(1)1
平成25年12月10日
白 老 町 教 育 委 員 会
平
平
平成
成
成2
2
25
5
5年
年
年度
度
度
全
全
全
国
国
国
学
学
学
力
力
力
・
・
・
学
学
学
習
習
習
状
状
状
況
況
況
調
調
調
査
査
査
の
の
の
結
結
結
果
果
果
に
に
に
つ
つ
つ
い
い
い
て
て
て
~
~
~
白
白
白
老
老
老
町
町
町
の
の
の
児
児
児
童
童
童
生
生
生
徒
徒
徒
の
の
の
概
概
概
況
況
況
~
~
~
1.調査の目的
(1)義務教育の機会均等とその水準の維持向上の観点から,各地域における児童生徒の学力や学習状況を
きめ細かく把握・分析することにより,教育及び教育施策の成果と課題を検証し,その改善を図る。
(2)各市町村教育委員会及び各学校が,自らの教育及び教育施策の成果と課題を把握し,その改善を図る
とともに,そのような取組を通じて,教育に関する継続的な検証改善サイクルを確立する。
(3)各学校が,各児童生徒の学力や学習状況を把握し,児童生徒への教育指導や学習状況の改善等に役立
てる。
2.調査の対象学年 小学校第6学年,中学校第3学年
3.調査の内容
(1)教科に関する調査(国語,算数・数学)
①主として「知識」に関する問題:国語A,算数A・数学A
②主として「活用」に関する問題:国語B,算数B・数学B
(2)生活習慣や学習環境に関する質問紙調査
①児童生徒に対する調査
②学校に対する調査
4.調査実施日 平成25年4月24日(水)
5.調査を実施した学校・児童生徒数
小 学 校
中 学 校
学校数
児童数
学校数
生徒数
白 老 町
6
120
2
135
北海道(公立)
1,113
43,575
631
43,395
全 国(公立)
20,418
1,108,245
9,752
1,026,851
(2)2
1
1
調
調
査
査
結
結
果
果
の
の
概
概
況
況
(
(
1
1
)
)
道
道
内
内
市
市
町
町
村
村
分
分
布
布
に
に
見
見
る
る
白
白
老
老
町
町
の
の
児
児
童
童
(
(
小
小
学
学
校
校
)
)
の
の
状
状
況
況
【
【ググララフフのの見見方方】】
・
・市市町町村村をを単単位位ととししたた各各教教科科ににおおけけるる平平均均正正答答率率をを度度数数分分布布でで示示ししてていいまますす。。
・
・縦縦軸軸のの数数値値はは市市町町村村数数,,横横軸軸のの数数値値はは平平均均正正答答率率をを33%%のの幅幅でで示示ししてていいまますす。。
・
・全全道道的的,,全全国国的的なな視視野野かからら,,本本町町ががどどのの階階層層にに位位置置すするるののかかななどどのの状状況況をを把把握握すするるここととががででききまますす。。
<
<
国
国
語
語
A
A
>
>
<
<
国
国
語
語
B
B
>
>
<
<
算
算
数
数
A
A
>
>
<
<
算
算
数
数
B
B
>
>
本町の児童の平均正
答率(算数A)はここに
属しており,全道平均
と同程度(下位)の区
分に位置しています。
本町の児童の平均正答
率(国語A)はここに属
しており,全道平均と同
程度(下位)の区分に位
置しています。
本町の児童の平均正答
率(国語B)はここに属
しており,全道平均と同
程度(下位)の区分に位
置しています。
本町の児童の平均正
答率(算数B)はここに
属しており,全道平均
と同程度の区分に位
置しています。
(3)3
(
(
2
2
)
)
道
道
内
内
市
市
町
町
村
村
分
分
布
布
に
に
見
見
る
る
白
白
老
老
町
町
の
の
児
児
童
童
(
(
中
中
学
学
校
校
)
)
の
の
状
状
況
況
【
【ググララフフのの見見方方】】
・
・市市町町村村をを単単位位ととししたた各各教教科科ににおおけけるる平平均均正正答答率率をを度度数数分分布布でで示示ししてていいまますす。。
・
・縦縦軸軸のの数数値値はは市市町町村村数数,,横横軸軸のの数数値値はは平平均均正正答答率率をを33%%のの幅幅でで示示ししてていいまますす。。
・
