子どもは社会の宝です。この宝を地域社会で育んでいくこ
とは私たち大人の使命です。
私は、
就任以来、
「しっかり育てよう市原の子ども」
をテー
マとして『子育て
4カ条』を掲げ、
「挨拶ができ礼儀正しい
子ども」
「心からありがとうと言える子ども」
「ものの善し悪
しがわかる子ども」
「相手の気持ちがわかる子ども」
の育成に
向け取り組んでまいりました。
しかし近年の生活様式の様子や価値観の多様化などに伴い、子どもを取り巻
く環境は大きく変化しています。少子化に伴う社会経済への影響、都市化・核
家族化による家庭
・
地域の育児力の低下、
子どもに対する犯罪や児童虐待など、
対応すべきさまざまな課題が山積しています。
こうしたことから国では、
次代を担う子どもたちの育成支援の充実をめざし、
平成
15年
7月に「次世代育成支援対策推進法」を制定しました。
本市においても平成
11年
3月に「いちはらエンゼルプラン」を策定し、保
育サービスの充実や子育て支援センター、病後児保育施設の整備などの施策を
推進してきましたが、より総合的な次世代育成支援を行うために、これまでの
子育て支援策の成果を踏まえながら、新たな課題への対応も盛り込んだ「市原
市次世代育成支援行動計画」を策定いたしました。
本計画では「ともに育てよう元気ないちはらっこ」を合言葉に行政や地域が
単に親の育児の肩代わりをするのではなく、地域・行政・学校・企業等が協働
し、地域社会全体で子育てを応援し、子どもたちの健やかな成長と元気なふる
さと市原の実現をめざしています。
子育てに喜びや楽しみを感じ、子どもを安心して生み育てることができ、子
どもがのびのびと成長できるまちづくりの推進に向けて、市全体を挙げて取り
組んでいきますので、皆様のより一層のご理解とご協力をお願いいたします。
なお、計画策定にあたってアンケートにご協力いただいた皆様、行動計画策
定懇話会にご出席いただいた皆様をはじめ、貴重なご意見を賜りました多くの
皆様方に心からお礼を申し上げます。
平成
17年
3月
第1章
計画の策定にあたって
1
1
計画策定の背景と趣旨
... 3
(1)
策定の背景と目的... 3
(2)
計画の位置づけ
... 3(3)
計画の期間
... 42
市原市の現状
... 5
(1)
人口動態等
... 5(2)
地域の状況
... 93
現状分析のまとめ
... 14
第2章
計画の基本的な考え方
17
1
基本理念
... 19
2
基本目標
... 20
ともに育てるまちを目指して
...2 7
1
育児を支える地域社会の形成
... 27
(1)
子どもの人権を守る意識の醸成... 27
(2)
男女共同参画意識の醸成... 27
(3)
職業生活と家庭生活の両立の推進
... 28(4)
次代の親の育成
... 292
地域における子育て支援
... 30
(1)
地域における子育てサービス
... 30(2)
保育サービスの充実
... 33(3)
子育てサービス・情報・交流の場の提供... 37
(4)
児童の健全育成
... 393
要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進
... 42
(1)
母子家庭等の自立支援の推進
... 42(2)
障がい児施策の充実
... 44(3)
育児にかかる経済的負担の軽減... 46
ともに育つまちを目指して
...4 8
1
子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
.... 48
(1)
子どもの生きる力の育成に向けた教育環境の整備
... 48(2)
家庭や地域の教育力の向上
... 51(2)
読書教育の推進
... 57ともに健やかに暮らせるまちを目指して
...5 9
1
親子の健康の確保及び増進
... 59
(1)
子どもや母親の健康の確保
... 59(2)
食育の推進
... 66(3)
思春期保健対策の充実
... 66(4)
小児医療の充実
... 682
誰もが安心して暮らせる安全な生活環境の整備
... 70
(1)
児童虐待防止対策の充実... 70
(2)
子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
... 71(3)
子どもの交通安全を確保するための活動の推進... 72
(4)
良質な生活環境の整備
... 73★
数値目標一覧
... 76
★
保育・子育て支援事業に関する特定14事業目標事業量
... 83
第4章
計画の推進体制
91
1
計画の進捗状況の把握
... 93
1
市原市次世代育成支援行動計画策定懇話会開催要領
... 97
2
市原市の子育て支援に関する現状
(アンケート調査結果・計画策定懇話会)
... 98
1.
市原市次世代育成支援に関するニーズ調査概要
... 982.
市原市次世代育成支援地域行動計画策定懇話会概要
... 993.
アンケート調査結果・懇話会での意見(抜粋)
... 101ともに育てるまちを目指して
... 1011 育児を支える地域社会の形成... 101
2 地域における子育て支援... 103
3 要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進... 118
ともに育つまちを目指して
... 1221 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備... 122
2 生涯学習機会の充実... 124
ともに健やかに暮らせるまちを目指して
... 1271 親子の健康の確保及び増進... 127
2 誰もが安心して暮らせる安全な生活環境の整備... 135
3
次世代育成支援対策推進法
(平成十五年七月十六日法律第百二十号)
... 142
4
少子化社会対策基本法
(平成十五年七月三十日法律第百三十三号)
... 152
1 計画策定の背景と趣旨
2 市原市の現状
1 計画策定の背景と趣旨
(1)策定の背景と目的
平成
15年の全国の合計特殊出生率は
「
1.29」
と、
少子化の進行が続い
ています。出生率の低下の要因として挙げられていた晩婚化や未婚化に
加え、夫婦の出生力の低下という新たな要因も加わり、このままでは少
子化が今後一層進行すると危惧されています。
急速な少子化の進行は社会経済全体に極めて深刻な影響を与えるため、
国は平成
15年
7月「次世代育成支援対策推進法」を制定し、地方公共団
体は次世代育成支援に関する行動計画を策定することとなりました。
