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GAIDAI BIBLIOTHECA
図書館の入口を入って︑レファレンスカウンターの前に﹁新着図書コー
ナー﹂があります︒ここには図書館に新しく入った図書を︑受け入れ作業
やデータ処理が行われた後︑閲覧室や書庫に配架される前に並べられます
ので︑皆さんも一度ご覧になれば読みたくなる図書が見つかるかもしれま
せん︒
絵・文とも 板頭美佳︵4A1︶
ラ イ ブ ラ リ ー ・ ス ケ ッ チ ﹁ 新 着 図 書 コ ー ナ ー ﹂
知られざる小国 スイス <2>
− 観光の基地ベリンツォーナ −
前回ご紹介したチューリッヒから、スイスを南北に貫く最も重要な峠で あるゴッタルド峠を通り抜けると、そこはもう南国の雰囲気が漂うティチ ーノ地方である。この地方はイタリア語を公用語としており、気候や文化 すべてにイタリア色がみうけられる。チューリッヒからわずか3時間足ら ずでこんなにも雰囲気が異なる町を初めて目の当たりにした時は、本当に ここはスイスなのだろうかと驚いた。
この地方の州都であるベリンツォーナは人口1万8千人あまりのとても小 規模な町である。小さいながらも州都なのはスイスの2大街道の分岐点に
近いため、すでにローマ時代から戦略上重要な位置にあったからだそうだ。岩上にそびえ立ち、城塞 に囲まれた強固たる3つの城から町を一望すると、そのコントラストの美しさに目をみはることだろ う。深い緑の森林の中から城壁が見えると同時に、町の中心部ではクリーム色や水色に塗られた壁の 家々やカラフルなパラソルが並ぶカフェが見え、その景色はまさに絶景である。ここへは外国からの 観光客はもちろん、フランス語圏やドイツ語圏のスイスからも多くの人が明るい太陽を求めてやって くる。スイスと言えば氷河急行や雪山といった冬のイメージしか抱いていない方にはぜひ一度訪れて いただきたいと思う。きっとそのイメージは大きく覆されることだろう。
情報サービス課 野澤 育子 高台から見た参事会教会