴覚手がかりの間に 強い類似があれば, 両手がかりに明確な差異を見いだし難くなる. そこで単一手がかりの一方を統 制 した全体手がかりと, もう一方の単一手がかりとの偏相関係数をプロフィ ールをサンプルとして 算出し, それらにz 変換を施 して刺激人物の性 ごとに平均 した値を手がかりの優位性の指標として 求めた‐ この指標を従属変数として3要因の分散分析を行っ たところ, 評定者の性×手がかりの交 互作用の傾向が見られた (F=2 ) , p<‐09 ‐99 ‐ 手がかり ごとに評定者の性の主効果の検討を行っ たところ,視覚手がかりにおいて評定者の性の主効果の傾向が見られた(F=3 5 ) ‐0 , p<.09 . よっ て, 視覚手がかりは, 男性の評定者に比べて女性の評定者の方がより全体印象に寄与している傾向 表9. 項目をサンプルとした偏相関係数のz変換値の平均値. 評定者. 視覚手がかり 聴覚手がかり. 男性. 女性. 23( 99 ) .2 .1 2 8 3( 1 6 ) 1 . .. 98 ) ‐315( ‐1 2 7 2( 1 9 ) 1 ‐ ‐. 67.

(13) . . 今 川 民 雄・中 村 和 彦. がある (表9‐ 参照) . この結果は刺激人物をサン プルとした指標 による結果と, いずれも異な っ て い る.. 考. 察. 1) 視覚手がかりの効果 表10 過去の研究と本研究との結果の比較. 磨兼ら. 本研究. 大坪ら. <含む手がかり>. 手がかりの主効果 視覚<聴覚. 視覚<聴覚. 手がかり ×認知次元. 聴覚:力本=社望. n .S ‐. >個 親. 手がかり 男性:顔>服装 ×刺激人物の性 女性:顔<声. 手がかり. As ‐ (視覚〉;聴覚) 視覚:個親>力本;社望 聴覚:個親=力本>社望. n ‐S ‐. n ‐S .. n .S .. sb女性の聴覚: 力本二社望>個親. n ‐S ‐. 且 S‐. n ‐S ‐. ×評定者の性 ×認知次元. 手がかり ×刺激人物の性 ×認知次元. 認知次元の主効果 ×認知次元. S 乱. 評定者の性. S 良. 主効果. S 良. <手がかり以外>. 評定者の性の. t p男性:視覚の個親高い 聴覚の社望低い. sb男性<sb女性. n .S ‐. n .S .. 個親>力本=社望. n ‐S‐. sb男性:個親>社望=力本 sb女性:力本=個親>社望. 4 ) 1990 ) と本研究の結果をま とめて示 した. 先行研究 表10に, 慶兼・吉田 ( 98 1 , 大坪・吉田 ( と比べて本研究結果の特徴は認知次元の効果が大きいことである. 本研究と条件がより類似 してい i 984 )では認知次元に関する効果は, 主効果, 交互作用のいずれも示されていない. る腐兼・吉田( しかるに本研究では, 傾向も含めすべての有意な効果は認知次元がらみであっ た. このことは認知 次元が手がかりの優位性に密接に関連しているこ とを示唆している‐ 198 4 ) の条件のうち視覚手がかりのみを写真からヴィ デオ画面に変 本研究の目的は慶兼・吉田 ( えることによっ て生じる効果 を検討することを意図していたが, 有意な交互作用の結果を見ると, 984 ) で有意で 1 そのことのみが認知次元の効果をもたらしたと考えにくい. 図1に, 贋兼・吉田 ( 68.

(14) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について. 国璽 鷹兼ら 圏 本研究 均. a.4a. 相 B.3@. 係. @,@. 数 男・声. 男・顔. 女・ 顔. 女・ 声. 手がかり 図1. 刺激人物の性×手がかり ごとの優位性の比較. . 平 均. 圏囲 本研究 勿.48. 相 駁‐38. 関 . @・2廼. . 数 親・ 顔 力 ・ 顔 社・ 顔 親・声 力 ・ 声 社・ 声. 認知次元と手がかり 図2. 認知次元×手がかりごとの優位性の比較. 69.

