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決済システムレポート

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決済システムレポート

日本銀行

2008 年 10 月

P

AYMENT AND

S

ETTLEMENT

S

YSTEMS

R

EPORT

2007 - 2008

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本稿の内容について、商用目的で転載・複製を行う場合は、あらかじめ日本銀行決済機 構局までご相談ください。

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はじめに

決済システムレポートは、わが国決済システムの動きを概括し、今後の 課題を把握することを目的として発行するものであり、以下の 3 点を柱に 記述している。 ① わ が 国 決 済 シ ス テ ム に お け る 取 扱 高の 推 移 や 制 度 改 革 の 動 向 を分 析・紹介すること。 ② わが国決済システムの安全性・効率性の面での課題を把握し、それ への対応状況と日本銀行の取組みを紹介すること。 ③ 決済システムにかかる研究成果を紹介し、国内外における決済問題 への取組みに貢献すること。 今回のレポートの対象期間である 2007 年初から 2008 年秋までを振り返 ると、金融政策の変更や米国サブプライムローン問題の顕在化をきっかけ に、わが国における資金・証券の決済量は大幅に増加した。 この間、わが国決済システムは、こうした決済量の大幅増加にもかかわ らず、安定的な処理を実現してきた。特にリーマン・ブラザーズ証券の破 綻においては、債券や株式の現物、先物の決済に多額の不履行が生じたが、 その後の処理は、各決済システムの規則や取引当事者間の合意であらかじ め定められた方法、手順等に従い進捗した。 しかし、内外の決済システムの相互依存関係が一段と強まったもとで、 国際金融資本市場の動揺は依然続いている。こうした状況を踏まえれば、 海外の決済システムの動向もフォローしながら、わが国決済システムをよ り安全で効率的なものとしていくことが一層重要な課題となっている。 そうした観点から最近の制度面の動きをみると、わが国では、現在、日 本銀行金融ネットワークシステム(日銀ネット)における次世代 RTGS プ ロ ジ ェ ク ト や 証 券 決 済 シ ス テ ム に お け る 株 券 電 子 化 の プ ロ ジ ェ ク ト が 進 行中である。また、業務継続体制充実に向けての取組みなども活発化して いる。 一方、海外の動向をみると、欧州連合では、資金・証券決済システム改 革が急ピッチで進行しているほか、米国や英国では、最近の国際金融資本 市場の動揺を踏まえ、中央銀行による決済システムのオーバーサイトに関 する制度整備も検討されている。 日本銀行としては、今後とも、わが国中央銀行として、決済システムの 運営主体や参加金融機関、海外中央銀行等との緊密な連携のもとで、より 安 全 で 効 率 的 な わ が 国 決 済 シ ス テ ム の 構 築 に 向 け て 引 き 続 き 注 力 し て い く考えである。

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目 次 要 旨 第1部 主な決済システムにおける 2007 年度中の決済の動向... 1 第1章 概況... 1 第1節 資金決済の動向 第2節 証券決済の動向 第2章 決済リスクの動向... 11 第1節 日銀当座預金・国債決済における動向 第2節 民間決済における動向 第2部 決済システムの改善に向けた動き... 24 第1章 日銀ネットの改善... 24 第1節 次世代 RTGS の実現 第2節 ネットワークインフラの高度化 第2章 証券決済システムの改善に向けた動き... 37 第1節 証券決済制度改革の動向と日本銀行の取組み 第2節 日本銀行の運営する証券決済システムの動向 第3節 民間証券決済システムの動向 第3章 業務継続体制の強化に向けた取組み... 43 第1節 日本銀行における業務継続体制の充実に向けた取組み 第2節 金融機関や金融市場における業務継続力強化の動き 第3部 小口決済における特徴的な動き ――最近の電子マネーの動向について―― 46 第4部 欧米における決済システムを巡る動き... 54 第1章 欧州における決済システム統合の動き... 54 第1節 大口資金決済システム(TARGET2) 第2節 証券決済システム(TARGET2-Securities) 第3節 リテール決済(SEPA)

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第4節 おわりに 第2章 中央銀行によるオーバーサイトの枠組みの整備に関する米英の動向... 65 付属論文... 「決済システムの相互依存関係(system interdependencies)について ―― CPSS 報告書とその インプリケーション ――」 「『証券決済システムのための勧告』に基づくわが国の国債決済制度の自己評価 ―― 決済シス テムに関する国際基準の適用 ――」 69 資料編... 97 図表1:わが国決済システムの鳥瞰図... 98 図表2:わが国決済システム改革の流れ... 99 図表3:わが国決済システムに関する主な動き(年表)... 100 決済システムに関する参考文献... 106 統計編... 109

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■ 要 旨 ■ ( 決 済 の 動 向 と 新 た な 動 き ) わ が 国 の 主 要 決 済 シ ス テ ム が 取 り 扱 う 決 済 の 金 額 ・ 件 数 は 、2006 年 か ら 2007 年 に か け て 大 幅 に 増 加 し た あ と 、 2008 年 前 半 も 高 水 準 で 推 移 し た 。こ れ は 、2006 年 以 降 に お け る 日 本 銀 行 の 金 融 市 場 調 節 方 針 の 変 更 と 市 場 金 利 の 上 昇 、2008 年 初 ま で の 景 気 の 緩 や か な 拡 大 を 背 景 に 、 実 物 取 引 、 金 融 取 引 が 拡 大 し た こ と に よ る も の と み ら れ る 。 こ の 間 、 日 銀 ネ ッ ト お よ び 民 間 の 資 金 ・ 証 券 決 済 シ ス テ ム は 、 こ う し た 決 済 量 の 大 幅 増 加 に も か か わ ら ず 、安 定 的 な 処 理 を 実 現 し て き た 。特 に 2008 年 9 月 の リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 の 破 綻 に お い て は 、 債 券 や 株 式 の 現 物 、 先 物 の 決 済 に 多 額 の 不 履 行 ( デ フ ォ ル ト や フ ェ イ ル ) が 生 じ た が 、 そ の 後 の 処 理 は 、 各 決 済 シ ス テ ム の 規 則 や 取 引 当 事 者 間 の 合 意 で あ ら か じ め 定 め ら れ た 方 法 、 手 順 等 に 従 い 進 捗 し た 。 ( わ が 国 の 決 済 シ ス テ ム の 改 善 に 向 け た 動 き と 課 題 ) (1)次 世 代 RTGS 構 想 日 本 銀 行 は 、2008 年 10 月 、日 本 銀 行 金 融 ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム( 日 銀 ネ ッ ト ) に お け る 次 世 代 RTGS プ ロ ジ ェ ク ト 第 1 期 の 稼 動 を 開 始 し た 。 次 世 代 RTGS プ ロ ジ ェ ク ト は 、 わ が 国 の 大 口 資 金 決 済 シ ス テ ム の 効 率 性 と 安 全 性 の 一 段 の 向 上 を 目 的 と す る も の で あ り 、 ① 日 銀 当 座 預 金 上 の RTGS 処 理 に 流 動 性 節 約 機 能 を 導 入 す る こ と 、 ② 民 間 決 済 シ ス テ ム を 通 じ て 時 点 ネ ッ ト 決 済 で 処 理 さ れ て い る 大 口 資 金 取 引 ( 外 為 円 決 済 取 引 、 大 口 内 為 取 引 ) に つ い て RTGS 処 理 で き る よ う に す る こ と 、 を 施 策 の 柱 と し て い る 。 こ の う ち 第 1 期 対 応 で は 、 流 動 性 節 約 機 能 の 導 入 と 外 為 円 決 済 取 引 の RTGS 化 を 実 現 し た 。 今 後 は 、 第 2 期 対 応 と し て 、 2011 年 後 半 を 目 途 に 、 大 口 内 為 取 引 の RTGS 化 を 予 定 し て い る 。 こ れ が 実 現 す れ ば 、 わ が 国 の 大 口 資 金 決 済 は 原 則 と し て 全 て RTGS 処 理 さ れ る こ と と な り 、 決 済 シ ス テ ム の 安 全 性 、 効 率 性 は 一 段 と 強 固 な も の と な る 。 次 世 代 RTGS 第 2 期 対 応 の 実 現 に 向 け て 、 着 実 な 準 備 を 進 め て い く こ と が 重 要 で あ る 。 (2)証 券 決 済 シ ス テ ム の 改 善 民 間 証 券 決 済 シ ス テ ム で は 、現 在 、2009 年 1 月 に 実 施 予 定 の 株 式 等

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の 完 全 ペ ー パ レ ス 化 に 向 け て 準 備 が 進 め ら れ て い る 。 こ れ が 実 現 す れ ば 、 わ が 国 は 、 世 界 で も 数 少 な い 証 券 完 全 ペ ー パ レ ス 化 の 実 施 国 と な る 。 円 滑 な 開 始 に 向 け て 、 万 全 の 準 備 が 進 め ら れ て い く こ と が 期 待 さ れ る 。 こ の 間 、 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ ・ ホ ー ル デ ィ ン グ ス の 破 綻 を き っ か け と す る 国 際 金 融 資 本 市 場 の 動 揺 を 受 け て 、 決 済 リ ス ク 削 減 の 重 要 性 が 一 層 強 く 認 識 さ れ る よ う に な っ た 。 そ う し た 観 点 か ら 、 各 決 済 シ ス テ ム に お け る リ ス ク 管 理 策 の 点 検 ・ 充 実 や 、 国 債 取 引 の 決 済 サ イ ク ル 短 縮 ( T+1 決 済 の 実 現 ) な ど に 取 り 組 む こ と が 次 の 課 題 と し て 指 摘 で き る 。 ま た 、 日 本 銀 行 は 、 2007 年 11 月 、CPSS/IOSCO「 証 券 決 済 シ ス テ ム の た め の 勧 告 」 に 基 づ き 、 わ が 国 国 債 決 済 シ ス テ ム に 関 す る 自 己 評 価 を 公 表 し た 。 こ の ほ か 民 間 の 資 金 ・ 証 券 決 済 シ ス テ ム で も 一 部 に 同 様 の 動 き が み ら れ て い る 。 今 後 は 、 よ り 多 く の 決 済 シ ス テ ム で こ う し た 自 己 評 価 の 実 施 ・ 公 表 が 行 わ れ る こ と が 期 待 さ れ る 。 (3)業 務 継 続 体 制 の 強 化 日 本 銀 行 は 、 業 務 継 続 体 制 を 一 層 強 固 な も の と す る た め 、 近 年 、 本 店 代 替 業 務 拠 点 の 整 備 と 体 制 充 実 に 努 め て き た 。 ま た 、 民 間 市 場 参 加 者 間 で も 、 短 期 金 融 市 場 、 証 券 市 場 、 外 国 為 替 市 場 に お け る 緊 急 時 の 体 制 整 備 が 図 ら れ て い る 。 わ が 国 決 済 シ ス テ ム 、 金 融 市 場 ・ 金 融 機 関 の 業 務 継 続 体 制 を 全 体 と し て 強 化 し て い く 観 点 か ら は 、 ス ト リ ー ト ワ イ ド 訓 練 の 実 施 な ど が 今 後 の 検 討 課 題 と し て 考 え ら れ る 。 (4)電 子 マ ネ ー の 発 展 2007年 度 の 主 要 6電 子 マ ネ ー( IC型 )の 利 用 状 況 を み る と 、年 度 末 発 行 枚 数 は 80百 万 枚 を 超 え 、同 発 行 残 高( 未 使 用 残 高 )も 771億 円 と な っ た 。 ま た 、 同 年 度 中 の 決 済 件 数 ・ 金 額 も 、 相 次 ぐ 新 規 電 子 マ ネ ー の 発 行 を 反 映 し て 、 810百 万 件 、 5,636億 円 と 大 幅 に 増 加 し た 。 こ う し た 電 子 マ ネ ー の 発 行 残 高 ・ 利 用 金 額 は 、 従 来 か ら の 主 要 な 小 口 決 済 手 段 で あ る 現 金 等 と の 比 較 で み る 限 り 、 な お 僅 少 な 割 合 に と ど ま る 。 し か し 、 そ の 増 加 テ ン ポ の 速 さ や 利 用 可 能 店 舗 の 拡 大 等 を 踏 ま え れ ば 、電 子 マ ネ ー は 小 口 決 済 手 段 の 1つ と し て 一 定 の 位 置 を 占 め つ つ あ る よ う に 窺 わ れ る 。 電 子 マ ネ ー が 、 今 後 活 発 な 競 争 の も と で 、 安 全 性 、 効 率 性 、 利 便 性 の 向 上 を 含 め 、 ど の よ う な 発 展 を 遂 げ て い く か 注