・全全道道的的,,全全国国的的なな視視野野かからら,,本本町町ががどどのの階階層層にに位位置置すするるののかかななどどのの状状況況をを把把握握すするるここととががででききまますす。。
<
<
国
国
語
語
A
A
>
>
<
<
国
国
語
語
B
B
>
>
<
<
数
数
学
学
A
A
>
>
<
<
数
数
学
学
B
B
>
>
本町の生徒の平均正
答率(数学A)はここに
属しており,全道平均
と同程度(下位)の区
分に位置しています。
本町の生徒の平均正
答率(国語A)はここに
属しており,全道平均
と同程度の区分に位
置しています。
本町の生徒の平均正
答率(国語B)はここに
属しており,全道平均
と同程度(上位)の区
分に位置しています。
本町の生徒の平均正答率(数
学B)はここに属しており,全
道平均と同程度(下位)の区
分に位置しています。
(4)4
2
2
学
学
力
力
調
調
査
査
の
の
結
結
果
果
(
(
1
1
)
)
小
小
学
学
校
校
の
の
状
状
況
況
①国語科においては,本町の児童の平均正答率はA・B問題ともに,全道の平均正答率と同程度(下位)
の状況にあります。前年度との比較でみると,A問題では全道・全国との差が同程度,B問題では全
道・全国の平均正答率との差が約2%縮まっています。
②算数科においては,A・B問題ともに,本町の児童の平均正答率は全道の平均正答率と同程度(下位)
の状況にあります。前年度との比較でみると,A問題では全道・全国との差が約1%,B問題では全
道・全国の平均正答率との差が約3%縮まっています。
(
(
2
2
)
)
中
中
学
学
校
校
の
の
状
状
況
況
①国語科においては,A・B問題ともに,本町の生徒の平均正答率は全道の平均正答率を上回っており,
全国の平均正答率と同程度の状況にあります。前年度はA・B問題ともに全道の平均正答率と同程度
(下位)であったが,今年度はその差を埋め,全道以上の数値となっています。
②数学科においては,A・B問題ともに,本町の生徒の平均正答率は全道の平均正答率と同程度(下位)
の状況にあります。前年度との比較でみると,A・B問題ともに全道・全国の平均正答率の差が約6%
縮まっています。
(
(
3
3
)
)
正
正
答
答
率
率
の
の
分
分
布
布
①小・中学校ともに,本町の児童生徒の正答率の分布をみると,全国下位25%に属する児童生徒の割
合が大きく,この中下位層に属する児童生徒の割合の高さが依然として本町の課題となっています。
②小・中学校ともに,国語科,算数・数学科において,下の「正答数分布グラフ」のとおり,中下位層
の割合が高いことが分かります。
グラフの縦軸は,
正答数ごとの児童
生徒の割合,
横軸は,正答数を
示しています。
グラフの見方
・棒グラフが,本
町の児童生徒の
割合
・▲の折れ線が,
北海道の数値
・◆の折れ線が,
全国の数値
を表しています。
の児童生徒の割
合,
横軸は,正答数を
示しています。
中学校・国語A・正答数分布グラフ
小学校・国語A・正答数分布グラフ
(5)5
(
(
4
4
)
)
家
家
庭
庭
で
で
の
の
学
学
習
習
状
状
況
況
①本町の児童生徒が「家庭で1時間以上学習に取り組んでいる」時間は,小学校で約36%,中学校で
約50%でとなっています。家庭で学習に取り組んでいる児童生徒は,着実に増えています。
②しかしながら,全道の数値と比較すると,小・中学校ともに(平日)1時間以上家庭で学習する割合
は低く,3時間以上テレビ,ビデオ等を見ている割合が高い状況にあり,家庭での生活習慣の改善も
課題となっています。
小学校・算数A・正答数分布グラフ
中学校・数学A・正答数分布グラフ
グラフの縦軸は,
正答数ごとの児童
生徒の割合,
横軸は,正答数を
示しています。
グラフの見方
・棒グラフが,本
町の児童生徒の
割合
・▲の折れ線が,
北海道の数値
・◆の折れ線が,
全国の数値
を表しています。
の児童生徒の割
合,
横軸は,正答数を
示しています。
(6)6
3
3
領
領
域
域
別
別
の
の
状
状
況
況
に
に
つ
つ
い
い
て
て
(1)小学校【国語】 ~ 漢字の読み書き一層の徹底,書く能力の育成
・
「話すこと・聞くこと」の領域について,本町の児童の平均正答率は全道・全国平均をそれぞれ上回っ