市原市においても平成
11年
3月に「いちはらエンゼルプラン」を策定
し、未来を担う子どもたちの健やかな成長を願い、行政の果たす役割と
ともに、市民や各種団体・企業など、地域社会の協力と連携を保ちなが
ら子育てに関する総合的
・
計画的なまちづくりを推進してまいりました。
この計画は、
従来の
「いちはらエンゼルプラン」
の成果を踏まえつつ、
社会情勢の変化に対応した新たな施策を加え、次代を担う子どもが健や
かに生まれ、育成される社会の形成を目指し策定するものです。
(2)計画の位置づけ
この計画は「次世代育成支援対策推進法」に基づき、本市における少
子化対策と子育て支援を目的とした個別計画です。また、この計画は現
在推進中である
「いちはらエンゼルプラン」
、
「市原市母子保健計画
2006」
を包含するものとされています。
計画の対象は
18歳未満のすべての子どもと家庭・地域・企業・各種団
体など地域社会を構成するすべての人とします。
(3)計画の期間
計画の期間は平成
17年度から平成
26年度までの
10年間とします。な
お、社会情勢の変化等、市原市の子どもを取り巻く環境の変化に対応し
ていくために、
平成
21年度までを前期計画期間として、
平成
16年度に前
期計画を策定し、必要に応じて計画の見直し等を行っていきます。その
後平成
22年度から平成
26年度までを後期計画期間として平成
21年度に
後期計画を策定し、推進していきます。
□
計画の位置づけと計画の期間(イメージ)
平成
1 6 年度
1 7
1 8
1 9
2 0
2 1
2 2
2 3
2 4
2 5
2 6
いちはらエンゼルプラン
市原市母子保健
福祉計画 2 0 0 6 (前期計画) (後期計画)
市原市次世代育成支援行動計画
2 市原市の現状
(1)人口動態等
【人口と世帯数の推移】
昭和5 6 年 平成1 6 年
2 2 1 ,9 6 3 総人口 (人) 2 8 0 ,5 7 9 1 .2 6 倍 6 6 ,8 2 3 世帯数 (世帯) 1 0 6 ,9 9 3 1 .6 0 倍 3 .3 2 1 世帯あたり人員 (人/世帯) 2 .6 2 0 .7 9 倍
(各年4月1日)
市原市の人口は近年においても増加していますが、その人口増加率は
鈍化傾向にあります。
国立社会保障・人口問題研究所では、
2015年に
本市の人口が
27万
1千人まで減少すると推計しています。
世帯数も増加し、平成
16年には昭和
56年の
1.6倍となっています。
一方、
1世帯あたりの人員は減少し、
核家族化の進行が現れています。
5万0 10万0 15万0 20万0 25万0 30万0
56 57 58 5960 61 62 63 元 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16(年) 1. 5 2. 0 2. 5 3. 0 3. 5 4. 0
(総人口・世帯数:人・世帯) (1世帯あたり人員:人/世帯)
昭和 平成
総人口
1 世帯あたり人員
【年齢階層別(
3
区分)人口推移】
(各年4月1日)
(比率)
平成1 2 年 平成1 3 年 平成1 4 年 平成1 5 年 平成1 6 年
0 ∼1 4 歳 (%) 1 5 .3 1 5 .0 1 4 .7 1 4 .5 1 4 .2 1 5 ∼6 4 歳 (%) 7 2 .1 7 1 .7 7 1 .3 7 0 .8 7 0 .4 6 5 歳以上 (%) 1 2 .6 1 3 .3 1 3 .9 1 4 .7 1 5 .4
区分別人口については、年少人口(
0∼
14歳)の減少と老年人口(
65歳以上)の増加は顕著であり、今後も少子高齢化が進むものと考えられ
ます。
41, 860 41, 269 40, 618 39, 913 200, 633 199, 969 198, 731 197, 582
37, 256 39, 075 41, 152 43, 084
0∼14歳 42, 695 15∼64歳
201, 445 65歳以上
35, 265
279, 749 280, 313 280, 501 280, 579 総人口
279, 405
00 5万0 10万0 15万0 20万0 25万0 30万0 35万0
【合計特殊出生率の推移】
平成8 年 平成9 年 平成1 0 年 平成1 1 年 平成1 2 年 平成1 3 年 平成1 4 年 平成1 5 年
全国 1 .4 3 1 .3 9 1 .3 8 1 .3 4 1 .3 6 1 .3 3 1 .3 2 1 .2 9 千葉県 1 .3 3 1 .2 8 1 .2 6 1 .2 2 1 .3 1 .2 4 1 .2 4 1 .2 市原市 1 .4 1 .4 1 .3 3 1 .2 7 1 .3 4 1 .2 7 1 .2 8 1 .2 5
市原市は千葉県全体よりは高い数値を示していますが、
平成
10年以降
全国平均を下回っており、依然として低い数値となっています。
【婚姻・離婚件数および人口千人あたりの婚姻・離婚率の推移】
(婚姻率・離婚率:人口千人あたり対する比率)
婚姻件数は出生数の減少傾向とは必ずしも一致しているとは言えない
と思われます。
1. 1 1. 2 1. 3 1. 4 1. 5
平成8年 平成9年 平成10年 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年
市 原 市 千 葉 県 全 国
1, 746 1, 765 1, 800
1, 628
672 659
731
661 婚姻件数
1, 694件
離婚件数 635件
6. 3 6. 3 6. 4
5. 8
2. 4 2. 4 2. 6 2. 3 婚姻率
6. 0%
離婚率 2. 2% 0 200 400 600 800 1, 000 1, 200 1, 400 1, 600 1, 800 2, 000
平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 (実数:件)
【母親の年齢別出生数の推移】
(実数)
平成1 1 年 平成1 2 年 平成1 3 年 平成1 4 年 平成1 5 年
1 5 ∼1 9 歳 (人) 6 1 5 5 7 2 8 7 7 8 2 0 ∼2 4 歳 (人) 3 7 8 3 6 1 3 7 3 3 8 7 3 7 8 2 5 ∼2 9 歳 (人) 1 ,0 5 7 1 ,0 2 7 9 6 3 8 9 6 8 1 2 3 0 ∼3 4 歳 (人) 7 3 0 8 5 4 8 0 4 8 1 9 8 3 4 3 5 ∼3 9 歳 (人) 2 2 9 2 7 9 2 4 4 2 8 2 2 8 5 4 0 ∼4 4 歳 (人) 4 0 4 1 2 9 2 8 2 5 4 5 ∼4 9 歳 (人) 0 2 1 1 1