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目 さ れ る 。 ( 欧 米 に お け る 決 済 シ ス テ ム を 巡 る 動 き ) 欧 州 連 合 ( EU)で は 、資 金 ・ 証 券 決 済 シ ス テ ム の 統 合 ・ 調 和 や 高 度 化 に 向 け た プ ロ ジ ェ ク ト が 相 次 い で 進 行 し て い る 。 資 金 決 済 シ ス テ ム で は 、 2007 年 11 月 か ら 2008 年 5 月 に か け て よ り 高 度 の 機 能 ・ サ ー ビ ス を 有 す る 大 口 資 金 決 済 シ ス テ ム「 TARGET2」が 順 次 稼 働 を 開 始 し た 。 ま た 、 従 来 欧 州 各 国 の 民 間 決 済 シ ス テ ム が 中 心 と な り 運 営 し て き た 証 券 決 済 サ ー ビ ス に 関 し て は 、2013 年 の 稼 働 開 始 を 目 途 に 、ユ ー ロ シ ス テ ム ( ECB お よ び ユ ー ロ 参 加 国 の 各 国 中 央 銀 行 ) が 一 括 し て 運 営 す る 「 TARGET2-Securities」 へ の 移 行 に 向 け て 、 プ ロ ジ ェ ク ト が 進 め ら れ て い る 。 ま た 、 米 国 や 英 国 で は 、 最 近 の 国 際 金 融 資 本 市 場 の 動 揺 を 踏 ま え 、 中 央 銀 行 に よ る 決 済 シ ス テ ム の オ ー バ ー サ イ ト に 関 す る 制 度 整 備 も 検 討 さ れ て い る 。 内 外 の 決 済 シ ス テ ム は 相 互 依 存 関 係 を 一 段 と 強 め て お り 、 こ れ に つ れ て 、 特 定 の あ る 地 域 で 生 じ た シ ョ ッ ク が 瞬 時 か つ 広 範 に 伝 播 す る 可 能 性 が 高 ま っ て い る 。 国 際 金 融 資 本 市 場 の 動 揺 も 依 然 続 い て い る 状 況 を 踏 ま え れ ば 、 海 外 の 決 済 シ ス テ ム の 動 向 も 踏 ま え な が ら 、 わ が 国 決 済 シ ス テ ム を よ り 安 全 で 効 率 的 な も の と し て い く こ と が 一 層 重 要 な 課 題 と な る 。 日 本 銀 行 と し て は 、 わ が 国 中 央 銀 行 と し て 、 決 済 シ ス テ ム の 運 営 主 体 や 参 加 金 融 機 関 、 海 外 中 央 銀 行 等 と の 緊 密 な 連 携 の も と 、 上 述 の 課 題 に 引 き 続 き 積 極 的 に 取 り 組 み 、 わ が 国 決 済 シ ス テ ム の 安 全 性 、 効 率 性 の 一 層 の 向 上 に 貢 献 し て い く 考 え で あ る 。

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第 1 部 主 な 決 済 シ ス テ ム に お け る 2007 年 度 中 の 決 済 の 動 向 第 1 章 概 況 わ が 国 の 主 要 決 済 シ ス テ ム ( 資 料 編 ・ 図 表 1) が 取 り 扱 う 決 済 の 金 額 ・ 件 数 は 、 2006 年 か ら 2007 年 に か け て 大 幅 に 増 加 し た あ と 、 2008 年 前 半 も 高 水 準 で 推 移 し た 。こ れ は 、2006 年 以 降 に お け る 日 本 銀 行 の 金 融 市 場 調 節 方 針 の 変 更 と 市 場 金 利 の 上 昇 、2008 年 初 ま で の 景 気 の 緩 や か な 拡 大 を 背 景 に 、 実 物 取 引 、 金 融 取 引 が 拡 大 し た こ と に よ る も の と み ら れ る 。 本 章 で は 、日 本 銀 行 が 運 営 す る 日 本 銀 行 当 座 預 金( 以 下 、「 日 銀 当 座 預 金 」 と い う ) 決 済 お よ び 国 債 決 済 と 、 民 間 の 資 金 ・ 証 券 決 済 シ ス テ ム に お け る 決 済 動 向 を 概 観 す る1 第 1 節 資 金 決 済 の 動 向 1 . 日 銀 当 座 預 金 決 済 日 銀 当 座 預 金 は 、 金 融 機 関 間 で 行 わ れ る 資 金 取 引 の 決 済 や 国 債 等 証 券 取 引 の 代 金 決 済 、 民 間 決 済 シ ス テ ム の 最 終 ネ ッ ト 尻 の 決 済 な ど に 利 用 さ れ て い る 。 日 銀 当 座 預 金 決 済 は 、 日 本 銀 行 が 運 営 す る 日 本 銀 行 金 融 ネ ッ ト ワ ー ク シ ス テ ム ( 以 下 、「 日 銀 ネ ッ ト 」と い う )に よ っ て 処 理 さ れ て い る 。 1 各 決 済 制 度 に 関 す る 詳 細 な 解 説 、お よ び 1 9 9 0 年 代 以 降 の 長 期 的 な 決 済 金 額・件 数 の 推 移 に つ い て は 、 日 本 銀 行 「 決 済 シ ス テ ム レ ポ ー ト 2005」( 2006 年 3 月 ) を 参 照 。 日 本 銀 行 ホ ー ム ペ ー ジ ( http://www.boj.or.jp/) に 掲 載 。 50 60 70 80 90 100 110 120 130 01 02 03 04 05 06 07 08 1.7 1.9 2.1 2.3 2.5 2.7 2.9 3.1 3.3 兆円 万件 金額(左目盛) 件数(右目盛) 量的緩和解除 01年 図 表 1-1 日 銀 当 座 預 金 決 済 の 推 移 ( 注 ) 折 れ 線 グ ラ フ は 各 月 の 1 営 業 日 平 均 、 水 平 線 は 期 間 中 の 1 営 業 日 平 均 を 表 す 。 以 下 同 じ 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行

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日 銀 当 座 預 金 決 済 は 、2006 年 以 降 、増 加 テ ン ポ が 高 ま り 、2007 年 の 1 営 業 日 平 均 の 決 済 金 額・件 数 は と も に 前 年 比 +20% 前 後 の 大 幅 な 伸 び を 記 録 し た2。ま た 、2008 年 前 半 も 、前 年 並 み の 高 水 準 で 推 移 し た( 図 表 1-1)。こ う し た 動 き は 、2006 年 3 月 以 降 の 日 本 銀 行 に よ る 金 融 市 場 調 節 方 針 の 変 更 と 市 場 金 利 の 上 昇 、2008 年 初 ま で の 景 気 の 緩 や か な 拡 大 を 受 け た も の と み ら れ る 。 2007 年 中 の 決 済 金 額 の 内 訳 を み る と 、 国 債 決 済 に 連 動 す る 資 金 決 済 ( 国 債 DVP< Delivery versus Payment:証 券 資 金 同 時 受 渡 > )が 全 体 の 増 加 に 大 き く 寄 与 し た 。 こ の ほ か 、 コ ー ル 取 引 等 の 資 金 決 済( 振 替 決 済 )、 外 国 為 替 円 決 済 制 度( 以 下 、「 外 為 円 制 度 」 と い う ) の も と で の 資 金 決 済 ( 外 為 円 決 済 ) も そ れ ぞ れ プ ラ ス に 寄 与 し た ( 図 表 1-2)。 2 本 文 お よ び 図 表 中 の 計 数 は 、 特 に 断 り の な い 限 り 、 1 営 業 日 平 均 、 片 道 ベ ー ス ( 振 替 で あ れ ば 、 入 金 か 引 落 の い ず れ か )。 な お 、 2008 年 中 の 計 数 は 、 2008 年 1~ 6 月 の 実 績 に 基 づ く 。 図 表 1-2 日 銀 当 座 預 金 決 済 の 内 訳 ( 注 )「 振 替 決 済 」は 主 に コ ー ル 取 引 の 資 金 決 済 、「 国 債 DVP」 は 国 債 DVP に 伴 う 代 金 決 済 、「 振 替 社 債 等 DVP」 は 振 替 社 債 等 DVP に 伴 う 代 金 決 済 、「 外 為 円 決 済 」は 外 為 円 制 度 の も と で の 資 金 決 済 、「 集 中 決 済 」 は 民 間 資 金 決 済 シ ス テ ム ( 除 く 外 為 円 制 度 ) の 最 終 尻 の 決 済 、「 そ の 他 」 は 金 融 機 関 と 日 本 銀 行 と の 資 金 決 済 等 を 表 す 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 0 20 40 60 80 100 120 140 01 02 03 04 05 06 07 08 振替決済 国債DVP 振替社債等DVP 外為円決済 集中決済 その他 兆円 01年