(15) . 今 川. 民 雄・中 村 和 彦. あった刺激人物の性×手がかりの結果と本研究の結果とを比較 してある. 本研究では刺激人物が女 性の場合の顔手がかりの優位性が高ま っていることが知 られる‐ さらに図2には認知次元×手がか りの交互作用について, やはり本研究と鹿兼・吉田 ( ) の結果とを比較してある. ここでは社 19 84 会的望ま しさ次元 での声手がかりの優位性の低さが目につく. 「個人的親 しみやすさ」 と 「力本性」 次元では, 声手がかりの優位性に鹿兼・吉 田 ( 198 4 ) と大差はないの で, 顔手がかりの優位性の高 まりが, 両手がかり全体としての優位性の高まりに結びつ いていることがわかる. このようにみて くると, 本研究では, 視覚手がかりの写真をヴィ デオ化す る事によっ て, 視覚手がかりの優位性が 高まる傾向を見いだしたが, 認知次元によっ ては, 異なうた傾向があ らわれたということになる. このことは, 本研究が庚兼・吉田 (19 84 ) とできるだけ同一の条件のもとに行われた にも拘らず, 刺激人物の特徴が異なっ ていたという可能性を否定することはできない. つ まり, 刺激人物のサン プリ ングの問題が浮かび上がっ てこよう. 大坪・吉田 ( 0 ) では, サンプリングの影響 を小さく 199 するため,刺激人物を増やすという方法を導入した.この点については, 次項でさらに考察したい‐ 2) 手がかりの優位性指標の意味の検討 さて, 2種類の指標に基づいた分析結果に は, 既述のような相違が見られたが, その理由につい て考えてみたい. 最初の指標は, 慶兼・吉田 (1 98 4 ) 0 ) の, いわゆる刺激人物 199 , 大坪・吉田 ( をサ ン プルとした指標は, 認知次元別に被験者個人内にある全体手がかりの母集団と単一手がかり の母集団の母相関係数を想定しているから, その値が妥当であるかどうかは刺激人物が適切にサン プリングされているかどうかにかかっ てくる. すなわち, ここでの全体手がかりと単一手がかりの 関連の指標は, 個人内に刺激人物を越えて存在する手がかり 間の関連に対応する標本統計量という ことになり, 全体手がかりと単一手がかりの間の関連は, 認知次元 ごとに一つ 想定される. これを 「手がかり間指標 (T指標) 」 と呼ぼう. 他方, われわれが本研究 で新たに取り上げた第2の指標では, 全体手がかりと単一手がかり 間の 類似度は, 一人の刺激人物につ いての資料だけに基づいて求められている‐ この場合, 相関係数の. 母集団は, 当該刺激人物についての全体の手がかりに基づく印象を表すすべての形容詞対上の評定 値, 及び単一手がかりに基 づく印象を表すすべての形容詞対上の評定値とみなすことができる. 20 項目の評定値はこれらの母集団からの標本であり, この指標は, 当該刺激人物についての印象 を形. 容詞の程度で表した評定項目をこえて存在する手がかり間の関連に対応する標本統計量とみなすこ とが できる. これを 「刺激人物指標 (S指標)」 と呼ぼう. この指標の妥当性は, 項目が印象全体 の中から適切にサンプリングされているかどうかにかかっ てくる. S指標は, 当該刺激人物に限定された手がかり関連指標 であっ て, T指標のように個人内に全体 手がかりと単一手がかりの関連が一つ あるという仮定を受け入れるとすれば, 各刺激人物における S指標の値は個人 ごとに安定していると推論される‐ この場合S指標による刺激人物間の分散は比 較的小さいことが予想される. そもそも,印象形成するときにどのような情報をどのように利用するかは,状況や標的人物によっ て変わっ てくるから, 標的人物や状況を越えて何がしかの傾向があるとすれば, 多くの標的人物に なされた印象全体のなかで関連を見いだしてゆく必要がある し, 基本的には印象を形成する際の情 報の利用の仕方は, 個人内では安定しているとみなす考え方がT指標の求める根拠である. 他方, S指標の場合, 標的人物や状況によ っ て手がかりの利用の仕方のばらつきそのものにも個人差があ るかも知れないという可能性を留保している. T指標とS指標のより本質的な比較検討とともに, 刺激人物および評定項目のサ ンプリングの方 法につ いての検討は, 今後の課題となろう. 70.

