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鳩山町都市計画マスタープラン【本編】 平成29年3月に都市計画マスタープランが一部改定されましたのでお知らせいたします。/鳩山町ホームページ

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鳩山町都市計画マスタープラン一部改定にあたって

鳩山町長

本町では、昭和49年に「鳩山村総合振興計画基本構想」を策定して以来、平成12年に策定し

た「第4次鳩山町総合振興計画」に至るまで、4次にわたるまちづくりの長期的な計画を策定し、

町民福祉の向上と町の発展を目指してまいりました。

しかし、我が国が本格的な人口減少時代をむかえるなか、本町はそれを大きく上回るスピー

ドで人口減少が進んでおり、高齢化も著しい状況です。また、本町財政は依然として厳しい状

況にあり、引き続き行財政改革に取り組むとともに、重要政策に重点的に財源を投入する選択

と集中による町政運営を、町民と行政の協働により推進することも必要です。

こうした本町の現状と課題を的確にとらえながら、鳩山町の魅力を、潜在しているものも含

めて掘り起こし育て、誇りを持って住み続けたい、笑顔で訪れたい「安心で魅力的なまち」と

して築いていかなければなりません。

第5次鳩山町総合計画は、このような考えに基づき、今後の10年間を展望しながら、鳩山町が

めざす将来の姿と、そのための取り組みを示す計画として、平成15年に制定した鳩山町まちづ

くり基本条例を踏まえて策定いたしました。

その総合計画を平成27年12月に改定したことにより、都市計画部門の下位計画である「鳩山

町都市計画マスタープラン」も改定する必要が生じたわけですが、「都市計画マスタープラン」

は策定から20年を目標期間とした長期間にわたる計画です。

この「鳩山町都市計画マスタープラン」については、まちづくり(都市計画)の指針となる

よう平成14年3月に策定しました。その内容は、上位計画である「総合計画」や、都市計画法第 6条の2に基づく「都市計画区域の整備、開発、保全の方針」に即して定めることとされており

ます。

今回は、その途中での一部改定として、基本的には、前回平成23年3月の一部改定からの時点

修正及び第5章の全体構想、並びに第6章の地域別構想のうち必要な部分の改定を行いました。

今後も目標年度に向け、また、必要に応じて見直しを行い、更に全力でまちづくりに取り組ん

でまいりたいと思います。そのためにも、まちづくりへのより一層のご理解とご協力をお願い

いたします。

(4)
(5)

計画制度の概要

1.都市計画マスタープランとは ……… 1

2.都市計画マスタープランの位置づけ ……… 1

3.都市計画マスタープランの基本的事項 ……… 2

第1章

現況調査

1.町の概況 ……… 3

2.自然的条件調査 ……… 3

3.社会的条件調査 ……… 4

4.その他条件調査 ……… 15

第2章

町民意識調査

1.第5次総合計画策定における町民意識調査の整理結果 ……… 17

第3章

計画課題の整理

1.現況からの課題 ……… 21

2.町民意見からの課題 ……… 23

第4章

将来目標の設定

1.人口フレ-ム ……… 25

2.都市計画区域人口及び市街化区域人口フレ-ム ……… 25

3.将来市街地の想定 ……… 26

第5章

全体構想

1.まちづくりの理念 ……… 27

2.将来都市像 ……… 29

3.将来都市構造 ……… 30

4.土地利用の方針 ……… 38

5.都市施設整備の方針 ……… 42

(6)

第6章

地域別構想

1.地域区分 ……… 59

《 東部地域 》 1.地域条件の整理 ……… 63

2.地域の将来像 ……… 65

3.地域整備方針 ……… 66

4.地域環境形成の方針 ……… 72

《 南部地域 》 1.地域条件の整理 ……… 75

2.地域の将来像 ……… 77

3.地域整備方針 ……… 78

4.地域環境形成の方針 ……… 86

《 北部地域 》 1.地域条件の整理 ……… 89

2.地域の将来像 ……… 91

3.地域整備方針 ……… 92

4.地域環境形成の方針 ………101

第7章

まちづくりの推進に向けて

1.実現化の考え方 ………105

2.実現化の検討 ………106

3.まちづくりの推進・支援体制等の方針 ………113

資料編

1.用語の説明 ………117

2.策定の経過 ………123

3.策定の関係者 ………124

4.一部改定(第1回) ………126

5.一部改定(第2回) ………126

(7)
(8)
(9)

序章 計画制度の概要

1

1.都市計画マスタープランとは

今日の社会・経済情勢の変化、まちづくりに対する住民ニーズの多様化等に対応していく

ためには、まちづくりに関わる即地的な課題や問題点を的確に把握し、地域に見合った都市

計画を推進すべき市町村の役割が一層重要となっています。

全国的には、既成市街地におけるにぎわいや活力の向上、市街化調整区域における良好な

居住環境の提供などがまちづくり上の課題として捉えられています。これら以外にも、地域

ごとの即地的な課題を反映した都市計画を推進していくためには、住民の理解・協力が必要

不可欠であるとともに、個別具体の都市計画の目標として「まちづくりの将来像」が明らか

にされていることが必要となります。

このため、都市レベルのみならず、地区レベルにおいても、地域特性あるいはニーズ等を

基盤とした「まちづくりの将来像」を住民と共有の目標として掲げ、都市計画に関わる市町

村の取り組みを法制度上から推進するものとして「都市計画マスタープラン」を策定するも

のであり、市町村が定める都市計画に関する個別計画の根源として位置づけられています。

2.都市計画マスタープランの位置づけ

都市計画マスタープランは、都市計画法第18条の2に位置づけられる都市計画制度の一つ であり、地方自治法第2条の4に基づく「市町村の建設に関する基本構想(総合振興計画)」、

都市計画法第6条の2に基づく「都市計画区域の整備、開発及び保全の方針(都市計画区域

マスタープラン)」に即して定められます。

今後は、都市計画マスタープランに定められる都市計画の方針に即し、地域地区の指定、

都市施設の整備、市街地開発事業の実施など個別具体の都市計画を運用することとなります。

必要な事項を定める 総合的な指標

都市計画マスタープラン ・市町村基本構想

(地方自治法第2条の4)

・国土利用計画

(国土利用計画法第4条)

都 市 計 画 区 域 (第5条)

区 域 区 分 (第7条)

地域地区

(第8条)

促進区域

(第10条の2)

遊休土地

転換利用

促進地区

(第10条の3)

都市施設

(第11条)

市 街 地 開

発事業

(第12条)

市 街 地 開

発 事 業 等

予定区域

(第12条の2)

地 区 計 画

(第12条の4)

市町村の都市計画に関する基

本的な方針(第18条の2)

都市計画区域マスタープラン(第6条の2) 都市計画法

(10)