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2 . 民 間 資 金 決 済

( 1 ) 外 国 為 替 円 決 済 制 度 ・ CLS

わ が 国 に お け る 対 外 的 な 円 取 引 の 決 済 は 、 主 に 外 為 円 制 度 と CLS ( Continuous Linked Settlement)を 通 じ て 行 わ れ て い る 。前 者 は 、東 京 銀 行 協 会( 以 下 、「 東 銀 協 」と い う )が 運 営 し て お り 、外 為 取 引 、ユ ー ロ 円 取 引 や 円 建 仕 向 送 金 等 に 関 連 し た 円 資 金 の 受 払 い が 決 済 さ れ て い る 。後 者 は ド ル /円 取 引 な ど の 2 通 貨 の 外 為 取 引 を 対 象 と す る ク ロ ス ボ ー ダ ー の 多 通 貨 決 済 シ ス テ ム で あ り 、 ニ ュ ー ヨ ー ク に 本 拠 を 置 く CLS 銀 行 が 運 営 し て い る 。 外 為 円 制 度 の 決 済 高 を み る と 、2002 年 以 降 、CLS へ の 取 引 移 行 が 続 く 中 、減 少 傾 向 を 辿 っ て き た が 、2006 年 に 小 幅 な が ら 5 年 振 り に 増 加 し た 。 そ の 後 、 2007 年 は 景 気 の 緩 や か な 拡 大 に 伴 う 貿 易 取 引 、外 為 取 引 の 増 加 や 国 内 の 金 融 情 勢 を 反 映 し た ユ ー ロ 円 取 引 の 活 発 化 な ど か ら 、 大 幅 な 増 加 と な っ た 。他 方 、CLS に お け る 2007 年 中 の 円 決 済 は 、サ ブ プ ラ イ ム ロ ー ン 問 題 を 背 景 と し た 為 替 相 場 の ボ ラ テ ィ リ テ ィ の 高 ま り 等 を 主 因 に 外 為 取 引 が 大 幅 に 増 加 し た こ と を 反 映 し て 、 伸 び 率 を さ ら に 高 め た 。2008 年 入 り 後 は 、 両 決 済 シ ス テ ム と も に 前 年 並 み の 高 水 準 の 決 済 金 額 と な っ て い る ( 図 表 1-3)。 な お 、 2008 年 10 月 14 日 以 降 、 日 銀 ネ ッ ト 次 世 代 RTGS 第 1 期 の 稼 動 開 始 に 伴 い 、 外 為 円 制 度 の 決 済 方 式 は 時 点 ネ ッ ト 決 済 か ら 即 時 グ ロ ス 決 済 ( Real Time Gross Settlement、以 下 、「 RTGS」と い う )に 移 行 し て い る ( 第 2 部 第 1 章 第 1 節 参 照 )。 図 表 1-3 外 為 決 済 の 推 移 ( 出 所 ) 東 銀 協 、 CLS 0 10 20 30 40 50 01 02 03 04 05 06 07 08 CLS (円取引分) 外為円制度 兆円 量的緩和解除 01年

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【 BOX 1-1】 外 為 決 済 リ ス ク 削 減 の 進 展

外 為 決 済 リ ス ク と は 、 外 為 取 引 の 売 渡 通 貨 を 支 払 っ た に も か か わ ら ず 、 相 手 方 の 支 払 不 能 に よ り 買 入 通 貨 を 受 け 取 れ な い リ ス ク を 指 す 。 国 際 決 済 銀 行 ( BIS)支 払・決 済 シ ス テ ム 委 員 会( Committee on Payment and Settlement Systems、 以 下 、「 CPSS」 と い う ) は 、 1996 年 に 外 為 決 済 に 伴 う シ ス テ ミ ッ ク ・ リ ス ク の 削 減 に 関 す る 長 期 的 な ス ト ラ テ ジ ー を 公 表 し 、 金 融 機 関 に 対 し て 改 善 を 働 き か け て き た 。 こ う し た 取 組 み の 最 も 大 き な 成 果 は 、2002 年 の CLS 決 済 の 開 始 で あ る 。CLS は 、 上 記 ス ト ラ テ ジ ー に 呼 応 し て 世 界 の 主 要 金 融 機 関 が 設 立 し た 多 通 貨 決 済 シ ス テ ム で あ り 、 外 為 取 引 の 一 方 の 通 貨 の 支 払 い が 可 能 な 場 合 に 限 り 他 方 の 通 貨 の 支 払 い を 行 う と い う PVP( Payment-versus-Payment)を 採 用 す る こ と で 、外 為 決 済 リ ス ク を 取 り 除 く 仕 組 み と な っ て い る 。 CLS の 取 扱 高 は 順 調 に 拡 大 し て お り 、 CPSS で は こ の 間 の 進 展 を 確 認 す る 目 的 で 、 2006 年 4 月 、 外 為 決 済 リ ス ク に 関 す る 調 査 を 実 施 し 、 そ の 結 果 を 2008 年 5 月 に 公 表 し た( 注 )。 同 調 査 に は 、 各 国 の 外 為 市 場 に お い て 8 割 以 上 の シ ェ ア を カ バ ー す る こ と を 念 頭 に 選 ば れ た 金 融 機 関 109 先 が 参 加 し た 。

( 注 ) Bank for International Settlements, “Progress in reducing foreign exchange settlement risk,” May 2008. 日 本 銀 行 ホ ー ム ペ ー ジ( http://www.boj.or.jp/)に 要 旨 と 提 言 の 仮 訳 を 掲 載 。 同 調 査 の 結 果 を み る と 、対 象 15 通 貨 の 決 済 金 額 の う ち 55%( 日 本 円 で は 62% ) が CLS を 通 じ て 決 済 さ れ て お り 、外 為 決 済 リ ス ク の 削 減 が 相 当 程 度 進 ん で い る こ と が 確 認 さ れ た 。 図 表 B1-1-1: 外 為 取 引 の 決 済 方 式 別 の シ ェ ア CLS コルレス銀 行 経 由 バイラテラル・ ネッティング そ の 他 15 通 貨 合 計 55% 32% 8% 5% 日 本 円 62% 24% 8% 6% し か し な が ら 、外 為 決 済 リ ス ク に 晒 さ れ る「 コ ル レ ス 銀 行 経 由 」( 現 地 の 銀 行 に 決 済 業 務 を 委 託 す る な ど し て 、売 渡 通 貨 と 買 入 通 貨 の 決 済 を 別 々 に 行 う 方 式 ) 等 の 決 済 方 式 が 、 対 象 15 通 貨 の 決 済 金 額 の う ち 30% 超 残 存 し て い る こ と も 判 明 し た 。 ま た 、 調 査 結 果 に 基 づ く 試 算 に よ る と 、 一 部 の 金 融 機 関 で は 、 1 先 の 取 引 相 手 に 対 す る エ ク ス ポ ー ジ ャ ー が 自 己 資 本 の 対 比 で 10% を 超 え て い る 例 が あ る こ と も 分 か っ た 。 外 為 決 済 リ ス ク を 管 理 す る う え で は 、 短 期 与 信 と 同 様 に 、 取 引 相 手 毎 に 限 度

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額 を 設 定 し 、 当 該 限 度 額 に 照 ら し て エ ク ス ポ ー ジ ャ ー を 計 測 す る こ と が 重 要 と な る 。上 記 調 査 で は 、金 融 機 関 の 77% に お い て 適 切 な リ ス ク 管 理 手 続 が 整 備 さ れ て い る 一 方 、 63% の 先 に お い て は エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 計 測 の 過 程 で 過 小 評 価 が 生 じ て お り 、 さ ら な る 改 善 の 余 地 が あ る こ と が 確 認 さ れ た 。 ま た 、 リ ス ク 削 減 効 果 の 高 い 決 済 方 式 の 選 択 に 関 す る 社 内 の イ ン セ ン テ ィ ブ が 十 分 で な い 先 が あ る こ と を 示 唆 す る 結 果 も み ら れ た 。 CPSS は 、 今 回 の 調 査 結 果 を 踏 ま え 、 こ れ ま で の 取 組 み を 維 持 ・ 改 善 し て い く た め の 措 置 を 提 言 し て お り 、 今 後 に つ い て も 、 個 別 金 融 機 関 に お け る 適 切 な 外 為 決 済 リ ス ク 管 理 の 確 保 に 向 け て 、 バ ー ゼ ル 銀 行 監 督 委 員 会 と の 間 で 協 力 の あ り 方 を 検 討 し て い く 予 定 で あ る 。 ( 2 ) 全 国 銀 行 内 国 為 替 制 度 全 国 銀 行 内 国 為 替 制 度( 以 下 、「 内 為 制 度 」と い う )は 、振 込 、送 金 な ど 国 内 の 為 替 取 引 の た め 、 参 加 者 間 の 為 替 通 知 の 授 受 お よ び 資 金 決 済 を 集 中 的 に 行 う 制 度 で あ り 、 東 銀 協 が 運 営 す る 全 国 銀 行 デ ー タ 通 信 シ ス テ ム ( 以 下 、 「 全 銀 シ ス テ ム 」 と い う ) を 通 じ て 決 済 が な さ れ て い る 。 内 為 制 度 の 取 扱 金 額 は 、2003 年 以 降 、 国 内 景 気 の 緩 や か な 拡 大 を 背 景 に 増 加 傾 向 を 辿 っ て い る 。 1 件 当 り 金 額 に つ い て も 、 2006 年 以 降 、大 口 化 の 傾 向 が み ら れ て い る( 図 表 1-4)。 図 表 1-4 内 為 決 済 の 推 移 ( 出 所 ) 東 銀 協 2 4 6 8 10 12 14 01 02 03 04 05 06 07 08 150 175 200 225 250 275 300 1件当り金額(後方12か月移動平均、右目盛) 取扱金額(左目盛) 万円 兆円 01年

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( 3 ) 手 形 交 換 制 度 ( 東 京 手 形 交 換 所 ) 全 国 の 手 形 交 換 の 約 7 割 を 取 り 扱 う 東 京 手 形 交 換 所 の 動 向 を み る と 、 印 紙 税 負 担 や 手 形 ・ 小 切 手 の 管 理 ・ 受 渡 負 担 の 軽 減 を 目 的 に 、 多 く の 企 業 に お い て 決 済 方 法 を 手 形 等 の 利 用 か ら 内 為 制 度 の 利 用 に 変 更 す る 動 き が 続 い て い る 。 こ の 結 果 、 取 扱 金 額 は 趨 勢 的 に 減 少 し て き た が 、 2007 年 以 降 は 減 少 テ ン ポ が 鈍 化 し て い る ( 図 表 1-5)。 こ の 間 、 内 為 制 度 と 同 様 に 、 2006 年 以 降 、 1 件 当 り 金 額 の 増 加 傾 向 が み ら れ て い る 。 図 表 1-5 手 形 交 換 高 ( 東 京 手 形 交 換 所 ) の 推 移 ( 出 所 ) 東 銀 協 0 1 2 3 4 5 6 01 02 03 04 05 06 07 08 400 500 600 700 800 900 1000 取扱金額(左目盛) 1枚当り金額(後方12か月移動平均、右目盛) 兆円 万円 01年

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第 2 節 証 券 決 済 の 動 向 1 . 国 債 決 済 日 本 銀 行 に お け る 国 債 決 済 ( 日 銀 ネ ッ ト に お け る 国 債 の 振 決 口 座 振 替 ・ 移 転 登 録 ) の 動 向 を み る と 、 日 本 国 債 清 算 機 関 ( 以 下 、「 JGBCC」 と い う ) の 清 算 業 務 を 通 じ た ネ ッ テ ィ ン グ 効 果 の 拡 大 に も か か わ ら ず 、 国 債 発 行 額 の 増 加 や 量 的 緩 和 解 除 後 の レ ポ を 含 む 国 債 取 引 の 活 発 化 に よ り 、2007 年 以 降 も 大 幅 な 増 加 を 続 け た ( 図 表 1-6)。 な お 、国 債 取 引 全 体 に 占 め る JGBCC の 清 算 対 象 取 引 高 の シ ェ ア( 額 面 ベ ー ス )3は 、 引 き 続 き 拡 大 し て お り 、 2007 年 中 は 4 割 弱 と な っ た 。 2007 年 中 の 日 本 銀 行 に お け る 国 債 決 済 額 は 1 日 当 り 約 90 兆 円 で あ る が 、JGBCC の 清 算 業 務 を 通 じ た 圧 縮 分 を 加 え る と 、そ の 決 済 規 模 は 約 120 兆 円 と な っ て お り 、 JGBCC の 清 算 業 務 を 通 じ て 決 済 の 効 率 化 が 図 ら れ て い る こ と が 分 か る 。 3 J G B C C を 相 手 方 と し な い 国 債 決 済 と 、J G B C C の 清 算 対 象 取 引 高 の 合 計 を 国 債 取 引 全 体 と 単 純 に み な し て 試 算 。 図 表 1-6 国 債 決 済 の 推 移 ( 注 )国 債 決 済 は 、振 決 口 座 振 替 と 移 転 登 録 の 合 計 を 表 す 。 金 額 は 額 面 ベ ー ス 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 20 40 60 80 100 120 01 02 03 04 05 06 07 08 0.0 0.8 1.6 2.4 3.2 4.0 兆円 万件 量的緩和解除 金額(左目盛) 件数(右目盛) 01年

