第 3 回 庁 舎 整 備 検 討 委 員 会 会 議 報 告
平 成 30 年 1 月 25 日 19:30~ 21:30 役 場 分 館 3 階 大 会 議 室 前回の先進事例視察を踏まえ、副委員長始め全委員の合意により、本日の検討 委員会までに3回の自主勉強会が開催されてきました。自主勉強会では各委員自 らが選定した10箇所の庁舎移転候補地について議論がなされてきました。 本日の検討委員会では、安全性、利便性、事業性、経済性、未来性に関わる15 の評価項目を設定し、10箇所全ての候補地について評価を行うとともに、どんな視 点に重点を置くべきかを議論しました。 開催に先立ち、総務課長及び委員長より挨拶がありました。 (総務課長挨拶) 当初の目標、計画とは若干方向性が変わってきた感は ありますが、委員の皆様には積極的に自主勉強会を開催さ れ、活発な議論をしていただいていることに大変感謝して おります。本日もよろしくお願い申し上げます。 (委員長挨拶) 雪の影響を心配しておりましたが無事開催出来ほっとしています。委員の皆様が 自主勉強会を開催され熱心に意見交換をされてきたと聞いております。少し仲間外 れになったような気もしますが、本日の検討会では、自主勉強会の議論も踏まえ候 補地を絞っていくためのプロセスを進めていきたいと考えています。本日も活発な 意見交換をよろしくお願いします。 ※ここからは委員長が進行役として委員会を進める。 (ワークショップ) 自主勉強会で選定された10箇所全ての候補地を対象に、 安全性、利便性、事業性、経済性、未来性に関わる15の評 価項目についてどこが優位か否か◎○△×で評価を行い ました。評価シートは事前に各委員に配布されており、各自 の評価結果を持ち寄り、二つのグループに分かれワークシ ョップ形式で一つ一つの項目について意見の交換及び集約を行いました。 約1 時間に及ぶ討議の後、各グループでそれぞれの評価項目ごとに何が論点となったか発表があり、意見交換を行いました。 それぞれのグループの評価項目と論点は次のとおりでした。 第 1 グループ 評価項目と評価したポイント 安 全 性 ① 【評価項目】 防災拠点施設として安全性が確保 (土砂災害・浸水・地盤沈下等の恐れがない) 【評価したポイント】 ・土砂災害のレッドゾーン・イエローゾーンに掛かるか否か ・橋を渡る必要の有無 ② 【評価項目】 拠点的災害時活動が可能 (隣接・近接地にオープンスペース、広幅員道路を確保) 【評価したポイント】 ・主要道路に面しているか ・災害時防災拠点として十分なスペースが確保できるか ③ 【評価項目】 消防・周辺自治体等、関連機能との連携が容易 (消防施設と近接、主要道路に近接) 【評価したポイント】 ・現消防署(東消防署)に近いか ・主要道路は利用可能か 利 便 性 ④ 【評価項目】 居住地域との合理的な位置 (人口重心に近接、地区ふれあいセンターとの距離と人口分布) 【評価したポイント】 ・人口重心も参考にしながら各地域からの利用のしやすさを考慮 ⑤ 【評価項目】 町民のアクセスが容易 (国道、日常生活サービス施設集積地に近接、アクセス道路) 【評価したポイント】 ・④と同じ ⑥ 【評価項目】 職員の町内外行政機関との往来が容易 (鉄道駅・国道・IC、県総合庁舎等に近接) 【評価したポイント】 ・職員の通勤ではなく、岐阜県庁や可茂総合庁舎への利便性を考慮 ⑦ 【評価項目】 敷地として十分な広さと良好な環境を確保 (使い易い駐車場・多目的空間付帯可能、良好な景観・自然環境) 【評価したポイント】 ・敷地のスペース ・負の環境の有無