序章 計画制度の概要

2

3.都市計画マスタープランの基本的事項

1)策定主体

都市計画マスタープランの策定主体は、住民に最も身近な地方自治体である町です。

2)策定区域

都市計画マスタープランの策定区域は、原則として都市計画区域です。

3)目標年次

都市計画マスタープランは、都市計画法第6条の2に基づく「都市計画区域の整備、開

発及び保全の方針」に即して定められるものであり、これと同様に長期的な展望の下に概

ね20年先を目安とした将来像を明らかにすることとなります。

4)計画の構成

都市計画マスタープランは、より地域に密着したまちづくりを推進していくため、全体

構想と地域別構想から構成されます。

全体構想とは、都市レベルのまちづくりの将来像、その実現のための主要な課題、課題

に対応した整備方針などを示すものであり、地域別構想とは、地域レベルのまちづくりの

将来像、実施すべき施策の方向性などを示すものです。

図 都市計画マスタープランの構成

● 将来像実現のための主要な課題

● 都市計画の目標

● 生活像、産業構造、自然的環境等の将来ビジョン

詳細化

相互的

具体的

全 体 構 想

●まちづくりの理念

●都市全体のまちづくり将来像

●課題に対応した整備方針等

・土地利用の方針

・都市施設の整備方針

・都市環境形成の方針

地 域 別 構 想

●地域ごとのまちづくり将来像

●地域ごとの特性に応じた実施す

べき施策の方向性

・土地利用の方針

・道路網整備の方針

・公園緑地整備の方針

(11)
(12)
(13)

第1章 現況調査

3

1.町の概況

鳩山町は、埼玉県のほぼ中央に位置し、県庁所在地であるさいたま市から約30km、東京か ら約50kmの地点にあり、東西8.1km、南北5.5km、総面積は25.71k㎡です。

比企郡の南部に位置し、入間郡と接しており、町の東に東松山市、南に坂戸市、毛呂山町、

西に越生町、ときがわ町、北に嵐山町の2市4町があります。

昭和30年に今宿村と亀井村が合併して鳩山村となり、昭和57年4月1日町制を施行し、鳩 山町が誕生、現在に至っています。

図 鳩山町の位置

2.自然的条件調査

1)気 象

鳩山町は、温帯性の気候条件下にあり、夏季は高温多湿、冬季は乾燥寒冷で、年間の寒

暖の差が比較的大きい地域にあります。

過去10年間における気象条件の推移をみると、年間平均気温は14.1℃、年間平均降水量 は1,340mmとなっています。

鳩山町 東松山市

吉見町

川島町 小川町

ときがわ町

さいたま市

坂戸市 越生町

(14)

第1章 現況調査

4

表 月別平均気温と降水量(平成28年)

1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月

平均気温(℃) 3.3 5.0 8.9 14.4 19.2 22.0 25.1 26.7 23.9 17.1 10.0 5.7 最高気温(℃) 10.5 11.7 14.8 20.2 26.0 27.3 30.4 32.4 28.1 22.3 15.3 13.3 最低気温(℃) -3.2 -0.9 2.9 8.4 12.7 17.5 21.1 22.8 20.9 12.3 5.2 -0.5 降 水 量(mm) 72 53 93 74 37 130 87 404 243 19 95 63

資料:熊谷地方気象台

表 年間平均気温と降水量の推移

H19 H20 H21 H22 H23 H24 H25 H26 H27 H28

平均気温(℃) 14.5 14.1 14.4 14.7 14.2 14.1 14.6 14.3 15.1 15.1 最高平均(℃) 20.5 19.9 20.4 21.0 20.6 20.2 21.1 20.5 21.0 21.0

最低平均(℃) 9.0 9.0 9.2 9.4 8.6 8.6 9.0 8.7 9.8 9.9

降 水 量(mm) 1,251 1,401 1,253 1,188 1,397 1,269 1,206 1,652 1,367 1,366

資料:熊谷地方気象台

2)地形・地質

関東平野と外秩父山地の中間にある比企南丘陵(別名:物見山丘陵)のほぼ中央部に位

置しており、台地状の丘陵地と細かく入り込む低地からなっています。

丘陵地の標高は約100m、低地との標高差が30m前後と全体的になだらかな地形を呈して います。

地質は、丘陵地が泥岩、砂岩、凝灰岩からなる比企層群の上に分布する洪積世に形成さ

れた物見山礫層からできており、主に農地として利用されている低地は、鳩川とその支流

により形成された堆積層からなっています。

3)水 系

鳩山町の表流水系は、すべて荒川水系に属し、荒川の支流である越辺川とそれに流入す

る鳩川、唐沢川およびそれらの支流によって形成されています。

越辺川は、鳩山町の南部の町界に位置し、その源流は隣接する越生町にあり、川島町で

入間川と、さらに川越市で荒川と合流しています。

また、東・西・北側の町界が概ね分水嶺となっているため、これら河川の流域面積は小

さく、支流の上流部に多くのため池を持っています。

3.社会的条件調査

1)人 口

(1)人口動向

人口の推移は、昭和49年の鳩山ニュータウンへの入居開始以降に急速に増加してきま したが、最近では、平成7年をピークに減少傾向にあります。

(15)

第1章 現況調査

5

現在、町全体の高齢化率は26.3%で、地区別にみると、亀井地区が約26%、今宿地区 が約20%、ニュータウン地区が約30%と特にニュータウン地区の高齢化が進行していま す。

表 人口・世帯数・市街化区域人口の推移

年 次 総人口 男 女 世帯数 世帯人員

市街化区 域人口

市街化調整 区域人口 昭和60年 13,931 7,038 6,893 3,475 4.0 7,002 6,929 平成2年 16,812 8,403 8,409 4,416 3.8 11,873 4,943 平成7年 17,973 8,869 9,104 4,979 3.5 12,255 5,718 平成12年 17,008 8,364 8,644 5,049 3.4 11,402 5,606 平成17年 15,985 7,801 8,184 5,148 3.1 10,622 5,363 平成22年 15,305 7,503 7,802 5,335 2.9 9,871 5,434 平成27年 14,338 7,002 7,336 5,309 2.7 9,265 5,073

資料:国勢調査

表 年齢区分別人口 (単位:上段 人、下段 %) 図 人口ピラミッド

地 区 地区総人口

年少人口

0~14歳

生産年齢人口

15~64歳

高齢者人口

65歳以上

亀井地区

2,000 196 1,162 642

14.0 9.8 58.1 32.1

今宿地区

4,872 519 2,962 1,391

34.0 10.7 60.8 28.5

ニュータウン地区

7,434 450 3,550 3,434

52.0 6.0 47.8 46.2

合 計

14,306 1,165 7,674 5,467

100.0 8.2 53.6 38.2

※年齢別人口割合は、地区総人口に対する割合である。

資料:住民基本台帳(平成28年3月31日現在)

(2)人口流動

通勤・通学流動では、流出が流入を大きく上回っており、主な流出先は、東京都が27.0% を占め、首都圏のベッドタウンとしての性格を現しています。

表 人口流動(常住地ベース)(単位:人) 表 人口流動(従業地ベース)(単位:人)

平成12年 平成17年 平成22年 平成12年 平成17年 平成22年 本 町 に 常 住 す る 通

勤・通学者

9,767 8,920 7,978 本 町 で 従 業 す る 通 勤・通学者

7,009 7,096 6,443

本町に通勤・通学 2,521 2,345 1,899 本町に常住 2,521 2,345 1,899 町外に通勤・通学 7,246 6,575 6,050 町外に常住 4,488 4,751 4,280 東京都 1,772 1,772 1,339 東京都 537 507 391 川越市 739 675 612 川越市 219 206 205 東松山市 787 670 644 東松山市 969 819 668 坂戸市 857 952 854 坂戸市 617 699 586 毛呂山町 292 255 262 毛呂山町 236 280 245 越生町 187 132 148 越生町 112 130 127 その他の市町村 2,612 2,119 2,191 その他の市町村 1,798 2,110 2,058

資料:国勢調査 141 196 262 277 248 298 285 393 513 433 334 415 641 922 753 492 245 145 49 146 176 244 273 272 265 264 327 452 378 349 529 728 996 694 428 283 251 209