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2 . 民 間 証 券 決 済 短 期 社 債 決 済 ( 証 券 保 管 振 替 機 構 < 以 下 、「 JASDEC」 と い う > に お け る 電 子 CP の 振 替 )は 、2005 年 に 手 形 CP か ら の 移 行 に よ り 大 幅 な 増 加 と な っ た あ と も 、 新 規 発 行 の 増 加 と 現 先 取 引 の 活 発 化 を 反 映 し て 拡 大 を 続 け て お り 、 2007 年 中 の 決 済 金 額 ( 額 面 ベ ー ス )・件 数 は と も に 前 年 を +15 % 強 上 回 っ た 。2008 年 入 り 後 も 、 伸 び 率 は 幾 分 鈍 化 し つ つ も 、 引 き 続 き 増 加 し て い る ( 図 表 1 - 7 )。 2007 年 中 の 一 般 債 決 済 を み る と 、 活 発 な 新 規 発 行 に 加 え 、2008 年 1 月 の 既 発 債 ( 登 録 債 ・ 現 物 債 ) に 関 す る 税 制 優 遇 措 置 の 廃 止4に 向 け て 、 既 発 債 か ら 振 替 債 へ の 移 行 が 進 捗 し た こ と か ら 、 決 済 金 額 ( 額 面 ベ ー ス )・件 数 は 前 年 比 4 2 0 0 8 年 1 月 6 日 以 降 、各 種 税 制 優 遇 措 置( 公 共 法 人 等 が 保 有 す る 公 社 債 の 利 子 所 得 に 対 す る 非 課 税 措 置 、 少 額 貯 蓄 非 課 税 制 度 に 基 づ く 非 課 税 措 置 お よ び 租 税 特 別 措 置 法 上 の 指 定 金 融 機 関 が 保 有 す る 公 社 債 の 利 子 所 得 の 源 泉 徴 収 免 除 措 置 ) は 振 替 債 の み に 適 用 さ れ る こ と と な っ た 。 図 表 1-7 短 期 社 債 決 済 の 推 移 0 1 2 3 4 5 6 7 02 03 04 05 06 07 08 売買金額 (含む手形 CP) 決済金額 兆円 02年 図 表 1-8 一 般 債 決 済 の 推 移 ( 出 所 ) JASDEC、 JB-Net 0.0 0.5 1.0 1.5 2.0 2.5 01 02 03 04 05 06 07 08 兆円 JASDEC JB-Net 01年 ( 出 所 ) JASDEC、 日 本 証 券 業 協 会

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2.5 倍 と 大 幅 に 増 加 し た 。 2008 年 入 り 後 も 、 移 行 後 の 振 替 債 の 振 替 、 償 還 等 の 増 加 に よ り 、決 済 金 額( 額 面 ベ ー ス )・件 数 と も に 前 年 を 上 回 る 水 準 と な っ て い る( 図 表 1-8)。な お 、1997 年 以 降 、社 債 等 登 録 制 度 の も と で 登 録 機 関 と 証 券 会 社 等 を 結 ぶ オ ン ラ イ ン ・ ネ ッ ト ワ ー ク ( JB-Net) を 運 営 し て き た 債 券 決 済 ネ ッ ト ワ ー ク は 、 一 般 債 振 替 制 度 へ の 移 行 処 理 の 完 了 に 伴 い 、 2007 年 4 月 27 日 を も っ て 業 務 を 終 了 の う え 、 解 散 し た 。 わ が 国 の 株 式 取 引 の 決 済 は 、 6 つ の 証 券 取 引 所5取 引 の 清 算 業 務 ( 取 引 所 取 引 分 ) が 日 本 証 券 ク リ ア リ ン グ 機 構 ( 以 下 、「 JSCC」 と い う ) に よ っ て 、 ま た 、 取 引 所 取 引 以 外 の 取 引 の 清 算 業 務 ( 一 般 振 替 分 ) が ほ ふ り ク リ ア リ ン グ ( 以 下 、「 JDCC」 と い う ) に よ っ て 、 そ れ ぞ れ 行 わ れ た あ と 、 そ の 清 算 尻 に つ い て 保 管 振 替 機 関 で あ る JASDEC に お い て 振 替 が な さ れ る 仕 組 み と な っ て い る 。 こ れ ら の 機 関 に お け る 2007 年 中 の 清 算 対 象 取 引 高 お よ び 振 替 高 は 、 景 気 の 緩 や か な 拡 大 に 伴 う 株 式 取 引 の 活 発 化 を 背 景 に 、 前 年 を 1 割 程 度 上 回 る 増 加 と な っ た ( 図 表 1-9)。 5 東 京 、 大 阪 、 札 幌 、 名 古 屋 、 福 岡 お よ び ジ ャ ス ダ ッ ク の 6 証 券 取 引 所 。 図 表 1-9 株 式 決 済 の 推 移 ( 注 )「 振 替 高 」 の う ち 、 取 引 所 取 引 分 は 、 渡 し 方 か ら JSCC お よ び JSCC か ら 受 け 方 へ の 振 替 株 数 、一 般 振 替 分 は 、渡 し 方 か ら 受 け 方 ( DVP で あ れ ば JDCC) へ の 振 替 株 数 を 計 上 。 ( 出 所 ) JASDEC、 JSCC、 JDCC 0 10 20 30 40 50 60 01 02 03 04 05 06 07 08 億株 振替高 (取引所取引 および一般振替) 清算対象取引高(取引所取引) 清算対象取引高(一般振替) 01年

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投 資 信 託 の 決 済 に 関 し て は 、 上 場 投 資 信 託 ( ETF) を 除 く 投 資 信 託 に つ い て 、JASDEC を 振 替 機 関 と す る 振 替 制 度 が 2007 年 1 月 に 始 ま っ た 。2008 年 1 月 に は 、 上 場 投 資 信 託 ( ETF ) が そ の 対 象 に 加 え ら れ 、 投 資 信 託 の 全 て に つ い て 完 全 ペ ー パ ー レ ス 化 が 達 成 さ れ た( 図 表 1-10、第 2 部 第 2 章 第 3 節 参 照 )。 も っ と も 、 投 資 信 託 の 決 済 金 額 ・ 件 数 は 、 低 調 な 投 資 信 託 の 販 売 実 績 等 を 映 じ て 、 2008 年 入 り 後 、前 年 を 下 回 る 水 準 で 推 移 し て い る 。 図 表 1-10 投 資 信 託 決 済 の 推 移 ( 注 ) 上 場 投 資 信 託 は 口 座 振 替 ( 取 引 所 取 引 お よ び 一 般 振 替 ) の 数 量 ( 口 数 )。 ( 出 所 ) JASDEC 0 20 40 60 80 100 07/1 07/3 07/5 07/7 07/9 07/11 08/1 08/3 08/5 0 100 200 300 400 百億円 百万口 投資信託金額(左目盛) 上場投資信託数量(右目盛) 月

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第 2 章 決 済 リ ス ク の 動 向 本 章 で は 、 第 1 章 で み た 決 済 動 向 の も と で の 主 要 決 済 シ ス テ ム の 運 営 状 況 や リ ス ク 管 理 面 で の 対 応 等 に つ い て 整 理 す る 。 第 1 節 日 銀 当 座 預 金 ・ 国 債 決 済 に お け る 動 向 金 融 機 関 は 、 手 持 ち の 日 銀 当 座 預 金 と 日 本 銀 行 が 提 供 す る 日 中 当 座 貸 越 を 決 済 の た め の 資 金 と し て 利 用 し 、 日 銀 当 座 預 金 取 引 の 決 済 を 行 う 。 こ の う ち 、 日 銀 当 座 預 金 の 残 高 は 、 量 的 緩 和 政 策 の も と で の ピ ー ク 時 に は 30 兆 円 を 超 え る 水 準 に 達 し て い た が 、 同 政 策 の 解 除 後 は 、 急 速 に 減 少 し 、 所 要 準 備 の 総 額 の レ ベ ル ( 約 7 兆 円 ) で 推 移 し て い る 。 他 方 、 日 中 当 座 貸 越 は 、 量 的 緩 和 政 策 の 解 除 後 は 小 幅 の 増 加 と な っ た 。 こ の 結 果 、 日 銀 当 座 預 金 と 日 中 当 座 貸 越 を 合 わ せ た 決 済 用 資 金 の 規 模 は 約 30 兆 円 と 、量 的 緩 和 政 策 の 時 期 の 6 割 程 度 の レ ベ ル で 推 移 し て い る 。 こ の 間 、 第 1 章 で み た よ う に 、 日 銀 当 座 預 金 決 済 の 金 額 は 増 加 し て き て お り 、 両 者 の 関 係 を 表 す 決 済 用 資 金 の 回 転 率 ( =決 済 金 額 /決 済 用 資 金 ) は 、 量 的 緩 和 政 策 の 解 除 直 後 か ら 大 き く 上 昇 し て 、最 近 で は 2001 年 1 月 の RTGS 導 入 時 と 概 ね 同 じ 水 準 で 推 移 し て い る ( 図 表 1-11)。 こ の よ う に 決 済 用 資 金 の 回 転 率 は 高 ま っ て い る が 、 コ ー ル 取 引 等 の 資 金 決 済 ( 振 替 決 済 ) の 進 捗 状 況 を み る と 、 取 引 ・ 決 済 の タ イ ミ ン グ 図 表 1-11 決 済 金 額 と 決 済 用 資 金 の 関 係 ( 注 )「 日 銀 当 座 預 金 」は 積 み 期 間 中 の 1 営 業 日 平 均 、「 日 中 当 座 貸 越 」 は 利 用 額 の 日 中 ピ ー ク の 1 営 業 日 平 均 、「 回 転 率 」 は 日 銀 当 座 預 金 決 済 と 決 済 用 資 金( 日 銀 当 座 預 金 と 日 中 当 座 貸 越 の 合 計 ) と の 比 を 表 す 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 0 20 40 60 80 100 120 140 01 02 03 04 05 06 07 08 0 1 2 3 4 5 6 7 日銀当座預金 日中当座貸越 日銀当座預金決済 回転率 (右目盛) 兆円 01年 倍 量的緩和解除