ている。
・
「書くこと」の領域について,本町の児童の平均正答率は4領域の中で最も低く,全道・全国平均をそ
れぞれ下回っている。
▽接続語を使って1文を2文に分けて書く,「言葉の使い方」に関する資料を読み取り,全体から分かることを書く
・
「読むこと」の領域について,本町の児童の平均正答率は全道・全国平均をそれぞれやや下回っている。
・
「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」について,本町の児童の平均正答率は全道・全国平均
と同程度(下位)となっている。
国語A問題における全国平均と差のある設問
設問番号 設問概要
1 ニ(2) 漢字を書く バスが ていしゃ した
1 ニ(3) 漢字を書く 委員会を もうける
4 イ 「言葉の使い方」に関する資料を読み取り,年代ごとの割合から分かることを書く
(2)小学校【算数】 ~ 基本的な計算力の一層の向上,図形(知識理解の定着 )
・
「数と計算」の領域について,本町児童の平均正答率は全道・全国平均をそれぞれやや下回っている。
▽243-65(正答率84.2%),0.75+0.9(同65.0%),9.3×0.8(同80.8%),一万の
位までの概数(49.2%),除数と商と余りから被除数を求める式(63.3%)
・
「量と測定」の領域について,本町児童の平均正答率は4領域の中で最も低く,全道・全国平均をそれ
ぞれやや下回っている。
▽AとBの2つのシートの混み具合を比べる式の意味(正答率37.5%),1a(1アール)と等しい面積になる
正方形の一辺の長さを選ぶ(同44.2%)
・
「図形」の領域について,本町児童の平均正答率は全道・全国平均をそれぞれ下回っている。
▽三角形ABCと合同な三角形をかくことができる条件を選ぶ(正答率46.7%)
「数量関係」の領域について,本町児童の平均正答率は全道・平均と同程度(下位)となっている。
▽最小目盛りが2に当たる棒グラフから,借りた本の冊数が一番多い曜日とその曜日に借りた冊数を書く
算数A問題における全国平均と差のある設問
設問番号 設問概要
6 三角形ABCと合同な三角形をかくことができる条件を選ぶ
4 AとBの2つのシートの混み具合を比べる式の意味について,正しいものを選ぶ
2 一万の位までの概数にしたときに,20000になる数を選ぶ
四捨五入して一万の位までのがい数にしたとき,20000 になる整数(選択する)
(7)7
(3)中学校【国語】 ~ 言語に関する理解の定着,長文の内容理解
・
「話すこと・聞くこと」の領域について,本町生徒の平均正答率は全道・全国平均を上回っています。
▽話合いの方向を捉えた司会の発言として適切なものを選択する(正答率61.5%)
・
「書くこと」の領域について,本町生徒の平均正答率は4領域の中で最も低く,全道・全国平均と同程
度(下位)となっています。
▽出された意見を整理して,決定の理由を適切に書く(正答率47.4%),内容に応じて第二段落を二つに分ける。
・
「読むこと」の領域について,本町生徒の平均正答率は全道・全国平均と同程度(下位)となっていま
す。
・
「伝統的な言語文化と国語の特質に関する事項」について,本町生徒の平均正答率は全道・全国平均を
上回っています。
▽語句理解,敬語の働き,修飾・被修飾の関係
国語A問題における全国平均と差のある設問
設問番号 設問概要
8 一 2 漢字を書く おやつを きんとうに 分け合う
8 五 1 敬語の働き
「母がイギリスに帰りました。」という言い方が正しい理由として適切なものを選択する
8 三オ 適切な語句を選択する にわかに 強い雨が降り出し,人々はあわてた
(4)中学校【数学】 ~ 数学的な技能,知識・理解の一層の定着
・
「数と式」の領域について,本町生徒の平均正答率は全道平均と同程度,全国平均を同程度(下位)と
なっています。
▽5/8 × 3/4 を計算する(正答率65.2%),東京の時刻を基準にして東京とカイロの時差(同62.6%),
縦a,横bの長方形において2(a+b) が表す量(同61.5%),amの重さが bg の針金の1mの重さ(同
30.4%),等式 2x+3y=9を yについて解く際に用いられている等式の性質(同66.7%)
・