0 ~4歳 5 ~9歳 10 ~14歳 15 ~19歳 20 ~24歳 25 ~29歳 30 ~34歳 35 ~39歳 40 ~44歳 45 ~49歳 50 ~54歳 55 ~59歳 60 ~64歳 65 ~69歳 70 ~74歳 75 ~79歳 80 ~84歳 85 ~89歳 90歳以上

高齢者 人口 5,467人

生産年齢 人口 7,674人

年少 人口 1,165人

(16)

第1章 現況調査

6

2)産業構造

産業構造は、第一次産業が約10%、第二次産業が約30%、第三次産業が約60%と第三次 産業が多く、なかでもサービス業、卸・小売業が主体となっています。

産業の推移は、全国的傾向と同様に、第一次産業の割合が減少し、第二次・第三次産業

の割合が増加しています。

農業は、農家戸数、農業従事者、経営耕地面積のいずれも減少し、全体的に規模が縮小

しつつあります。

工業は、金属、電気機械、精密機械など幅広い業種構成ですが、いずれも中小企業が主

体であり、工場数、従業者数ともに変化はありませんが、出荷額はほぼ横這い傾向にあり

ます。

商業は、商店数及び従業者数は平成11年をピークに漸減傾向にありますが、年間商品販 売額は平成24年には増加に転じています。

表 農業の推移 (単位:戸、人、a)

農 家 戸 数

農家人口

農家就業

人 口

経営耕地

面 積

総 数 専 業 第一種兼業 第二種兼業

昭和60年 606 20 63 523 2,961 766 41,800

平成2年 555 22 17 516 2,638 664 38,800

平成7年 488 34 29 425 2,251 668 36,088

平成12年 479 34 12 433 2,131 519 30,158

平成17年 444 55 41 365 1,819 437 23,452

平成22年 420 51 16 159 867 283 26,200

平成27年 389 59 12 131 692 255 23,800

資料:農業センサス

表 工業の推移 (単位:人、万円) 表 商業の推移 (単位:人、万円)

工 場 数 従 業 者 数

製 造 品

出 荷 額

(実質 値)

従 業 員

1 人 当 り

出 荷 額

商店数 従 業 者 数

年 間 商 品

販 売 額

従 業 員

1 人 当 り

販 売 額

(17)

第1章 現況調査

7

3)土地利用状況

土地利用は、丘陵地が概ね山林、河川に沿った平坦地には農地が多く、市街地は県道沿

いの今宿地区とニュータウン地区に形成されています。

過去10年間の土地利用動向をみると、宅地が増加し、農地や雑種地が減少する傾向にあ ります。

特徴的な土地利用として、宇宙航空研究開発機構地球観測センター、気象庁気象衛星セ

ンター気象衛星通信所、独立行政法人森林総合研究所多摩森林科学園赤沼実験林といった

研究施設や大学などの大規模な研究・教育施設用地が多くみられます。

表 土地利用状況の推移 (単位:上段 ha、下段 %)

合 計 田 畑 宅 地 山 林 原 野 雑種地 その他

平成17年

2,571.0 (100.0)

208.7 ( 8.1)

352.1 ( 13.7) 275.6 ( 10.7) 863.2 ( 33.6) 22.7 ( 0.9)

436.6 ( 17.0)

412.1 ( 16.0)

平成22年

2,571.0 (100.0)

205.4 ( 8.0)

339.2 ( 13.2) 291.1 ( 11.3) 867.9 ( 33.8) 22.0 ( 0.8)

430.9 ( 16.8)

414.5 ( 16.1)

平成27年

2,573.0 (100.0)

202.9 ( 7.9)

335.4 ( 13.0) 316.8 ( 12.3) 858.3 ( 33.4) 21.3 ( 0.8)

422.9 ( 16.4)

415.4 ( 16.2)

資料:税務課概要調書

図 土地利用現況

(18)

第1章 現況調査

8

4)法規制等

(1)都市計画

鳩山町は、毛呂山・越生都市計画区域に属し、全域が都市計画区域となっています。

このうち、92.5%、2,379.1haが市街化調整区域で、市街化区域はニュータウン地区と 今宿地区の2地区に設定され、町域の7.5%のみとなっています。

市街化区域内では用途地域が指定されており、その大部分は住居系の用途となってい

ます。

商業系の用途は、鳩山ニュータウン内の近隣商業地域のみで、工業系の用途は指定さ

れていません。

表 用途地域指定状況

地 域 地 区 面積(ha) 指定年月日 備 考

都市計画区域 2,573.0 S44.12.22 当初線引き S45.8.25

市街化区域 193.9 H 6. 1.14 (容積率/建ぺい率)

80/50、100/50

80/50

150/60、200/60

200/60 200/60 200/60 200/80

第一種低層住居専用地域 112.0 H25.12. 6

第二種低層住居専用地域 11.1 H 7.12.22

第一種中高層住居専用地域 11.2 H27. 1.22

第二種中高層住居専用地域 5.1 H 7.12.22

第一種住居地域 37.9 H27. 1.22

第二種住居地域 13.6 H25.12. 6

近隣商業地域 3.0 H 7.12.22

市街化調整区域 2,379.1 H20. 7.15 (容積率/建ぺい率)

100/50

無指定 2,379.1 H20. 7.15

(2)その他法規制の状況

町域の約30%に相当する750.5haが県立比企丘陵自然公園(普通地域)に指定され、良 好な自然環境が保全・活用されています。

また、町域の57.6%に相当する1,481haが農業振興地域に指定されており、このうち、 270haが農用地区域に指定されています。

さらに、町域に存する民有林の大部分が地域森林整備計画対象民有林として指定され

ています。

表 その他法規制

区 分 種別・名称 面積(ha) 備 考

都 道 府 県 立 自 然 公 園 県立比企丘陵自然公園 750.5

農 業 振 興 地 域

全 域 1,481.0

農用地区域 270.0

保 安 林 区 域 防風保安林 5.0

地域森林整備計画対象民有林 864.0

(19)

第1章 現況調査

9

図 法規制

凡 例

市街化区域 都市計画法第34条第11号指定区域

第一種低層住居専用地域 都市計画法第34条第12号指定区域

第二種低層住居専用地域 都市計画道路

第一種中高層住居専用地域 農業振興地域

第二種中高層住居専用地域 農用地区域

第一種住居地域 県立比企丘陵自然公園(普通地域)

第二種住居地域 国有林・防風保安林

(20)

第1章 現況調査

10

5)市街地開発事業等

市街化区域は、今宿地区56.9haとニュータウン地区137.0haに大別されます。

今宿地区では、昭和53年から平成5年にかけ、地区南西部22.1haを対象に今宿特定土地 区画整理事業を施行し、現在、この東側19.8haの区域について今宿東土地区画整理事業を 施行しています。なお、この地区では、地区計画により建物の建築や土地の分筆等につい

て一定の基準を設け、事業効果を維持・保全していくこととしています。

鳩山ニュータウンは、民間の開発行為により形成された大規模な住宅団地であり、建築

協定および緑地協定を締結し、壁面の位置、垣や柵の構造、建物の高さ、敷地外周植栽な

どの規制・基準化を図り、良好な居住環境の維持に努めています。

その他、町全域を対象として、自己の居住する住宅の建設や既存建築物の増改築以外の

開発行為については、「鳩山町開発指導要綱」において開発事業適正化に関する基準や公共

公益施設の整備義務などを定め、周辺環境と調和した秩序ある開発を誘導しています。

表 市街地開発事業等の実績 (単位:ha、人)

