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障がい者支援 実践ゼミナール 虐待防止 実践編 障がい者支援!実践ゼミナール 10月27日 水 17:30 19:00 講座ID 講師:山内 哲也 氏 社会福祉法人武蔵野会 リアン文京総合施設 本日の流れ 時間は目安です 虐待防止 実践編 障がい者支援!実践ゼミナール 1 講師紹介

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Academic year: 2022

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(1)

「 虐待防止(実践編)」

障がい者支援!実践ゼミナール

10月27日(水)17:30~19:00 <本日の流れ(時間は目安です)>

1)講師紹介とチェックイン ・・・・約10分 2)ステップアップ講座(Live) ・・・・約30分 3)講座の振り返り ・・・・約10分 4)事前課題の検討 ・・・・約30分 5)まとめ&質疑応答 ・・・・約10分 講師:山内 哲也 氏

社会福祉法人武蔵野会 リアン文京総合施設⾧

ステップアップ講座

障がい者支援!実践ゼミナール

①「障害者虐待防止法」

②虐待発生の構造

④継続的な支援の見直し

⑤クライシスマネジメントで考える虐待防止

⑥通報は全ての人を救う

講義のポイント

今回の講義のポイントは・・・

・・・となっています。

(2)

「障害者虐待防止法」

(障がい者に対する虐待の禁止)

<第三条>

何人も、障がい者に対し、虐待をしてはならない

障がい者虐待の防止、障がい者の養護者に対する支援等に関する法律

(平成23年6月17日成立、同6月24日公布)

①法律の目的 「障がい者の尊厳の保持」

②「尊厳の保持」を妨げる障がい者の虐待防止が極めて重要

③そのために必要な措置をとる ⇒ 障がい者の権利権益を守る

正しく知って 正しく怖がり 正しく対応する

abuse=乱用、不適切な使用 ab(かけ離れた) + use (使う・使用する) 普通からかけはなれた使い(扱い)方

【名】誤用、 乱用、 虐待、【動】誤用する、 乱用する、 虐待する 保護・監督すべき権限や責務のある立場の人

が行う権限の乱用(不適切な使用)

家庭(親)、施設(職員)、職場(経営者・管理者)

「虐待」とは何か

障がい者福祉施設従事者等の障がい者虐待 ( 定義 )

障がい者の身体に外傷が生じ、若しくは生じるおそれのある暴行を 加え、正当な理由なく障がい者の身体を拘束する

障がい者に、わいせつな行為をすること、又は、障がい者をして、わい せつな行為をさせる

障がい者に対する著しい暴言、著しく拒絶的な対応、又は、不当な差別 的な言動、その他の障がい者に著しい心理的外傷を与える言動を行う 障がい者を衰弱させるような著しい減食、又は、⾧時間の放置、

他の利用者による、上に掲げる行為と同様の行為の放置、その他の 障がい者を養護すべき職務上の義務を著しく怠る

障がい者の財産を不当に処分すること。その他、障がい者から不当 に財産上の利益を得る

ネグレクト (放置・放任) (精神的)虐待心理的

性的虐待 身体的虐待

経済的虐待

利用者が言わなくても虐待

利用者が被害を認識できない・訴えられない

認知できない

必死に訴えているが周囲がくみ取れない

「障がい特性」「問題行動」へのすり替えによって利用者に 責任転嫁、さらに権利侵害を繰り返す構造

あきらめの中にいる利用者

(学習性無力感 : 学びとった無力感)

※支援者に虐待の自覚がなくても「虐待」

※親や家族と本人のニーズは必ずしも一致しない

※虐待の判定は市町村の障がい者虐待防止チームが行う

(3)