合計 (人) 2 ,4 9 4 2 ,6 1 9 2 ,4 8 6 2 ,5 0 0 2 ,4 1 3
出生数については減少傾向にあります。
25∼
29歳の母親の出生数が減
少していますが、
30∼
34歳、
35∼
39歳の母親の出生数が増加しており、
晩婚化・初産年齢の上昇がみられます。
また、
市原市の特徴として、
15∼
19歳の母親の出生数が、
県内では千
葉市に次いで
2番目に多いということがあげられます。
15. 16 13. 78 15. 00
15. 48 15. 67 42. 38
39. 21 38. 74 35. 84 33. 65 29. 27
32. 61 32. 34 32. 76 34. 56
9. 18 10. 65 9. 81 11. 28 11. 81
3. 23 3. 48
2. 90 2. 10
2. 45 15∼19歳
20∼24歳 25∼29歳 30∼34歳 35∼39歳 40歳以上
1. 56 1. 64 1. 21 1. 16 1. 08
2, 619人
2, 486人 2, 494人
2, 500人
2, 413人
0 20 40 60 80 100
凡例 平成11年 平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 (比率:%)
(2)地域の状況
【産業(
3
区分)別就業人口】
(産業( 大分類) 別 15 歳以上就業者数)
市原市 千葉県 全国
総数 (人) 1 3 6 ,5 9 3 2 ,9 7 5 ,6 8 5 6 2 ,9 7 7 ,9 6 0 第一次 農業 (人) 3 ,6 5 2 1 0 9 ,4 1 4 2 ,8 5 2 ,2 5 9
林業 (人) 2 7 4 9 9 6 7 ,1 5 3 漁業 (人) 8 7 ,5 3 3 2 5 3 ,0 9 7 第二次 鉱業 (人) 9 5 1 ,8 3 2 5 3 ,6 0 7
建設業 (人) 1 8 ,2 6 1 2 7 9 ,9 7 9 6 ,2 8 9 ,7 6 5 製造業 (人) 2 7 ,9 0 2 4 5 2 ,1 5 0 1 2 ,2 2 7 ,6 8 5 第三次 電気・ガス・熱供給・水道業 (人) 1 ,3 0 3 1 7 ,3 5 4 3 5 1 ,3 4 7
運輸・通信業 (人) 1 0 ,6 8 5 2 3 0 ,3 5 9 3 ,9 0 2 ,2 8 0 卸売・小売業,飲食店 (人) 2 6 ,8 1 0 6 9 9 ,7 8 5 1 4 ,3 1 8 ,5 4 4 金融・保険業 (人) 2 ,9 9 8 1 1 5 ,8 1 3 1 ,7 5 8 ,2 6 4 不動産業 (人) 1 ,4 3 4 4 4 ,4 4 9 7 4 7 ,2 0 3 サービス業 (人) 3 6 ,0 5 9 8 5 4 ,9 6 2 1 7 ,2 6 3 ,8 7 6 公務(他に分類されないもの) (人) 3 ,6 6 8 1 0 7 ,9 4 7 2 ,1 4 3 ,1 6 5 分類不能の産業 (人) 3 ,6 9 1 5 3 ,6 0 9 7 4 9 ,7 1 5
(平成12年国勢調査)
市原市の産業(
3区分)別就業人口は、全国・千葉県と比べ、第二次
産業の占める比率が高く、第一次産業・第三次産業比率は低くなってい
ます。
33. 9 24. 7 29. 5 60. 7 69. 6 64. 3 5. 0 3. 9 2. 7 第一次産業
第二次産業 第三次産業
1. 2 1. 8
2. 7 分類不能の産業
0 20 40 60 80 100
凡例 市原市 千葉県 全国
【製造品出荷額等の全国順位の推移(上位
10
都市)
】
平成1 0 年 平成1 1 年 平成1 2 年 平成1 3 年 平成1 4 年
順位 都市名 都市名 都市名 都市名 都市名
製造品出荷額等 (万円) 1 東京都2 3 区 東京都2 3 区 東京都2 3 区 東京都2 3 区 豊 田 市 9 6 5 ,9 0 5 ,5 6 7 2 豊 田 市 豊 田 市 豊 田 市 豊 田 市 東京都2 3 区 5 5 3 ,2 0 1 ,6 1 0 3 大 阪 市 大 阪 市 大 阪 市 大 阪 市 大 阪 市 4 3 1 ,4 7 4 ,6 1 9 4 横 浜 市 横 浜 市 横 浜 市 横 浜 市 横 浜 市 4 0 2 ,5 1 9 ,7 0 7 5 名 古 屋 市 名 古 屋 市 名 古 屋 市 名 古 屋 市 川 崎 市 3 5 5 ,0 4 7 ,9 3 5 6 川 崎 市 川 崎 市 川 崎 市 川 崎 市 名 古 屋 市 3 3 8 ,2 1 7 ,1 7 6 7 倉 敷 市 倉 敷 市 市 原 市 倉 敷 市 倉 敷 市 3 0 9 ,7 5 0 ,4 9 0
8 神 戸 市 市 原 市 倉 敷 市 市 原 市 市 原 市 2 9 4 ,6 3 5 ,1 3 7
9 京 都 市 神 戸 市 京 都 市 神 戸 市 神 戸 市 2 4 7 ,8 7 7 ,0 5 0 1 0 市 原 市 京 都 市 神 戸 市 京 都 市 京 都 市 2 0 2 ,3 1 8 ,7 9 9
(各年工業統計)
平成
14年の市原市の製造品出荷額等は、
2兆
9千
463億円ほどで、
全国
第
8位となっています。
【製造品出荷額等の内訳】
製造品出荷額等 比率 製造品出荷額等 比率
産業中分類 (万円) (%) 産業中分類 (万円) (%)
食料品製造業 2 ,2 2 8 ,0 6 5 0 .8 非鉄金属製造業 6 ,6 3 0 ,5 2 7 2 .3
飲料・たばこ・飼料製造業 X X 金属製品製造業 9 ,9 5 2 ,9 2 6 3 .4
繊維工業 X X 一般機械器具製造業 1 ,1 6 3 ,2 2 3 0 .4
衣服・その他の繊維製品製造業 3 2 ,7 0 5 0 .0 電気機械器具製造業 3 ,8 1 5 ,4 6 0 1 .3
木材・木製品製造業 2 6 7 ,5 3 4 0 .1 情報通信機械器具製造業 X X
家具・装備品製造業 7 5 ,7 4 9 0 .0 電子部品・デバイス製造業 X X
パルプ・紙・紙加工品製造業 1 4 5 ,1 2 2 0 .0 輸送用機械器具製造業 7 ,3 9 0 ,9 5 5 2 .5
印刷・同関連業 1 2 4 ,6 5 0 0 .0 精密機械器具製造業 X X