区 分 事 業 名 称 事業主体 進捗状況 施行面積 計画人口 施行年月日

土地区画整理事業 今 宿 特 定 土 地 区 画 整 理 事 業 鳩山町 完 了 22.1 1,800 S54.3~S61.3

土地区画整理事業 今 宿 東 土 地 区 画 整 理 事 業 鳩山町 施行中 19.8 1,600 H 5.4~H31.3

そ の 他 鳩山ニュー タウン開発 民 間 完 了 137.0 12,500 S46.7~H 3.8

※計画人口は当初、施行年月日は着工から工事完了まで

図 市街地開発事業等の位置

今宿特定土地区画整理事業 面積:22.1ha

今宿東土地区画整理事業 面積:19.8ha

(21)

第1章 現況調査

11

6)交通環境

(1)道路の整備状況

町内の主要道路は、主要地方道東松山・越生線、一般県道ときがわ・坂戸線、岩殿・

岩井線、石坂・高坂停車場線の県道4路線のほか、町中央部とニュータウンを結ぶ町道

第66号線(農村公園通り)をはじめとする幹線町道によって構成されています。 幹線町道は、平成27年4月1日現在、1級15路線、2級24路線が位置づけられており、 実延長は39.3 km、改良済み93.4%、舗装率98.5%となっています。

都市計画道路は5路線、総延長3,660mが決定され、土地区画整理事業とあわせて整備 が進められています。

表 都市計画道路の整備状況(区域区分別) (単位:km、%)

区 分 計画決定延長 改良済延長 概成済延長 改 良 率 概 成 率

市街化区域 3.45 2.09 0.0 60.5 0.0

市街化調整区域 0.21 0.21 0.0 100.0 0.0

※ 改良率、概成率は計画決定延長に対する割合

(2)道路交通量

平成22年度道路交通センサスによる幹線道路の路線別交通量をみると、東松山市や坂 戸市など近隣の主要都市に通じる路線での交通量が多くなっています。

具体的には、平日12時間の交通量が、主要地方道東松山越生線(東松山市内)で約3,500 台、同(越生町内)で約3,700台、県道ときがわ坂戸線(須江地内)で約4,100台、同(毛 呂山町内)で約9,600台となっています。

(3)公共交通機関

鳩山町では、バス路線が唯一の公共交通手段となっており、東武東上線の坂戸駅と大

橋地区を結ぶ路線、同高坂駅と鳩山ニュータウン及び東京電機大学を結ぶ路線の計3路

線があります。

また、町内の主要な公共施設等の相互連絡には、デマンドタクシー及び町内循環バス

(22)

第1章 現況調査

12

図 路線バス及び町内循環バス運行ルート

(23)

第1章 現況調査

13

7)河川・下水道の整備状況

河川は、基幹河川である一級河川越辺川と一級河川鳩川を中心に準用河川が4河川(内

川、大橋川、泉井川、黒石川)があり、いずれも荒川水系に属しています。

一級河川越辺川は、石坂地内が特定緊急事業による整備が平成9年度に完了しています

が、鳩川合流部から上流については一部未整備区間となっています。

下水道は、鳩山町・毛呂山町・越生町の3町による公共下水道組合を設立し、公共下水

道の整備を進めており、今宿地区約102ha、ニュータウン地区約143haの合計約245haが公共 下水道処理区域として都市計画決定されています。

このうち、今宿地区の今宿特定土地区画整理事業区域約22ha及びニュータウン地区につ いては、既に供用が開始されており、今宿東地区でも、土地区画整理事業にあわせて整備

が進められています。

8)公園緑地等の整備状況

鳩山町の公園緑地等は、今宿の土地区画整理事業区域や鳩山ニュータウンなどに整備さ

れた都市公園、鳩山町農村公園や運動場などの公共施設緑地、ゴルフ場などの民間施設緑

地に区分されます。

都市公園は、合計33か所、約8.37haが整備されており、町民1人当たりの面積は約5.85 ㎡/人となっています。

公共施設緑地は、合計32か所、約23.91haが整備されており、主なものとしては、鳩山町 農村公園(2.81ha)、集会所などに併設された子供広場(合計16か所、約0.62ha)がありま す。

民間施設緑地は、丘陵地に造成されたゴルフ場が5か所あり、合計約403.2haで施設緑地 全体の93.1%を占めています。

表 公園緑地等の現況整備量

種 別 整備箇 所数 整 備 面 積( ha )

町 民 1 人 当 た

り 面 積(㎡/人)

都市公園 33 8.37 5.85

街区公園 33 8.37 5.85

公共施設緑地 32 23.91 16.71

都市公園以外の公園 4 5.26 3.67

運動場 2 3.78 2.64

庭球場 3 1.27 0.88

子供広場 16 0.62 0.43

教育施設の校庭・グラウンド 7 12.98 9.07

民間施設緑地 5 403.20 -

ゴルフ場 5 403.20 -

施 設 緑 地 合 計 69 433.02 -

(24)

第1章 現況調査

14

9)その他公共公益施設の整備状況

その他の主な公共公益施設としては、教育施設が14施設、行政サービス施設が8施設、 コミュニティ施設が14施設、福祉・厚生施設が12施設、公共研究施設が3施設、運動施設 等6施設、その他施設が3施設あります。

教育施設は、幼稚園が2か所、小学校が3校、中学校が1校、高等学校が1校、大学が

2校設置されているほか、公民館が3か所(分館含む)、図書館が1か所、文化会館が1か

所設置されています。

コミュニティ施設は、概ね各地区や大字毎にコミュニティセンター、集落センター、公

会堂などが配置されています。

運動施設等は、体育館が1か所設置されているほか、運動場が2か所、庭球場が3か所

設置されています。

表 その他の主な公共公益施設

区 分 名 称

教育施設 幼 稚 園 鳩山幼稚園、石坂幼稚園

小 学 校 亀井小学校、今宿小学校、鳩山小学校

中 学 校 鳩山中学校

高等学校 鳩山高等学校

大 学 東京電機大学、山村学園短期大学

そ の 他 中央公民館、文化会館、町立図書館、公民館亀井分館、公民館石

坂分館

行 政 サ ー ビ ス 施 設 鳩山町役場、役場東出張所、西入間広域消防組合鳩山分署、西入

間警察署鳩山駐在所、西入間警察署鳩山東駐在所、鳩山郵便局、

鳩山鳩ヶ丘郵便局、学校給食センター

コ ミ ュ ニ テ ィ 施 設 鳩山町ふれあいセンター、亀井農村センター、赤沼地区集落セン

ター、石坂集会所、小用公会堂、大豆戸公会堂、大橋集会場、竹

本地区集落センター、泉井地区集落センター、高野倉公会堂、上

熊井集落センター、下熊井公会堂、奥田公会堂、今宿コミュニテ

ィセンター

福祉 ・厚生施設 保健センター、総合福祉センター、地域包括支援センター、社会

福祉協議会居宅支援事業所、デイサービスセンター、ひばり保育

園、ひばり子育て支援センター、鳩山松寿園、聖神学園、西山荘、

学童保育おしゃもじ山クラブ、学童保育室銀河鉄道’90

公 共 研 究 施 設 独立行政法人宇宙航空研究開発機構地球観測センター、気象庁気

象衛星センター気象衛星通信所、独立行政法人森林総合研究所多

摩森林科学園赤沼実験林

運 動 施 設 等 町民体育館、梅沢運動場、亀井運動場、中央庭球場、小用庭球場、

鳩山テニスガーデン

(25)