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に 関 す る 市 場 慣 行 は 基 本 的 に 遵 守 さ れ6、 10:00 ま で に 50% 以 上 の 資 金 決 済 が 進 捗 し 、 13:00 ま で に は 70% 以 上 の 資 金 決 済 が 進 捗 す る な ど 、 始 業 直 後 を 中 心 に 午 前 中 に 決 済 が 集 中 す る パ タ ー ン が 維 持 さ れ て い る ( 図 表 1-12)。 6 9 : 0 0 以 降 遅 く と も 1 0 : 0 0 ま で の 返 金 や 、 約 定 後 1 時 間 以 内 の 資 金 放 出 な ど 。 こ う し た 市 場 慣 行 に よ り 、 振 替 資 金 を 受 け 取 る タ イ ミ ン グ の 不 確 実 性 が 排 除 さ れ て い る 。 ( 注 )1 日 の 振 替 決 済 金 額 を 100 と し た と き の 累 積 決 済 率 を 表 す 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 9:00 10:00 11:00 12:00 13:00 14:00 15:00 16:00 17:00 18:00 06/1 4 7 10 07/1 4 7 10 08/1 4 90% 70% 50% 月 図 表 1-12 振 替 決 済 の 決 済 進 捗

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他 方 、国 債 取 引 の 決 済( 国 債 DVP)を み る と 、取 引 が 急 増 し た 2006 年 夏 に か け て 、 参 加 者 の オ ペ レ ー シ ョ ン が 決 済 の 増 加 に 追 い つ か ず 、 全 体 的 に 決 済 が 後 ず れ す る 傾 向 が み ら れ た 。 も っ と も 、 そ の 後 は 、 参 加 者 の 事 務 処 理 手 続 の 見 直 し が み ら れ た こ と な ど か ら 、 日 々 の 振 れ を 均 し て み た ベ ー ス で は 、 決 済 ボ リ ュ ー ム の さ ら な る 増 加 に も か か わ ら ず 、 全 体 と し て は 安 定 的 な 決 済 の 進 捗 が 実 現 し て い る ( 図 表 1-13)。 こ う し た 中 、国 債 決 済 の 集 中 日7の 進 捗 状 況 を や や 仔 細 に み る と 、決 済 件 数 が 既 往 ピ ー ク を 記 録 し た 2008 年 3 月 21 日 に は 、決 済 の 大 幅 な 後 ず れ が 生 じ た が 、 そ の 後 、 JGBCC を 始 め と す る 参 加 者 が オ ペ レ ー シ ョ ン 面 で 対 策 7 3 、6 、9 、1 2 月 の 2 0 日( 土 日 に 該 当 す る 場 合 は 翌 営 業 日 )。こ れ ら の 日 は 、国 債 の 発 行 ・ 償 還 が 集 中 す る こ と か ら 、 こ れ を 展 望 し た 売 買 取 引 等 の 増 加 等 を 背 景 に 決 済 件 数 ・ 金 額 が 嵩 む 傾 向 に あ る 。 図 表 1-13 国 債 DVP の 決 済 進 捗 ( 注 ) 1 日 の 国 債 DVP 件 数 を 100 と し た と き の 累 積 決 済 率 を 表 す 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 図 表 1-14 国 債 決 済 集 中 日 の 正 午 ま で の 決 済 進 捗 状 況 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 0 20 40 60 80 100 06/3/20 9/20 07/3/20 9/20 08/3/21 % 0 10 20 30 40 千件 決済件数(右軸) 9:00 9:30 10:00 10:30 11:00 11:30 12:00 06/1 4 7 10 07/1 4 7 10 08/1 4 90% 70% 50% 月

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を 講 じ た こ と に よ り 、 改 善 が み ら れ て い る ( 図 表 1-14)( こ の う ち 、 JGBCC に お け る 事 務 処 理 手 続 で の 改 善 に つ い て は 本 章 第 2 節 参 照 )。 こ の よ う に 、 日 本 銀 行 に お け る 当 座 預 金 お よ び 国 債 の 決 済 に お い て は 、 決 済 ボ リ ュ ー ム の 増 加 や 決 済 用 資 金 の 回 転 率 の 高 ま り の も と に お い て も 円 滑 な 日 中 の 決 済 進 捗 が 全 般 に 維 持 さ れ て き た 。 こ う し た 決 済 パ タ ー ン は 、 個 々 の 金 融 機 関 に お い て 日 銀 当 座 預 金 残 高 の 日 中 変 動 の 不 確 実 性 を 低 減 さ せ る も の で あ り 、 短 期 金 融 市 場 の 安 定 に 寄 与 し て い る も の と 評 価 で き る 。日 銀 ネ ッ ト 次 世 代 RTGS 第 1 期 の 稼 動 開 始( 2008 年 10 月 )に 伴 い 、決 済 に お け る こ う し た 安 全 性 と 効 率 性 が さ ら に 向 上 す る こ と が 期 待 さ れ る ( 第 2 部 第 1 章 第 1 節 【 BOX 2-1】【 BOX 2-2】 参 照 )。 な お 、 日 銀 当 座 預 金 決 済 の 動 き を 金 融 機 関 ・ 業 態 別 に み る と 、 都 銀 お よ び 証 券 の 決 済 金 額 は 引 き 続 き 増 加 し た 一 方 、2006 年 に 顕 著 な 増 加 を 示 し た 外 国 銀 行 の 決 済 金 額 は 2007 年 初 を ピ ー ク に 大 幅 な 減 少 と な っ た ( 図 表 1-15)。 図 表 1-15 業 態 別 の 日 銀 当 座 預 金 決 済 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 0 5 10 15 20 25 30 01 02 03 04 05 06 07 08 都長銀 地銀 信託 外銀 短資 証券 兆円 01年

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外 国 銀 行 の 決 済 金 額 の 減 少 に つ い て 具 体 的 に み る と 、2007 年 7 月 に 大 手 外 銀 が 日 本 法 人 化 し た と い っ た 統 計 的 な 要 因 が あ る が 、 個 別 金 融 機 関 で み て も 、 決 済 金 額 が 減 少 し て い る 先 が 大 口 先 を 中 心 に 多 い こ と が 指 摘 で き る ( 図 表 1-16)。 こ の 背 景 に は 、 サ ブ プ ラ イ ム ロ ー ン 問 題 以 降 の 外 国 銀 行 に お け る 本 邦 内 で の 資 産 圧 縮 や 市 場 調 達 額 の 抑 制 の 動 き が あ る も の と み ら れ る 。 こ の 間 、 信 託 、 短 資 お よ び 地 銀 は 振 れ を 伴 い つ つ 、 横 這 い 圏 内 で 推 移 し て い る 。 第 2 節 民 間 決 済 に お け る 動 向 1 . 決 済 リ ス ク の 管 理 外 為 円 制 度 に は 、 指 図 交 換 の 受 払 尻 を 一 括 し て 日 銀 当 座 預 金 で 決 済 す る 時 点 ネ ッ ト 決 済 と 、 指 図 交 換 の 都 度 、 同 預 金 で 即 座 に 決 済 す る RTGS の 2 つ の 決 済 方 式 が あ っ た 。 こ れ ま で は 、 基 本 的 に は 資 金 負 担 の 少 な い 時 点 ネ ッ ト 決 済 が 大 部 分 ( 2007 年 中 の 取 扱 金 額 の 7 割 程 度 ) を 占 め て い た が 、 2008 年 10 月 14 日 の 次 世 代 RTGS 第 1 期 の 稼 動 開 始 に よ り 、 全 て の 外 為 円 取 引 に か か る 決 済 が RTGS で 行 わ れ る こ と と な っ た( 第 2 部 第 1 章 第 1 節 参 照 )。他 方 、内 為 制 度 は 、現 在 は 時 点 ネ ッ ト 決 済 の み に よ っ て 処 理 を 行 っ て い る 。 時 点 ネ ッ ト 決 済 は 、 参 加 者 の う ち 1 先 で も 決 済 不 履 行 に 陥 る と 、 そ 図 表 1-16 振 替 決 済 の 分 布 ( 注 ) 振 替 決 済 を 対 象 に 、 07 年 1 月 ( 横 軸 ) と 08 年 1 月 ( 縦 軸 ) に つ い て 、( 金 融 機 関 毎 の ) 決 済 金 額 を 算 出 。 45 度 線 の 上 側 に 位 置 す る 金 融 機 関 は 、 1 年 前 と 比 べ て 決 済 金 額 が 増 加 し た 先 を 表 す 。 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 1000万 地銀 短資 信託 証券 外銀 都銀等 系統 1億 100億 10億 10億 1億 1000億 1000億 100億 10兆 1兆 1兆 10兆 08年 07年

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の 時 点 で 予 定 さ れ て い た 全 て の 参 加 者 の 全 て の 決 済 を 実 行 で き な く な る リ ス ク を 内 包 し て い る 。 こ の た め 、 内 為 制 度 で は 、 参 加 者 の 決 済 不 履 行 に 備 え 、 決 済 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー を 一 定 範 囲 に 限 定 す る 観 点 か ら 、 仕 向 超 過 限 度 額 を 個 別 の 参 加 者 毎 に 設 定 し て い る 。 各 参 加 者 は 、 当 該 限 度 額 の 範 囲 内 で 支 払 指 図 の 授 受 を 行 っ て お り 、 万 が 一 、 不 払 い が 発 生 し た 場 合 に は 、 あ ら か じ め 選 定 さ れ て い る 流 動 性 供 給 銀 行 が 、 流 動 性 供 給 コ ミ ッ ト メ ン ト 額 の 範 囲 内 で 所 要 の 流 動 性 を 供 給 し 、 当 日 中 に 全 体 の 決 済 を 完 了 す る 仕 組 み ( 流 動 性 供 給 ス キ ー ム ) と な っ て い る8 内 為 制 度 で は 、 金 融 機 関 の 合 併 ・ 統 合 な ど を 背 景 に 、 一 部 参 加 者 へ の 集 中 傾 向 が 続 い て お り ( 図 表 1-17)、 取 扱 金 額 が 増 加 し て い る 先 の 中 に は 仕 向 超 過 限 度 額 に 抵 触 し て 支 払 指 図 を 一 時 的 に 送 信 で き な い ケ ー ス ( 送 信 遅 延 ) が み ら れ て い る 。 8 外 為 円 制 度 お よ び 内 為 制 度 の リ ス ク 管 理 策 の 詳 細 は 、 前 掲 脚 注 1 の 日 本 銀 行 「 決 済 シ ス テ ム レ ポ ー ト 2005」( 2006 年 3 月 ) を 参 照 。 図 表 1-17 上 位 3 行 の 取 扱 金 額 シ ェ ア ( 出 所 ) 東 銀 協 0.0 10.0 20.0 30.0 40.0 50.0 60.0 70.0 01 02 03 04 05 06 07 内為制度 外為円制度 % 01年