「図形」の領域について,本町生徒の平均正答率は全道・全国平均と同程度となっている。
・
「関数」の領域について,本町児童の平均正答率は全道・全国平均と同程度となっている。
▽yがxの関数である事象(正答率17.0%),比例の表からグラフを選ぶ(同47.4%),一次関数の表から変化
の割合を求める(同43.7%無解答率20.7%),一次関数の事象を式で表す(同50.4%無解答率15.6%)
・
「資料の活用」の領域について,本町生徒の平均正答率は4領域の中で最も低く,全道平均をやや下回
っている。
▽ヒストグラム(正答率23.0%無解答率19.3%),確率(正答率31.9%無解答率40.0%)
数学A問題における全国平均と差のある設問
設問番号 設問概要
1(1) 5/8 × 3/4 を計算する ※小6の内容
15(2) 大小2つのさいころを同時に投げるとき,出る目が両方とも1になる確率を求める
7(3) 与えられた方法で作図された四角形が,いつでも平行四辺形になることの根拠となる事柄を
選ぶ
(8)8
4
4
平
平
成
成
2
2
0
0
~
~
2
2
5
5
年
年
度
度
間
間
の
の
経
経
年
年
比
比
較
較
に
に
つ
つ
い
い
て
て
(1)小学校
(2)中学校
国語A
国語B
算数A
算数B
65.4
69.9
83.3
81.6
62.7
60.5
66.0
79.9
73.1
79.0
60.4
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
50.5 50.5
77.8
55.6
49.4
46.4 45.9
73.5
36.2
53.5
46.4
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
72.2
78.7
74.2
73.3
77.2
66.4
74.1
68.8
78.0
69.6
74.9
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
51.6
54.8
49.3
58.9
58.4
47.7
51.5
45.1
42.2
55.8
54.0
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
73.6
77.0
75.1 75.1
76.4
72.7
76.1
74.7
78.0
74.2
76.0
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
60.8
74.5
65.3 63.3
67.4
59.0
72.6
62.9 62.4 63.1
66.2
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
国語A
国語B
数学A
数学B
63.1 62.7 64.6 62.1 63.7
60.3 61.1
62.7
54.7
60.8 62.3
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
49.2
56.9
43.3
49.3
41.5
45.9
55.4
41.2
47.4
48.1
39.1
20年度 21年度 22年度 23年度 24年度 25年度
全 国 北海道 白老町
(9)9
4
4
小
小
学
学
校
校
の
の
教
教
科
科
に
に
関
関
す
す
る
る
課
課
題
題
の
の
あ
あ
る
る
状
状
況
況
◇ 課題のある設問について,次の3点の観点から抽出しています。
(1)教科別正答率の下位3問
(2)無解答率15%以上の設問
(3)全道・全国の平均正答率との差が7ポイント以上ある設問
(1)国語A
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域等 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1一
(3) ●
漢字を読む
(めずらしい植物を採集する)
56
(1)
ウ
(ア)
○
1二
(2) ● ●
漢字を書く
(バスがていしゃした)
56
(1)
ウ
(ア)
○
1二
(3) ● ●
漢字を書く