第1章 現況調査

15

4.その他条件調査

1)レクリエーション施設

鳩山町に立地している屋外レクリエーション施設は、公共の運動場・グラウンド等と民

営のゴルフ場に大別され、ゴルフ場が多く立地しているのが特徴です。

このうち、公共の運動場・庭球場としては、運動場が梅沢運動場、亀井運動場の2か所、

庭球場が中央庭球場、小用庭球場、鳩山テニスガーデンの3か所整備されています。

校庭・グラウンドを有する教育施設は7か所あります。

民営のゴルフ場は、鳩山カントリークラブ、武蔵OGMゴルフクラブ、石坂ゴルフ倶楽

部など合計5か所立地しています。

表 屋外レクリエーション施設

施 設 区 分 種 別 施 設 名 称 規 模

公共屋外レクリエーション施設 運 動 場 亀井運動場 10,000 ㎡

梅沢運動場 27,000 ㎡

庭 球 場 中央庭球場 8,371 ㎡

小用庭球場 1,740 ㎡

鳩山テニスガーデン 4,600 ㎡

そ の 他 ふるさと歩道 5,124 ㎡

民営屋外レクリエーション施設 ゴ ル フ 場 鳩山カントリークラブ 1,075,610 ㎡

武蔵OGMゴルフクラブ 1,104,493 ㎡

石坂ゴルフ倶楽部 1,170,618 ㎡

越生ゴルフクラブ 214,833 ㎡

日本カントリークラブ 471,045 ㎡

ゴルフプラザ鳩山 19,919 ㎡

教育施設の校庭・グラウンド等 小 学 校 亀井小学校 5,766 ㎡

今宿小学校 9,188 ㎡

鳩山小学校 9,612 ㎡

中 学 校 鳩山中学校 31,549 ㎡

高 校 鳩山高等学校 32,316 ㎡

大 学 東京電機大学 93,885 ㎡

その他施設のグラウンド そ の 他 多世代活動交流センター 11,682 ㎡

2)防 災

(1)地域防災計画に定められる避難所・避難路

鳩山町では、災害対策基本法に基づく「鳩山町地域防災計画」において避難に関する

計画に定められた避難所として、小中学校、公民館など合計10か所が定められています。 また、各地区ごとに集会所などが一次避難所(災害時に主として近隣の住民が一時的

に避難する施設)として定められており、自主防災組織の誘導責任者が置かれています。

避難路については、一次避難所までは町民の自力により避難し、その後自主防災組織

(26)

第1章 現況調査

16

表 地域防災計画に定められる避難所 (単位:人)

名 称 使用対象地区 収容人員

亀井小学校 亀井地区 300

亀井農村センター 亀井地区 50

鳩山中学校 亀井地区、今宿地区 500

今宿小学校 今宿地区 300

公民館石坂分館 今宿地区、ニュータウン 80

鳩山小学校 ニュータウン、今宿地区 300

町民体育館 ニュータウン、今宿地区 400

多世代活動交流センター ニュータウン、亀井地区 300

鳩山高等学校 ニュータウン、亀井地区 500

東京電機大学 ニュータウン、今宿地区 1,500

今宿コミュニティセンター 今宿地区 200

注1)収容人員は、校舎を除く体育館の面積により算出されたものです。

注2)災害派遣の受入れ施設は、中央公民館、医療活動の拠点施設は、保健センターおよび福祉センターと 定められています。

(2)災害履歴・災害発生危険区域

地震・風水害・土砂災害などの自然災害については、町の気象・地理的要因などから

軽微なものは発生していますが、近年、大きな被害は発生していません。

災害発生危険区域としては、砂防指定地が鳩川と唐沢川の2か所、急傾斜地崩壊危険

区域が大字石坂に2か所、急傾斜地崩壊危険箇所が大字石坂に3か所、大字高野倉に1

か所の計4か所が指定されています。

表 砂防指定地

渓流名 幹川名 指定年月日 指定番号 渓流名 幹川名 指定年月日 指定番号

鳩 川 越辺川 S43.12.12 第3553号 唐沢川 越辺川 S38.11.11 第2803号 唐沢川 越辺川 S32. 8. 6 第 979号 唐沢川 越辺川 S40.11.19 第3291号 唐沢川 越辺川 S38.10. 2 第2555号 唐沢川 越辺川 S42. 5.31 第1701号

表 急傾斜地崩壊危険区域

整理番号 区域名

所在地

指定年月日 指定番号 面 積

大字 字

鳩山-2 重 郎 石 坂 重 郎 S46.10.22 第1393号 0.47ha

鳩山-7 上沢・池田 石 坂 上沢・池田 H 4. 6.12 第 849号 2.06ha

表 急傾斜地崩壊危険箇所

整理番号 区域名

所 在 地

大 字 字

鳩山-3 上沢・池田 石 坂 上沢・池田

鳩山-4 年中・唐沢 石 坂 年中・唐沢

鳩山-5 年中・唐沢 石 坂 年中・唐沢

(27)
(28)
(29)

第2章 町民意識調査

17

1.第5次総合計画策定における町民意識調査の整理結果

都市計画マスタープランの上位計画である第5次総合計画の策定にあたって、町では政策

に関する町民意識やニーズを把握するため、アンケート調査を行っています。

ここでは、都市計画マスタープランの当初策定時に行ったアンケートに加え、上記アンケ

ート結果から、「住みやすさ」及び「政策の重要度と満足度」に関し、都市計画マスタープラ

ンに反映すべき設問結果として整理します。

また、両アンケート調査の設問で、選択肢の内容が若干異なっているものの比較可能な設

問(永住意向など)に関しては、比較検証を行います。

1)第5次総合計画策定時のアンケート調査の概要

町民の都市と緑に対する意識や要望等を把握するため、以下に示すとおりアンケート調

査を実施し、都市と緑に対する町民意識の集計・解析を行いました。

①調査の諸元

●調査対象 :18歳以上の鳩山町民

●サンプル数:2,700人(無作為抽出による)

●調査期間 :平成21年9月4日~同年9月18日

●調査方法 :郵送による配布・回収

②調査の項目

●鳩山町について

●町政運営について

●町政全般について

●政策の重要度と満足度

③回収結果

●有効回答数 945票

●回収率 47.25%

●回答者の属性(構成比は無回答を除く)

地 区 亀井 :13.9% 今宿 :28.8% ニュータウン:57.3%

年 齢

10歳代: 2.1% 20歳代: 7.7% 30歳代:10.9% 40歳代:9.1%

50歳代:19.4% 60歳代:30.5% 70歳代:13.2% 80歳以上:7.2%

居住経験

3年未満 3.8% 3年~5年未満 3.1%

5年~10年未満 5.3% 10年~20年未満 18.1%

(30)

第2章 町民意識調査

18

2)調査の結果

(1)永住意向

永住意向は「ずっと住み続けたい」が約53%と最も多く、「町外に一時的には転居する と思うが、将来は鳩山町で落ち着きたい」「町内の他地区に移りたい」を合わせると、約 56%となっています。

平成10年調査では「ずっと住み続けたい」が約45%であり、今回調査では8ポイント 上昇しています。また、平成10年調査の「いつかは別のまちに移りたい」と「すぐに別 のまちに移りたい」の合計が約19%であったのに対し、今回調査の「他市町村へ移りた い」は約13%となっており、総じて町民の定住意向は上昇傾向にあると考えられます。