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こ う し た 状 況 へ の 対 応 と し て は 、 参 加 者 の 仕 向 超 過 限 度 額 の 引 上 げ が あ る が 、 こ の 場 合 、 引 上 げ 額 に 見 合 う 追 加 担 保 の 差 入 れ が 必 要 と な る ほ か 、 そ れ に 伴 う 流 動 性 供 給 銀 行 の 流 動 性 供 給 コ ミ ッ ト メ ン ト 額 の 引 上 げ が 必 要 と な る こ と も あ る 。 こ の た め 、 継 続 的 に こ う し た 対 応 を と る こ と は 難 し く 、 仕 向 超 過 限 度 額 に 抵 触 す る 参 加 者 の 中 に は 、 一 時 的 に 追 加 的 な 資 金 調 達 負 担 を 負 う こ と で 、 時 点 ネ ッ ト 決 済 で の 送 信 遅 延 を 緩 和 し よ う と す る 動 き が 引 き 続 き み ら れ て い る 。具 体 的 に は 、 限 度 額 に 抵 触 す る 可 能 性 の あ る 参 加 者 が 、日 中 に 現 金 担 保9を 差 し 入 れ る こ と で 、 限 度 額 を 一 時 的 に 引 き 上 げ て 、 送 信 遅 延 を 緩 和 し て い る 。 さ ら に 、 取 扱 い が ピ ー ク と な る 月 末 決 済 日 に は 、 決 済 日 の 前 日 か ら 当 日 に か け て 現 金 担 保 を 前 も っ て 差 し 入 れ る 対 応 も と ら れ て い る 。 こ の 結 果 、 決 済 日 の 前 日 ま で に 支 払 指 図 の 授 受 を 行 う 先 日 付 取 引 や 、 決 済 日 当 日 の 早 朝 か ら 支 払 指 図 の 授 受 を 行 う 取 引 が 仕 向 超 過 限 度 額 に 抵 触 す る 頻 度 は 抑 制 さ れ て い る 。こ う し た 現 金 担 保 の 差 入 れ は 、2007 年 以 降 も 増 加 す る 傾 向 が 続 い て い る ( 図 表 1-18)。 9 現 金 担 保 を 差 し 入 れ る 場 合 は 、 証 券 担 保 と 異 な り 、 当 該 担 保 を 不 払 い 時 の 流 動 性 と し て そ の ま ま 利 用 で き る た め 、 流 動 性 供 給 コ ミ ッ ト メ ン ト 額 の 引 上 げ は 不 要 と さ れ て い る 。 0 1 2 3 4 5 6 7 8 01 02 03 04 05 06 07 08 現金担保差入額 (月中合計) O/N差入額 兆円 01年 図 表 1-18 内 為 制 度 の 現 金 担 保 差 入 れ ( 注 )水 平 線 は 期 間 中 の 月 中 平 均 を 表 す 。「 O/N 差 入 額 」は 、 「 現 金 担 保 差 入 額 」 の う ち 、 決 済 日 の 前 日 か ら 決 済 日 当 日 ま で 差 し 入 れ ら れ た 分 を 表 す 。 ( 出 所 ) 東 銀 協

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現 金 担 保 は 、 流 動 性 供 給 銀 行 に 過 度 の 供 給 負 担 を か け る こ と な く 、 当 日 中 の 決 済 完 了 と 送 信 遅 延 の 緩 和 を 両 立 さ せ る た め の 工 夫 で あ り 、 そ れ 自 体 は 適 切 な 決 済 リ ス ク 管 理 策 と 位 置 付 け ら れ る 。 た だ し 、 金 利 環 境 次 第 で は 、 資 金 調 達 コ ス ト の 増 嵩 と い っ た 別 途 の 負 担 も 生 ず る 可 能 性 が あ る 。 2011 年 に 予 定 さ れ て い る 次 世 代 RTGS 第 2 期 の 導 入 が 実 現 す れ ば 、 時 点 ネ ッ ト 決 済 の 規 模 の 縮 小 を 通 じ て 、 決 済 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー を 引 き 下 げ る 方 向 に 作 用 す る こ と が 期 待 さ れ る ( 第 2 部 第 1 章 参 照 )。

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2 . 事 務 処 理 シ ス テ ム 面 の 対 応 状 況 内 為 制 度 で は 、 内 為 決 済 の 月 末 日 へ の 集 中 が 強 ま っ て お り 、 繁 忙 日 と 通 常 日 の 取 扱 量 の 乖 離 が 拡 大 す る 傾 向 に あ る ( 図 表 1-19)。ま た 、日 中 で も 、 始 業 後 の 2 ~ 3 時 間 に 取 引 が 集 中 す る 傾 向 が み ら れ 、 内 為 決 済 を 処 理 す る 全 銀 シ ス テ ム の 処 理 能 力 に 対 す る 負 荷 が 高 ま っ て い る 。 こ の た め 、 全 銀 シ ス テ ム で は 、 2006 年 5 月 か ら 、月 末 日 の 稼 働 開 始 時 刻 を 従 来 の 8:30 か ら 7:30 に 1 時 間 繰 り 上 げ る こ と で 、始 業 直 後 に 集 中 し て い る 支 払 指 図 の 送 信 を 分 散 ・ 平 準 化 し 、 こ う し た 負 荷 を 緩 和 し て い る 。 ま た 、 1 営 業 日 当 り の 取 扱 件 数 の 増 加 に 対 応 す る た め 、 2007 年 中 に フ ァ イ ル 容 量 の 拡 張 を 実 施 し て い る 。 国 債 取 引 に 関 す る 決 済 に つ い て は 、 前 述 ( 本 章 第 1 節 ) の と お り 、 全 体 と し て は 安 定 的 な 決 済 の 進 捗 が 実 現 し て い る が 、国 債 DVP の 件 数 が 既 往 ピ ー ク を 記 録 し た 2008 年 3 月 21 日 に 決 済 の 大 幅 な 後 ず れ が 生 じ た こ と を 受 け て 、 参 加 者 の 間 で は オ ペ レ ー シ ョ ン 面 で 様 々 な 対 策 が 講 じ ら れ て い る 。 こ の う ち 、JGBCC で は 、渡 し 方 参 加 者 よ り 受 け 取 っ た 同 一 銘 柄 の 国 債 を 50 億 円 単 位 に 纏 め た う え で 受 け 方 参 加 者 に 引 き 渡 す オ ペ レ ー シ ョ ン を 基 本 と し て い る1 0。し か し な が ら 、2008 年 3 月 21 日 に は 、国 債 DVP の 件 数 が 既 往 ピ ー ク の 水 準 と な る 中 で 、50 億 円 未 満 の 国 債 が 幅 広 1 0 J G B C C に お け る 決 済 の 仕 組 み の 詳 細 は 、 前 掲 脚 注 1 の 日 本 銀 行 「 決 済 シ ス テ ム レ ポ ー ト 2005」( 2006 年 3 月 ) を 参 照 。 図 表 1-19 全 銀 シ ス テ ム の ピ ー ク 日 取 扱 量 ( 注 )「 平 均 件 数 」「 平 均 金 額 」 は 送 信 日 ( 全 銀 シ ス テ ム が 指 図 を 受 け 付 け た 日 ) ベ ー ス 、「 ピ ー ク 日 件 数 」「 ピ ー ク 日 金 額 」 は 決 済 日 ( 最 終 尻 の 決 済 を 行 っ た 日 ) ベ ー ス 。 ( 出 所 ) 東 銀 協 0 5 10 15 20 25 91 96 01 06 0 20 40 60 80 100 兆円 ピーク日件数 (左目盛) ピーク日金額 (右目盛) 平均金額 (右目盛) 平均件数 (左目盛) 百万件 91年  01

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い 銘 柄 に 亘 っ て JGBCC に 流 入 し て き た 結 果 、受 け 方 参 加 者 に 引 き 渡 す べ き 国 債 を 50 億 円 単 位 に 纏 め る の に 時 間 を 要 し た こ と か ら 、決 済 全 体 の 大 幅 な 後 ず れ が 生 じ た 。 こ れ を 受 け て 、JGBCC で は 、そ の 後 、国 債 決 済 集 中 日 の さ ら に 決 済 が 集 中 す る 時 間 帯 に お い て 、 既 に 手 許 に あ る 50 億 円 未 満 の 国 債 と 同 じ 銘 柄 の 受 取 り を 優 先 的 に 実 行 す る こ と で 、50 億 円 単 位 で の 引 渡 し を 迅 速 に 行 う 方 向 で オ ペ レ ー シ ョ ン の 手 順 を 改 善 し て い る 。 3 . リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 破 綻 後 の 決 済 を 巡 る 動 き ( 注 ) 本 節 の 記 載 は 9 月 30 日 ま で の 状 況 を 基 に し て い る 。 本 年 9 月 15 日 、リ ー マ ン・ブ ラ ザ ー ズ・ホ ー ル デ ィ ン グ ス が 米 国 に お い て 連 邦 倒 産 法 第 11 章 の 適 用 を 申 請 し た こ と を 受 け て 、日 本 法 人 で あ る リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 に 対 し て 金 融 庁 よ り 業 務 の 一 部 停 止 命 令 が 発 出 さ れ た 。そ の 後 、翌 16 日 に は 、リ ー マ ン・ブ ラ ザ ー ズ 証 券 に よ り 民 事 再 生 手 続 の 開 始 が 申 請 さ れ 、19 日 に は 、東 京 地 方 裁 判 所 に よ り 再 生 手 続 の 開 始 が 決 定 さ れ た 。 こ の 間 に お け る 日 銀 当 座 預 金 決 済 を 始 め と す る 資 金 ・ 証 券 決 済 シ ス テ ム の 対 応 を み る と 、 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 破 綻 に 起 因 す る 連 鎖 的 な 証 券 フ ェ イ ル の 積 み 上 が り や 日 中 決 済 進 捗 の 遅 れ が 一 時 的 に み ら れ た も の の 、 そ の 後 の 処 理 は 、 決 済 シ ス テ ム や 取 引 当 事 者 間 で あ ら か じ め 合 意 さ れ た 方 法 、 手 順 等 に 従 い 、 進 捗 し た 。 こ の 結 果 、 決 済 シ ス テ ム 全 体 と し て み れ ば 、 元 本 取 り は ぐ れ リ ス ク や カ ウ ン タ ー ・ パ ー テ ィ ・ リ ス ク が 広 範 に 顕 現 し 、 市 場 参 加 者 間 で 資 金 決 済 不 能 の 連 鎖 が 生 じ る と い っ た 事 態 は 回 避 さ れ た 。 こ う し た 決 済 リ ス ク 顕 現 の 抑 制 は 、 関 係 者 に よ る こ れ ま で の 決 済 リ ス ク 削 減 の た め の 取 組 み ( 清 算 機 関 に お け る リ ス ク 管 理 策 の 導 入 、DVP 決 済 の 導 入 、外 為 取 引 に か か る PVP 決 済 の 導 入 等 ) が 効 果 を あ げ て い る も の と み な す こ と が で き る ( 資 料 編 図 表 2「 わ が 国 決 済 シ ス テ ム 改 革 の 流 れ 」 参 照 )。 す な わ ち 、国 債 取 引 決 済 に つ い て み る と 、JGBCC を 介 し て 行 わ れ る 決 済 と 相 対 決 済 に お い て 、 そ れ ぞ れ 以 下 の 対 応 が と ら れ た 。 ま ず 、JGBCC で は 、リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 の 破 綻 直 後 に 、同 社 と の 間 で 予 定 さ れ て い た 国 債 ・ 資 金 の 受 払 い に つ い て 一 括 清 算 が 実 施 さ れ た 。こ れ に よ り 、同 社 と の 間 で は 、① 同 社 に よ る 資 金 支 払 い( JGBCC か ら 同 社 へ の 国 債 引 渡 し )、 ② 同 社 か ら の 国 債 引 渡 し ( JGBCC か ら 同