(委員会をもうける)
56
(1)
ウ
(ア)
○
3一 ● ● ● 文のはじめの5文字を丸で囲む
12
(1)
イ
(カ)
○
3二
(1) ● ● ● 接続語を使って1文を2文に分けて書く
56
ウ
34
(1)
イ
(ク)
○
(10)10
4ア ●
「言葉の使い方」に関する資料を読み取り,
年代ごとの割合から分かることを書く
56
エ ○
4イ ● ● 56
エ ○
4ウ ● ● 「言葉の使い方」に関する資料を読み取り,
全体から分かることを書く
56
エ ○
(2)国語B
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域等 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1一 ● 助言の際に6年生がとった対応の説明とし
て適切なものを選択する
56
イ ○
2二 ● ● 【ずかんの一部】の中から花火師の苦労が
具体的に書かれている内容を引用して書く
56
エ
オ
カ
○
2三 ● ● 複数の内容を関係付けた上で,自分の考え
を具体的に書く
56
エ
オ
カ
○
3一ア ● 【本間さんが書いたすいせん文】において
推薦している対象を書く
56
エ
カ
○
3一イ ● ● 【花田さんが書いたすいせん文】において
推薦している理由を書く
56
エ
カ
○
3一ウ ● 【本間さんが書いたすいせん文】において
推薦している理由を書く
56
エ
カ
○
(11)11
(3)算数A
設問番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
数
と
計
算
量
と
測
定
図
形 数量
関
係
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1(2) ● 0.75+0.9 を計算する
4A
(5)
イ
○
1(7) ● 2/9×4 を計算する
5A
(4)
カ
○
2 ● 一万の位までの概数にしたときに,200
00になる数を選ぶ
4A
(2)
イ
○
3 ● 除数と商と余りから被除数を求める式を選
ぶ
4A
(3)
ウ
○
4 ● ● AとBの2つのシートの混み具合を比べる
式の意味について,正しいものを選ぶ
5B
(4)
ア
○
5(2) ● ● 1a(1アール)と等しい面積になる正方
形の一辺の長さを選ぶ
4B
(1)
アイ
○
6 ● ● 三角形ABCと合同な三角形をかくことが
できる条件を選ぶ
5C
(1)
イ
○
(12)12
(4)算数B
設問番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
数
と
計
算
量
と
測
定
図
形 数量
関
係
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1(2) ●
三つの乗り物券の買い方を比較して,どの
買い方が一番安いかを選択し,そのわけを
書く
3A
(2)
イ
3A
(3)
イ
○
2(3) ● ● ●
示された実験の結果から,ふりこの長さと
10往復する時間が比例の関係になって
いないことを表の数値を基に書く
2B
(1)
ア
3B
(3)
ア
5D
(1)
ア
○
3(2) ● ● ●
示された分け方が元の長方形を4等分し
ていることの説明として,二つの三角形の
面積が等しいことを書く
5B
(1)
ア
○
4(1) ● ● ●
ワールドカップ後の1試合当たりの観客
数がワールドカップ前の1試合当たりの
観客数の約何倍になるのかを求める方法
と答えを書く
4A
(2)
ア
4A
(3)
イ
5B
(4)
ア
○
4(3) ●
示された式を基に北チームの勝ち点の合
計を求める式を書き,勝ち点の合計と順位
を書く
4D
(2)
アイ
○
(13)13
4
4
中
中
学
学
校
校
の
の
教
教
科
科
に
に
関
関
す
す
る
る
課
課
題
題
の
の
あ
あ
る
る
状
状
況
況
◇ 課題のある設問について,次の3点の観点から抽出しています。
(1)教科別正答率の下位3問
(2)無解答率15%以上の設問
(3)全道・全国の平均正答率との差が7ポイント以上ある設問
(1)国語A