選択肢 平成10年 平成21年

ずっと住み続けたい 45.2% 52.7%

他の市町村へ移りたい(H21)

19.4% 13.1%

いつかは別のまちに移りたい +

すぐに別のまちに移りたい(H10)

※無回答を除いた構成比

(2)住みやすさ

住みやすさについては、「住みやすい」と「どちらかというと住みやすい」の合計で約 63%と成っていますが、「住みやすい」のみだと約22%と「どちらかというと住みやすい」

の半数程度となっています。ただし、「住みにくい」との回答は約7%であり、住みやす

いと感じる人の方が大きく上回っています。

選択肢 構成比

住みやすい 21.9%

どちらかというと住みやすい 40.7%

どちらかというと住みにくい 26.8%

住みにくい 7.4%

わからない 3.2%

(31)

第2章 町民意識調査

19

住みやすい理由については、「自然が豊かだから」が約32%と最も多く、「騒音な

どがなく静かで心が休まるから」、「住みなれているから」の上位3項目で約71%を占

めています。

平成10年調査では、同様の設問として「住み続けたい理由」を訪ねており、平成20年 調査とは選択肢の個数も内容も異なっていますが、概ねの傾向を比較するため、上位項

目を比較します。これを見ると、両調査ともに豊かな自然環境が最も評価され、次いで

騒音などの公害の少なさが評価されていることが伺えます。

住みやすい(住み続けたい)理由の上位3項目

平成10年調査 平成21年調査

優れた自然環境に囲まれ、美しい街並み

が形成されているから

自然が豊かだから

大気汚染や騒音振動などの公害の心配が

なく、安心して生活できるから

騒音などがなく静かで心が休まるから

大地震・市街地火災・水害などの災害に

対する心配が少ないから

住みなれているから

※平成10年調査は選択肢が5項目、平成21年調査は12項目(いずれも「その他」除く)

次に、住みにくい理由では、「通勤・通学、買い物が不便だから」、「バスなどの公共

交通が不便だから」、「医療機関や福祉サービスが充実していないから」「働く場や機

会が少ないから」の上位4項目で約79%を占めています。

住みやすい理由同様、平成10年調査の「住み続けたくない理由」と比較してみると、 平成10年調査では「交通の不便さ」が最も多く、「買い物の不便さ」「就業の場の少な さ」の順となっており、同じような項目に不満を感じているひとが多いことが伺え

ます。

住みにくい(住み続けたくない)理由の上位3項目

平成10年調査 平成21年調査

鉄道がない上にバスのルート・本数が少

なく、交通に不便だから

通勤・通学、買い物が不便だから

大型のスーパーや活気ある商店街が少な

く、買い物に不便だから

バスなどの公共交通が不便だから

近くに就業の場が少ないから

医療機関や福祉サービスが充実していな

いから

(32)

第2章 町民意識調査

20

(3)政策の重要度と満足度

7つの政策分野の46項目について、重要度と満足度を尋ねた設問では、重要度の最も 高い政策分野は「安全・安心」、次が「健康・福祉」であり、満足度の高い政策分野は「環

境」、次が「生活・文化・人権」となっています。

都市計画マスタープランに密接に関わる「土地利用・まちづくり」の分野は、重要度

が5位、満足度が6位と相対的に低い評価となっています。

政策分野

平均点 順位

重要度 満足度 重要度 満足度

教育・子育て 4.186 2.828 4 5

健康・福祉 4.431 2.985 2 3

環境 4.350 3.395 3 1

安全・安心 4.442 2.968 1 4

生活・文化・人権 3.821 3.010 7 2

産業・労働・活力 3.848 2.362 6 7

土地利用・まちづくり 4.020 2.682 5 6

「土地利用・まちづくり」分野の個別項目に対する評価を見ると、「自然災害への対策」

が重要度、満足度ともに高くなっています。

相対的に重要度が高いものの、満足度が低い項目としては、「緑が守られるとともに、

交通アクセスが改善され、気軽に訪れ、出て行くことができること」及び「高速道路や

鉄道へのアクセスが容易なこと」が該当し、交通アクセスの改善に関し、重点的な施策

展開が必要であるといえます。

土地利用・まちづくり分野の項目

平均点 順位

重要度 満足度 重要度 満足度

緑が守られるとともに、交通アクセスが改善され、

気軽に訪れ、出て行くことができること

4.386 2.450 2 5

農村風景や歴史ある遺跡などが守られ、その魅力

を身近に味わうことができること

3.872 3.032 5 1

魅力ある観光・交流スポットが整備されているこ

3.472 2.367 6 6

道路が拡幅されるなど、道路交通の便がよいこと 3.884 2.846 4 3

高速道路や鉄道へのアクセスが容易なこと 4.119 2.463 3 4

台風や、局地的な集中豪雨など大雨に対する対

策が十分整っていること

(33)
(34)
(35)

第3章 計画課題の整理

21

1.現況からの課題

1)健全な都市経営に向けた定住促進を図る環境形成

市街化調整区域における開発許可などの様々な制度等を上手く活用しながら、亀井・今

宿地区における都市基盤の整備を進め、魅力ある居住環境の形成を図る必要があります。

さらに、地区の特性に応じ、産業施設の集約的な立地を目指す地域の設定や、居住環境

との適切な調和の範囲で産業が複合する土地利用を誘導していくことも必要です。

2)人口減少と市街地の低密化への対応

全町的な人口減少とともに、市街地での人口も減少傾向にあり、人口の落ち込みを要因

とした施設・店舗の撤退等により、現在の生活サービスが維持できなくなる可能性があり

ます。生活を支える必要最低限の施設を維持するため、市街地における一定の居住人口を

維持する必要があります。

3)高齢化への対応

将来的な高齢者の増加と高齢化率の高まりが懸念されます。医療施設、高齢者福祉施設

等、高齢者が利用する施設の需要増加が見込まれるため、施設の充実が必要です。

4)自然環境の保全と都市の活力増進施策との調和

町の大きな魅力の源である豊かな自然環境を守り育てることと、街や産業を活性化させ

ることの両方の調和を図るために、土地利用の方針や機能分担等をより具体的に定めてい

く必要があります。特に丘陵地については、保全すべきゾーン、活用すべきゾーンを明確

に位置づけ、自然と共生したまちづくりを誘導していく必要があります。

5)均衡ある発展を目指した計画的な市街地整備

亀井・今宿地区における都市基盤の整備の推進や商業施設など日常生活に関連する施設

の充実について検討していく必要があります。

6)道路網整備の必要性

自動車交通を円滑に処理するとともに、バス路線の充実のためにも、道路の機能分担を

明確にし、体系的な道路網の整備を進める必要があります。

また、地区相互を結ぶ道路網の充実、及び、生活道路や遊歩道等の整備による歩行者ネ

ットワークの形成などを進めることも重要です。

7)緑地の保全・整備による潤いある都市環境の形成

既存施設のリニューアルなどによる有効活用を図りながら、土地区画整理事業の施行に

(36)

