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小・学「なりたい自分を目指そう(未来につながる学び)」

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Academic year: 2021

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第 5 学年〇組 学級活動(3)指導案 1 題材「なりたい自分を目指そう③(未来につながる学び)」 活動内容(3) ウ 主体的な学習態度の形成と学校図書館等の活用 2 題材について (1) 児童の実態 本学級の児童は、学習に関しては理解力が高く、提示された学習計画に沿って学びを進めていく ことができる。しかし、苦手意識をもっている教科がある子供がほとんどで、自尊感情が高まって いないことが伺える。また、全教科を通して、発表や発言には消極的な子供もおり、学校での様々 な学びの意義について理解しているとは言えない。 また本校では、主題研修において、「進んで」「学び合う」ことに重点を置き、「見通し」をもっ て主体的に学習に臨み、「協同的な活動」を位置付けた学習で、友達と可視化した自分の考えを基 にして交流し合い、考えを高め合い、その学びを振り返ることで、自分の成長を実感できるような 取り組みを行ってきている。 6 月の実態調査においては、「学ぶことや学校での活動(当番・係・委員会・掃除など)の大切 さやよさについて考えている。」という質問に対して、肯定的な回答をしているのは半数である。 さらに、「生活の中での様々な活動や学習を通して、自分はよりよく成長していると思う。」という 質問に対して、「とてもそう思う」と答えた子供は 24%、「どちらかと言えばそう思う」と答えた 子供は 62%であった。この結果からも、学ぶことの大切さや意義を理解したり、学習を通してよ りよく成長していると十分に実感したりできていないことが分かる。本題材においては、学校での 学びと将来の自己実現のつながりについて考えることを通して、目指す「なりたい自分」を見つ け、その自分に近付きたい。」という願いや希望、目的意識をもって、「自分の目標」を意思決定す ることで、より主体的に学習に取り組めるようにしたい。 (2) 題材設定の理由 本題材は、2学期も後半に入り、最上級生に向けて学習においても一層充実を図っていきたい時 期に設定された題材である。学級活動(3)の題材としては、5年生になってすぐの4月に「5年 生になって」という題材で、「自分で行動 21人で協同」という学級目標の実現に向けて、5年 生になって頑張りたいこと等の個人目標を立てている。また、6月の実証授業Ⅰでは、「なりたい 自分を目指そう①(宿泊体験の成功に向けて)」の題材で、宿泊体験に向けて、集団で生活するう えで大切な力を学び、また、9 月の実証授業Ⅱでは「なりたい自分を目指そう②(働くこと)」の 題材で、高学年として役割を果たしていくために大切な力を学び、それぞれ「なりたい自分」を思 い描き、その自分の実現に向けて自己の目標(マイチャレンジ)を意思決定し、2週間の実践に取 り組んでいる。学ぶことに関しては、一昨年度から、見通しを立てて協同的に学び、自分の学びの 振り返りを大切にした取り組みを、主題研修として全校で取り組んできている。その中で自分の頑 張りやできるようになったことを振り返り、自分の成長を実感することができる子供が増えてきて いる。本題材は、さらにその日常の学びが将来の自己実現につながることを考えることで、より主 体的に学習に向かう力を育てることができる題材である。 本題材においては、子供たちが学校での学びで身につけている力とその意義を理解し、これまで の自分を振り返り、学ぶことに関しての「なりたい自分」に気付き、その自分に近付くために自己 の目標を意思決定することで、主体的に学ぶ姿を目指す。今後、6 年生においては、中学生に向け てより主体的に学ぶ必要性を学び、自分で自主学習を計画したり工夫したりする学習へとつなげて いけると考える。人は生涯学び続ける存在である。学ぶことを考えることは、生き方を考えること であると言える。 (3) 本時の指導にあたって 本時は、学校で学ぶということに関して、その意義を理解し、「なりたい自分」に気付き、その 自分に近付きたいという思いをふくらませ、そのために今から取り組む「マイチャレンジ」を意 思決定するための話合い活動を行う。 まず「つかむ段階」で、学校での学びに関するアンケート結果や自分の授業に対する向き合い 方から、めあてをつかむことができるように、これまでの自分を振り返り、自分の授業に対する 思いを出し合ったりする。 次に「さぐる段階」では、授業において身につけている大切な力やその意義について理解する