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域等 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
選
択
式
短
答
式
記
述
式
3二 ● 出された意見を整理して,決定の理由を
適切に書く
2
ウ ○
8一2 ● ● 漢字を書く(おやつをキントウに分け合
う)
2
(1)
ウ
(イ)
○
8三ア ● 適切な語句を選択する(今年の夏の暑さ
には閉口した)
2
(1)
イ
(イ)
○
8三オ ● 適切な語句を選択する(にわかに強い雨
が降り出し,人々はあわてた)
1
(1)
イ
(ウ)
○
8五1 ●
「母がイギリスに帰りました。」という
言い方が正しい理由として適切なものを
選択する
2
(1)
イ
(ア)
○
(14)14
(2)国語B
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域等 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
話
す
こ
と
・
聞
く
こ
と
書
く
こ
と
読
む
こ
と
伝
統
的
な
言
語
文
化
と
国
語
の
特
質
に
関
す
る
事
項
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1二 ● ● 図が示す内容を説明したものとして適切
なものを選択する
2
イ ○
1三 ●
「かるた」について分かったことを基に,
さらに調べたいことと調べる方法を具体
的に書く
1
ア
1
カ ○
3一 ● 新聞記事の書き方の特徴を説明したもの
として適切なものを選択する
1
エ ○
(3)数学A
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
数
と
式
図
形 関数 資料
の
活
用
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1(1) ● 5/8 × 3/4 を計算する
小6
(1)
イ
○
(15)15
2(3) ● ● amの重さが bg の針金の1mの重さを,
a,bを用いた式で表す
2
(1)
イ
○
7(3) ●
与えられた方法で作図された四角形が,
いつでも平行四辺形になることの根拠と
なる事柄を選ぶ
2
(2)
ウ
○
9 ● y が x の関数である事象を選ぶ
1
(1)
ア
○
11
(2) ● 一次関数の表から変化の割合を求める
2
(1)
イ
○
12 ● 一次関数の事象を式で表す
2
(1)
ア
○
14
(2) ● ●
6月の日ごとの最高気温の分布を表した
ヒストグラムから,ある階級の相対度数
を求める
1
(1)
ア
○
15
(2) ●
大小2つのさいころを同時に投げると
き,出る目が両方とも1になる確率を求
める
2
(1)
ア
○
(4)数学B
設
問
番
号
抽出の観点
設問の概要
学習指導要領の領域 問題形式
教
科
別
正
答
率
の
下
位
3
問
無
解
答
率
1
5
%
以
上
全
道
全
国
平
均
と
の
差
が
7
P
以
上
数
と
式
図
形 関数 資料
の
活
用
選
択
式
短
答
式
記
述
式
1(2) ●
45 歳の優子さんのお父
さんとお母さんの安静時
心拍数の差が 10 のとき
の,二人の目標心拍数の差
を求める
2
(1)
イ,
エ
○
1(3) ● 安静時心拍数が年齢によ
らず一定であるとすると
2
(1) ○
(16)16
きの目標心拍数の変わり
方を選び,その理由を説明
する
イ,
エ
2(1) ● ●
2けたの自然数と,その数
の十の位の数と一の位の
数を入れかえた数の差が
9の倍数になる説明を完
成する
2
(1)
イ,
ウ
○
2(2) ● ●
2けたの自然数と,その数
の十の位の数と一の位の
数を入れかえた数との和
について予想した事柄を
表現する
2
(1)
イ,
ウ
○
3(2) ●
与えられた表やグラフを
用いて,水温が 80℃にな
るまでにかかる時間を求
める方法を説明する
2
(1)
イ,
エ
○
3(3) ●
水を熱した時間と水温と
同じように考えて求めら
れる事象を選ぶ
