11
児 童
・ 生 徒
1 ねらい
他者から肯定的に自分について述べてもらうことで自尊感情を高め、肯定的に他者を認めよう とする心情を育てる。
2 進め方
3 ~ 4 人のグループで各ワークを行う。
① グループで 1 番から 4 番までを決める。
② 1 番の人(例えばAさん)は、(1)の 2 つの言葉について「自分はどちらだと思うか。」 をメンバーに考えてもらう。
③ A さんは、メンバーに「わたしはやさしいと思う人?」「たよりになると思う人?」と聞き、
挙手した人数をそれぞれシートの真ん中の欄に書き込む。(Aさんだけが、自分のシートの 該当欄に人数を書く。他のメンバーは書かなくてよい。)
④ メンバーは 1 人ずつ、「なぜそう思うか。」を話す。
⑤ A さんは「自分ではどう思うか。」についてどちらかの言葉を選んで○で囲み、理由とと もにメンバーに話す。
⑥ ②~⑤を、2 番の人は(2)の言葉で、3 番の人は(3)の言葉で、4 番の人は(4)の言葉で、
同様に繰り返す。
⑦ 時間があったら、1 番の人に戻り、今度はちがう言葉について同様に進めてもよい。
⑧ 全員が終わったら、ワークをやってみて思ったこと、気づいたこと、考えたことを書く。
3 解説
このワークはグループ全員の答えがそろうことを目的にしていません。自分は友だちにどんな ふうに思われているのか、様々な見方や考え方を、低学年なりに感じとらせることを大切にしま す。
ワーク 1 で挙げられた対になる 2 つの言葉は、どちらも肯定的な言葉であるため、「そう思う 理由」を述べる際、実生活の中での具体的な言動が肯定的に述べられることになります。友だち に自分の言動を肯定的に述べてもらった体験は、自尊感情を高め、他者への肯定感につながりま す。
ワークをとおして気づいたことなどを書くことで、自分をしっかり認めてくれる友だちがいる という安心感と喜びとともに、友だちのよさに気づき、大切にしていこうという気もちをあらた めて実感させることができます。
<参考資料など>
・「よりよい人間関係づくりのための心理教育的プログラム Social Skills Education(SSE)」 湘南グループアプローチ研究会(平成 24 年)
2
他の人の大切さを認めること
どちらかというと・・・?
12
( )ねん( )くみ( )ばん( )
1 グループで じゅんばんをきめます。1 ばんのひとから (1)のことばについ て メンバーに じぶんはどちらかを ききます。まんなかのしかくには、それ ぞれの にんずうを かきます。
つぎに、メンバーに、なぜそうおもったか、りゆうをききます。そのあと、
じぶんではどちらかをきめ、そのことばをまるでかこみ、なぜそうおもってい るかをはなします。
2 ばんのひとが(2)のことばについて、おなじように どちらかをききます。
これをくりかえします。
2 ともだちからみた「じぶん」について はなしをきいたり、ともだちのこと を どうおもっているかを つたえたりしました。おもったこと、きづいたこ と、かんがえたことを かきましょう。
ワーク
どちらかというと・・・?
1 -②
ことば 1
に ん ず う にんずう
ことば 2
(1)
やさしい たよりになる
(2)
はなすことが じょうず
きくことが じょうず
(3)
人のきもちを かんがえる
きめたことを あきらめない
(4)