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社 へ の 資 金 支 払 い )、に 関 す る 全 て の 債 権・債 務 が 一 本 の 金 銭 債 権・債 務 に 置 き 換 え ら れ る こ と と な っ た 。 こ の 結 果 、 ① お よ び ② に 関 し て 破 綻 後 の 各 営 業 日 に 予 定 さ れ て い た 全 て の 決 済 は 実 施 さ れ な い 扱 い と な っ た 。 こ の う ち 、 ① の 決 済 が 行 わ れ な く な っ た こ と に よ り 国 債 の 受 取 資 金 が 不 足 す る 問 題 に 関 し て 、JGBCC は 、流 動 性 供 給 ス キ ー ム の 発 動 等 に よ り 金 融 機 関 か ら 借 入 れ を 行 う こ と で 、 国 債 払 方 参 加 者 に 資 金 を 支 払 い 、 最 終 的 に リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 に 引 き 渡 さ れ る 予 定 で あ っ た 国 債 を 受 け 取 っ た1 1。 こ の 結 果 、 JGBCC に は 、 一 時 的 に 国 債 の 保 有 と 金 融 機 関 か ら の 借 入 れ が 積 み 上 が る こ と と な っ た が 、 JGBCC は 、 規 則 に て あ ら か じ め 定 め ら れ た と お り 、 そ の 後 順 次 市 場 で 国 債 を 売 却 し 、 そ の 代 わ り 金 に よ り 金 融 機 関 か ら の 借 入 れ を 返 済 し た 。 他 方 、 ② の 決 済 が 行 わ れ な く な っ た 影 響 に つ い て み る と 、 破 綻 直 後 の 数 営 業 日 間 は 、 JGBCC か ら 国 債 受 方 参 加 者 へ の 国 債 引 渡 し ( JGBCC が 同 社 か ら 引 き 受 け た 国 債 引 渡 債 務 の 履 行 ) に か か る フ ェ イ ル が 積 み 上 が る に つ れ て 、 他 の 参 加 者 と JGBCC の 間 に お け る 国 債 受 払 い に つ い て も フ ェ イ ル が 連 鎖 す る こ と と な っ た( 図 表 1-20 参 照 )。し か し 、こ う し た フ ェ イ ル も 、リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 よ り 受 け 取 る 予 定 で あ っ た 国 債 を JGBCC が 市 場 調 達 11 J G B C C を 介 し た 国 債 決 済 は 、 参 加 者 が ネ ッ ト 引 渡 ポ ジ シ ョ ン 銘 柄 の 国 債 を J G B C C に D V P で 引 き 渡 し た あ と ( D V P 1 )、 J G B C C が そ の 銘 柄 に か か る ネ ッ ト 受 取 ポ ジ シ ョ ン の 参 加 者 に DVP で 引 き 渡 す ( DVP2) と い っ た プ ロ セ ス を 経 て 行 わ れ る 。 そ の 際 、 JGBCC で は 、 払 方 参 加 者 か ら 国 債 を 受 け 取 る に あ た り 、 日 銀 ネ ッ ト の 国 債 DVP 同 時 担 保 受 払 機 能 を 利 用 し て 、 日 本 銀 行 か ら 日 中 当 座 貸 越 の 供 与 を 受 け て い る 。 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 の 破 綻 後 は 、同 社 と の 間 で DVP2 が 生 じ な い( = 同 社 に よ る 買 取 り が 生 じ な い )た め 、 最 終 的 に 同 社 に 引 き 渡 さ れ る 予 定 で あ っ た 国 債 を JGBCC が DVP1 で 受 け 取 る 際 に 発 生 し た 当 座 貸 越 債 務 は 、 JGBCC が あ ら か じ め 用 意 し た 流 動 性 供 給 ス キ ー ム 等 に よ り 、 資 金 を 金 融 機 関 か ら 調 達 す る こ と で 、 解 消 す る こ と と な る 。 図 表 1-20 フ ェ イ ル の 発 生 状 況 ( 出 所 ) 日 本 銀 行 0.0% 0.1% 0.2% 0.3% 0.4% 0.5% 0.6% 0.7% 06/1月 4 7 10 07/1 4 7 10 08/1 4 7 件数ベース 金額(額面)ベース 9

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す る こ と に よ り 、 国 債 受 方 参 加 者 に 順 次 引 き 渡 し た 結 果 、 9 月 末 に か け て 着 実 に 解 消 し た 。 市 場 参 加 者 間 の 相 対 決 済 分 に つ い て も 、 破 綻 直 後 の 数 営 業 日 間 は 、 同 社 に よ る 国 債・資 金 の 支 払 不 能 お よ び そ れ に 伴 い 生 じ た JGBCC に お け る 上 述 の フ ェ イ ル の 影 響 を 受 け て 、 市 場 関 係 者 間 で の フ ェ イ ル が 件 数 ・ 金 額 と も に 急 増 し た 。 こ の 間 、 同 社 と の レ ポ 取 引 に つ い て は 、 債 務 不 履 行 に よ る 取 引 解 除 や 一 括 清 算 を 実 施 す る な ど 契 約 に 基 づ く 清 算 処 理 が 行 わ れ 、 ま た 、 同 社 と の 売 買 取 引 に つ い て は 、 取 引 自 体 を キ ャ ン セ ル す る 事 例 が 多 く み ら れ た 。 以 上 の よ う な 事 情 に よ り 、 同 社 か ら 予 定 通 り に 国 債 を 受 け 取 る こ と が で き な か っ た 市 場 参 加 者 は ポ ジ シ ョ ン 再 構 築 に 取 り 組 ん だ 。こ う し た 取 組 み と JGBCC に お け る 上 述 の フ ェ イ ル 解 消 の 努 力 が 相 ま っ て 、 国 債 市 場 に お い て は 、 9 月 末 に か け て 、 フ ェ イ ル の 解 消 に 向 け た 動 き が 進 ん だ 。 そ の 他 の 証 券 取 引 に か か る 決 済 の 動 向 を み る と 、 清 算 機 関 を 介 し て 行 わ れ る 分 に つ い て は 、各 清 算 機 関 に お い て 、JGBCC と 同 様 の 対 応( 流 動 性 供 給 ス キ ー ム の 発 動 、 フ ェ イ ル 解 消 を 目 的 と し た 対 象 証 券 の 市 場 調 達 ) が と ら れ た 結 果 、 資 金 決 済 は 予 定 通 り 行 わ れ た ほ か 、 長 期 間 に 亘 る 証 券 決 済 の 遅 延 は 回 避 さ れ た 。 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ ・ ホ ー ル デ ィ ン グ ス の 破 綻 は 、 そ の 後 国 際 金 融 資 本 市 場 を 大 き く 動 揺 さ せ 、 世 界 的 な 金 融 取 引 の 縮 小 を 招 く な ど 、 そ の 影 響 に は 甚 大 な も の が あ る 。 し か し 、 リ ー マ ン ・ ブ ラ ザ ー ズ 証 券 破 綻 に 伴 う 決 済 不 履 行 が わ が 国 決 済 シ ス テ ム に 直 接 的 に 及 ぼ し た 影 響 に 限 っ て み れ ば 、 上 記 の と お り 、 決 済 リ ス ク の 顕 現 は 抑 制 さ れ た も の と み な す こ と が で き る 。 さ ら な る 仔 細 な 評 価 に は な お 時 間 が 必 要 で あ る が 、 今 後 は 、 決 済 シ ス テ ム 関 係 者 に お い て 、 決 済 リ ス ク の 一 層 の 削 減 に 向 け た 改 善 の 余 地 が な い か ど う か を 点 検 し 、 検 討 す る こ と が 重 要 と 考 え ら れ る 。 今 回 の 一 連 の 対 応 を 踏 ま え 、 例 え ば 、 清 算 機 関 に お い て は 、 リ ス ク 管 理 策 ( 流 動 性 供 給 ス キ ー ム 等 ) に さ ら な る 改 善 の 余 地 が な い か ど う か 、 吟 味 、 検 討 す る こ と が 必 要 と 考 え ら れ る 。 ま た 、 国 債 決 済 の 不 履 行 に 伴 う フ ェ イ ル の 積 み 上 が り を 抑 制 す る 観 点 か ら は 、 米 国 等 と 同 様 に 、 国 債 取 引 の 決 済 サ イ ク ル を 短 縮 す る こ と ( T+1 決 済 の 実 現 ) が 1 つ の 検 討 課 題 と な ろ う 。

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【 BOX 1-2】 OTC デ リ バ テ ィ ブ 取 引 を 巡 る 動 向 近 年 、欧 米 市 場 で は 、OTC デ リ バ テ ィ ブ 市 場 が 急 速 に 拡 大 す る 中 、取 引 の 増 加 ペ ー ス に 金 融 機 関 の 事 務 処 理 体 制 が 追 い つ か ず 、 約 定 確 認 未 了 の 取 引 が 積 み 上 が る な ど 、 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー 管 理 上 問 題 と な る 事 態 が 深 刻 化 し て き た 。 こ れ に 対 し て 、国 際 ス ワ ッ プ ・ デ リ バ テ ィ ブ ズ 協 会( ISDA)や 、主 要 金 融 機 関 の 有 識 者 で 構 成 さ れ る カ ウ ン タ ー パ ー テ ィ リ ス ク ・ マ ネ ー ジ メ ン ト ・ ポ リ シ ー グ ル ー プ II( CRMPG II) が 、 業 界 全 体 と し て の 対 応 を 呼 び か け て き た ほ か 、 2005 年 夏 以 降 、ニ ュ ー ヨ ー ク 連 銀 を 中 心 と す る 米 国 等 の 金 融 監 督 当 局 が 主 要 な 市 場 参 加 者 に 対 し て ク レ ジ ッ ト ・ デ リ バ テ ィ ブ 取 引 の 事 務 処 理 体 制 の 改 善 を 要 請 し 、そ の 後 、対 応 が 本 格 化 し た( 注 )。こ う し た 取 組 み の 結 果 、最 近 で は 、OTC デ リ バ テ ィ ブ 取 引 の 約 定 未 確 認 バ ッ ク ロ グ も 大 幅 に 減 少 し て き て い る 。 そ の 後 、2007 年 後 半 以 降 、欧 米 当 局 の 関 心 は 、ク レ ジ ッ ト ・ イ ベ ン ト 発 生 時 の 決 済 手 続 に か か る 約 定 の 普 及 、 取 引 相 手 の 破 綻 に 備 え た 手 続 の 整 備 ( 破 綻 先 と の 間 の エ ク ス ポ ー ジ ャ ー や 清 算 金 額 の 迅 速 な 把 握 ) な ど に 徐 々 に 移 行 し て き た よ う に 窺 わ れ る 。

