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DSpace at My University: 英語教育リレー随想 46号(2013.11) ことばは生きている2

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ことばは生きている

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夫 明美 2013 年の夏も大変暑さが厳しいものでした。その残暑が厳しさを残す 9 月半ばに、筆者 はハワイ語イマージョン教育を行う機関Ka `Umeke Ka`eo、において授業見学と教員への インタビューの機会を得ました。以前のニュースレターに「ことばは生きている」と題し たイマージョン教育校見学の短いレポートを記しましたが、今回は、別の教育機関に個人 的にアポイントメントを申請して訪問してきました。 一番印象的であったのは、施設が所有するフィッシュポンドを適切に保護・管理すると いう大きな目的の下に、小中学生による学外授業(理科)を見学させていただいた時のこ とです。約10 人の小中学生がペアごとに施設内の小さな池をあてられ、その池の水質調査 や生物の活動状態をつぶさに観察して報告するという内容でしたが、担当教員(ハワイ語 でkumu といいます)が「自分たちが任された場所をきちんと観察して報告することが、 他のペアへの責任を果たすことになります。それが、クラス全体にたいして責任を果たす ことになります。そして、それがこの施設全体、コミュニティ、私たちの後輩、ひいては、 次世代への責任を果たしていくことになります」というものでした。 責任をハワイ語ではkuleana といい、それまでに見聞きしたことのある単語ではありま したが、私の貧弱な脳内辞書では字義通りの英訳responsibility にとどまっていたことに気

づかされる瞬間でした。自分の行いの結果が、here & now で直示的に現れること、それに 対する「責任」という程度であったということでしょうか。Kumu のお言葉にはそのよう な直示的なものをはるかに超える含蓄がありました。ことばに携わるものとして、日々の 授業では「ことばには背景があるからね」、と学生に強調している自分の理解も非常に表層 的であったことを恥じるとともに、このような体感型の授業(noho papa=to dwell in one place for generations といわれてます)を通じて文脈まるごとで「意味」について新しく知 ることができた貴重な経験でした。

参考文献

参照

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