「よりよい生活」「よりよい人生」、QOLの向上

虐待防止からは

「Well-being」への支援へ

Well-being Being

●Well-beingの実現

●豊かさへの支援

●Beingへの支援

●安心・安全への支援

支 援 実 践 虐待防止活動は何のために行う

生活ニーズの実現

人権擁護意識

早期発見通報義務 早期対応 風通しの良い施設

・相談できる

・相互牽制できる

・相互支援できる

・受容的肯定的

・開放的

虐待防止措置

■虐待事件に共通するプロセス

●最初は小さな虐待行為から始まり、徐々に工スカレート

●結果、利用者の死亡や骨折などの取り返しのつかない被害

●⾧期に複数の職員が関与。あるいは見てみぬふり

●関係機関に通報しないままずるずる累積する加害行為

●組織的に「虐待」を隠蔽する雰囲気

●「取り返しのつかない被害」になるまで施設内部では止められなくなる 虐待が起こる背景・理由

~「障害者福祉施設等における障害者虐待防止と対応の手引き」より~

・密室の環境下 ・組織の閉塞性 ・閉鎖性

・上司に相談しにくい雰囲気、相談しても無駄という諦め

・職員個人が現場の課題や悩みを抱え込まず、施設内で、あるいは、

施設を超えて、相談し合える職場環境が築かれていなかった

・職員のストレス ・人権意識の欠如 ・障がい特性への無理解

・専門的知識の不足や支援技術の未熟 ・スーパーバイザーの不在

虐待発生の構造

継続的な支援の見直し

■暴言を吐いても罪悪感はあっという間に感覚麻痺する

■「言葉と行動」に「目と意識」が向かなくなった時に不適切な支援が発生

■放置・未報告・隠蔽は人権侵害をより深刻にする

●「目と意識」を向けたラウンドによる早期発見・早期対応

●リスク対応 事前の訓練(個人・組織レベル)

●積極的な委員会活動によるコミュニケーション

●教育(啓発や行動変容プログラム)

●ルール(服務規程や罰則)

●環境改善(閉じた環境から開かれた環境へ)

虐待の芽

現場は不適切な支援と適切な支援とのせめぎ合い

「不適切な支援行為」の連続性

不適切な支援行為

グレーゾーン 顕在化する虐待

意図的行為 教育・育成などの確信的信条

どうせわからないから/叱らないとダメ/能力がない/なぜちゃんとやらない/わがまま/予定 どおりに終わらない/〇〇しないと相手になめられる/言われた通りにしなさい/もたもたしな い/親しみのつもりからかいでない/本人が嫌がっていない/失敗を繰り返し思い出させな いと同じことを繰り返す/軽くバインダーで頭をこづく/かまっちゃいけない/自分のことを決 められない/何度言ってもわからない/悪いことする人/イライラさせる人/危ないから動か ないで/邪魔ばかりする/高齢だから/重度の障がいだから/私の言うとおりにしてればいい

虐待へのエスカレーション

非意図的行為

(4)

現場の4つのL

フィジカルロック Physical Lock :身体的拘束 ドラッグロック Drag Lock :薬物の拘束 スピーチロック Speech Lock :言葉の拘束 リーブ Leave :放置

不適切な支援行為の点検は観察によって展開する

インテーク(フェイスシート) 基本情報

アセスメント アセスメントシート チェックシート 個別支援課題(課題整理表)

情報収集→情報整理→情報分析→

計画→支援行為→記録・評価 支援者と利用者

相互関係

仮説思考・見通し 情報収集・分析

「よりよい生活」「よりよい人生」 QOLの向上

観察

モニタリング (検証・再評価)

個別支援 計画

支援実践

観察する基準(ベースライン) ポイント

人権擁護 マナー接遇態度

利用者の立場に立った共感

対等平等 利用者本位

ポジティブシンキング ストレングス視点

支援知識とスキル:理論・モデルを紐づける力

支援しながら考える姿勢 内省

支援・業務の不適合・標準化水準

手順・手続き遵守 記録等

クライシスマネジメントで考える虐待防止

3つのR(準備プロセス:Readiness、対処プロセス:Response、回復プロセス:Recovery)

災害 事故

ハラスメント/虐待

不正

準備(平常時の対応)

★虐待発生の想定

★日常的な調査・分析

★日常の支援の見直し

★研修・訓練・リハーサル の実施 ★マニュアル

★リスク評価とコントロール

対処:迅速な対応、真摯に向き合う

★通報★立入調査への協力(誠意ある対応)

★被害者ケア(二次被害防止)

★被害者と家族への謝罪

★通報者保護 ★職員の再教育と処罰

★調査・分析評価(実態の把握と原因)

★再発防止策の検討

★個別支援計画の見直し

★外部連携 ★職員ケア

★リスクコミュニケーション

回復・再建

(初動・維持・解決)

★虐待防止改善

★環境整備計画

★個人・チーム 効力感アップ

★チーム協働の 仕組み 組織風土としかけづくり

虐待発生時にためらいなく 通報しやすい・通報できる

通報義務

市町村虐待防止センター

虐待防止 委員会の設置 第三者 チームが判断

施設・事業所で虐待の疑いが起こったら、相談を 受けた人も含めて、必ず通報しなくてはいけません。

虐待を受け たと思われる 障がい者を 発見した人

サービス管 理責任者現場の リーダー

施設⾧

管理者

通報は義務です!