第3章 計画課題の整理

22 させることが必要です。

また、町内を流れる越辺川などの河川については、自然環境の保全・復元に配慮した多

自然型河川工法や緑化修景などにより、町民の憩いや散策の場となる良好な河川空間を創

出していく必要があります。

さらに、点在するため池については、野鳥など野生生物の生息空間となっていることか

ら、これらに配慮した保全・活用の方策を検討していく必要があります。

8)すべての人にやさしい都市環境の充実

町内の主要な公共施設すべてについてバリアフリー化を実施していく必要があります。

また、交通関連施設、高齢者関連施設、余暇活動施設などの整備に関しても、高齢者の

歩行距離限界などを考慮し、円滑なサービスが行えるよう配置を考えていく必要がありま

す。

9)都市防災機能の充実

今後の建物の老朽化や地盤災害・水害等の危険性に鑑み、町民が安全かつ安心して日常

生活を営めるよう、都市防災性の向上に資する土地利用の誘導や都市基盤の整備、建物誘

(37)

第3章 計画課題の整理

23

2.町民意見からの課題

過年度の町民アンケート調査の結果及び作業部会・幹事会における議論の中から明らかに

なった課題としては、概ね以下のことが挙げられます。

① 北部地域における宅地開発や産業の誘致を自然との共生のもとに推進していくこと。

② 亀井・今宿地区における生活基盤の整備による地区格差を是正していくこと。

③ 高齢化対策として若年層の流入・定着につながる施策の必要性。

④ 土地利用の誘導や都市施設の整備といった側面からの産業の活性化を支援していくこと。

⑤ 荒廃農地などの未利用地の有効活用を図っていくこと。

⑥ 亀井・今宿地区における生活環境の維持・向上のための道路整備の推進。

⑦ 丘陵地や河川沿いへの遊歩道の整備。

⑧ 身近な子供の遊び場とともに、自然を生かした大規模公園の整備。

⑨ 自然環境を活用した観光・レクリエーションの活性化。

⑩ 良好な里山環境や優れた植生群落、野鳥の生息地、さらには、町域に点在するため池な

どの保全。

また、上記のほか、第5次総合計画策定における町民意識調査結果からは、以下のような

課題が考えられます。

① 緑豊かな環境を保全し、すみやすさの向上に努めること。

② 安全や安心につながるまちづくり・都市計画施策の展開を図ること。

③ 自然災害や公害などから守られた生活空間を保ちつづけること。

④ 道路網の整備などによる交通アクセスの改善と公共交通利便の向上を図ること。

⑤ 商業機能の充実による日常生活の利便性向上を図るとともに、身近な就業の場を確保す

(38)

第3章 計画課題の整理

(39)
(40)
(41)

第4章 将来目標の設定

25

1.人口フレ-ム

人口フレームは、第5次総合計画に準じ、平成32年の人口を15,000人と設定します。

表 まちづくりのフレーム(基本指標)(第5次鳩山町総合計画より)

基本指標 平成32(2020)年の数値

将来人口 15,000人

世帯数 5,000世帯

就業人口 6,500人

昼間人口 14,000人

交流人口 平成21年実績の1.5倍

2.都市計画区域人口及び市街化区域人口フレ-ム

将来人口は、現状と同程度であり、増加要因も市街化区域と市街化調整区域とでほぼ同数

であることから、近年の区域区分割合と同様に配分します。

表 都市計画区域及び市街化区域人口の設定 (単位:人)

平成17年 平成22年 平成32年

市 街 化 区 域 10,622 66.4

9,871 64.5% 9,750 65.0%

市 街 化 調 整 区 域 5,363 33.6% 5,434 35.5% 5,250 35.0%

都 市 計 画 区 域 15,985 100.0% 15,305 100.0% 15,000 100.0%

(42)

第4章 将来目標の設定

26

3.将来市街地の想定

将来市街地 将来人口 基 想定 ま 目標 次 あ 成32 将来人口 現

状 同程度 設定 長期的 人口減少傾向を踏まえ 市街地 過度 拡大 ふ

さわ く い 考え 現在 市街地を維持 こ を基本 ま 都市施設

道路 河川 下水等 一体的 効率的 整備を図 観点 今宿地区 隣接 東側

地区を 市街地 同程度 都市的土地利用検討地区 ま

ま ニュータウン 隣接 地区 鳩山団地 い も 現状 土地利用状況 同

様 扱い こ 2地区 将来的 需要 応 市街地拡大を想定 場合 検討 べ

区域 位置 けま

図 将来市街地

現市街地 将来的検討区域 主要道路

県 道

と わ

・ 坂

戸 線

県 道 東 松 山 ・ 越 生 線

県道石 坂・高

停車 場線

県 道

岩 殿

・ 岩

井 線

県 道 東 松 山 ・ 越 生 線

(43)
(44)
(45)

第5章 全体構想

27

1.まちづくりの理念

ここでは、鳩山町の現況等から得られる町の特性や、まちづくり上の課題、アンケート調

査によって明らかになった住民の意向、町職員や地域住民を交えたワークショップ等におけ

る意見等から、鳩山町の将来の理想とするまちを創造していくための方向性を示していきま

す。

1)まちづくりの理念の設定に向けての視点

・人口の減少傾向

・高齢化の進展

・市街地の低密化

・丘陵地に位置している

・自然環境資源に恵まれている

・首都圏のベッドタウン

・大規模ニュータウンの形成

・多くの研究、教育施設の立地 まちの特性

・転入・転出人口のバランスに配慮

・若年層の流入、定着に資する施策展開

・高齢社会への対応

・自然と共生した市街地整備

・均衡ある計画的な市街地整備

・体系的な道路網、歩行者ネットワークの形成

・潤いある都市環境の形成

・地球環境・資源エネルギー問題への対応 まちづくり上の課題

・安全・安心につながる施策の実施

・自然環境の保全に配慮したまちづくり

・自然を生かした市街地整備

・商業、産業の振興と働く場の創出

・低、未利用地の有効活用

・道路網の整備など交通アクセスの改善

・公共交通利便の向上

・公園や里山など身近な緑の確保

・自然景観の維持・活用 住民意向

・自然と共生した宅地開発・産業振興

・農業の振興

・遊休農地の有効活用

・高齢化対策

・地域間格差の是正

・道路網の整備

・魅力ある公園の整備

・自然環境を活用した観光、レクリエーションの

活性化

・良好な自然環境への配慮 ワークショップ等

・自然環境

・人口定着

・高齢社会

・産業振興

・交通アクセス

(46)

第5章 全体構想

28

≪ まちづくりの理念 ≫ 2)まちづくりの理念

第5次総合計画では、3つの“めざす将来像”を「高年者が輝き、みんなが主役として

活躍するまち」「安心の里山に魅力が育っていくまち」「環境と経済が調和し着実に前進す

るまち」とし、これを踏まえ、『花と木と笑顔でつなぐ、安心で魅力的なまち』を目指すこ

ととしています。第5次総合計画で目指すまちは、都市計画だけではなく、様々な分野の

多くの施策の推進によって実現されるものです。そこで、都市計画マスタープランでは、

第5次総合計画に示されたまちの実現を図るために、都市計画部門において将来理想とす

るまちを創造していくための方向づけとなるまちづくりの理念を設定します。

まちづくりの理念は、前項の「まちづくりの理念の設定に向けての視点」から導き出さ

れた5つのまちづくりのキーワードにより、以下のように定めます。

豊かな自然に囲まれた中で、子供から高齢者まですべての人々がやすらぎ、憩い、そし

て活力のみなぎる快適な生活空間の創出を図ることによって、町内外の人々が「住んで良

かった」「住んでみたい」と思うようなまちづくりを目指します。

【 キーワードからの展開 】

○ 自然環境=恵まれた自然を生かし、人と自然が響き合う美しいまちの形成 自然との共生

○ 人口定着=生活空間の質の向上による「住みたいまち」の形成 魅力ある住環境づくり

○ 高齢社会=高齢者でも暮らしやすい、動きやすいまちの形成 安心・安全な活動空間づくり

○ 産業振興=各種産業の振興によるまちの活力の向上 暮らしを支える都市機能づくり

○ 交通アクセス=都市間、地域間のアクセス性の向上、拠点間のネットワークづくり コンパクトで持続可能なまちづくり

花と木と笑顔でつなぐ、安心で魅力的なまち

≪ 5次総合計画の目指す将来像 ≫

(47)