(16) . 印象形成における視覚的手がかりと聴覚的手がかりの優位性について 要. 約. 本研究の目的: 印象形成における視覚手がかり と聴覚手がかりの優位性の検討であるが, 特に麿 ) の視覚手がかりの写真を ヴィ デオ 化することによっ て, 視覚手がかりの優位性に 兼・吉田 ( 1984 どのような変化が起きるのかを検討することを目的とした‐ 方法 : 日常の会話場面をヴィ デオ録画したものを全体手がかり刺激, 声のみを取り出したものを声 手がかり刺激, 顔をクロー ズアッ プした音声無しの ヴィ デオ画面を顔手がかり刺激とし, 男女それ 9名. 被験者は, 第1回目の ぞれ8名の刺激人物を用いた. 被験者は男子大学生19名, 女子大学生1 197 3 実験として顔手がかり刺激と声手がかり刺激を大橋ら ( ) による形容詞対20項目に9段階で評 定し, 20一25日後全体手がかり刺激につ いて同様に評定した. 結 果: 手がかりの優位性の指標 :得られた資料は主因子法により因子分析され, 抽出された3 因子は 「個人的親しみやすさ」「力本性」 「社会的望ま しさ」 と解釈された‐ 各刺激人物 ごと, 手が かり ごとに3つの認知次元の合成得点が算出され,全体手がかりと単一手がかりの間の相関係数が, 刺激人物の性と手がかり別に8人の刺激人物をケースとして合成得点により求 められた. この値を z変換したものを手がかりの優位性の指標とした. この指標の刺激人物の性×評定者の性×手がかり×認知次元の4要因の分散分析の結果, 手がか ) りの要因に関する効果としては, 認知次元と手がかりの交互作用の傾向 (F=2 , p<‐09 ,刺 .54 激人物×認知次元×手がかりの交互作用の傾向 (F=2 9 ) が見 られた‐ また, 手がか , p <‐07 .7 ) りの要因を含まない効果として, 認知次元の主効果 (F=6 , p <.005 .63 , 評定者の性と認知次 ) が有意であっ た. さ らに, 単一手がかりの一方を統制 した偏 元の交互作用 (F=5 .15 , p <.01. 相関係数に基づいた指標を求め, 同様の分散分析の結果, 評定者の性×認知次元×手がかりの交互 ) 5 作用が有意 (F=3 ) , p<.0 , p <‐005 .20 .53 . , 認知次元の主効果が有意であっ た (F=6 次に, 各刺激人物に対する20項目の評定値をケー スとする, 全体手がかりと単一手がかりの相関 係数を求め, その z変換値を性別及び手がかり別の8名の刺激人物について平均を求めた値を, 新 たな手がかりの優位性の指標とし, 評定者の性×刺激人物の性×手がかりの3要因の分散分析を ) 行った結果, 評定者の性×刺激人物の性の交互作用の傾向が見られた (F=3 .27 , p <‐08 ‐ さら に, 単一手がかりの一方を統制 した偏相関による指標を求め, 同様の分散分析を行っ た結果, 評定 者の性×手がかりの交互作用の傾向が見られた (F=2 ) , p <.09 ‐99 . 1984 ) とを比較し, ビデオ刺激は視覚的手がかりの優位性を高める傾 本研究結果と贋兼・吉田 ( 向を示しているが, 刺激人物の相違が影響している可能性があることが指摘され, この問題は刺激 人物をケースとする指標と,評定項目をケースとする指標の比較に関わ っ てくることが考察された.. 71.