化学工業 1 2 8 ,0 4 8 ,4 1 4 4 3 .5 その他の製造業 1 8 5 ,0 4 3 0 .1
石油製品・石炭製品製造業 1 2 6 ,0 0 0 ,2 9 0 4 2 .8 製造業計 2 9 4 ,6 3 5 ,1 3 7 1 0 0 .0
プラスチック製品製造業 2 ,1 1 0 ,8 3 3 0 .7
ゴム製品製造業 3 2 ,9 5 5 0 .0
なめし革・同製品・毛皮製造業 X X
窯業・土石製品製造業 4 ,0 7 4 ,3 0 7 1 .4
鉄鋼業 1 ,4 7 5 ,2 7 2 0 .5
(平成14年工業統計)
製品出荷額の内訳は、化学工業と石油製品・石炭製品製造業で
8割半
ばを占めています。
それ以外の製造業 13. 8%
石油製品・石炭製品製造業 42. 8%
【年齢階層別就業率】
(平成12年)
男性の就業率が台形型で推移するのに対し、女性はM字型となり、出
産・育児にかかわる年代の就業率が低くなっています。
【事業所の従業員平均人数・性比】
男性(人) 合計(人) 女性(人)
男性1 人に対する 女性の比率 常用雇用従業員 2 0 .9 2 4 .8 3 .7 0 .1 8 パートタイム労働者 1 .9 5 .9 4 .1 2 .1 6
(男女比)
(平成15年度市原市労働実態報告書)
常用雇用従業員では、男性の比率を
1とした女性の比率は
0.18で、女
性従業員は
5人に
1人程度となっています。
一方、パートタイム労働者では、男性の比率を
1とした女性の比率は
2.16となっています。
《常用雇用従業員》 《パートタイム労働者》
男性 84. 3% 女性
14. 9%
男性 32. 2%
女性 69. 5%
男性 女性
85. 8
89. 8 91. 5 92. 6 91. 8 88. 9
56. 0 60. 1
49. 7
60. 0 62. 5 59. 1
49. 6
30. 0 男性:15. 9
男性:62. 4
92. 8
女性:13. 5 女性:64. 1
45. 4 0 20 40 60 80 100
【年少人口(
0
歳∼
14
歳)の推移】
(各年4月1日)
市原市の年少人口は、
平成
12年には
4万
2千人を超えていましたが、
平
成
16年には
4万人に満たなくなり、減少傾向にあります。この年少人口
の減少傾向は、全国も同様となっています。
地区別にみると、人口の最も多い五井地区は、市全体の減少傾向に比
べて、減少率は少なくなっています。市原地区と市津地区は平成
14年か
ら
15年にかけて急激に人口が減少していますが、これは、ちはら台地区
に分割されたためです。この
2つの地区を除くと、減少率が最も大きい
のは南総地区で、平成
12年から
16年の
5年間で、
1,000人近くの減少と
なっています。姉崎地区、有秋地区、三和地区、加茂地区も減少傾向が
42, 695
41, 860
41, 269
40, 618
39, 913
0 5, 000 10, 000 15, 000
平成12年 平成13年 平成14年 平成15年 平成16年 (地区別:人)
0 5, 000 10, 000 15, 000 20, 000 25, 000 30, 000 35, 000 40, 000 45, 000 (市全体:人)
五 井 地 区
市 原 地 区
続いています。
3 現状分析のまとめ
本計画の策定および基本理念・基本目標の設定にあたって、市原市の
子どもと家庭を取り巻く現状と次世代支援の課題を次のように分析しま
した。
地域社会全体で子育てを支える環境づくりの必要性
少子化が全国的に進展するなか、本市においても、合計特殊出生率や出
生数の減少など、少子化傾向が進みつつあります。
アンケート(市原市次世代育成支援に関するニーズ調査)からは、地域
社会に様々な形での子育て支援の受け皿を求める傾向がみられます。多様
なニーズに対応した保育環境、遊び場、相談の場、情報交換の機会、経済
的負担への対応など、子育てしていくための幅広い条件の充実が望まれて
います。
次世代育成に関わるこうしたニーズは、児童や家庭という当事者の視点
だけに収まるものではなく、コミュニティや事業所などの枠組み、市民一
人ひとりの関心や意識の高まりなど、地域社会全体が連携・協力しあい、
次世代育成を見守り、取り組んでいくべきものと考えられます。
ふるさとの担い手がいきいきと育つ環境づくりの必要性
就学前や義務教育期においても、
教育
・
学習環境を中心とした様々なニー
ズがアンケートから浮かび上がっています。
乳幼児・児童にとっての学習のほか、親子にとっての学習やふれあいの
機会、情報や知識を得る場も求められており、子ども自身が健やかに、た
くましく成長するための環境づくり、親子のふれあいによる心身を通じた
健全育成の機会の創出など、次代のふるさとを担う子どもたちがいきいき
と育つ環境を充実させていくことが求められていると言えます。
また、
懇話会では、
子どもを中心とした学び育つ環境づくりに関し、
様々
な意見があがっており、学習・スポーツの環境充実をはじめ、心身を通じ
た健全な子どもが育つ環境づくりにきめ細かく取り組んでいくことが求め
られています。
安心・安全な次世代育成環境づくりの必要性
地域社会全体による取組や、親子の様々な学習機会づくりとともに、次
世代の育成が、
安心感や安全性をもって進められることもまた、
重要なテー
マの一つです。
出産前後からはじまる母子保健をはじめ、小児医療への高いニーズもア
ンケートから読み取れるほか、児童虐待、子どもを取り巻く犯罪など防犯
面の取組、交通安全の確保など、安心・安全な環境づくりを求める声が多
く、健全な次世代の育成へとつながることが期待されています。
「いちはらっこ育成」を視点とした地域活力の向上に向けて
統計指標やアンケート・懇話会の意見が示す、本市次世代育成の未来と
は、きめ細かいニーズへの対応や、地道で柔軟な取組をどこまで広げ、実
践することができるかにかかっていると言うことができます。少子化傾向
に抜本的に対応するためには、すべての行政部門が連携・協調することは
もちろんのこと、ニーズの発信者である市民をはじめ、事業所、コミュニ
ティなど様々な主体が、問題を提起するとともに、その解決に向けてとも
に取り組む環境を醸成することが最も大切であると考えられます。
第2章
計画の基本的な考え方
1 基本理念
2 基本目標
1 基本理念
「ともに育てよう
元気ないちはらっこ」
子どもたちは市原市の宝です。この宝を将来の市原市、そして日本を
担い、さらには世界へ飛翔できる人間へと育んでいくことはわれわれ大
人の使命であります。
しかし子どもを取り巻く環境は、