通報なしで済ませるという 選択肢はありません!

通報 義務 通報

義務

通報者保護の徹底 H28.4.

施設 事・ 業所

(5)

締めのひと言

虐待防止法を過剰に意識しない (こわがらない)

「不適切な支援」だと指摘されることに過敏にならない

「間違ったら 間違いを認め、

理念に立ち返りやり直せばよい 利用者のためなんですから」

虐待の事実から逃げると責任があとから追ってきます

大切なのは 「不適切な対応」があれば、真摯に受け止めて、組織全 体で一致団結して、組織的改善につなげていくことです。

「意識的な努力を続けることが虐待防止につながる」 ●虐待防止のための組織体制(しくみ)つくり

・継続的な虐待防止改善計画(クライシスマネジメントの視点)

・不適切な支援行為の対応を放置できない仕組み

・継続的なPDCA改善サイクル

・第三者視点の導入・外部スーパービジョン・外部モニター(ボランティア)

・相互点検

・支援検討:事例検討会・ケース会議

・研修企画:ロールプレイや疑似体験等

・想定訓練

・環境整備(割れ窓理論):虐待は細部に潜む

・地域連携の推進

・風通しの良い職場づくり、職場内コミュニケーションの活性化

虐待防止のための委員会活動の3つの役割

参考資料

●虐待防止のチェックとモニタリング

・早期発見のための複数チャンネルの設置(不都合なことは隠される)

・全体共有、周知徹底

・セルフチェックリスト

・ラウンドによる現場確認

・不適切な支援行為の対応状況

・手続き・手順と記録(個別支援展開)

・苦情、事故の改善PDCA

・職員の心身の状態把握と働きやすい職場環境(労働安全衛生)

●虐待(不適切な支援行為)発生後の対応と評価

・不適切な支援行為の対応をマニュアルに沿って検証

つづき

虐待防止のための委員会活動の3つの役割

参考資料

講座の振り返り

障がい者支援!実践ゼミナール

(6)

事前課題の検討

障がい者支援!実践ゼミナール

<問1>虐待防止に向けて貴事業所での取り組みを教えてください。

事前課題

<問2>上記以外の取り組みを行っている場合がありましたらご記入ください。

<問3>虐待防止に向けた取り組みで工夫している点や課題があったら教えてください。

□事例検討会やケース会議 □研修企画(ロールプレイや疑似体験等)

□想定訓練 □地域連携の推進

□虐待防止マニュアルや規程の策定 □セルフチェックシート等の実施

□第三者の導入(外部専門家、ボランティア等) □ラウンドによる現場確認

まとめ&質疑

障がい者支援!実践ゼミナール 次回「Liveゼミ」のお知らせ!

11月24日(水)17:30~19:00

(参加者募集開始:10月28日(木))

「精神障がいリハビリテーション 」

講師 森山拓也

(城西国際大学福祉総合学部 准教授 / SST 普及協会 認定講師

ア ン ケ ー ト に も 是 非 ご 協 力 下 さ い 。 ご 意 見 お 待 ち し て お り ま す

(7)

②今回の講演内容(ステップアップ講座)に関して

■内容 大変満足 満足 不満 非常に不満

■時間 ⾧い やや⾧い 丁度いい やや短い 短い

<コメント:心に残ったことなどを具体的に>

④Liveゼミ全般に関して

■開始時間 早い 普通 遅い

■開催時間 ⾧い 普通 短い

■参加意向 今後も参加したい テーマによって考える 時間が合えば参加する 2度と参加したくない

⑤その他ご意見・ご要望・希望テーマなど

①通信状態に関して

■映像 良好 普通 不良

■音声 良好 普通 不良

■資料 多い 普通 少ない(物足りない)

<コメント>

③ディスカッションに関して

■内容 大変満足 満足 不満 非常に不満

■時間 ⾧い やや⾧い 丁度いい やや短い 短い

■会話 話しやすかった もっと話したかった 一体感があった 楽しかった 話しにくかった 議論はいらない 疎外感があった つまらなかった

<コメント:心に残ったことなどを具体的に>

この度は、サポーターズ・カレッジLiveゼミにご参加頂きまして誠にありがとうございました。より良いLiveゼミ運営のため、アンケートへのご理解・ご協力、何卒よろしくお願いいたします。

参照

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