こ う し た 中 、 現 在 、 欧 米 に お い て は 、 Eurex、 NYSE Euronext、 シ カ ゴ マ ー カ ン タ イ ル 取 引 所( CME)/Citadal、イ ン タ ー コ ン チ ネ ン タ ル 取 引 所( ICE)/Clearing Corporation と い っ た 、 複 数 の 主 体 に よ り 、 ク レ ジ ッ ト ・ デ フ ォ ル ト ・ ス ワ ッ プ ( CDS) 取 引 の 清 算 機 関 ( CCP) 業 務 に 関 す る 検 討 が 進 め ら れ て い る 。 CCP 利 用 の メ リ ッ ト と し て は 、市 場 参 加 者 破 綻 時 の シ ス テ ミ ッ ク な 影 響 の 軽 減 の ほ か 、 CCP 対 象 取 引 と す る た め に 取 引 の 標 準 化 が 進 む こ と が 挙 げ ら れ る 。 他 方 、CCP に エ ク ス ポ ー ジ ャ ー が 集 中 す る た め 、CCP 自 身 の リ ス ク 管 理 が 極 め て 重 要 と な る 。 リ ー マ ン・ブ ラ ザ ー ズ 証 券 の 破 綻 も あ り 、わ が 国 に お い て も OTC デ リ バ テ ィ ブ 取 引 決 済 の 安 定 性 確 保 が 重 要 な 課 題 と し て 強 く 意 識 さ れ 始 め て い る 。 わ が 国 に お け る OTC デ リ バ テ ィ ブ 市 場 の 取 引 規 模 は 、欧 米 に 比 較 し 依 然 と し て 小 規 模 な も の に と ど ま っ て い る も の の 、 着 実 な 拡 大 を 続 け て い る 。 こ う し た 中 、 日 本 銀 行 と し て は 、 CPSS で の 今 後 の 議 論 も 踏 ま え な が ら 、 OTC デ リ バ テ ィ ブ 取 引 に か か る 決 済 の 有 効 な リ ス ク 管 理 策 の 策 定 等 に つ い て 貢 献 し て い く 考 え で あ る 。 ( 注 )詳 細 は 、「 OTC デ リ バ テ ィ ブ 取 引 の 約 定 後 の 事 務 処 理 を 巡 る 動 き ― BIS 支 払・ 決 済 シ ス テ ム 委 員 会 に よ る 検 討 報 告 書 ― 」『 決 済 シ ス テ ム レ ポ ー ト 2006』( 2007 年 7 月 ) を 参 照 。

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第 2 部 決 済 シ ス テ ム の 改 善 に 向 け た 動 き 第 1 章 日 銀 ネ ッ ト の 改 善 第 1 節 次 世 代 RTGS の 実 現 1 . プ ロ ジ ェ ク ト の 概 要 日 本 銀 行 は 、2008 年 10 月 、日 銀 当 座 預 金 に お け る 次 世 代 RTGS 第 1 期 の 稼 動 を 開 始 し た 。 次 世 代 RTGS プ ロ ジ ェ ク ト は 、 わ が 国 の 大 口 資 金 決 済 シ ス テ ム 全 体 の 効 率 性 と 安 全 性 の 一 段 の 向 上 を 目 的 と し て お り 、 市 中 協 議 の プ ロ セ ス を 経 て 確 定 し た 以 下 の 2 つ の 施 策 を 柱 と し て い る1 2 ① 日 銀 当 座 預 金 上 の RTGS 処 理 に 流 動 性 節 約 機 能 を 導 入 す る こ と 。 ② 民 間 決 済 シ ス テ ム を 通 じ て 時 点 ネ ッ ト 決 済 で 処 理 さ れ て い る 大 口 資 金 取 引 ( 外 為 円 決 済 取 引 、 大 口 内 為 取 引 ) に つ い て 、 流 動 性 節 約 機 能 を 備 え た 日 銀 当 座 預 金 上 で RTGS 処 理 で き る よ う に す る こ と 。 本 プ ロ ジ ェ ク ト は 、 関 係 者 の 負 担 や リ ス ク を 考 慮 し 、 稼 動 開 始 時 期 を 2 段 階 に 分 け て い る 。ま ず 、2008 年 10 月 14 日 に は 、第 1 期 対 応 と し て 、 上 記 ① の 流 動 性 節 約 機 能 の 導 入 と 、 ② の う ち の 「 外 為 円 決 済 取 引 の RTGS 化 」 を 実 現 し た 。 ま た 、 ② に 関 し 、 残 る 「 大 口 内 為 取 引 の RTGS 化 」 に つ い て は 、 第 2 期 対 応 と し て 2011 年 後 半 を 目 途 に 実 施 す る 予 定 で あ る 。 流 動 性 節 約 機 能 の 導 入 に よ り 、 個 々 の 金 融 機 関 に お い て 決 済 に 要 す る 資 金 や 担 保 の 量 が 節 約 さ れ る ほ か 、 い わ ゆ る 「 す く み1 3」 が 効 果 的 に 抑 制 さ れ る こ と で 決 済 の 迅 速 化 が 促 さ れ る 。 こ れ に よ り 、 決 済 シ ス テ ム 全 体 と し て も 、 よ り 少 な い 流 動 性 で よ り 迅 速 な 決 済 進 捗 が 可 能 と な り 、 効 率 性 の 向 上 が 期 待 さ れ る 。 ま た 、 こ う し た 円 滑 な 決 済 進 捗 は 日 中 エ ク ス ポ ー ジ ャ ー の 削 減 に 繋 が る こ と か ら 、 今 回 の プ ロ ジ ェ ク ト は 、 上 記 の 大 口 資 金 取 引 の RTGS 化 も 合 わ せ 、 決 済 シ ス テ ム の 安 全 性 を 同 時 に 向 上 さ せ る 効 果 を 持 つ こ と に な る1 4 1 2 「 日 本 銀 行 当 座 預 金 決 済 に お け る 次 世 代 RT G S の 展 開 ─ 関 係 者 の ご 意 見 を 踏 ま え て ─ 」 ( 2006 年 2 月 )を 参 照 。第 1 期 対 応 の 稼 動 開 始 に 向 け た 実 務 的 な 対 応 状 況 は「 次 世 代 RTGS プ ロ ジ ェ ク ト 通 信 ( 創 刊 号 ~ 第 6 号 )」 を 参 照 。 い ず れ も 日 本 銀 行 ホ ー ム ペ ー ジ ( http://www.boj.or.jp/) に 掲 載 。 1 3 「 す く み 」 と は 、 決 済 資 金 の 調 達 コ ス ト を 抑 制 し よ う と し て 、 参 加 者 間 で お 互 い に 相 手 か ら の 資 金 振 替 を 待 つ 結 果 、 各 参 加 者 に お け る 未 決 済 残 高 が 積 み 上 が る 状 態 を い う 。 1 4 「 日 本 銀 行 当 座 預 金 決 済 の 新 展 開 ― 次 世 代 RT G S 構 想 の 実 現 に 向 け て ― 」( 2006 年 9 月 )

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2 . 流 動 性 節 約 機 能 の 導 入 流 動 性 節 約 機 能 は 、 日 銀 当 座 預 金 決 済 に 関 し 、 新 た に 「 待 ち 行 列 機 能 」と「 複 数 指 図 同 時 決 済 機 能 」を 導 入 す る こ と に よ り 実 現 さ れ る( 図 表 2-1) 。 「 待 ち 行 列 機 能 」 と は 、 日 本 銀 行 へ の 支 払 指 図 の 送 信 時 に 資 金 不 足 で あ る 場 合 、 従 来 で あ れ ば 拒 絶 ・ 返 戻 さ れ て い た 支 払 指 図 を 、 日 銀 ネ ッ ト 内 に 設 け る 金 融 機 関 毎 の 待 ち 行 列 に 待 機 さ せ て お く 機 能 で あ る 。 「 複 数 指 図 同 時 決 済 機 能 」 と は 、 新 規 に 送 信 さ れ た 支 払 指 図 や 、 上 記 の 「 待 ち 行 列 機 能 」 に よ り 待 機 し て い る 支 払 指 図 の 中 か ら 、 二 者 間 あ る い は 多 者 間 で 同 時 に 決 済 で き る 組 合 せ を 探 し 出 し 、 そ の 都 度 、 当 該 組 合 せ に か か る 複 数 の 決 済 を 同 時 に 行 う 機 能 で あ る 。 こ こ で い う 「 同 時 に 決 済 で き る 組 合 せ 」 と は 、 自 ら の 手 許 資 金 に 加 え 、 取 引 相 手 方 か ら の 受 取 予 定 資 金 も 支 払 い の 原 資 に 含 め る こ と と す れ ば 、当 該 相 手 方 か ら の 資 金 の 受 取 り と 同 時 に 自 ら の 支 払 い を 実 行 し 、 決 済 す る こ と が 可 能 と な る 支 払 指 図 の 組 合 せ を い う 。 日 銀 ネ ッ ト に よ り 、 こ う し た 組 合 せ の 探 索 と 決 済 を 日 中 頻 繁 に 繰 り 返 す こ と で 、 従 来 よ り 少 な い 流 動 性 の も と で も 迅 速 な RTGS 処 理 が 可 能 と な る ( 図 表 2-2) 。 図 表 2-1 流 動 性 節 約 機 能 付 き RTGS の 処 理 の イ メ ー ジ を 参 照 。 日 本 銀 行 ホ ー ム ペ ー ジ ( http://www.boj.or.jp/) に 掲 載 。 二 者 間 の探 索 相対する支払指図の 同時決済を試行 待 ち行 列 に待 機 多 者 間 の探 索 三者間以上に跨る支払 指図の同時決済を試行 決済できない場合 成 功* 一定時刻(1日4回)に発動 支払指図の投入 決済できない場合 決 済 特定の変動(新しい支払 指図の投入、待機順序の 変更、同時決済口の預金 残高増加など)が発生す る毎に発動 成 功* * 結果的に、1本の支払指図を単独で即時決済する場合も含む。

図 表 2-2 流 動 性 節 約 機 能 に よ る 決 済 の 例   流 動 性 節 約 機 能 は 、日 本 銀 行 に 新 た に 設 け る 専 用 の 当 座 勘 定(「 当 座 勘 定( 同 時 決 済 口 )」と 呼 称 )に お い て 提 供 さ れ る 。第 1 期 対 応 ス タ ー ト 時 点 で は 、 日 銀 ネ ッ ト 利 用 先 の 約 8 割 に 相 当 す る 292 の 金 融 機 関 等 が 当 座 勘 定 ( 同 時 決 済 口 ) を 開 設 し た ( 図
図 表 2-4 RTGS の 対 象 範 囲 の 拡 大   図 表 2-5 日 銀 ネ ッ ト と 民 間 決 済 シ ス テ ム の 接 続 イ メ ー ジ  : R T G S の 対 象 範 囲   : 時 点 ネ ッ ト 決 済 の 対 象 範 囲  * 計数は 2007 年中の 1 営業日平均の決済金額。 内 為 取 引  1 1 兆 円  日 銀 ネ ッ ト < RTGS> 約 12 0 兆円   日 銀 ネ ッ ト < RTGS> 約 14 0 兆 円  日 銀 当
図 表 B2-1-2 は 、従 来 型 の RTGS と 次 世 代 RTGS に お け る 決 済 の 進 捗 と 流 動 性 の 関 係 を 示 し た も の で あ る 。 1 日 に お け る 決 済 の 平 均 時 刻 を み る と 、 従 来 型 RTGS( 5 月 12 日 の 実 績 ) で は 12 時 11 分 で あ る が 、 次 世 代 RTGS で は 、 外 為 円 取 引 が RTGS 化 さ れ た こ と に 加 え 、 支 払 指 図 の 送 信 ペ ー ス が
図 表 4-5  SEPA プ ロ ジ ェ ク ト の ス ケ ジ ュ ー ル

参照

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