少子化をはじめ、
児童虐待など課題が増加するばかりです。
2 基本目標
ともに育てるまちを目指して
ともに育つまちを目指して
ともに健やかに暮らせるまちを目指して
ともに育てるまちを目指して
(地域全体で子育てを支えるまち いちはら)
都市化や核家族化の進展に伴い、地域社会との関わりが少なくなって
きたことで、子どもを育てる保護者が地域の中で孤立してしまうことが
多くなってきています。したがって「どう子どもと接していいか分から
ない」
「子育てに関して相談できる人がいない」
「仕事をしたいが子ども
をみる人がいない」といった悩みを抱える保護者が増えています。
ともに育つまちを目指して
(誰もがお互いに成長しあうまち いちはら)
子どもはやがて次の世代の子どもを育てる存在となります。その過程
で学びや遊びを通じて様々な経験をすることにより、自立した次代の親
へと成長していきます。そこでの心身の健やかな成長に資する教育環境
の整備を推進し、次代の親となる世代を育成していきます。
親もまた、子どもとの生活の中で多くを学び成長していきます。そこ
で得られた貴重な経験や知識を、地域社会や次代の保護者に対しての支
援という形で社会に還元し、心豊かな地域社会を形成するために、子ど
もから大人まで誰もが教育を受けることができ、成長することができる
環境を整備します。
ともに健やかに暮らせるまちを目指して
(誰もが健康で安全に暮らすまち いちはら)
子どもを安心して産み育てるためには、快適な居住空間や安全な都市
空間が必要となります。このため地域社会で安心して子育てができるま
ちづくりを推進し、すべての人が健康でゆとりある生活ができるように
生活環境を整備します。
3 施策体系(図)
ともに育てるまちを目指して
1.育児を支える地域社会の形成
(1)子どもの人権を守る意識の醸成
(2)男女共同参画意識の醸成
(3)職業生活と家庭生活の両立の推進
(4)次代の親の育成
2.地域における子育て支援
(1)地域における子育てサービス
(2)保育サービスの充実
(3)子育てサービス・情報・交流の場の提供
(4)児童の健全育成
3.要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進
(1)母子家庭等の自立支援の推進
(2)障がい児施策の充実
ともに育つまちを目指して
1.子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
(1)子どもの生きる力の育成に向けた教育環境の整備
(2)家庭や地域の教育力の向上
(3)子どもを取り巻く有害環境対策の推進
2.生涯学習機会の充実
(1)地域におけるスポーツ環境の整備
(2)読書教育の推進
ともに健やかに暮らせるまちを目指して
1.親子の健康の確保及び増進
(1)子どもや母親の健康の確保
(2)食育の推進
(3)思春期保健対策の充実
(4)小児医療の充実
2.誰もが安心して暮らせる安全な生活環境の整備
(1)児童虐待防止対策の充実
(2)子どもを犯罪等の被害から守るための活動の推進
(3)子どもの交通安全を確保するための活動の推進
第3章
施策と事業
ともに育てるまちを目指して
1 育児を支える地域社会の形成
2 地域における子育て支援
3 要保護児童への対応などきめ細かな取組の推進
ともに育つまちを目指して
1 子どもの心身の健やかな成長に資する教育環境の整備
2 生涯学習機会の充実
ともに健やかに暮らせるまちを目指して
1 親子の健康の確保及び増進
2 誰もが安心して暮らせる安全な生活環境の整備
★ 数値目標一覧
ともに育てるまちを目指して
1 育児を支える地域社会の形成
男女が協力して家庭を築くこと及び子どもを生み育てることの意
義に関する教育・広報・啓発について、
各分野が連携しつつ効果的な
取組を推進し、
家庭を築き子どもを生み育てたいと思う男女が、
その
希望を実現することができるようにするため、
地域社会の環境整備を
進めていきます。
(1)子どもの人権を守る意識の醸成
安全であるべき子ども等弱者への虐待や犯罪が多くなっており、
子ど
も等に関する人権教育、
啓発を実施し、
虐待を含めた犯罪の防止と子ど
もの保護を図っています。
【個別事業】
1101
人権施策の総合推進
……担当課:人権・国際交流課
人権教育、啓発を継続し、相談窓口の整備を行っていきます。
(2)男女共同参画意識の醸成
男女共同参画フォーラムの開催、
情報誌の発行、
セミナーの開催等を
通じた啓発活動を行っています。
【個別事業】
1102
男女共同参画の意識の高揚
……担当課:人権・国際交流課
(3)職業生活と家庭生活の両立の推進
本市では、
仕事と子育ての両立や働きやすい環境づくりの推進等の啓
発を行うとともに、
仕事と家庭の両立支援に関する法制度についての広
報及び啓発を行っています。
今後は、
男性を含めたすべての人が、
職業生活と家庭生活のバランス
がとれる多様な働き方を選択できるよう、
職場優先の意識や固定的な性
別
・
役割分担意識等の働きやすい環境を阻害する諸要因を解消するとと
もに、育児休業を取りやすい職場、事業所内保育施設がある職場など、
子育て中の保護者が働きやすい職場づくりに努めていくことが必要で
す。
そのために市は、労働者、事業主等の意識改革を推進するための広
報・啓発、研修、情報提供等について、国、県、関係団体等と連携を図
りながら推進していくことが求められています。
□
育児休暇制度の利用状況(平成1 5 年度)
利用事業所数 平均利用人数 全事業所平均 全事業所に
対する比率
利用事業所
平均 平成1 5 年度 平成1 2 年度 平成9 年度
女性従業員 5 1 事業所 7 .3 % 2 .4 人 0 .1 7 3 人 0 .2 人 0 .8 人 男性従業員 1 1 事業所 1 .6 % 4 .4 人 0 .0 6 8 人 0 .0 人 0 .7 人
【個別事業】
1103
多様な働き方が選択できる働きやすい環境づくりの啓発
……担当課:経済振興課
仕事と子育ての両立や働きやすい環境づくりの推進等の啓発を推進して
いきます。
1104
仕事と子育ての両立を図る関係法制度の啓発
……担当課:経済振興課
関係法制度についての広報及び啓発に努めていきます。
1105
職場で保育できる環境づくり
……担当課:保育課
ていきます。
現状
事業所内保育施設 病院関係:5
か所
ゴルフ場:2
か所
健康飲料販売事業所:1
か所
計
8
か所
(4)次代の親の育成
少子化の影響により、
子どもたちは赤ちゃんを抱いたり、
自分の弟・