(17) . 今 川. 民 雄・中 村 和 彦 文. 献. i i la i l i Aronov l i t t t St ty ereotypedjudgment sandthe rre ontovoi ce qua ceofpersona ch,C.D. 1976 Thevoi J l fS i IP h l 2 7-2 2 9 9 0 0 andsexofspeaker o u r n a o o c a s o o c y g y . . , ,. 足立浩平・渡部昭一・中村良英・鈴木昭弘 1 988 顔写真の計測値による形態評定値の予測. 科学警察研究所報告 (法 科学編) 1 5‐4 4 ,4 ,3 .. ’ l Ekn i i な. la i t tanceofface,body,and speech nan,P‐ esen,w.V. van,D vei 1 npor ,Fr ,0 Sul , & Scherer ,K.1980 Re injudgmentsofpersonaUty and af f i ia IPsycho logy,38 tyandSoc ect ‐ .JournalofPersonal ,270‐277. 林 文後 1 978a相貌と性格の仮定された関連性( 3 )‐ ‐漫画の登場人物を材料として-‐名古屋大学教育学部紀要(教 育心理学科) 2 5 4 1 5 5 ‐ , , . 林 文俊 197 8b 対人認知構造の基本次元についての一考察. 名古屋大学教育学部紀要 (教育心理科) 33- ,2 , 25 247 .. 林 文俊 1 9 8 2 対人認知構造における個人差の測定( 8 ) ‐認知者の自己概念及び欲求との関連について. 実験社会 心理学研究, 2 2 , 1ー 9. 林 文俊・津村俊充・大橋正夫 1 97 7 顔写真による相貌特徴と性格特性の関連構造の分析‐ 名古屋大学教育学部紀要 3 一 4 2 (教育心理学科), 24 5 , ‐ 98 4 印象形成における手がかりの優位性に関する研究. 実験社会心理学研究, 2 24 慶兼孝信・吉田寿夫 1 3 7一1 ‐ , 11 大橋正夫・三輪弘道・長戸啓子・平林進 1 97 2 写真による印象形成の研究 -序報- 名古屋大学教育学部紀要 (教育 心理学科) 9 3‐2 5 ,1 ,1 ‐ 大橋正夫・三輪弘道・平林進・長戸啓子 1 97 3 写真による印象形成の研究( 2 ) ‐印象評定のための尺度項目の選定- 名古屋大学教育学部紀要 (教育心理学科) 3一10 2 , 20 ,9 . 大橋正夫・長戸啓子・平林進・吉田俊和・林文俊・津村俊充・小川浩 19 76 相貌と性格の仮定された関連性( 1 ) - 対をなす刺激人物の評定値の比較による検討- 名古屋大学教育学部紀要 (教育心理学科) 2 3 2 1 1 ‐ 5 , , ‐ 大橋正夫・吉田俊和・鹿内啓子・平林進・林文俊・津村俊充・小川浩 1977 相貌と性格の仮定された関連性( 2 ) . 名古 屋大学教育学部紀要 (教育心理学科) 3 , 24 , 23一3 . 大坪靖直・吉田寿夫 1 0 印象形成における手がかりの優位性に関する研究. 実験社会心理学研究, 3 99 0 5‐3 3 ,2 . 鈴木昭弘・渡部昭一 1 98 2a写真にあらわれた顔の形態及び印象評定の個人差. 科学警察研究所報告 (法科学編) , 35 , 19-26 .. 鈴木昭弘・渡部昭一 19 8 2b写真にあらわれた顔の形態及び印象評定の個人差2 評定の性差について‐ 科学警察研 究所報告 (法科学編) 5 3一14 9 ,3 , 14 . 88 顔写真の意味空間に関する因子分析的研究.科学警察研究所報告(法科学編), 鈴木昭弘・渡部昭一・足立浩平 19 41 , 138-147 ‐. 今 川 民 雄 (本 学 教 授 ・ 旭 川 校). 中村和彦 (名古屋大学大学院教育学研究科博士課程在学中) 謝辞:本研究の実験実施にあたり, 山本辰也, 小松麻希子両氏のお世話になった. またデータの整理にあたって本学 大学院生萩原啓司, 学部学生対馬紀一両君の援助を得た. 記して感謝したい.. 72.

(18)

参照

関連したドキュメント

自体も新鮮だったし、そこから別の意見も生まれてきて、様々な方向に考えが

このように、このWの姿を捉えることを通して、「子どもが生き、自ら願いを形成し実現しよう

ヒュームがこのような表現をとるのは当然の ことながら、「人間は理性によって感情を支配

と言っても、事例ごとに意味がかなり異なるのは、子どもの性格が異なることと同じである。その

自発的な文の生成の場合には、何らかの方法で numeration formation が 行われて、Lexicon の中の語彙から numeration

こらないように今から対策をとっておきた い、マンションを借りているが家主が修繕

としても極少数である︒そしてこのような区分は困難で相対的かつ不明確な区分となりがちである︒したがってその

これからはしっかりかもうと 思います。かむことは、そこ まで大事じゃないと思って いたけど、毒消し効果があ