2
(1)
イ,
エ
○
4(1) ●
2つの辺の長さが等しい
ことを,三角形の合同を利
用して証明する
2
(2)
ア,
イ
○
5(2) ● ●
まとめ直したヒストグラ
ムの特徴を基に,学級の生
徒が美しいと思う長方形
について新たにわかるこ
とを説明する
1
(1)
イ
○
6(1) ●
1辺に5個ずつ碁石を並
べて正三角形の形をつく
ったときの,碁石全部の個
数を求める
1
(2)
ア
○
6(2) ●
碁石全部の個数を求める
式 3(n-1) に対応する
囲み方を選ぶ
1
(2)
ア
○
6(3) ● ●
碁石全部の個数を,3(n-
2)+3 という式で求める
ことができる理由を説明
する
1
(2)
ア
○
(17)(18)18
平成25年度児童生徒の学力向上を目指す白老町スタンダード共同実践
1 基本構想
(1)平成25年度版「児童生徒の学力向上を目指す白老町スタンダード」の実践
・目標,指標の設定 ~ 継続,発展,徹底
(2)スタンダードの3観点を関連付けた実践の深化
・校内研修の充実,学びの環境整備,家庭との連携強化 ~ 成果の追求
(3)ワーキンググループ会議の開催
・学びの連続性を重点化し,中学校区で構成 ~ 小・中連携の実践
(4)地域連携研修促進費事業(登別市・白老町)の効果的な活用
・すべての小・中学校が連携校~主体校公開研参加,視察報告会への参加,自校への還流
(5)学習内容の習得と定着を支える取組
・家庭教育への啓発の家庭向け配布
・学びガイドの作成,配布,活用
・生徒指導連絡協議会を中核にした事例研修の実施(ネット,携帯電話の危険性:苫警察署)
・道徳の時間の授業づくり研修講座
2 成果検証の方法
(1)平成26年度全国学力・学習状況調査(国語,算数・数学)の平均正答率~重点領域,観点
(2)児童生徒質問紙の学習習慣にかかわる項目~1時間以上勉強,宿題,家で復習等
(3)児童生徒質問紙の規範意識にかかわる項目~きまり,約束,挨拶,他者理解,いじめ等
児童生徒の学力向上を目指す白老町スタンダード共同実践について(概要版)
〔学習問題〕(⇒現状分析;5月)
全国学力・学習状況調査において、本町は各科
目とも依然として全道平均を下回っている。
子どもたちの知徳体の総合的な学力形成のた
め、町内各学校の共同実践として白老町スタン
ダードをどのように展開するとよいだろうか。
〔課題〕(⇒目標設定;6月)
H25の白老町スタンダードの取組や方法についてまとめよう。
〔見通す〕
○各学校の創意ある取組
★3つの充実 「授業」「学習環境」「家庭学習」
1 学びの循環づくり 確実な定着、関連付け・繰り返し
2 学びの連続性 校内・校種間、再点検、徹底、系統化
3 成果の追求 目標値の設定、重点化(内容・方法、対
象)
〔課題追求〕 (⇒PDCA;7~3月)
学力向上プランの作成、実践
1.授業の充実※1
○校内研修の充実、校内体制整備(全校で)
★小・中の授業交流 ~ 各中学校区※2
2.学びを支える取組
(1)学習環境の充実
○掲示物等の工夫 学びの足跡、興味関心の喚起
★学習規律 ~ 自校内、校種間
(2)家庭学習の充実
○家庭での学習習慣の確立
★宿題 ~ 学習内容の定着
〔まとめ〕(⇒結果検証:4月)
すべての教室で、子どもたちの学
力を保障する実践を確実に継続す
ることにより、
目標指標、検証値を上回る。
◆資料1
白老町
スタンダード
◆資料2
共同実践
基本構想
授業とつなぐ学習
サ イ ク ル の 確 立
授 業
学習
環境
家庭
学習
(19)19
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
1.基本的な生活習慣に関する状況
本町の児童は,起床時刻,就寝時刻,睡眠時
間などはおおむね良好であり,多くの児童が
規則正しい生活を送っています。
本町の児童は,1 日のテレビ視聴時間2時間未満,
ゲームをする時間2時間未満の割合が低くなっ
ています。
(20)20
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
2.学習時間等に関する状況
本町の児童は,平日,休日ともに,1・2時
間以上勉強している割合が,全国平均に比べ
て低くなっています。