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ことができるように、「分かる活動」を仕組む。自分が授業中に「すごい!」と感じた人について 記入した「マイシート」と、家族へのインタビューの結果を見ることで、授業で身につけている 大切な力とその意義について具体性や憧れをもって理解できるようにする。次に、そこで理解し たことを視点として、自己分析シートを用いてこれまでの自分の頑張りや成長を振り返り見つめ るための、「見つめる活動」を仕組む。その際、十分にこれまでの自分を振り返ることができるよ うに、「マイシート」と「ハッピーカード」を補助として準備する。マイシートは、自分の長所や 夢、目標、様々な活動の振り返りを記したもので、これまでの様々な活動での自分の頑張りやそ の時に感じたこと、考えたことを振り返ることができる。「ハッピーカード」は、友達が自分の長 所や頑張りを記入したもので、自分だけでは分からない自分のよさに気付くことができる。ま ず、「マイシート」を見ながら、自己分析を行い、その後「ハッピーカード」を見ながら、友達か ら教えてもらった自分のよさや頑張りを加味して、もう一度自己分析を見直すことができるよう にする。「マイシート」と「ハッピーカード」を補助とすることで、これまでの学習や活動とつな げて、肯定的にこれまでの自分を見つめることができる。このように、「分かる活動」で見いだし た必要な力を視点として「見つめる活動」でこれまでの自分を十分に振り返ることで、もう一歩 成長するために、授業において「どのように学ぶ自分になりたいのか。」今から目指そうとする 「なりたい自分」に、願いや希望をもって気付くことができると考える。 次に「見つける段階」で、「なりたい自分」に近付くために、「授業」において、今から取り組 んでいけることについて自分の考えを広げることができるように、「出し合う活動」を仕組む。そ の際、より多様で具体的な考えを出せるように、また、友だち同士で励まし合い、実践への意欲 が高まるように、課題別のグループで「くま手チャート」を用いた話合いを仕組む。グループの みんなとアドバイスをし合いながら話し合うことができるように、話合いの手順や方法を提示す る。 最後に、「決める段階」で「自己の目標」を決めることができるように、「くま手チャート」を 活用して出し合った様々な具体的な方法を参考にして、マイチャレンジを決める活動を仕組む。 その際、より意欲的に取り組めるように、実践カードを提示し、自己の目標が決まったら実践カ ードに自分が取り組むこととなぜその目標にしたのかといったその実践への思いを記入するよう に促す。 3 本題材を通して育てたい資質・能力 〇 学校の授業において「よりよい方法を考える力」「コミュニケーション力」「身につけるため に、積み重ね努力する力」といった力を身につけていること、またその力は、自分の可能性を広 げ、自分の夢を叶えることや、人の役に立ったり、人を助けたりすることにつながるといった学 ぶことの意義について理解することができる。 【知識及び技能】 〇 学ぶことに関して、「どのような思いでどのように学ぶ自分になりたいか。」という「なりたい 自分」に気付き、その実現のために明日からの授業において、今から取り組める、自分にあった 具体的な目標を意思決定することができる。 【思考力、判断力、表現力等】 〇 学校の授業での学び方に関する「なりたい自分」に近付きたい、近付くために、という願いや 希望、目的意識をもって、意思決定した自己の目標を実践しようという意欲をもつことができ る。 【主体的に学習に取り組む態度】 4 活動計画 活動過程 児童の活動 教師の支援 事前 5年生になってからの、学ぶ こと関する自分について振り 返り、アンケートを記入す る。 題材について知り、課題意識を高めるために、5年生に なってから、自分がどのように授業に臨んできたかを想 起できるように、「マイシート」を補助としながら記入 するように助言する。 本時 学校の授業での学び方に関す る「なりたい自分」に向けて 自己の目標を意思決定する。 (指導案) 事後 実践を行い、振り返りを行 う。 自分の成長を実感したり、次の課題解決へ生かしたりで きるように、実践カードで振り返る時間を設定しなが ら、2週間の実践に取り組ませる。

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5 本時活動 (1) 主眼 〇 「よりよい方法を考える力」「コミュニケーション力」「身につけるために、積み重ね努力す る力」といった、学校の授業において身につけている大切な力と、その力は自分の可能性を広 げ、自分の夢を叶えることや、人の役に立ったり、人を助けたりすることにつながるといった 学ぶことの意義を理解し、これまでの自分の頑張りや成長から「なりたい自分」に気付き、そ の実現のために自分に合った具体的な行動目標を意思決定することができるようにする。 〇 「マイシート」やインタビュー映像から授業で身につけている大切な力や学ぶことの意義を 考えたり、「マイシート」や「ハッピーカード」を補助とし、自己分析シートでこれまでの自分 の頑張りや成長を振り返ったりすることで、願いや希望をもって「なりたい自分」に気付き、 くま手チャートを活用して課題別グループで取り組めることを出し合い、自己の目標を意思決 定することができるようにする。 (2) 展開 展開 児童の学習活動 教師の支援 つ か む 1.事前のアンケートを振り返り、めあてをつか む。 事前のアンケート結果 2.学校の授業でどのように学ぶ自分になってい たいか「なりたい自分」について考える。 (1) 授業で身につけている大切な力やその意義 について話し合う。 【分かる活動】 ① 見つけたすごい人を記した「マイシー ト」をもとに、授業で憧れを抱いている姿 を出し合い、授業で身につけている大切な 力について話し合う。 ・集中して考える ・真剣に問題を解 いている ・考えをノートに 書いている ・発表を頑張っ ている ・話を真剣に聞 いている ・班での話合い ・できるまで何 度も練習 ・真剣に練習問 題に取り組ん でいる 〇 課題意識をもち、学校の授業で自 分が頑張ることを決めるというめあ てをつかむことができるように、事 前のアンケートの結果を提示し、5 年生になってから授業を通してでき るようになったことや頑張っている こと、授業に対する思いなどについ て出し合う活動を位置付ける。 〇 学習の見通しがもてるように、学 習の流れを確認する。 【分かる活動】 〇 今の自分がもっている理想や憧れ とする学ぶ姿を理解することができ るように、授業中に「すごい!」と 思った人を記入した「マイシート」 を振り返り、出し合う活動を位置付 ける。 〇 授業中の頑張りによって、どんな 力が身についているのかについて話 し合う。 〈5 年生で学んだこと・できるようになったこと〉 ・通分 ・約分 ・農業や漁業 ・ミシンの使い方 ・漢字辞典の使い方 授業でどのように学ぶ自分になりたいかを見つけ、マイチャレンジを決めよう。 よりよい方法を 考える力 コミュニケーシ ョン力 身につけるため に積み重ね努力 する力 みんなは授業を通してたくさんのことを学び、たくさんのことができるようになっていますね。学校で学 んでいることにはどんなよさがあるのでしょう。今日は学ぶことの意味について考えていきましょう。 ・できるようになりたい ・分かると楽しい ・いい点数とるぞ ・発表がんばるぞ