第 2 グループ 評価項目と評価したポイント 事 業 性 ⑧ 【評価項目】 早期建設着手の確実性が高い (敷地に対し必要かつ期間を要する手続き・事業が不要) 【評価したポイント】 ・更地の評価が高い ・農転等の手続きも考慮 ⑨ 【評価項目】 早期建設着手の確実性が高い (隣地・周辺に対し必要かつ期間を要する手続き・事業が不要) 【評価したポイント】 ・新たに橋が必要な箇所は評価を低くした 経 済 性 ⑩ 【評価項目】 敷地購入費が不要 (町有地、その他公的用地など) 【評価したポイント】 ・敷地が全て公有地は◎、民間敷地は×、一部公有地は○ ⑪ 【評価項目】 建築関連事業費が不要 (既存建物解体・撤去、仮設・移転費、造成費など) 【評価したポイント】 ・既存建物の有無 ・造成費も考慮 ⑫ 【評価項目】 隣接・周辺関連整備費が不要 (道路・橋梁等改修費、隣地対策費など) 【評価したポイント】 ・新たな橋の建設の有無 ⑬ 【評価項目】 公共施設等保有量削減への取り組みに寄与 (他分野再編計画と連携など) 【評価したポイント】 ・確実に公共施設が減る箇所を優先 ・代替施設や新たに施設が増える箇所は評価を低くした 未 来 性 ⑭ 【評価項目】 活性化拠点エリア形成が可能 (まちづくり施設集約の拡張性・発展性が可能、高い地区ポテンシャル) 【評価したポイント】 ・地区の発展に寄与する箇所は高評価 ・敷地に限界がある箇所は低評価 ⑮ 【評価項目】 隣接自治体・民間事業者等の連携強化が可能 (隣接自治体との関係、民間開発など) 【評価したポイント】 ・隣接自治体との距離で判断
(ワークショップの委員長まとめ) 本日の討議では、ほぼ意見が一致した項目と意見が分かれた項目もあったが、 論点が浮き彫りになったことは成果である。 また、①~⑮の評価項目は必ずしも同等の重要度とは限らず、利便性や経済性 など何を優先するかについても、この先専門家の意見も交えながら議論の余地が あると考える。 (仮投票) 次回検討委員会での議論を深めるきっかけとして、次の 要領で候補地の仮投票を行いました。 ・各委員が無記名で投票 ・10箇所の中から、3箇所を候補地として選択 ・選択したそれぞれの候補地別に選択理由を利便性、 事業性、経済性、未来性から一つ選択(安全性は絶対条件であるため選択肢か らは除く) (投票結果のまとめ) 投票結果を踏まえ、10箇所の候補のうち投票結果が1票以下であった4箇所を 今後の検討対象から除くことを確認するとともに、各委員から優先事項について次 のような意見が出されました。 【利便性優先】 ・お客様は町民であり、町民の利便性を重視したい ・町の拠点としたい ・町民の満足度を優先したい 【事業性優先】 ・現庁舎は既に老朽化しており、短期間に完成させることを優先させたい 【経済性優先】 ・他の公共施設も含め持続可能な庁舎建設を考えたい ・補助金だけでなく、学校の統廃合と併せて考えたい ・庁舎建設の費用を抑え、その分各地域の支所の充実に充て、地域住民の利便 性を高めたい ・若い世代への負担を減らしたい
【未来性優先】 ・人口減少の中、若い世代の移住を促すため、未来性を優先させたい (委員長講評及びまとめ) 当初この委員会では、どんな庁舎にすべきか、どういう機能を持たせるべきかと いう論点で議論をスタートさせたが、話を進める中で、ある程度敷地が決まらないと 中身の議論も進められないということや、敷地によって求めることも変わってくること がわかってきました。 当初の計画とは多少異なるかもしれませんが、今年度の委員会では 3 つの候補 地に絞ることと、それぞれの候補地の可能性に触れるところまでとします。 次回の検討委員会では、候補地を3 箇所程度に絞ることと、庁舎建設にあたって 何を優先すべきなのかを検討していきたいと考えています。 21:30閉会