妹など幼い子どもの面倒をみたりする機会をもてなくなってきていま
す。
次代の親となる中学生・高校生等が、
子どもを生み育てることの意
義を理解し、
子どもや家庭の大切さ、
命の大切さを理解できるようにす
るため、
乳幼児とふれあう機会を広げるための取組等を推進していくこ
とが重要です。
現在本市では、
中学生・高校生が保育体験することができるよう、
中
学校からの体験学習や高校からのインターンシップ
(就業体験)
の申し
込みを受け入れています。
また、
人権に関する子どもたちの意識を醸成するため、
子どもたちに
意見発表の場を提供し、人権意識の高揚を図っています。
今後は、
将来親となる若い世代が子どもを生み育てることに関心をも
つことができるよう、
各分野が連携しながら、
様々な取組を行っていく
ことが必要です。
1106
将来親となる世代に対する子育て意識の醸成
……担当課:保育課
より多くの、将来親となる世代に保育体験をしてもらい、命の大切さや
子育ての楽しさを習得してもらえるようにします。
1107
人権に関する子どもたちの意識の醸成
……担当課:子ども福祉課
2 地域における子育て支援
専業主婦家庭や母子家庭等を含めたすべての子育て家庭への支援
を行う観点から、
住民との協働により地域における育児力を高めると
ともに、様々な子育て支援サービスの充実を図ります。
また、高齢者の参画を得る等、世代間交流の推進を図ります。
幼稚園の園庭・園舎開放の拡大を推進するとともに、
子育て相談や
各種の子育て支援サービスの場として、
余裕教室等の公共施設の余裕
空間の活用を図るとともに、
商店街の空き店舗の活用を支援していき
ます。
(1)地域における子育てサービス
◆
相談・交流◆
子育て家庭の負担を軽減するとともに、
子育てに関する不安を解消す
るため、
地域で子育て家庭を必要に応じて支援していくことが重要です。
≪保育所(園)や幼稚園の園庭開放≫
すべての子どもたちが地域ぐるみで育つことを目指し、
保育施設の地
域活動のひとつとして、
保育所
(園)
や幼稚園の園庭開放を行っていま
す。
また、
育児相談な
ど の 子 育 て 支 援 事 業
を実施しています。
アンケートでは、
園
庭 開 放 の 時 間 の 延 長
や、
長期休暇中の園庭
開 放 な ど が 求 め ら れ
ています。
≪子育て支援センター≫
子育て支援センターは、現在、五井保育所とちはら台保育園の
2か
所に設置し、
0歳から就学前児童と保護者を対象に育児不安等に関する
相談や指導、
子育てサークルの育成や支援を行うとともに、
育児に関す
る情報交換や親子教室の開催、育児講座の開催等を行っています。
なっているため、
周知を図っていく必要があります。
また、
アンケート
や懇話会では、
駐車場の拡張や実施場所の増加なども検討していくこと
が求められています。
≪地域の相談窓口≫
子育てに悩む親が増加していることから、
子育て支援員が身近なとこ
ろで相談に乗り、子育てをサポートしていきます。
アンケート調査では、相談や情報の提供が求められていることから、
こうした子育て支援サービスの充実を図ります。
≪その他≫
核家族化や少子化の影響で帰宅しても誰もいないことがあり、
他人と
のコミュニケーションをとることが難しくなっています。
そのため、
世
代間交流といった地域での交流活動を積極的に行う必要があります。
また、
公的サービスの充実とあわせ、
行政と住民が協働し、
地域の育
児力を高める必要があります。
◆
子育てサービス◆
≪休日保育≫
保護者の方が仕事などのため、
日曜日や祝日に家庭で児童の保育がで
きないとき、
児童を預かる日曜
・
休日保育は、
市内では、
私立のはくちょ
う保育園、ちはら台保育園、杏保育園の
3園で実施しています。
今後は市立保育所での休日保育実施を検討し、
休日の保育の受け入れ
先を確保する必要があります。
≪病後児保育≫
病児及び病後児の保育は、
病気が回復した後、
安静を必要とする子ど
ものための保育です。
市内の保育所、
幼稚園又は小学校に通う小学校
3年生以下で、保護者の勤務の都合、傷病、事故、出産、冠婚葬祭等の社
会的にやむを得ない事由により家庭における保育に欠ける児童が、
病気
の回復期にあり、
他の児童との集団生活が困難な場合、
医療機関に併設
する専用施設で児童を預かります。市原市では、現在
1か所(姉崎地
区高岡クリニック内「マミールーム」
)で実施しています。
≪その他≫
認可外保育所を利用している待機児童も多いと予想されることから、
施設整備や保護者の負担軽減を図る必要があります。
駅の敷地内や駅前に立地する駅型保育については、
用地の確保が難し
く、
民間経営による保育施設の誘導は未整備です。
今後は、
需要の把握
に努めながら整備について検討していく必要があります。
【個別事業】
1201
地域福祉計画の策定
……担当課:保健福祉政策課
市民ボランティア、
NPO法人、民間事業者などと行政が協働して、
「支
え合い、助け合い」による元気な市原の実現を目指した地域福祉計画を
策定しています。
1202
子育て支援員活動
……担当課:子ども福祉課
既存の組織を活かし、地域の子育て支援を進めます。
1203・1204
家庭・地域に開かれた幼稚園・保育所
……担当課:指導室・保育課
子育てに悩む親が増加していることから、現在、幼稚園・保育所で子育
て相談を実施しています。平成
17年度から公立保育所の園庭開放時間
を拡大します。また幼稚園の園庭開放日の拡大や、保育所での相談室の
確保等を検討し、更なる子育て支援を実施していきます。
また、高齢者の招待の方法を工夫し、世代間交流を推進します。
現状
公立保育所の園庭開放時間 9 :0 0 ∼1 1 :0 0
目標
公立保育所の園庭開放時間 9 :0 0 ∼1 2 :3 0
1205
子育て支援センターの設置
……担当課:保育課
より多くの方に、もっと気軽に利用してもらえるよう、今後
5か所の設
置を検討しています。
現状
2
か所
目標
5
か所設置(合計 7
か所)
1206
交通集積地での保育の実施
……担当課:保育課
1207
日曜・休日保育の実施
……担当課:保育課
平成
16年
11月開設の杏保育園で実施となり、計
3園で多くの需要に
対応していきます。
現状
3
園
1208
認可外保育補助事業
……担当課:保育課
保護者の負担軽減と、保育の質の維持にかかる施設の負担軽減を図るた
め、保護者に対する補助と認可外保育施設の職員が実施する各種検査費
用等の補助を実施する予定です。
1209
病後児保育事業
……担当課:子ども福祉課