第5章 全体構想

29

2.将来都市像

将来都市像は、先に設定したまちづくりの理念である『 自然と共生した快適生活空間づく

り 』を実践することによって達成される将来のまちの姿を明確に示すものであり、今後のま

ちづくりの指針となります。

以下に、まちづくりの理念、まちづくりのキーワードを基に展開し、導き出される将来都

市像を生活面、産業面、自然環境面の3つの分野に分けて示します。

≪ まちづくりの理念 ≫

自 然 面

・河川、湖沼を活用した親

水機能の充実

・里山としての自然の維持

・自然生態系の保護

・身近な自然とのふれあい

空間の創出

・稜線、街並み等良好景観

の維持

生 活 面

・各施設におけるバリアフ リーの充実

・地域間のアクセス性の向

・歩行者空間、公共交通ネ

ットワークの充実

・ゆとりある居住空間の創

・災害に強いまち、施設の

形成

・福祉サービスの充実

産 業 面

・利便性に優れた近隣商業 地の形成

・自然と調和した高付加価

値産業の立地

・収益性の向上を目指した

農業基盤の充実

・自然を活用したレジャー

機能の形成

将 来 都 市 像

キ ー ワ ー ド

人口の定着 高齢者対応 アクセス性の向上 産業の振興

(48)

第5章 全体構想

30

3.将来都市構造

1)現状の都市構造

鳩山町の現状の都市構造を見ると、町内を主要地方道、一般県道が東西南北に走り、こ

れらを補完する形で主要な一級町道が走っており、まちの骨格としての機能は比較的しっ

かりと形成されています。

また、都市活動を支える上での拠点となるべき機能(施設)の構成を見ると、研究施設

やレクリエーション機能と位置づけられるゴルフ場など日常の生活にあまり関わりのない

機能は比較的充実しているものの、地域サ-ビス機能や日常のレクリエーション機能等住

民生活の利便に資する機能の形成が不足傾向にあります。

将来のまちづくりを考える上では、これらの日常の利便に資する機能(拠点)の形成が

必要になってくると考えられます。

図 現状の都市構造

県 道

主要町道

河 川

地域 拠点

(49)

第5章 全体構想

31

2)将来の都市構造

まちづくりの理念である『自然と共生した快適生活空間づくり』を実践し、将来像の実

現に向けて、より機能的で利便性の高い都市構造を構築するために、先に示した現状の都

市構造を基礎とし、現有する各種の機能と新たに構築すべき機能を適正に位置づけ、地域

の均衡ある発展と快適な生活空間の形成を図るための目標となる将来都市構造を定めます。

(1)軸の形成

ここで形成される軸は、まちの骨格となるものであり、周辺市町村との連携・連絡機

能を持った広域的な都市軸と、町内における都市活動での中心的な役割を果たし、かつ、

町内の各地域間、及び各拠点的機能間を連携・連絡する機能を有する軸とに分けられま

す。

これらを基に鳩山町において位置づける軸は以下とします。

①都市連携軸

都市連携軸は文字通り都市間の連携に資する機能を有する軸であり、本町において

は、周辺の各市町村との連携・連絡を密とし、相互に補完しあえる機能を有するもの

として以下の路線を位置づけます。

・主要地方道東松山・越生線:東松山市及び越生町との連携強化の役割を果たしま

す。

・一般県道ときがわ・坂戸線、都市計画道路入西赤沼線・構想路線・泉井通り(町

道第1号線):坂戸市及びときがわ町との連携強化の役割を果たします。

・一般県道岩殿・岩井線(一部)及び一般県道石坂・高坂停車場線:東松山市及び

毛呂山町との連携強化の役割を果たします。

・一般県道岩殿・岩井線(一部)及び農村公園通り(町道第66号線)、いちょう通り (町道第2766号線)(一部):東松山市との連携強化の役割を果たします。 ・一般県道岩殿・岩井線(一部)及び石今通り(町道第7号線):坂戸市との連携強

化の役割を果たします。

②都市内活動軸

都市内活動軸は、町内の各地域及び拠点間を連携・連絡し、町内における都市活動

の中心的役割を担う軸であり、以下の路線を位置づけます。

なお、都市内活動軸は、先に位置づけた都市連携軸と機能を同一とする区間を有し

ます。

・一般県道ときがわ・坂戸線(今宿交差点~竹本地区間)

・亀小通り(町道第2号線)

・主要地方道東松山・越生線(上熊井地区~鳩山駐在所前交差点間)

・農村公園通り(町道第66号線) ・いちょう通り(町道第2766号線)

(50)

第5章 全体構想

32

③河川環境軸

河川環境軸は、町内においてやすらぎとゆとりを創出するアメニティ機能として位

置づけるものであり、町内を流れる主要な以下の河川を位置づけます。

・一級河川越辺川

・一級河川鳩川

・準用河川内川

・準用河川大橋川

・準用河川泉井川

・準用河川黒石川

・普通河川唐沢川

図 軸の形成

都市連携軸

都市連携軸(構想)

都市内活動軸

(51)

第5章 全体構想

33

(2)拠点の形成

ここでは、現有している都市活動を支える上での拠点となるべき機能(施設)に加え、

将来において快適な生活空間を創出する上で、その形成が必要と考えられる機能(施設)

を都市の拠点として位置づけます。

鳩山町で位置づけられる拠点は以下です。

①行政拠点

町の中心機能を有する場所として、町役場や保健センタ-を始めとして各種の都市

運営施設が集積している町役場周辺を行政拠点として位置づけます。

②都市拠点

多様な都市機能の集積により、地域住民だけで無く町民全体へのサービス提供を行

う中心機能を有する拠点を、都市拠点として設定します。

本町において位置づける都市拠点は、ニュータウン地域の中心的役割を果たしてい

る町役場東出張所周辺、今宿地域においてその役割が期待される今宿コミュニティセ

ンタ-周辺の2か所を位置づけます。

③地域拠点

地域住民の日常生活を支える機能の集積・整備により、地域における中心的機能を

有する拠点として位置づけます。

本町においては、亀井地域における中央公民館亀井分館周辺生活拠点として位置づ

けます。

④北部地域活性化推進地区拠点

泉井地区の亀井小学校の南側、上熊井地区の東山沼の東側を、鳩山町北部地域活性

化基本条例に基づく活性化推進地区の拠点と位置づけます。この2つの拠点が効果的

に連携することにより、地域の魅力を高めるとともに、活性化施設の重複整備を回避

するものとします。

⑤教育・研究拠点

本町には、国や民間の教育・研究機関が数多く立地しており、これらの施設は、ま

ちの一つの特徴として位置づけられるとともに、本町の産業や教育の発展に少なから

ず寄与することが期待されることから、まちを代表するこれらの施設を教育・研究拠

参照

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