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さ ぐ る ② インタビュー映像を見て、授業で身につけ ている大切な力の意義について話し合う。 (2) これまでの自分の頑張りや成長を見つめ、 「なりたい自分」を見つける。【見つめる活動】 ①まず「マイシート」を見ながら自己分析を行う。○黒 ②次に、「〇〇カード」を見ながら自己分析を見直す。○赤 〇 「なりたい自分」のイメージを具 体的にもつことができるように、イ ンタビュー映像を見て、今の学校で の学びが自分の将来とつながってい くことについて話し合う活動を仕組 む。 【見つめる活動】 〇 願いや希望をもって「なりたい自 分」に気付くことができるように、 「自己分析シート」を用いて、「分か る活動」で見いだした「授業で身に つけている大切な力」の三つの視点 で、これまでの自分を振り返る活動 を仕組む。 〇 肯定的に自分を見つめる際の補助 資料として「マイシート」と「ハッ ピーカード」を活用することができ るように、準備をしておく。 〇 願いや希望をもって、「なりたい自 分」を見つけることができるよう に、自分の夢に向かって、三つの視 点の中から、自分が不十分だと思う 部分を伸ばしてもいいし、自分の頑 張りをさらに伸ばしてもいいことを 伝える。 ①【マイシート】 これまでの自分を振り返って、また自分の夢を考えた時 に「どんな思いでどんな力を身につけた自分になりた い」のか、「なりたい自分」を見つけましょう。 コミュニケーション力 身につけようと つみ重ね努力する力 〈理由〉 私の夢は看護師になること だから、患者さんの話をよ く聞いて、コミュニケーシ ョンをしっかりとれる自分 になりたい。今は、班での 話合いにも消極的だから。 〈なりたい自分〉 将来多くの人の役に立ち たいという思いで、人と コミュニケーションを上 手にとれる力を身につけ た自分になりたい。 学校の授業で学んでいることは自分の未来につな がっているんだ。こんな思いが、授業での学び方の 原動力となる。 よりよい方法を 考える力 ②【ハッピーカード】 で き る こ と が 増 え る 可 能 性 が 広 が る 夢 が 叶 う 人 の 役 に 立 て る み ん な を 笑 顔 に で き る 夢 よりよい方法を 考える力 コミュニケーシ ョン力 身につけるため に積み重ね努力 する力 勝利を目指してあきらめずにプレーする サッカー選手→前向きに努力できる自分

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見 つ け る 決 め る 3.「なりたい自分」に近付くために今からでき ることについて出し合う。 【出し合う活動】 4.みんなで出し合った解決方法を参考にして、 自分に合った具体的な目標を決める。 ・グループでの交流を振り返り、自分に合った 具体的な目標を決め、実践カードに記入す る。 【出し合う活動】 〇 お互いにアドバイスをし合いなが ら、自分事として考えを出し合い、 自分の考えを広げることができるよ うに、課題別グループで話し合う活 動を仕組む。 〇 自分のよさを生かした、具体的で 多様な解決方法が出し合えるよう に、手順やアドバイスを示した「く ま手チャート」のシートを配る。 〇 目的意識をもって、自己の目標を 意思決定できるように、もう一度め あてを振り返りながら、マイチャレ ンジを決めるように助言する。 〇 実践への意欲を高めるために、明 日からの授業で具体的に何に取り組 み、実践することでどんな自分にな るのか、そのプランを記入し、実践 を振り返るための実践カードを用意 する。 【シートに示す手順とアドバイス】 明日からの授業で、友達が発表する時には、目を 見てうなずきながら話を真剣に聞いて、コミュニ ケーション力を身につけた自分になる。そして、 夢を叶えて、多くの人の役に立ちたい。 (思考ツールの活用例) (実践カードの記入例)

参照

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