市民の利便性に配慮し、
平成
17年度及び平成
20年度に五井・市原地区
を想定し、定員
4名の施設を各
1か所増設します。
現状
1
か所(姉崎地区)
目標
平成 1 7
年度:1
か所増設(五井地区または市原地区を想定)
平成 2 0
年度:1
か所増設(市原地区または五井地区を想定)
1210
コミュニティセンター及び町会集会施設の活用
……担当課:コミュニティ課・各コミュニティセンター
地域交流施設という位置づけから、コミュニティセンターや町会集会施
設で遊びや相談による世代間交流の場を提供できるようにしていきます。
(2)保育サービスの充実
◆
通常保育◆
保育所は、
児童福祉法に基づく児童福祉施設のひとつで、
保護者の就
労や病気などの理由で保育に欠ける小学校就学前の児童を保護者に代
わって保育する施設です。市原市には市立保育所が
17か所、私立保育
園が
3か所あります(平成
17年
3月
31日現在)
。
保育所入所希望者が増加し、
待機児童が発生しているため、
保育所受
入児童数の計画的な拡充を図り、
待機児童の解消に努めることが必要と
なっており、
現在、
施設整備により受け入れ人数の拡大を進めています。
また、保育所の空調設備の整備を実施しています。
帯が発生する見込みであり、対応が求められています。
□
保育所入所児童数の推移
平成1 1 年度 平成1 2 年度 平成1 3 年度 平成1 4 年度 平成1 5 年度
保育所定員 (人) 1 ,7 2 5 1 ,7 1 4 1 ,7 1 4 1 ,7 6 4 1 ,9 0 9 入所児童数 (人) 1 ,7 9 4 1 ,8 2 2 1 ,8 2 7 1 ,8 5 1 2 ,0 2 2 (うち 管外受託児数)(人) (2 3 ) (3 2 ) (3 9 ) (4 1 ) (5 2 ) 管外委託児数 (人) 7 4 7 8 8 1 8 1 6 1 待機児童数 (人) 1 7 6 2 1 4 3 3 1 3 0 1 2 6 4 入所率 (%) 1 0 4 .0 1 0 6 .3 1 0 6 .6 1 0 4 .9 1 0 5 .9 ※ 私立保育園を含む。
※ 入所率 =(入所児童数÷ 保育所定員)× 1 0 0
※ 管外受託児… … 他市から市原市内の保育所に通っている児童 ※ 管外委託児… … 市原市から他市の保育所に通っている児童
◆
通常保育以外の保育◆
(産休明け保育・
0
歳児保育、延長保育、障がい児保育、預かり保
育、一時保育)
公私立保育所(園)では、通常保育以外の保育も実施しており、産休
明け保育は
8か所、
0歳児保育は
14か所の公私立保育所(園)で実施
しています。
延長保育は
13か所の公立保育所で午後
7時まで、
3か所の私立保育
園で午後
8時まで実施しています。アンケートでは、保護者の就労形
態の多様化、
通勤時間の増加等に伴う保育需要の多様化に対応するため、
延長保育の拡充が求められています。
また、
障がい児保育は公立保育所
7か所で、預かり保育は私立幼稚園の
3分の
2以上の園で実施してい
ます。
◆
家庭的保育事業(保育ママ)◆
家庭的保育事業は、
0∼
3歳未満の児童を保育者(保育士、看護師、
保健師の有資格者)
が一般の家庭で預かるシステムです。
通称
「保育マ
マ」と呼ばれています。市原市では、平成
13年度から実施し、現在は
市内で
4人の家庭的保育者が保育を実施しています。
アンケートでは、
家庭的保育事業についての情報を積極的に提供して
いくことが求められています。
【個別事業】
1211
幼稚園と保育所の連携(幼保一元化の検討)
……担当課:子ども福祉課・教育政策課
交流保育等を通して、一元的な施設運営など既存の幼稚園保育所の施設
の効果的な活用方法を検討し、市民が利用しやすい幼稚園・保育所を目
指します。(市原市型幼保一元化の検討)
1212
低年齢児保育
……担当課:保育課
未実施の保育所については施設の改築に合わせて実施を検討します。
現状
産休明け保育:8
か所 0
歳児保育:1 4
か所
目標
新規実施予定:1
か所
(合計 産休明け保育:9
か所 0
歳児保育:1 5
か所)
1213
延長保育
……担当課:保育課
保育時間延長の計画を検討します。
現状
公立保育所 1 3
か所:午後 7
時まで
私立保育所 2
か所:午後 8
時まで
目標
公立保育所 1 3
か所:午後 8
時まで
私立保育園 2
か所:午後 8
時まで
1214
一時保育
……担当課:保育課
施設の改築に合わせて実施保育所を増やし、利用者の利便性の向上を目
指します。
現状
7
か所
1215
家庭的保育
……担当課:保育課
継続して実施していきます。
現状
家庭的保育者:4
人
1216
産休・育児休業明けの就労支援
……担当課:保育課
入所予約については現在のところ未実施ですが、待機児童が解消されれ
ば予約制度は実施可能であるため、待機児童解消を目指し、計画的な保
育所整備を行っていきます。
1217
障がい児保育
……担当課:保育課
実施保育所を年次計画により増やしていきます。
現状
公立保育所:7か所
目標
新規実施予定:2
か所(合計9か所)
1218・1219
待機児童解消事業(保育施設の充実)
……担当課:保育課
施設の改築に伴い、受け入れ枠の拡大(特に低年齢児)を進めます。
公立保育所の改築(五井・市津)を行い、受け入れ人数の拡大を図りま
す。
目標
増加予定:4 0
人(合計 2 ,1 1 1
人)
1220
保育料の適正化
……担当課:保育課
税制度の改正に伴う保育料の増加を抑えるように、現在の階層区分の変
更を検討していきます。
1221
保育所環境整備
……担当課:保育課
入所児童がもれなく空調のある部屋で午睡できるよう、空調設備の整備
を推進します。
1222
幼稚園での預かり保育
……担当課:学校教育課
(3)子育てサービス・情報・交流の場の提供
◆
ファミリー・サポート・センター◆
既存の保育サービスでは対応できない多様な保育ニーズに合わせて、
育児や介護の援助を受けたい人と行いたい人が会員となり、
育児や介護
について助け合う会員組織であるファミリー・サポート・センター事業
に取り組むことが課題となっています。
◆
交流の場等の提供◆
地域の教育力を高め、
世代間の交流が図れるように高齢者さわやか事
業を実施しています。
交流や相談の場として、
サンプラザ市原に乳幼児連れの親子が遊べる
スペースや遊具を整備し、相談相手となるスタッフを配置しています。
懇話会では、
余裕教室の子ども広場への活用を求める意見があがって
います。
また、