家で,学校の授業の復習をしている割合は,秋田県
が約60%に対し,北海道,本町の児童の割合は約
27%で,顕著な差が見られます。
(21)21
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
3.自尊意識,規範意識に関する状況
本町の児童の「いじめは,どんな理由があってもいけないことだと思う」という割合は,全
道・全国平均より高く,いじめは人として決して許されない行為であるという学校・家庭で
の指導の成果が表れています。
本町の児童は,「自分によいところがある」「きまり
を守っている」という割合が全道・全国平均より高く,
自尊意識・規則順守の態度が育っています。
(22)22
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
4.国語の学習に関する状況
本町の児童は,国語の勉強を「大切だと思う」「将来役に立つ」
と感じており,授業の内容もよく分かると回答している割合が
高く,国語科への関心・意欲・態度が高くなっています。
自分の考えを話したり書いたり,理由を添えて自分の考えを書いたりするなど,各学校の言
語活動を位置付けた授業の展開により,コミュニケーション能力の素地となる経験を高めて
います。
(23)23
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
5.算数の学習に関する状況
本町の児童は,算数の勉強を「大切だと思う」「将来
役に立つ」と感じており,授業の内容もよく分かると
回答している割合が高く,算数科への関心・意欲・態
度が高くなっています。
本町の児童の「もっと簡単に解く方法がないか考える」「考え方が分かるようにノートに書
く」「公式やきまりのわけを理解する」割合は,前年度より高くなっており,言語活動を位
置付けた授業の展開により,思考力・判断力・表現力等を高める活動が進められています。
(24)24
※ 以下のレーダーチャートは,児童質問紙の結果から全国の値を100(黒点線)としたときの
秋田県(黄),北海道(赤),白老町(青)それぞれの割合を表したものです。
1.基本的な生活習慣に関する状況
本町の生徒は,朝食を毎日食べる,起床時刻,就
寝時刻など,おおむね良好であり,多くの生徒が
規則正しい生活を送っています。
本町の生徒は,1 日のテレビ視聴時間2時間未満,
ゲームをする時間2時間未満の割合がいずれも全国
平均より低くなっています。
(25)25
2.学習時間等に関する状況
本町の児生徒は,平日,休日ともに,1・2時間
以上勉強している割合が,共に全道・全国平均に
比べて低くなっています。
家で,学校の授業の復習をしている割合は,秋田県が約
44%に対し,本町の生徒の割合は約20%で,小学校
と同様に顕著な差が見られます。
(26)26
3.自尊意識,規範意識に関する状況
本町の生徒の「いじめは,どんな理由があってもいけないことだと思う」割合は,小学校同
様に全道・全国平均より高く,いじめは人として決して許されない行為であるという学校・
家庭での指導の成果が表れています。
本町の生徒は,「自分によいところがある」「きまりを
守っている」という割合が全道・全国平均より高く,自
尊意識・規則順守の態度が育っています。
(27)27
4.国語の学習に関する状況
「読書が好き」という本町の生徒の割合は全道・全国平均を上回
っているが,国語の勉強を「大切だと思う」「将来役に立つ」「内
容がよく分かる」はいずれも低く,国語科への関心・意欲・態度
に課題があります。
自分の考えを話すこと書くこと,話の組立てを考えながら発表すこと,内容を理解しながら
読むことなど,生徒の話す聞く・書く・読む能力に係る項目が,いずれも全道・全国平均よ
り低くなっています。
(28)28
5.数学の学習に関する状況
「授業の内容がよく分かる」という回答は全道・全国平
均を上回っているが,数学の勉強を「大切だと思う」「好
き」と回答する割合は低くなっています。
本町の生徒は,数学科において「いろいろな方法を考えて解くこと」や,「考え方が分かる
ようにノートに書く」「公式やきまりの根拠を理解する」という割合は,全道・全国平均よ
り高くなっています。