空き店舗の総合学習施設や子育て支援施設への活用など、
既存
施設を活用することにより、
教育・子育て支援・交流の場を充実させて
いくことも重要です。
◆
情報提供◆
各種の子育て支援サービス等が、
利用者に十分周知されるよう、
子育
てに関する情報を体系的に整理し、
子育てマップや子育てガイドブック
の作成・配布等による情報提供を行うことが必要です。
【個別事業】
1223
ファミリー・サポート・センター
……担当課:子ども福祉課
地域で保育サービス等の提供者と供給者を結びつけ、多様な需要に対応
するために、平成
20年度から事業の開始を予定しています。
目標
平成 2 0
年度:事業開始
1224
余裕教室の有効利用
……担当課:教育営繕課
1225
空き店舗活用
……担当課:経済振興課
商店街の空洞化が進んでいるため、空き店舗を利用して子育て支援施設
を設置する事業に対して支援を行うことでまちの活性化を図ります。
目標
平成 1 8
年度:事業開始
1226
つどいの広場
……担当課:子ども福祉課
親子の交流の場を提供し、保護者同士が交流したり、子育て情報の交換
ができるつどいの広場事業を、五井地区(サンプラザ市原
5階ちびっこ
ふれあい広場)に加え、新たに南総加茂地区において平成
18年度より
実施を予定しています。
現状
1
か所(サンプラザ市原)
目標
平成 1 8
年度:2
か所(新規実施:南総加茂地区)
1227
子育てハンドブック
……担当課:子ども福祉課
平成
17年度より子育てに関する情報誌を配布し、情報不足による育児
不安の解消を図ります。
1228
子育てバリアフリーマップ
……担当課:子ども福祉課
乳幼児連れ親子が利用しやすい施設の整備状況等の情報提供が必要とさ
れているため、整備の状況を盛り込んだマップを作成し、子育て家庭及
び市内企業にも配布し、情報提供をするとともに、企業の意識転換を促
します。
1229
老人クラブの育成
……担当課:高齢者福祉課
実施割合を増加させるための働きかけ等を行い、世代間交流実施率を向
上させ、地域ぐるみの子育て支援を推進します。
現状
世代間交流実施率:3 7 %
目標
世代間交流実施率:5 0 %
1230
高齢者さわやか事業
……担当課:生涯学習課
(4)児童の健全育成
◆
放課後児童健全育成事業(学童保育)◆
放課後児童健全育成
(学童保育)
は、
保護者の方が仕事で家庭にいな
い、
求職中、
あるいは赤ちゃんやお年寄りの介護などで忙しいなどの理
由で、
保育に欠ける小学校低学年の児童を預かる事業です。
学校の延長
ではなく、
家庭的な雰囲気の中で、
遊びやレクリエーションを通して楽
しく安全に過ごせるように生活指導を行います。原則として小学校
1∼
3年生までが対象ですが、高学年も受け入れています。市内では
12か所で実施しています。
市内
46の市立小学校のうち、学童保育が設置されているのは
20小
学校区(平成
16年度)となっており、現状では半数にも満たないこと
から、
小学校児童アンケートでは、
市内全小学校での学童保育の実施が
求められています。
また、
待機児童への対応や利用時間の延長、
長期休
暇の学童のあり方なども見直していくことが求められています。
□
現在開設している放課後児童健全育成事業実施施設(児童クラブ)
名称 所在地 対象小学校区
五井小学校児童クラブ
五井東1−6−3 (五井小内)
五井
若葉小学校児童クラブ
五井5555−1 (若葉小内)
若葉
白金小学校児童クラブ
君塚3−19 (白金小内)
白金、五所
国分寺台西小学校児童クラブ
西国分寺台2−11−1 (国分寺台西小内)
国分寺台・西・東、国府
辰巳台西小学校児童クラブ
辰巳台西4−15 (旧辰巳台幼稚園内)
辰巳台西、白幡
水の江小学校児童クラブ
ちはら台東2−15−1 (水の江小内)
水の江
清水谷小学校児童クラブ
ちはら台南5−2−1 (清水谷小内)
清水谷、牧園
石塚小学校児童クラブ
八幡石塚2−4 (石塚小内)
石塚、八幡
京葉小学校児童クラブ
五井西3−9−2 (京葉小内)
京葉
有秋東小学校児童クラブ
不入斗753 (有秋東小内)
有秋東・西
辰巳台東小学校児童クラブ
辰巳台東4−13 (辰巳東小内)
辰巳台東
菊間小学校児童クラブ
菊間1620−1 (菊間小内)
名称 所在地 対象小学校区 千種小学校児童クラブ
(平成1 7 年4 月1 日より)
青柳1801 (千種小内)
千種
光風台小学校児童クラブ (平成1 7 年4 月1 日より)
光風台4−546 (光風台小内)
光風台
(平成 1 7 年 4 月現在)
◆
児童館・児童遊園◆
児童館は、
地域の子どもたちの健康の増進と情操を育み、
地域組織活
動の助長を図るなど、
児童の健全育成に関する機能を持つ児童厚生施設
です。市原市では、菊間保健福祉センター、姉崎保健福祉センター(ア
ネッサ)
、三和保健福祉センター(平成
16年
7月
1日開所)の
3か所
に小型児童館を設置しています。
また、市内には児童遊園が
75か所あります(平成
17年
3月
31日
現在)
。
小学校児童アンケートでは、
市に期待する子育て支援策で、
「児
童館や身近な公園など安全な遊び場の確保」が
50.9%と
2番目に多く
なっています。
児童館や児童遊園をはじめ、
子どもの活動の場、
遊び場
の安全性の確保に努めることが必要です。
□
児童館(菊間保健福祉センター)の利用状況
平成1 1 年度 平成1 2 年度 平成1 3 年度 平成1 4 年度 平成1 5 年度
遊戯室 (人) 1 5 ,5 0 4 1 7 ,0 5 6 1 2 ,9 4 6 1 3 ,3 9 0 1 2 ,1 1 4 集会室・休憩室 (人) 2 ,1 2 0 2 ,7 7 4 1 ,8 4 8 2 ,4 2 4 2 ,7 8 8 児童図書室 (人) 6 ,2 3 4 6 ,2 2 6 5 ,6 2 0 6 ,2 7 6 7 ,2 2 8
合計 (人) 2 3 ,8 6 7 2 6 ,0 5 6 2 0 ,4 1 4 2 2 ,0 9 0 2 2 ,1 9 0
□
児童館(姉崎保健福祉センター)の利用状況
平成1 1 年度 平成1 2 年度 平成1 3 年度 平成1 4 年度 平成1 5 年度
児童 (人) 9 ,7 9 6 9 ,8 9 3 1 0 ,5 2 4 1 0 ,8 5 3 1 1 ,1 3 1 保護者 (人) 4 ,9 2 9 5 ,0 1 6 5 ,6 2 7 5 ,4 9 9 5 ,4 1 5
合計 (人) 1 4 ,7 2 5 1 4 ,9 0 9 1 6 ,1 5 1 1 6 ,3 5 2 1 6 ,5 4 6